JPH06311417A - 焦点制御装置 - Google Patents

焦点制御装置

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JPH06311417A
JPH06311417A JP5120517A JP12051793A JPH06311417A JP H06311417 A JPH06311417 A JP H06311417A JP 5120517 A JP5120517 A JP 5120517A JP 12051793 A JP12051793 A JP 12051793A JP H06311417 A JPH06311417 A JP H06311417A
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JP
Japan
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component
subtraction
circuit
signal level
illuminance
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Withdrawn
Application number
JP5120517A
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English (en)
Inventor
Seiya Okubo
盛也 大久保
Sukeyoshi Konno
祐喜 紺野
Yoshikazu Sato
義和 佐藤
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Philips Japan Ltd
Original Assignee
Philips Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低照度の特性を持つ交流成分に関するノイズ
の影響を回避し、そして高照度かつ低コントラストの特
性を持つ交流成分の変化が忠実に反映する積分値を生成
する焦点制御装置を提供する。 【構成】 減算率変更手段20は、交流成分S1に係る
照度をパラメータPを参照して判断する。減算率変更手
段20は、低照度である判断を下した場合、減算回路1
9の減算率を第1の減算率に設定する。さらに、減算率
変更手段20は、高照度かつ低コントラストである判断
を下した場合、減算回路19の減算率を第2の減算率に
設定する。そして減算率変更手段20は、低照度、高照
度かつ低コントラスト以外の判断を下した場合、減算回
路19の減算率を第3の減算率に設定する。この結果、
照度に応じた適切な積分値を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズの焦点を決定す
る際に参照する積分値を、画像信号の交流成分に基づい
て生成する焦点制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等には、被写体に対する焦
点合わせを自動的に行う焦点制御装置が搭載されてい
る。この焦点制御装置がレンズの焦点を決定する方式は
各種存在するが、その一つに、画像信号から交流成分を
抽出し、この交流成分の積分値(評価値)算出し、この
積分値を基にレンズの焦点を決定する方式がある。ここ
では、積分値を算出してレンズの焦点を決定する焦点制
御装置について話しを進める。
【0003】図5に、従来の焦点制御装置に係るブロッ
ク図を示す。図において、レンズ1が出力する光学情報
は、CCD2において電気信号に変換される。CCD2
が出力する電気信号は、アナログ・ディジタル変換器
(A/D)3においてアナログ形態からディジタル形態
に変換される。ディジタル形態に変換された電気信号
を、ここでは画像信号Sと呼ぶことにする。画像信号S
は、レンズ1の焦点を被写体に合わせる、いわゆる合焦
処理の制御を行う焦点制御装置4に入力すると同時に、
例えば絞り調整の制御を行う図示しない装置等に供給さ
れる。
【0004】焦点制御装置4は、ハイパスフィルタ(H
PF)5と、交流成分供給回路6と、積分回路7とを有
している。ハイパスフィルタ5は、画像信号Sの交流成
分S1を抽出するディジタルフィルタである。なお、交
流成分S1は、例えば輝度信号成分から構成される。交
流成分供給回路6は、交流成分S1に対応する交流成分
S2を積分回路7に向けて出力する回路である。なお交
流成分S2は、交流成分S1に一致する場合と、過去に
出力した交流成分S2の記憶値である交流成分S3に一
致する場合がある。交流成分供給回路6において、交流
