JPH06307783A - 潜熱利用高温蓄熱体 - Google Patents
潜熱利用高温蓄熱体Info
- Publication number
- JPH06307783A JPH06307783A JP5095924A JP9592493A JPH06307783A JP H06307783 A JPH06307783 A JP H06307783A JP 5095924 A JP5095924 A JP 5095924A JP 9592493 A JP9592493 A JP 9592493A JP H06307783 A JPH06307783 A JP H06307783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- less
- heat storage
- crosslinking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結晶化温度が高くて高温で使用でき、しかも
蓄熱時に蕩けることがなく、表面に特殊コーティング等
を行わなくても相互固着、団塊化を防止できる潜熱利用
の蓄熱体を提供する。 【構成】 ポリアセタールコポリマー、ポリアセタール
ホモポリマー、ポリフッ化ビニリデンポリマー、11ナ
イロンポリマー、12ナイロンポリマー、エチレンビニ
ルアルコールコポリマーのどれかに劣化防止剤、架橋助
剤をそれぞれ20重量部以下の割合で添加した材料を成
形、架橋処理してあるので、結晶化温度が高密度ポリエ
チレンを用いた従来の蓄熱体に比べて25〜50℃アッ
プする。
蓄熱時に蕩けることがなく、表面に特殊コーティング等
を行わなくても相互固着、団塊化を防止できる潜熱利用
の蓄熱体を提供する。 【構成】 ポリアセタールコポリマー、ポリアセタール
ホモポリマー、ポリフッ化ビニリデンポリマー、11ナ
イロンポリマー、12ナイロンポリマー、エチレンビニ
ルアルコールコポリマーのどれかに劣化防止剤、架橋助
剤をそれぞれ20重量部以下の割合で添加した材料を成
形、架橋処理してあるので、結晶化温度が高密度ポリエ
チレンを用いた従来の蓄熱体に比べて25〜50℃アッ
プする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結晶化温度の高い潜熱
利用の蓄熱体に関する。
利用の蓄熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】潜熱利用の蓄熱体としては、特開昭59
−134498号公報、特公昭63−41958号公報
に示されるものが知られている。前者は、形状安定化ポ
リエチレンと流動性の熱媒体とをカプセルに充填したも
の、また、後者は結晶性ポリエチレンや結晶性ポリプロ
ピレンなどの結晶性ポリオレフイン或いはその共重合体
を架橋処理し、これにフェノール化合物やアミンを加え
てその表面をフッ素系樹脂等の耐熱性樹脂膜で被覆した
ものである。
−134498号公報、特公昭63−41958号公報
に示されるものが知られている。前者は、形状安定化ポ
リエチレンと流動性の熱媒体とをカプセルに充填したも
の、また、後者は結晶性ポリエチレンや結晶性ポリプロ
ピレンなどの結晶性ポリオレフイン或いはその共重合体
を架橋処理し、これにフェノール化合物やアミンを加え
てその表面をフッ素系樹脂等の耐熱性樹脂膜で被覆した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の潜熱利用の蓄熱
体は、結晶化温度の高い高密度ポリエチレンを用いて
も、融点が約135℃、潜熱量約200J/g、結晶化
温度約110℃、放熱量約190J/gである。
体は、結晶化温度の高い高密度ポリエチレンを用いて
も、融点が約135℃、潜熱量約200J/g、結晶化
温度約110℃、放熱量約190J/gである。
【0004】この蓄熱体の結晶化温度がもっと高けれ
ば、利用設備の範囲を更に広げて廃熱をより有効に利用
できる。例えば、従来、温水タイプで行っていた暖房や
給湯への熱利用以外に吸収式冷凍機を用いた冷房利用も
可能になる。このため結晶化温度が高くてより高温で蓄
熱を行える蓄熱体が必要になってくる。
ば、利用設備の範囲を更に広げて廃熱をより有効に利用
できる。例えば、従来、温水タイプで行っていた暖房や
給湯への熱利用以外に吸収式冷凍機を用いた冷房利用も
可能になる。このため結晶化温度が高くてより高温で蓄
熱を行える蓄熱体が必要になってくる。
【0005】また、従来の蓄熱体は、蓄熱時に融点以上
になっても相互固着、団塊化を起こさないようにするた
めに、表面を耐熱性樹脂で被覆したり、表面を膨潤させ
る流動性の熱媒体と共にカプセル内に収めたりしている
が、コーティング等を施すとその分蓄熱量が下がり、製
造のコストや手間も増える。
になっても相互固着、団塊化を起こさないようにするた
めに、表面を耐熱性樹脂で被覆したり、表面を膨潤させ
る流動性の熱媒体と共にカプセル内に収めたりしている
が、コーティング等を施すとその分蓄熱量が下がり、製
