JPH0630463A - 無線基地局試験方式 - Google Patents
無線基地局試験方式Info
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- JPH0630463A JPH0630463A JP4184871A JP18487192A JPH0630463A JP H0630463 A JPH0630463 A JP H0630463A JP 4184871 A JP4184871 A JP 4184871A JP 18487192 A JP18487192 A JP 18487192A JP H0630463 A JPH0630463 A JP H0630463A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】移動局と、無線基地局と、無線チャネル試験装
置と、交換局とから構成される移動体通信システムで、
無線基地局の機能試験を時間帯に制約されることなく、
また移動局へ影響を与えることなく実行できるようにす
る。 【構成】増設の無線基地局２を試験するとき、この無線
基地局２から放送する無線制御チャネルのシステム情報
の中に試験放送コードを付加して放送する。移動局３は
この試験放送コードを放送している無線基地局２へはア
クセスできず、無線チャネル試験装置４のみがこの無線
基地局２へアクセスできる。
置と、交換局とから構成される移動体通信システムで、
無線基地局の機能試験を時間帯に制約されることなく、
また移動局へ影響を与えることなく実行できるようにす
る。 【構成】増設の無線基地局２を試験するとき、この無線
基地局２から放送する無線制御チャネルのシステム情報
の中に試験放送コードを付加して放送する。移動局３は
この試験放送コードを放送している無線基地局２へはア
クセスできず、無線チャネル試験装置４のみがこの無線
基地局２へアクセスできる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は移動体通信システムの無
線基地局試験方式に関する。
線基地局試験方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、移動局と、この移動局と無線制御
チャネルおよび無線通話チャネルの電波の送受信を行う
無線基地局と、無線チャネルの試験を行う無線チャネル
試験装置と、移動局および無線チャネル試験装置への発
着呼の制御を行う交換局とで構成される移動体通信シス
テムにおける無線基地局試験方式では、運用中の移動体
通信システムのトラヒックの最も少ない時間帯に、増設
した無線基地局と交換局とを接続し、交換局に増設した
リソースの局データを追加して増設した無線基地局の閉
塞を解除し、一時的に無線基地局を運用状態とし、この
無線基地局より無線制御チャネルの電波を放送して、移
動局または無線基地局内の無線チャネル試験装置を使用
して呼接続が正常に行えることを確認していた。
チャネルおよび無線通話チャネルの電波の送受信を行う
無線基地局と、無線チャネルの試験を行う無線チャネル
試験装置と、移動局および無線チャネル試験装置への発
着呼の制御を行う交換局とで構成される移動体通信シス
テムにおける無線基地局試験方式では、運用中の移動体
通信システムのトラヒックの最も少ない時間帯に、増設
した無線基地局と交換局とを接続し、交換局に増設した
リソースの局データを追加して増設した無線基地局の閉
塞を解除し、一時的に無線基地局を運用状態とし、この
無線基地局より無線制御チャネルの電波を放送して、移
動局または無線基地局内の無線チャネル試験装置を使用
して呼接続が正常に行えることを確認していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線基
地局試験方式では、増設した無線基地局の機能を試験す
る場合、一時的ではあるがまだ正常に動作する保証のな
い無線基地局を、運用中のシステムに組み込んでしまう
ため、システムに組み込まれた無線基地局から無線制御
チャネルの電波が送信された瞬間から、増設した無線基
地局の近くにいる移動局からこの無線基地局へシステム
アクセスを開始する。したがって、システムへの影響を
最小限にして試験を実行するにはトラヒックが最小にな
る時間帯を選んで試験を実行しなければならないという
制約がある。また、増設した無線基地局が正常に動作し
ない場合は、移動局からのシステムアクセスが呼損とな
ってしまうという問題がある。さらに、システム保守者
