JPH06311321A - フィルム画像読取り装置 - Google Patents

フィルム画像読取り装置

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JPH06311321A
JPH06311321A JP5094565A JP9456593A JPH06311321A JP H06311321 A JPH06311321 A JP H06311321A JP 5094565 A JP5094565 A JP 5094565A JP 9456593 A JP9456593 A JP 9456593A JP H06311321 A JPH06311321 A JP H06311321A
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JP
Japan
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film
holder
cassette
image
scanning
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Application number
JP5094565A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Kinoshita
勝義 木下
Takashi Tsutsumi
堤  敬
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なった写真フィルムグループからの画像読
取りが簡単になし得るようなコンパクトで、かつ全フィ
ルム駒のラフスキャンによる読取りと任意の選択された
フィルム駒のファインスキャンによる再読取りが容易に
なされるようにする。 【構成】 ホルダ載置部30に載置したカセットから複数
駒の撮影済み写真フィルムを保持したフィルムホルダを
ホルダ着脱部材41によって下方に取り出し副走査部50の
ホルダ支持部51にセットしたのち、フィルムホルダを光
軸に直交する長手フィルム方向に移動する副走査と投影
レンズ63による光軸上の結像位置に固設したラインセン
サ64による主走査によってフィルム画像を読取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルム画像読取り装置
に関し、詳しくは現像済みの写真フィルムの画像をライ
ンセンサを用いて画像読取りを行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルム画像読取り装置として、
現像済みの写真フィルムをホルダに保持させた状態でセ
ットし、例えばラインセンサに対しその素子配列方向
(主走査方向)と直交する方向(副走査方向)に前記写
真フィルムを保持したホルダを搬送することで、フィル
ムの記録画像を2次元的に読取るようにしたものである
(特開平1-105230号公報等参照)。また写真フィルムに
対してラインセンサを副走査方向に移動させてフィルム
の記録画像を2次元的に読取るようにした提案もある
(特開平2-257760号公報参照)。
【0003】そして写真フィルムから直接的に露光させ
る一般的なプリントに代えて、前記読取りで得られた画
像情報(電気信号)に基いてカラープリンタによってプ
リントを行わせるシステムが提案されている。
【0004】また、かかる読取り装置では、読取った画
像情報に対して種々の編集処理を施してから、プリンタ
などに出力する構成としたものがあり、編集作業におい
ては、フィルム画像を粗く読取った(ラフスキャン)画
像情報を用い、編集処理条件が決定された段階で、より
細密な読取り(ファインスキャン)を行わせ、該ファイ
ンスキャンで得られた画像情報に対して改めて編集処理
を施し、該処理結果をプリンタに出力させるようにして
いる(特開平2-105676号公報等参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ラフスキャンは多数の
撮影済みのフィルム駒について行ない、ファインスキャ
ンはラフスキャンを行った撮影済みフィルム駒中から選
択・指定したフィルム駒について行うことがなされる。
従って写真フィルムは一旦読取り位置で画像読取りがな
されたのち選択された写真フィルムについては再度読取
り位置に呼び出して画像読取りがなされる。かつ読取り
位置ではラインセンサによる主走査とラインセンサと写
真フィルムとの間での副走査による画像読取りを必要と
するもので、ラインセンサを用いてのフィルム画像読取
り装置については多くの提案がなされているが何れも複
雑な構造と作動がなされるものであった。
【0006】本発明は複数駒の写真フィルムを保持した
