JPH06310452A - 半導体装置の拡散方法 - Google Patents
半導体装置の拡散方法Info
- Publication number
- JPH06310452A JPH06310452A JP5120500A JP12050093A JPH06310452A JP H06310452 A JPH06310452 A JP H06310452A JP 5120500 A JP5120500 A JP 5120500A JP 12050093 A JP12050093 A JP 12050093A JP H06310452 A JPH06310452 A JP H06310452A
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- JP
- Japan
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- deposit layer
- wafer
- furnace
- semiconductor device
- diffusion
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- Pending
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- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】厚さの均一なデポジット層を形成し、一様な拡
散(プレドライブ)を行うことのできる半導体装置の拡
散方法を提供する。 【構成】複数のウェハーを載置したボートを炉内に配置
し、炉内に反応ガスN2を送り込んで該ウェハー上にデ
ポジット層を形成し、その後不活性ガスを送り込んでデ
ポジット層をプレドライブしてなる工程7を含む半導体
装置の拡散方法において、不活性ガスを、初めは少ない
流量12(0.5リットル/min)にして反応ガスを
パージし、その後流量を増して7(10リットル/mi
n)デポジット層をプレドライブする。
散(プレドライブ)を行うことのできる半導体装置の拡
散方法を提供する。 【構成】複数のウェハーを載置したボートを炉内に配置
し、炉内に反応ガスN2を送り込んで該ウェハー上にデ
ポジット層を形成し、その後不活性ガスを送り込んでデ
ポジット層をプレドライブしてなる工程7を含む半導体
装置の拡散方法において、不活性ガスを、初めは少ない
流量12(0.5リットル/min)にして反応ガスを
パージし、その後流量を増して7(10リットル/mi
n)デポジット層をプレドライブする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の拡散方法
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、炉内における拡散(プレドライ
ブ)時のウェハーの一般的な配置状態を示す略断面図で
ある。図中、14は炉内を示し、15はシリコン製のウ
ェハー、16は複数のウェハー15を立てて載置した石
英製のボートであり、拡散(プレドライブ)工程におい
て、必要な反応ガス及び不活性ガスは矢印A方向に炉内
へ送り込まれる。
ブ)時のウェハーの一般的な配置状態を示す略断面図で
ある。図中、14は炉内を示し、15はシリコン製のウ
ェハー、16は複数のウェハー15を立てて載置した石
英製のボートであり、拡散(プレドライブ)工程におい
て、必要な反応ガス及び不活性ガスは矢印A方向に炉内
へ送り込まれる。
【0003】図4は、従来の拡散(プレドライブ)工程
の一部を示す概略図である。図中1は従来のデポジット
工程を示し、2はウェハー15及び16を炉内14の所
定の位置まで搬送するロード工程、3は炉内14にN2
等の不活性ガスを送り込み安定した環境を作る工程、4
は炉内14にO2ガスを送り込み、ウェハー15の表面
と反応させて薄いSiO2膜を形成するPreOxi工
程、5はPreOxi工程4におけるO2ガスを不活性
ガスによりパージする工程、6は炉内14にBcl3,
O2,N2等の反応ガス及び不活性ガスを送り込み、ウェ
ハー15上にデポジットする工程、7はデポジット工程
6における反応ガスを不活性ガスN2によりパージし、
プレドライブする工程である。
の一部を示す概略図である。図中1は従来のデポジット
工程を示し、2はウェハー15及び16を炉内14の所
定の位置まで搬送するロード工程、3は炉内14にN2
等の不活性ガスを送り込み安定した環境を作る工程、4
は炉内14にO2ガスを送り込み、ウェハー15の表面
と反応させて薄いSiO2膜を形成するPreOxi工
程、5はPreOxi工程4におけるO2ガスを不活性
ガスによりパージする工程、6は炉内14にBcl3,
O2,N2等の反応ガス及び不活性ガスを送り込み、ウェ
ハー15上にデポジットする工程、7はデポジット工程
6における反応ガスを不活性ガスN2によりパージし、
プレドライブする工程である。
【0004】図5は、図4のデポジット工程1によりデ
ポジットされたアェハー15にプレドライブする様子を
示す略断面図である。図中、8は図4のデポジット工程
1により形成されたB2O2のデポジット層、9はPre
Oxi工程4により形成されたSiO2膜、矢印Bはウ