が増設した無線基地局の試験を行う場合、保守者の意図
した試験以外に、移動局からのシステムアクセスがある
と、無線基地局の機能に問題が有る場合、問題の切り分
けが難しくなるという問題がある。
地局試験方式では、増設した無線基地局の機能を試験す
る場合、一時的ではあるがまだ正常に動作する保証のな
い無線基地局を、運用中のシステムに組み込んでしまう
ため、システムに組み込まれた無線基地局から無線制御
チャネルの電波が送信された瞬間から、増設した無線基
地局の近くにいる移動局からこの無線基地局へシステム
アクセスを開始する。したがって、システムへの影響を
最小限にして試験を実行するにはトラヒックが最小にな
る時間帯を選んで試験を実行しなければならないという
制約がある。また、増設した無線基地局が正常に動作し
ない場合は、移動局からのシステムアクセスが呼損とな
ってしまうという問題がある。さらに、システム保守者
が増設した無線基地局の試験を行う場合、保守者の意図
した試験以外に、移動局からのシステムアクセスがある
と、無線基地局の機能に問題が有る場合、問題の切り分
けが難しくなるという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の無線基地局試験
方式は、移動局と、この移動局と無線制御チャネルおよ
び無線通話チャネルの電波の送受信を行う無線基地局
と、無線チャネルの試験を行う無線チャネル試験装置
と、前記移動局および前記無線チャネル試験装置への発
着呼の制御を行う交換局とで構成される移動体通信シス
テムにおいて、前記無線基地局は、この無線基地局から
放送する無線制御チャネルのシステム情報の中に試験放
送であることを表わす試験放送コードを付加する手段を
有し、前記移動局は、受信したシステム情報の中に前記
試験放送コードを検出した場合、受信したシステム情報
を無視し他の無線基地局から放送されている無線制御チ
ャネルを再走査する手段を有し、前記無線チャネル試験
装置は、受信したシステム情報の中の前記試験放送コー
ドを検出した場合、この試験放送コードを送出している
無線基地局へアクセスできる手段を有する構成である。
方式は、移動局と、この移動局と無線制御チャネルおよ
び無線通話チャネルの電波の送受信を行う無線基地局
と、無線チャネルの試験を行う無線チャネル試験装置
と、前記移動局および前記無線チャネル試験装置への発
着呼の制御を行う交換局とで構成される移動体通信シス
テムにおいて、前記無線基地局は、この無線基地局から
放送する無線制御チャネルのシステム情報の中に試験放
送であることを表わす試験放送コードを付加する手段を
有し、前記移動局は、受信したシステム情報の中に前記
試験放送コードを検出した場合、受信したシステム情報
を無視し他の無線基地局から放送されている無線制御チ
ャネルを再走査する手段を有し、前記無線チャネル試験
装置は、受信したシステム情報の中の前記試験放送コー
ドを検出した場合、この試験放送コードを送出している
無線基地局へアクセスできる手段を有する構成である。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１（ａ）は本発明の一実施例を示すシス
テム構成図である。無線基地局１は、運用中の無線基地
局で交換局５と結合しており、無線制御チャネルでオン
ラインシステム情報を放送している。無線基地局２は、
システムに増設した無線基地局で無線チャネル試験装置
４を有し、交換局５と結合しており、まだ運用していな
い無線基地局である。この無線基地局２は、放送する無
線制御チャネルのシステム情報の中に試験放送であるこ
とを表わす試験放送コードを付加する手段（図示せず）
を備えている。移動局３は無線制御チャネルおよび無線
通話チャネルで無線基地局１または２と結合している。
移動局３は、電源投入時か通話終了時かシステムから制
御チャネルの再走査を命じられた時のいずれかの時、移
動局３の内部に記憶している全無線制御チャネルを走査
し、走査した無線制御チャネルで受信したシステム情報
を解析しシステムアクセス可能な無線制御チャネルを選
択し、選択した無線制御チャネルの中の受信電界強度の
最も強い無線制御チャネルへ同調する。この移動局３
は、受信したシステム情報の中に試験放送コードを検出
しても、受信したシステム情報を無視し他の無線基地局
から放送されている無線制御チャネルを再走査する手段
（図示せず）を備えている。無線チャネル試験装置４は
移動局３と同等の機能を有しているとともに無線チャネ
ルを試験する機能を有している。この無線チャネル試験
