JPH06312808A - 有害廃棄物管理・処理方法 - Google Patents

有害廃棄物管理・処理方法

Info

Publication number
JPH06312808A
JPH06312808A JP5123288A JP12328893A JPH06312808A JP H06312808 A JPH06312808 A JP H06312808A JP 5123288 A JP5123288 A JP 5123288A JP 12328893 A JP12328893 A JP 12328893A JP H06312808 A JPH06312808 A JP H06312808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
stored
container
hazardous waste
storage location
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5123288A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kamegawa
正博 亀川
Yoji Takanashi
洋治 高梨
Kunihito Sato
国仁 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Car Corp filed Critical Tokyu Car Corp
Priority to JP5123288A priority Critical patent/JPH06312808A/ja
Publication of JPH06312808A publication Critical patent/JPH06312808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 有害廃棄物14について、収集から処理までの
安全性を高め、かつ管理も合理化する。 【構成】 有害廃棄物14は種類ごとに同一のドラム缶12
へ格納され、各ドラム缶12は、格納する有害廃棄物14の
情報を記入された識別ラベルを貼付される。コンテナ18
は、複数個のドラム缶12を収納して、貯留場所10におい
て貯留され、トラック20により処理場所22へ運搬され
る。処理場所22では、識別ラベルに基づいてドラム缶12
から有害廃棄物14が出されて、処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、有害廃棄物を安全に
かつ効率良く管理して処理する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】病院や工場等から排出される有害廃棄物
の従来の管理・処理方法では、病院等の排出源から有害
廃棄物が、収集されてから、処理場所において処理され
るまで、安全、効率的な管理について特に配慮されるこ
となく、処理場所へ運ばれてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の有害廃棄物管理
・処理方法の問題点を列挙すると、次の通りである。 (a)有害廃棄物を、収集してから、処理場所において
処理するまでの途中において、有害廃棄物が露出状態に
なることがあり、十分な安全性が配慮されていない。 (b)有害廃棄物をドラム缶等に格納した場合、ドラム
缶のまま、貯留、運搬することは災害、事故の際の安全
対策上、不十分である。 (c)貯留、運搬等の管理対象となっている有害廃棄物
の正確な情報が把握できず、管理が非能率及び不正確に
なっている。
【0004】請求項1の発明の目的は、上述の問題点を
克服する有害廃棄物管理・処理方法を提供することであ
る。請求項3の発明の目的は、請求項1の発明の目的に
加えて、処理場所における有害廃棄物の種類ごとの仕分
けを合理化することである。請求項2及び4の発明の目
的は、さらに、容器体及びその洗浄設備の効率運用を図
れる有害廃棄物管理・処理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明を、実施例に対
応する図面の符号を使用して説明する。請求項1の有害
廃棄物管理・処理方法は次の(a)〜(e)のステップ
を備える。 (a)有害廃棄物(14)を、処理の種類に対応する種類ご
とに容器体(12)に格納し、(b)各容器体(12)には、そ
