JPH06309939A - 伸縮式フラット・ワイヤハーネス - Google Patents

伸縮式フラット・ワイヤハーネス

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JPH06309939A
JPH06309939A JP10315093A JP10315093A JPH06309939A JP H06309939 A JPH06309939 A JP H06309939A JP 10315093 A JP10315093 A JP 10315093A JP 10315093 A JP10315093 A JP 10315093A JP H06309939 A JPH06309939 A JP H06309939A
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horizontal frame
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Hiroyuki Ochi
洋行 越知
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラット・ワイヤハーネスの長さを調節出来
るようにする。 【構成】 樋状枠(20)の上面の適宜位置に選択して横
枠(23)を軸架出来る長さ調節部材(10)を設け、その
横枠に対してフラット・ワイヤハーネス(4)を巻き付け
て折り返しながら通し、横枠(23)を選択して折り返し
長さを調節することにより、フラット・ワイヤハーネス
(4)の全長を所要長さに調節している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伸縮式フラット・ワイ
ヤハーネスに関し、詳しくは、FPC(フレキシブル・
プリンテッド・サーキット)、FWC(フレキシブル・ワ
イヤー・サーキット)等の銅箔あるいは細径電線等から
なる導電体を絶縁性フイルムにより挟持した構成からな
る可撓性を有するフラット・ワイヤハーネスの長さを調
節可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフラット・ワイヤハーネ
スは、図5および図6(A)(B)に示すように、所要ピッ
チをあけて配置する導体1を絶縁性フイルム2と3によ
り両面を被覆している。尚、図6(A)はFWC、 (B)は
FPCの場合である。該構成よりなるフラット・ワイヤ
ハーネス4を用いて、電源側と電装品側に接続する場
合、図5に示すように、その長さ方向の両端にコネクタ
5,6が取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記フラット・ワイヤ
ハーネス4の長さLは、両端に接続するコネクタ5,6
の設置間隔に対応させる必要があり、コネクタ5と6の
間の距離が長い場合には、全長Lが長いフラット・ワイ
ヤハーネスを使用する必要があり、一方、コネクタ5と
6の間の距離が短い場合には、全長Lが短いものを使用
する必要がある。即ち、コネクタ5と6の間の距離より
もフラット・ワイヤハーネス4の長さLが短いと当然の
ことながら使用できない。逆に、コネクタ5と6の間の
距離よりもフラット・ワイヤハーネス4の長さLが長す
ぎると、フラット・ワイヤハーネスに余剰の部分が生
じ、該余剰部分が垂れたりして、他の部品と干渉し、短
絡が発生する危険性もある。
【0004】フラット・ワイヤハーネス4は連続して製
造され、通常、切断機により所定長さで順次切断してお
り、よって、フラット・ワイヤハーネス4の全長Lは切
断機で設定された長さとなっている。尚、切断機による
切断長さを変化させて、全長Lを例えば250cm〜50
cmまでの間で数段階に相異させて、複数種類の長さのフ
ラット・ワイヤハーネスが設けられている。
【0005】しかしながら、使用箇所に応じて必要とす
るフラット・ワイヤハーネスの長さは種々相異し、予め
切断されている複数種類のフラット・ワイヤハーネスか
ら選択して使用しても、上記した問題が発生する。フラ
ット・ワイヤハーネスの切断長さを、使用箇所に応じて
必要長さとなるように変えると問題は解決するが、切断
機の切断長さの設定を、その都度変える必要があるた
め、現実には不可能に近い。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、フラット・ワイヤハーネスの長さを伸縮可能とし
て、一定長さのフラット・ワイヤハーネスを、必要長さ
が相異する種々の箇所に使用出来るようにすることを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、フラット・ワイヤハーネスの長さ方向と平
行でフラット・ワイヤハーネスの巾以上の間隔をあけて
設けた一対の縦枠壁を有する樋状枠と、上記一対の縦枠
