JPH06312877A - 線条体クランプ装置 - Google Patents
線条体クランプ装置Info
- Publication number
- JPH06312877A JPH06312877A JP12793793A JP12793793A JPH06312877A JP H06312877 A JPH06312877 A JP H06312877A JP 12793793 A JP12793793 A JP 12793793A JP 12793793 A JP12793793 A JP 12793793A JP H06312877 A JPH06312877 A JP H06312877A
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- JP
- Japan
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- clamp
- electric wire
- clamp wheel
- wheel
- covered electric
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 線条体を小さな圧着力と大きなクランプ力と
でクランプすることができ、従って線条体の変形を起こ
すことがない。 【構成】 円弧状のベルト50が被覆電線16Aをクラ
ンプホイール30に押し付けて被覆電線16Aをクラン
プする。被覆電線16Aは、クランプホイール30の周
面に180°よりも若干大きな角度に相応する周長さに
わたって接触するので、被覆電線16Aがクランプホイ
ール30に接触する面積が大きく、摩擦抵抗が高くなっ
て、ベルト手段34による圧着力が小さくても大きなク
ランプ力を得ることができる。
でクランプすることができ、従って線条体の変形を起こ
すことがない。 【構成】 円弧状のベルト50が被覆電線16Aをクラ
ンプホイール30に押し付けて被覆電線16Aをクラン
プする。被覆電線16Aは、クランプホイール30の周
面に180°よりも若干大きな角度に相応する周長さに
わたって接触するので、被覆電線16Aがクランプホイ
ール30に接触する面積が大きく、摩擦抵抗が高くなっ
て、ベルト手段34による圧着力が小さくても大きなク
ランプ力を得ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、電線製造工程
等の如く線条体の前進過程で線条体を一時的にクランプ
して線条体が前進することがないように保持する線条体
クランプ装置の改良に関するものである。
等の如く線条体の前進過程で線条体を一時的にクランプ
して線条体が前進することがないように保持する線条体
クランプ装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電線製造作業において電線コアに押出し
工程で被覆を施して電線を連続的に製造するが、この場
合、電線は2つの巻取機に交互に巻取られる。1つの巻
取機に電線が満巻きされた後、後続の電線を他方の巻取
機に巻き替える際に、一旦電線をクランプして後続の電
線をアキュムレータに貯えている。このように線条体を
一時的にクランプすることは、電線の被覆作業以外に撚
合電線の上にテープ巻きする作業、種々の線材に焼鈍そ
の他の処理を施す作業にも要求されることがある。
工程で被覆を施して電線を連続的に製造するが、この場
合、電線は2つの巻取機に交互に巻取られる。1つの巻
取機に電線が満巻きされた後、後続の電線を他方の巻取
機に巻き替える際に、一旦電線をクランプして後続の電
線をアキュムレータに貯えている。このように線条体を
一時的にクランプすることは、電線の被覆作業以外に撚
合電線の上にテープ巻きする作業、種々の線材に焼鈍そ
の他の処理を施す作業にも要求されることがある。
【0003】従来技術の線条体クランプ装置は、表面に
ウレタンゴムが焼付けられている上下1対のクランプロ
ールから成り、一方のクランプロールは、他方のクラン
プロールに対して進退することができるようになってお
り、線条体をこれらのクランプロールの間に挟み込んで
クランプしていた。
ウレタンゴムが焼付けられている上下1対のクランプロ
ールから成り、一方のクランプロールは、他方のクラン
プロールに対して進退することができるようになってお
り、線条体をこれらのクランプロールの間に挟み込んで
クランプしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
の線条体クランプ装置は、線条体が上下のクランプロー
ルに点接触で接触しているので、クランプ力を高めよう
とすると、接触面積が小さく摩擦抵抗が小さいため、ク
ランプロールの圧着力を大きくする必要がある。クラン
プ力は、アキュムレータ側の張力よりも大きくする必要
があるが、クランプロールの圧着力を大きくすると、ク
ランプ時に線条体が変形する欠点があった。
の線条体クランプ装置は、線条体が上下のクランプロー
ルに点接触で接触しているので、クランプ力を高めよう
とすると、接触面積が小さく摩擦抵抗が小さいため、ク
ランプロールの圧着力を大きくする必要がある。クラン
プ力は、アキュムレータ側の張力よりも大きくする必要