ェハー10内にプレドライブされる方向を示している。
ポジットされたアェハー15にプレドライブする様子を
示す略断面図である。図中、8は図4のデポジット工程
1により形成されたB2O2のデポジット層、9はPre
Oxi工程4により形成されたSiO2膜、矢印Bはウ
ェハー10内にプレドライブされる方向を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、デポジット工程6におけるBcl3や
O2等の反応ガスをN2等の不活性ガスでパージする際
に、例えば10リットル/minの多い流量の不活性ガ
スで一気にパージする為に、反応ガスの急な流れにより
ウェハー15の表面上で反応に差が出てしまい、図5に
示すように、デポジット層8の厚みが均一でなくなる。
この為、ウェハー15への拡散(プレドライブ)も一様
にはいかず、ウェハー面内のシート抵抗値のばらつきが
大きいという課題があった。
来例においては、デポジット工程6におけるBcl3や
O2等の反応ガスをN2等の不活性ガスでパージする際
に、例えば10リットル/minの多い流量の不活性ガ
スで一気にパージする為に、反応ガスの急な流れにより
ウェハー15の表面上で反応に差が出てしまい、図5に
示すように、デポジット層8の厚みが均一でなくなる。
この為、ウェハー15への拡散(プレドライブ)も一様
にはいかず、ウェハー面内のシート抵抗値のばらつきが
大きいという課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題は、不活性ガ
スを、初めは少ない流量にして反応ガスをパージし、そ
の後流量を増してデポジット層をプレドライブしたこと
により解決される。
スを、初めは少ない流量にして反応ガスをパージし、そ
の後流量を増してデポジット層をプレドライブしたこと
により解決される。
【0007】
【作用】上記半導体装置の拡散方法によれば、均一なデ
ポジット層を形成することができ、一様な拡散が行われ
得る。
ポジット層を形成することができ、一様な拡散が行われ
得る。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る半導体装置の拡散方法の
実施例について説明する。図1は、本発明に係る拡散
(プレドライブ)工程の一部を示す概略図である。図
中、図4と対応する箇所には同一符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
実施例について説明する。図1は、本発明に係る拡散
(プレドライブ)工程の一部を示す概略図である。図
中、図4と対応する箇所には同一符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0009】図1中、11は本発明によるデポジット工
程を示し、12はデポジション工程6におけるBcl3
やO2等の反応ガスを、N2等の不活性ガスでパージする
際に、例えば0.5リットル/minの少ない流量の不
活性ガスを送り込む工程である。これにより図3に示す
ように、ボート16上に林立する複数のウェハー15と
ウェハー15の間に反応ガスだまりを一時的に作った上
で除々にパージしていく。
程を示し、12はデポジション工程6におけるBcl3
やO2等の反応ガスを、N2等の不活性ガスでパージする
際に、例えば0.5リットル/minの少ない流量の不
活性ガスを送り込む工程である。これにより図3に示す
ように、ボート16上に林立する複数のウェハー15と
ウェハー15の間に反応ガスだまりを一時的に作った上
で除々にパージしていく。
【0010】その後、図1中の工程7のように不活性ガ
スの流量を例えば10リットル/minに増し、プレド
ライブを行う。
スの流量を例えば10リットル/minに増し、プレド
ライブを行う。
【0011】図2は、図1のデポジット工程11により
デポジットされたウェハー15に拡散(プレドライブ)
する様子を示す略断面図である。図中5と対応する部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
デポジットされたウェハー15に拡散(プレドライブ)
する様子を示す略断面図である。図中5と対応する部分
には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
【0012】図2中、13は図1のデポジット工程11
により形成されたB2O2等のデポジット層である。上述
の如く、工程12によってBcl3やO2等の反応ガスが
N2等の不活性ガスに除々にパージされることにより、
反応ガスの流れが緩やかになり、ウェハー15の表面上
での反応差が小さくなり、デポジット層13の厚みも均
一になる。この為、矢印Cに示す如くウェハー15への
拡散(プレドライブ)が一様に行われる。
により形成されたB2O2等のデポジット層である。上述
の如く、工程12によってBcl3やO2等の反応ガスが
N2等の不活性ガスに除々にパージされることにより、
反応ガスの流れが緩やかになり、ウェハー15の表面上
での反応差が小さくなり、デポジット層13の厚みも均
一になる。この為、矢印Cに示す如くウェハー15への
拡散(プレドライブ)が一様に行われる。
【0013】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る半導体装置の
