JPH06309989A - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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Publication number
JPH06309989A
JPH06309989A JP10230693A JP10230693A JPH06309989A JP H06309989 A JPH06309989 A JP H06309989A JP 10230693 A JP10230693 A JP 10230693A JP 10230693 A JP10230693 A JP 10230693A JP H06309989 A JPH06309989 A JP H06309989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
ridge
cup
sliding body
shaped rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10230693A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Yano
正 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10230693A priority Critical patent/JPH06309989A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力装置に使用される押釦スイッチにおい
て、スイッチの切替え動作にオーバーストロークをもた
せ、部品点数、組立工数を削減した安価な押釦スイッチ
を提供する。 【構成】 スイッチ部19を押圧動作をさせるための突
条16aを一体形成したカップ状ラバー16を配置して
なり、摺動体17を押下げ、カップ状ラバー16を圧縮
すると、突条16aが下動し、対応する部分に設けたス
イッチの接点部12a,13aを押圧し、スイッチが動
作するようにして突条16をラバー16に一体に形成し
て部品点数の削減、組立工数の削減を図るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパソコン、電子タイプラ
イタなどの入力装置として用いる押釦スイッチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器、情報機器等の電子スイ
ッチ回路を駆動するために小型で軽い動作の押釦スイッ
チが広く用いられるようになった。この種の一般的なス
イッチ構造を図4(a)〜図5に示す。
【0003】1は剛性を有する基板で、その上に固定接
点2aを有する下絶縁シート2を配置し、前記固定接点
2aと対向するように可動接点3aを有する可撓性の上
絶縁シート3を開口4aを形成するように、スペーサ4
を挟んで配置し、スイッチ部9を形成する。
【0004】5はケースで中央部には円筒状のガイド部
5aが、両側には一対の係止孔5bがそれぞれ設けられ
ている。またケース5の円筒状のガイド部5aにはカッ
プ状のラバー6が配置され、このカップ状ラバー6の上
部に摺動体7が配置されている。この摺動体7の中央部
には前記ケース5の円筒状のガイド部5aと嵌合摺動す
る円筒状のガイド突条7a、両側には前記ケース5の係
止孔5bにはまりこみ摺動する係止片7bが配置されて
いる。
【0005】さらに摺動体7のガイド突条7aの内部に
は突起部7cが設けられている。この突起7cにはコイ
ルスプリング8が嵌合されており、このコイルスプリン
グ8の下端は前記スイッチ部上に対応して配置されてい
る。摺動体7の突条7aの下端で、可動接点3aを押圧
すると、スイッチの切替え動作にオーバーストロークが
なくなり、スイッチ押切り不足による誤動作やスイッチ
を常に最終ストロークまで押すことによる疲労等の問題
を防ぐために摺動体7を押下げたとき、摺動体の一部た
とえば図示より長くした突起7cで直接スイッチ部9を
押すのでなく、図示のようにコイルスプリング8を介し
てスイッチ部9を押すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の押釦
スイッチでは、摺動体7を押上げるカップ状ラバー6の
他に、スイッチ部9の可動接点3aを押圧するコイルス
プリング8が必要であった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、安価
にできる押釦スイッチを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、1ケのカップ状ラバーで摺動体の押上げ動
作をさせると共に、これと一体形成した突条により、摺
動体の押下を接点に弾性をもって伝達するようにしたも
のである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、摺動体を押下
げ、カップ状ラバーを圧縮すると、カップ状ラバーのベ
ース部に一体成形された突条が下動し、対応する部分に
設けたスイッチの接点部を押圧し、スイッチが動作する
ので、接点押圧用のコイルばねをなくしても、スイッチ
動作にオーバーストロークを持たせることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1(a),図2は押釦スイッチのそれぞ
れ横断面図、縦断面図であり、図1(b)はスイッチ部
の拡大図である。図3は図1,図2に示したカップ状ラ
バー16を上下逆に置いて見た斜視図である。
【0011】11は剛性を有する基板で、その上に固定
接点12aを有する下絶縁シート12を配置し、固定接
点12aと対向するように可動接点13aを有する可撓
性の上絶縁シート13を開口14aを形成するように、
スペーサ14を挟んで配置し、スイッチ部19を形成す
る。
【0012】15はケースで中央部には円筒状のガイド
部15aが、両側には一対の係止孔15bが設けられて
いる。またケース15の上部にはスイッチ部19を押圧
動作させるための突条16aを一体形成したカップ状ラ
バー16が配置されている。さらにこのカップ状ラバー
16の上部には摺動体17が配置されている。この摺動
体17の中央部には前記ケース15の円筒状のガイド部
15aと嵌合摺動する円筒状のガイド突条17a、両側
には前記ケース15の係止孔15bにはまりこみ摺動す
る係止片17bが配置されている。
【0013】さらに摺動体17にはカップ状ラバー16
の位置決めをする突起17cが、またケース15にはカ
ップ状ラバー16の突条16aに対応する開口15cが
設けられている。なお、カップ状ラバー16の突条16
aより摺動体17のガイド突条17aの方が上絶縁シー
ト13より離間するように設けられている。
【0014】次に、その作用を説明する。まず指先で摺
動体17を押すと、摺動体17の下動により、カップ状
ラバー16は圧縮され、カップ状ラバー16の突条16
aは下動する。さらに摺動体17が下動するとカップ状
ラバー16の突条16aが上絶縁シート13を押圧し、
絶縁シート13が撓み、接点12a,13a間を導通さ
せ、スイッチが動作する。指先による押圧力を解除する
と、カップ状ラバー16の弾性で摺動体17は上動復帰
する。
【0015】このとき、摺動体17に設けられた一対の
係止片17bがケース15に設けられた係止部15cに
当接し、摺動体17の復帰動作は完了する。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本発明は、カップ状ラバーにスイッチの接点押圧部を一
体形成して設けることにより、オーバーストロークを有
する安価な押釦スイッチを得ることができ、その実用効
果は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明は押釦スイッチの一実施例の横断
面図 (b)同要部であるスイッチ部の拡大断面図
【図2】同押釦スイッチの縦断面図
【図3】同押釦スイッチの要部であるカップ状ラバーの
斜視図
【図4】(a)従来の押釦スイッチの横断面図 (b)同要部であるスイッチ部の拡大断面図
【図5】同押釦スイッチの縦断面図
【符号の説明】
12a 固定接点 13a 可動接点 16 カップ状ラバー 16a 突条 17 摺動体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性の摺動体と、前記摺動体を支え一端
    で自身の軸と並行に一体形成された突条を有するカップ
    状ラバーと、前記突条に対向して相対する一対の可動接
    点と固定接点とよりなり、前記摺動体の押下により前記
    弾性の突条を介して前記可動接点を前記固定接点に接触
    させるようにした押釦スイッチ。
JP10230693A 1993-04-28 1993-04-28 押釦スイッチ Pending JPH06309989A (ja)

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JP10230693A JPH06309989A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 押釦スイッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10230693A JPH06309989A (ja) 1993-04-28 1993-04-28 押釦スイッチ

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JPH06309989A true JPH06309989A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14323931

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