JPH06305139A - インク噴射装置 - Google Patents

インク噴射装置

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JPH06305139A
JPH06305139A JP9746793A JP9746793A JPH06305139A JP H06305139 A JPH06305139 A JP H06305139A JP 9746793 A JP9746793 A JP 9746793A JP 9746793 A JP9746793 A JP 9746793A JP H06305139 A JPH06305139 A JP H06305139A
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JP
Japan
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ink
liquid chamber
nozzles
ink liquid
piezoelectric element
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JP9746793A
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Hiroto Sugawara
宏人 菅原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コスト化、小型化することが可能なインク
噴射装置を提供することを目的とする。 【構成】 液室部材121は中空のチューブを螺旋形状
に曲げたもので、内部に液室部材121の全長にわたっ
て伸びているインク液室124を備えている。液室部材
121には複数のノズル161が一列に形成されてい
る。液室部材121の両端にはカバー部材122及び1
23が接着され、圧電素子241及び圧電素子244は
インク液室124内に設置される。圧電素子241の矢
印248方向の伸び変形により、インク液室124内の
インクに圧力波が圧電素子244の方向に走査し、圧電
素子244の矢印250方向の伸び変形により、インク
液室124内のインクに圧力波が圧電素子241の方向
に走査される。そして、圧力波が合成するとインク液滴
がノズル161から噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク噴射装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタヘッドとして、圧電セラ
ミックスを応用したドロップオンデマンド方式のインク
ジェットプリンタヘッドが提案されている。これは、圧
電セラミックスの変形によってインク液室の容積を変化
させることにより、その容積減少時にインク液室内のイ
ンクをノズルから液滴として噴射し、容積増大時に他方
のインク導入路からインク液室内にインクを導入するよ
うにしたものである。そして、このようなインク液室を
多数互いに近接して配置し、所望の印字データに従って
所望の位置のノズルからインク液滴を噴射させることに
より、そのノズルと対向する紙面上等に所望の文字や画
像を形成するものである。
【0003】この種のインク噴射装置としては、例えば
特開昭63−247051号公報、特開昭63−252
750号公報及び特開平2−150355号公報に記載
されているものがある。図11、図12、図13、図1
4及び図15にそれら従来例の概略図を示す。以下、イ
ンク噴射装置の断面図を示す図11によって、従来例の
構成を具体的に説明する。複数の溝15及び該溝15を
隔てる側壁11を有し、かつ矢印4の方向に分極処理を
施した圧電セラミックスプレート1と、セラミックス材
料または樹脂材料等からなるカバープレート2とを、エ
ポキシ系接着剤等からなる接合層3を介して接合するこ
とで、溝15は横方向に互いに間隔を有する複数のイン
ク液室12となる。インク液室12は長方形断面の細長
い形状であり、側壁11はインク液室12の全長にわた
って伸びている。側壁11の接着層3付近の側壁11上
部から側壁11中央部までの両表面には、駆動電界印加
用の金属電極13が形成されている。全てのインク液室
12内には、インクが充填される。
【0004】次に、インク噴射装置の断面図を示す図1
2によって、従来例の動作を説明する。該インク噴射装
置において、所望の印字データに従って例えばインク液
室12bが選択されると、金属電極13eと13fに急
速に正の駆動電圧が印加され、金属電極13dと13g
は接地される。これにより側壁11bには矢印14bの
方向の駆動電界が、側壁11cには矢印14cの方向の
駆動電界が作用する。このとき駆動電界方向14b及び
14cと分極方向4とが直交しているため、側壁11b
及び11cは、圧電厚みすべり効果によってインク液室