壁の上端間に間隔をあけて任意の位置に選択して軸架で
きる複数本の横枠とを備えた長さ調節部材を設け、上記
長さ調節部材の樋状枠の内部にフラット・ワイヤハーネ
スを挿入して上記縦枠壁の間に軸架する横枠に巻き付け
て折り返しながら通し、上記フラット・ワイヤハーネス
を巻き付ける横枠を選択して、折り返し長さを調節する
ことによりフラット・ワイヤハーネスの全長を所要長さ
に調節する伸縮式フラット・ワイヤハーネスを提供する
ものである。
【0008】上記横枠は、一方の縦枠壁の上端に長さ方
向に所定間隔をあけて突設しており、これら横枠を他方
の縦枠壁側へ折り曲げて形成することが出来る。あるい
は、上記横枠は、樋状枠と別体として設け、樋状枠の一
対の縦枠壁に並設した取付溝のうち、適宜の取付溝を選
択して取り付けてもよい。さらに、上記樋状枠と横枠と
からなる長さ調節部材を複数個設け、各長さ調節部材に
互いに連結される連結手段を取り付け、かつ、該連結手
段は所要の位置で固定することが出来るようにして、調
節部材の全長を調節出来る構成としてもよい。
【0009】
【作用】上記した伸縮式フラット・ワイヤハーネスで
は、樋状枠にフラット・ワイヤハーネスを通し、その上
面の適宜位置に軸架する横枠に巻きつけて、所要長さ折
り返すことにより、一定長さのフラット・ワイヤハーネ
スを所要長さに調節することが出来る。また、長さ調節
部材に通されて折り返されたフラット・ワイヤハーネス
は、横枠に巻き付けられて張設されているため、垂れた
りすることがなく、よって、他の部品と干渉すること等
はない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。尚、フラットハーネス自体の構造は、前記
図5および図6に示す構造と同一であるため、同一符号
を付して説明を省略する。図1は第1実施例を示し、フ
ラット・ワイヤハーネス4を水平方向に配置する長さ調
節部材10に通して、一定長さのフラット・ワイヤハー
ネス4を所要の長さとなるように調節している。
【0011】上記長さ調節部材10はフラット・ワイヤ
ハーネス4の巾以上の間隔をあけて設けた一対の縦枠壁
21,22を底壁24の両側より突設した樋状枠20
と、上記一対の縦枠壁の上端間に長さ方向に間隔をあけ
て装架する複数本の横枠23とを備えた構成としてい
る。
【0012】上記横枠23は一方の縦枠壁21の上端
に、長さ方向に間隔をあけて突設しており、その先端に
係止片23aを折り曲げて形成し、該係止片23aの先
端に係止突起23bを設けている。尚、横枠23を図中
矢印方向に折り曲げると、他方の縦枠壁22の上端まで
延在し、係止片23は縦枠壁22の外面側に位置され
る。このように横枠23を折り曲げると両側の縦枠壁2
1と22の上端間に横枠23が軸架された状態となり、
該横枠23と底壁24との間にフラット・ワイヤハーネ
ス4を挿通させる空隙が生じるようにしている。
【0013】他方の縦枠壁22の外面には、上記横枠2
3と夫々対向した位置に上記係止突起23bを内嵌係止
する係止凹部22bを有する係止部22aを設けてい
る。
【0014】上記長さ調節部材10を用いてフラット・
ワイヤハーネス4の長さ調節を行う場合、図2(A)に示
すように、フラット・ワイヤハーネス4を樋状枠20の
内部に挿入し、所要位置の横枠23(図中、右端の横枠
23−1)を折り曲げて、樋状枠20内のフラット・ワ
イヤハーネス4の上面に軸架する。ついで、この軸架し
た横枠23−1の上面側に巻き付けてフラット・ワイヤ
ハーネス4を折り返す。ついで、所要位置(図中、左端)
の横枠23−2を折り曲げてフラット・ワイヤハーネス
4の上面に軸架する。この横枠23−2の上面側に巻き
付けてフラット・ワイヤハーネス4を折り返す。さら
に、この折り返したフラット・ワイヤハーネス4の上面
に未だ折り曲げていない中央の横枠23−3を折り曲
げ、フラット・ワイヤハーネス4を押さえる。
【0015】尚、フラット・ワイヤハーネス4の調節す
る長さに応じて、横枠23を順次折り曲げて、樋状枠2
0の上面に軸架すれば良く、図2(B)に示す横枠23−
1→横枠23−2→横枠23−3の順序でフラット・ワ
イヤハーネス4の上面に折り曲げると、上記(A)の場合
より、調節する長さが短くなる。
【0016】図3は第2実施例を示す。該第2実施例で
は、横枠23を樋状枠20と別部材として形成してお
り、両端に係止片23c,23dを折り曲げて形成して
いる。一方、樋状枠20の縦枠壁21,22の上端に外
方へ突出したフランジ21a,22aを設け、これらフ
ランジ21a,22aに一定ピッチで横枠係止片23c,
23dを挿入する取付溝21b,22bを穿設してい
る。上記横枠23は第1実施例と同様に、所要位置で横
枠23をフラット・ワイヤハーネス4の上面に軸架する
ように樋状枠20に取り付けている。
【0017】図4の第3実施例は、第1実施例と略同様
