JPH06312296A - ロッキングプレス装置 - Google Patents

ロッキングプレス装置

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JPH06312296A
JPH06312296A JP13572193A JP13572193A JPH06312296A JP H06312296 A JPH06312296 A JP H06312296A JP 13572193 A JP13572193 A JP 13572193A JP 13572193 A JP13572193 A JP 13572193A JP H06312296 A JPH06312296 A JP H06312296A
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rotating body
rocking
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rotation
center
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JP13572193A
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JPH0825072B2 (ja
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Kazumi Nakano
一美 中野
Yoshiaki Ieda
喜秋 家田
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FUKUJIYU KOGYO KK
KYODO KIKAI SEISAKUSHO KK
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FUKUJIYU KOGYO KK
KYODO KIKAI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ロッキング主軸の多様なロッキング運動を可
能とするロッキングプレス装置の提供。 【構成】 歯車12を介して駆動源11の回転を伝えら
れる外側回転体1はベアリング13を介して内側回転体
2を内包し、自らの自転により内側回転体を自転並びに
公転させる、また内側回転体は外側回転体と中心を共有
するロータリージョイント21を介してオイルを供給さ
れるロータリーアクチュエータ23により回転力が与え
られ、内外側回転体の中心軸及びロッキング主軸3はそ
れぞれ偏心して設置され、ロッキング主軸は内側回転体
の回転により自転する。ロータリーアクチュエータの内
部の回転弁231へのオイルの供給排出方向を変えるこ
とにより弁の角度の調整が可能でこれによりロッキング
主軸の力点も変化する。これにより、多様なロッキング
揺動が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッキングプレス装置
において、ロッキング主軸に多様なロッキング運動を可
能とするロッキングプレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロッキングプレス装置は、ロッキング
(揺動)運動を行うロッキング主軸によって、金属の鍛
造を行う装置であり、ロッキング主軸の下方には、ロッ
キング主軸の押圧力を支え、かつ鍛造に係る金属を載置
する液圧プレス装置等を含む下方部分等を備えており、
その基本原理は、図1に示すように、ロッキング主軸3
の揺動を司ってこの力点P(以下「力点P」という)に
対し、偏心した位置に自転の中心軸20及び揺動の中心
点Qを有する回転体を設け、これによって、ロッキング
主軸を揺動させながら、その下部に位置している液圧プ
レスによって下方から支えられている金属を順次変形し
て鍛造を行うとの原理に基づいている。
【0003】図1の場合のように、単に1個の回転体を
設けただけでは、ロッキング主軸3の揺動の力点Pは単
純な円運動を行い、これに伴って、ロッキング主軸によ
る鍛造は、1個の円形平面を基本とした形状の鍛造が可
能となるに過ぎない。
【0004】しかしながら、実際の製造現場では、前記
力点Pが円運動を行うだけでなく、静止した状態でロッ
キングプレスが自転を行う状態が要求され、しかも円運
動と自転の状態とを自在に変更出来ることが要請されて
いる。
【0005】この点を改良する為、回転体に様々な運動
を行わせながら、かつ回転体自身を自転させるには、複
雑な装置又は格別な機能が要請されており、このような
要請に応ずる従来技術として、特開昭60−22793
9号は、本書面と一体をなす図3に示すようなロッキン
グプレス装置を開示している。
【0006】特開昭60−227939号公報には、ロ
ッキング主軸3に対し色々な運動を行わせるための従来
技術を開示しており、これはロッキング主軸3とベアリ
ング32を介して結合し、ロッキング主軸3の揺動の中
心31の位置から偏心した位置に支点の中心軸を有する
内側回転体2、該内側回転対2をベアリング24を介し
て内包し、かつ自らの支点の中心軸が内側回転体2の支
点の中心軸と偏心している外側回転体1を設けている。
【0007】そして、外側回転体1、内側回転体2はそ
れぞれ独立した駆動モーター11、12と結合してい
る。
【0008】前記構成においては、内側回転体2の自転
及び公転の組み合わせによって、ロッキング主軸3に対
し様々な揺動運動を与えることができるが、内側回転体