拡散方法は、複数のウェハーを載置したボートを炉内に
配置し、該炉内に反応ガスを送り込んで該ウェハー上に
デポジット層を形成し、その後不活性ガスを送り込んで
該デポジット層をプレドライブしてなる工程を含む半導
体装置の拡散方法において、該不活性ガスを、初めは少
ない流量にして該反応ガスをパージし、その後流量を増
して該デポジット層をプレドライブしたため、ウエハー
の表面上での反応差が小さくなり、厚さの均一なデポジ
ット層が形成されて、ウェハーへの拡散(プレドライ
ブ)が一様に行われ、ウェハー面内のシート抵抗値のば
らつきが小さくなるという利点が生ずる。
拡散方法は、複数のウェハーを載置したボートを炉内に
配置し、該炉内に反応ガスを送り込んで該ウェハー上に
デポジット層を形成し、その後不活性ガスを送り込んで
該デポジット層をプレドライブしてなる工程を含む半導
体装置の拡散方法において、該不活性ガスを、初めは少
ない流量にして該反応ガスをパージし、その後流量を増
して該デポジット層をプレドライブしたため、ウエハー
の表面上での反応差が小さくなり、厚さの均一なデポジ
ット層が形成されて、ウェハーへの拡散(プレドライ
ブ)が一様に行われ、ウェハー面内のシート抵抗値のば
らつきが小さくなるという利点が生ずる。
【図1】本発明に係る拡散工程の一部を示す概略図であ
る。
る。
【図2】図1の工程によりデポジットされたウェハーへ
の拡散(プレドライブ)工程を示す略断面図である。
の拡散(プレドライブ)工程を示す略断面図である。
【図3】炉内における拡散(プレドライブ)時のウェハ
ーの一般的な配置状態を示す略断面図である。
ーの一般的な配置状態を示す略断面図である。
【図4】従来の拡散(プレドライブ)工程の一部を示す
概略図である。
概略図である。
【図5】図4の工程によりデポジットされたウェハーへ
の拡散(プレドライブ)工程を示す略断面図である。
の拡散(プレドライブ)工程を示す略断面図である。
7 プレドライブ工程 12 不活性ガスを少ない流量でパージする工程 13 デポジット層 14 炉内 15 ウェハー 16 ボート
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のウェハーを載置したボートを炉内
に配置し、該炉内に反応ガスを送り込んで該ウェハー上
にデポジット層を形成し、その後不活性ガスを送り込ん
で該デポジット層をプレドライブしてなる工程を含む半
導体装置の拡散方法において、 該不活性ガスを、初めは少ない流量にして該反応ガスを
パージし、その後流量を増して該デポジット層をプレド
ライブしたことを特徴とする半導体装置の拡散方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120500A JPH06310452A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 半導体装置の拡散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5120500A JPH06310452A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 半導体装置の拡散方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06310452A true JPH06310452A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14787744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5120500A Pending JPH06310452A (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 半導体装置の拡散方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06310452A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8865494B2 (en) * | 2010-02-19 | 2014-10-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Manufacturing method for compound semiconductor light-emitting element |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP5120500A patent/JPH06310452A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8865494B2 (en) * | 2010-02-19 | 2014-10-21 | Sharp Kabushiki Kaisha | Manufacturing method for compound semiconductor light-emitting element |
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