12bの内部方向に急速に変形する。この変形によって
インク液室12bの容積が減少してインク液室12bの
インク圧力が急速に増大し、圧力波が発生して、インク
液室12bに連通するノズル32(図13)からインク
液滴が噴射される。また、駆動電圧の印加を徐々に停止
すると、側壁11b及び11cが変形前の位置(図11
参照)に戻るためインク液室12b内のインク圧力が徐
々に低下し、インク供給口21(図13)からマニホー
ルド22(図13)を通してインク液室12b内にイン
クが供給される。
【0005】但し、上記の動作は従来例の基本動作に過
ぎず、製品として具体化される場合には、まず駆動電圧
を容積が増加する方向に印加し、先にインク液室12b
にインクを供給させた後に上記の動作を行うこともあ
る。
【0006】次に、インク噴射装置の斜視図を示す図1
3によって、従来例の構成及び製造法を説明する。分極
処理を施した圧電セラミックスプレート1に、薄い円板
状のダイヤモンドブレードを使用した研削加工等によっ
て、前記の形状のインク液室12を形成する平行な溝1
5を作製する。溝15は圧電セラミックスプレート1の
ほぼ全域で同じ深さの平行な溝であるが、端面17に近
づくにつれて徐々に浅くなり、端面17付近では浅く平
行な溝18となるよう作成される。この溝15及び浅く
平行な溝18の内面には、前記の金属電極13がスパッ
タリング等によって形成される。溝15の内面にはその
側面の上半分のみに金属電極13が形成されるが、浅く
平行な溝18の内面にはその側面及び底面全体に金属電
極13が形成される。また、セラミックス材料または樹
脂材料等からなるカバープレート2に、研削または切削
加工等によって、インク導入口21及びマニホールド2
2を作成する。
【0007】次に、圧電セラミックスプレート1の溝1
5加工側の面とカバープレート2のマニホールド22加
工側の面とを、エポキシ系接着剤等によって、各々の溝
15が前記の形状のインク液室12を形成するように接
着する。次に、圧電セラミックスプレート1及びカバー
プレート2の端面16に、各インク液室12の位置に対
応した位置にノズル32が設けられたノズルプレート3
1を接着する。圧電セラミックスプレート1の溝15加
工側と反対側の面には、各インク液室12の位置に対応
した位置に導電層のパターン42が設けられた基板41
を、エポキシ系接着剤等によって接着する。そして、浅
く平行な溝18の底面の金属電極13と導電層のパター
ン42を、ワイヤボンディングによって導線43で接続
する。
【0008】次に、制御部のブロック図を示す図14に
よって、従来例の制御部の構成を説明する。基板41に
設けられた導電層のパターン42は各々個々にLSIチ
ップ51に接続され、クロックライン52、データライ
ン53、電圧ライン54及びアースライン55もLSI
チップ51に接続されている。LSIチップ51は、ク
ロックライン52から供給された連続するクロックパル
スに基づいて、データライン53上に現れるデータか
ら、どのノズル32からインク液滴の噴射を行うべきか
を判断し、駆動するインク液室12内の金属電極13に
導通する導電層のパターン42に、電圧ライン54の電
圧Vを印加する。また、前記インク液室12以外の金属
電極13に導通する導電層のパターン42にアースライ
ン55の電圧0を印加する。
【0009】次に、プリンタの斜視図を示す図15によ
って、従来例の構成及び動作を説明する。インク噴射装
置61及びノズルプレート31は、図11、図12及び
図13で説明した構成、動作をもつものである。
【0010】インク噴射装置61はキャリッジ62上に
固定され、インク供給チューブ63はインク供給口21
(図13)に連通し、LSIチップ51(図14)はキ
ャリッジ62に内蔵され、フレキシブルケーブル64は
図14に示したクロックライン52、データライン5
3、電圧ライン54及びアースライン55に対応してい
る。キャリッジ62はスライダ66に沿って矢印65方
向に記録紙71の全幅にわたって往復移動し、インク噴
射装置61はキャリッジ62が移動している時にプラテ
ンローラ72に保持された記録紙71に対して、ノズル
プレート31に設けられたノズル32(図13)からイ
ンク液滴を噴射し、記録紙71上にインク液滴を付着さ
せる。また、記録紙71はインク噴射装置61がインク
液滴を噴射しているときは静止しているが、キャリッジ
62が往復動作を行う度に紙送りローラ73及び74に
よって矢印75方向に一定量ずつ移送される。これによ
って、インク噴射装置61は記録紙71の全面に所望の
文字や画像を形成することが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のインク噴射装置61では、インク液室12
内のインクに発生する圧力波は、ノズル12に向かって
走査されて、インク液滴がノズルから噴射されているの