装置４は、受信したシステム情報の中の試験放送コード
を検出した場合、この試験コードを送出している無線基
地局へアクセスできる手段（図示せず）を備えている。
テム構成図である。無線基地局１は、運用中の無線基地
局で交換局５と結合しており、無線制御チャネルでオン
ラインシステム情報を放送している。無線基地局２は、
システムに増設した無線基地局で無線チャネル試験装置
４を有し、交換局５と結合しており、まだ運用していな
い無線基地局である。この無線基地局２は、放送する無
線制御チャネルのシステム情報の中に試験放送であるこ
とを表わす試験放送コードを付加する手段（図示せず）
を備えている。移動局３は無線制御チャネルおよび無線
通話チャネルで無線基地局１または２と結合している。
移動局３は、電源投入時か通話終了時かシステムから制
御チャネルの再走査を命じられた時のいずれかの時、移
動局３の内部に記憶している全無線制御チャネルを走査
し、走査した無線制御チャネルで受信したシステム情報
を解析しシステムアクセス可能な無線制御チャネルを選
択し、選択した無線制御チャネルの中の受信電界強度の
最も強い無線制御チャネルへ同調する。この移動局３
は、受信したシステム情報の中に試験放送コードを検出
しても、受信したシステム情報を無視し他の無線基地局
から放送されている無線制御チャネルを再走査する手段
（図示せず）を備えている。無線チャネル試験装置４は
移動局３と同等の機能を有しているとともに無線チャネ
ルを試験する機能を有している。この無線チャネル試験
装置４は、受信したシステム情報の中の試験放送コード
を検出した場合、この試験コードを送出している無線基
地局へアクセスできる手段（図示せず）を備えている。
【０００７】図１（ｂ）は本発明の一実施例のシステム
情報の中の試験放送コードの構成を示す図である。
情報の中の試験放送コードの構成を示す図である。
【０００８】図２，図３は図１の無線基地局２の機能試
験を実施する場合の試験手順の流れ図である。以下に、
本発明の動作機能について説明する。無線基地局２をシ
ステムに増設したとき、交換局５に無線基地局２のリソ
ース局データを追加する（ステップ１００）。次に、交
換局５はダウンロード５００により図１（ｂ）に示す試
験放送コードを含むシステムデータと追加した局データ
とを無線基地局２へダウンロードする。交換局５からシ
ステムデータと局データをダウンロードされた無線基地
局２は、無線基地局２を初期設定する（ステップ２０
０）。次に、交換局５が無線基地局２の機能試験を開始
すると（ステップ１０２）、指示５０１により無線基地
局２へ試験開始を指示する。
験を実施する場合の試験手順の流れ図である。以下に、
本発明の動作機能について説明する。無線基地局２をシ
ステムに増設したとき、交換局５に無線基地局２のリソ
ース局データを追加する（ステップ１００）。次に、交
換局５はダウンロード５００により図１（ｂ）に示す試
験放送コードを含むシステムデータと追加した局データ
とを無線基地局２へダウンロードする。交換局５からシ
ステムデータと局データをダウンロードされた無線基地
局２は、無線基地局２を初期設定する（ステップ２０
０）。次に、交換局５が無線基地局２の機能試験を開始
すると（ステップ１０２）、指示５０１により無線基地
局２へ試験開始を指示する。
【０００９】試験運用を開始した（ステップ２０１）無
線基地局２は、無線制御チャネルを通して試験放送コー
ドを付加したシステム情報５０２を送出する。このと
き、移動局３が電源投入したか、通話を終了したか、無
線基地局１を通してシステムから無線制御チャネルの再
走査を指示されて無線制御チャネルの走査を実行し、無
線基地局２からの試験システム情報５０２を受信した場
合、受信したシステム情報の中の試験放送コードを判別
して試験放送であることを認識すると、受信した無線基
地局２の無線制御チャネルの受信電界強度が選択する無
線制御チャネルとして十分であったとしても受信したシ
ステム情報５０２を無視し、無線基地局２の無線制御チ
ャネルを選択せず無線制御チャネルの再走査を開始する
（ステップ４００）。
線基地局２は、無線制御チャネルを通して試験放送コー
ドを付加したシステム情報５０２を送出する。このと
き、移動局３が電源投入したか、通話を終了したか、無
線基地局１を通してシステムから無線制御チャネルの再
走査を指示されて無線制御チャネルの走査を実行し、無
線基地局２からの試験システム情報５０２を受信した場
合、受信したシステム情報の中の試験放送コードを判別