れが格納している有害廃棄物(14)の種類及び量を示す識
別手段を付け、(c)複数個の容器体(12)をまとめて1
つのコンテナ体(18)に収納して、貯留場所(10)において
貯留、保管し、(d)輸送手段(20)にコンテナ体(18)を
積み込んで、コンテナ体(18)を貯留場所(10)から処理場
所(22)へ輸送し、(e)処理場所(22)において、容器体
(12)をコンテナ体(18)から取り出すとともに、識別手段
に基づいてコンテナ体(18)から有害廃棄物(14)を出し
て、処理する。
【0006】請求項2の有害廃棄物管理・処理方法は、
請求項1の有害廃棄物管理・処理方法に加えて、さら
に、次の(f)及び(g)のステップを備える。 (f)処理場所(22)において、空になった容器体(12)を
洗浄するとともに、洗浄した容器体(12)を、コンテナ体
(18)に収納する。 (g)洗浄した空の容器体(12)を収納したコンテナ体(1
8)を輸送手段(20)へ積み込んで処理場所(22)から前記貯
留場所(10)へ戻す。
【0007】請求項3の有害廃棄物管理・処理方法は次
の(a)〜(e)のステップを備える。 (a)有害廃棄物(14)を、処理の種類に対応する種類ご
とに容器体(12)に格納し、(b)各容器体(12)には、そ
れが格納している有害廃棄物(14)の種類及び量を示す識
別手段を付け、(c)複数個の容器体(12)をまとめて1
つの一次コンテナ体(18)に収納して、一時貯留場所(10)
において貯留、保管し、(d)第1の輸送手段(20)に一
次コンテナ体(18)を積み込んで、一次コンテナ体(18)を
一時貯留場所(10)から二次貯留場所(26)へ輸送し、
(e)二次貯留場所(26)では、一次コンテナ体(18)から
容器体(12)を取り出して、識別手段に基づいて同種の有
害廃棄物(14)を格納している容器体(12)ごとに同一の二
次コンテナ体(28)へ収納して、二次コンテナ体(28)を貯
留、保管し、(d)第2の輸送手段(32)に二次コンテナ
体(28)を積み込んで、二次コンテナ体(28)を二次貯留場
所(26)から処理場所(34)へ輸送し、(e)処理場所(34)
において、容器体(12)を二次コンテナ体(28)から取り出
し、コンテナ体(18)から有害廃棄物(14)を出して、処理
する。
【0008】請求項4の有害廃棄物管理・処理方法は、
請求項3の有害廃棄物管理・処理方法に加えて、次の
(f)〜(i)のステップを備える。(f)処理場所(3
4)において、空になった容器体(2)を洗浄するととも
に、洗浄した容器体(12)を、二次コンテナ体(28)に収納
し、(g)洗浄した容器体(12)を収納した二次コンテナ
体(28)を第2の輸送手段(32)へ積み込んで二次貯留場所
(26)から一時貯留場所(10)へ戻し、(h)一時貯留場所
(10)では、二次コンテナ体(28)から洗浄後の容器体(12)
を取り出して、一次コンテナ体(18)へ積み替え、(i)
洗浄した容器体(12)を収納した一次コンテナ体(18)を第
1の輸送手段(20)に積み込んで、二次貯留場所(26)から
一時貯留場所(10)へ輸送する。
【0009】
【作用】請求項1の有害廃棄物管理・処理方法では、有
害廃棄物(14)は、処理の種類に対応する種類ごとに容器
体(12)に格納される。各容器体(12)には、それが格納し
ている有害廃棄物(14)の種類及び量を示す識別手段が付
けられる。複数個の容器体(12)は、まとめられて、1つ
のコンテナ体(18)に収納されてから、貯留場所(10)にお
いて貯留、保管される。貯留場所(10)から処理場所(22)
への有害廃棄物(14)の輸送は、コンテナ体(18)を単位と
して行われ、輸送手段(20)は、コンテナ体(18)を積み込
んで、そのコンテナ体(18)を貯留場所(10)から処理場所
(22)へ輸送する。処理場所(22)では、コンテナ体(18)か
ら容器体(12)が取り出され、さらに、各容器体(12)の識
別手段の情報に基づいて、各容器体(12)から有害廃棄物
(14)を出して、有害廃棄物(14)の種類に応じた処理を行
う。
【0010】請求項2の有害廃棄物管理・処理方法で
は、容器体(12)は、処理場所(22)において空にされてか
ら、洗浄され、複数個まとめられて、コンテナ体(18)に
収納される。そして、空の容器体(12)を収納するコンテ
ナ体(18)が、輸送手段(20)の積み込まれて、処理場所(2
2)から貯留場所(10)へ輸送される。貯留場所(10)では、
