JPH06307864A - 傾斜角測定装置 - Google Patents

傾斜角測定装置

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JPH06307864A
JPH06307864A JP9460693A JP9460693A JPH06307864A JP H06307864 A JPH06307864 A JP H06307864A JP 9460693 A JP9460693 A JP 9460693A JP 9460693 A JP9460693 A JP 9460693A JP H06307864 A JPH06307864 A JP H06307864A
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JP
Japan
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rotation
angle
rotating body
inclination
inclinometer
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JP9460693A
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English (en)
Inventor
Yasuke Onari
弥祐 小斉
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Tokimec Inc
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Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転体の回転軸の鉛直軸からの傾斜角とその傾
斜方向を正確に求めることができる傾斜角測定装置とす
る。 【構成】ドリル2に取り付けてドリル2の回転軸と直角
の角度を持つ軸の傾斜角を検出する傾斜計10と、ドリ
ル2の回転角を検出する回転検出器12と、傾斜計10
によって検出された傾斜角とそのときの回転検出器12
からの回転角から、回転軸の鉛直軸からの傾斜角とその
傾斜方向を求める演算部14を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掘削機のドリル等の回
転体の回転軸の傾斜角及び傾斜方向を測定することがで
きる傾斜角測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば掘削機を用いて地面を掘削する際
に、所望の穴を掘削するためには、ドリルの回転軸が回
転中に鉛直軸に対してどのくらいの傾斜角を持ち、どの
方向に傾斜しているかということを知る必要がある。従
来、この傾斜角及び傾斜方向を知るために、ドリルを支
持するドリルと平行な支柱に2軸傾斜計を取り付けて、
支柱の傾斜角及び傾斜方向を測定することによってドリ
ルの傾斜角、傾斜方向として代用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支柱と
ドリルの傾斜には通常ずれがあり、さらにドリルは掘削
している内に曲がっていくことがあるため、支柱の傾斜
角を求めてもドリルの実際の傾斜角を測定したことにな
らず、測定誤差が大きいという問題があった。本発明で
は、かかる問題点に鑑みなされたもので、回転体の回転
軸の鉛直軸からの傾斜角とその傾斜方向を正確に求める
ことができる傾斜角測定装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、回転体に取り付けて回転体の回転軸と
所定の角度を持つ軸の傾斜角を検出する少なくとも1個
以上の傾斜計と、回転体の回転角を検出する回転検出器
と、前記傾斜計によって検出された傾斜角とそのときの
回転検出器からの回転角から、回転軸の鉛直軸からの傾
斜角とその傾斜方向を求める演算部を備える。
【0005】また、前記演算部は、回転体の異なる回転
角における傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む
手段と、該複数の傾斜角データから最大値又は最小値を
求める手段と、前記最大値又は最小値から回転体の回転
軸の鉛直軸からの傾斜角に換算する手段と、傾斜角デー
タが前記最大値又は最小値となるときの回転体の回転角
データから回転軸の傾斜方向を求める手段とを備えるこ
とができる。
【0006】また、前記演算部は、回転体の異なる回転
角における傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む
手段と、該複数の傾斜角データから平均値を求める手段
と、該複数の傾斜角データから最大値又は最小値を求め
る手段と、前記最大値又は最小値から前記平均値を減算
