JPH0630803U - Nc工作機械の管理装置 - Google Patents

Nc工作機械の管理装置

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JPH0630803U JP042998U JP4299893U JPH0630803U JP H0630803 U JPH0630803 U JP H0630803U JP 042998 U JP042998 U JP 042998U JP 4299893 U JP4299893 U JP 4299893U JP H0630803 U JPH0630803 U JP H0630803U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストかつ短時間に設置可能であり、NC
工作機械へのデータ入力が容易なNC工作機械の管理装
置を提供することにある。 【構成】 NC工作機械18、20の制御用コンピュー
タ本体28、コンピュータ本体28の第1画像信号を受
信する第1表示部30、第1キーボード32を有するN
C工作機械の管理装置において、第1表示部30に付装
され、分岐した第1画像信号を光信号から再度電気信号
の第2画像信号に変換する第1インターフェース部34
と、第2画像信号伝送用第1信号伝送路46と、第2画
像信号を受信する第2表示部40と、第2キーボード4
2と、第2キーボード42のデータを光信号に変換する
第2インターフェース部44と、当該光信号の伝送用第
2信号伝送路48と、光信号を電気信号に変換する第3
インターフェース部36と、第1キーボード32と第3
インターフェース部36のデータを切り換えコンピュー
タ本体28へ出力する信号切換器38とを具備すること
を特徴とするNC工作機械の管理装置10。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はNC工作機械の管理装置に関し、さらに詳細には、NC旋盤、NCフ ライス、マシニングセンタおよびワイヤカット放電加工機等のNC工作機械の動 作制御を管理するNC工作機械の管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場内に設けられたNC工作機械を動作させる前に、まず作業員はNC工作機 械に、NC工作機械のデータ入力手順に従って被加工物の加工データを入力する 必要がある。このため、従来では工場内に複数のNC工作機械と接続されたコン ピュータが設置され、作業者はコンピュータから加工データを各NC工作機械に 送出して、NC工作機械の動作設定を行っている。またNC工作機械を動作させ た後には、このコンピュータを用いて各NC工作機械の稼働状況を管理している 。その際にNC工作機械は被加工物を飛散させたり、人体及びコンピュータに悪 影響を及ぼす電磁波を動作中に発生するため、NC工作機械を管理するコンピュ ータはNC工作機械が設置された場所から離れた管理室等に設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のNC工作機械の管理装置には次のような課題がある 。 LANによるネットワークを用いてNC工作機械に被加工物の加工を行う加工 データをコンピュータから転送する場合、LANとNC工作機械の接続には通信 方式等の変更を行うためのコンピュータを、LANとNC工作機械の間に設置す る必要がある。また、このための通信制御ソフトウェアが必要となる。 従って、様々な工作機械が混在する一般の企業では、各NC工作機械ごとにコ ンピュータと通信制御ソフトウェアが必要であり、多くのコンピュータとソフト ウェアが必要となる。また、NC工作機械のメーカが異なったり、同一メーカで も機種が異なっている場合にはNC工作機械ごとに異なる通信制御ソフトウェア が必要となる。 また、LANを用いない場合には、NC工作機械に被加工物の加工を行う加工 データをコンピュータから入力する際に、NC工作機械のメーカが異なったり、 同一メーカでも機種が異なったりすると機種毎に加工データを入力するまでの入 力手順が異なるため、作業者は一旦各NC工作機械まで行き、NC工作機械に設 けられた操作部を操作してNC工作機械をデータ受信可能状態にし、再度管理室 に戻ってコンピュータを操作し、加工データを転送しなければならず手間がかか る。また、このような管理室のコンピュータとNC工作機械との間を往復する作 業を省くためには、管理室に設けられたコンピュータを用いて各NC工作機械へ 各加工データを自動的に転送する各NC工作機械毎の専用ソフトフェアを開発し なければならず、設置までに時間と経費がかかるという課題がある。 