フィルムホルダを複数組カセット内に収納させ、該カセ
ットを上方からセットして容易に交換可能として、異な
った写真フィルムグループからの画像読取りも簡単にな
し得るようなコンパクトでかつ全フィルム駒の読取りと
選択された任意のフィルム駒の画像読取りが容易になさ
れるようにしたフィルム画像読取り装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、カセット載
置部に載置したカセットより複数駒の撮影済み写真フィ
ルムを保持したフィルムホルダをホルダ着脱部材によっ
て下方に取り出し読取り位置にセットしたのち、該フィ
ルムホルダを光軸に直交する長手方向に移動する副走査
と投影レンズによる光軸上の結像位置に固設したライン
センサによる主走査とによりフィルム画像を読取ること
を特徴とするフィルム画像読取り装置により達成され
る。
【0008】本発明の好ましい態様は、フィルムホルダ
はフィルムを両面より保持開閉可能となっていて、フィ
ルムホルダ基部の底面側には前記ホルダ着脱部材と係合
する受け面が設けられていて、前記カセットは上方から
前記フィルムホルダを並列に挿入を可能とし、該カセッ
トには挿入されたフィルムホルダが下方に落下するのを
阻止するホルダ落下阻止部材が設けられていて、前記カ
セット載置部はカセット移動機構によって載置されたカ
セットの光軸方向への移動を可能とし、カセットの下側
にはフィルムホルダ受け部があって、フィルムホルダ受
け部は1組のフィルムホルダを下方に取り出し得るホル
ダ開放部が開閉可能となっていて、載置されたカセット
の前記落下阻止部材と係合する係止部が設けられてい
て、フィルムホルダ受け部上のカセットは係合関係にあ
るホルダ落下阻止部材を残して移動可能となっており、
前記ホルダ着脱部材は前記ホルダ開放部にあるフィルム
ホルダの受け面と係合し前記フィルムホルダをホルダ副
走査部に移送可能とし、かつホルダ副走査部にあるフィ
ルムホルダをホルダ開放部からカセット内に返送可能と
するホルダ搬送機構が設けられていて、ホルダ副走査部
はカセット載置部の下側に位置していてフィルムホルダ
をセット可能とすることが好ましい態様である。
【0009】尚、この例では、ネガフィルム用のフィル
ムホルダ10のカセット20に収納した例を示し、6駒×7
ホルダで、最大42駒を収納できるが、ポジフィルム用
に、1駒ごとのポジフィルムを5枚並べて保持するポジ
フィルム用のフィルムホルダを用いれば、5駒×7ホル
ダで、最大35駒を収納できる。もちろん、ネガフィルム
用のフィルムホルダとポジフィルム用のフィルムホルダ
とを混在させて収納してもよい。
【0010】また、本発明の好ましいフィルム画像の読
取りは粗情報の画像読取りを行うラフスキャンモードと
細密情報の画像読取りを行うファインスキャンモードと
を有していて、カセットに装填されたフィルムホルダ内
のフィルム駒画像のラフスキャンを行うラフスキャン機
能と、これによって得られたラフスキャン情報をCRT
上にインデックス表示するインデッスク表示機能と、画
像編集機能とを有していて、選択・指定されたフィルム
駒についてのファインスキャンを行ない、画像編集され
たファインスキャンによる画像情報をプリンタ部に出力
し、或はメモリ部に記憶する機能を有していることであ
る。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。図1は
本発明実施例におけるフィルムホルダの斜視図で、図2
はカセットの斜視図、図3は機構構成を示す斜視図で図
4はカセットを装着した機構構成を示す斜視図である。
【0012】図1において、現像済みの写真フィルムF
は所定駒数(例えば6駒)だけフィルムホルダ10に保持
される。フィルムホルダ10は保持するフィルムFの記録
面が臨む開口部11を備えた前枠12と後枠13とよりなり前
枠12と後枠13とは蝶番式に接続されていて写真フィルム
Fは前枠12と後枠13との間に挟み込んで保持される。フ
ィルムホルダ10の蝶番が設けられた底面側には後に説明
するホルダ着脱部材と係合するT字形状の受け面14が設
けられている。
【0013】図2に示すカセット20は、所定組(例えば
7組)のフィルムホルダ10を上方より互いに平行に並列
的に挿入を可能としたもので、仕切板21によって各フィ
ルムホルダ10が隔離されて収納される形状をしていて、
側面には窓部22が設けられていて外方からフィルムホル
ダ10の存否が検知できるようになっている。またカセッ
ト20の下側には落下阻止部材23が設けられている。落下
阻止部材23は上方から挿入したフィルムホルダ10が下方
にそのまま落下するのを阻止する部材で、カセット20に
対する退避を可能としている。24はロック機構でロック
