JPH0345603Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345603Y2 JPH0345603Y2 JP10765786U JP10765786U JPH0345603Y2 JP H0345603 Y2 JPH0345603 Y2 JP H0345603Y2 JP 10765786 U JP10765786 U JP 10765786U JP 10765786 U JP10765786 U JP 10765786U JP H0345603 Y2 JPH0345603 Y2 JP H0345603Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- main body
- pin
- pieces
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 238000013461 design Methods 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、鎖バンドの技術分野に属し、主と
して腕時計や腕輪などに利用される。
して腕時計や腕輪などに利用される。
従来の技術
従来、腕時計や腕輪用の金属鎖バンドは、板巻
きバンド、メツシユバンド、無垢ブロツクバン
ド、螺旋バンド等のほか、これらの組合せによる
種々のバンドがあるが、近年の市場ニーズの多様
化に伴ない、デイザインも多様化してきた。
きバンド、メツシユバンド、無垢ブロツクバン
ド、螺旋バンド等のほか、これらの組合せによる
種々のバンドがあるが、近年の市場ニーズの多様
化に伴ない、デイザインも多様化してきた。
例えば、第7図および第8図に示す如く、従来
の無垢ブロツクバンド70における駒構造のう
ち、櫛歯タイプのものは、駒体60の一側にn個
の係合突起61を設け、他側にも同じくn個の係
合凹部62を設けたものをバンド長手方向に順次
並列隣接し、接続ピンをそれぞれの係合突起61
に穿つた孔63に挿通して連結したものがある。
の無垢ブロツクバンド70における駒構造のう
ち、櫛歯タイプのものは、駒体60の一側にn個
の係合突起61を設け、他側にも同じくn個の係
合凹部62を設けたものをバンド長手方向に順次
並列隣接し、接続ピンをそれぞれの係合突起61
に穿つた孔63に挿通して連結したものがある。
また、分離タイプとして第9図にみられるよう
に、駒体64が単体として形成され、連結駒65
を組み合わせて接続ピン66によつて連結するも
ので、係合突起、基部および係合凹部がそれぞれ
独立している。
に、駒体64が単体として形成され、連結駒65
を組み合わせて接続ピン66によつて連結するも
ので、係合突起、基部および係合凹部がそれぞれ
独立している。
考案が解決しようとする問題点
前記従来技術の櫛歯タイプのものにあつては、
各駒体は、その上面において単純な表面形状のみ
しか表現できず、デザインを施す上に限界があ
る。これは各駒が係合突起部、基部、係合凹部と
もにそれぞれ独立した表面形状を与えることがで
きないからである。
各駒体は、その上面において単純な表面形状のみ
しか表現できず、デザインを施す上に限界があ
る。これは各駒が係合突起部、基部、係合凹部と
もにそれぞれ独立した表面形状を与えることがで
きないからである。
また、後者の分離タイプのものは、これら三つ
の部品を分離して、相互に表面形状にデザインを
施すようにした結果、デザインの多様化には対処
できたものの、逆に駒が三つの部品に分離されて
いるため、接続ピンにより連結して鎖バンドとす
る際に、各駒が接続ピンによりバンドの幅方向に
締め付けられ、屈曲性が悪くなつてしまう欠点が
存する。ここで、屈曲性を良好に保つように連結
すると、接続ピンが抜け落ち易くなつてしまう。
の部品を分離して、相互に表面形状にデザインを
施すようにした結果、デザインの多様化には対処
できたものの、逆に駒が三つの部品に分離されて
いるため、接続ピンにより連結して鎖バンドとす
る際に、各駒が接続ピンによりバンドの幅方向に
締め付けられ、屈曲性が悪くなつてしまう欠点が
存する。ここで、屈曲性を良好に保つように連結
すると、接続ピンが抜け落ち易くなつてしまう。
