JPH06312791A - エンジンオイル交換装置 - Google Patents

エンジンオイル交換装置

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JPH06312791A
JPH06312791A JP9578293A JP9578293A JPH06312791A JP H06312791 A JPH06312791 A JP H06312791A JP 9578293 A JP9578293 A JP 9578293A JP 9578293 A JP9578293 A JP 9578293A JP H06312791 A JPH06312791 A JP H06312791A
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Shiro Masai
士郎 政井
Fuminao Kamimura
文尚 上村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新油の給油時に給油ホース側から抜取りホー
ス側に新油が回り込むことを防止し、給油終了後にノズ
ル先端からさらに新油が吐出することを防ぎ、作業時間
の短縮と客に対するイメージアップを図る。 【構成】 廃油ポンプを介して廃油タンクに挿入した配
管と接続する抜取りホース14と、新油ポンプを介して新
油タンクに挿入した配管と接続する給油ホース15と、両
ホースとノズル本体7を介して接続された抜取り兼給油
ノズル13を有するエンジンオイル交換装置において、前
記ノズル本体7内に給油ホース側へ閉塞付勢した切替弁
1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン給油所などに
設置され、自動車のエンジンオイルを交換する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】1台の装置で古いエンジンオイルの抜取
りと新油の給油ができるようにし、ノズルを抜取りと給
油とに共用するものがある。図2はかかるエンジンオイ
ル交換装置の一例を示し、1つの廃油タンク3とそれぞ
れ油種の異なる3つの新油タンク4,5,6を並設し、
これらタンク3,4,5,6の全重量が加わるようタン
ク3〜6の底部に秤量手段としてのロードセル9を設け
る。
【0003】オイル抜取り機構として、廃油タンク3内
に開口する抜取り管16にポンプ18を設け、弁19を介して
抜取りホース14に接続し、該抜取りホース14の先端を抜
取り兼給油ノズル13のノズル本体17に取り付けた。図中
20はポンプ18に設けたリリーフ弁を示す。
【0004】新油の給油機構としては、各新油タンク
4,5,6にそれぞれ給油管21a,21b,21cを開口
し、給油管21a,21bを切替弁22a,22bを介して給油
管23に接続し、給油管21cを切替弁22bを介して給油管
23に接続し、該給油管23に正逆転ポンプ24を設け、図中
25は前記正逆転ポンプ24に設けたリリーフ弁を示す。
【0005】また、前記給油管23は弁29を介し給油流路
として給油ホース15に接続し、その先端を前記ノズル本
体7に接続した。
【0006】以上のようにして自動車のオイルパン内の
オイルを交換するには、抜取り兼給油ノズル13をオイル
パン内に挿入し、弁19を開きポンプ18を回転すれば、廃
油は抜取りホース14、抜取り管16を介して廃油タンク3
に入る。
【0007】オイルパン内の油が空になり抜取り兼給油
ノズル13から空気が吸い込まれ始めると、弁19が閉じポ
ンプ18が停止する。
【0008】次にこのままの状態で引き続き新油を給油
するには、弁29が開き、切替弁22a,22bが選択した油
種のタンク4,5,6のいずれかに切り替わり、給油管
21a〜21cのいずれかと給油管23と給油ホース15、抜取
り兼給油ノズル13との間に給油流路が形成され、ポンプ
24が正転する。
【0009】そして、例えばタンク4からポンプ24によ
り汲み上げられるオイルは空の状態の給油管23、給油ホ
ース15を通って抜取り兼給油ノズル13よりオイルパン内
に給油される。所定量が給油されるとポンプ24が停止し
弁29が閉じる。
【0010】この状態から、次回の給油の際に混油が生
じることを防ぐため、弁29を開きポンプ24を逆転して給
油管23、給油ホース15内のオイルの全部をタンク4に戻
す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように廃油の抜取