で、ノズル32の数と同じ数の前記エネルギー発生手段
(側壁11,金属電極13等)及びインク液室12を備
えなければならなかった。このため、装置61の構造が
複雑で、前記エネルギー発生手段を駆動する駆動回路が
複雑で大型となる。従って、インク噴射装置61全体の
コストが高くなり、大型化するという欠点があった。
【0012】また、インク噴射装置61のノズル32を
記録紙71上にインク液滴が付着する所望の集積度と同
じ集積度で、かつ記録紙71の幅に相当する長さに配列
した、いわゆるラインヘッドを形成した場合、前記エネ
ルギー発生手段及びインク液室12の数は非常に多くな
り、インク噴射装置61全体のコストが非常に高くな
り、大型化するという欠点があった。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、装置の構造を簡素化でき、エネ
ルギー発生手段を駆動する駆動回路を簡素化、小型化で
き、その結果、装置全体を低コスト化、小型化すること
が可能なインク噴射装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、インクが充填された一つのインク液室
と、前記インク液室に連通して設けられた複数の噴射ノ
ズルと、前記インク液室内のインクに前記噴射ノズルに
対して略垂直に走査する圧力波を発生するエネルギー発
生手段とを有し、前記インク液室内のインクに前記エネ
ルギー発生手段により発生されたある圧力波と他の圧力
波との合成によって前記噴射ノズルからインクが噴射さ
れるインク噴射装置であって、ある噴射ノズルから隣接
する次の噴射ノズルに達するまでに前記インク液室内を
前記圧力波が走査する距離が、互いに隣接する噴射ノズ
ル間の距離より長い。
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明では、前記噴射ノズ
ルに対して略垂直に走査するある圧力波と他の圧力波と
の合成によって前記噴射ノズルからインクが噴射される
インク噴射装置であって、ある噴射ノズルから隣接する
次の噴射ノズルに達するまでに前記インク液室内を前記
圧力波が走査する距離を、互いに隣接する噴射ノズル間
の距離よりも長くすることにより、装置の構造を簡素化
でき、エネルギー発生手段を駆動する駆動回路を簡素
化、小型化できる。
【0016】
【実施例】まず、インク噴射装置の斜視図を示す図1に
よって、本発明の第一実施例の構成を説明する。
【0017】液室部材101は細長い形状で、内部に液
室部材101の長手方向に全長にわたって伸びるインク
液室102を備えており、また、外部からインク液室1
02に連通するインク供給口103が設けられている。
そのインク供給口103には図示しないインク供給管を
介してインクタンク(図示せず)が連結されている。イ
ンク液室102の上部は外部に開口しており、この開口
部には複数のノズル152を有するノズルプレート15
1が接着される。液室部材101の両端にはカバー部材
104及び105が接着され、インク液室102はイン
ク供給口103及びノズル152を除いて密閉される。
【0018】カバー部材104の液室部材101との接
合面側の表面には圧電素子201の端面が接合され、圧
電素子201はインク液室102内に設置される。その
圧電素子201に設けられた電極には導線202及び2
03が導通されており、導線202と203の間に駆動
電圧が印加されると、圧電素子201は、液室部材10
1内方向である矢印208方向に数nmから数百μm程
度伸び変形をする。同様に、カバー部材105の液室部
材101との接合面側の表面には圧電素子204の端面
が接合され、圧電素子204はインク液室101内に設
置される。その圧電素子204に設けられた電極には導
線205及び206が導通されており、導線205と2
06の間に駆動電圧を印加すると、圧電素子204は液
室部材101内方向である矢印210方向に伸び変形を
する。ここで、圧電素子201及び204は、直方体形
の圧電セラミックスの少なくとも対向する2面の全面ま
たは一部に電極を形成したものでもよいし、積層型の圧
電アクチュエータでもよい。
【0019】次に、圧電素子201及び204の駆動電
圧パルス波形を示す図2、圧力波パルスの合成の状態を
示す図3、及び、インク圧力と液滴速度の関係を示す図
4によって、本実施例の動作を説明する。
【0020】まず、圧電素子201,204による圧力
波パルスの発生の状態を説明する。導線202(図1)
と203(図1)との間に、図2(a)に示す立ち上が
り301a、保持301b、立ち下がり301cで構成
される駆動電圧パルス301が印加される。その立ち上
がり301aの印加時には圧電素子201は駆動電圧の
立ち上がり速度に対応した速度で矢印208方向に伸び
変形をし、圧電素子201の端面207(図1)がその
表面のインクを圧縮し、保持301bの印加が始まる