成分S3は、予め設定された一定の周期毎に減算され
る。交流成分S2として、交流成分S1と交流成分S3
の何れを出力するかは、交流成分S1と交流成分S3と
を比較の結果決定する。即ち、信号レベルの大きい何れ
かが出力される。
【0005】積分回路7が算出した交流成分供給回路6
から出力される交流成分S2の積分値Iを算出する回路
である。積分回路7の積分値Iは、制御回路8に供給さ
れる。制御回路8は、積分値Iを参照してレンズ1の焦
点を所定の被写体の位置に設定するプロセッサ等から構
成される回路である。
【0006】以上の構成における焦点制御装置4の動作
を、図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、従
来の焦点制御装置4の第1の動作説明図である。図は、
被写体が十分な照度及びコントラストを持ち、かつ被写
体の一部が極端に高輝度である場合の、交流成分S1と
交流成分S2との関係を示したものである。さらに具体
的には、走査線1本分の輝度分布を示したもので、縦軸
は信号レベルLを示し、横軸は時間t(走査位置)を示
す。なお、極端に高輝度の被写体の例としては、光源を
挙げることができる。交流成分供給回路6は、ハイパス
フィルタ5から交流成分S1が出力される度に、交流成
分S1と、記憶した交流成分S3とを比較し、信号レベ
ルの高い何れかを交流成分S2として積分回路7に出力
する。なお、交流成分S3は、所定の周期で、値が減算
される。
【0007】図示した例では、タイミングt3(t13
において、高輝度の被写体を示す信号レベルの高い交流
成分S1が発生している。このため、交流成分S2が、
タイミングt3〜t11の間、交流成分S1の値を反映し
ない非常に大きな値に設定されている。タイミングt13
以降においても同様の事態が予想される。なお、交流成
分3の減算は、2タイミング(2クロック)毎に実施さ
れる。交流成分S2が大きな値を維持するということ
は、タイミングt3〜t11の間に、傾斜がなだらかで、
かつ高さの高い積分値Iの山が生成される。このような
山が生成されると、制御回路8は、タイミングt3に対
応する高輝度の被写体の近傍にレンズ1の焦点を設定
し、合焦動作を停止する。
【0008】次に、図7は、従来の焦点制御装置4の第
2の動作説明図である。図中a側は、低照度の特性を持
つ交流成分S1が交流成分供給回路6に供給された場合
の波形で、ノイズレベルLNを僅かに超えるタイミング
1〜t3,t7〜t9,t13〜t15の間以外は、ノイズレ
ベルLNの交流成分S2が出力される。即ち、タイミン
グt3〜t7,t9〜t13の間は、ノイズの信号レベルが
反映した交流成分S2が発生する。図中b側は、高照度
かつ低コントラストの特性を持つ交流成分S1が交流成
分供給回路6に供給された場合の波形で、信号レベルの
計時変化が非常に少ないという特性を持つ。
【0009】従来の焦点制御装置4は、交流成分S1に
極端に高輝度の被写体に対応する信号レベルが含まれる
場合、この被写体の近傍にレンズ1の焦点を設定し、合
焦動作を停止してしまう。極端に高輝度の被写体は、光
源である場合が想定され、撮影者が合焦を望む所望の被
写体は他に存在する場合が多い。しかし、レンズ1の焦
点が、高輝度の被写体の近傍に設定されるため、所望の
被写体がぼけてしまうという問題が生じていた。
【0010】また、交流成分S1が低照度特性を持つ場
合、ノイズレベルを超える信号レベルを交流成分S2に
反映させた後は、ノイズレベルの影響を回避するため、
この信号レベルが反映した交流成分S2を長く出力し続
けることが望まれていた。さらに、交流成分S1が高照
度かつ低コントラストの特性を持つ場合、交流成分S1
の経時変化が非常に少ないため、交流成分S1の変化を
忠実に反映した交流成分S2を出力することが望まれて
いた。しかし、従来の焦点制御装置4は、比較的撮影条
件が良い場合の交流成分S1の特性を想定して交流成分
S1と交流成分S2(交流成分S3)の関係を想定して
いた。このため、低照度または高照度かつ低コントラス
トの場合には、レンズ1の所望の焦点を設定できる積分
値Iを得られないという問題が生じていた。
【0011】
【発明の目的及び概要】本発明の目的は、極端に高輝度
の信号レベルを排除することにより、高輝度の被写体以
外の所望の被写体の位置に、正確にレンズの焦点を合焦
できる焦点制御装置を提供する。さらなる本発明の目的
は、低照度の特性を持つ交流成分に関しては、ノイズの
影響を回避した積分値が得られ、そして高照度かつ低コ
ントラストの特性を持つ交流成分に関しては、この交流
成分の変化が忠実に反映した積分値を得られる焦点制御
装置を提供する。