空になっている容器体(12)がコンテナ体(18)から取り出
され、再び、有害廃棄物(14)の格納の用に供される。
【0011】請求項3の有害廃棄物管理・処理方法で
は、有害廃棄物(14)は、処理の種類に対応する種類ごと
に容器体(12)に格納される。各容器体(12)には、それが
格納している有害廃棄物(14)の種類及び量を示す識別手
段が付けられる。複数個の容器体(12)は、まとめられ
て、1つの一次コンテナ体(18)に収納されてから、一時
貯留場所(10)において貯留、保管される。一時貯留場所
(10)から二次貯留場所(26)への有害廃棄物(14)の輸送
は、一次コンテナ体(18)を単位として行われ、第1の輸
送手段(20)は、一次コンテナ体(18)を積み込んで、その
一次コンテナ体(18)を一時貯留場所(10)から二次貯留場
所(26)へ輸送する。二次貯留場所(26)では、容器体(12)
が一次コンテナ体(18)から取り出されて、各容器体(12)
は、その識別手段が示す種類に基づいて、同種の有害廃
棄物(14)を格納するもの同士、複数個まとめられて、同
一の二次コンテナ体(28)へ収納されて、貯留、保管され
る。二次貯留場所(26)から処理場所(34)への有害廃棄物
(14)の輸送は、二次コンテナ体(28)を単位として行わ
れ、第2の輸送手段(32)は、二次コンテナ体(28)を積み
込んで、その二次コンテナ体(28)を二次貯留場所(26)か
ら処理場所(34)へ輸送する。処理場所(34)では、二次コ
ンテナ体(28)から容器体(12)が取り出され、さらに、各
容器体(12)の識別手段の情報に基づいて、各容器体(12)
から有害廃棄物(14)を出して、有害廃棄物(14)の種類に
応じた処理を行う。
【0012】請求項4の有害廃棄物管理・処理方法で
は、容器体(12)は、処理場所(34)において空にされてか
ら、洗浄され、複数個まとめられて、二次コンテナ体(2
8)に収納される。そして、第2の輸送手段(32)が、二次
コンテナ体(28)を単位として空になった容器体(12)を積
み込んで、処理場所(34)から二次貯留場所(26)へ輸送す
る。一時貯留場所(10)では、持ち込まれて来る二次コン
テナ体(28)から空の容器体(12)を取り出して、空の容器
体(12)は一次コンテナ体(18)へ積み替えられる。そし
て、第1の輸送手段(20)が、一次コンテナ体(18)を単位
として空になった容器体(12)を積み込んで、二次貯留場
所(26)から一時貯留場所(10)へ輸送する。一時貯留場所
(10)では、空になっている容器体(12)がコンテナ体(18)
から取り出され、再び、有害廃棄物(14)の格納の用に供
される。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面の実施例について説明
する。図1及び図2は第1の有害廃棄物管理・処理方法
についてそれぞれ貯留場所10及び処理場所22におけるス
テップを示している図である。
【0014】図1において、病院や工場等から排出され
る有害廃棄物14は、各排出源において、処理の種類に対
応する種類ごとに分別されて、同種の有害廃棄物14同士
が共通のドラム缶12へ格納されて、収集され、貯留場所
10へ運ばれる。貯留場所10において、ステップs10で
は、有害廃棄物14を格納したドラム缶12が集められ、ス
テップs12では、測定器16により各ドラム缶12の格納し
ている有害廃棄物14の重量(例えば、ドラム缶12内の有
害廃棄物14の重量=ドラム缶12全体の重量−ドラム缶12
のみの重量)が測定される。ステップs14では、各ドラ
ム缶12の格納する有害廃棄物14の種類及び重量をコード
で記入されている識別ラベルが各ドラム缶12に貼付され
る。識別ラベルの情報は有害廃棄物14のその後の管理に
利用される。ステップs16では、ドラム缶12の格納して
いる有害廃棄物14の種類に関係なく、複数個のドラム缶
12が共通のコンテナ18へ収納され、ステップs18では、
そのコンテナ18が貯留される。コンテナ18は、十分な強
度を有し、内部を密封状態にして、施錠され、貯留され
る。したがって、火災、地震等の天災、事故に対して
も、内部のドラム缶12を保護するとともに、内部のドラ
ム缶12から有害廃棄物14が万一漏れても、有害廃棄物14
がコンテナ18の外へ漏出するのを確実に防止できる。ス
テップs20では、コンテナ18が、それを単位として1台
のトラック20に1個、積み込まれ、ステップs22では、