従って、本考案は上記課題を解消すべくなされ、その目的とするところは、短 時間、かつ低コストで設置可能であると共に、NC工作機械へのデータの入力に 手間のかからないNC工作機械の管理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、NC工作機械と接続され、該NC工作機械の動作制御を行うコンピ ュータ本体と、該コンピュータ本体に接近して設けられると共に、前記コンピュ ータ本体から出力された第1画像信号を受け、映像として出力する第1表示部と 、前記コンピュータ本体に接近して設けられ、前記コンピュータ本体へデータを 入力するための第1キーボードとを有するNC工作機械の管理装置において、前 記第1表示部に付装され、前記コンピュータ本体と前記第1表示部との間で分岐 された前記第1画像信号を光信号に変換し、再度電気信号である第2画像信号に 変換する第1インターフェース部と、該第1インターフェース部から出力される 前記第2画像信号を伝送するための第1信号伝送路と、前記NC工作機械に接近 して設けられ、前記第1信号伝送路を経由して送られてくる前記第2画像信号を 受信し、映像として出力する第2表示部と、該第2表示部に接近して設けられた 第2キーボードと、該第2キーボードから入力されたデータを光信号に変換する 第2インターフェース部と、該第2インターフェース部から出力される光信号を 伝送するための第2信号伝送路と、該第2信号伝送路を経由して送られてくる前 記光信号を受信し、電気信号に変換する第3インターフェース部と、前記コンピ ュータ本体、前記第1キーボード、および前記第3インターフェース部を接続し 、第1キーボードから入力されたデータと、第3インターフェース部から入力さ れたデータとを切り換えてコンピュータ本体へ出力する信号切換器とを具備する ことを特徴とする。
【0005】 さらに本考案では、NC工作機械と接続され、該NC工作機械の動作制御を行 うコンピュータ本体と、該コンピュータ本体に接近して設けられると共に、前記 コンピュータ本体から出力された第1画像信号を受け、映像として出力する第1 表示部と、前記コンピュータ本体に接近して設けられ、前記コンピュータ本体へ データを入力するための第1キーボードとを有するNC工作機械の管理装置にお いて、前記第1表示部に付装され、前記コンピュータ本体と前記第1表示部との 間で分岐された前記第1画像信号を光信号に変換し、再度電気信号である第2画 像信号に変換する第1インターフェース部と、該第1インターフェース部から出 力される前記第2画像信号を伝送するための第1信号伝送路と、前記NC工作機 械に接近して設けられ、前記第1信号伝送路を経由して送られてくる前記第2画 像信号を受信し、映像として出力する第2表示部と、該第2表示部に接近して設 けられた第2キーボードと、前記第1キーボード、前記第2キーボード、および 前記コンピュータ本体との間に設けられ、第1キーボードと第2キーボードのデ ータをコンピュータ本体に伝送するための光信号用第2信号伝送路と、該第2信 号伝送路と前記第1キーボードとの間、および第2信号伝送路と前記第2キーボ ードとの間にそれぞれ設けられ、第1キーボードと第2キーボードから入力され たデータを光信号に変換すると共に、該光信号の第2信号伝送路への出力制御を 行う第2インターフェース部と、前記第2信号伝送路と前記コンピュータ本体と の間に配せられ、第2信号伝送路を経由して送られてくる前記光信号を受信する と共に、電気信号に変換してコンピュータ本体へ出力する第3インターフェース 部とを具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の構成では、NC工作機械には、第1インターフェース部と第1信号 伝送路を経由してコンピュータ本体から送られてくる第2画像信号を受信し、映 像として出力する第2表示部と、第2インターフェース部、第2信号伝送路、第 3インターフェース部、および信号切換器を経由してコンピュータ本体と接続さ れる第2キーボードが接近して設けられているため、第2キーボードから入力さ れたデータがコンピュータ本体へ入力されるように信号切換器を切り換えること により、作業者はNC工作機械の操作部を操作しながら、その場で第2表示部を 見ながら、第2キーボードを操作して管理室内のコンピュータ本体にデータを入 力することができる。
【0007】 また、請求項2記載の構成では、NC工作機械には、第1インターフェース部 と第1信号伝送路を経由してコンピュータ本体から送られてくる第2画像信号を 受信し、映像として出力する第2表示部と、第3インターフェース部、第2信号 伝送路、および第2インターフェース部を経由してコンピュータ本体と接続され る第2キーボードが接近して設けられている。第2キーボードから入力されたデ ータは、第2インターフェース部により光信号に変換されると共に出力制御され て第2信号伝送路に出力される。さらに、第3インターフェース部が第2信号伝 送路からの光信号を電気信号に変換してコンピュータ本体へ入力するため、作業 者はNC工作機械の操作部を操作しながら、その場で第2表示部を見ながら、第 2キーボードを操作して管理室内のコンピュータ本体にデータを入力することが できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 図1は、第1実施例のNC工作機械の管理装置の構成を示すブロック図である 。 図2は、第2実施例のNC工作機械の管理装置の構成を示すブロック図である 。 図3は、第3実施例のNC工作機械の管理装置の構成を示すブロック図である 。 始めに第1実施例について説明する。 まず、構成について説明する。 NC工作機械の管理装置10は、管理室12に配置されたメイン端末14と、 作業場16に配置されたNC工作機械としてのワイヤカット放電加工機18、同 じくNC工作機械としてのマシニングセンタ20およびサブ端末22とから構成 され、さらに設計室24に配置されたCAD/CAM装置26と共にNC工作シ ステムを成している。