して、回転体の回転軸の鉛直軸からの傾斜角に換算する
手段と、傾斜角データが前記最大値又は最小値となると
きの回転体の回転角データから回転軸の傾斜方向を求め
る手段とを備えることもできる。
【0007】前記演算部は、回転体の異なる回転角にお
ける傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む手段
と、該複数の傾斜角データの中で最も0に近い値をとる
ときの回転体の回転角データから傾斜角データが最大値
又は最小値となるときの回転体の回転角を求め、回転軸
の傾斜方向を決める手段とを含むこともできる。また、
回転軸と所定の角度を持つと共に互いに第2所定角度離
れた軸の傾斜角を検出する2個以上の複数の傾斜計を備
え、前記演算部は、前記複数の傾斜計からの傾斜角デー
タとそのときの回転検出器からの回転角データを取り込
む手段と、該複数の傾斜角データ、第2所定角度と回転
角データから回転軸の傾斜角と傾斜方向を求める手段を
備えることとしてもよい。
【0008】前記演算部は、求めた回転軸の鉛直軸から
の傾斜角θとその傾斜方向Pから、さらに、 θx =θ・cos P θy =θ・sin P の演算を行い、このθx 、θy を出力するようにしても
よい。
【0009】さらに、回転体の回転軸方向の変位を検出
する変位検出器を備え、前記演算部は、前記変位、回転
軸の鉛直軸からの傾斜角及びその傾斜方向から回転体の
位置を求めることとすることもできる。回転体に取り付
けられた前記傾斜計をスリップリングを介して演算部と
接続するか、回転体に取り付けられた前記傾斜計に送信
アンテナを接続し、演算部に受信アンテナを接続して、
傾斜計からの傾斜角信号を無線で送信するとよい。
【0010】
【作用】図3及び図4を用いて本発明の原理を説明す
る。図において、地球に固定の座標軸をX、Y、Zと
し、回転体に固定の座標軸をx、y、zとし、原点をO
で表すことにする。また、鉛直軸をZとし、回転体の回
転軸をzとする。今、回転体の回転軸zが、水平面(X
−Y平面)上でX軸からP傾いた方向に、鉛直軸Zから
θだけ傾斜してz’になった場合を考える。傾斜計をx
軸の傾斜を検出するように取り付けていたとすると、こ
の傾斜計も同様にx軸からx’軸の傾斜を検出すること
になり、傾斜計の検出する傾斜、即ち重力加速度は、 m=gsin θ (1) となる。
【0011】さらに、図4に示したように回転体が回転
軸z’軸を中心にしてφ’回転して、x’軸がx”軸に
なったときに、傾斜計の検出する傾斜、即ち重力加速度
は、 m=gsin θ・cos φ’ (2) となる。X軸からのx軸の回転角をφとすれば、近似的
にφは φ≒P+φ’ (3) と書けるので、(3)式を(2)式に代入すると、 m=gsin θ・cos (φ−P) (4) となる。即ち、回転体の回転によって傾斜計は最大値を
gsin θ、最小値を−gsin θとして変化することにな
る(図5参照)。従って、この加速度m、即ち、加速度
mに対応するx軸の傾斜角及び回転体の回転角φから、
z軸の傾斜角θ及びその傾斜方向Pを求めることができ
る。
【0012】より具体的には、複数のx軸の傾斜角デー
タから、最大値又は最小値を求め、その最大値又は最小
値をz軸の傾斜角に換算することによって、z軸の傾斜
角を求めることができる。また、別の方法では傾斜角デ
ータのゼロクロス点を求めるか、又は複数の傾斜角デー
タから(4)を満足する複数の式のの連立方程式を解く
ことによってz軸の傾斜角を求めることができる。
【0013】尚、以上の原理は傾斜計をx軸に取り付け
た場合について説明したが、z軸に所定の角度を持つ軸
に傾斜計を取り付けることで同様に換算することが可能
である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
掘削機のドリルに本発明の傾斜角測定装置を適用した実
施例の概略図を示す。図において、1は制御を行う作業
車で、必要に応じて操作者が乗車して制御を行う。ま
た、2は回転体であるドリル、3はドリルを回転させる
ドリル駆動部、4はドリル駆動部3及びドリル2を支持
する支柱で、支柱4はアーム5によって作業車1に支持
される。
【0015】ドリル2の先端中心部付近には、ドリル2
の回転軸に対して直角な軸の傾斜を検出する傾斜計10
が取り付けられており、その傾斜計10からの検出信号
はスリップリング11を介して作業車1上に設置された
演算部14へと供給される。またドリル駆動部3には、
ドリル2の回転角を検出する回転検出器12が取り付け
られ、その検出信号は演算部14へと供給される。傾斜
計10として具体的には、加速度を検出するサーボ加速
度計を使用することができ、回転検出器12として具体
的には、ポテンショメータ、エンコーダを使用すること
ができる。
【0016】次に、演算部14の詳細ブロック図を図2
に示す。演算部14は、フィルタ20、サンプルホール