りホースと新油の給油ホースとを1本の抜取り兼給油ノ
ズルに接続するタイプのものでは、両ホースをノズルに
接続するノズル本体の部分で両ホースが連通状態にあ
り、新油を給油した場合、ノズルの配管抵抗によって給
油ホースから抜取りホース内の空気を圧縮して新油が回
り込む。
【0012】その結果、新油の給油終了時に給油ポンプ
が停止しても、廃油の抜取りホース側に回り込んだ新油
が圧縮されたエアによって抜取り兼給油ノズルの先端か
ら吐出し、吐出終了までさらに10〜数10秒を要し、ポン
プ停止後に直ちに抜取り兼給油ノズルを自動車のオイル
ゲージから抜くと、新油がノズル先端からタレ落ち、周
囲に撒き散らされてしまう。
【0013】また、給油終了後に給油されるオイルに
は、抜取りホース側に回り込んだオイルが混ざるが、こ
のオイルは抜取りホースの内壁に付着している廃油を混
入しているものであるため、色が黒ずんで客に対して悪
い印象を与える。
【0014】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、新油の給油時に給油ホース側から抜取りホース側に
新油が回り込むことを防止し、給油終了後にノズル先端
からさらに新油が吐出することを防ぎ、作業時間の短縮
と客に対するイメージアップを図ることのできるエンジ
ンオイル交換装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、廃油ポンプを介して廃油タンクに挿入した配
管と接続する抜取りホースと、新油ポンプを介して新油
タンクに挿入した配管と接続する給油ホースと、両ホー
スとノズル本体を介して接続された抜取り兼給油ノズル
を有するエンジンオイル交換装置において、前記ノズル
本体内に給油ホース側へ閉塞付勢した切替弁を設けたこ
とを要旨とするものである。
【0016】
【作用】本発明によれば、新油の給油時は切替弁が廃油
抜取り側の配管への流路を閉塞するから、新油の給油側
の配管から新油が廃油側の配管に回り込まない。よっ
て、給油終了時に給油ポンプを停止すれば、停止後も新
油がノズル先端から吐出することはなく、直ちに作業を
終了できる。また、給油終了後に黒ずんだ色の油を給油
することもなく、客に悪い印象を与えずにすむ。
【0017】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のエンジンオイル交換装置の実
施例を示す要部である抜取り兼給油ノズルのノズル本体
部分の縦断側面図で、エンジンオイル交換装置の全体構
成は図2について既に説明した通りであるから、ここで
の詳細な説明は省略する。
【0018】図中7は抜取り兼給油ノズル13と抜取りホ
ース14、給油ホース15との接続部を構成するノズル本体
を示し、該ノズル本体7の一方の側部に抜取り兼給油ノ
ズル13を接続し、他方の側部に抜取りホース14、大気開
放管34、給油ホース15を並列に接続し、大気開放管34に
は逆止弁30を設けた。
【0019】そして、ノズル本体7内に抜取りホース14
側の流路と給油ホース15側の流路とを切り替える切替弁
1を軸26にスライド自在に配設する。図中27はOリング
を示し、油の混入を防止している。そして図中2はバネ
を示し、このバネ2は常時は抜取り兼給油ノズル13と抜
取りホース14との間に流路が形成されるよう該切替弁1
を給油ホース15側に押圧するよう付勢してある。また、
切替弁1はバネ2によって新油側の流路を閉じる方向へ
付勢されているので、廃油抜取り中に新油が抜取りホー
ス14側へ回り込むことがない。さらに、切替弁1は抜取
りホース14への流路を閉じてから給油ホース15と抜取り
兼給油ノズル13の流路が連通されるので新油が抜取りホ
ース14へ流れ込むことがない。
【0020】このようにして自動車のオイルパン内のオ
イルを交換するには、抜取り兼給油ノズル13をオイルパ
ン内に挿入し、弁19を開きポンプ18を回転すれば、切替
弁1はバネ2により給油ホース15側を閉塞し、抜取り兼
給油ノズル13と抜取りホース14との間に抜取りの流路が
形成されているから、廃油は抜取りホース14、抜取り管
16を介して廃油タンク3に入る。
【0021】オイルパン内の油が空になり抜取り兼給油
ノズル13から空気が吸い込まれ始めたら、弁19が閉じポ
ンプ18が停止する。
【0022】次にこのままの状態で引き続き新油を給油
するには、弁29が開き、切替弁22a,22bが選択した油
種のタンク4,5,6のいずれかに切り替わり、給油管
