JPH0630913A - 医療用カプセル装置 - Google Patents

医療用カプセル装置

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JPH0630913A
JPH0630913A JP18803792A JP18803792A JPH0630913A JP H0630913 A JPH0630913 A JP H0630913A JP 18803792 A JP18803792 A JP 18803792A JP 18803792 A JP18803792 A JP 18803792A JP H0630913 A JPH0630913 A JP H0630913A
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electrode
sensor
electrodes
value
capsule
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Withdrawn
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JP18803792A
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English (en)
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Akihiko Uchiyama
明彦 内山
Keiichi Saito
恵一 斎藤
Masahiro Kudo
正宏 工藤
Hitoshi Mizuno
均 水野
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/14539Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue for measuring pH

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、pH値を高精度で、生体に対して安
全に測定を行なうことを最も主要な特徴とする。 【構成】イリジウムをベースとした金属酸化物膜によっ
てpHセンサ4のpH感応電極7および比較電極8を形
成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胃・腸などの消化管内
部のpH値の測定を行なう医療用カプセル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、消化管内のpH値を測定するこ
とは、消化器疾患の診断や生理学的な解析を行なうため
以前より行なわれている。従来の手段としては例えば内
視鏡チャンネルやカテーテルを介して胃液等の分泌液を
採取し、採取された分泌液を体外で分析する方式や、p
Hセンサ付きカテーテルを患者の体内に挿入して測定す
る方式があるが、これらの方式では患者に与える苦痛が
大きく、連続測定が困難であった。
【0003】そこで、患者への侵襲を減らして長時間測
定を実現する手段として、例えば実公昭43−2527
2号公報に示されているようにセンサと発信器とが組み
込まれたカプセルを患者に飲み込ませて体内に留置させ
ることにより、消化管内のpH値を無線で体外より連続
的に計測することが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のpHカプセルに
はpHセンサとしてガラス電極やアンチモン電極が用い
られている。ここで、ガラス電極は測定精度が高いこと
が特長であるが、反面、電極素材がガラスでできている
ため強度的に弱く、体内で割れてしまうおそれがある。
さらに、ガラス電極は内部インピーダンスが高く、外乱
ノズルを受けやすい問題もある。
【0005】また、アンチモン電極は強度的な問題はな
いが、測定時に電極表面に被膜が形成されるので、測定
時間がある程度経過すると電極表面の被膜により、測定
精度が落ちる問題がある。そのため、ガラス電極やアン
チモン電極を消化管のpH値測定を行なうためのセンサ
として採用することは不適切となる問題がある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、従来のpHセンサで用いられているガ
ラス電極やアンチモン電極に比べてpH値の測定精度を
高めることができ、生体に対する安全性に優れる医療用
カプセル装置を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明は体腔内のpH
値を検出するpHセンサが内蔵された医療用カプセル装
置において、イリジウムをベースとした金属酸化物膜に
よって前記pHセンサの電極を形成したものである。
【0008】
【作用】従来のガラス、アンチモン電極に比べて強度、
耐ノイズ性、測定精度の面で優れるイリジウムをベース
とした金属酸化物薄膜によってpHセンサの電極を形成
することにより、従来のガラス・アンチモン電極のよう
にセンサの体内破損による生体への危険性や、外乱ノイ
