JPH0630572Y2 - 車両用障害物検出装置 - Google Patents

車両用障害物検出装置

Info

Publication number
JPH0630572Y2
JPH0630572Y2 JP1988134452U JP13445288U JPH0630572Y2 JP H0630572 Y2 JPH0630572 Y2 JP H0630572Y2 JP 1988134452 U JP1988134452 U JP 1988134452U JP 13445288 U JP13445288 U JP 13445288U JP H0630572 Y2 JPH0630572 Y2 JP H0630572Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
height
obstacle
value
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988134452U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0254760U (ja
Inventor
光雄 町田
正憲 小森
淳 山田
文章 北村
恵一 新村
秀一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP1988134452U priority Critical patent/JPH0630572Y2/ja
Publication of JPH0254760U publication Critical patent/JPH0254760U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630572Y2 publication Critical patent/JPH0630572Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は車両用障害物検出装置に関し、特に、キャブ高
さより高い荷物を積載することのあるトラックに好適な
ものに関する。
〈従来の技術〉 車両用障害物検出装置としては、例えば実開昭62−1
2568号公報に開示されているものがある。
このものは、車体の屋根前端部に回動自由に検知板を設
け、該検知板と屋根との間にバネを介在させ、検知板が
障害物に当たると検知板がバネ力に抗して屋根側に回動
して作動スイッチをオンすることにより、警報手段が動
作して警報が発せられるように構成されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる従来装置は、バスのように車両前
端部の屋根の高さが略車両の最大高さと一致する場合に
は有効であるが、トラックのように、高さ制限ぎりぎり
に荷物を積み込んだ時に、車両前部のキャブ高さより荷
物の方が高くなるような場合には効果がない。例えば、
トンネルの天井高さがキャブ高さと荷物高さとの間にあ
ると、検知板には障害物が接触せず検出できないが荷物
はトンネルの天井に衝突してしまうという問題がある。
また、障害物との接触により検出する接触式であるの
で、故障し易く信頼性に問題がある。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、確実に上方
障害物を検出して衝突を防止でき、故障も少なく信頼性
の高い車両用障害物検出装置を提供することを目的とす
る。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案は、第1図に示すように、車両の前端上
部に装着され車両上方の障害物までの距離を測定する非
接触式距離測定手段と、車両の最大高さデータを予め入
力するデータ入力手段と、前記距離測定手段の検出値に
基づき上方障害物の地上からの高さを演算する演算手段
と、該演算手段の演算値に対応する上方障害物の地上か
らの高さと前記入力データ値に対応する車両の最大高さ
を表示する表示手段と、前記演算手段の演算値と入力デ
ータ値とを比較し演算値が入力データ値に対して予め定
めた設定値より小さいとき警報手段に駆動出力を発する
制御手段とを備えて構成するようにした。
〈作用〉 かかる構成によれば、距離測定手段を装着した車両前端
上部の高さではなく、車両の最大高さ位置が車両上方の
障害物に接触するか否かを判断できる。従って、車両前
部のトラックキャブより高い荷物を積載した場合にも、
車両上方の障害物との接触を未然に防止できるようにな
る。また、車両の最大高さ位置と上方障害物位置とを表
示手段で表示するので、車両最大高さ位置と上方障害物
位置との相対距離を視覚的に確認でき、より一層安全性
を高めることが可能となる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の構成を示す第2図〜第4図において、例え
ば、キャブ1の前端屋根部には、超音波を車両上方に放
射する発振装置2と、放射された超音波が上方障害物に
より反射されて戻ってくる反射波を受信する受信装置3
とが装着されている。
キャブ1内の運転席近傍には、前記発振装置2に発振指
令を出力すると共に受信装置3からの反射波受信出力を
入力するコントロールユニット4と、該コントロールユ
ニット4にそれぞれ接続されたデータ入力手段としての
データ入力装置5,警報手段としてブザー6及び表示手
段としての表示装置7が設けられている。
前記コントロールユニット4は、例えば超音波の発振か
ら受信するまでの時間を検出しその時間からキャブ1と
車両上方の障害物、例えばトンネルの天井8までの距離
を測定し、この測定値とデータ入力装置5に予
め入力されたキャブ1の地上高とに基づき路面9か
ら天井8までの高さ(=)を演算すると
共に、該演算値と入力されている車両の最大高さ
(本実施例では、荷台10に積載された荷物11の地上
高)とを比較し、その比較結果に基づきブザー6の駆動
を制御する。ここで、コントロールユニット4が演算手
段及び制御手段に相当し、発振装置2,受信装置3及び
コントロールユニット4により非接触式距離測定手段が
構成される。
また、表示装置7は第3図に示すように、表示パネル7
aに上下方向に多数の発光部7bを設け、各発光部7b
を路面9からの距離に対応させて、現在の車両最大高さ
とトンネルの天井高さとを表示するようになっ
ている。
次に第5図のフローチャートを参照しながら本実施例の
障害物検出動作を説明する。
まず、ステップ(図中、Sで示し以下同様とする)1で
は、走行前に車両の最大高さ(本実施例では荷台10
に積載した荷物11の地上高)のデータをデータ入力装置
5により入力する。尚、キャブ1の地上高が車両の
最大高さのときはこれをのデータとして入力する。
ステップ2では、ステップ1で入力した最大高さ
ータに応じて、第4図の如く表示装置7の発光部7bを
下から所定の数だけ点灯(図中斜線で示す)して前記最
大高さを表示する。が高い程点灯数が多くな
る。
ステップ3では、発振装置2から放射された超音波のト
ンネルの天井8からの反射波を受信装置3が受信しその
時間に基づいてキャブ1の屋根と天井8との距離
測定する。
ステップ4では、測定したに予め入力されているキ
ャブ1の地上高さを加算して路面9から天井8まで
の高さを演算する。
ステップ5では、演算した天井の高さに応じて、第
4図の如く表示装置7の発光部7bを上から所定の数だ
け点灯(図中斜線で示す)して前記天井高さを表示
する。が高い程点灯数が少なくなる。従って、表示
装置7の車両高さの表示部分上端と天井高さの表示部分
下端との間隔が大きい(消灯状態にある発光部7bの数
が多い)程、荷物11と天井8との距離が大きく安全であ
るということが判る。
ステップ6では、前記演算値に予め設定した係数A
(例えば0.97)を掛けた値とデータ値とを比較す
る。A×のとき(YES)は、荷物11が天井
8に衝突する危険があるとしてステップ7に進みブザー
6の駆動出力を発する。これにより、ブザー6から警報
