JPH06309850A - ディスク装置における情報読出し方法 - Google Patents

ディスク装置における情報読出し方法

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JPH06309850A
JPH06309850A JP12057493A JP12057493A JPH06309850A JP H06309850 A JPH06309850 A JP H06309850A JP 12057493 A JP12057493 A JP 12057493A JP 12057493 A JP12057493 A JP 12057493A JP H06309850 A JPH06309850 A JP H06309850A
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Masanori Seki
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディスクからテキスト情報を選択的に
読出すディスク装置において、各ディスクのインデック
ス情報を表示させて選択を容易にし、またテキスト情報
の読出しまでの所要時間を短縮させる。 【構成】 予め各CD3の識別情報[マガジン2の識別番
号(6)とマガジン2内での段数情報]及びTOC情報をマ
イコン回路21のRAMへ登録しておき、各識別情報とT
OC情報の曲名をLCD13に一覧表形式で表示させた状
態で希望曲名を操作部14から指定させる。マイコン回路
21は、指定曲名に対応した識別情報のCD3を引出させ
て指定テキスト情報を読出す際に、CD3のTOC情報
を読取らせないで、RAMのTOC情報に含まれる頭出
し情報を利用して光ピックアップ15を直接指定テキスト
情報の頭出し位置へ移動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置における情
報読出し方法に係り、特に複数のCD(コンパクトディ
スク)やMD(ミニディスク)を格納したカセットが装填
可能なディスク装置や、システム内に複数のディスクを
内蔵したディスク装置に適用され、読出し情報の指定を
容易にすると共に、情報の読出しを開始するまでの所要
時間を短縮させるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオディスクとしての
CDが従来のテープカセットを凌駕する勢いで普及して
いるが、従来から、CD用ディスク装置においては、複
数のCDを格納したマガジンが装填でき、操作部からの
指示に基づいて内部に搭載したチェンジャ(ディスク交
換装置)が各CDを選択的に引出してターンテーブルに
セットし、光ピックアップで情報を読取り再生した後、
引出したCDをマガジンへ返却する方式のものがある。
【0003】また、録音/再生可能な光磁気ディスクを
使用できるディスク装置においては、そのシステム内に
複数のディスクを内蔵させておき、各内蔵ディスクに対
する選択的なアクセスによって光ピックアップが作動し
て情報の書込み/読出しを実行させる方式も採用されて
いる。
【0004】そして、この種のディスク装置において
は、通常のディスク装置のように一枚ずつディスクをセ
ットして再生するのではなく、マガジン内のディスクを
自動的に交換させながら音楽を楽しむことができるた
め、特に車載型のディスク装置として普及している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に複数のディスクをアクセス対象としたディスク装置に
おいては、どのディスクに如何なる情報が記録されてい
るかを操作者が把握して情報の読出し指定を行う必要が
ある。そのために、マガジン装填式のディスク装置で
は、マガジン内に格納されている各ディスクのプログラ
ム番号と曲名等をタイトル用紙に記入してマガジンに貼
着しておき、操作者がタイトル用紙を見ながら指定する
方式がとられており、ディスク内蔵式のディスク装置に
おいては、特定のディスクを指定した読出しモードが設
定された場合に、光ピックアップでその指定ディスクの
リードインエリアに記録されているTOC(Table of co
ntents)情報を読取ってインデックス情報として表示さ
せるような方式が採用されている。
【0006】その場合、タイトル用紙を参照する指定方
式では、マガジンの数やCDの格納枚数が多くなるとそ
