JPH06308037A - 防食被膜の付着評価方法及び装置 - Google Patents

防食被膜の付着評価方法及び装置

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JPH06308037A
JPH06308037A JP9928893A JP9928893A JPH06308037A JP H06308037 A JPH06308037 A JP H06308037A JP 9928893 A JP9928893 A JP 9928893A JP 9928893 A JP9928893 A JP 9928893A JP H06308037 A JPH06308037 A JP H06308037A
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正 川村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造物に施工された防食被膜の健全性を使用
前に非破壊的に判定し、付着不良部を検出して補修を施
すことにより、防食被膜の品質の安定化を図らんとす
る。 【構成】 炭素鋼板8に施工されたポリエチレン被膜層
9の被測定表面を鉛筆5により局所的に所定の加圧力で
加圧して変形させ、その被測定表面にスペックル干渉計
1から出力されたレーザ光を照射し、その被測定表面か
ら反射したレーザ光の反射光をスペックル干渉計1で受
光し、そのスペックル干渉計1が出力する被測定表面の
変形後に発生したスペックル干渉縞の信号に基づき、T
Vモニタ4の画面上にスペックル干渉縞を表示し、その
画面上に表示されたスペックル干渉縞の数量から防食被
膜の付着不良を非破壊的に評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装や塗覆装により構造
物に施工された防食被膜の付着の健全性を診断する防食
被膜の付着評価方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】塗装や塗覆装により構造物に施工された
防食被膜の良否は一定期間各種環境下に晒された後、フ
クレや錆の発生として人間の目視による発見により認識
されるまで判定は不可能であった。かかるフクレや錆の
発生は構造物への付着が不十分な場合に発生し易いこと
が分かっているが、防食被膜の付着度を塗装や塗覆装の
施工後に非破壊的に検査することはなかなか難しい。従
って、予め行った小片によるサンプルへの塗装、塗覆装
の施工試験により健全性を認識し、それと同じ施工法を
実構造物に適用するという形での品質保証しかなされな
いというのが現状である。ところで、特開昭1−113
648号公報に示された従来の重防食被覆鋼材の被覆層
剥離部検出方法は金属の内部欠陥の検出に利用されてい
る超音波探傷法を応用したもので、鋼材の重防食被覆の
付着不良部を非破壊的に検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の重防食被
覆鋼材の被覆層剥離部検出方法は、塗装のような数10
0μm以下の薄膜では適用が困難であるという問題があ
った。また、厚さ数mmの塗覆装では、適用が可能であ
るが、防食被膜と金属の隙間が用いている超音波の1/
2波長以下である場合や隙間に水が溜まっていたり、錆
層が形成されている場合には超音波が突き抜けてしま
い、隙間の検出は不可能であり、その他防食被膜の物性
値はバラツキが大きく、音速がバラついてしまうこと
や、探触子を押し付けた時の押し付け力による微小なへ
こみ量が押し付け力によって変化するため、金属面との
距離が変化してしまい判定が非常に難しい等の問題があ
り、工業的に使えないことが分かっている。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、構造物に施工された防食被膜の健全性を
使用前に非破壊的に判定し、付着不良部を検出して補修
を施すことにより、防食被膜の品質の安定化を図らんと
するための防食被膜の付着評価方法及び装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防食被膜の
付着評価方法は、塗装や塗覆装により構造物に施工され
た防食被膜の被測定表面を加圧手段により局所的に所定
の加圧力で加圧して変形させ、その被測定表面にスペッ
クル干渉計から出力されたレーザ光を照射し、その被測
定表面から反射したレーザ光の反射光をスペックル干渉
計で受光し、そのスペックル干渉計が出力する被測定表
面の変形後に発生したスペックル干渉縞の信号に基づ
き、モニタ装置の画面上にスペックル干渉縞を表示し、
その画面上に表示されたスペックル干渉縞の数量から防
食被膜の付着不良を非破壊的に評価するようにしたもの