造のコストや手間も増える。
【0006】そこで、本発明は、高密度ポリエチレンを
用いた従来の蓄熱体よりも結晶化温度の高い潜熱利用の
蓄熱体を提供することを課題としている。
用いた従来の蓄熱体よりも結晶化温度の高い潜熱利用の
蓄熱体を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の潜熱利用高温蓄熱体は、ポリアセタールコポリマ
ー、ポリアセタールホモポリマー、ポリフッ化ビニリデ
ンポリマー、11ナイロンポリマー、12ナイロンポリ
マー、エチレンビニルアルコールコポリマーのどれか
に、劣化防止剤を20重量部以下、架橋助剤を20重量
部以下の割合で添加した材料を成形、架橋処理して成
る。
発明の潜熱利用高温蓄熱体は、ポリアセタールコポリマ
ー、ポリアセタールホモポリマー、ポリフッ化ビニリデ
ンポリマー、11ナイロンポリマー、12ナイロンポリ
マー、エチレンビニルアルコールコポリマーのどれか
に、劣化防止剤を20重量部以下、架橋助剤を20重量
部以下の割合で添加した材料を成形、架橋処理して成
る。
【0008】
【作用】本発明の蓄熱体の結晶化温度は、ポリアセター
ルコポリマーを用いたものが約145℃、ポリアセター
ルホモポリマーを用いたものが約145℃、ポリフッ化
ビニリデンを用いたものが約135℃、11ナイロンポ
リマーが約160℃、12ナイロンポリマーが約150
℃、エチレンビニルアルコールコポリマーが約145℃
になる。この結晶化温度は、高密度ポリエチレンを用い
たものに比べて25〜50℃アップしており、その分、
高温での蓄熱が行え、利用設備の対象範囲を広げること
が可能になる。
ルコポリマーを用いたものが約145℃、ポリアセター
ルホモポリマーを用いたものが約145℃、ポリフッ化
ビニリデンを用いたものが約135℃、11ナイロンポ
リマーが約160℃、12ナイロンポリマーが約150
℃、エチレンビニルアルコールコポリマーが約145℃
になる。この結晶化温度は、高密度ポリエチレンを用い
たものに比べて25〜50℃アップしており、その分、
高温での蓄熱が行え、利用設備の対象範囲を広げること
が可能になる。
【0009】なお、劣化防止剤の添加は、高温での繰返
し使用で重要になる耐熱性の向上効果をもたらすが、こ
れ等の添加量が20重量部を越えると表面にブルームが
著しくなり、満足な製品が得られない。
し使用で重要になる耐熱性の向上効果をもたらすが、こ
れ等の添加量が20重量部を越えると表面にブルームが
著しくなり、満足な製品が得られない。
【0010】架橋助剤の添加も、架橋を充分に進めるた
めに必要である。本発明の蓄熱体は、この助剤の添加に
より架橋が充分に進み、そのため、融点以上の温度にな
っても蕩けず、耐熱性材料によるコーティングを行わな
くても繰返し使用のための形状保持が可能である。この
架橋助剤の20重量部を越える添加は、表面にブリード
が著しくなり、劣化防止剤の過剰添加と同様に逆効果に
なる。
めに必要である。本発明の蓄熱体は、この助剤の添加に
より架橋が充分に進み、そのため、融点以上の温度にな
っても蕩けず、耐熱性材料によるコーティングを行わな
くても繰返し使用のための形状保持が可能である。この
架橋助剤の20重量部を越える添加は、表面にブリード
が著しくなり、劣化防止剤の過剰添加と同様に逆効果に
なる。
【0011】なお、成形は、熱応答性の良い形に整える
ために行う。
ために行う。
【0012】
【実施例】ポリアセタールコポリマー、ポリアセタール
ホモポリマー、ポリフッ化ビニリデンポリマー、11ナ
イロンポリマー、12ナイロンポリマー、エチレンビニ
ルアルコールコポリマー、及び高密度ポリエチレン(H
DPE)について、これ等の融点、潜熱量、結晶化温
度、放熱量を調べた。
ホモポリマー、ポリフッ化ビニリデンポリマー、11ナ
イロンポリマー、12ナイロンポリマー、エチレンビニ
ルアルコールコポリマー、及び高密度ポリエチレン(H
DPE)について、これ等の融点、潜熱量、結晶化温
度、放熱量を調べた。
【0013】この測定に用いたポリアセタールコポリマ
ーは、ジュラコンM−25(ポリプラスチック社製)で
ある。
ーは、ジュラコンM−25(ポリプラスチック社製)で
ある。
【0014】ポリアセタールホモポリマーはデルリン1
00(デュポン社製)を、また、ポリフッ化ビニリデン
ポリマーはカイナー460(三菱油化製)を、11ナイ
ロンポリマーはリルサンBESNOTL(東レ製)を、
12ナイロンポリマーは3024NUX(宇部製)を、
エチレンビニルアルコールコポリマーはエバールEP−
E(クラレ製)を、HDPEは、ショーレックス500
3W(昭和電工製)を各々用いた。
00(デュポン社製)を、また、ポリフッ化ビニリデン
ポリマーはカイナー460(三菱油化製)を、11ナイ
ロンポリマーはリルサンBESNOTL(東レ製)を、
12ナイロンポリマーは3024NUX(宇部製)を、
エチレンビニルアルコールコポリマーはエバールEP−
E(クラレ製)を、HDPEは、ショーレックス500