機構24のロック解除なしには落下阻止部材23は退避でき
ない構造となっている。ロック機構24は次に説明するカ
セット載置部のフィルムホルダ受け部にカセット20を載
置することで自動的にロック解除が行われる。
【0014】図3で、30はカセット載置部、40はホルダ
搬送部、50は副走査部で60は読取り光学系である。
【0015】カセット載置部30には図示しないモータを
駆動源として駆動する回動ベルトを用いたカセット移動
機構31によって光軸方向に移動を可能としたカセット保
持枠32がある。カセット保持枠32内のフィルムホルダ受
け部34上にカセット20を載置すると、落下阻止部材23は
係止部材33と係合し、カセット保持枠32とフィルムホル
ダ受け部34上に載置されたカセット20が移動しても落下
阻止部材23は停止していて、カセット20内部のフィルム
ホルダ10は落下阻止部材23から外れて落下可能の状態と
なる。一方、上面にカセット20を受けるフィルムホルダ
受け部34は固定したフィルムホルダ受け部34Aと可動の
フィルムホルダ受け部34Bとに分かれていて、可動のフ
ィルムホルダ受け部34Bはホルダ受け部駆動モータによ
って光軸方向に僅かに移動を可能とし、移動したときは
固定したフィルムホルダ受け部34Aとの間にホルダ開放
部36を形成する。ホルダ開放部36は1組のフィルムホル
ダ10を下方に引出し得る間隙を持っている。
【0016】ホルダ搬送部40はホルダ着脱部材41によっ
てフィルムホルダ10をカセット20から取り出して副走査
部50へ移送し、また副走査部50にあるフィルムホルダ10
をカセット20内へ返送する機能をもっている。即ち、ホ
ルダ着脱部材41の先端部分はT字形状をしていて、通常
は先端部分が固定したフィルムホルダ受け部34Aと可動
のフィルムホルダ受け部34Bとの間に顔を出した状態と
なっていて、当該位置にあるフィルムホルダ10の受け面
14と係合関係にある。フィルムホルダ10を副走査部50に
移動するときは、ホルダ受け部駆動モータ35が駆動して
ホルダ開放部36を形成し、ホルダ搬送駆動モータ43とこ
れと直結したスクリュ44の回転によってスクリュ44と螺
合関係にあるホルダ搬送機構は光軸と垂直方向に作動し
てホルダ着脱部材41と係合関係にあるフィルムホルダ10
はホルダ開放部36を通って下方に移動し、副走査部50で
ホルダ支持部51にセット部材52によってセットされる。
一方ホルダ着脱部材41はフィルムホルダ10との係合が外
れる。
【0017】副走査部50はカセット載置部30の下側に位
置していて、ホルダ支持部51に支持されたフィルムホル
ダ10は、副走査駆動モータ53によって往復動する回動ベ
ルトを用いた副走査駆動機構54によって光軸と直交した
副走査方向への移動が可能である。
【0018】60は読取り光学系でランプ61と集光レンズ
62とによって照光されたフィルムホルダ10の開口部11に
ある写真フィルムFは投影レンズ63によってフィルタ装
置65を介してラインセンサ64(1次元イメージセンサ)
上に結像する。フィルタ装置65は読取り対象の写真フィ
ルムがネガフィルムであるときに用いる色補正フィルタ
65aとポジフィルムであるときに用いるNDフィルタ65
bとを設定していて選択的に光路上に位置させることが
できるようになっている。
【0019】図5は本発明のフィルム画像読取り装置1
の外観例を示したもので、読取り装置1のテーブル上に
はカセット20の挿入口1Aと操作用の液晶式タッチパネ
ル1Bとが設けられている。読取り装置1の前面には引
出し式に出し入れできるドライバ1Cと、その上側に入
力画像表示用の第1のCRT(1)と出力画像表示用の
第2のCRT(2)とが並べて設けられており、前記第
1のCRT(1)に表示される画像(読取り画像)から
作業画像を選択し、該選択した画像に対して編集処理を
施した結果が第2のCRT(2)で目視・確認できるよ
うになっている。
【0020】そして、この読取り装置1には、反射原稿
を読込むためのスキャナー2Aを備えるプリンタ2を接
続してあり、前記第2のCRT(2)に表示される画像
(編集処理済みの画像)に対応する画像情報が前記プリ
ンタ2に出力されてプリントされる構成である。
【0021】即ち、フィルムホルダ10に保持された写真
フィルムFの画像読取り、該読取られた画像情報に対し
てトリミングや色修正などの各種編集処理を施し、編集
処理条件が決定した段階であらためてフィルム画像の読
取りを行って決定された条件に基いて画像処理した後
に、プリンタ2でプリントさせるものである。
【0022】前記最初の読取りは、セットされているフ
ィルムの画像を把握し、また、画像編集処理の結果を簡
易的に目視確認できれば良いので、高い画質は要求され
ない。そこで、前記最初の読取りにおいては、副走査速