【0009】 さらに詳細には、メイン端末14は、ワイヤカット放電加工機18とマシニン グセンタ20に接続され、ワイヤカット放電加工機18およびマシニングセンタ 20との間でデータの授受を行うコンピュータ本体28と、コンピュータ本体2 8に接近して設けられると共に、コンピュータ本体28から出力された第1画像 信号を受け、映像として出力する第1表示部30と、コンピュータ本体28に接 近して設けられ、コンピュータ本体28へデータを入力するための第1キーボー ド32と、第1表示部30に付装され、コンピュータ本体28と第1表示部30 との間で分岐された第1画像信号を光信号に変換し、再度電気信号である第2画 像信号に変換する第1インターフェース部34と、後述する第2信号伝送路を経 由して送られてくる光信号を受信し、電気信号に変換する第3インターフェース 部36と、コンピュータ本体28、第1キーボード32、および第3インターフ ェース部36を接続し、第1キーボード32から入力されたデータと第3インタ ーフェース部36から入力されたデータとを切り換えてコンピュータ本体28へ 出力する信号切換器38とから構成されている。
【0010】 また、サブ端末22はワイヤカット放電加工機18とマシニングセンタ20に 接近して設けられており、後述する第1信号伝送路を経由して送られてくる第2 画像信号を受信し、映像として出力する第2表示部40と、第2表示部40に接 近して設けられた第2キーボード42と、第2キーボード42から入力されたデ ータを光信号に変換する第2インターフェース部44とから構成されている。さ らに第2インターフェース部44には第1選択スイッチ(不図示)が設けられて おり、第2キーボード42から入力されたデータと第1選択スイッチのオン・オ フ状態のデータを後述する第2信号伝送路に送出する機能を有する。 また、メイン端末14とサブ端末22との間は、第1インターフェース部34 から出力される第2画像信号を第2表示部40へ伝送するためのメタルケーブル を用いた第1信号伝送路46と、第2インターフェース部44から出力される光 信号を第3インターフェース部36へ伝送するための光ファイバを用いた第2信 号伝送路48とで接続されている。 また、信号切換器38は、電子スイッチとしての第1リレー(不図示)および 第2リレー(不図示)と、リレー制御回路(不図示)と、第2選択スイッチ(不 図示)とから成り、第1リレーの接点と第2リレーの接点の各一端は共通に接続 され、コンピュータ本体28と接続されると共に、第1リレーの接点の他端と第 1キーボード32が接続され、第2リレーの接点の他端と第3インターフェース 36とが接続されている。リレー制御回路は、第1リレーがオンかつ第2リレー がオフの状態を状態1、第2リレーがオンかつ第1リレーがオフの状態を状態2 とすると、第2選択スイッチのオン状態を検知することによって状態2から状態 1への状態の変更を行うと共に、第3インターフェース36から入力されてくる 信号の中から第1選択スイッチの状態を示すデータを検出し、第1選択スイッチ がオンの時は、状態1から状態2へ状態を変更する機能を有する。 但し、状態1と状態2以外の状態は存在せず、状態1である時第2選択スイッ チがオンの状態となっても、この状態1は変化せず、また状態2である時第1選 択スイッチがオンの状態となっても、状態2が変化しない機能を前記機能に併せ て有している。
【0011】 ワイヤカット放電加工機18は、第1加工部50、第1制御部52、および第 1操作部54とから構成され、第1制御部52は光ファイバを用いた第3信号伝 送路56を介してコンピュータ本体28と接続され、コンピュータ本体28とデ ータの授受が可能となっている。 マシニングセンタ20は、第2加工部58、第2制御部60、および第2操作 部62とから構成され、第2制御部60は光ファイバを用いた第4信号伝送路6 4を介してコンピュータ本体28と接続され、コンピュータ本体28とデータの 授受が可能となっている。 CAD/CAM装置26とメイン端末14との間は光ファイバを用いた第5信 号伝送路66で接続されている。