があるが、クランプロールの圧着力を大きくすると、ク
ランプ時に線条体が変形する欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上記の欠点を回避し、小
さな圧着力でも大きなクランプ力を得ることができ、従
って線条体の変形を起こすことがない線条体クランプ装
置を提供することにある。
さな圧着力でも大きなクランプ力を得ることができ、従
って線条体の変形を起こすことがない線条体クランプ装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、走行する線条体をクランプするため、線
条体が所定周長さにわたって接触しつつ周面に沿って移
動するクランプホイールと、このクランプホイールに接
触する線条体をクランプホイールの周面に押し付けるよ
うにクランプホイールに対して進退自在に支持されたベ
ルト手段とを備えていることを特徴とする線条体クラン
プ装置を提供することにある。
解決するため、走行する線条体をクランプするため、線
条体が所定周長さにわたって接触しつつ周面に沿って移
動するクランプホイールと、このクランプホイールに接
触する線条体をクランプホイールの周面に押し付けるよ
うにクランプホイールに対して進退自在に支持されたベ
ルト手段とを備えていることを特徴とする線条体クラン
プ装置を提供することにある。
【0007】
【作用】このように、線条体がクランプホイールに所定
周長さにわたって接触し、且つこの接触部分がベルト手
段によって押し付けられていると、クランプホイールと
の接触面積が大きくなって摩擦抵抗が高くなるので、ベ
ルト手段による圧着力が小さくても大きなクランプ力を
得ることができ、従ってクランプされるべき線条体が変
形することがなくなる。
周長さにわたって接触し、且つこの接触部分がベルト手
段によって押し付けられていると、クランプホイールと
の接触面積が大きくなって摩擦抵抗が高くなるので、ベ
ルト手段による圧着力が小さくても大きなクランプ力を
得ることができ、従ってクランプされるべき線条体が変
形することがなくなる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1は本発明に係る線条体クランプ装置10を電
線製造装置12に適用した例を示し、サプライ14から
繰出される電線コア16Aは、押出機18によって被覆
が施されて線条体である被覆電線16となり、この被覆
電線16は、冷却水槽20、引取機22、アキュムレー
タ24及び本発明の線条体クランプ装置10を経て2つ
の巻取機26A、26Bに交互に巻取られる。
ると、図1は本発明に係る線条体クランプ装置10を電
線製造装置12に適用した例を示し、サプライ14から
繰出される電線コア16Aは、押出機18によって被覆
が施されて線条体である被覆電線16となり、この被覆
電線16は、冷却水槽20、引取機22、アキュムレー
タ24及び本発明の線条体クランプ装置10を経て2つ
の巻取機26A、26Bに交互に巻取られる。
【0009】線条体クランプ10は、通常では開いてお
り、被覆電線16は、冷却水槽20、引取機22、アキ
ュムレータ24及び開いている線条体クランプ装置10
を経て一方の巻取機26Aに巻取られている。一方の巻
取機26Aが満巻き状態となると、被覆電線16は、こ
の巻取機26Aのボビンに捕捉されると同時に線条体ク
ランプ装置10に保持され、これらの間で図示しないカ
ッターによって切断される。被覆電線16が他方の巻取
機26Bに移されるまでの間、被覆電線16は、アキュ
ムレータ24に貯えられる。
り、被覆電線16は、冷却水槽20、引取機22、アキ
ュムレータ24及び開いている線条体クランプ装置10
を経て一方の巻取機26Aに巻取られている。一方の巻
取機26Aが満巻き状態となると、被覆電線16は、こ
の巻取機26Aのボビンに捕捉されると同時に線条体ク
ランプ装置10に保持され、これらの間で図示しないカ
ッターによって切断される。被覆電線16が他方の巻取
機26Bに移されるまでの間、被覆電線16は、アキュ
ムレータ24に貯えられる。
【0010】本発明の線条体クランプ装置10の一実施
例が図2及び図3に示され、この線条体クランプ装置1
0は、被覆電線16が所定周長さにわたって接触しつつ
周面に沿って移動する一方向クラッチ付きのゴムライニ
ングを有するクランプホイール30と、被覆電線16を
このクランプホイール30に案内するガイド手段32
と、被覆電線16をクランプホイール30の周面に押し
付けるようにクランプホイール30に対して進退自在に
支持されたベルト手段34とを備えている。図示の実施
例では、ガイド手段32は、クランプホイール30に1
80°以上の周長さにわたって接触するように被覆電線
16を案内する2つのガイドロール36、38から成っ
ている。
例が図2及び図3に示され、この線条体クランプ装置1
0は、被覆電線16が所定周長さにわたって接触しつつ
周面に沿って移動する一方向クラッチ付きのゴムライニ
ングを有するクランプホイール30と、被覆電線16を
このクランプホイール30に案内するガイド手段32
と、被覆電線16をクランプホイール30の周面に押し
付けるようにクランプホイール30に対して進退自在に