トラック20が貯留場所10から処理場所22へコンテナ18を
運搬する。
【0015】図2において、処理場所22へのトラック20
の到着に伴い、ステップs24では、コンテナ18がトラッ
ク20から下ろされる。ステップs26では、ドラム缶12が
コンテナ18から取り出される。ステップs38では、各ド
ラム缶12に貼付されている識別ラベルの情報に基づい
て、同種の有害廃棄物14を格納しているドラム缶12同士
へ分別される。ステップs30では、ステップs38で分別
されたドラム缶12から、識別ラベルの有害廃棄物14につ
いての重量情報に基づいて有害廃棄物14がドラム缶12か
ら出され、処理される。ステップs32では、空になった
ドラム缶12が洗浄液24により内部を洗浄され、ステップ
s34では、洗浄後のドラム缶12が集められる。ステップ
s36では、ステップs26から運ばれてきたコンテナ18
へ、ステップs34からのドラム缶12を収納する。ステッ
プs38では、空のドラム缶12を収納するコンテナ18をト
ラック20に積み込む。
【0016】図1において、ステップs40では、トラッ
ク20が、空のドラム缶12を収納しているコンテナ18を処
理場所22から貯留場所10へ運搬し、ステップs42では、
トラック20が貯留場所10に到着するのに伴い、コンテナ
18がトラック20から下ろされる。ステップs44では、コ
ンテナ18から空のドラム缶12が取り出され、各ドラム缶
12は再び有害廃棄物14の格納の用に供される。
【0017】図3及び図4は第2の有害廃棄物管理・処
理方法について二次貯留場所26の貯留場所10側及び処理
場所34側におけるステップを示している図、図5は第2
の有害廃棄物管理・処理方法についての処理場所34にお
けるステップを示している図である。なお、この第2の
有害廃棄物管理・処理方法では、貯留場所10におけるス
テップは前述の第1の有害廃棄物管理・処理方法におけ
る貯留場所10におけるステップと同一であり、図3のス
テップs50は図1のステップs22の次に続き、図3のス
テップs88の後は図1のステップs40が続く。
【0018】図3において、ステップs50は図1のステ
ップs22の次に続くステップであり、ステップs50で
は、図2のステップs24と同様に、トラック20が二次貯
留場所26に到着するのに伴い、トラック20からコンテナ
18が下ろされる。1つの二次貯留場所26は、受け持ちの
貯留場所10を複数箇所もっている。ステップs52では、
ドラム缶12が有害廃棄物14から取り出される。
【0019】図4において、ステップs52では、各ドラ
ム缶12に貼付されている識別ラベルに基づいて、ドラム
缶12が、格納している有害廃棄物14の種類に分別され
て、集められる。ステップs54では、コンテナ18とは別
の又は同じ二次コンテナ28が用意され、同種の有害廃棄
物14を格納しているドラム缶12が共通の二次コンテナ28
へ収納される。また、各二次コンテナ28には、それが収
納している有害廃棄物14の種類等の情報をコードで記入
された識別ラベルが貼付され、後の処理場所34への搬出
のための二次コンテナ28の管理情報として利用される。
ステップs56では、立体駐車場に類似の構造の立体倉庫
30の区画へ二次コンテナ28を収納し、貯留する。ステッ
プs58では、二次コンテナ28が、それを単位として1台
の別トラック32に1個、積み込まれ、ステップs60で
は、別トラック32が二次貯留場所26から処理場所34へ二
次コンテナ28を運搬する。
【0020】図5において、別トラック32が処理場所34
に到着するのに伴い、二次コンテナ28が別トラック32か
ら下ろされる。処理場所34は、あらゆる種類の有害廃棄
物14を処理できる処理プラントを備えるか、又は、特定
の種類の有害廃棄物14に限定して処理できる処理プラン
トを備え、1つの処理場所34が複数の二次貯留場所26か
らの二次コンテナ28を受け取るようなシステムになって
いる。ステップs64では、ドラム缶12が二次コンテナ28
から取り出される。ステップs66では、二次コンテナ28
に貼付されている識別ラベルに基づいて、同種の有害廃
棄物14のドラム缶12を格納して来た二次コンテナ28から
取り出されたドラム缶12同士が集められて、次の処理の
ために待機される。ステップs68では、識別ラベルの有
害廃棄物14についての重量情報に基づいて有害廃棄物14
がドラム缶12から出され、処理される。ステップs70で