して試験放送であることを認識すると、受信した無線基
地局２の無線制御チャネルの受信電界強度が選択する無
線制御チャネルとして十分であったとしても受信したシ
ステム情報５０２を無視し、無線基地局２の無線制御チ
ャネルを選択せず無線制御チャネルの再走査を開始する
（ステップ４００）。
【００１０】無線制御チャネルの再走査を始めた移動局
３は、近隣の無線基地局の無線制御チャネルを走査し
て、受信電界強度の一番強く無線制御チャネルでオンラ
インシステム情報を放送している無線基地局１の無線制
御チャネルへ同調して（ステップ４０１）、待受状態と
なる（ステップ４０２）。
３は、近隣の無線基地局の無線制御チャネルを走査し
て、受信電界強度の一番強く無線制御チャネルでオンラ
インシステム情報を放送している無線基地局１の無線制
御チャネルへ同調して（ステップ４０１）、待受状態と
なる（ステップ４０２）。
【００１１】同様に、無線チャネル試験装置４は無線チ
ャネルの走査を開始するが、移動局３とは異なり無線基
地局２から放送されているシステム情報５０２が試験放
送であっても、受信したシステム情報５０２を無視せず
そのまま無線基地局２の無線制御チャネルを選択し、同
無線制御チャネルへ同調して待受状態となる（ステップ
３００）。
ャネルの走査を開始するが、移動局３とは異なり無線基
地局２から放送されているシステム情報５０２が試験放
送であっても、受信したシステム情報５０２を無視せず
そのまま無線基地局２の無線制御チャネルを選択し、同
無線制御チャネルへ同調して待受状態となる（ステップ
３００）。
【００１２】次に、交換局５が無線チャネル試験装置４
を使用して移動局着信試験を開始すると（ステップ１０
３）、無線基地局２へ無線チャネル試験装置４の呼出情
報５０３を送出する。呼出情報５０３を受信した無線基
地局２は、着信試験を開始し（ステップ２０２）、無線
制御チャネルを通して無線チャネル試験装置４へ呼出信
号５０４を送出する。
を使用して移動局着信試験を開始すると（ステップ１０
３）、無線基地局２へ無線チャネル試験装置４の呼出情
報５０３を送出する。呼出情報５０３を受信した無線基
地局２は、着信試験を開始し（ステップ２０２）、無線
制御チャネルを通して無線チャネル試験装置４へ呼出信
号５０４を送出する。
【００１３】呼出信号５０４を受信した（ステップ３０
１）無線チャネル試験装置４は、呼出応答として呼出応
答信号５０５を無線基地局２へ返す（ステップ３０
２）。呼出応答信号５０５を受信した（ステップ２０
３）無線基地局２は、交換局５へ呼出応答情報５０６を
送出する。呼出応答情報５０６を受信し、呼出応答を確
認した（ステップ１０４）交換局５は、無線チャネル試
験装置４へ通話チャネルを割り当てる（ステップ１０
５）ため、無線基地局２へ通話チャネル割当情報５０７
を送出する。
１）無線チャネル試験装置４は、呼出応答として呼出応
答信号５０５を無線基地局２へ返す（ステップ３０
２）。呼出応答信号５０５を受信した（ステップ２０
３）無線基地局２は、交換局５へ呼出応答情報５０６を
送出する。呼出応答情報５０６を受信し、呼出応答を確
認した（ステップ１０４）交換局５は、無線チャネル試
験装置４へ通話チャネルを割り当てる（ステップ１０
５）ため、無線基地局２へ通話チャネル割当情報５０７
を送出する。
【００１４】通話チャネル割当情報５０７を受信した無
線基地局２は、無線制御チャネルを通して無線チャネル
試験装置４へ通話チャネル割当信号５０８を送出する
（ステップ２０４）。通話チャネル割当信号５０８を受
信した（ステップ３０３）無線チャネル試験装置４は、
割り当てられた通話チャネルへ移行し（ステップ３０
４）、無線基地局２へ通話チャネル確認信号５０９を返
す。
線基地局２は、無線制御チャネルを通して無線チャネル
試験装置４へ通話チャネル割当信号５０８を送出する
（ステップ２０４）。通話チャネル割当信号５０８を受
信した（ステップ３０３）無線チャネル試験装置４は、
割り当てられた通話チャネルへ移行し（ステップ３０
４）、無線基地局２へ通話チャネル確認信号５０９を返
す。
【００１５】通話チャネル確認信号５０９を受信した無
線基地局２は、通話チャネルの通話パスを設定し（ステ
ップ２０５）、交換局５へ通話チャネル割当完了信号５
１０を送出する。通話チャネル割当完了信号５１０を受
信し、通話チャネル割当完了を確認した（ステップ１０
６）交換局５は、通話路ループ試験を実行し（ステップ
１０７）、無線チャネル試験装置４へ通話路確認信号５
１１を送出する。
線基地局２は、通話チャネルの通話パスを設定し（ステ