支持されたベルト手段34とを備えている。図示の実施
例では、ガイド手段32は、クランプホイール30に1
80°以上の周長さにわたって接触するように被覆電線
16を案内する2つのガイドロール36、38から成っ
ている。
【0011】図3、図5及び図6から解るように、クラ
ンプホイール30とガイドロール36、38とは、機枠
40にベアリング42、44によって回転自在に支持さ
れている。また、クランプホイール30は、図3及び図
5に示すように、一方向クラッチ46を備え、被覆電線
16が図2の矢印方向に移動するように回転することが
できるが、反対方向に移動するようには回転することが
できないようになっている。従って、被覆電線16は、
アキュムレータ34からの張力によって引き戻されるこ
とはなく、逆に巻取機26Bに被覆電線16Aの先端を
導くために前進方向には引っ張り出すことができる。
ンプホイール30とガイドロール36、38とは、機枠
40にベアリング42、44によって回転自在に支持さ
れている。また、クランプホイール30は、図3及び図
5に示すように、一方向クラッチ46を備え、被覆電線
16が図2の矢印方向に移動するように回転することが
できるが、反対方向に移動するようには回転することが
できないようになっている。従って、被覆電線16は、
アキュムレータ34からの張力によって引き戻されるこ
とはなく、逆に巻取機26Bに被覆電線16Aの先端を
導くために前進方向には引っ張り出すことができる。
【0012】ベルト手段34は、図2及び図4に示すよ
うに、クランプホイール30の周面に相応する円弧に沿
って間隔をあけて配置された3つのプーリ48とこれら
のプーリ48に掛け渡されたベルト50とから成り、こ
れらのプーリ48は、機枠40のブラケット40aに取
付けられたエアシリンダ52のピストン52aに連結杆
54を介して接続されている。従って、エアシリンダ5
2が伸長すると、図2及び図4に示すように、ベルト5
0が被覆電線16Aをクランプホイール30に押し付け
られて被覆電線16Aをクランプし、またエアシリンダ
52が収縮すると、ベルト50が上昇し、被覆電線16
Aをクランプから解放する。尚、ベルト手段23の押し
付け力を大きくするためにプーリ48はその間隔をでき
るだけ小さくするのが好ましく、従って、被覆電線16
Aをクランプホイール30に押し付けるべき長さが大き
くなるにつれてプーリ48の数が増えることが解る。
うに、クランプホイール30の周面に相応する円弧に沿
って間隔をあけて配置された3つのプーリ48とこれら
のプーリ48に掛け渡されたベルト50とから成り、こ
れらのプーリ48は、機枠40のブラケット40aに取
付けられたエアシリンダ52のピストン52aに連結杆
54を介して接続されている。従って、エアシリンダ5
2が伸長すると、図2及び図4に示すように、ベルト5
0が被覆電線16Aをクランプホイール30に押し付け
られて被覆電線16Aをクランプし、またエアシリンダ
52が収縮すると、ベルト50が上昇し、被覆電線16
Aをクランプから解放する。尚、ベルト手段23の押し
付け力を大きくするためにプーリ48はその間隔をでき
るだけ小さくするのが好ましく、従って、被覆電線16
Aをクランプホイール30に押し付けるべき長さが大き
くなるにつれてプーリ48の数が増えることが解る。
【0013】次に、本発明の線条体クランプ装置10の
動作をのべると、一方の巻取機26Aから他方の巻取機
26Bへ又は他方の巻取機26Bから一方の巻取機26
Aに被覆電線16Aを巻き替える際に、ベルト手段34
のエアシリンダ52を伸長すると、円弧状のベルト50
が被覆電線16Aをクランプホイール30に押し付けて
被覆電線16Aをクランプするが、図2に示すように、
被覆電線16Aは、クランプホイール30の周面に18
0°よりも若干大きな角度に相応する周長さにわたって
接触するので、被覆電線16Aがクランプホイール30
に接触する面積が大きくなって摩擦抵抗が高くなる。従
って、ベルト手段34による圧着力が小さくても大きな
クランプ力を得ることができる。
動作をのべると、一方の巻取機26Aから他方の巻取機
26Bへ又は他方の巻取機26Bから一方の巻取機26
Aに被覆電線16Aを巻き替える際に、ベルト手段34
のエアシリンダ52を伸長すると、円弧状のベルト50
が被覆電線16Aをクランプホイール30に押し付けて
被覆電線16Aをクランプするが、図2に示すように、
被覆電線16Aは、クランプホイール30の周面に18
0°よりも若干大きな角度に相応する周長さにわたって
接触するので、被覆電線16Aがクランプホイール30
に接触する面積が大きくなって摩擦抵抗が高くなる。従
って、ベルト手段34による圧着力が小さくても大きな
クランプ力を得ることができる。
【0014】尚、上記実施例において、ベルト手段34
の押付け力は、エアシリンダ52のエア供給通路に設け
られた減圧弁を調整することによって調整される。ま
た、線条体クランプ装置10を閉じたまま被覆電線16
Aを前進方向に引き出すことができるが、この際ベルト
手段34のプーリ48及びベルト50は被覆電線16A
の流れに応じて受動的に回転することができる。勿論、
被覆電線16Aは、前進方向とは反対方向には一方向ク