は、図2のステップs32と同様に、空になったドラム缶
12が洗浄液24により内部を洗浄され、ステップs72で
は、図2の処理場所34と同様に、洗浄後のドラム缶12が
集められる。ステップs74では、ステップs64から運ば
れてきた二次コンテナ28へ、ステップs72からのドラム
缶12を収納する。ステップs76では、空のドラム缶12を
収納する二次コンテナ28を別トラック32に積み込んで、
ステップs78では、別トラック32は、二次コンテナ28を
処理場所34から二次貯留場所26へ運搬する。
【0021】図4において、ステップs80では、空のド
ラム缶12を収納している二次コンテナ28を別トラック32
から下ろす。ステップs82では、二次コンテナ28から空
のドラム缶12を取り出して、ステップs84では、空のド
ラム缶12を集める。図3において、ステップs86では、
ステップs52から運ばれてきたコンテナ18へ、ステップ
s84からのドラム缶12を収納する。ステップs88では、
空のドラム缶12を収納するコンテナ18をトラック20に積
み込んで、次のステップである図1のステップs40へ進
む。
【0022】
【発明の効果】請求項1及び3の発明の効果は次の通り
である。 (a)有害廃棄物は、貯留場所又は一時貯留場所への収
集から処理場所の処理に至るまで、容器体に格納され
て、途中において、容器体から出し入れされることな
く、容器体内に格納されたまま、貯留、運搬、管理され
るので、有害廃棄物が露出状態にされることがなく、高
い安全性が確保される。 (b)容器体は、処理の直前まで、コンテナ体、一次コ
ンテナ体又は二次コンテナ体に収納されて、貯留、保
管、運搬されることになり、これらコンテナ体、一次コ
ンテナ体又は二次コンテナ体は、内部を密封状態に保持
可能であるとともに、施錠等により非関係者の取り扱い
を確実に禁止できるので、火災や事故等に対する安全対
策を高めることができる。 (c)有害廃棄物は、処理の種類に対応した種類ごとに
同じ容器体へ格納されて、各容器体は、それが格納して
いる有害廃棄物の種類及び量を示す識別手段を付けられ
て、識別手段により有害廃棄物が管理されるようになっ
ているので、管理を能率化及び合理化できる。
【0023】請求項3の発明では、二次貯留場所におい
て同種の有害廃棄物を格納する容器体が二次コンテナ体
を単位に搬入されるので、処理場所において、有害廃棄
物の処理前の有害廃棄物の分別作業を能率化できる。
【0024】請求項2及び4の発明では、容器体を取り
出されたコンテナ体、一次コンテナ体及び二次コンテナ
体に、洗浄後の空の容器体を積み込んで、処理場所、一
次コンテナ体及び二次コンテナ体へ戻すようになってい
るので、容器体及びその洗浄設備を運用効率を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の有害廃棄物管理・処理方法について貯留
場所におけるステップを示している図である。
【図2】第1の有害廃棄物管理・処理方法について処理
場所におけるステップを示している図である。
【図3】第2の有害廃棄物管理・処理方法について二次
貯留場所の貯留場所側におけるステップを示している図
である。
【図4】第2の有害廃棄物管理・処理方法について二次
貯留場所の処理場所側におけるステップを示している図
である。
【図5】第2の有害廃棄物管理・処理方法についての処
理場所におけるステップを示している図である。
【符号の説明】
10 貯留場所(一時貯留場所) 12 ドラム缶(容器体) 14 有害廃棄物 18 コンテナ(一次コンテナ体) 20 トラック(輸送手段、第1の輸送手段) 22,34 処理場所 26 二次貯留場所 28 二次コンテナ(二次コンテナ体) 32 別トラック(第2の輸送手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)有害廃棄物(14)を、処理の種類に
    対応する種類ごとに容器体(12)に格納し、(b)各容器
    体(12)には、それが格納している有害廃棄物(14)の種類
    及び量を示す識別手段を付け、(c)複数個の容器体(1
    2)をまとめて1つのコンテナ体(18)に収納して、貯留場
    所(10)において貯留、保管し、(d)輸送手段(20)に前
    記コンテナ体(18)を積み込んで、前記コンテナ体(18)を
    前記貯留場所(10)から処理場所(22)へ輸送し、(e)処
    理場所(22)において、前記容器体(12)を前記コンテナ体
