JPH06309443A - 個人認識に指紋と音声を融合させた方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像処理に於て、指紋と音声を融合さ
せ、高度な個人認識を可能とする。 【構成】 個人認識の手軽な方法として指紋と音
声を用い、その時の状況により、認識の重点を変えて、
総合的に個人認識を行う事を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、個人認識の手軽な方法
として、指紋や音声（声紋）を融合させ、より高度な個
人認識を可能とするものである。

【０００２】

【従来の技術】従来は、個人認識により、指紋なら指
紋、音声なら音声の一方のみ対象としていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、指紋認識には、指紋の形状の変化や環境による指
紋データの不鮮明等の点。又音声、声紋認識も体調や環
境に左右される点である。

【０００４】

【課題を解決する為の手段】本発明は、個人データ入力
部に、指紋データ入力部と音声データ入力部を設け、指
紋データを入力し、かつ特定の言葉を発声してもらっ
て、そのデータを入力する。内蔵のアルゴリズムによ
り、その時の指紋データと音声データの状況により、認
識の重点を変えてかつ、総合的に個人認識を行う事を実
現した。

【０００５】

【実施例】指紋１をプリズム２を通して、ＣＣＤカメラ
３により映像信号に変え、Ａ／Ｄコンバータ４により、
デジタル信号に変換して、映像ＲＡＭ５に記憶する。

【０００６】音声６をコンデンサマイク７により入力
し、ＡＭＰ８と低域フィルタ９を通して、Ａ／Ｄコンバ
ータ１０により、デジタル信号に変換して、音声ＲＡＭ
１１に記憶する。

【０００７】内蔵ＣＰＵ１２は、指紋認識アルゴリズム
と音声認識アルゴリズム、そして、状況認識アルゴリズ
ムにより個人認識データの処理方式を変化させ、その状
況に最適な認識を行う。

【０００８】

【発明の効果】個人認識は、情報化社会に於て、増々重
要視されているが、その手軽さや確認性に於て課題があ
る事も事実である。本方式は、手軽さをそのままにして
確実性の向上を計る上で今後大きな意味を持つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例の過程図である。

【符号の説明】

１．指（指紋） ２．プリズム ３．ＣＣＤカメラ ４．Ａ／Ｄコンバータ ５．ＲＡＭ ６．音声 ７．コンデンサマイク ８．ＡＭＰ ９．フィルタ １０．Ａ／Ｄコンバータ １１．ＲＡＭ １２．ＣＰＵ １３．Ｉ／Ｏ認識の外部出力

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 個人認識に指紋と音声を用いて行うが、
   環境の変化や状況の変化により、指紋と音声による認識
   の重点を変化させ、より安全性の向上を計る方式を特徴
   とする認識判別装置。