の記入に要する手間が非常に面倒であり、また車載型の
ディスク装置は自動車のダッシュボードの下側等に設置
されるために運転席からタイトル用紙が見難くなって、
マガジンの識別や装填後の選曲に誤りが生じて不便を感
じることが多い。一方、前記のインデックス情報の表示
方法では、光ピックアップが指定ディスクのTOC情報
を読取った後にテキスト情報の読出し状態となるため、
他のディスクのインデックス情報を表示させることがで
きない。
【0007】また、何れの方式においても、テキスト情
報の読出しが指定された場合には、光ピックアップをデ
ィスクのリードインエリアへ移動させてTOC情報を読
取り、その指定に対応したTOC情報に含まれている頭
出し情報を用いて光ピックアップを読出し位置へ駆動制
御することになるが、そのために読出し指示があった時
点から指定テキスト情報を読出すまでに常に2〜3秒間
程度の制御時間が介在する。即ち、操作者からみると、
選曲指示から実際に再生音が出力されるまでに前記の時
間だけ長く待つことになり、特にマガジン装填式のディ
スク装置ではディスクの引出し時間が加算されるため
に、再生音の出力までに相当の時間を要することにな
る。
【0008】そこで、本発明は、複数のディスクをアク
セス対象としたディスク装置において、全てのディスク
のインデックス情報を表示させるようにして読出し情報
の指定を容易にすると共に、読出し指示から指定テキス
ト情報の読出しまでに要する時間を短縮させることが可
能な読出し方法を提供し、前記の不利不便を解消するこ
とを目的として創作された。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のディス
クを格納させたカセットからディスク交換手段で選択的
にディスクを引出して情報を読出すディスク装置、又は
内蔵した複数のディスクから各ディスクを選択して情報
を読出すディスク装置において、予め各ディスクの識別
情報とTOC(Table of contents)情報を対応させて記
憶手段へ登録しておき、表示手段に前記記憶手段の登録
情報をインデックス情報として表示させ、その表示内容
に基づいて操作手段から前記インデックス情報の一部を
指定した読出し指示があった場合に、前記記憶手段で指
定情報に対応している識別情報に係るディスクを読取り
状態にセットし、情報読取り部がディスクのTOC情報
を読取ることなく、記憶手段の指定情報に対応したTO
C情報を用いて指定テキスト情報の読出しのための頭出
しを行うことを特徴としたディスク装置における情報読
出し方法に係る。
【0010】
【作用】本発明では、複数のディスクの各識別情報とT
OC情報とを予め記憶手段に登録させておく。従って、
情報読取り部がディスクをアクセスしているか否かを問
わず、常に各ディスクのインデックス情報を表示手段に
表示させることができ、操作者がその表示内容に基づい
て各ディスクの記録内容をインデックスで確認しながら
所要読出し情報を指定することが可能になる。
【0011】また、前記の記憶手段の登録情報は指定テ
キスト情報の読出し時にも利用でき、指定情報に対応さ
せて登録されている頭出し情報を用いて情報読取り部を
指定テキスト情報の読取り開始位置へ移動制御させれ
ば、事前にディスクのTOC情報を読取りにゆくことな
くそのテキスト情報を読取らせることができ、読取り開
始までの時間が大幅に短縮される。
【0012】
【実施例】以下、本発明のディスク装置における情報読
出し方法に係る実施例を図面を用いて詳細に説明する。
先ず、図1の(A)及び(B)はCD格納マガジン対応の車載
型ディスク装置の概略機構等を示す平面図及び側面図で
あり、それぞれ筐体については便宜上一点鎖線で示して
ある。同図において、1はディスク装置を、2はマガジン
を示し、マガジン2はディスク装置のマガジン装填口に
対して挿脱される。
【0013】そして、本実施例におけるマガジン2は3
枚のCD3を格納できるものであり、内部には2段の棚4
が設けられていると共に、各棚4とケースの下側の内面
にそれぞれトレイ5が摺動自在に収納されており、その
各トレイ5の陥凹部には各CD3がセットされているが、
棚4の先端側には後記のフック16が上下方向に通過する
ための切欠部4aが形成されており、また各トレイ5にお
けるCD3のスピンドル部と読取り部分に対向する領域5
a、及び後記のフック16が係合する切欠部5b(切欠部4aと
略同形状)は打抜かれている。ここに、本実施例のマガ