ド部22、タイマ24、A/D変換部26及びメモリ2
8からなるデータ取り込み手段30、最大値決定手段3
2、傾斜角演算手段34及び傾斜方向演算手段36を主
に備える。演算部14に入力された傾斜計10からの加
速度信号m、及び回転検出器12からの回転信号φは、
振動、衝撃によりノイズを含んでいるため、フィルタ2
0によってフィルタリング処理し、円滑化が行われ、タ
イマ24からの指令によって所定時間毎にサンプルホー
ルド部22で加速度信号mと回転信号φを同時にサンプ
ルホールドしてA/D変換部26へと送り、ディジタル
信号に変換する。このようにして、メモリ28には複数
の加速度データm(φ1 ),m(φ2 ),m(φ3 ),
・・・とその時の回転信号φ1 ,φ2 ,φ3 ,・・・が
取り込まれる。
【0017】最大値決定手段32では、取り込まれた複
数のデータから加速度データの最大値mmax 及びその時
の回転信号φmax を探し、傾斜角演算手段34で前述の
(4)式の最大値 mmax =gsin θ (5) から、 θ=sin -1(mmax /g) (6) によってz軸の傾斜角を求める。
【0018】また、そのときφmax は、 1=cos (φmax −P) ∴ P=φmax (7) であり、傾斜方向演算手段36で傾斜方向Pを決定す
る。データ取り込み手段30によるデータ取り込みは、
回転検出器12からの所定回転角毎に行うこともでき
る。この場合、ドリル一回転分の入力データ列m1 は、
順に、 m1 (0),m1 (Δφ),m1 (2Δφ),・・・,m1 〔(n−1)Δφ 〕 (8) となる。ここでΔφ=360°/nである。(8)の入
力データ列の中でnmax番目のデータが最大値mmax
あるとすると、その傾斜角θ及び傾斜方向Pは、 θ=sin -1(mmax /g) (9) P=nmax ・Δφ (10) で表されることになる(図5参照)。
【0019】複数回転分(k回)のデータを取り込み、
それらをm1 ,m2 ,・・・mk とすると、これらを平
均化して精度を上げることもできる。即ち、
【0020】
【数1】
【0021】として、平均化されたデータ列を、 mm (0),mm (Δφ),mm (2Δφ),・・・,mm 〔(n−1)Δφ 〕 (12) から最大値を決め、z軸の傾斜角θ及びその傾斜方向P
を求める。傾斜方向演算手段36の他の実施例として、
複数のデータのゼロクロス点、又は最も0に近いデータ
から外挿若しくは内挿によってゼロクロス点を求め、傾
斜方向Pを求めることもできる。図5に示したように正
から負にクロスする点をφ 1 、負から正にクロスする点
をφ2 とすると、 P=φ1 −90° (13) 又は、 P=φ2 −270° (14) となるので、(13)式若しくは(14)式、又は(1
3)式と(14)式の平均をとって、 P=(φ1 +φ2 )/2−180° (15) からPを求める。最大値をとるときの回転角度を求める
よりもゼロクロス点を求めた方が精度がよいため、サン
プリングによる誤差が小さくなるという利点がある。ま
た、平均を求めた場合には外乱による影響をより小さく
することもできる。
【0022】また、図6に示したように複数の傾斜計1
0−1,10−2,・・・,10−Qを回転体の先端付
近に配置することもできる。一度にQ個のデータを取り
込み、このQ個のデータの平均化処理を行うことによっ
て、精度を向上させることができる。複数の傾斜計を用
いた場合の他の実施例として、例えば、ドリル2の先端
に回転軸に直交し、かつ互いに直交する2軸傾斜計(図
3のx軸とy軸に一致させるとする)を取り付けた場合
を考え、回転体の回転角がφであるとすると、x軸、y
軸に一致させた傾斜計の検出する加速度mx 、my は夫
々 mx =gsin θ・cos (φ−P) (16) my =gsin θ・cos (φ+90°−P) (17) となる。(16)式と(17)式からgsin θを消去す
ると、
【0023】
【数2】
【0024】 ∴ P=φ−tan -1(−my /mx ) (19) となり、傾斜方向Pを求めることができ、(19)式を
(16)式又は(17)式に代入することにより傾斜角
θを求めることができる。演算部14で、上記演算をデ
ータの取り込み毎に行うことにより、(P、θ)の解を
複数求め、これらを平均化することによって、さらに高
精度の測定を行うことが可能である。
【0025】回転体が回転停止状態にあるときにも、そ
のときの回転体の回転角をφとすれば、上記(16)な
いし(19)式が同様に成り立ち、固定中の回転軸の傾
斜角とその傾斜方向を求めることができる。尚、必ずし
も直交する2軸傾斜計を取り付けた場合だけでなく、所
定の角度φ 1 だけ離れた2つの傾斜計を取り付けた場合
には、(16)、(17)式の代わりに m =gsin θ・cos (φ−P) (20) m’=gsin θ・cos (φ+φ1 −P) (21) が成り立つので、演算部14でこの(20)式と(2
