JPH06312041A - 自走式スケートボード - Google Patents

自走式スケートボード

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Publication number
JPH06312041A
JPH06312041A JP12786293A JP12786293A JPH06312041A JP H06312041 A JPH06312041 A JP H06312041A JP 12786293 A JP12786293 A JP 12786293A JP 12786293 A JP12786293 A JP 12786293A JP H06312041 A JPH06312041 A JP H06312041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
board body
rear wheel
skateboard
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12786293A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayumi Sato
歩 佐藤
Koji Kobayashi
幸治 小林
Yuzo Arakawa
雄三 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH06312041A publication Critical patent/JPH06312041A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自走するための駆動装置が設けられたスケー
トボードにおいて、駆動装置を、スケーターの邪魔にな
らない位置に配設すると共に、汎用なスケートボードに
も組付けられるようにする。 【構成】 ボード本体1の裏面に揺動自在に軸支され、
後輪3が軸承される後輪用ブラケツト12の後部に、電
動モータ15を一体的に設けるように構成し、さらに、
電動モータ15を、ボード本体1後端側の接地部位を通
る後輪3の接地側接線Lよりも上側に位置するようにし
て構成した自走式スケートボード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動源として電動モー
タを備えて自走する自走式スケートボードに関するもの
である。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
スケートボードは、長板状のボード本体の裏面(下面)
前後部に、左右各一対の車輪が設けられているが、ボー
ド本体は左右操舵する必要があり、そのため、図2に示
す前輪2の取付け構造のように、車輪(前輪)2が軸承
される車軸ブラケツト8を、ボード本体1裏面に一体化
の支持ブラケツト7から前後方向傾斜状に垂下せしめた
揺動軸7aに揺動自在に軸支する一方、車軸ブラケツト
8から上方に向けて突設せしめたアーム8bを、前記支
持ブラケツト7に移動範囲を制限する状態で左右移動自
在に支持して、ボード本体1に乗つたスケーターが左右
に重心移動(体重移動)することに伴い、前輪用の車軸
ブラケツト8を揺動軸7aを支軸として、また、前輪と
同じ構成で設けた後輪用の車軸ブラケツトを揺動軸を支
軸としてそれぞれ揺動させることで左右に操舵しながら
の走行ができるものであり、これによつてスケートボー
ド走行を楽しむことができるようになつている。ところ
で、この様なスケートボードは、バランスをとりながら
走行することが肝要であるが、特に走行初めにおいては
片足で地面を蹴つて初速を与える必要があるが、このと
きにバランスをとることが極めて難しく、高度のテクニ
ツクが必要とされ、初心者には難しい技となる。そこ
で、スケードボードに電動モータを取付けて自走式とす
ることが既に提唱されており、この様なものとして、例
えば特開昭52−2633号公報に示される如きものが
知られているが、このものは、後輪付きの駆動装置がボ
ード本体の後端から後方上方に突出するよう取付けられ
ているため、どうしてもスケーターの邪魔になつてしま
ううえ、後輪がボード本体裏面に組込まれた汎用性のあ
るものには採用できない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる自走式ス
ケートボードを提供することを目的として創案されたも
のであつて、平板状のボード本体と、該ボード本体の裏
面前後部にそれぞれ揺動自在に組付けられる前後輪用ブ
ラケツトと、該前後輪用ブラケツトに軸承される各一対
の前後輪とを備えて構成されるスケートボードにおい
て、前記後輪は、ボード本体裏面に組付けられる後輪用
ブラケツトに回動自在に軸支せしめた車軸の両端に軸支
されたものとし、さらに前記後輪用ブラケツトの後部に
は、ボード本体後端側の接地部位を通る後輪の接地側接
線よりも上側に位置して電動モータを設け、該電動モー
タを歯車減速機構を介して車軸に連動連結して自走する
ように構成したことを特徴とするものである。
【0004】そして本発明は、この構成によつて、自走
するための駆動装置を、スケーターの邪魔になることが
なく、しかも汎用のボード本体に簡単に組込むことがで
きるようにしたものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はスケートボードを構成する
長板平板状のボード本体であつて、該ボード本体1の裏