問題点を解決するための手段
本案は、かかる従来の欠点に鑑みて、限られた
空間の範囲で所定のデザインと機能を満足させ、
そのニーズに応えるべき目的を以つて開発したも
のであり、その技術的手段は次のとおりである。
空間の範囲で所定のデザインと機能を満足させ、
そのニーズに応えるべき目的を以つて開発したも
のであり、その技術的手段は次のとおりである。
すなわち、この考案は、複数の駒部と該各駒部
間の底部に位置する接続部とからなる本体駒と、 前記各駒部間に嵌入される連結駒と、 前記本体駒の両縁に位置する飾り駒と、 前記本体駒と前記連結駒と前記飾り駒とを相互
に連繋する連結ピンと連結ネジピンとからなり、 前記本体駒の一側に設けた連通孔と前記連結駒
の他側に設けたピン挿通孔とを一連として連結ピ
ンを挿通するとともに、前記本体駒の他側に設け
たネジ孔と次位連結駒の一側に設けたネジピン挿
通孔と前記飾り駒のネジピン取付孔とを一連とし
て前記ネジピンを連通螺合して、隣接する各本体
駒、連結駒、および飾り駒を連繋してなる鎖バン
ドを構成したものである。
間の底部に位置する接続部とからなる本体駒と、 前記各駒部間に嵌入される連結駒と、 前記本体駒の両縁に位置する飾り駒と、 前記本体駒と前記連結駒と前記飾り駒とを相互
に連繋する連結ピンと連結ネジピンとからなり、 前記本体駒の一側に設けた連通孔と前記連結駒
の他側に設けたピン挿通孔とを一連として連結ピ
ンを挿通するとともに、前記本体駒の他側に設け
たネジ孔と次位連結駒の一側に設けたネジピン挿
通孔と前記飾り駒のネジピン取付孔とを一連とし
て前記ネジピンを連通螺合して、隣接する各本体
駒、連結駒、および飾り駒を連繋してなる鎖バン
ドを構成したものである。
作 用
本考案によると、連結ピン40は本体駒10の
連通孔15と連結駒20のピン挿通孔25内に遊
嵌されており、飾り駒30によつて軸方向の移動
を規制されている。したがつて、飾り駒30が本
体駒10より分離しない限りそれぞれの駒が別個
に分離することはない。
連通孔15と連結駒20のピン挿通孔25内に遊
嵌されており、飾り駒30によつて軸方向の移動
を規制されている。したがつて、飾り駒30が本
体駒10より分離しない限りそれぞれの駒が別個
に分離することはない。
また、各駒の組込作業は連結ピン40の挿通と
連結ネジピン50の挿通螺合だけで完了し、連結
ピン40および連結ネジピン50は飾り駒30外
周に現出することはないから、バンド体70を構
成後、従来のように改めて全体の仕上加工を施す
必要がない。したがつて、本体駒10、連結駒2
0、飾り駒30をともに部品単位の状態で仕上げ
ておくことが可能であり、複雑な形状で駒を形成
しておいても、その部品の特徴を生かしたままバ
ンド体に構成することができる。
連結ネジピン50の挿通螺合だけで完了し、連結
ピン40および連結ネジピン50は飾り駒30外
周に現出することはないから、バンド体70を構
成後、従来のように改めて全体の仕上加工を施す
必要がない。したがつて、本体駒10、連結駒2
0、飾り駒30をともに部品単位の状態で仕上げ
ておくことが可能であり、複雑な形状で駒を形成
しておいても、その部品の特徴を生かしたままバ
ンド体に構成することができる。
また、本体駒10の接続部13を各駒部底部1
2の一部片側に設ければ、接続部13側と連結駒
20の底面段差切欠部23側は当接し、相対的に
大きな回動はしない。しかし、本体駒10の接続
空間部14側と連結駒20の底面段差突出部24
側は、連結ピン40の挿入によつて連結している
ものであるから、本体駒10を固定した連結駒2
0は、連結ピン40を支点として回動でき、鎖バ
ンドとして構成した場合に屈曲作用を行うことに
なり、第7図に示す従来のバンド駒のように、一
つの駒ユニツト60となる。また、接続空間部1
4は連結駒20の底面段差切欠部23が屈曲の
際、ぶつからないように配慮したものである。
2の一部片側に設ければ、接続部13側と連結駒
20の底面段差切欠部23側は当接し、相対的に
大きな回動はしない。しかし、本体駒10の接続
空間部14側と連結駒20の底面段差突出部24
側は、連結ピン40の挿入によつて連結している
ものであるから、本体駒10を固定した連結駒2
0は、連結ピン40を支点として回動でき、鎖バ