ラッチ46によって阻止される。
の押付け力は、エアシリンダ52のエア供給通路に設け
られた減圧弁を調整することによって調整される。ま
た、線条体クランプ装置10を閉じたまま被覆電線16
Aを前進方向に引き出すことができるが、この際ベルト
手段34のプーリ48及びベルト50は被覆電線16A
の流れに応じて受動的に回転することができる。勿論、
被覆電線16Aは、前進方向とは反対方向には一方向ク
ラッチ46によって阻止される。
【0015】図7乃至図9は本発明の線条体クランプ装
置10の他の実施例を示し、この実施例では、被覆電線
16Aは、ガイド手段32の一方のガイドロールであっ
て一方向クラッチ付きでゴムライニングを表面に有する
ガイドロール36A、同様にゴムライニングを表面に有
するキャプスタン式のクランプホイール30’及びガイ
ド手段32の他方のガイドロール38とを経て線条体ク
ランプ装置10を通過する。ベルト手段34は、キャプ
スタン式クランプホイール30’に被覆電線16Aを押
し付ける。
置10の他の実施例を示し、この実施例では、被覆電線
16Aは、ガイド手段32の一方のガイドロールであっ
て一方向クラッチ付きでゴムライニングを表面に有する
ガイドロール36A、同様にゴムライニングを表面に有
するキャプスタン式のクランプホイール30’及びガイ
ド手段32の他方のガイドロール38とを経て線条体ク
ランプ装置10を通過する。ベルト手段34は、キャプ
スタン式クランプホイール30’に被覆電線16Aを押
し付ける。
【0016】キャプスタン式クランプホイール30’
は、図8に示すように、機枠44に搭載された駆動モー
タ56、ベルト−プーリ手段58及びウオーム減速機6
0を含む駆動源62にクラッチ手段64を介して接続さ
れている。尚、図9において符号42’はクランプホイ
ール30’を支持するベアリングである。
は、図8に示すように、機枠44に搭載された駆動モー
タ56、ベルト−プーリ手段58及びウオーム減速機6
0を含む駆動源62にクラッチ手段64を介して接続さ
れている。尚、図9において符号42’はクランプホイ
ール30’を支持するベアリングである。
【0017】この実施例では、線通しする以外はベルト
手段34は被覆電線16Aをキャプスタン式のクランプ
ホイール30’に押し付けて被覆電線16Aに補助駆動
力を付与して小さな巻取力でもアキュムレータ張力に打
ち勝って巻取ることができるようにしている。被覆電線
16Aを巻取機の巻き替えによってクランプすべき時に
は、駆動源62を停止し、被覆電線16Aをベルト手段
34によってクランプホイール30’に押し付ける力で
クランプしている。この際、被覆電線16Aがクランプ
ホイール30’に接触する面積が大きいので、ベルト手
段34による押し付け力は小さくてよい。尚、この実施
例では、一方向クラッチ46をクランプホイール30’
ではなく、ガイドロール36に設けられているので、同
様にガイドロール36の逆回転の防止作用によって被覆
電線16Aの逆方向への引き抜きを防止することができ
る。
手段34は被覆電線16Aをキャプスタン式のクランプ
ホイール30’に押し付けて被覆電線16Aに補助駆動
力を付与して小さな巻取力でもアキュムレータ張力に打
ち勝って巻取ることができるようにしている。被覆電線
16Aを巻取機の巻き替えによってクランプすべき時に
は、駆動源62を停止し、被覆電線16Aをベルト手段
34によってクランプホイール30’に押し付ける力で
クランプしている。この際、被覆電線16Aがクランプ
ホイール30’に接触する面積が大きいので、ベルト手
段34による押し付け力は小さくてよい。尚、この実施
例では、一方向クラッチ46をクランプホイール30’
ではなく、ガイドロール36に設けられているので、同
様にガイドロール36の逆回転の防止作用によって被覆
電線16Aの逆方向への引き抜きを防止することができ
る。
【0018】上記2つの実施例では、クランプホイール
30、30’がガイド手段32の上方にあってベルト手
段34を上から押し付けるようにしたが、図10(A)
に示すように、クランプホイール30、30’をガイド
手段32の下方に配置してベルト手段34を下から押し
付けるようにしてもよい。また、上記実施例ではガイド
手段32は、クランプホイール30、30’の両側に配
置した2つのガイドロール36、38から成っている
が、図10(B)に示すように、クランプホイール3
0、30’に相対する1つのガイドロール37から成っ
ていてもよい。
30、30’がガイド手段32の上方にあってベルト手
段34を上から押し付けるようにしたが、図10(A)
に示すように、クランプホイール30、30’をガイド
手段32の下方に配置してベルト手段34を下から押し
付けるようにしてもよい。また、上記実施例ではガイド
手段32は、クランプホイール30、30’の両側に配
置した2つのガイドロール36、38から成っている
が、図10(B)に示すように、クランプホイール3
0、30’に相対する1つのガイドロール37から成っ
ていてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、線条体
がクランプホイールに所定周長さにわたって接触し、且
つこの接触部分がベルト手段によって押し付けられてい