である。また、本発明に係る防食被膜の付着評価装置
は、スペックル干渉計を有する走行装置本体と、走行装
置本体に設けられ、走行レール又は防食被膜の被測定表
面に転接する走行車輪と、走行装置本体に設けられ、走
行車輪を駆動する駆動源と、走行装置本体の底部に設け
られ、防食被膜の被測定表面に対して上下動自在に取り
付けられた加圧ローラと、加圧ローラを所定の加圧力で
下方に付勢する加圧スプリングと、走行装置本体の底部
に設けられ、スペックル干渉計から出力されたレーザ光
を射出し、その反射光を受光するレーザ光射出筒と、ス
ペックル干渉計に接続され、画面上にスペックル干渉縞
を表示するモニタ装置とを備えてなるものである。
【0006】
【作用】本発明においては、塗装や塗覆装に防食施工さ
れた被膜が構造物に対して十分に付着していない場合に
は、構造物と被膜との間にごく微小な隙間が残ってい
る。そして、レーザ光を当てながら防食被膜表面を軽く
押し付けると、微小な隙間のある部分では大きな変形が
生じ、多数の円形のスペックル干渉縞が表れる。一方、
付着が十分な場所では押し付け直下のごく狭い範囲の変
形しか生じないため、発生する干渉縞の数は非常に少な
い。そこで、塗装や塗覆装により構造物に施工された防
食被膜の被測定表面を加圧手段により局所的に所定の加
圧力で加圧して変形させ、その被測定表面にスペックル
干渉計から出力されたレーザ光を照射し、その被測定表
面から反射したレーザ光の反射光をスペックル干渉計で
受光し、そのスペックル干渉計が出力する被測定表面の
変形後に発生したスペックル干渉縞の信号に基づき、モ
ニタ装置の画面上にスペックル干渉縞を表示し、その画
面上に表示されたスペックル干渉縞の数量から防食被膜
の付着不良を非破壊的に評価する、即ちモニタ装置の画
面上のスペックル干渉縞の数を数え、その数が所定数以
上であれば付着不良と評価し、その数が所定数以下であ
れば付着良と評価して被膜の健全性を検査評価せんとす
るものである。
【0007】また、防食被膜の付着評価装置はスペック
ル干渉計を有する走行装置本体に、走行レール又は防食
被膜の被測定表面に転接する走行車輪と、走行車輪を駆
動する駆動源と、防食被膜の被測定表面に対して上下動
自在に取り付けられた加圧ローラと、加圧ローラを所定
の加圧力で下方に付勢する加圧スプリングと、スペック
ル干渉計から出力されたレーザ光を射出し、その反射光
を受光するレーザ光射出筒を設けて構成されているか
ら、駆動源により走行車輪を駆動して走行装置本体を走
行レールに案内させ、又は走行レールに案内させずに走
行装置本体を防食被膜の被測定表面上を加圧スプリング
に付勢された加圧ローラが所定の加圧力で防食被膜を押
さえつつ走行させることによってスペックル干渉計でス
ペックル干渉縞の有無を連続的に検出することができ
る。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の防食被膜の付着評
価装置を示す構成図、図2は同実施例のスペックル干渉
計の概略構成を示す斜視図、図3は防食被膜が施された
鋼板を示す断面図、図4は防食被膜が施された鋼板のス
ペックル干渉縞の発生状況を示す説明図、図5は防食被
膜における圧縮応力と歪との関係を示すグラフである。
図において、1はスペックル干渉縞を発生させるための
スペックル干渉計、2はスペックル干渉計1の光入出力
部に接続された内部に光ファイバーを有する光伝送管、
3は光伝送管2の先端に設けられ、スペックル干渉計1
から光伝送管2を介して出力されたレーザ光を射出し、
その反射光を受光するレーザ光射出筒、4はスペックル
干渉計1の出力側に接続され、画面上にスペックル干渉
縞を表示するモニタ装置であるTVモニタである。5は
加圧手段である鉛筆である。8は被測定物である厚さ1
2mmの炭素鋼板、9は炭素鋼板8の表面を被覆する厚
さ3mmのポリエチレン被覆層である。
【0009】スペックル干渉計1はレーザ光を出力する
レーザ光発光装置11と、レーザ光発光装置11から出
力されたレーザ光を拡大するビーム拡大レンズ12と、
ビーム拡大レンズ12によって拡大されたレーザ光を反
射してポリエチレン被覆層9の被測定面に照射すると共
に透過して参照拡散面14に照射し、さらに被測定面か
ら反射した光を透過させると共に参照拡散面14から反
射した反射光を反射させるハーフミラー13と、ハーフ
ミラー13からの測定面の反射光と参照拡散面14の反
射光を重ね合わせて撮像するCCD撮像素子15とから
なる。
【0010】次に上記実施例の防食被膜の付着評価装置
を用いた防食被膜の付着評価方法について説明する。防
食被膜であるポリエチレン被覆層9の被測定表面を加圧
手段である鉛筆5により局所的に所定の加圧力で加圧し
て変形させ、その被測定表面にスペックル干渉計1から
出力されたレーザ光を照射し、その被測定表面から反射
したレーザ光の反射光をスペックル干渉計1で受光す
