JPH063112U - 腕バンド - Google Patents

腕バンド

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JPH063112U
JPH063112U JP6368691U JP6368691U JPH063112U JP H063112 U JPH063112 U JP H063112U JP 6368691 U JP6368691 U JP 6368691U JP 6368691 U JP6368691 U JP 6368691U JP H063112 U JPH063112 U JP H063112U
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JP
Japan
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kamaboko
piece
holes
outer piece
arm band
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Application number
JP6368691U
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English (en)
Inventor
沢 勝 彦 柿
Original Assignee
株式会社ダイリュー
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の蒲鉾状中駒12の貫穴13と蒲鉾状外
駒15のピン孔16とを、同貫穴3及びピン穴16に挿
通する連結ピン14より称々大径に形成することによ
り、前記貫穴13及びピン孔16のピッチ及び加工精度
とを上げることなく、しかも、各部品の最終仕上げ完了
後に組立てできる腕バンド11を提供する。 【構成】 複数の蒲鉾状中駒12両側の貫穴13に遊挿
した連結ピン14の両端部14aを、蒲鉾状外駒15内
側のピン孔16に遊挿すると共に、相対向する蒲鉾状外
駒15をねじ付スリ−ブ20を介して屈折可能にねじ1
9止め連結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、腕バンド、殊に、複数の中実の蒲鉾状中駒と中実の蒲鉾状外駒と を連結ピンにより屈折可能に連結した腕時計、腕飾り等用のいわゆるムクバンド と称される腕バンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複数の中実の蒲鉾状中駒と中実の蒲鉾状外駒とを連結ピンにより屈折可 能に連結した腕時計、腕飾り等用のいわゆるムクバンドと称される腕バンドとし ては、例えば、図4に示すようなものがある。
【0003】 この腕バンド1は、複数の中実の蒲鉾状中駒(いわゆるムク中駒)2を、該蒲 鉾状中駒2の両側部に設けた貫穴3に連結ピン4を遊挿し、該連結ピン4の両端 部4a、4aを、前記蒲鉾状中駒2の相隣るものの端部外側に配設した中実の蒲 鉾状外駒(いわゆるムク外駒)5の内側に設けたピン孔6に密嵌(いわゆるピン 立て)することにより、屈折可能に連結したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の腕バンド1にあっては、中実の蒲鉾状中駒2 と蒲鉾状外駒5とを連結する連結ピン4の両端部4a、4aを、蒲鉾状外駒2、 2内側のピン孔6、6に密嵌(ピン立て)することにより、複数の蒲鉾状中駒2 、2と蒲鉾状外駒5、5とを順次屈折可能に連結して腕バンド1を組立て構成す るものであったため、次のような課題があった。すなはち、
【0005】 (1) 蒲鉾状外駒5の内側に設けたピン孔6の穴径を、端部4aを同ピン孔 6に挿入する連結ピン4の直径より称々小径に、しかも、そのビン孔6の方向を 同連結ピン4の挿入方向に正確にするため、ピン孔6のピッチ及びその加工精度 をかなり高くする必要があり、ひいては、蒲鉾状外駒5の内側に設けるピン孔6 の穴明けコストが高くなる。 (2) 蒲鉾状外駒5の内側に設けたピン孔6に連結ピン4の端部4aを密嵌 させる構造であったため、蒲鉾状外駒5をそのピン孔6に連結ピン4の端部4a を密嵌、保持させ得る材料で構成する必要があり、その材質選択が制限される。 (3) 蒲鉾状外駒5内側のピン穴6のピッチ精度及びその加工精度を高くす る必要があるため、それらの精度バラツキによる不良品発生の可能性が高く、そ の歩止まり向上が容易でない。 (4) 蒲鉾状中駒2の貫穴3に挿通した連結ピン4の端部4a、4aを、蒲 鉾状外駒5内側のピン孔6に密嵌させて腕バンド1を組付けた後でなければ、そ の蒲鉾状中駒2及び蒲鉾状外駒5の研摩等の仕上げ加工を行なえず、ひいてはそ れらのデザインの多様化が制限される。