ズ、センサ表面の被膜形成による測定精度の低下等の問
題を解消し、安全に、高精度に体内のpH値を測定する
ようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図5を参
照して説明する。図1は医療用カプセル装置1のカプセ
ル本体2を示すものである。このカプセル本体2には中
央筒体3、pHセンサ4、テレメータ回路基板5、電池
収容部6がそれぞれ設けられている。
【0010】ここで、pHセンサ4はカプセル本体2の
中央筒体3の一端側開口部に嵌着された状態で水密を保
つように接着されている。このpHセンサ4にはpH感
応電極7および比較電極8が設けられている。これらの
pH感応電極7および比較電極8はエポキシ等の合成樹
脂材料からなるセンサ本体9中に封入、固定されてい
る。
【0011】さらに、電極7,8はともにイリジウムを
ベースとした金属酸化物薄膜より成る針状電極である。
これらの電極7,8は従来のガラス電極にくらべると堅
牢で、内部インピーダンスが低く、応答性が高く、小型
化が可能となり、またアンチモン電極にくらべると、p
H測定時に電極表面に被膜の形成がなく、測定精度の低
下がないという優れた性能を持つ。
【0012】また、センサ本体9の内部には一対のKC
l(塩化カリウム)溶液の収納部10a,10bが形成
されている。そして、比較電極8の先端は一方のKCl
溶液収納部10a内に挿入されている。
【0013】さらに、他方のKCl溶液収納部10b内
には例えばセラミック材料によって形成された棒状の液
絡部11が配設されている。この液絡部11の一端はセ
ンサ本体9の先端面から外部側に少し突出された状態、
他端はKCl溶液収納部10a内に挿入された状態で装
着されている。この液絡部11とセンサ本体9との接触
部は液密状にシールされており、KCl溶液収納部10
a,10bの内部のKCl溶液が外部側に漏出しないよ
うに保持されている。
【0014】また、pHセンサ4の外周面には図2に示
すように体腔内でのカプセル本体2の位置を固定するた
めの糸27をカプセル本体2に取付けるためのリング状
の糸取付け溝13が設けられている。さらに、pH感応
電極7の一端はセンサ本体9の先端面から外部側に少し
突出された状態で設置されている。
【0015】また、テレメータ回路基板5は中央筒体3
の筒内に配設されている。この場合、テレメータ回路基
板5には2枚の回路基板構成部材5a,5bが設けられ
ている。これらの回路基板構成部材5a,5b間には絶
縁部材より成るスペーサ14が介設されている。なお、
2枚の回路基板構成部材5a,5b間は図示しないリー
ド線を介して電気的に接続されている。
【0016】さらに、pHセンサ4とテレメータ回路基
板5との間には絶縁部材より成るスペーサ15が介設さ
れている。なお、センサ本体9の基端面からは電極7,
8に接続された信号線16,17がスペーサ15内を通
り、テレメータ回路基板5側に延出されている。そし
て、これらの信号線16,17の延出端部はテレメータ
回路基板5に接続されている。
【0017】また、テレメータ回路基板5は実装される
部品にチップ部品を用い、小型化を図っている。さら
に、テレメータ回路基板5には信号を体外に送るための
直線状アンテナ18が実装されている。
【0018】また、電池収容部6はカプセル本体2の中
央筒体3におけるpHセンサ4の装着端部とは反対側の
端部に配置されている。この電池収容部6には略円筒状
の電池ボックス19と略有底円筒状の蓋体20とが設け
られている。
【0019】この場合、電池ボックス19には一端部側
に中央筒体3の開口端部内に挿入された状態で嵌着され
る固定端部19a、他端部側外周面に雄ねじ部19bが
それぞれ設けられている。そして、pHセンサ4とテレ
メータ回路基板5部分とが中央筒体3に組み付けられた
後、電池ボックス19の固定端部19aが中央筒体3の
開口端部内に挿入され、嵌着された状態で接着されて中
央筒体3と一体化されるようになっている。
【0020】さらに、電池ボックス19の内部には2個
の電池21,21を直列に接続された状態で収容される
とともに、これらの電池21,21とテレメータ回路基
板5との間を接続する一対の接片24a,24bおよび
一対の電源線25,26がそれぞれ設けられている。
【0021】また、蓋体20の筒部内周面には電池ボッ
クス19の雄ねじ部19bに螺合する雌ねじ部20aが
形成されている。さらに、この蓋体20の内底部には蓋
体20と電池21,21との間の水密を保つための弾性
部材23が設けられている。そして、電池ボックス19
の内部に2個の電池21,21が収容された状態で蓋体
20が電池ボックス19に着脱自在に螺着され、この蓋
体20のねじ込み動作にともない弾性部材23を電池ボ
ックス19側に密着させることでカプセル本体2の水密
性を保つようになっている。
【0022】また、図3はテレメータ回路基板5のテレ
メータ回路の動作ブロック図、図4はテレメータ回路の
回路構成をそれぞれ示すものである。このテレメータ回
路には図3に示すようにpHセンサ4に接続された電圧
制御発信器(VCO)28、発信回路29、電池21に
接続された電源回路30がそれぞれ設けられている。