と、圧電素子201の伸び変形が停止し、同時にインク
の圧縮が終了する。これによって、端面207付近のイ
ンクから圧力波(疎密波)のパルスが発生し、インク液
室102(図1)内を矢印208(図1)方向に数百か
ら数千m/秒の速度で進行していく。立ち下がり301
cの速度は立ち上がり301aの速度よりも緩やかに設
定されているので、立ち下がり301cの印加による圧
電素子201の縮み変形により端面207付近に発生す
る負圧が小さくなる。
【0021】同様に、導線205(図1)と206(図
1)との間に、図2(b)に示す駆動電圧パルス303
を印加すると、圧電素子204の端面209(図1)付
近のインクから圧力波パルスが発生し、インク液室10
2内を矢印210方向に進行していく。尚、圧電素子2
04の駆動電圧パルス303の波形は、図2で説明した
ように、立ち上がり301a、保持301b、立ち下が
り301cで構成されていなくてもよく、保持301b
の部分を省略してもよい。また、図2では、駆動電圧パ
ルス301及び303の波形がすべて直線で構成されて
いるが、一部または全部が曲線で構成されていてもよ
い。
【0022】次に、圧力波の合成、インク液滴の噴射の
状態を説明する。図3(a)で示すノズル152bから
インク液滴が噴射されるとする。すると、図3(b)で
示すように圧電素子201から発生した最大圧力Pの圧
力波パルス351が矢印208方向に走査し、圧電素子
204から発生した最大圧力Pの圧力波パルス352が
矢印210方向に走査して、互いにが接近する。その直
後、図3(c)で示すように双方の圧力波パルス351
と352とが重なると、圧力波パルス351及び352
の最大圧力Pの2倍の2Pの圧力の領域353が発生す
る。この2Pの圧力の領域353は図3(d)で示すよ
うに双方の圧力波パルス351と352とが通り過ぎる
ことにより消滅する。
【0023】これにより、圧力波パルス351及び35
2の通過とともに全てのノズル152に一時的に圧力P
が作用するが、ノズル152bの直下のみにその2倍の
2Pの圧力が一時的に作用する。また、インク供給口1
03にも圧力波パルス351及び352の通過とともに
一時的に圧力Pが作用するが、インク供給口103には
インクが充填されているので、圧力波パルスの圧力はイ
ンクタンク側にはほとんど影響しなく、インク供給口1
03での圧力波パルスの圧力の損失は少ない。一般にイ
ンク圧力と液滴速度の間には図4で示すような関係があ
るので、圧力Pでは液滴の噴射が起こらず、圧力2Pで
噴射が起こるように圧力Pが設定されると、圧力波パル
ス351及び352を発生することによりノズル152
bのみからインク液滴の噴射が行なわれる。また、圧電
素子201及び204による圧力波パルス351及び3
52の発生するタイミングを変化させることにより、任
意のノズル152からインク液滴の噴射を行うことが可
能である。
【0024】従って、所望の文字や画像を形成するため
に選択されたノズル152からインク液滴の噴射を行う
ために、図2(a)に示すように圧電素子201に駆動
電圧パルス301の列を印加し、図2(b)に示すよう
に圧電素子204に1つの駆動電圧パルス303を印加
する。このとき、図2(a)に破線で示された駆動電圧
パルスの領域302は、この駆動電圧パルスのタイミン
グでインク液滴の噴射が可能なノズル152からインク
液滴の噴射を行わないために駆動電圧パルスを印加しな
かった部分である。尚、圧電素子204に印加する駆動
電圧パルス303は1つでなくてもよく、所望の文字や
画像を形成できるように設定された2つ以上の駆動電圧
パルス303の列でもよい。
【0025】本実施例のインク噴射装置では、複数のノ
ズル152に連通された一つのインク液室102の両端
にエネルギー発生手段である圧電素子201,204が
設けられているので、インク液室102内のインクに発
生する圧力波はノズル152に略垂直に走査し、圧力波
の合成によりインク液滴がノズル152から噴射され
る。そして、従来例のインク噴射装置がノズルの数と同
じ数のインク液室及びエネルギー発生手段を備えていた
のと比較すると、インク液室が1つで、ノズルの数より
もエネルギー発生手段の数の方が少ない。特に、インク
噴射装置を記録紙上にインク液滴が付着する所望の集積
度と同じ集積度で、記録紙の幅に相当する長さ配列し
た、いわゆるラインヘッドを形成した場合、従来例のエ
ネルギー発生手段及びインク液室の数が非常に多くなる
ことと比較すると、インク液室及びエネルギー発生手段
の数が非常に少ない。このため、装置の構造を大幅に簡
素化でき、エネルギー発生手段を駆動する駆動回路を簡
素化、小型化できる。このため、インク噴射装置全体を
低コスト化、小型化することが可能である。
【0026】尚、第一実施例においては圧電素子20
1,204がインク液室102の長手方向に変形する