    (18)から取り出すとともに、前記識別手段に基づいて前
    記コンテナ体(18)から前記有害廃棄物(14)を出して、処
    理することを特徴とする有害廃棄物管理・処理方法。
  2. 【請求項2】 (f)前記処理場所(22)において、空に
    なった容器体(12)を洗浄するとともに、洗浄した容器体
    (12)を、コンテナ体(18)に収納し、(g)洗浄した空の
    容器体(12)を収納したコンテナ体(18)を前記輸送手段(2
    0)へ積み込んで前記処理場所(22)から前記貯留場所(10)
    へ戻すことを特徴とする請求項1記載の有害廃棄物管理
    ・処理方法。
  3. 【請求項3】 (a)有害廃棄物(14)を、処理の種類に
    対応する種類ごとに容器体(12)に格納し、(b)各容器
    体(12)には、それが格納している有害廃棄物(14)の種類
    及び量を示す識別手段を付け、(c)複数個の容器体(1
    2)をまとめて1つの一次コンテナ体(18)に収納して、一
    時貯留場所(10)において貯留、保管し、(d)第1の輸
    送手段(20)に前記一次コンテナ体(18)を積み込んで、一
    次コンテナ体(18)を前記一時貯留場所(10)から二次貯留
    場所(26)へ輸送し、(e)二次貯留場所(26)では、一次
    コンテナ体(18)から前記容器体(12)を取り出して、前記
    識別手段に基づいて同種の有害廃棄物(14)を格納してい
    る前記容器体(12)ごとに同一の二次コンテナ体(28)へ収
    納して、二次コンテナ体(28)を貯留、保管し、(d)第
    2の輸送手段(32)に前記二次コンテナ体(28)を積み込ん
    で、前記二次コンテナ体(28)を前記二次貯留場所(26)か
    ら処理場所(34)へ輸送し、(e)処理場所(34)におい
    て、前記容器体(12)を前記二次コンテナ体(28)から取り
    出し、前記コンテナ体(18)から前記有害廃棄物(14)を出
    して、処理することを特徴とする有害廃棄物管理・処理
    方法。
  4. 【請求項4】 (f)前記処理場所(34)において、空に
    なった容器体(12)を洗浄するとともに、洗浄した容器体
    (12)を、二次コンテナ体(28)に収納し、(g)洗浄した
    容器体(12)を収納した二次コンテナ体(28)を前記第2の
    輸送手段(32)へ積み込んで前記二次貯留場所(26)から前
    記一時貯留場所(10)へ戻し、(h)前記一時貯留場所(1
    0)では、前記二次コンテナ体(28)から洗浄後の容器体(1
    2)を取り出して、前記一次コンテナ体(18)へ積み替え、
    (i)洗浄した容器体(12)を収納した一次コンテナ体(1
    8)を第1の輸送手段(20)に積み込んで、二次貯留場所(2
    6)から一時貯留場所(10)へ輸送することを特徴とする請
    求項3記載の有害廃棄物管理・処理方法。
JP5123288A 1993-04-28 1993-04-28 有害廃棄物管理・処理方法 Pending JPH06312808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123288A JPH06312808A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 有害廃棄物管理・処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123288A JPH06312808A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 有害廃棄物管理・処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06312808A true JPH06312808A (ja) 1994-11-08

Family