1)式の連立方程式を解くことで傾斜角θと傾斜角度P
を求めることができる。
【0026】さらに、2つの傾斜計を取り付ける代わり
に、1つの傾斜計で所定の角度φ1だけ離れた軸の傾斜
を検出するようにすれば、 m =gsin θ・cos (φ−P) (20’) m’=gsin θ・cos (φ’−P) (21’) が成り立ち(但し、φ’=φ+φ1 )、(20’)、
(21’)式の連立方程式を解くことで傾斜角θと傾斜
角度Pを求めることができる。
【0027】以上の実施例においては、傾斜計10を回
転体の回転軸付近においた例について説明した。傾斜計
10の位置が回転軸から離れている場合には、傾斜計1
0に作用する加速度として、遠心力を考慮しなければな
らない。図7に示したように、z軸が角速度ωで回転
し、傾斜計10と回転軸との距離をrとすると、傾斜計
10に作用する加速度m(φ)は、 m(φ)=gsin θ・cos (φ−P)+rω2 (22) となる。遠心力は、回転角度に関わらず常に円周方向に
作用するため、(8)のデータ列の平均をとれば、
【0028】
【数3】
【0029】として、遠心力による加速度の平均値(r
ω2 m が求まる。従って、(22)から(rω2 m
を減算することによって、 m’(φ)=gsin θ・cos (φ−P)+rω2 −(rω2 m ≒gsin θ・cos (φ−P) (24) となり、遠心力分の補正を行うことができ、以上の実施
例と同様に、傾斜角θと傾斜方向Pを求めることができ
る。
【0030】尚、以上の実施例において、演算部で求め
られた傾斜角θと傾斜方向Pをそのまま演算部14から
出力する構成となっていたが、演算部14で求めた傾斜
角θと傾斜方向Pから、さらに、演算部14で以下の演
算を行い、 θx =θ・cos P (25) θy =θ・sin P (26) の形にして出力することもできる(図8)。このように
表現することによってX,Y方向にどれだけ傾斜してい
るかが、分かりやすくなるという利点がある。
【0031】次に、本発明の他の実施例のブロック図を
図9に示す。図9に示すように、本実施例では、傾斜計
10、回転検出器12の他にドリル深さ検出器16をド
リルの変位を検出できる位置に配置したものである。演
算部14では、前述の実施例と同様にドリル2の回転軸
の傾斜角θ及び傾斜方向Pを求めると共に、ドリル深さ
検出器からのドリル深さlからドリルの位置を求める。
【0032】例えば、S時点でのドリル2の傾斜角をθ
s 、その傾斜方向をPs 及びドリル深さをls とする
と、ドリルの位置は、各時点でのドリルの変位を積算し
て、
【0033】
【数4】
【0034】から求める。ここで、XD はX軸方向位
置、YD はY軸方向位置を表す。このドリルの位置を求
めることによって、所望の穴を掘削するよう監視するこ
とができる。さらに、図10のブロック図で示したよう
に、演算部14で求められた傾斜角θと傾斜方向Pは、
送信アンテナ40と受信アンテナ42を使用した無線に
よって固定の監視部44に送信することとしても良い。
また、スリップリング11を使用せずに、傾斜計10に
送信アンテナを接続し、演算部14に受信アンテナを接
続して、傾斜計10からの傾斜角信号を送信アンテナ、
受信アンテナを介して無線で演算部14へ送信すること
も可能である。
【0035】以上のように上記実施例では、ドリル2に
直接傾斜計を取り付けることによって、ドリル2の傾斜
を正確に知ることが可能となり、かつドリル2の回転中
にも測定ができるので、作業効率が良いという効果があ
る。本実施例の傾斜角測定装置によって、所望の傾斜の
付いた穴を掘削することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転体に取り付けて回転体の回転軸と所定の角度を持つ
軸の傾斜角を検出する少なくとも1個以上の傾斜計と、
回転体の回転角を検出する回転検出器と、前記傾斜計に
よって検出された傾斜角とそのときの回転検出器からの
回転角から、回転軸の鉛直軸からの傾斜角とその傾斜方
向を求める演算部を備えることとしたので、正確に回転
体の傾斜角と傾斜方向を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾斜角測定装置を適用した実施例の概
略図である。
【図2】本発明の傾斜角測定装置の演算部の詳細ブロッ
ク図である。
【図3】本発明の原理を表す説明図である。
【図4】本発明の原理を表す説明図である。
【図5】傾斜計からの加速度信号の時間変化を表す図で
ある。
【図6】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図7】本発明の他の実施例の原理を表す説明図であ
る。
【図8】傾斜角と傾斜方向の他の表現方法を表す説明図