が、長手方向以外の方向に変形してもよい。この場合の
第二実施例の構成を図5によって説明する。尚、第一実
施例と同一の部材については同一の記号を付し、その説
明を省略する。
【0027】液室部材101の両端にはカバー部材11
1、112、113及び114が接着され、インク液室
102はインク供給口103及びノズル152を除いて
密閉される。カバー部材111の内面の底部には圧電素
子221の下端面が接合されて、カバー部材111の上
壁と圧電素子221の上端面224との間に空間が設け
られている。そして、圧電素子221はインク液室10
2内に設置される。その圧電素子221に設けられた電
極には導線222及び223が導通されており、導線2
22と223との間に駆動電圧が印加されると、圧電素
子221は矢印225方向に数nmから数百μm程度伸
び変形をする。同様に、カバー部材113の内面の底部
には圧電素子226の下端面が接合されて、カバー部材
113の上壁と圧電素子226の上端面229との間に
空間が設けられている。そして、圧電素子226はイン
ク液室102内に設置される。その圧電素子226に設
けられた電極には導線227及び228が導通されてお
り、導線227と228の間に駆動電圧が印加される
と、圧電素子226は矢印230方向に伸び変形をす
る。
【0028】次に、本実施例の動作を説明する。導線2
22と223との間に、図2(a)で示すような立ち上
がり301a、保持301b、立ち下がり301cで構
成される駆動電圧パルス301を印加する。立ち上がり
301aの印加時には圧電素子221は波形の立ち上が
り速度に対応した速度で伸び変形をし、圧電素子221
がカバー部材111と上端面224との間のインクを圧
縮し、保持301bの印加と同時にインクの圧縮が終了
する。これによって、上端面224の上方のインクから
圧力波(疎密波)のパルスが発生し、インク液室102
内を矢印208方向に数百から数千m/秒の速度で進行
していく。同様に、導線227と228との間に図2
(b)に示す駆動電圧パルス303が印加されると、圧
電素子226の上端面229の上方のインクから圧力波
パルスが発生し、インク液室102内を矢印210方向
に進行していく。
【0029】そして、圧電素子221により発生された
圧力波パルスと圧電素子226により発生された圧力波
パルスとが合成されることによりノズル152からイン
ク液滴が噴射される。このように構成しても、第一と同
様の効果が得られる。
【0030】尚、第一,第二実施例においては2つの圧
電素子201及び204または221及び226を使用
しているが、圧電素子204または226の代わりに反
射板を設置し、圧電素子201または204で前もって
発生し反射板で反射してきた圧力波パルスと圧電素子2
01または204で後で発生した圧力波パルスを合成す
ることによってインク液滴を噴射することも可能で、こ
の場合1つの圧電素子でインクの液滴を噴射することが
可能である。また、複数の圧電素子を分割して設置する
などして、3個以上の圧電素子でインクの液滴を噴射す
ることも可能である。
【0031】また、第一,第二実施例においては、エネ
ルギー発生手段として圧電素子を使用しているが、急速
な気泡の成長、消滅によりインク液室102内のインク
中に圧力波パルスを発生することができる発熱体や、急
速な変位によりインクを瞬間的に圧縮し圧力波パルスを
発生することができるソレノイド、モータ、油圧、空気
圧などを用いた変位機構をエネルギー発生手段として使
用してもよい。この場合、前述のようにエネルギー発生
手段は2個でもよいし、1個または3個以上でもよい。
【0032】次に、インク噴射装置の斜視図を示す図6
によって、本発明の第三実施例の構成を説明する。尚、
圧力波の合成、インク液滴の噴射の状態は、第一実施例
と同様であるので説明を省略する。
【0033】液室部材121は中空のチューブを螺旋形
状に曲げたもので、内部に液室部材121の全長にわた
って伸びているインク液室124を備えており、また、
外部からインク液室124に連通するインク供給口12
5が設けられている。液室部材121には複数のノズル
161が一列に形成されている。
【0034】そして、液室部材121の両端にはカバー
部材122及び123が接着され、インク液室124は
インク供給口125及びノズル161を除いて密閉され
る。カバー部材122の液室部材121との接合面側の
表面には圧電素子241の端面が接合され、圧電素子2
41はインク液室124内に設置される。その圧電素子
241に設けられた電極には導線242及び243が導
通されており、導線242と243との間に駆動電圧が
印加されると、圧電素子241は矢印248方向に数n
mから数百μm程度伸び変形をする。同様に、カバー部
材123の液室部材121との接合面側の表面には圧電
素子244の端面が接合され、圧電素子244はインク
液室124内に設置される。その圧電素子244に設け