ンドとして構成した場合に屈曲作用を行うことに
なり、第7図に示す従来のバンド駒のように、一
つの駒ユニツト60となる。また、接続空間部1
4は連結駒20の底面段差切欠部23が屈曲の
際、ぶつからないように配慮したものである。
実施例
次に、本案の実施例について添付の図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
まず、第1図および第2図は本考案の第1実施
例で、第1図は分解斜視図、第2図は要部断面図
である。
例で、第1図は分解斜視図、第2図は要部断面図
である。
第1実施例においては、本体駒10の各駒部1
1はバンド体を薄形化するために底部12の一部
片側のみで接続される接続部13を有しており、
その平面形状および側面形状は櫛歯状を呈してお
り、各駒間の間隔は連結駒の幅より若干広い。さ
らに、駒部11の前記接続部13側にはネジ孔1
6およびネジピン受け穴17を有し、反対側の接
続部空間14には、各駒部11を連通する連通孔
15が設けられている。連結駒20は、本体駒1
0の接続空間部14に適合する幅と底部段差部2
2とを有し、底面段差切欠部23側には、ネジピ
ン挿通孔26、底面段差突出部24側には、ピン
挿通孔25が設けられている。飾り駒30は、一
側の本体駒10との内接面31には、連結ピン受
け穴35、他側にはネジピン取付孔36を有して
いる。
1はバンド体を薄形化するために底部12の一部
片側のみで接続される接続部13を有しており、
その平面形状および側面形状は櫛歯状を呈してお
り、各駒間の間隔は連結駒の幅より若干広い。さ
らに、駒部11の前記接続部13側にはネジ孔1
6およびネジピン受け穴17を有し、反対側の接
続部空間14には、各駒部11を連通する連通孔
15が設けられている。連結駒20は、本体駒1
0の接続空間部14に適合する幅と底部段差部2
2とを有し、底面段差切欠部23側には、ネジピ
ン挿通孔26、底面段差突出部24側には、ピン
挿通孔25が設けられている。飾り駒30は、一
側の本体駒10との内接面31には、連結ピン受
け穴35、他側にはネジピン取付孔36を有して
いる。
次に、各駒の連結方法について説明すると、ま
ず、本体駒10の接続空間部14に連結駒20の
底面段差突出部24側を嵌入し、本体駒10の連
通孔15と、連結駒20のピン挿通孔25を一連
として連結ピン40を挿入するとともに、飾り駒
30の本体駒との内接面31に設けられた連結ピ
ン受け穴35連結ピン40とを係合させて、本体
駒10と連結駒20と飾り駒30とを仮組込みし
た後、本体駒10の接続部13側に、次位の連結
駒20の底面段差切欠部23側を嵌入し、本体駒
のネジ孔16、連結駒のネジピン挿通孔26およ
び飾り駒のネジピン取付孔36を一連として飾り
駒30を介して連結ネジピン50を挿通螺合して
駒ユニツト60を形成する。さらに、次位の本体
駒10との連結を順次繰り返せば、バンド体70
を形成することができる。
ず、本体駒10の接続空間部14に連結駒20の
底面段差突出部24側を嵌入し、本体駒10の連
通孔15と、連結駒20のピン挿通孔25を一連
として連結ピン40を挿入するとともに、飾り駒
30の本体駒との内接面31に設けられた連結ピ
ン受け穴35連結ピン40とを係合させて、本体
駒10と連結駒20と飾り駒30とを仮組込みし
た後、本体駒10の接続部13側に、次位の連結
駒20の底面段差切欠部23側を嵌入し、本体駒
のネジ孔16、連結駒のネジピン挿通孔26およ
び飾り駒のネジピン取付孔36を一連として飾り
駒30を介して連結ネジピン50を挿通螺合して
駒ユニツト60を形成する。さらに、次位の本体
駒10との連結を順次繰り返せば、バンド体70
を形成することができる。
してがつて、連結ネジピン50のネジ部51
は、本体駒10のネジ孔16に螺合されるととも
に、ピン部52は連結駒20のネジピン挿通孔2
6に挿通され、かつ、本体駒10のネジピン受け
穴17まで延長することも可能である。よつて、
本体駒10の接続部13側と連結駒20の底面段
差切欠部23側は固定されるから、相対的に大き
な回動はしない。しかし、本体駒10の接続空間
部14側と連結駒20の底面段差突出部24側
は、連結ピン40の挿入によつて連結しているも
のであるから、前記本体駒10を固定した連結駒