【0012】第1の発明は、レンズの焦点を決定する際
に参照する積分値を、画像信号に基づいて生成する焦点
制御装置において、前記画像信号の信号レベルの内、予
め設定された輝度を超える高輝度の信号レベルを特定す
る閾値を超えた場合、当該信号レベルを当該閾値に対応
する値に設定するリミッタを備えたことを特徴とするも
のである。第1の発明によると、高輝度の被写体を示す
信号レベルが排除された交流成分を生成することがで
き、結果として高輝度の信号レベルを回避した積分値を
提供できる。
【0013】第2の発明は、レンズの焦点を決定する際
に参照する積分値を生成する積分回路に、画像信号の交
流成分を供給する交流成分供給回路を有す焦点制御装置
において、前記交流成分供給回路は、前記積分回路に出
力した交流成分の信号レベルを記憶し、かつ当該信号レ
ベルの減算を行う減算回路と、新たに入力する交流成分
の信号レベルと、前記減算回路が記憶する交流成分の信
号レベルとを比較し、何れか信号レベルの大きい当該何
れかの交流成分を選択し、前記積分回路に出力する比較
回路と、前記画像信号が、低照度で撮影された画像を示
す第1の状態の場合、前記減算回路の減算率を予め設定
された基本減算率よりも低い値に設定し、前記画像信号
が、高照度かつ低コントラストで撮影された画像を示す
第2の状態の場合、前記減算率を前記基本減算率よりも
高い値に設定し、前記画像信号を示す画像が、前記第1
及び第2の状態以外の第3の状態の場合、前記減算率を
前記基本減算率に設定する減算率変更手段とを備えたも
のである。第2の発明によると、被写体の照度に応じ
て、適切な信号レベルの交流成分を積分回路に供給する
ことができ、結果として照度に応じた適切な積分値を提
供することができる。
【0014】
【実施例】図1に、第1の発明の係るブロック図を示
す。図に示した第1の発明に係る焦点制御装置9は、図
5に示した焦点制御装置4同様に、A/D3(図5)か
ら画像信号Sを受け入れ、制御回路8(図5)に積分値
Iを出力する回路である。
【0015】図1において、焦点制御装置9は、リミッ
タ10、ハイパスフィルタ(HPF)11、交流成分供
給回路12、そして積分回路13を有す。ハイパスフィ
ルタ11、交流成分供給回路12、そして積分回路13
は、図5において説明した構成と同一である。リミッタ
10は、入力する画像信号Sの信号レベルが予め設定さ
れた閾値LRを超える場合、この信号レベルの値を閾値
Rに設定する回路である。この閾値LRは、たとえばA
/D3が出力可能なディジタル値の1/2の値に設定さ
れる。
【0016】ここで、焦点制御装置9の動作を、図2を
参照しながら説明する。図2は、第1の発明に係る動作
説明図である。図に示した交流成分S1は、先に図6に
示した交流成分S1に対応する波形で、リミッタ10
は、閾値LRを超える信号レベルが発生したタイミング
3及びt13の信号レベルを、閾値LRに設定している。
このため、タイミングt1,t3、t5、t7,t11,t13
において、交流成分S1の値を反映した交流成分S2が
出力される。即ち、第1の発明によると、高輝度の信号
レベルによって交流成分S2に交流成分S1が反映しな
い事態を減少させることができ、傾斜がなだらかで、か
つ高さの高い積分値Iの山の生成が回避される。
【0017】次に、図3に、第2の発明に係るブロック
図を示す。図に示した第2の発明に係る焦点制御装置1
4は、図5に示した焦点制御装置4同様に、A/D3
(図5)から画像信号Sを受け入れ、制御回路8(図
5)に積分値Iを出力する回路である。
【0018】図3において、焦点制御装置14は、ハイ
パスフィルタ(HPF)15、交流成分供給回路16、
そして積分回路17を有す。ハイパスフィルタ15及び
積分回路17は、図5において説明した構成と同一であ
る。
【0019】交流成分供給回路16は、比較回路18、
減算回路19、減算率変更手段20、そしてスイッチ
(SW)21を有している。減算回路19は、積分回路
17に向けて出力する交流成分S2を記憶し、かつ記憶
内容(交流成分S3)の減算結果を比較回路18に向け
て出力する回路である。比較回路18は、交流成分S3
と交流成分S1との比較を行い比較結果に基づいてスイ
ッチ(SW)21を制御する回路である。スイッチ21
は、交流成分S1が供給される端子Hと、交流成分S3
が供給される端子Lの何れかを、積分回路17(減算回
路19)に接続するスイッチである。比較回路18は、
交流成分S1と交流成分S3とを比較した結果、交流成
分S1の値が交流成分Sの値よりも大きい場合には端子
Hを有効に設定し、交流成分S3の値が大きい場合には
端子Lを有効に設定するスイッチ21を制御する。端子