ジン2はケースの外側面の所定位置に識別番号標識であ
るラベル6が貼着されている点に特徴があり、そのラベ
ル6の表面には4個のマーク記入部が印刷されている。
従って、前記の各マーク記入部をそれぞれ白地のままに
するか、鉛筆等で黒く塗潰すかによって、合計16種類
の識別番号を示すことができる。尚、図1では上から第
2番目と第4番目のマーク記入部が塗潰されている。
【0014】一方、ディスク装置1側には、ディスク駆
動機構やピックアップ駆動機構等を内蔵した機構ユニッ
ト7と、その機構ユニット7を昇降させるリンク式リフタ
8と、リフタ8の移動方向に設けられたスリットプレート
9と、スリットプレート9に対向させた態様でリフタ8の
昇降台に取付けられた段数検出用の投受光センサ10と、
マガジン2が装填された際にそのラベル6の識別番号情報
を読取る投受光センサ11と、制御回路や再生回路を搭載
したプリント基板12と、筐体表面に設けられたLCD13
と、各種操作ボタンを設けた操作パネル14と、リフタ8
の駆動用モータM4が内蔵されている。また、機構ユニッ
ト7は、光ピックアップ15と、CD駆動用のスピンドル
モータM1と、光ピックアップ15を駆動機構(図示せず)を
介して作動させるモータM2を内蔵していると共に、マガ
ジン2のトレイ5を引出して機構ユニット7の上面へセッ
トし、逆にそれを返却させるためのディスク搬送機構を
有している。このディスク搬送機構は、機構ユニット7
の上面をマガジン2の挿脱方向へストロークするフック1
6と、機構ユニット7に内蔵された搬送用モータM3と、そ
のモータM3の回転をフック16のストローク運動へ変換す
る機構(図示せず)から構成されている。
【0015】そして、図1に示された機構系をプリント
基板12の回路との接続関係で表すと、図2に示すような
システム構成となる。プリント基板12の制御回路は、シ
ステム全体の制御を実行するマイクロコンピュータ(マ
イコン)回路21と、モータM1,M2を駆動制御するサーボ回
路22と、モータM3,M4を駆動するモータドライバ23と、
LCD13に対する表示制御を行うLCDドライバ24と、
操作部14の入力信号を処理するI/F25とからなり、マ
イコン回路21に対して各センサやモータ等が図2に示す
ような関係で接続されている。尚、マイコン回路21は、
CPUと、システム制御プログラムを格納したROM
と、アップデイトデータをセーブするRAMと、I/O
ポートからなる通常の回路構成を有しているが、RAM
はシステムがOFFにされても電源回路によってリフレ
ッシュされ、記憶情報がそのまま保持されるようになっ
ている。また、プリント基板12の再生回路26は、光ピッ
クアップ15でCD3から読取られたディジタルオーディ
オ信号をデコード・再生して出力させる。
【0016】次に、本実施例のディスク装置におけるマ
ガジン記憶モードでの実行手順を図3のフローチャート
を参照しながら説明する。先ず、操作部14のマガジン記
憶ボタンをONにすると、センサ11でマガジン2の有無
が確認され、センサ11の各投受光素子(PH1〜PH4)でマガ
ジン2のラベル6からその識別番号(IDm)を読取り、マイ
コン回路21が読取られた識別番号情報をRAMにセーブ
する(S1,S2→S4)。尚、マガジン2の装填が確認されない
場合には、マイコン回路21はLCDドライバ24へマガジ
ンの挿入指示に係る表示情報を転送し、LCD13にそれ
を表示させる(S2→S3)。
【0017】ここで、マイコン回路21はリフタ8とフッ
ク16の移動を制御してCD3の引出し手順を実行する(S
5,S6)。即ち、センサ10がスリットプレート9から検出し
ている機構ユニット7の上下位置を確認しながらモータM
4を制御し、機構ユニット7のフック16がマガジン2側の
第P段目(初期段数はP=1)のトレイ5より僅か上側に
位置するようにリフタ8を作動させる。そして、その位
置セットが完了すると、直ちにモータM3を制御してフッ
ク16を前方へ移動させ、フック16がトレイ5の切欠部5b
に対向する位置まで移動せしめられた段階でモータM3を
停止させ、モータM4を起動させてリフタ8を僅かに降下
させ、フック16を第P段目のトレイ5の切欠部5bに係合
させる。
【0018】次に、その係合状態からモータM3を起動さ
せてフック16を後方へ移動させると、第P段目のトレイ
5が機構ユニット7の上面に引出され、そのトレイ5にセ
ットされているCD3が機構ユニット7の読取り位置にロ