20は、連結ピン20を支点として回動でき、鎖
バンドとして構成した場合に屈曲作用を行うこと
になる。また、接続空間部14は連結駒20の底
面段差切欠部22が屈曲の際、ぶつからないよう
に配慮したものである。
は、本体駒10のネジ孔16に螺合されるととも
に、ピン部52は連結駒20のネジピン挿通孔2
6に挿通され、かつ、本体駒10のネジピン受け
穴17まで延長することも可能である。よつて、
本体駒10の接続部13側と連結駒20の底面段
差切欠部23側は固定されるから、相対的に大き
な回動はしない。しかし、本体駒10の接続空間
部14側と連結駒20の底面段差突出部24側
は、連結ピン40の挿入によつて連結しているも
のであるから、前記本体駒10を固定した連結駒
20は、連結ピン20を支点として回動でき、鎖
バンドとして構成した場合に屈曲作用を行うこと
になる。また、接続空間部14は連結駒20の底
面段差切欠部22が屈曲の際、ぶつからないよう
に配慮したものである。
次に、本考案の第2実施例について第3図およ
び第4図によつて説明する。第3図は分解斜視図
第4図は要部断面図である。
び第4図によつて説明する。第3図は分解斜視図
第4図は要部断面図である。
第2実施例においては、第1実施例のうち、連
結ネジピン50を本体駒10に貫通させて飾り駒
30を連結したもので、本体駒10の接続部側の
ネジ孔16は不要で接続空間部14側と同じく連
通孔15である。連結駒20は第1実施例の場合
と同様である。左右両飾り駒30,30のうち、
一方の飾り駒は第1実施例の場合と同じく、他方
の飾り駒の孔はネジ孔37となる。また、組立方
法についても第1実施例の場合と同様である。
結ネジピン50を本体駒10に貫通させて飾り駒
30を連結したもので、本体駒10の接続部側の
ネジ孔16は不要で接続空間部14側と同じく連
通孔15である。連結駒20は第1実施例の場合
と同様である。左右両飾り駒30,30のうち、
一方の飾り駒は第1実施例の場合と同じく、他方
の飾り駒の孔はネジ孔37となる。また、組立方
法についても第1実施例の場合と同様である。
次に、本考案の第3実施例について第5図およ
び第6図によつて説明する。第5図は分解斜視
図、第6図は要部断面図である。
び第6図によつて説明する。第5図は分解斜視
図、第6図は要部断面図である。
第3実施例においては、第1実施例のうち、飾
り駒30を変更した例であり、飾り駒30の側面
形状は本体駒10の側面形状よりも大きく、か
つ、外縁32を有している。本体駒10は、飾り
駒の外縁内周面33に嵌入されるから、不用意に
位置ずれすることがない。また、飾り駒30の連
結ピン受け穴35も不要である。
り駒30を変更した例であり、飾り駒30の側面
形状は本体駒10の側面形状よりも大きく、か
つ、外縁32を有している。本体駒10は、飾り
駒の外縁内周面33に嵌入されるから、不用意に
位置ずれすることがない。また、飾り駒30の連
結ピン受け穴35も不要である。
本考案は、上記三つの実施例に限定されるもの
でなく、これらの組合せの実施も可能である。
でなく、これらの組合せの実施も可能である。
考案の効果
本考案における独特の構成によると、従来のブ
ロツクバンドでは得られなかつたデザインと機能
とが両立し、各駒ごとに所定の表面形状が得ら
れ、かつ、接続による駒相互間の締付力が高くな
つて、屈曲性が悪くなることもない。また、第1
図に示すように、接続部の数が偶数の場合、接続
ピンの形状を変える、例えば、中央部の駒部には
穿孔が不用になり、加工コストも大幅に低減する
ことができる。さらに、本考案によると、連結ピ
ンは飾り駒によつて、本体駒の各孔内に遊嵌され
ており、飾り駒が本体駒より分離しない限り、そ
れぞれの駒が分離することはない。
ロツクバンドでは得られなかつたデザインと機能
とが両立し、各駒ごとに所定の表面形状が得ら
れ、かつ、接続による駒相互間の締付力が高くな
つて、屈曲性が悪くなることもない。また、第1
図に示すように、接続部の数が偶数の場合、接続
ピンの形状を変える、例えば、中央部の駒部には
穿孔が不用になり、加工コストも大幅に低減する
ことができる。さらに、本考案によると、連結ピ
ンは飾り駒によつて、本体駒の各孔内に遊嵌され
ており、飾り駒が本体駒より分離しない限り、そ