【0012】 次に、動作について説明する。 まず、作業者は設計室24でCAD/CAM装置26を用いて、被加工物の設 計を行い、被加工物の図面を作成すると共に、作成した図面から被加工物を加工 するための制御データとしてのNC加工データを生成する。次に、作業者はメイ ン端末14の信号切換器38に設けられた第2選択スイッチをオン状態とし、第 1キーボード32を操作してコンピュータ本体28をデータ受信状態とする。次 にCAD/CAM装置26を操作し、第5信号伝送路66を経由してNC加工デ ータを管理室12に配置されたメイン端末14のコンピュータ本体28に送る。 送られたワイヤカット放電加工機18用NC加工データおよびマシニングセンタ 20用NC加工データは、コンピュータ本体28に記憶される。 次に、作業者は作業場16にてワイヤカット放電加工機18の第1操作部54 を所定の手順に従って操作し、ワイヤカット放電加工機18をデータ受信状態に 設定する。さらに、作業者はワイヤカット放電加工機18に近接して設けられた サブ端末22の第1選択スイッチをオン状態として、信号切換器38内のリレー 制御回路を動作させ、第2リレーをオン状態として第3インターフェース部36 をコンピュータ本体28と接続する。この後、第2キーボード42を第2表示部 40を見ながら操作し、管理室12内のコンピュータ本体28へワイヤカット放 電加工機18用NC加工データを送信する旨のデータを入力する。これによりコ ンピュータ本体28に記憶されたワイヤカット放電加工機18用NC加工データ は第3信号伝送路56へ送出され、ワイヤカット放電加工機18はワイヤカット 放電加工機18要NC加工データを受信でき、第1制御部52に加工データが記 憶される。
【0013】 同様にして、マシニングセンタ20の第2操作部62を操作し、マシニングセ ンタ20をデータ受信状態に設定した後、サブ端末22の第2キーボード42を 、第2表示部40を見ながら操作することでマシニングセンタ20の第2制御部 60に、第4信号伝送路64を経由して送出されてくるマシニングセンタ20用 NC加工データが記憶される。 このようにして作業者は、ワイヤカット放電加工機18およびマシニングセン タ20が設置されている作業場16に居ながらにして管理室12内のコンピュー タ本体28を操作できるため、離れて設けられている作業場16と管理室12と の間を行ったり来たりする必要がなく、ワイヤカット放電加工機18およびマシ ニングセンタ20へ加工データを記憶させることが可能となる。 この後、ワイヤカット放電加工機18およびマシニングセンタ20の第1操作 部54および第2操作部62を操作して、第1加工部50および第2加工部58 を動作させ、被加工物の加工動作を開始させる。 なお、本実施例ではサブ端末が1台であることから信号切換器の入力の数は2 系統であったが、サブ端末を増加に伴い系統数を増加させても良い。信号切換器 に用いる電子スイッチはリレーに代えて、アナログスイッチとしても良い。
【0014】 次に第2実施例について説明する。 まず、構成について説明する。なお、第1実施例と同じ構成については同じ符 号を付し、説明は省略する。 NC工作機械の管理装置70は、管理室12に配置されたメイン端末14と、 作業場16に配置されたNC工作機械としての2台のワイヤカット放電加工機1 8a、18bと、同じくNC工作機械としてのマシニングセンタ20、およびマ シニングセンタ20と2台のワイヤカット放電加工機18a、18bのそれぞれ に接近して配された3台のサブ端末22a、22b、22cとから構成され、さ らに設計室24に配置されたCAD/CAM装置26と共にNC工作システムを 成している。
【0015】 さらに詳細には、メイン端末14は、コンピュータ本体28と、第1表示部3 0と、第1キーボード32と、第1インターフェース部34と、第1キーボード 32と第2信号伝送路48との間に設けられ、第1キーボード32から入力され たデータを光信号に変換すると共に、当該光信号の第2信号伝送路48への出力 制御を行う第2インターフェース部72と、第2信号伝送路48を経由して送ら れてくる光信号を受信し、電気信号に変換してコンピュータ本体28に出力する 第3インターフェース部74とから構成されている。 第2インタフェース部72は、常時第2信号伝送路48の光信号の有無を検出 しており、第2信号伝送路48に光信号が無い場合にのみ、キーボードから入力 され、光信号に変換したデータを第2信号伝送路48へ出力するように制御する 機能を有する。従って、第2信号伝送路48はいわゆる単方向性シリアルバスに 形成されている。
【0016】 また、各サブ端末22a、22b、22cは、第1信号伝送路46を経由して 送られてくる第2画像信号を受信し、映像として出力する第2表示部40と、第 2表示部40に接近して設けられた第2キーボード42と、第2キーボード42 と第2信号伝送路48との間に設けられ、第2キーボード42から入力されたデ ータを光信号に変換すると共に、当該光信号の第2信号伝送路48への出力制御 を行う第2インターフェース部72とから構成されている。 なお、メイン端末14と各サブ端末22a、22b、22cとの間には、メタ ルケーブルを用いた第1信号伝送路46と、光ファイバを用いた第2信号伝送路 48が設けられている。 また、各ワイヤカット放電加工機18a、18bは、第1実施例で説明したワ イヤカット放電加工機18と同様の構成を有し、コンピュータ本体28とそれぞ れ第3信号伝送路56a、56bを介して接続されている。