ーディングされる(S7)。また、この手順が完了した時点
で、マイコン回路21は引出されたCD3のマガジン2内に
おける段数情報(P)を前記の識別番号情報(IDm)に対応さ
せてセーブする(S8)。
【0019】次に、マイコン回路21はモータM1及びM2を
起動させて、機構ユニット7にローディングされたCD3
から光ピックアップ15でTOC情報[TOC(P)]を読取ら
せ、そのTOC情報[TOC(P)]を先にセーブされている情
報と対応させてRAMにセーブする(S9)。即ち、通常の
音楽用CD3はその最内周部(リードインエリア)にTO
C情報としてプログラム番号とその頭出し情報、及びプ
ログラム番号に対応した曲名等を記録させてあり、それ
らの情報を読取ってRAMにセーブさせる。
【0020】そして、TOC情報の読取りとセーブが完
了すると、マイコン回路21はモータM1を停止させると共
に、前記のローディングまでの過程と逆の手順を実行
し、引出したCD3をマガジン2の元の位置へ返却する(S
10)。また、その返却が完了すると、マイコン回路21は
モータM4を制御してリフタ8を1段分ダウンさせ、フッ
ク16を次段のトレイ5の切欠部15に係合させる(S11→S1
3,S14→S6)。
【0021】以降、前記に説明したCD3の引出し・ロー
ディングと段数情報(P)のセーブ、及びTOC情報[TOC
(P)]のセーブに係る手順は、マガジン2の第3段目まで
繰返して実行され、マイコン回路21は第3段目について
の手順が終了することによりマガジン記憶モードの解除
通知をLCD13に表示させてマガジン記憶モードを抜け
る(S11→S12)。その結果、マイコン回路21のRAMに
は、図4に示すように、各マガジン2の識別番号情報(ID
m)と段数情報(P)とTOC情報[TOC(P)=CD3のプログラ
ム番号とその頭出し情報及び曲名]が順アドレスに対応
せしめられたテーブル情報としてセーブされていること
になる。
【0022】そして、以上のマガジン記憶モードは、複
数のマガジン2が有る場合には、それら個々のマガジン2
について実行され、各マガジン2の識別番号情報毎に段
数情報(P)とTOC情報[TOC(P)]が対応テーブル情報と
してセーブされる。尚、記憶させるべきマガジン2の個
数が多く、システム制御部としてのマイコン回路21が内
蔵したRAMの記憶容量が足りないような場合には、別
途にテーブル情報格納用の外付け大容量RAMを用意し
ておくことにより対処できる。
【0023】次に、各マガジン2について前記のマガジ
ン記憶モードの手順を実行した後、再生のためにマガジ
ン2を装填した場合における表示・選曲・再生手順を図5
のフローチャートを参照しながら説明する。このモード
では、先ず操作部14の曲名表示ボタンがONにされると、
マガジン記憶モード(図3)の場合と同様に、マガジン2
の検出に基づいてラベル6から識別番号情報(IDm)を読取
り、マイコン回路21は直ちにその識別番号情報(IDm)が
RAMに登録されているか否かを確認する(S21〜S25)。
【0024】そして、その確認の結果、登録されていな
い場合には、マガジン記憶モード設定の必要性を指示表
示させるが(S25→S26)、登録されている場合には、RA
Mにおいてその識別番号情報(IDm)と対応させて格納さ
れている各情報をLCDドライバ24へ転送し、その転送
情報をインデックス情報としてLCD13に表示させる(S
25→S27,S28)。ここで、転送情報は装填されたマガジン
2の識別番号情報(IDm)と対応したものであり、そのマガ
ジン2に格納された各CD3の段数情報(P)とTOC情報
[TOC(P)]ということになるが、この段階ではTOC情報
[TOC(P)]の内のプログラム番号と曲名に係る情報のみが
転送される。また、インデックス情報の表示は図6に示
されるような態様で行われ、各マガジン2の識別番号情
報(IDm)に対応したマガジン番号と、段数情報(P)に対応
した段数番号と、TOC情報[TOC(P)]の内のプログラム
番号とそのプログラム番号に対応している曲名が1行
(乃至は2行)にまとめられた一覧表形式になっている。
【0025】一方、本実施例では、LCD13の表示エリ
アが5行分だけであり、RAMの情報を一括表示できな
いことから、操作部14のUPボタン又はDOWNボタン
の操作に従ってLCD13内の表示内容を上下にスクロー
ルさせる表示プログラムが用意されている(S29)。