るので、線条体がクランプホイールと接触する面積が大
きくなって摩擦抵抗が高くなるため、ベルト手段による
圧着力が小さくても大きなクランプ力を得ることがで
き、従ってクランプされるべき線条体が変形することが
なくなる実益がある。
がクランプホイールに所定周長さにわたって接触し、且
つこの接触部分がベルト手段によって押し付けられてい
るので、線条体がクランプホイールと接触する面積が大
きくなって摩擦抵抗が高くなるため、ベルト手段による
圧着力が小さくても大きなクランプ力を得ることがで
き、従ってクランプされるべき線条体が変形することが
なくなる実益がある。
【図1】本発明に係る線条体クランプ装置を用いた電線
製造装置の概略系統図である。
製造装置の概略系統図である。
【図2】本発明の1つの実施例による線条体クランプ装
置の拡大正面図である。
置の拡大正面図である。
【図3】図2の線条体クランプ装置の側面図である。
【図4】クランプホイールとベルト手段との拡大断面図
である。
である。
【図5】クランプホイールの支持部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図6】ガイドロールの支持部分の拡大断面図である。
【図7】本発明の他の実施例による線条体クランプ装置
の拡大正面図である。
の拡大正面図である。
【図8】図7の線条体クランプ装置の拡大側面図であ
る。
る。
【図9】図7の線条体クランプ装置のクランプホイール
の駆動系統の拡大断面図である。
の駆動系統の拡大断面図である。
【図10】本発明の線条体クランプ装置の他の例を示
し、同図(A)及び同図(B)はそれぞれ異なる例の概
略配置図である。
し、同図(A)及び同図(B)はそれぞれ異なる例の概
略配置図である。
10 線条体クランプ装置 12 電線製造装置 14 サプライ 16 電線コア 16A 被覆電線 18 押出機 20 冷却水槽 22 引取機 24 アキュムレータ 26A 巻取機 26B 巻取機 30 クランプホイール 30’ キャプスタン式クランプホイール 32 ガイド手段 34 ベルト手段 36 ガイドロール 36A ガイドロール 38 ガイドロール 40 機枠 40a ブラケット 42 ベアリング 42’ ベアリング 44 ベアリング 46 一方向クラッチ 48 プーリ 50 ベルト 52 エアシリンダ 52a ピストン 54 連結杆
Claims (1)
- 【請求項1】 走行する線条体をクランプする線条体ク
ランプ装置において、前記線条体が所定周長さにわたっ
て接触しつつ周面に沿って移動するクランプホイール
と、前記クランプホイールに接触する線条体を前記クラ
ンプホイールの周面に押し付けるように前記クランプホ
イールに対して進退自在に支持されたベルト手段とを備
えていることを特徴とする線条体クランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793793A JPH06312877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 線条体クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12793793A JPH06312877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 線条体クランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06312877A true JPH06312877A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14972329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12793793A Pending JPH06312877A (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 線条体クランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06312877A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106956095A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-07-18 | 安徽再制造工程设计中心有限公司 | 一种焊丝弧形包裹成型装置 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP12793793A patent/JPH06312877A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106956095A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-07-18 | 安徽再制造工程设计中心有限公司 | 一种焊丝弧形包裹成型装置 |
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