られた電極には導線245及び246が導通されてお
り、導線245と246との間に駆動電圧が印加される
と、圧電素子244は矢印250方向に伸び変形をす
る。ここで、圧電素子241及び244は直方体形の圧
電セラミックスの少なくとも2面の全面または一部に電
極を形成したものでもよいし、積層型の圧電アクチュエ
ータでもよい。
【0035】次に、第三実施例の動作を説明する。導線
242と243との間に、図2(a)で示すような立ち
上がり301a、保持301b、立ち下がり301cで
構成される駆動電圧パルス301が印加される。立ち上
がり301aの印加時には圧電素子242は波形の立ち
上がり速度に対応した速度で伸び変形をし、圧電素子の
端面247がその表面のインクを圧縮し、保持301b
の印加と同時にインクの圧縮が終了する。これによっ
て、端面247付近のインクから圧力波(疎密波)のパ
ルスが発生し、インク液室124内を圧電素子244の
方向に数百から数千m/秒の速度で進行していく。同様
に、導線245と246の間に図2(a)に示すような
駆動電圧パルス303を印加すると、端面249の付近
のインクから圧力波パルスが発生し、インク液室124
内を圧電素子241の方向に進行していく。
【0036】図3(c)で示すように、第一実施例のイ
ンク噴射装置では、一時的に発生する2Pの圧力の領域
353の幅が圧力波パルス351及び352の幅と一致
する。この2Pの圧力の領域353の幅が図3(a)に
示すノズル152aと152cの間の距離よりも大きく
なると、ノズル152bだけでなくノズル152a及び
152cの直下でも一時的に圧力が2Pとなり、液滴の
噴射が起こりやすくなる。このため、圧力波パルス35
1及び352の幅はあまり大きくすることができず、そ
の結果、インク液滴を噴射するノズル152bの直下で
2Pの圧力が作用する時間もあまり大きくすることがで
きない。この2Pの圧力が作用する時間を短くすると、
その時間の間にノズル152を通過できるインクの量が
減少するため、インク液滴の体積が小さくなってしま
う。以上の点から、第一実施例のインク噴射装置では、
インク液滴の体積をある値よりも大きくすることができ
ない。
【0037】しかしながら、第三実施例のインク噴射装
置では、隣接する2つのノズル161の間の直線距離に
対して隣接する2つのノズル161を結ぶインク液室1
24の長さが長いので、大きな変形量が得られる圧電素
子241,244を使用して、駆動電圧パルスの立ち上
がり時間を長くすることにより、圧力波パルスの幅を大
きく設定することが可能で、これによって、インク液滴
の体積を大きくすることが可能である。
【0038】また、第三実施例のインク噴射装置は、従
来例のインク噴射装置がノズルの数と同じ数のインク液
室及びエネルギー発生手段を備えていたのと比較する
と、インク液室124が1つで、ノズル161の数より
もエネルギー発生手段である圧電素子241,244の
数の方が少ないため、構造を大幅に簡素化でき、また前
記エネルギー発生手段を駆動する駆動回路を簡素化、小
型化できる。このため、インク噴射装置全体を大幅に低
コスト化することができる。
【0039】尚、第三実施例においてはインク液室12
4が螺旋形状であるが、螺旋形状以外の形状でもよい。
この場合の第四実施例の構成を図7によって説明する。
【0040】液室部材131は内部に液室部材131の
全長にわたって屈曲しながら連通するインク液室132
を備えている。液室部材131の図7中上方には、イン
ク液室132の屈曲の間隔と同じ間隔で設けられた複数
のノズル172を有するノズルプレート171が接着さ
れる。液室部材131の両端にはカバー部材133及び
134が接着され、インク液室132は図示しないイン
ク供給口及びノズル172を除いて密閉される。
【0041】カバー部材133の液室部材131との接
合面側の表面には圧電素子251の端面が接合され、圧
電素子251はインク液室132内に設置される。その
圧電素子251に設けられた電極には導線252及び2
53が導通されており、導線252と253との間に駆
動電圧が印加されると、圧電素子251は矢印257方
向に数nmから数百μm程度伸び変形をする。同様に、
カバー部材134の液室部材131との接合面側の表面
には圧電素子254の端面が接合され、圧電素子254
はインク液室132内に設置される。その圧電素子25
4に設けられた電極には導線255及び256が導通さ
れており、導線255と256の間に駆動電圧が印加す
ると、圧電素子254は矢印258方向に伸び変形をす
る。圧電素子251及び254は直方体形の圧電セラミ
ックスの少なくとも2面の全面または一部に電極を形成
したものでもよいし、積層型の圧電アクチュエータでも
よい。
【0042】そして、第三実施例と同様に動作してイン
ク液滴がノズル172から噴射される。このような構成