【0026】そして、選曲のための目安は当然に曲名表
示部分となるが、操作者は前記のスクロールボタンの操
作によって希望曲名を最上欄に位置させる(S29,S30)。
即ち、本実施例ではLCD13の最上欄に表示されたプロ
グラム番号の曲名が選曲対象とされるようになってお
り、そのようにスクロールさせた状態でスクロールボタ
ンの操作を停止して再生ボタンをONにする(S29〜S3
1)。
【0027】従って、希望曲名の行を最上欄に表示させ
た状態で再生ボタンをONにすると、マイコン回路21は
直ちにその表示位置におけるRAMの段数情報Pとプロ
グラム番号情報Xとその頭出し情報Hxを選曲情報とし
てセットし、その段数情報Pに基づいてマガジン2の第
P段目のCD3を引出して機構ユニット7の上面にローデ
ィングさせせる(S32〜S34)。尚、この場合の引出し・ロ
ーディング手順は、モータM4を制御してリフタ8をマガ
ジン2の第P段目に対応する位置に設定した後、前記の
マガジン記憶モードで説明した手順(S6,S7)と同様に実
行される。
【0028】以上の手順でCD3のローディングが完了
すると、マイコン回路21はサーボ回路22を制御して選曲
情報の読出しへ移行することになるが、本実施例では、
通常の読出し開始時に実行されるTOC情報の読取り手
順が省略される。即ち、通常の読取り開始時において
は、常にCD3のリードインエリアからTOC情報を読
取り、その選曲されたプログラムの頭出し情報を用いて
記録情報の読出し開始位置に光ピックアップ15を移動さ
せることにより読出し・再生を実行するのであるが、本
実施例では選曲対象となったプログラムのTOC情報[T
OC(P)]は予めRAMに格納されたものを利用することが
でき、そのTOC情報[TOC(P)]の内の希望曲名に対応し
た頭出し情報Hxを用いて直ちに光ピックアップ15を頭
出し位置へ移動制御できるからである。
【0029】従って、光ピックアップ15のリードインエ
リアへの機械的移動とTOC情報の読取り、及びそのT
OC情報から頭出し情報を検出するための時間(合計2
〜3秒間)が介在せず、再生ボタンのONによる選曲指
示から音声再生までの時間が大幅に短縮できる。
【0030】そして、前記の頭出し情報Hxに基づいて
記録情報の頭出しを行った後に、サーボ回路22でモータ
M1,M2を制御しながら光ピックアップ15で記録情報の読
取りを開始し、読取られた情報は再生回路26でデコード
・再生して出力される(S36,S37)。また、今回の選択曲の
再生が終了すると、再びスクロールボタンの操作による
表示内容のストロークと再生ボタンのON操作を行っ
て、次の希望曲を選択して再生させることができる(S37
→S29)。更に、LCD13に表示されるインデックス情報
はRAMから転送される情報であるため、選択曲の再生
中においてもカセット2に格納されている全てのCD3に
係るインデックス情報をスクロールさせながら表示させ
ることができ、選択曲を再生しながら次の希望曲の選曲
を行うことも可能である。
【0031】以上のように、本実施例ではCD格納マガ
ジン対応の車載型ディスク装置について説明したが、そ
の各CDに係るTOC情報の記憶と表示手順、及びCD
のTOC情報の読取りを省略した記録情報の読取り手順
は、システム内に複数のCDを内蔵させているディスク
装置についても同様に適用できる。但し、その場合に
は、システム内の各CDについて予め識別番号を設定し
ておくことができ、前記の実施例のようにラベル6に基
づいたカセット2の識別番号情報(IDm)とカセット2内で
の段数情報Pによって各CDを識別する必要がなく、付
与された識別番号をそのまま識別情報として用いること
ができる。
【0032】
【発明の効果】本発明のディスク装置における情報読出
し方法は、以上の構成を有していることにより、次のよ
うな効果を奏する。複数のディスクを格納させたカセッ
トからディスク交換手段で選択的にディスクを引出して
情報を読出すディスク装置、又は内蔵した複数のディス
クから各ディスクを選択して情報を読出すディスク装置
において、各デスクの識別情報とそのTOC情報を記憶
手段へ登録させておき、その登録情報を用いて各ディス
クのインデックス情報を一覧表形式で表示手段に表示さ
せながら読出すべき情報を簡単に指定することを可能に
し、また登録情報のTOC情報に含まれる頭出し情報を
利用して、逐一ディスクのリードインエリアからTOC
情報を読取ることなく、情報読取り部を直接的にテキス