が発せられ運転者に注意を促す。
かかる構成によれば、荷物11の高さがキャブ1より高い
場合でも、車両上方の障害物との衝突を確実に防止でき
る。また、距離測定装置が非接触式であるため、装置の
故障などが少なく信頼性を向上できる。更に、表示装置
7により障害物と車両高さとの間隔を目視により確認で
きるので、より一層安全性が向上する。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、荷運搬用トラック
のように積載する荷物により車両最大高さが変化する場
合でも、車両上方の障害物との衝突を確実に防止できる
ようになる。また、非接触で障害物との距離を測定でき
るので、装置の故障等が少なく検出精度も含めて信頼性
が向上する。更に、警報手段が鳴らない時でも、車両最
大高さ位置と車両上方の障害物との間隔を表示手段を介
して視覚的に確認することができるため、より安全性を
向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成を説明するブロック図、第2図は
本考案の一実施例を示す構成図、第3図は第2図に示す
表示装置の表示部の正面図、第4図は同上実施例の動作
を説明するための図、第5図は同上実施例の制御フロー
チャートを示す。 1……キャブ、2……発振装置、3……受信装置、4…
…コントロールユニット、5……データ入力装置、6…
…ブザー、7……表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 北村 文章 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 新村 恵一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (72)考案者 中村 秀一 埼玉県上尾市大字壱丁目1番地 日産ディ ーゼル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−55187(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前端上部に装着され車両上方の障害
    物までの距離を測定する非接触式距離測定手段と、車両
    の最大高さデータを予め入力するデータ入力手段と、前
    記距離測定手段の検出値に基づき上方障害物の地上から
    の高さを演算する演算手段と、該演算手段の演算値に対
    応する上方障害物の地上からの高さと前記入力データ値
    に対応する車両の最大高さを表示する表示手段と、前記
    演算手段の演算値と入力データ値とを比較し演算値が入
    力データ値に対して予め定めた設定値より小さいとき警
    報手段に駆動出力を発する制御手段とを備えたことを特
    徴とする車両用障害物検出装置。
JP1988134452U 1988-10-17 1988-10-17 車両用障害物検出装置 Expired - Lifetime JPH0630572Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988134452U JPH0630572Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 車両用障害物検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988134452U JPH0630572Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 車両用障害物検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0254760U JPH0254760U (ja) 1990-04-20
JPH0630572Y2 true JPH0630572Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31393219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988134452U Expired - Lifetime JPH0630572Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17 車両用障害物検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630572Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002310697A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Denso Corp 車両用高さ制限警告装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0255187U (ja) * 1988-10-12 1990-04-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0254760U (ja) 1990-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6437701B1 (en) Apparatus and method for a machine stability system for an articulated work machine
JP3487054B2 (ja) 車両用障害物警報装置
US7109854B2 (en) Collision prevention system for vehicles
US6606027B1 (en) Vehicle safety sensor system
US20050285725A1 (en) Back up feature for moving vehicles
US6211778B1 (en) Vehicle safety sensor
WO2014045464A1 (ja) 作業車両用周辺監視システム及び作業車両
JP3448946B2 (ja) 車両周囲モニタ装置
JP3235330B2 (ja) 車両の障害物警報装置
JP3788109B2 (ja) 障害物検出装置
KR20130078382A (ko) 레이저센서와 초음파센서를 기반으로 하는 차량용 충돌방지장치 및 방법
JPH0630572Y2 (ja) 車両用障害物検出装置
JP2003019984A (ja) トレーラの相対ロール角検出装置及び車両横転防止装置
JP2021509376A (ja) 連結式車両の1つの車体の衝突防止センサによって検知された物体が車両の他の車体を含むときを判定するシステム及び方法
KR20130078385A (ko) 저속 근거리에서의 차량용 충돌방지방법 및 장치
JP3446509B2 (ja) 車両の後側方障害物警報装置
CN106904120A (zh) 一种基于红外检测的防误操作刹车系统
JP3013138B2 (ja) 車両の後部ドア開閉装置
GB2443206A (en) Ultrasonic car reversal system and method that automatically modifies the sensor scanning range
US20230113053A1 (en) Trailer tandem position sensor
JPH0683509U (ja) 車両の障害物検知装置
WO2022202594A1 (ja) 車両制御装置
Ramaprabha et al. Autonomous emergency braking system using linear electric actuators
JP7267807B2 (ja) 周辺監視システム
CN210604973U (zh) 防撞辅助驾驶雷达探测装置