ID=14856854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5123288A Pending JPH06312808A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 有害廃棄物管理・処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06312808A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136653A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本シューター 感染性廃棄物処理システム、及び、感染性廃棄物処理方法
KR20210014530A (ko) * 2019-07-30 2021-02-09 한국원자력연구원 방사성물질 운반물 운반표지 자동 관리시스템 및 방법
KR20210156188A (ko) * 2020-06-17 2021-12-24 주식회사 미래엔 방사성 폐기물 추적 관리 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015136653A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社日本シューター 感染性廃棄物処理システム、及び、感染性廃棄物処理方法
KR20210014530A (ko) * 2019-07-30 2021-02-09 한국원자력연구원 방사성물질 운반물 운반표지 자동 관리시스템 및 방법
KR20210156188A (ko) * 2020-06-17 2021-12-24 주식회사 미래엔 방사성 폐기물 추적 관리 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268970B2 (ja) 高効率性・高信頼性を備えた放射性廃棄物の分別・クリアランス処理システム及びその方法
CN109178724B (zh) 分类回收客户端、回收箱、验收装置、回收系统和方法
US5205966A (en) Process for handling low level radioactive waste
JPH06312808A (ja) 有害廃棄物管理・処理方法
JPH04327402A (ja) 特別管理廃棄物の収集廃棄処理方法
JP2941845B2 (ja) 放射性廃棄体検査設備
JP2507477B2 (ja) 放射性廃棄物の処理システム
JP3158785B2 (ja) 廃棄物物流用情報ネットワーク介在システム
JP2019144214A (ja) 放射性廃棄物でない廃棄物の処理方法
JPH06286827A (ja) 廃棄物用ドラム缶管理システム
JPS5943398A (ja) 放射性廃棄物の一時貯蔵方法およびその設備
EP1145991A2 (en) Recycling depot
JP2714134B2 (ja) 放射性廃棄物処理システム
Septiani et al. Redesign of Hazardous and Toxic Waste Temporary Storage at PT ABC
CN113988752A (zh) 一种实验动物尸体无害化处理方法
JPH06100673B2 (ja) 放射性廃棄物容器の運搬方法
JP2002274648A (ja) 廃棄物輸送方法およびシステム
JPH04291199A (ja) 放射性廃棄物の処理処分システム
JPS62170899A (ja) ドラム缶蓋の搬送方法
RU29046U1 (ru) Автоматизированное устройство для перевозки ценностей
GRABOWSKA SAFETY OF TRANSPORTATION OF PALLET SHIPMENTS BY A SELECTED LOGISTICS OPERATOR.
Kim et al. Grouping Measures for Optimizing the Packaging and Compression Process of Spent Filters
Fan Management of disused sealed sources from the nuclear industry in China
Abbott et al. Management and Retrieval of Historical Nuclear Waste Previously Prepared and Concreted for Sea Disposal
Gilbert et al. Management of Alpha-Contaminated Solid Waste in Belgium