れぞれの駒が分離することはない。
また、各駒の組込作業は連結ピンの挿通と連結
ネジピンの挿通螺合だけで完了し、連結ピンおよ
び連結ネジピンは飾り駒外周に現出することはな
いから、バンド体を構成後、従来のように改めて
全体の仕上加工を施す必要がない。したがつて、
本体駒、連結駒、飾り駒をともに部品単体の状態
で仕上げておくことが可能であり、例えば、全面
甲丸形状や複雑な形状で駒を形成しておいても、
その部品の特徴を生かしたままバンド体に構成す
ることができる。また、連結に際しては、予めピ
ンを挿通してあり、その後ボルト締めするので、
接続駒の組込性がよく、長さの調整時の作業性が
簡便である。そして、シメシロは気にならないの
で、孔径精度は高くなくて差し支えないから、生
産性に富む。
ネジピンの挿通螺合だけで完了し、連結ピンおよ
び連結ネジピンは飾り駒外周に現出することはな
いから、バンド体を構成後、従来のように改めて
全体の仕上加工を施す必要がない。したがつて、
本体駒、連結駒、飾り駒をともに部品単体の状態
で仕上げておくことが可能であり、例えば、全面
甲丸形状や複雑な形状で駒を形成しておいても、
その部品の特徴を生かしたままバンド体に構成す
ることができる。また、連結に際しては、予めピ
ンを挿通してあり、その後ボルト締めするので、
接続駒の組込性がよく、長さの調整時の作業性が
簡便である。そして、シメシロは気にならないの
で、孔径精度は高くなくて差し支えないから、生
産性に富む。
よつて、本案によれば市場のニーズの多様化に
十分対処でき、デザインおよび機能の双方共に満
足した鎖バンドを提供することができる。
十分対処でき、デザインおよび機能の双方共に満
足した鎖バンドを提供することができる。
第1図、第2図は本考案の第1実施例で、第1
図は分解斜視図、第2図は要部断面図である。第
3図、第4図は第2実施例で、第3図は分解斜視
図、第4図は要部断面図である。第5図、第6図
は第3実施例で、第5図は分解斜視図、第6図は
要部断面図である。第7図は従来例の駒の斜視
図、第8図は同じくバンドの平面図、第9図は他
の従来例の分解斜視図である。 なお、図中10は本体駒、11は駒部、12は
駒部底部、13は接続部、14は接続空間部、1
5は連通孔、16はネジ孔、17はネジピン受け
穴、20は連結駒、22は底面段差部、23は底
面段差切欠部、24は底面段差突出部、25はピ
ン挿通孔、26はネジピン挿通孔、30は飾り
駒、31は内接面、32は外縁、33は外縁内周
面、35は連結ピン受け穴、36はネジピン取付
孔、40は連結ピン、50は連結ネジピン、51
はネジ部、52はピン部、60は駒ユニツト、6
1は係合突起、62は係合凹部、63は孔、64
は駒体、65は連結駒、66は接続ピン、70は
バンド体。
図は分解斜視図、第2図は要部断面図である。第
3図、第4図は第2実施例で、第3図は分解斜視
図、第4図は要部断面図である。第5図、第6図
は第3実施例で、第5図は分解斜視図、第6図は
要部断面図である。第7図は従来例の駒の斜視
図、第8図は同じくバンドの平面図、第9図は他
の従来例の分解斜視図である。 なお、図中10は本体駒、11は駒部、12は
駒部底部、13は接続部、14は接続空間部、1
5は連通孔、16はネジ孔、17はネジピン受け
穴、20は連結駒、22は底面段差部、23は底
面段差切欠部、24は底面段差突出部、25はピ
ン挿通孔、26はネジピン挿通孔、30は飾り
駒、31は内接面、32は外縁、33は外縁内周
面、35は連結ピン受け穴、36はネジピン取付
孔、40は連結ピン、50は連結ネジピン、51
はネジ部、52はピン部、60は駒ユニツト、6
1は係合突起、62は係合凹部、63は孔、64
は駒体、65は連結駒、66は接続ピン、70は
バンド体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数の駒部と該各駒部間の底部に位置する接続
部とからなる本体駒と、 前記各駒部間に嵌入される連結駒と、 前記本体駒の両縁に位置する飾り駒と、 前記本体駒と前記連結駒と前記飾り駒とを相互
に連繋する連結ピンと連結ネジピンとからなり、 前記本体駒の一側に設けた連通孔と前記連結駒
の他側に設けたピン挿通孔とを一連として連結ピ