であっても第三実施例と同様の効果が得られる。
【0043】次に、プリンタの斜視図を示す図8及び記
録紙へのインク液滴の付着位置を示す図9によって、プ
リンタの構成及び動作を説明する。尚、インク噴射装置
の構成及び動作は、第一実施例と同様で、インク噴射装
置401及びノズルプレート151は、図1、図2、図
3及び図4で説明した構成及び動作をもつものである。
【0044】インク噴射装置401はキャリッジ402
に固定され、インク供給チューブ403はインク供給口
103(図1)に連通し、フレキシブルケーブル404
は導線202、203、205、206(図1)に導通
している。キャリッジ402はスライダ406に沿って
矢印405方向に往復移動し、インク噴射装置401は
キャリッジ402が移動している時にプラテンローラ4
12に保持された記録紙411に対して、ノズルプレー
ト151に設けられたノズル152(図1)からインク
液滴を噴射し、記録紙411上に所望の文字や画像を形
成する。また、記録紙411はインク噴射装置401が
インク液滴を噴射しているときは静止しているが、キャ
リッジが往復動作を行う度に紙送りローラ413及び4
14によって矢印415方向に一定量ずつ移送される。
これによって、インク噴射装置401は記録紙411の
全面に所望の文字や画像を形成することが可能となる。
【0045】図9に示すように、キャリッジ402が矢
印405の右方向に移動するときに、インク噴射装置4
01は記録紙411に対してノズル152からインク液
滴を噴射し、記録紙411上の点451a、451b、
451c、451d、451eに順番にインクを付着さ
せることができる。また、前記ノズルと隣接するノズル
は点452a、452b、452c、452d、452
eに順番にインクを付着させることができる。その後、
キャリッジ402が矢印405の右方向から左方向に往
復動作を行う間に記録紙411が矢印415方向に一定
量移送される。キャリッジ402が矢印405の左方向
に移動すると、インク噴射装置401は記録紙411に
対してノズル152からインク液滴を噴射し、記録紙4
11上の点451f、451g、451h、451i、
451jに順番にインクを付着させることができる。ま
た、前記ノズルと隣接するノズルは点452f、452
g、452h、452i、452j点に順番にインクを
付着させることができる。この動作を繰り返すことによ
って、インク噴射装置401は記録紙411の全面に所
望の文字や画像を形成することが可能となる。
【0046】記録紙411上に等間隔でインクを付着さ
せるためには、点451aと451bとの距離と点45
1eと452aとの距離など、隣接する付着点の距離を
すべて等しくする必要がある。この印字方法では、1つ
のノズルが1回のキャリッジ移動時に5回のインク液滴
の噴射を行なっており、隣接するノズルの間隔は隣接す
るインク付着点の間隔の5倍、キャリッジ402の往復
移動する距離は最低インク付着点の間隔の4倍となって
いる。しかしながら、1回のキャリッジ402移動時の
インク液滴の噴射回数は5回に限らず何回でもよく、こ
の場合の噴射回数をn回とすると、隣接するノズルの間
隔は隣接するインク付着点の間隔のn倍、キャリッジ4
02の往復移動する距離は最低インク付着点の間隔のn
−1倍となる。
【0047】尚、記録紙411はインク噴射装置401
がインク液滴を噴射しているしていないにかかわらず一
定の速度で移送されていてもよい。インク液滴の付着状
態を示す図10によって、この場合の動作を説明する。
【0048】キャリッジ402が矢印405の右方向に
移動するときに、インク噴射装置401は記録紙411
に対してノズル152からインク液滴を噴射し、記録紙
411上の点461a、461b、461c、461
d、461eに順番にインクを付着させることができ
る。また、前記ノズルと隣接するノズルは点462a、
462b、462c、462d、462eに順番にイン
クを付着させることができる。その後、キャリッジ40
2が矢印405の右方向から左方向に往復動作を行う。
キャリッジ402が矢印405の左方向に移動すると、
インク噴射装置401は記録紙411に対してノズル1
52からインク液滴を噴射し、記録紙411上の点46
1f、461g、461h、461i、461jに順番
にインクを付着させることができる。また、前記ノズル
と隣接するノズルは点462f、462g、462h、
462i、462j点に順番にインクを付着させること
ができる。この動作を繰り返すことによって、インク噴
射装置401は記録紙411の全面に所望の文字や画像
を形成することが可能となる。
【0049】また、このプリンタにおいては、キャリッ
ジ402上に1個のインク液室を有するインク噴射装置
401を1個搭載し、これで記録紙411全面にインク
を付着させているが、キャリッジ402上にインク噴射
装置401を記録紙の送り方向に複数個配列して搭載