る。このときのスペックル干渉計1の内部での動作は、
レーザ光発光装置11から出力されたレーザ光はビーム
拡大レンズ12で拡大されてハーフミラー13に達し、
ハーフミラー13ではそのレーザ光の一部を反射して光
伝送管2及びレーザ光射出筒3を介してポリエチレン被
覆層9の被測定面に照射すると共に一部を透過して参照
拡散面14に照射し、さらに被測定面から反射した光を
透過させると共に参照拡散面14から反射した反射光を
反射し、ハーフミラー13からの測定面の反射光と参照
拡散面14の反射光をCCD撮像素子15が重ね合わせ
て撮像し、測定面の変形前後でのスペックルパターン、
即ちスペックル干渉縞を画像信号に変換し、TVモニタ
4に出力する。そして、TVモニタ4ではスペックル干
渉縞を画像信号に基づき、比較非線形処理を行って画面
上にスペックル干渉縞を表示する。図4はTVモニタ4
の画面上に表示されたスペックル干渉縞Sを示し、図4
の(a)はポリエチレン被覆層9の欠陥部15のスペッ
クル干渉縞Sを、図4の(b)はポリエチレン被覆層9
の健全部16のスペックル干渉縞Sを示している。Pは
鉛筆5による押し付け位置を示す。
【0011】かかるスペックル干渉縞は、物体の粗面に
レーザ光を照射すると、拡散反射光がランダムに干渉し
あい、スペックルパターンが生じることが知られてい
る。そして、面外変位の測定にはスペックル干渉法の内
でも参照光法と呼ばれる方法を用いることができる。即
ち、参照光法は図2に示すように被測定面と参照拡散面
のスペックルパターンを重ね合わせるもので、そのスペ
ックルパターンは測定面がλ/2(λ:レーザ光の波
長)変位するごとに明暗を繰り返し、カメラやTVモニ
タの画面上に縞模様が得られる。この縞は物体の変形に
よってスペックル干渉計に導入された光路差変化の等高
線を表し、スペックル干渉計の配置で決まる一定の方向
に対する表面各点の変位成分の等高線になっている。本
法によると、一例として、波長0.78μmのレーザ光
を用いれば、0.39μmの変位、変形まで検出が可能
となる。
【0012】この実施例では、被測定物である厚さ12
mmの炭素鋼板8の表面を被覆する厚さ3mmのポリエ
チレン被覆層9に対して加圧手段である鉛筆5で加圧力
30kg/cm2 で押し付けた時、図5のグラフに示す
ように加圧点直下のポリエチレン被覆層9の歪みは5%
程度発生するが、このとき、ポリエチレン被覆層9が下
の炭素鋼板8と密着していると変形が局部的であるの
で、スペックル干渉縞は2本以下しか現れない。しか
し、同じ圧力でも、密着が悪く微小な隙間があると、歪
みの量及び範囲が大きくなり、4本以上のスペックル干
渉縞が現れた。判定は一定加重で現れるスペックル干渉
縞の数で評価するが、この数は塗覆装の膜圧や材質で異
なるため一義的に定まらないが、厚さ3mmのポリエチ
レン被覆層9に対して加圧力が30KG/cm 2 ならスペッ
クル干渉縞が4本以上かどうかが判定基準となる。従っ
て、この実施例ではスペックル干渉縞の数が4本以上で
あれば付着不良と評価し、4本以下であれば付着良好と
評価して被膜の健全性を検査評価することができる。
【0013】図6は本発明のもう一つの実施例の防食被
膜の付着評価装置を示す側面図である。図において、2
1は走行装置本体で、内部にスペックル干渉計1と走行
車輪(図示省略)と、走行車輪を駆動する駆動源(図示
省略)とを有する。22は走行装置本体21の底部に被
測定表面に対して上下動自在に取り付けられた加圧ロー
ラ、23は加圧ローラ22を所定の加圧力で下方に付勢
する加圧スプリング、24は走行装置本体21の底部に
設けられ、スペックル干渉計1から出力されたレーザ光
を射出し、その反射光を受光するレーザ光射出筒であ
る。25は走行装置本体21の走行車輪が転接する走行
レールである。上記実施例では、走行装置本体21の駆
動源が走行車輪を駆動すると、走行装置本体21は走行
レール25に案内されてポリエチレン被覆層9の被測定
表面上を走行し、このとき加圧スプリング23に付勢さ
れた加圧ローラ22が所定の加圧力でポリエチレン被覆
層9を常時押さえている。従って、走行装置本体21の
内部に設けられているスペックル干渉計1はスペックル
干渉縞Sの有無を連続的に検出することができる。
【0014】図7は本発明のさらにもう一つの実施例の
防食被膜の付着評価装置を示す側面図である。この実施
例は走行装置本体21の外部にマグネット式の走行車輪
26と、走行車輪26を駆動する駆動源27が設けられ
たもので、走行装置本体21は駆動源27が走行車輪2
6を駆動してポリエチレン被覆層9の被測定表面上を走
行するものである。そして、図6の実施例と同様に走行
装置本体21の内部に設けられているスペックル干渉計
1はスペックル干渉縞Sの有無を連続的に検出すること
ができる。上記実施例では塗装や塗覆装により防食被膜