Hが有効に設定されるということは、交流成分S2は交
流成分S1と一致する。端子Lが有効に設定されるとい
うことは、交流成分S2は交流成分S1と一致する。
【0020】減算率変更手段20は、減算回路19にお
ける交流成分S3の減算率を所望の値に設定する回路で
ある。この減算率変更手段20における演算率の制御
は、一定周期で入力するクロックCLと、レンズ1(図
5)に入力する光学像の照度(撮影状態)を特定するた
めのパラメータP、そして比較回路18の出力を基に実
施される。
【0021】パラメータPは、例えば自動絞り回路のA
GCがオンである場合、即ち低照度の撮影状態である第
1の状態を示す情報と、さらには自動絞り回路が一定値
以上の評価値を持ち(高照度)、かつ積分回路17の積
分値Iが一定値以下(低コントラスト)の撮影状態であ
る第2の状態を示す情報と、第1及び第2の何れの状態
にも該当しない第3の状態を示す情報の何れかが設定さ
れるもので、例えば制御回路8(図5)が自動絞り回路
の動作状態及び積分値Iの監視を行い生成する。
【0022】この減算率変更手段20は、たとえばパラ
メータPが第3の状態を示す場合、クロックCLが2ク
ロック入力する度に、減算回路19に減算の指示を出
す。また、パラメータPが第1の状態を示す場合、クロ
ックCLが4クロック入力する度に、減算の指示を出
す。そして、パラメータPが第2の状態を示す場合、ク
ロックCLが1クロック入力する度に、減算の指示を出
す。なお、減算率変更手段20がクロックの計数を開始
する起点は、比較回路18が端子Hを有効に設定した時
点である。
【0023】結果として、第3の状態の減算率を基本減
算率とすると、第1の状態では、基本減算率の1/2倍
の第1の減算率が設定される。そして第2の状態では、
基本減算率の2倍の第2の減算率が設定される。第1の
減算率は、基本減算率と同じ値の減算値を得るために
は、2倍の時間が必要になる。同様に第2の減算率は、
1/2倍の時間で基本減算率と同じ減算値を得ることが
できる。なお、減算回路19は、減算指示を受け付ける
と、交流成分S3の値を1単位、例えば記憶値を“1”
減算する。
【0024】ここで図4を参照しながら、図3に示した
焦点制御装置14の動作説明を行う。図4は、第2の発
明に係る動作説明図である。図中a側は、低照度の特性
を持つ交流成分S1が交流成分供給回路6に入力した場
合の波形である。即ち減算率変更手段20は、パラメー
タPの内容から、第1の状態を検出し、第1の減算率を
設定する。即ち、減算回路19は、クロックCLが4ク
ロック発生する度に減算指示を受けて減算を実施する。
このため、減算回路19は、タイミングt1において交
流成分S3の減算を実施すると、その後タイミング
5,t11において減算が実施される。図中の波形を例
に取ると、タイミングt1〜t5,t7〜t11,t13〜に
おいて、ノイズレベルを上回る信号レベルの交流成分S
1を反映した交流成分S2が出力される。即ち、ノイズ
レベルが反映した交流成分S2は、タイミングt5
7,タイミングt11〜t13の間のみに限定され、少な
くとも3クロック分は、野路レベルの影響を受けない交
流成分S2を出力することができる。言い換えれば、野
路レベルを僅かでも超える信号レベルの交流成分S1が
発生した後は、ノイズレベルが継続しても、このノイズ
レベルの影響を回避した交流成分S2を出力することが
できる。
【0025】図中b側は、高照度かつ低コントラストの
特性を持つ交流成分S1が交流成分供給回路6に入力し
た場合の波形である。即ち減算率変更手段20は、パラ
メータPの内容から、第2の状態を検出し、第2の減算
率を設定する。即ち、減算回路19は、クロックCLが
1クロック発生する度に減算指示を受けて減算を実施す
る。このため、減算回路19は、タイミングt1,t2
3,…の全てのタイミングにおいて、交流成分S3の
減算を実施する。図中の波形を例に取ると、各タイミン
グにおける交流成分S1のレベルの全てが、交流成分S
2に反映する。言い換えれば、交流成分S1の信号レベ
ルを略忠実に反映した交流成分S2を出力することがで
き、低コントラスト時でも、合焦、非合焦の微妙な差が
反映される。
【0026】パラメータPが第3の状態を示す場合は、
減算率変更手段20は、第3の減算率を減算回路19に
設定する。減算回路19は、たとえばクロックCLが2
クロック発生する度に、交流成分S3の減算を実施す
る。即ち、図6または図2において説明した状態の交流
成分S2が積分回路17に向けて出力される。
【0027】本発明は以上の実施例に限定されない。第
1の発明において、リミッタ10の閾値LRは、予め固
定的に設定しておく場合を例に説明したが、外部から所