ンを挿通するとともに、前記本体駒の他側に設け
たネジ孔と次位連結駒の一側に設けたネジピン挿
通孔と前記飾り駒のネジピン取付孔とを一連とし
て前記ネジピンを挿通螺合して、隣接する各本体
駒、連結駒、および飾り駒を連繋してなる鎖バン
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10765786U JPH0345603Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10765786U JPH0345603Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6313013U JPS6313013U (ja) | 1988-01-28 |
JPH0345603Y2 true JPH0345603Y2 (ja) | 1991-09-26 |
Family
ID=30984142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10765786U Expired JPH0345603Y2 (ja) | 1986-07-14 | 1986-07-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345603Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012165878A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Nihon Seimitsu Co Ltd | バンド |
-
1986
- 1986-07-14 JP JP10765786U patent/JPH0345603Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313013U (ja) | 1988-01-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2948566B2 (ja) | ブレスレット | |
JPH0345603Y2 (ja) | ||
US6065308A (en) | Flexible metal band | |
US4593842A (en) | Watch band | |
JPS62189006A (ja) | 非拡張性腕輪 | |
KR200413018Y1 (ko) | 손목 시계용 밴드 | |
JPS62494Y2 (ja) | ||
US3845618A (en) | Bracelet construction | |
JPH063112U (ja) | 腕バンド | |
US6374590B1 (en) | Link bracelet for watches or the like | |
JPH0727853Y2 (ja) | 時計バンド駒調整機能付き連結構造 | |
US4503665A (en) | Non-expansible linkage bracelet | |
JPH0335124Y2 (ja) | ||
CN216723442U (zh) | 一种手环表带扣组件 | |
JPH0119852Y2 (ja) | ||
KR200251025Y1 (ko) | 시계 벨트 | |
JPS595370Y2 (ja) | 時計ケ−スとバンドの結合構造 | |
US4245461A (en) | Non-expansible linkage bracelet and method of manufacture thereof | |
USRE31681E (en) | Non-expansible linkage bracelet and method of manufacture thereof | |
US3347038A (en) | Band-shaped jewelry | |
JPS5843205U (ja) | 腕時計用バンド | |
JPS634427Y2 (ja) | ||
KR900010865Y1 (ko) | 장신용 체인의 단위편 연결구조 | |
JPS6129291Y2 (ja) | ||
JPH0414018Y2 (ja) |