面(下面)には左右各一対の前後輪2、3が後述するよ
うに取付けられているが、さににボード本体1の後端部
には、後方上方に向けて傾斜した傾斜部1aが形成され
ており、その裏面(下面)側後端縁部にはテール部材
(該テール部材はフラツト状のものピボツト状のものの
何れでも良い)4が一体的に取付けられているが、該テ
ール部材4は、ボード本体1の後端を接地させてターン
したりするような場合において接地部材となるものであ
る。また、ボード本体1の前端部および左右両側部には
ノーズガード部材5、サイドガード部材5aが一体的に
取付けられている。
【0006】まず、前輪2の取付け構造であるが、これ
は次のようになつている。つまり、ボード本体1の前部
にはスペースパツト6を介して支持ブラケツト7が一体
的に取付けられるが、該支持ブラケツト7には、前方下
方に向けて揺動軸7aが突設されている。そしてこの揺
動軸7aに前輪用ブラケツト8に形成されるボス部8a
が揺動自在に軸支されている。9、9aはボス部8aを
挟持する状態で揺動軸7aに組込まれるクツシヨンパツ
トであつて、該クツシヨンパツト9、9aの弾性変形で
前輪用ブラケツト8が揺動軸7aを軸芯にして揺動でき
るようになつている。さらにこの前輪用ブラケツト8に
は前方上方に向けてアーム8bが突設されており、該ア
ーム先端8bの先端部が、支持ブラケツト7に形成の長
孔7bに左右方向移動自在に嵌合しており、前輪用ブラ
ケツト8の揺動範囲が長孔7bの範囲に制限される構成
になつている。そして、前記前輪2は、前輪用ブラケツ
ト8から左右方向に一体的に突出する車軸8cに自由回
動自在に軸承されている。
【0007】次に、後輪3の取付け構造であるが、これ
は次のようになつている。つまり、ボード本体1の後部
にスペースパツト10を介して一体的に支持ブラケツト
11が取付けられるが、該支持ブラケツト11には、後
方下方に向けて突出する揺動軸11aと、これよりも後
方に位置して長孔11bが形成されている。そして、揺
動軸11aに、後輪用ブラケツト12のボス部12aが
揺動自在に軸支されると共に、後輪用ブラケツト12に
後方上方に向けて突設のアーム12bが前記長孔11b
に左右方向移動範囲が孔長によつて制限される状態で嵌
合していることについては前記前輪2の取付け構造と同
様であるが、後輪用ブラケツト12には、車軸13が軸
受14を介して自由回動自在に貫通軸支されている。そ
してこの車軸13の左右両端部に後輪3が一体的に組込
まれており、この様にして後輪3はボード本体1の後端
部に軸支されている。
【0008】15は電動モータであつて、該電動モータ
15は、後輪用ブラケツト12の後端部に突設したモー
タ取付け部12cに一体的に取付けられるが、その取付
け位置は、前述したようにターンをする際に接地するボ
ード本体後端に設けたテール部材4の接地面を通る後輪
3の接地側接線Lよりも上側に位置するように電動モー
タの外径が設定されていて、テール部材4の接地時、電
動モータ15が地面に接地することがないようになつて
いる。因みに、電動モータ15は、テール部材4の摩
耗、ボード本体1の湾曲等も考慮して前記接線Lよりも
少し上位に位置させることが実質上は好ましい。そし
て、電動モータ15から突出するモータ出力軸15aに
一体的に形成の出力ギア15bは、一段の減速機構が構
成されるよう車軸13側に設けた従動ギア13aに減速
される状態で噛合されているが、従動ギア13aは後輪
3よりも必然的に小径となるよう設定されることにな
り、これによつて、従動ギア13aとこれに噛合する出
力ギア15bとのあいだの軸間距離によつて外径の制約
を受ける電動モータ15は高トルクタイプとすることが
可能で、しかも前記減速機構での減速比を小さく設定し
得ることになつて、後述するバツテリ17の一回の充電
(あるいは補充)で可及的長時間のあいだプレーできる
よう配慮されている。さらに、従動ギア13aと車軸1
3との間には、後輪3が電動モータ15の回転数以上の
回転となつたときに動力伝動を遮断するオーバーランニ
ングクラツチ16が介装されており、これによつて、電
動モータ15の前進駆動力が出力ギア15bから従動ギ
ア13a、オーバーランニングクラツチ16を経由して
車軸13に伝達され、自走の前進走行ができるようにな
つているが、ボード本体1の走行速度が速くなつてモー
タ回転を上回つた場合に、オーバーランニングクラツチ
16が働いて電動モータ15に対しこれを増速させる、
つまり定格回転を越えて高速回転させる負荷が働くこと
がないように設定されている。尚、電動モータ15を駆
動するためのバツテリ17はボード本体1の前後輪2、
3間に組込まれ、また電動モータ15の駆動−停止をす
るための切換えスイツチ18はリード線18aを介して
電動モータ15の配線から引出されて、ボード本体1に
乗つたスケーターが手元操作できるようになつている。
【0009】叙述の如く構成された本発明の実施例にお
いて、スケードボードを楽しむ場合に、スケーターはボ
ード本体1に乗つた状態で切換えスイツチ18をON操
作すると、電動モータ15が一定回転で駆動し、これに
よつて減速機構を介して後輪3が強制回転して自走する
ことになる。
【0010】この様に、本発明が実施されたものにおい
て、スケートボードを自走式にして、初心者であつても
容易に楽むことができるが、電動モータ15は、ボード
本体1後端側の接地部位となるテール部材4の接地点を
通る後輪3の接地面側の接線Lよりも上側に位置する状
態で後輪用ブラケツト12に一体的に組込まれており、
この結果、電動モータ15がボード表面から突出してス