【0017】 次に、動作について説明する。なお、第1実施例と同じ動作については説明を 省略する。 まず、作業者は設計室24でCAD/CAM装置26を用いて、被加工物の設 計を行い、被加工物の図面を作成すると共に、作成した図面から被加工物を加工 するための制御データとしてのNC加工データを生成する。次に、作業者はメイ ン端末14の第1キーボード32を操作してコンピュータ本体28をデータ受信 状態とする。再度CAD/CAM装置26を操作し、第5信号伝送路66を経由 してNC加工データを管理室12に配置されたメイン端末14のコンピュータ本 体28に送る。送られたワイヤカット放電加工機18用NC加工データおよびマ シニングセンタ20用NC加工データは、コンピュータ本体28に記憶される。 次に、作業者は作業場16にて各ワイヤカット放電加工機18a、18bを所 定の手順に従って操作し、ワイヤカット放電加工機18a、18bを順次データ 受信状態に設定する。さらに、作業者はワイヤカット放電加工機18a、18b に近接して設けられたサブ端末22b、22cの第2キーボード42を第2表示 部40を見ながら順次操作し、管理室12内のコンピュータ本体28へワイヤカ ット放電加工機18a、18b用NC加工データを送信する旨のデータを入力す る。これによりコンピュータ本体28に記憶されたワイヤカット放電加工機18 a、18b用NC加工データは第3信号伝送路56a、56bへ順次送出され、 ワイヤカット放電加工機18a、18b内に記憶される。 同様にして、作業者がサブ端末22aを操作することで、マシニングセンタ2 0にも、第4信号伝送路64を経由してマシニングセンタ20用NC加工データ を記憶させることができる。
【0018】 このようにして作業者は、ワイヤカット放電加工機18a、18bおよびマシ ニングセンタ20が設置されている作業場16に居ながらにして管理室12内の コンピュータ本体28を操作できるため、離れて設けられている作業場16と管 理室12との間を行ったり来たりする必要がなく、ワイヤカット放電加工機18 およびマシニングセンタ20へ加工データを記憶させることが可能となる。 また、本実施例の構成を採用すると、NC工作機械が複数台となり、それに伴 ってサブ端末を増加させる必要が生じても、第1信号伝送路46から信号を分岐 させて第2表示部40を追加すると共に、第2インタフェース部72を介して第 2信号伝送路48に第2キーボード42を接続することで容易にサブ端末の増設 が可能となり、第2信号伝送路48を追加する必要がない。
【0019】 次に、第3実施例について図3を用いて説明する。なお、第2実施例と同じ構 成については同じ符号を付し、説明は省略する。 本実施例では図3に示すように、メイン端末14と各NC工作機械との間の信 号伝送路は双方向性シリアルバス76に形成され、第2実施例における第3信号 伝送路56a、56bと第4信号伝送路64は、一括して1つの信号伝送路に形 成されている。この構成により、メイン端末14と各NC工作機械との間の信号 伝送路の本数を削減でき、またNC工作機械自体を増設する際にメイン端末14 との間に更に信号伝送路を追加する必要がなく低コスト且つ短時間で増設が可能 となる。
【0020】 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述する実 施例に限定されるものではなく、NC工作機械はワイヤカット放電加工機、マシ ニングセンタに限らず、その他NC化された機械であれば旋盤、フライス盤、プ レス機械等でも良い等、考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るの はもちろんである。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係るNC工作機械の管理装置を用いると、NC工作機械には、第2表 示部と、第2キーボードが接近して設けられているため、作業者はNC工作機械 の操作部を操作しつつ、その場で第2表示部を見ながら第2キーボードを操作し て管理室内のコンピュータ本体にデータを入力することができ、管理室のコンピ ュータとNC工作機械との間を往復する移動の手間が省けるため、NC工作機械 へのデータの入力に手間がかからない。また、表示部とキーボードによる簡易で 低コストの端末により1台のコンピュータを共有することができるため、加工デ ータの管理を1台のコンピュータで行うことができ、またNC工作機械専用のソ フトウェアを製作する必要がないため、短時間かつ低コストで管理装置の設置が 可能となるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るNC工作機械の管理装置の第1実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案に係るNC工作機械の管理装置の第2実