【0023】ここで、VCO28はCMOSインバー
タ、抵抗、コンデンサより成るRC発信回路であり、発
信回路29はコルピッツ発信回路である。また、電源回
路30はCMOSレギュレータ、バイパルコンデンサで
構成されている。なお、発信回路29には直線状アンテ
ナ18が接続されている。
【0024】そして、例えば胃・腸などの消化管内部の
pH値の測定時にはpHセンサ4から出力された信号は
VCO28に入力され、さらにこのVCO28からの出
力は発信回路29に入力されるようになっている。ま
た、電池21に接続された電源回路20からはVCO2
8、発信回路29それぞれに電力が供給されるようにな
っている。
【0025】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、医療用カプセル装置1の使用時には予め図2に示
すようにカプセル本体2を患者に飲み込ませて経口的に
体内にとりこまれ、留置させる。このとき、一端部がカ
プセル本体2の糸取付け溝13に巻き付け固定されたカ
プセル位置固定糸27の他端部は患者の歯、口の周囲等
に固定され、カプセル本体2の移動を防ぐとともに、糸
27の長さにより測定箇所がわかるようになっている。
【0026】また、例えば胃・腸などの消化管内部のp
H値の測定時にはpHセンサ4の表面に突出されている
pH感応電極7と液絡部11とが消化管内の分泌液と接
触される。このとき、消化管内の分泌液は液絡部11の
セラミック材質中に形成されている無数の微細孔を介
し、一方のKCl溶液収納部10bを経て、他方のKC
l溶液収納部10aの内部のKCl溶液中に導入され
る。そして、このKCl溶液中でイオン交換が行なわれ
てその分泌液のpH値に対応した電圧がpH感応電極7
と比較電極8との間に現れる。
【0027】この値が信号線16,17を介してテレメ
ータ回路基板5に入力され、pH情報を持った電圧値の
変調、発信が行なわれる。すなわち、このテレメータ回
路基板5ではまずpHセンサ4の出力電圧がVCO28
に入力される。このVCO28は入力電圧値の変化によ
り出力周波数が変化するものであり、ここで入力電圧に
よって得られるpH情報は周波数に変換された状態で出
力される。
【0028】このVCO28の特性は図5に示すように
電圧と周波数との関係がリニアでかつ周波数の変化幅が
広いことが要求される。なお、pHセンサ4の発生起電
力の理論値は59mV/pHであり、pH値の1〜14ま
での電圧変化幅は59×13=767mVである。
【0029】例えば、VCO回路の周波数変化幅が10
KHzとすれば、0.1pHに相当する周波数は約77
Hzで十分測定可能な値であり、前記周波数変化幅であ
れば精度的に満足すると考えられる。
【0030】また、VCO28からの出力信号は発信回
路29に入力され、コルピッツ回路の発生する周波数8
0MHzの搬送波を周波数変調する。さらに、搬送波は
コルピッツ回路のトランジスタのコレクタに接続されて
いるアンテナ18より体外へ伝送される。そして、体外
でこの搬送波を受信することにより、消化管内のpH値
を測定することができる。
【0031】また、電源回路30は電源線25,26を
介して供給される電池20からの電圧をレギュレータに
より安定化し、VCO28および発信回路29にそれぞ
れ供給する。特に、VCO28は電源電圧の変動により
出力周波数が変化し、誤差を生じるため、VCO28お
よび発信回路29にそれぞれに個別のレギュレータを通
して電源電圧を供給し、電圧の安定度を高めている。な
お、カプセル本体2の動作持続時間を伸ばすため、VC
O28および電源回路30は消費電流が少ないCMOS
素子によって構成されている。
【0032】そこで、上記構成のものにあってはカプセ
ル本体2のpHセンサ4のpH感応電極7および比較電
極8としてそれぞれ強度が強く、内部インピーダンスが
低く、外乱ノイズに強い特性を持つイリジウムをベース
とした金属酸化物薄膜からなる針状電極を用いたので、
従来の医用カプセルに使われていたガラス・アンチモン
電極のようにセンサの体内破損による生体への危険性
や、外乱ノイズ、センサ表面の被膜形成による測定精度
の低下等の問題を解消し、安全に、高精度に体内のpH
値を測定することができる。
【0033】さらに、イリジウムをベースとした金属酸
化物薄膜からなるpH感応電極7および比較電極8の他
の特長である応答性の高さにより、pH値の急激な変化
に対応して迅速な測定が可能となる。
【0034】また、pHセンサ4のpH感応電極7およ
び比較電極8は従来のガラス電極に比べて強度が強いの
で、pHセンサ4の小形化を図ることができ、カプセル
本体2全体の小型化が可能となる。
【0035】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではカプセル本体2内
に直線状アンテナ18を実装した構成のものを示した
が、図6(A)に示すように導体41を円状に巻いたル
ープアンテナ、或いは同図(B)に示すように導体42
を螺旋状に巻いたヘリカルアンテナをカプセル本体2の
中央筒体3の内周面に沿って配置する状態で実装する構
成にしてもよい。