【0005】 この考案は、前記のような従来の腕バンドにおける課題に着目してなされたも ので、複数の中駒と外駒とを連結ピンにより屈折可能に連結した腕バンドを、そ の相対向する外駒をねじによりスリ−ブを介して連結固定すると共に、前記中駒 と外駒とを連結する連結ピンの端部を挿入するピン孔を、当該連結ピンよりやや 大径に形成することにより、同ピン孔のピッチ及びその加工精度を格別高くする ことなく構成できる、腕バンドを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、前記のような従来の問題点を解決するため、複数の中駒12両側 の貫穴13に遊挿した連結ピン14の両端部14aを、前記中駒12の相隣るも のの端部外側に配した外駒15内側のピン孔16に遊挿すると共に、前記外駒1 5の相対向するものを、それらの中央部に設けたねじ穴18に遊挿したねじ19 により、スリ−ブ20を介して折曲可能に連結したものである。
【0007】 (作用) この考案の腕バンドは、前記のような構成を有するから、この種の通常の腕バ ンドと同様な作用をする外、中駒12の貫穴13、13に遊挿した連結ピン14 の両端部14a、14aを、相対向する外駒15、15内側のピン穴1616に 遊挿すると共に、前記中駒12、12の間に配設したスリ−ブ20を、相対向す る外駒15の外側からねじ19締めすることにより組立て構成される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係る腕バンドの一実施例を、図1ないし図3を参照して説明 する。なお、図4に示した従来の腕バンドと共通する部分には同一名称を用い、 また、図4の従来例との対応関係を明らかにするため、従来例の対応部分の符号 (数)に10を加えた符号(数)を用いる。
【0009】 図1ないし図3において、11は屈折可能な腕バンド、12は蒲鉾状をなす中 駒(ムク中駒)、13は蒲鉾状中駒12の両(図1ではその左右)側部に設けた 貫穴で、この貫穴13の穴径は連結ピン14の直径より称々大径に形成する。1 5は蒲鉾状をなす中実の外駒(ムク外駒)、16は蒲鉾状外駒15の内側に設け たピン孔で、該ピン穴16の孔径は連結ピン14、殊に、その端部14aの直径 より称々大径に形成する。17は蒲鉾状外駒15の中央部外側に設けた凹溝で、 図ではこの凹溝を縦方向に形成したか、該凹溝17は後述のねじ18の頭部より 大径の円形凹孔として構成することもできる。18は蒲鉾状外駒15の中央部で 、前記凹溝17の略々中央に位置するように設けたねじ穴で、このねじ穴18は 該ねじ穴18に遊入されるねじ19のねじ部より称々大径に形成される。20は 内側にめねじ21を形成したねじ付のスリ−ブである。
【0010】 (実施例の作用) まず、蒲鉾状中駒12、蒲鉾状外駒15、雄ねじ19、雌ねじ21付スリ−ブ 20等の各部品を所要形状に構成すると共に、それぞれに研摩等の必要な最終仕 上げ加工を施こした後、蒲鉾状中駒12両側の貫穴13に、当該蒲鉾状中駒12 より称々長い連結ピン14、14挿入し、その両端部14a、14aを前記蒲鉾 状中駒12、12の相隣るものの端部外側に配した、蒲鉾状外駒15内側のピン 孔16、16に遊挿する。
【0011】 次いで、相隣る蒲鉾状中駒12、12の間に雌ねじ21付スリ−ブ20を配し 、該スリ−ブ20の雌ねじ21に、前記蒲鉾状外駒15、15の中央部に設けた ねじ穴18、18に挿通した雄ねじ19、19をねじ込み、相対向する蒲鉾状外 駒15、15を順次固定し、屈折可能な腕バンド11を組立て構成する。
【0012】 なお、前記中実の蒲鉾状中駒12と蒲鉾状外駒15とは、その外形を前記図1 ないし図3に示すような単純な蒲鉾状に形成する外、図示しないが、表面に縦又 は横方向の波状模様を有する蒲鉾状に形成する等、適宜形状のものとして構成す ることができる外、それらの表面に任意の模様付けをすることにより、その見映 えの一層向上する腕バンド11を提供できる。
【0013】 また、図示しないが、前記雌ねじ21付きスリ−ブ20に代え、中実棒の両端 部に雄ねじを形成する一方、前記雄ねじ19に代え、前記中実棒端部の雄ねじに 係合する雌ねじを備える筒状ねじにより、相対向する蒲鉾状外駒15、15を連 結するように構成することもでき、この場合には中実棒端部の雄ねじ部の外側に 筒状雌ねじが配設されることになり、同筒状雌ねじが外駒15のねじ穴18の内 側に係合して保護され、また、中実棒端部の雄ねじがこの筒状雌はね無しのによ り保護されるものを提供できる。