度を早めたり、読取り画像データの間引きを行うなどし
て、比較的粗い読取り(以下、ラフスキャンと称する)
を行わせるが、最終的のプリンタ2に出力させるための
画像読取りを得る場合には、高い画質が要求されるの
で、前記ラフスキャンに対してより細かな読取り(以
下、ファインスキャンと称する。)を行わせる。
【0023】図6は本発明実施例の制御回路図で、図7
は本発明実施例の読取り制御を示すフローチャートであ
る。図7のフローチャートに示すルーチンに従って詳細
に説明する。
【0024】図7に示すフローチャートでステップ1
(図中ではS1として表示、以下同様)ではカセット20
をカセット挿入口1Aから挿入し、カセット載置部30に
載置する。ついでステップ2ではカセット20のセットが
なされているかを図示しない検知手段によって検知す
る。カセット20がセットされていることを検知すると、
ステップ3でホルダ着脱部材41が上昇し、その先端部が
フィルムホルダ10と係合可能の位置まで上昇して停止す
る。
【0025】ステップ4でカセット20内にフィルムホル
ダ10が有るか否かの検知が窓部22からなされ、フィルム
ホルダ10が有ることが検知されると、ステップ5でカセ
ット移動機構31が1ホルダ分だけ光軸方向にカセット20
を移動する。ついでステップ6で可動側のフィルムホル
ダ受け部34Bが移動してホルダ開放部36の間隙を形成す
る。ステップ7でホルダ搬送駆動モータ43が作動し、ホ
ルダ搬送機構42によってホルダ着脱部材41は下降する。
ホルダ着脱部材41と係合関係にあるフィルムホルダ10は
カセット20から引き抜かれホルダ開放部36から下方に搬
送される。
【0026】ステップ8で下降したフィルムホルダ10は
副走査部50のホルダ支持部51にセット部材52よってセッ
トされ、ホルダ着脱部材41のフィルムホルダ10との係合
は解除される。ついでステップ9で副走査駆動モータ53
が作動を開始し、ホルダ支持部51にセットされたフィル
ムホルダ10の写真フィルムFは全駒についてラフスキャ
ンによる副走査がなされ、ラインセンサ64によって2次
元のラフスキャンの画像情報が読取られる。ステップ10
でラフスキャンによる副走査が終了したか否かのチェッ
クがなされる。
【0027】ステップ10で副走査が終了したことが確認
されるとステップ11でホルダ着脱部材41はフィルムホル
ダ10に係合し、セット部材52はセットを解除する。ステ
ップ12でフィルムホルダ10と係合したホルダ着脱部材41
は上昇し、ホルダ開放部36からカセット20内にフィルム
ホルダ10を返還し、ステップ13で可動側のフィルムホル
ダ受け部34Bが移動してホルダ開放部36を閉じる。
【0028】ここで再びステップ4に戻り、カセット20
内の全てのフィルムホルダ10についてラフスキャンがな
される。ラフスキャンで読取られた画像は図8に示すよ
うにCRT(1)に対して順次並べて一覧に表示(イン
デックス表示)される。副走査のなされていないフィル
ムホルダ10が無いことが確認されると、ステップ14で図
9に示すようにCRT(1)に対してラフスキャンが終
了したことを表示する。
【0029】全てのフィルムホルダ10についてのラフス
キャンを全て終えると、該ラフスキャンで得られた画像
情報に基づいて種々の画像編集作業を行い(ステップ1
5)、最終的にプリンタ2に出力してプリントさせる画
像の決定を行う。
【0030】前記編集作業として、例えば複数画像の同
時プリント,画像合成,天地反転,トリミング,色修正
などがある。複数画像のプリント(アルバムプリント)
を行う場合には、図10に示すように、液晶式タッチパネ
ル(LCD)1Bに前記CRT(1)に表示される画像
に対応してアルバムプリントの画像配置を選択するため
の表示(画像No.指定スイッチ表示)がなされ、任意の
画像をアルバムプリントとして選択できるようになって
おり、CRT(2)に選択された画像が表示される。
【0031】また、天地反転を行わせる場合には、図11
に示すように、液晶式タッチパネル(LCD)1Bに反
転処理用のスイッチが表示され、CRT(1)には処理
前の状態が、また、CRT(2)には処理された結果が
表示される。
【0032】更に、トリミング処理を行わせる場合に
は、図12に示すように、フレーム設定及び倍率設定のた
めの表示がなされ、CRT(1)はフレーム設定状態
が、また、CRT(2)にはトリミング処理結果が表示
される。
【0033】また、色修正においては、図13に示すよう
に、修正色や修正部分を指定するためのスイッチ表示が
液晶式タッチパネル(LCD)1Bになされ、指定状態
がCRT(1)に画像と共に表示され、色修正結果がC
RT(2)に表示される。
【0034】編集処理作業が終了し、最終的にプリンタ