施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本考案に係るNC工作機械の管理装置の第3実
施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 NC工作機械の管理装置 18、20 NC工作機械 28 コンピュータ本体 30 第1表示部 32 第1キーボード 34 第1インターフェース部 36 第3インターフェース部 38 信号切換器 40 第2表示部 42 第2キーボード 44 第2インターフェース部 46 第1信号伝送路 48 第2信号伝送路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC工作機械と接続され、該NC工作機
    械の動作制御を行うコンピュータ本体と、該コンピュー
    タ本体に接近して設けられると共に、前記コンピュータ
    本体から出力された第1画像信号を受け、映像として出
    力する第1表示部と、前記コンピュータ本体に接近して
    設けられ、前記コンピュータ本体へデータを入力するた
    めの第1キーボードとを有するNC工作機械の管理装置
    において、 前記第1表示部に付装され、前記コンピュータ本体と前
    記第1表示部との間で分岐された前記第1画像信号を光
    信号に変換し、再度電気信号である第2画像信号に変換
    する第1インターフェース部と、 該第1インターフェース部から出力される前記第2画像
    信号を伝送するための第1信号伝送路と、 前記NC工作機械に接近して設けられ、前記第1信号伝
    送路を経由して送られてくる前記第2画像信号を受信
    し、映像として出力する第2表示部と、 該第2表示部に接近して設けられた第2キーボードと、 該第2キーボードから入力されたデータを光信号に変換
    する第2インターフェース部と、 該第2インターフェース部から出力される光信号を伝送
    するための第2信号伝送路と、 該第2信号伝送路を経由して送られてくる前記光信号を
    受信し、電気信号に変換する第3インターフェース部
    と、 前記コンピュータ本体、前記第1キーボード、および前
    記第3インターフェース部を接続し、第1キーボードか
    ら入力されたデータと、第3インターフェース部から入
    力されたデータとを切り換えてコンピュータ本体へ出力
    する信号切換器とを具備することを特徴とするNC工作
    機械の管理装置。
  2. 【請求項2】 NC工作機械と接続され、該NC工作機
    械の動作制御を行うコンピュータ本体と、該コンピュー
    タ本体に接近して設けられると共に、前記コンピュータ
    本体から出力された第1画像信号を受け、映像として出
    力する第1表示部と、前記コンピュータ本体に接近して
    設けられ、前記コンピュータ本体へデータを入力するた
    めの第1キーボードとを有するNC工作機械の管理装置
    において、 前記第1表示部に付装され、前記コンピュータ本体と前
    記第1表示部との間で分岐された前記第1画像信号を光
    信号に変換し、再度電気信号である第2画像信号に変換
    する第1インターフェース部と、 該第1インターフェース部から出力される前記第2画像
    信号を伝送するための第1信号伝送路と、 前記NC工作機械に接近して設けられ、前記第1信号伝
    送路を経由して送られてくる前記第2画像信号を受信
    し、映像として出力する第2表示部と、 該第2表示部に接近して設けられた第2キーボードと、 前記第1キーボード、前記第2キーボード、および前記
    コンピュータ本体との間に設けられ、第1キーボードと
    第2キーボードのデータをコンピュータ本体に伝送する
    ための光信号用第2信号伝送路と、 該第2信号伝送路と前記第1キーボードとの間、および
    第2信号伝送路と前記第2キーボードとの間にそれぞれ
    設けられ、第1キーボードと第2キーボードから入力さ
    れたデータを光信号に変換すると共に、該光信号の第2
    信号伝送路への出力制御を行う第2インターフェース部
    と、 前記第2信号伝送路と前記コンピュータ本体との間に配
    せられ、第2信号伝送路を経由して送られてくる前記光
    信号を受信すると共に、電気信号に変換してコンピュー
    タ本体へ出力する第3インターフェース部とを具備する
    ことを特徴とするNC工作機械の管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08161021A (ja) * 1994-12-08 1996-06-21 Fanuc Ltd データ伝送方式
JPH11207575A (ja) * 1998-01-26 1999-08-03 Fujitsu Ltd 工数管理システム

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