である。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10 傾斜計 12 回転検出器 14 演算部 16 ドリル深さ検出器(変位検出器) 30 データ取り込み手段 32 最大値決定手段 34 傾斜角演算手段 36 傾斜方向演算手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に取り付けて回転体の回転軸と所
    定の角度を持つ軸の傾斜角を検出する少なくとも1個以
    上の傾斜計と、回転体の回転角を検出する回転検出器
    と、前記傾斜計によって検出された傾斜角とそのときの
    回転検出器からの回転角から、回転軸の鉛直軸からの傾
    斜角とその傾斜方向を求める演算部を備えることを特徴
    とする傾斜角測定装置。
  2. 【請求項2】 前記演算部は、回転体の異なる回転角に
    おける傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む手段
    と、該複数の傾斜角データから最大値又は最小値を求め
    る手段と、前記最大値又は最小値から回転体の回転軸の
    鉛直軸からの傾斜角に換算する手段と、傾斜角データが
    前記最大値又は最小値となるときの回転体の回転角デー
    タから回転軸の傾斜方向を求める手段と、を備えること
    を特徴とする請求項1記載の傾斜角測定装置。
  3. 【請求項3】 前記演算部は、回転体の異なる回転角に
    おける傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む手段
    と、該複数の傾斜角データから平均値を求める手段と、
    該複数の傾斜角データから最大値又は最小値を求める手
    段と、前記最大値又は最小値から前記平均値を減算し
    て、回転体の回転軸の鉛直軸からの傾斜角に換算する手
    段と、傾斜角データが前記最大値又は最小値となるとき
    の回転体の回転角データから回転軸の傾斜方向を求める
    手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の傾斜
    角測定装置。
  4. 【請求項4】 前記演算部は、回転体の異なる回転角に
    おける傾斜計からの傾斜角データを複数個取り込む手段
    と、該複数の傾斜角データの中で最も0に近い値をとる
    ときの回転体の回転角データから傾斜角データが最大値
    又は最小値となるときの回転体の回転角を求め、回転軸
    の傾斜方向を決める手段と、を含むことを特徴とする請
    求項1記載の傾斜角測定装置。
  5. 【請求項5】 回転軸と所定の角度を持つと共に第2所
    定角度離れた軸の傾斜角を検出する前記少なくとも1個
    以上の傾斜計を備え、前記演算部は、前記傾斜計からの
    傾斜角データとそのときの回転検出器からの回転角デー
    タを取り込む手段と、該傾斜角データ、第2所定角度と
    回転角データから回転軸の傾斜角と傾斜方向を求める手
    段を備えることを特徴とする請求項1記載の傾斜角測定
    装置。
  6. 【請求項6】 前記演算部は、求めた回転軸の鉛直軸か
    らの傾斜角θとその傾斜方向Pから、さらに、 θx =θ・cos P θy =θ・sin P の演算を行い、このθx 、θy を出力することを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の傾斜角測定装
    置。
  7. 【請求項7】 前記傾斜角測定装置は、さらに回転体の
    回転軸方向の変位を検出する変位検出器を備え、前記演
    算部は、前記変位、回転軸の鉛直軸からの傾斜角及びそ
    の傾斜方向から回転体の位置を求めることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載の傾斜角測定装置。
  8. 【請求項8】 回転体に取り付けられた前記傾斜計をス
    リップリングを介して演算部と接続することを特徴とす
    る請求項1ないし7のいずれかに記載の傾斜角測定装
    置。
  9. 【請求項9】 回転体に取り付けられた前記傾斜計に送
    信アンテナを接続し、演算部に受信アンテナを接続し
    て、傾斜計からの傾斜角信号を無線で送信することを特
    徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の傾斜角測
    定装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014531577A (ja) * 2011-09-06 2014-11-27 ゲーエル ガラード ハッサン ドイチュラント ゲーエムベーハー 塔状構造物の傾斜を求める方法
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