2に出力する画像と該画像に対応する編集処理内容が決
定されると、カセット20に収納されている複数フィルム
ホルダ10から該当駒が含まれるフィルムホルダ10を選択
し(ステップ16)、可動のフィルムホルダ受け部34Bを
移動してホルダ開放部36を形成する(ステップ17)。次
いでホルダ着脱部材41を下方に移動させる。ホルダ着脱
部材41先端部は選択されたフィルムホルダ10と係合関係
にあるので選択されたフィルムホルダ10は副走査部50へ
搬送される(ステップ18)。
【0035】副走査部50では選択されたフィルムホルダ
10をホルダ支持部51にセット後ホルダ着脱部材41のフィ
ルムホルダ10との係合関係の解除を行う(ステップ1
9)。選択されたフィルムホルダ10の該当駒に対してフ
ァインスキャンを実行し(ステップ20)、ステップ21で
はかかるファインスキャンにより読取られた画像をCR
T(2)に表示させる(図14参照)。
【0036】指定駒のファインスキャンが終了すると
(ステップ22)、前記ステップ15における編集作業の結
果を受けてファインスキャンで得られた画像情報を編集
処理を施し(ステップ23)、該編集処理済みの画像情報
を、プリント画像として一旦メモリ(RAM)に記憶さ
せる(ステップ24)。
【0037】そして、同じフィルムホルダ10に保持され
たフィルムF上で更に指定駒がある場合には、その駒フ
ァインスキャンを実行させ、同一フィルムホルダ10で指
定駒を全てファインスキャンしたことがステップ25で判
別されると、ステップ26へ進み、ホルダ着脱部材41は上
昇してファインスキャンを終了したフィルムホルダ10を
カセット20内に回収・収納させ、ホルダ開放部36は閉止
する(ステップ27)。
【0038】ファインスキャンを終了したフィルムホル
ダ10以外に、ファインスキャンを行わせる指定駒が残っ
ていることがステップ28で判別された場合には、ステッ
プ16へ戻って、前記指定駒を含むフィルムホルダ10をカ
セット20から探して指定駒についてファインスキャンす
る処理を繰り返す。
【0039】そして、指定された駒全てについてファイ
ンスキャンを終了すると、ステップ29でファインスキャ
ンによって得られた画像情報をプリンタ1に出力し、プ
リントを行わせる。尚、プリントさせる代わりに、電子
ファイリング装置に画像情報をファインリングさせる構
成であっても良い。
【0040】プリンタの出力が終了すると、カセット20
及びホルダ着脱部材41を初期状態に戻す処理を行うと共
に(ステップ30)CRT(1)に全ての処理が終了した
ことを表示させる(ステップ31)。
【0041】以上説明したルーチンは画像編集及び作動
についてのメモリ(プログラム)から制御部が呼出して
なされる作動であって(図6参照)、機能的に優れた処
理動作がなされる。
【0042】
【発明の効果】本発明のフィルム画像読取り装置は、フ
ィルム搬送方向の幅寸法がフィルムホルダの副走査移動
範囲となるので幅寸法を極めて短かく構成することが可
能であって、かつフィルムホルダの副走査移動範囲上に
カセット載置部を設けてあるので、装置全体を小型化す
ることが出来る構造的な特徴を有しており、機能的には
任意の駒の再読取りが容易であって、図5の外観図が示
すように装置(機構部)上面が平坦となり上部に他の装
置の配置が可能となる特長をも併せもつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例におけるフィルムホルダの斜視
図。
【図2】本発明実施例におけるカセットの斜視図。
【図3】本発明実施例の機構構成を示す斜視図。
【図4】本発明実施例のカセットを装着した機構構成を
示す斜視図。
【図5】本発明実施例の装置の外観斜視図。
【図6】本発明実施例の制御回路図。
【図7】本発明実施例の読取り制御を示すフローチャー
ト。
【図8】本発明実施例におけるラフスキャン中の表示状
態を示す図。
【図9】本発明実施例におけるラフスキャン終了時の表
示状態を示す図。
【図10】本発明実施例における画像レイアウト処理時
の表示状態を示す図。
【図11】本発明実施例における画像反転処理時の表示
状態を示す図。
【図12】本発明実施例におけるトリミング処理時の表
示状態を示す図。
【図13】本発明実施例における色修正時の表示状態を
示す図。
【図14】本発明実施例におけるファインスキャン中の
表示状態を示す図。
【符号の説明】
1 フィルム画像読取り装置 1A カセット挿入口 1B 液晶式タッチパネル(LCD) 2 プリンタ 2A スキャナ 10 フィルムホルダ 14 受け面 20 カセット 23 落下阻止部材 24 ロック機構 30 カセット載置部 31 カセット移動機構 34A,34B フィルムホルダ受け部 35 ホルダ受け部駆動モータ 36 ホルダ開放部 40 ホルダ搬送部 41 ホルダ着脱部材 43 ホルダ搬送駆動モータ 50 副走査部 53 副走査駆動モータ 60 読取り光学系 64 ラインセンサ 65 フィルタ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット載置部に載置したカセットより