の長さ調節部材10',10"を2個設け、これを長さ調
節可能に連結した構成よりなる。即ち、図示のように、
一方の長さ調節部材10'に他方の長さ調節部材10"を
外嵌可能の寸法に設定し、この重ね合わせた部分の縦枠
壁に複数の連結穴21d,22dを間隔をあけて設けて
いる。上記長さ調節部材10'と10"の互いに連結する
連結穴21d,22dを任意に設定することにより、長
さ調節部材10'と10"より構成する長さ調節部材の全
長を所要の長さとすることが出来る。
【0018】尚、上記連結穴の一方を連続した長溝にし
てもよく、この場合には相互に連結する長さ調節部材を
無段階に任意の長さに調節することができ、よって、該
長さ調節部材により長さが調節されるフラット・ワイヤ
ハーネス4の調節範囲を非常に大きくすることが出来
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わる伸縮式フラット・ワイヤハーネスでは、樋状枠
と横枠からなる長さ調節部材にフラット・ワイヤハーネ
スを通して、所要長さ折り返すことにより、一定長さの
フラット・ワイヤハーネスを所要長さに調節することが
出来る。また、長さ調節部材に通されて折り返されたフ
ラット・ワイヤハーネスは、横枠に巻き付けられて張設
されているため、あるいは押さえられるため、垂れたり
弛んだりすることがなく、よって、他の部品と干渉する
こと等はない。さらに、長さ調節部材は非常に簡単な構
成で、安価に設けることが出来ため、フラット・ワイヤ
ハーネスを所要長さに切断するのに比較して簡単に実施
することが出来る等の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】 (A)(B)は第1実施例の使用例を示す概略図
である。
【図3】 第2実施例を示す斜視図である。
【図4】 第3実施例を示す斜視図である。
【図5】 フラット・ワイヤハーネスを示す斜視図であ
る。
【図6】 (A)(B)はフラット・ワイヤハーネスの断面
図である。
【符号の説明】
4 フラット・ワイヤハーネス 5,6 コネクタ 10 長さ調節部材 20 樋状枠 21,22 縦枠壁 23 横枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65H 23/04 7130−3F H01B 7/00 301 8936−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラット・ワイヤハーネスの長さ方向と
    平行でフラット・ワイヤハーネスの巾以上の間隔をあけ
    て設けた一対の縦枠壁を有する樋状枠と、上記一対の縦
    枠壁の上端間に長さ方向に間隔をあけて任意の位置に選
    択して軸架出来る複数本の横枠とを備えた長さ調節部材
    を設け、 上記長さ調節部材の樋状枠の内部にフラット・ワイヤハ
    ーネスを挿入して上記一対の縦枠壁の間に軸架する横枠
    に巻き付けて折り返しながら通し、該フラット・ワイヤ
    ハーネスを巻き付ける横枠を選択して、折り返し長さを
    調節することによりフラット・ワイヤハーネスの全長を
    所要長さに調節していることを特徴とする伸縮式フラッ
    ト・ワイヤハーネス。
  2. 【請求項2】 上記横枠は、一方の縦枠壁の上端に所定
    間隔をあけて突設しており、これら横枠を他方の縦枠壁
    側へ折り曲げて形成している請求項1記載の伸縮式フラ
    ット・ワイヤハーネス。
  3. 【請求項3】 上記横枠は、樋状枠と別体として設け、
    樋状枠の一対の縦枠壁に並設した取付溝のうち、適宜の
    取付溝を選択して取り付けている請求項1記載の伸縮式
    フラット・ワイヤハーネス。
  4. 【請求項4】 上記樋状枠と横枠とからなる長さ調節部
    材を複数個設け、各長さ調節部材に互いに連結される連
    結手段を取り付け、かつ、該連結手段は連結位置を調節
    出来る構成としている前記請求項のいずれか1項に記載
    の伸縮式フラット・ワイヤハーネス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027242A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Bridgestone Corp ヘッダー固定具、及び、ヘッダー固定構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011027242A (ja) * 2009-07-29 2011-02-10 Bridgestone Corp ヘッダー固定具、及び、ヘッダー固定構造

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