3W(昭和電工製)を各々用いた。
【0015】表1に測定結果をまとめて示す。
【0016】
【表1】
【0017】この測定結果から判るように、ポリアセタ
ールコポリマー、ポリアセタールホモポリマー、ポリフ
ッ化ビニリデンポリマー、11ナイロンポリマー、12
ナイロンポリマー、エチレンビニルアルコールコポリマ
ーは、HDPEに比べて結晶化温度が高い。本発明の蓄
熱体は、この結晶化温度の高い材料に劣化防止剤、架橋
助剤を加え、成形、架橋処理してあるので、従来よりも
高温で使用でき、面倒な表面コーティング等も不要であ
る。
ールコポリマー、ポリアセタールホモポリマー、ポリフ
ッ化ビニリデンポリマー、11ナイロンポリマー、12
ナイロンポリマー、エチレンビニルアルコールコポリマ
ーは、HDPEに比べて結晶化温度が高い。本発明の蓄
熱体は、この結晶化温度の高い材料に劣化防止剤、架橋
助剤を加え、成形、架橋処理してあるので、従来よりも
高温で使用でき、面倒な表面コーティング等も不要であ
る。
【0018】−実験例1− ポリアセタールコポリマー(ジュラコンM25)に劣化
防止剤としてペンタエリスリチルテトラキス(3−
(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル))プロピオネート(イルガノックス1010 チバ
ガイギー社製)を5重量部、架橋助剤としてトリアリル
イソシアヌレート(TAIC:日本化成社製)を5重量
部添加し、これを混練して3mm厚のシートに成形し、電
子線照射による架橋を行って本発明の蓄熱体を得た。架
橋は、電子線照射量3Mrad以上で十分に進んだ。
防止剤としてペンタエリスリチルテトラキス(3−
(3、5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル))プロピオネート(イルガノックス1010 チバ
ガイギー社製)を5重量部、架橋助剤としてトリアリル
イソシアヌレート(TAIC:日本化成社製)を5重量
部添加し、これを混練して3mm厚のシートに成形し、電
子線照射による架橋を行って本発明の蓄熱体を得た。架
橋は、電子線照射量3Mrad以上で十分に進んだ。
【0019】次に、得られた蓄熱体を180℃のシリコ
ン油中に3日間浸漬した。その結果、蓄熱体は蕩けるこ
となく形状を保持しており、表面に殻がなくても高温で
の使用に十分に耐えることが証明された。
ン油中に3日間浸漬した。その結果、蓄熱体は蕩けるこ
となく形状を保持しており、表面に殻がなくても高温で
の使用に十分に耐えることが証明された。
【0020】−実験例2− 表1中のポリアセタールホモポリマー(デルリン10
0)に、実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋
助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を3mm厚のシート
に成形し、電子線照射(照射量3Mrad以上)による
架橋を行って本発明の蓄熱体を得た。そして、これを1
80℃のシリコン油中に3日間浸漬したところ、蕩けず
に形状が保持されていた。
0)に、実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋
助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を3mm厚のシート
に成形し、電子線照射(照射量3Mrad以上)による
架橋を行って本発明の蓄熱体を得た。そして、これを1
80℃のシリコン油中に3日間浸漬したところ、蕩けず
に形状が保持されていた。
【0021】−実験例3− 表1中のポリフッ化ビニリデンポリマー(カイナー46
0)に、実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋
助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を実験例1、2と
同じ条件で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。
この蓄熱体も180℃のシリコン油中に3日間浸漬した
結果、蕩けることなく形状を保持していた。
0)に、実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋
助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を実験例1、2と
同じ条件で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。
この蓄熱体も180℃のシリコン油中に3日間浸漬した
結果、蕩けることなく形状を保持していた。
【0022】−実験例4− 表1中の11ナイロン(リルサンBESNOTL)に実
験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋助剤をそれ