し、記録紙411全面にインクを付着させるように構成
してもよい。
【0050】上述した構成のプリンタでは、従来例のプ
リンタがキャリッジに固定されたインク噴射装置を記録
紙の幅に相当する距離を往復移動させるのに対し、隣接
するノズルの距離以下の距離を往復移動させるので、キ
ャリッジ402を移動する距離を大幅に小さくでき、同
じノズル数で同じ印字速度のプリンタで比較すると、キ
ャリッジ402の移動速度及び往復動作時にキャリッジ
402に作用する加速度を大幅に低減することができ
る。これによって、インク噴射装置401に作用する加
速度によって生ずるインク液室内の不必要な圧力を低減
することができ、インク液滴の噴射の乱れを低減し、印
字品質を向上させることができる。
【0051】また、上述のようにキャリッジ402が移
動するので、前記ノズルの間の距離を広くすることがで
きる。このため、圧力波の幅を大きく設定することがで
き、これによって、インク液滴の体積を大きくすること
が可能である。
【0052】更に、キャリッジの移動手段の構造を簡素
化でき、プリンタを低コスト化することができる。
【0053】尚、本実施例のプリンタには第一実施例の
インク噴射装置が搭載されていたが、第二実施例〜第四
実施例のインク噴射装置を搭載してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように本発
明では、前記噴射ノズルに対して略垂直に走査するある
圧力波と他の圧力波との合成によって前記噴射ノズルか
らインクが噴射されるインク噴射装置であって、ある噴
射ノズルから隣接する次の噴射ノズルに達するまでに前
記インク液室内を前記圧力波が走査する距離が、互いに
隣接する噴射ノズル間の距離より長いので、前記圧力波
の幅を大きく設定することができ、これによって、イン
ク液滴の体積を大きくすることが可能である。また、装
置の構造を簡素化でき、エネルギー発生手段を駆動する
駆動回路を簡素化、小型化でき、その結果、インク噴射
装置全体を低コスト化、小型化することができる。特
に、インク噴射装置を記録紙上にインク液滴が付着する
所望の集積度と同じ集積度で、記録紙の幅に相当する長
さ配列した、いわゆるラインヘッドを形成した場合、従
来例のエネルギー発生手段及びインク液室の数が非常に
多くなることと比較すると、インク液室及びエネルギー
発生手段の数が非常に少なく、インク噴射装置全体のコ
ストを大幅に低コスト化、小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のインク噴射装置の斜視図
である。
【図2】前記実施例の圧電素子の駆動電圧パルス波形を
示す説明図である。
【図3】(a)は前記実施例のインク液室内の一部を拡
大して示す説明図である。(b)〜(d)は前記実施例
の圧力波パルスの状態を示す説明図である。
【図4】インク圧力と液滴速度の関係を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の第二実施例のインク噴射装置の斜視図
である。
【図6】本発明の第三実施例のインク噴射装置の斜視図
である。
【図7】本発明の第四実施例のインク噴射装置の斜視図
である。
【図8】本発明のインク噴射装置を搭載したプリンタの
一部の断面図である。
【図9】前記プリンタの記録紙へのインク液滴の付着位
置を示す説明図である。
【図10】前記プリンタでの記録紙を移動させながらイ
ンク噴射させた場合の記録紙へのインク液滴の付着位置
を示す説明図である。
【図11】従来例のインク噴射装置の断面図である。
【図12】従来例のインク噴射装置の動作を示す説明図
である。
【図13】従来例のインク噴射装置の斜視図である。
【図14】従来例の制御部のブロック図である。
【図15】従来例のプリンタの斜視図である。
【符号の説明】
124 インク液室 161 ノズル 241 圧電素子 244 圧電素子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが充填された一つのインク液室
    と、前記インク液室に連通して設けられた複数の噴射ノ
    ズルと、前記インク液室内のインクに前記噴射ノズルに
    対して略垂直に走査する圧力波を発生するエネルギー発
    生手段とを有し、前記インク液室内のインクに前記エネ
    ルギー発生手段により発生されたある圧力波と他の圧力
    波との合成によって前記噴射ノズルからインクが噴射さ
    れるインク噴射装置であって、 ある噴射ノズルから隣接する次の噴射ノズルに達するま
    でに前記インク液室内を前記圧力波が走査する距離が、
    互いに隣接する噴射ノズル間の距離より長いことを特徴
    とするインク噴射装置。
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