【0014】
【考案の効果】
この考案は前記のような構成を有し、作用をするから、通常の腕バンドと同様 な効果を奏する外、次のような特有の効果が得られる。
【0015】 (1) 連結ビン14の端部14aを挿入する中駒12内側の貫穴13と外駒 15のピン孔16とを、何れも前記連結ピン14の外径より称々大きく構成でき るから、その加工精度及びそのピッチ精度を格別高くすることなく所要の腕バン ドを構成できる。
【0016】 (2) 中駒12の貫穴13と外駒15のピン孔16とのピッチ精度及び加工 精度等を格別高く設定する必要がないから、その製品歩止まりが向上し、ひいて はそのコストメリットがある。
【0017】 (3) 連結ピン14を中駒12の貫穴13及び外駒15のピン孔16に遊挿 するもので、それにらに密嵌させる必要がないから、中駒12及び外駒15を金 、セラミック、石、木等の各種材料で構成でき、その材質選択範囲が従来例に比 べて著しく拡張される。
【0018】 (4) スリ−ブ20とねじ19との締付により腕バンドの組付けるものであ るから、各部品の研摩等の最終仕上げ加工完了後にその組付けをすることができ 、したがって、各部品の表面仕上げ模様の多様化を計れるばかりでなく、そのデ ザインの多様化を計れる。
【0019】 (5) 中駒12及び外駒15を中実の蒲鉾状に形成すると共に、前記蒲鉾状 外駒15の相対向するものを、それらの中央部に設けたねじ穴18に遊挿した雄 ねじ19により、雌ねじ21付スリ−ブ20を介して折曲可能に連結すれば、腕 バンドの構造がシンプル化すると共に、多様性模様の可能な腕バンドを容易に提 供できる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る腕バンドの一実施例を、その一
部を切除して示す平面説明図である。
【図2】その一部の分解状態の斜視説明図である。
【図3】その一部の組立状態の斜視説明図である。
【図4】従来の腕バンドを、その一部を切除して示す平
面説明図である。
【0021】
【符号の説明】
11……腕バンド 12……(蒲鉾状)中駒 13……貫穴 14……連結ピン 14a……連結ピンの端部 15……(蒲鉾状)外駒 16……ピン孔 18……ねじ穴 19……ねじ 20……スリ−ブ 21……雌ねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中駒12両側の貫穴13に遊挿し
    た連結ピン14の両端部14aを、前記中駒12の相隣
    るものの端部外側に配した外駒15内側のピン孔16に
    遊挿すると共に、前記外駒15の相対向するものを、そ
    れらの中央部に設けたねじ穴18に遊挿したねじ19に
    より、スリ−ブ20を介して折曲可能に連結したことを
    特徴とする腕バンド。
  2. 【請求項2】 前記中駒12及び外駒15を中実の蒲鉾
    状に形成すると共に、前記蒲鉾状外駒15の相対向する
    ものを、それらの中央部に設けたねじ穴18に遊挿した
    雄ねじ19により、雌ねじ21付スリ−ブ20を介して
    折曲可能に連結したことを特徴とする請求項(1)記載
    の腕バンド。
JP6368691U 1991-01-17 1991-01-17 腕バンド Pending JPH063112U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5458227U (ja) * 1978-07-26 1979-04-21
JP2006247154A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Citizen Watch Co Ltd 帯状装身具
JP2009022757A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 G & F Chatelain Sa 金属ブレスレットの組立て方法
WO2009020186A1 (ja) * 2007-08-08 2009-02-12 Four Creators Co., Ltd. 駒連結構造のバンド

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JPS6313013B2 (ja) * 1981-03-02 1988-03-23 Nippon Denso Co

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