ぞれ5重量部添加した材料を実験例1、2、3と同じ条
件で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。この蓄
熱体も180℃シリコン油中に3日間浸漬した結果、蕩
けることなく形状を保持していた。
験例1で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋助剤をそれ
ぞれ5重量部添加した材料を実験例1、2、3と同じ条
件で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。この蓄
熱体も180℃シリコン油中に3日間浸漬した結果、蕩
けることなく形状を保持していた。
【0023】−実験例5− 表1中の12ナイロン(3024NUX)に、実験例1
で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋助剤をそれぞれ5
重量部添加した材料を実験例1、2、3、4と同じ条件
で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。この蓄熱
体も180℃シリコン油中に3日間浸漬したところ、蕩
けることなく形状を保持していた。
で用いたものと同じ劣化防止剤と架橋助剤をそれぞれ5
重量部添加した材料を実験例1、2、3、4と同じ条件
で成形、架橋処理して本発明の蓄熱体を得た。この蓄熱
体も180℃シリコン油中に3日間浸漬したところ、蕩
けることなく形状を保持していた。
【0024】−実験例6− 表1中のエチレンビニルアルコールコポリマー(エバー
ルEP−E)に実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤
と架橋助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を実験例
1、2、3、4、5と同じ条件で成形、架橋処理して本
発明の蓄熱体を得た。この蓄熱体も180℃シリコン油
中に3日間浸漬したところ、蕩けずに形状を保持してい
た。
ルEP−E)に実験例1で用いたものと同じ劣化防止剤
と架橋助剤をそれぞれ5重量部添加した材料を実験例
1、2、3、4、5と同じ条件で成形、架橋処理して本
発明の蓄熱体を得た。この蓄熱体も180℃シリコン油
中に3日間浸漬したところ、蕩けずに形状を保持してい
た。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蓄熱体は
従来の高密度ポリエチレンを用いたものに比べて結晶化
温度が約25〜35℃アップしており、従来よりも高温
での蓄熱が行えるため、利用設備の範囲が広がり、吸収
式冷凍機を用いた冷房利用も可能になる。
従来の高密度ポリエチレンを用いたものに比べて結晶化
温度が約25〜35℃アップしており、従来よりも高温
での蓄熱が行えるため、利用設備の範囲が広がり、吸収
式冷凍機を用いた冷房利用も可能になる。
【0026】また、高温で使用しても蕩けずに形状を保
持するので、コーティング処理等が不要であり、量産化
や製造コストの面でも有利になる。
持するので、コーティング処理等が不要であり、量産化
や製造コストの面でも有利になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 寿信 大阪市此花区島屋一丁目1番3号 住友電 気工業株式会社大阪製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】 ポリアセタールコポリマーに劣化防止剤
を20重量部以下、架橋助剤を20重量部以下の割合で
添加した材料を成形、架橋処理して成る潜熱利用高温蓄
熱体。 - 【請求項2】 ポリアセタールホモポリマーに劣化防止
剤を20重量部以下、架橋助剤を20重量部以下の割合
で添加した材料を成形、架橋処理して成る潜熱利用高温
蓄熱体。 - 【請求項3】 ポリフッ化ビニリデンポリマーに劣化防
止剤を20重量部以下、架橋助剤を20重量部以下の割
合で添加した材料を成形、架橋処理して成る潜熱利用高
温蓄熱体。 - 【請求項4】 11ナイロンポリマーに劣化防止剤を2
0重量部以下、架橋助剤を20重量部以下の割合で添加
した材料を成形、架橋処理して成る潜熱利用高温蓄熱
体。 - 【請求項5】 12ナイロンポリマーに劣化防止剤を2
0重量部以下、架橋助剤を20重量部以下の割合で添加
した材料を成形、架橋処理して成る潜熱利用高温蓄熱
体。 - 【請求項6】 エチレンビニルアルコールコポリマーに
劣化防止剤を20重量部以下、架橋助剤を20重量部以
下の割合で添加した材料を成形、架橋処理して成る潜熱