が施こされた構造物としてポリエチレン被覆層が施され
た炭素鋼板としているが、ポリエチレン被覆層が施され
た炭素鋼管であっても良いことはいうまでもない。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、塗装や塗
覆装により構造物に施工された防食被膜の被測定表面を
加圧手段により局所的に所定の加圧力で加圧して変形さ
せ、その被測定表面にスペックル干渉計から出力された
レーザ光を照射し、その被測定表面から反射したレーザ
光の反射光をスペックル干渉計で受光し、そのスペック
ル干渉計が出力する被測定表面の変形後に発生したスペ
ックル干渉縞の信号に基づき、モニタ装置の画面上にス
ペックル干渉縞を表示するようにしたので、その画面上
に表示されたスペックル干渉縞の数量から防食被膜の付
着不良を非破壊的に評価でき、構造物への防食被覆の施
工後にその被膜の付着健全性を非破壊的に検査すること
ができため、付着不良部分に補修施工を施すことによ
り、構造物の防食信頼性を飛躍的に向上させることがで
きるという効果がある。
【0016】また、スペックル干渉計を有する走行装置
本体は、走行レール又は防食被膜の被測定表面を転接す
る走行車輪と、走行車輪を駆動する駆動源と、防食被膜
の被測定表面に対して上下動自在に取り付けられた加圧
ローラと、加圧ローラを所定の加圧力で下方に付勢する
加圧スプリングと、スペックル干渉計から出力されたレ
ーザ光を射出し、その反射光を受光するレーザ光射出筒
とを備えて構成されているので、駆動源により走行車輪
を駆動して走行装置本体が走行レールに案内され、又は
走行レールに案内されずに防食被膜の被測定表面上を加
圧スプリングに付勢された加圧ローラが所定の加圧力で
防食被膜を押さえつつ走行することにより、スペックル
干渉計はスペックル干渉縞の有無を連続的に検出するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の防食被膜の付着評価
装置を示す構成図である。
【図2】図2は同実施例のスペックル干渉計の概略構成
を示す斜視図である。
【図3】図3は防食被膜が施された鋼板を示す断面図で
ある。
【図4】図4は防食被膜が施された鋼板のスペックル干
渉縞の発生状況を示す説明図である。
【図5】図5は防食被膜における圧縮応力と歪との関係
を示すグラフである。
【図6】図6は本発明のもう一つの実施例の防食被膜の
付着評価装置を示す側面図である。
【図7】図7は本発明のさらにもう一つの実施例の防食
被膜の付着評価装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 スペックル干渉計 4 TVモニタ(モニタ装置) 5 鉛筆(加圧手段) 8 炭素鋼板(構造物) 9 ポリエチレン被覆層(防食被膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 27/48 9120−2K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装や塗覆装により構造物に施工された
    防食被膜の被測定表面を加圧手段により局所的に所定の
    加圧力で加圧して変形させ、その被測定表面にスペック
    ル干渉計から出力されたレーザ光を照射し、その被測定
    表面から反射したレーザ光の反射光をスペックル干渉計
    で受光し、そのスペックル干渉計が出力する被測定表面
    の変形後に発生したスペックル干渉縞の信号に基づき、
    モニタ装置の画面上にスペックル干渉縞を表示し、その
    画面上に表示されたスペックル干渉縞の数量から防食被
    膜の付着不良を非破壊的に評価するようにしたことを特
    徴とする防食被膜の付着評価方法。
  2. 【請求項2】 スペックル干渉計を有する走行装置本体
    と、走行装置本体に設けられ、走行レール又は防食被膜
    の被測定表面に転接する走行車輪と、走行装置本体に設
    けられ、走行車輪を駆動する駆動源と、走行装置本体の
    底部に設けられ、防食被膜の被測定表面に対して上下動
    自在に取り付けられた加圧ローラと、加圧ローラを所定
    の加圧力で下方に付勢する加圧スプリングと、走行装置
    本体の底部に設けられ、スペックル干渉計から出力され
    たレーザ光を射出し、その反射光を受光するレーザ光射
    出筒と、スペックル干渉計に接続され、画面上にスペッ
    クル干渉縞を表示するモニタ装置とを備えてなることを
    特徴とする防食被膜の付着評価装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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