【0036】この場合にはそれぞれのアンテナは指向性
が異なるため、複数種類のアンテナを同じカプセル本体
2内に装着することにより、単一のカプセル本体2に複
数の指向性をもたせることができる。
【0037】また、図6(C)に示すようにフレキシブ
ル基板43上にループアンテナ44のパターンを形成し
たループ式のパターンアンテナ45、或いは同図(D)
に示すようにフレキシブル基板46上にヘリカルアンテ
ナ47のパターンを形成したヘリカル式のパターンアン
テナ48を設け、中央筒体3の内周面に貼り付けてもよ
い。
【0038】この場合にはフレキシブル基板43,46
を用いているためにアンテナを薄く形成することができ
るので、カプセル本体2内にスペースを取らずに装着す
ることができる。また、中央筒体3の内周面側にアンテ
ナパターンを形成することでも同様の効果が得られる。
【0039】また、上記実施例ではカプセル本体2内の
pHセンサ4によって測定された消化管内部のpH値の
測定値を無線で体外に送信する構成のものを示したが、
体内のカプセル本体2と体外の測定機との間に信号線を
配設し、カプセル本体2内のpHセンサ4によって測定
された消化管内部のpH値の測定値をこの信号線を介し
て体外に送信する構成にしてもよい。さらに、その他本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、イリジウムをベースと
した金属酸化物膜によってpHセンサの電極を形成した
ので、pH値の測定精度を高めることができ、生体に対
する安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のカプセル本体を示す縦断
面図。
【図2】 カプセル本体を患者の体内に挿入させた状態
を示す概略構成図。
【図3】 テレメータ回路の動作ブロック図。
【図4】 テレメータ回路の回路構成図。
【図5】 発信器の入力電圧と出力周波数との関係を示
す特性図。
【図6】 アンテナの変形例を示すもので、(A)はル
ープアンテナを示す斜視図、(B)はヘリカルアンテナ
を示す斜視図、(C)はループ式のパターンアンテナを
示す斜視図、(D)はヘリカル式のパターンアンテナを
示す斜視図。
【符号の説明】
4…pHセンサ、7…pH感応電極、8…比較電極。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のpHカプセルに
はpHセンサとしてガラス電極やアンチモン電極が用い
られている。ここで、ガラス電極は測定精度が高いこと
が特長であるが、反面、電極素材がガラスでできている
ため強度的に弱く、体内で割れてしまうおそれがある。
さらに、ガラス電極は内部インピーダンスが高く、外乱
ノイズを受けやすい問題もある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】ここで、VCO28はCMOSインバー
タ、抵抗、コンデンサより成るRC発信回路であり、発
信回路29はコルピッツ発信回路である。また、電源回
路30はCMOSレギュレータ、バイパスコンデンサ
構成されている。なお、発信回路29には直線状アンテ
ナ18が接続されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また、例えば胃・腸などの消化管内部のp
H値の測定時にはpHセンサ4の表面に突出されている
pH感応電極7と液絡部11とが消化管内の分泌液と接
触される。このとき、pH感応電極7には分泌液のpH
値に応じた電圧が起こる。また、比較電極8は濃度が既
知のKCl溶液中に接触しているため、その濃度に応じ
た一定の電位が起こっており、その値は外部の分泌液の
pH値に依存しない。即ち、pH感応電極7と比較電極
8との間に、分泌液のpH値に対応した電圧が現れる。
尚、液絡部11は分泌液を通じてpH感応電極7と比較
電極8の電気的導通をとるためのものであり、多孔質セ
ラミック、ゼラチン膜、フェルト等が用いられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】この電極間に現れた電圧値が信号線16,
17を介してテレメータ回路基板5に入力され、pH情
報を持った電圧値の変調、発信が行なわれる。すなわ
ち、このテレメータ回路基板5ではまずpHセンサ4の
出力電圧がVCO28に入力される。このVCO28は
入力電圧値の変化により出力周波数が変化するものであ
り、ここで入力電圧によって得られるpH情報は周波数
に変換された状態で出力される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内のpH値を検出するpHセンサが
    内蔵された医療用カプセル装置において、イリジウムを
    ベースとした金属酸化物膜によって前記pHセンサの電
    極を形成したことを特徴とする医療用カプセル装置。
JP18803792A 1992-07-15 1992-07-15 医療用カプセル装置 Withdrawn JPH0630913A (ja)

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