ケーターの邪魔になることがない許りでなく、テール部
材4を接地させてターンするような場合に、電動モータ
15が接地してしまうことが確実に回避され、電動モー
タ15の有効な保護が計れるうえ、後輪3は常に接地状
態となり、そしてスケーターが自分で蹴る場合にオーバ
ーランニングクラツチ16により電動モータ15を増速
させる負荷が働くこともないので、電動モータ15が取
付けられていないものと殆ど同等のスケーテイングを行
うことができる。さらに、電動モータ15は、後輪がボ
ード本体の裏面側に設けられたスケートボードに取付け
るものであるので、汎用性の高いものに簡単に組込むこ
とができる。そして、スケーターが体重移動をして操舵
する場合に、電動モータ15は後輪用ブラケツト12と
共に一体的に移動して、電動モータ15と車軸13との
動力伝動経路がズレてしまう不具合をなくすことができ
る。
【0011】しかもこのものでは、電動モータ15と車
軸13との間にオーバーランニングクラツチ16が設け
られていて、ボード本体1が電動モータ15による走行
速度よりも速くなつたり、途中でモータ停止をしたよう
な場合に、電動モータ15が回転されてしまうことがな
い許りでなく、走行停止時、前記減速噛合の関係に電動
モータの回転抵抗とが相俟つてこれらが後進方向の抵抗
となつて働くため、不用意に後進することも防止でき
る。
【0012】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、図6に示すごとく電動モータ15から車軸1
3に至る動力伝動経路が後輪ブラケツト12内に収納さ
れるものでなく、左右何れか一方に露出する構成のもの
であつてもよい。
【0013】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、電動モータの駆動によつて自走す
るスケートボードとして、初心者であつても容易に楽む
ことができるようにしたものであるが、電動モータは、
ボード本体後端側の接地部位を通る後輪の接地面側の接
線よりも上側に位置する状態で後輪用ブラケツトに一体
的に組込まれているので、電動モータがボード表面から
突出してスケーターの邪魔になることがない許りでな
く、ボード本体後端部を接地させてターンするような場
合にあつても、電動モータが接地することを確実に回避
できて有効な保護が計れるうえ、後輪は常に接地状態と
なるので、電動モータが取付けられていないものと同等
のスケーテイングを行うことができるうえ、後輪がボー
ド本体の裏面側に設けられた汎用性の高いスケートボー
ドに簡単に組付けることができる。しかも、スケーター
が体重移動をスケートボードの操舵をする場合に、電動
モータは後輪用ブラケツトと共に一体的に移動するの
で、電動モータと車軸との動力伝動経路がズレてしまう
不具合がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スケートボードの裏面側の全体斜視図である。
【図2】前輪の取付け構造を示す分解斜視図である。
【図3】スケートボードの要部側面図である。
【図4】図3におけるA−A矢視図である。
【図5】スケートボードの縦断面図である。
【図6】第二実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ボード本体 2 前輪 3 後輪 8 前輪用ブラケツト 12 後輪用ブラケツト 13 車軸 15 電動モータ 16 オーバーランニングクラツチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のボード本体と、該ボード本体の
    裏面前後部にそれぞれ揺動自在に組付けられる前後輪用
    ブラケツトと、該前後輪用ブラケツトに軸承される各一
    対の前後輪とを備えて構成されるスケートボードにおい
    て、前記後輪は、ボード本体裏面に組付けられる後輪用
    ブラケツトに回動自在に軸支せしめた車軸の両端に軸支
    されたものとし、さらに前記後輪用ブラケツトの後部に
    は、ボード本体後端側の接地部位を通る後輪の接地側接
    線よりも上側に位置して電動モータを設け、該電動モー
    タを歯車減速機構を介して車軸に連動連結して自走する
    ように構成したことを特徴とする自走式スケートボー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、電動モータの出力軸
    から車輪に至る歯車減速機構には、後輪が電動モータの
    回転以上になつたときに動力伝動を遮断するオーバーラ
    ンニングクラツチが配設されていることを特徴とする自
    走式スケートボード。
JP12786293A 1993-04-30 1993-04-30 自走式スケートボード Pending JPH06312041A (ja)

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JP (1) JPH06312041A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020040712A (ko) * 2002-04-12 2002-05-30 신중 렉스보
US11406890B1 (en) 2017-08-25 2022-08-09 David Jackson Skateboard assembly

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