利用高温蓄熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095924A JPH06307783A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 潜熱利用高温蓄熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095924A JPH06307783A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 潜熱利用高温蓄熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06307783A true JPH06307783A (ja) | 1994-11-01 |
Family
ID=14150831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5095924A Pending JPH06307783A (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 潜熱利用高温蓄熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06307783A (ja) |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5095924A patent/JPH06307783A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5298300A (en) | Heat-shrinkable tubing and process for producing the same | |
US4945127A (en) | Polymer composition, its heat-resistant, shape memory formed product and method of producing same | |
US4603175A (en) | Thermoplastic fluoroelastomer composition | |
US4264490A (en) | Composition of a polyethylene and isobutylene copolymer | |
US4444816A (en) | Radiation cross-linking of polyamides | |
EP0171733B1 (en) | Process for producing a heat-shrinkable polypropylene film | |
US5858540A (en) | Fluororesin compositions, heat-shrinkable tubings and insulated wires employing the fluororesin compositions | |
JP2005048156A (ja) | 接着性組成物、その製造方法、成形物、及び熱収縮性チューブの製造方法 | |
JPS63503148A (ja) | フルオロポリマー組成物からなる熱回復性物品 | |
US4343864A (en) | Method of sealing an item in a covering comprising a composition of a polyethylene and isobutylene copolymer | |
JPH06307783A (ja) | 潜熱利用高温蓄熱体 | |
JPH0649744B2 (ja) | 架橋物品の製法 | |
US4310367A (en) | Method of sealing an item in a covering comprising a composition of a polyethylene and isobutylene copolymer | |
US4489113A (en) | Fluororubber-based heat-shrinkable tubes and composition therefor | |
JP2005169830A (ja) | 放熱性ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物の成形加工方法および放熱性樹脂成形品 | |
JPH07150132A (ja) | 潜熱利用蓄熱体 | |
JP3555628B2 (ja) | 含ふっ素エラストマー成形物の製造方法、およびそれを用いた絶縁電線の製造方法、絶縁チューブの製造方法 | |
JPH073253A (ja) | 潜熱利用蓄熱体 | |
JPH0560777B2 (ja) | ||
JPH07278534A (ja) | 潜熱利用型高温蓄熱材 | |
JPH07113074A (ja) | 潜熱利用蓄熱体 | |
JPH0859956A (ja) | 架橋ポリアセタール樹脂組成物 | |
JP2634222B2 (ja) | 発泡シートの製造方法 | |
JPH06143401A (ja) | ポリプロピレン系樹脂発泡体積層体の成形方法 | |
JPH02253924A (ja) | 耐熱性フッ素系重合体2軸配向フィルムおよびその製造方法 |