望の時期に変更する構成でも構わない。第2の発明にお
いて、減算回路19の減算率変更を積算率変更手段20
が計数するクロックの数に応じて実施する例を説明した
が、たとえば減算回路19の減算値を変更する構成でも
構わない。即ち、第3の減算率として、例えば減算値
“0.5”を設定し、クロックCLのクロックが発生す
る度に、交流成分3の値を“0.5”減算する。結果と
して2クロックで交流成分3の値が“1”減算される。
第1の減算率として、例えば減算値“0.25”を設定
すると、4クロックで交流成分3の値が“1”減算され
る。なお、減算回路19の減算率を極大化することによ
り交流成分S1を略完全に反映した交流成分S2を出力
することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のように、第1の発明に係る
焦点制御装置によると、極端に高輝度の信号レベルを含
む画像信号が発生しても、この信号レベルの影響が少な
い積分値を提供できる。即ち、高輝度の被写体以外の所
望の被写体の位置に、正確にレンズの焦点を合焦でき
る。また、第2の発明に係る焦点制御装置によると、低
照度の被写体に対応する交流成分が発生した場合には、
ノイズの影響が少ない積分値を提供できる。この結果と
して低照度の被写体に対して、正確にレンズの焦点を合
焦できる。そして、高照度及び低コントラストの被写体
に対応する交流成分が発生した場合には、交流成分を忠
実に反映した積分値を提供することができる。この結果
として、高照度公称度故障度及び低コントラストの被写
体に対して、正確にレンズの焦点を合焦できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係るブロック図である。
【図2】第1の発明に係る動作説明図である。
【図3】第2の発明に係るブロック図である。
【図4】第2の発明に係る動作説明図である。
【図5】従来の焦点制御装置に係るブロック図である。
【図6】従来の焦点制御装置の第1の動作説明図であ
る。
【図7】従来の焦点制御装置の第2の動作説明図であ
る。
【符号の説明】
9,14 焦点制御装置 10 リミッタ 11,15 ハイパスフィルタ(HPF) 12,16 交流成分供給回路 13,17 積分回路 18 比較回路 19 減算回路 20 減算率変更手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの焦点を決定する際に参照する積
    分値を、画像信号に基づいて生成する焦点制御装置にお
    いて、 前記画像信号の信号レベルの内、予め設定された輝度を
    超える高輝度の信号レベルを特定する閾値を超えた場
    合、当該信号レベルを当該閾値に対応する値に設定する
    リミッタを備えたことを特徴とする焦点制御装置。
  2. 【請求項2】 レンズの焦点を決定する際に参照する積
    分値を生成する積分回路に、画像信号の交流成分を供給
    する交流成分供給回路を有す焦点制御装置において、 前記交流成分供給回路は、 前記積分回路に出力した交流成分の信号レベルを記憶
    し、かつ当該信号レベルの減算を行う減算回路と、 新たに入力する交流成分の信号レベルと、前記減算回路
    が記憶する交流成分の信号レベルとを比較し、何れか信
    号レベルの大きい当該何れかの交流成分を選択し、前記
    積分回路に出力する比較回路と、 前記画像信号が、低照度で撮影された画像を示す第1の
    状態の場合、前記減算回路の減算率を予め設定された基
    本減算率よりも低い値に設定し、 前記画像信号が、高照度かつ低コントラストで撮影され
    た画像を示す第2の状態の場合、前記減算率を前記基本
    減算率よりも高い値に設定し、 前記画像信号を示す画像が、前記第1及び第2の状態以
    外の第3の状態の場合、前記減算率を前記基本減算率に
    設定する減算率変更手段とを備えたことを特徴とする焦
    点制御装置。
JP5120517A 1993-04-23 1993-04-23 焦点制御装置 Withdrawn JPH06311417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9742984B2 (en) 2013-04-10 2017-08-22 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and method of controlling the same

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