21a〜21cのいずれかと給油管23と給油ホース15、抜取
り兼給油ノズル13との間に給油流路が形成され、ポンプ
24が正転する。
【0023】そして、例えばタンク4からポンプ24によ
り汲み上げられるオイルは空の状態の給油管23、給油ホ
ース15を通ってノズル本体7内に入り、バネ2の弾力に
抗して液圧で切替弁1を抜取りホース14側に押圧しなが
ら、抜取り兼給油ノズル13に至る。このとき、抜取りホ
ース14と抜取り兼給油ノズル13との間の流路が液圧によ
り移動した切替弁1により遮断されてから、給油ホース
15と抜取り兼給油ノズル13との流路が形成されるから、
給油ホース15側からの新油が抜取りホース14側に入り込
むことはない。
【0024】所定量が給油されるとポンプ24が停止し弁
29が閉じる。この状態で、バネ2の押圧力により切替弁
1が新油の給油ホース15側に移動し、抜取り兼給油ノズ
ル13と抜取りホース14との間が連通するが、抜取りホー
ス14側には新油が回り込んでいないから、ポンプ24の停
止後も引き続いてノズル13の先端から新油が吐出するこ
とはなく吐出は直ちに停止する。よって、直ちに抜取り
兼給油ノズル13をオイルパンから抜いても新油が周囲に
タレ落ちることがない。また、給油終了後に新油の色が
黒ずむこともないし、作業時間の短縮にもなる。
【0025】この状態から、次回の給油の際に混油が生
じることを防ぐため、弁29を開きポンプ24を逆転して給
油管23、給油ホース15内のオイルをタンク4に戻す。給
油管23から給油ホース15内のオイルをタンク4に戻すと
き、逆止弁30を介して大気開放管34から空気が給油ホー
ス15内に取り込まれ、給油ホース15及び給油管23内の残
油は確実にタンク4に戻る。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明のエンジンオイ
ル交換装置は、新油の給油時に給油ホース側から抜取り
ホースの側に新油が回り込むことを防止できるから、給
油終了後にノズル先端からさらに新油が吐出することが
防げ、また、給油終了後に新油の色が黒ずむこともな
く、作業時間の短縮と客に対するイメージアップを図る
ことのできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車のエンジンオイル交換装置の実
施例の要部であるノズル本体の部分の縦断側面図であ
る。
【図2】本発明の自動車のエンジンオイル交換装置の実
施例の配管図である。
【符号の説明】
1…切替弁 2…バネ 3…廃油タンク 4,5,6…新油タ
ンク 7…ノズル本体 9…ロードセル 13…抜取り兼給油ノズル 14…抜取りホース 15…給油ホース 16…抜取り管 17…切替弁 18…ポンプ 19…弁 20…リリーフ弁 21a,21b.21c…給油管 22a,22b…切替弁 23…給油管 24…正逆転ポンプ 25…リリーフ弁 26…軸 27…Oリング 29…弁 30…逆止弁 34…大気開放管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃油ポンプを介して廃油タンクに挿入し
    た配管と接続する抜取りホースと、新油ポンプを介して
    新油タンクに挿入した配管と接続する給油ホースと、両
    ホースとノズル本体を介して接続された抜取り兼給油ノ
    ズルを有するエンジンオイル交換装置において、前記ノ
    ズル本体内に給油ホース側へ閉塞付勢した切替弁を設け
    たことを特徴とするエンジンオイル交換装置。
JP9578293A 1993-04-22 1993-04-22 エンジンオイル交換装置 Expired - Fee Related JP2888088B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360203B1 (ko) * 1999-09-10 2002-11-07 전시우 정역방향으로 주유가능한 주유장치
JP2009286500A (ja) * 2009-09-15 2009-12-10 Tatsuno Corp オイル交換装置

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KR100360203B1 (ko) * 1999-09-10 2002-11-07 전시우 정역방향으로 주유가능한 주유장치
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