2の公転は回転の中心軸が偏心している外側回転体1の
自転によって規制される一方、内側回転体2の自転は、
駆動モーター12の回転の伝達によって行われる。
【0009】このような回転の伝達のために従来技術に
おいては、内側回転体2側に設けた継手板51と駆動モ
ーター12側に設けたフランジ52の何れか一方から突
出させた滑りブロック53及び何れかの他方に設けた滑
り溝54を介して駆動モーター12による回転駆動を内
側回転体2に伝達している。
【0010】即ち、ロッキング主軸3の揺動中心と一致
する駆動モーター12の回転中心位置と内側回転体2の
自転の中心軸とがずれているために、前記の如き継手板
51、フランジ52の何れか一方から突出させた滑りブ
ロック53及び他方に設けた滑り溝54を介して、駆動
モーター12の回転を内側回転体2に伝達している訳で
ある。
【0011】このような構成においても、フランジ52
の回転速度と内側回転体2の回転速度とが等しくなるよ
うに駆動モーター11と12の回転速度を調整すること
によってロッキング主軸3の揺動中心に対し円運動を行
わせることが可能であり、また外側回転体1の中心位置
と内側回転体2の中心位置との偏位と内側回転体2の中
心位置とをロッキング主軸3の揺動の中心位置との偏位
による幅を同一に設計し、かつ該揺動の中心位置を外側
回転体2の中心位置と同一であるように設定することに
よって該揺動の中心位置を静止させて、ロッキング主軸
が自転を行うように設定することが可能である。
【0012】しかしながら、前記従来技術では、該揺動
の中心位置が円運動を行った状態から静止した状態に任
意に切り替えることは不可能である。
【0013】この点に加え、回転の伝達において滑りブ
ロック53及び滑り板54を使用することは必然的に摩
擦抵抗が発生することになり、これらの構成要素の摩耗
のため、これらの部品を頻繁に取り替なければならな
い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、前記従来
技術の欠点を克服し、極めて簡単な構成でありながら、
ロッキング主軸3の揺動中心が円運動の状態又は静止し
た状態となることが出来ると共に、必要に応じてよう状
態を自在に変換できるロッキングプレス装置を提供する
ことを課題とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本願発明の構成は図4に示すように、ロッキング主
軸3と結合し、その揺動の中心位置から偏心した位置に
自転の中心軸を有する内側回転体2と該内側回転体2の
該自転の中心軸から偏心した位置に自転の中心軸を有
し、かつ内側回転体2をベアリング13を介して内包
し、かつ自らの自転によって、内側回転体2を自転並び
に公転させる外側回転体1、歯車12を介して外側回転
体1及び外側回転体1と中心位置を共有しているロータ
リージョイント21を回転させる駆動源11、該ロータ
リージョイント21とオイル供給パイプ22を介して連
通し、内側回転体2と回転中心を共有し、内側回転体2
の回転角度を調整するロータリートルクアクチュエータ
ー23をそれぞれ設け、外側回転体1の中心位置と内側
回転体2の中心位置との偏位幅と内側回転体2の中心位
置とロッキング主軸3の揺動の中心位置との偏位幅とが
同一であるように設計したことを特徴とするロッキング
プレス装置からなる。
【0016】
【発明の作用】図4に示すように、駆動源11の回転力
は、歯車12を介して外側回転体1を駆動させると共
に、外側回転体1と回転中心を共有しているロータリー
ジョイント21を同一回転速度によって回転させてい
る。
【0017】内側回転体2は、固有の回転駆動源を有し
ていないため、内側回転体2及びロッキング主軸3の揺
動の力点31は、外側回転体1の回転の中心軸10を中
心として、外側回転体1と共に円運動を行うに過ぎな
い。
【0018】他方、ロータリートルクアクチュエーター
23が内側回転体2と結合されており、一体となって回
転するが、本願発明においてロータリートルクアクチュ
エーター23は、図5(a)、(b)に示すように、オ
イルの供給及び排出位置を交代させることによって、内
部の回転弁231の位置を180°偏位させるように作
動させている。
【0019】従って、ロータリートルクアクチュエータ
ー23の内部の回転弁231の角度調整によって、ロッ
キング主軸3の揺動の力点31もまた180°偏位する
ことになる。
【0020】しかし、ロータリートルクアクチュエータ
ー23は、内側回転体2と共に回転を行っているので、
ロータリートルクアクチュエーター23のオイルの供給
及び排出の位置を交換するためには、ロータリートルク
アクチュエーター23と同期した回転を行っているロー
タリージョイント21と、オイル供給パイプ22を介し
て連通させ、ロータリートルクアクチュエーター23及
びロータリージョイント21の双方が回転しながら2本
のオイル供給パイプ22を介してロータリートルクアク
チュエーター23におけるオイルの供給及び排出が行わ
れることになる。
【0021】無論、オイル供給パイプ22もまたロータ
リージョイント21及びロータリートルクアクチュエー
ター23と共に回転を行っている。
【0022】ここで、図2に示すように、外側回転体1
の自転の中心位置と内側回転体2の自転の中心軸20と
の偏心距離及び内側回転体2の自転の中心位置とロッキ
ング主軸3の揺動の力点31との偏心距離をそれぞれa
とし、しかもロータリートルクアクチュエーター23に
よって規定されている内側回転体2の中心位置とロッキ