ト情報の頭出し位置へ移動させることが可能になり、読
出し指示からテキスト情報の読出し開始までの時間を大
幅に短縮させる。また、インデックス情報の表示動作と
ディスクの再生動作は独立しているため、指定テキスト
情報を再生しながら、表示されているインデックス情報
に基づいて次の指定準備を行うことができるという利点
を有している。本発明は、特にディジタルオーディオデ
ィスクであるCDやMD用のディスク装置に適用され、
その操作性の向上と、再生指示後の迅速な音声出力を実
現する上で有効な方法を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置における情報読出し方法
を適用したCDマガジン対応の車載型ディスク装置の概
略機構等を示す平面図(A)及び側面図(B)である。
【図2】図1の機構系を制御回路や再生回路との接続関
係で表したシステム構成図である。
【図3】マガジン記憶モードでの実行手順を示すフロー
チャートである。
【図4】マイコン回路のRAMにセーブされた情報のテ
ーブル化態様を示す図である。
【図5】主に登録済みのマガジンを装填した場合におけ
る表示・選曲・再生手順を示すフローチャートである。
【図6】LCDによるインデックス情報の表示態様を示
す図である。
【符号の説明】
1…CDマガジン対応の車載型ディスク装置(ディスク装
置)、2…マガジン、3…CD(ディスク)、4…マガジンの
棚、4a,5b…切欠部、5…トレイ、5a…トレイの打抜き領
域、6…ラベル(カセットの識別番号標識であり、CDの
格納段数情報と組でディスクの識別情報を与える)、7…
機構ユニット(ディスク交換手段)、8…リフタ(ディスク
交換手段)、9…スリットプレート、10,11(PH1〜PH4)…
投受光センサ、12…プリント基板、13…LCD(表示手
段)、14…操作部(操作手段)、15…光ピックアップ(情報
読取り部)、16…フック(ディスク交換手段)、21…マイ
コン回路(RAM:記憶手段)、22…サーボ回路、23…モ
ータドライバ、24…LCDドライバ、25…I/F、26…
記録/再生回路、M1〜M4…モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクを格納させたカセットか
    らディスク交換手段で選択的にディスクを引出して情報
    を読出すディスク装置、又は内蔵した複数のディスクか
    ら各ディスクを選択して情報を読出すディスク装置にお
    いて、予め各ディスクの識別情報とTOC(Table of co
    ntents)情報を対応させて記憶手段へ登録しておき、表
    示手段に前記記憶手段の登録情報をインデックス情報と
    して表示させ、その表示内容に基づいて操作手段から前
    記インデックス情報の一部を指定した読出し指示があっ
    た場合に、前記記憶手段で指定情報に対応している識別
    情報に係るディスクを読取り状態にセットし、情報読取
    り部がディスクのTOC情報を読取ることなく、記憶手
    段の指定情報に対応したTOC情報を用いて指定テキス
    ト情報の読出しのための頭出しを行うことを特徴とした
    ディスク装置における情報読出し方法。
JP12057493A 1993-04-23 1993-04-23 ディスク装置における情報読出し方法 Pending JPH06309850A (ja)

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Cited By (3)

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KR100313044B1 (ko) * 1998-10-31 2002-01-17 전주범 광디스크체인저의정보표시방법
KR100401402B1 (ko) * 1994-07-04 2003-12-06 소니 가부시끼 가이샤 기록매체재생장치
KR100804491B1 (ko) * 2006-07-12 2008-02-20 주식회사 현대오토넷 차량용 콤팩트 디스크 체인저의 미디어 정보 화면 표시장치 및 그 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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