    複数駒の撮影済み写真フィルムを保持したフィルムホル
    ダをホルダ着脱部材によって下方に取り出し読取り位置
    にセットしたのち、該フィルムホルダを光軸に直交する
    長手方向に移動する副走査と、投影レンズによる光軸上
    の結像位置に固設したラインセンサによる主走査とによ
    りフィルム画像を読取ることを特徴とするフィルム画像
    読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルムホルダはフィルムを両面よ
    り保持可能となっていて、フィルムホルダ基部の底面側
    には前記ホルダ着脱部材と係合する受け面が設けられて
    いて、 前記カセットは上方から前記フィルムホルダを並列に挿
    入を可能とし、該カセットには挿入されたフィルムホル
    ダが下方に落下するのを阻止するホルダ落下阻止部材が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のフィル
    ム画像読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記カセット載置部はカセット移動機構
    によって載置されたカセットの光軸方向への移動を可能
    とし、カセットの下側にはフィルムホルダ受け部があっ
    て、フィルムホルダ受け部は1組のフィルムホルダを下
    方に取り出し得るホルダ開放部が開閉可能となってい
    て、載置されたカセットの前記落下阻止部材と係合する
    係止部が設けられていて、フィルムホルダ受け部上のカ
    セットは係合関係にあるホルダ落下阻止部材を残して移
    動可能としたことを特徴とする請求項2記載のフィルム
    画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記ホルダ着脱部材は前記ホルダ開放部
    にあるフィルムホルダの受け面と係合し前記フィルムホ
    ルダをホルダ副走査部に移送可能とし、かつホルダ副走
    査部にあるフィルムホルダをホルダ開放部からカセット
    内に返送可能とするホルダ搬送機構が設けられていて、 ホルダ副走査部はカセット載置部の下側に位置していて
    フィルムホルダをセット可能とし、副走査駆動機構によ
    って副走査を可能としたことを特徴とする請求項3記載
    のフィルム画像読取り装置。
  5. 【請求項5】 フィルム画像の読取りは粗情報の画像読
    取りを行うラフスキャンモードと細密情報の画像読取り
    を行うファインスキャンモードとを有していて、カセッ
    トに装填されたフィルムホルダ内のフィルム駒画像のラ
    フスキャンを行うラフスキャン機能と、これによって得
    られたラフスキャン情報をCRT上にインデックス表示
    するインデッスク表示機能と、画像編集機能とを有して
    いて、選択・指定されたフィルム駒についてのファイン
    スキャンを行ない、画像編集されたファインスキャンに
    よる画像情報をプリンタ部に出力し、或はメモリ部に記
    憶する機能を有することを特徴とする請求項1記載のフ
    ィルム画像読取り装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997036418A1 (fr) * 1996-03-28 1997-10-02 Seiko Epson Corporation Lecteur d'images
US7185053B1 (en) 1997-02-19 2007-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Data communication apparatus and method for transmitting data based upon a received instruction

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WO1997036418A1 (fr) * 1996-03-28 1997-10-02 Seiko Epson Corporation Lecteur d'images
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