ング主軸3の力点の角度をαとした場台には、ロッキン
グ主軸3の揺動の力点31の座標p(x,y)は下記の
式によって表現される(但し、図2においては、静止し
ている外側回転体1の中心の位置を(O、O)としてい
る。)。
【0023】 x=acos ωt+acos(ωt+α) y=asin ωt+asin(ωt+α) となる。上式において、x+y=2a(1+co
s α)が成立する。そして、本願発明ではロータリー
トルクアクチュエーター23によって規定される角度を
α=0°又は180°と設定している訳である。 即ち、上式において、x+y=4a(α−0°の
場合) 又は、x=y=0(α=180°の場合) が成立し、ロッキング主軸3の揺動の力点31は円運動
の状態か又は静止した状態のいずれかを行うことにな
る。
【0024】ここで、ロータリージョイント21に対す
る油の供給を切り替えパイプ(図示せず)によって供給
方法を逆転させた場合には、ロータリートルクアクチュ
エーター23におけるオイルの供給側と排出側とが逆転
され、前記180°の角度変換が行われ、前記のような
ロッキング主軸3の揺動の力点31が円運動の状態と静
止した状態との変換が行われることになる。
【0025】
【実施例】以上の作用原理によって本願発明の構成は明
らかと考えられるが、図4においては、ロータリージョ
イント21は外側回転体1と一体をなして回転する台の
上に載置され、これによってロータリージョイント21
が外側回転体1と回転中心を共有しながら同一速度によ
って回転することが可能となる。
【0026】このような実施例以外に、ロータリージョ
イント21を、図4のような台の上に載置せずに、静止
した台上に載置させ、駆動源11との間で固有の歯車1
2を介して外側回転体1と回転中心位置を共有しながら
同一速度で回転させる実施例も考える(尚、後者の実施
例は、特に図示しないが、図4に示す実施例の方が設計
上簡便である。)。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本願発明は、ロータリー
ジョイント及びロータリートルクアクチュエーターを設
け、ロータリートルクアクチュエーターによって内側回
転体の回転中心によるロッキング主軸の揺動の力点の角
度を調節することによって、該力点において円運動の状
態及び静止状態を任意に選択し、かつ任意に変換するこ
とが出来るので、ロッキングプレスの鍛造の現場におい
て極めて便利である。
【0028】即ち、本願発明は、極めて簡単な構成であ
りながら、ロッキングプレスの作動の変換を自在とする
点においてその価値は絶大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】:従来のロッキングプレス装置の原理を示す側
面図である。
【図2】:本願発明に係るロッキングプレス装置の揺動
の力点の運動を示す為のグラフ
【図3】:従来技術の構成を示す側断面図
【図4】:本願発明の構成を示す側断面図
【図5】(a)、(b):ロータリートルクアクチュエ
ーターの角度調整を説明する側断面図
【符合の説明】
1:外側回転体 10:外側回転体中心軸 11:駆動源 12:歯車 13:ベアリング 2:内側回転体 20:内側回転体中心軸 21:ロータリージョイント 22:オイル供給パイプ 23:ロータリートルクアクチュエーター 231:回転弁 24:ベアリング 3:ロッキング主軸 30:回転中心軸 31:揺動の力点 32:ベアリング 52:フランジ 53:滑りブロック 54:滑り溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッキング主軸と結合し、その揺動の中
    心位置から偏心した位置に自転の中心軸を有する内側回
    転体と該内側回転体の該自転の中心軸から偏心した位置
    に自転の中心軸を有し、かつ内側回転体をベアリングを
    介して内包し、かつ自らの自転によって、内側回転体を
    自転並びに公転させる外側回転体、歯車を介して外側回
    転体及び外側回転体と中心位置を共有しているロータリ
    ージョイントを回転させる駆動源、該ロータリージョイ
    ントとオイル供給パイブを介して連通し、内側回転体と
    回転中心を共有し、内側回転体の回転角度を調整するロ
    ータリートルクアクチュエーターをそれぞれ設け、外側
    回転体の中心位置と内側回転体の中心位置との偏位幅と
    内側回転体の中心位置とロッキング主軸の揺動の中心位
    置との偏位幅とが同一であるように設計したことを特徴
    とするロッキングプレス装置
  2. 【請求項2】 ロータリージョイントを外側回転体と一
    体をなす台上に載置させたことを特徴とする請求項1記
    載のロッキングプレス装置
  3. 【請求項3】 ロータリージョイントが駆動源との間に
    固有の歯車を介して回転することを特徴とする請求項1
    記載のロッキングプレス装置
JP13572193A 1993-04-27 1993-04-27 ロッキングプレス装置 Expired - Lifetime JPH0825072B2 (ja)

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JPH06312296A true JPH06312296A (ja) 1994-11-08
JPH0825072B2 JPH0825072B2 (ja) 1996-03-13

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