ップ２０５）、交換局５へ通話チャネル割当完了信号５
１０を送出する。通話チャネル割当完了信号５１０を受
信し、通話チャネル割当完了を確認した（ステップ１０
６）交換局５は、通話路ループ試験を実行し（ステップ
１０７）、無線チャネル試験装置４へ通話路確認信号５
１１を送出する。
【００１６】通話チャネルへ移行した（ステップ３０
４）無線チャネル試験装置４は、通話路をループ状態に
し（ステップ３０５）、交換局５から送られてきた通話
路確認信号５１１を信号５１２として折り返す。通話路
ループ試験を終了した（ステップ１０７）交換局５は、
着信試験を終了（ステップ１０８）するために無線基地
局２へ通話チャネル解放情報５１３を送出する。
４）無線チャネル試験装置４は、通話路をループ状態に
し（ステップ３０５）、交換局５から送られてきた通話
路確認信号５１１を信号５１２として折り返す。通話路
ループ試験を終了した（ステップ１０７）交換局５は、
着信試験を終了（ステップ１０８）するために無線基地
局２へ通話チャネル解放情報５１３を送出する。
【００１７】通話チャネル解放情報５１３を受信した無
線基地局２は、通話チャネル解放信号５１４を無線チャ
ネル試験装置４へ送出する（ステップ２０６）。通話チ
ャネル解放信号５１４を受信した（ステップ３０６）無
線チャネル試験装置４は、同調していた通話チャネルを
解放するとともに無線基地局２へ終話信号５１５を送出
し、無線制御チャネルへ戻って待受状態となる（ステッ
プ３０７）。
線基地局２は、通話チャネル解放信号５１４を無線チャ
ネル試験装置４へ送出する（ステップ２０６）。通話チ
ャネル解放信号５１４を受信した（ステップ３０６）無
線チャネル試験装置４は、同調していた通話チャネルを
解放するとともに無線基地局２へ終話信号５１５を送出
し、無線制御チャネルへ戻って待受状態となる（ステッ
プ３０７）。
【００１８】終話信号５１５を受信した無線基地局２
は、解放した通話チャネルのリソースを解放し（ステッ
プ２０７）、交換局５へ試験完了５１６を報告する。試
験完了５１６を受信した交換局５は、交換局５内のリソ
ースを解放し着信試験を終了する（ステップ１０９）。
は、解放した通話チャネルのリソースを解放し（ステッ
プ２０７）、交換局５へ試験完了５１６を報告する。試
験完了５１６を受信した交換局５は、交換局５内のリソ
ースを解放し着信試験を終了する（ステップ１０９）。
【００１９】次に交換局５は、無線基地局２の正常動作
を確認すると無線基地局２を試験運用状態から無線基地
局２を閉塞状態とする（ステップ１１０）ため無線基地
局閉塞５１７を指示する。無線基地局閉塞５１７を指示
された無線基地局２は、無線上のすべての送信をストッ
プし無線基地局閉塞状態となる（ステップ２０８）。
を確認すると無線基地局２を試験運用状態から無線基地
局２を閉塞状態とする（ステップ１１０）ため無線基地
局閉塞５１７を指示する。無線基地局閉塞５１７を指示
された無線基地局２は、無線上のすべての送信をストッ
プし無線基地局閉塞状態となる（ステップ２０８）。
【００２０】無線基地局２を閉塞した交換局５は、無線
基地局２をオンライン運用するために無線基地局２へオ
ンライン初期設定する（ステップ１１１）ためにオンラ
インシステムデータ５１８を送出する。オンラインシス
テムデータ５１８を受信した無線基地局２は、無線基地
局２をオンライン初期設定する（ステップ２０９）。次
に交換局５は無線基地局２を閉塞解除する（ステップ１
１２）ために無線基地局２へ閉塞解除５１９を指示す
る。
基地局２をオンライン運用するために無線基地局２へオ
ンライン初期設定する（ステップ１１１）ためにオンラ
インシステムデータ５１８を送出する。オンラインシス
テムデータ５１８を受信した無線基地局２は、無線基地
局２をオンライン初期設定する（ステップ２０９）。次
に交換局５は無線基地局２を閉塞解除する（ステップ１
１２）ために無線基地局２へ閉塞解除５１９を指示す
る。
【００２１】閉塞解除指示５１９を受信した無線基地局
２は、オンライン運用を開始し（ステップ２１０）、無
線制御チャネルへオンラインシステム情報５２０を送出
する。この時、オンラインシステム情報５２０を受信し
た移動局３と無線チャネル試験装置４はそれぞれ待受状
態となる（ステップ４０３，３０８）。
２は、オンライン運用を開始し（ステップ２１０）、無
線制御チャネルへオンラインシステム情報５２０を送出
する。この時、オンラインシステム情報５２０を受信し
た移動局３と無線チャネル試験装置４はそれぞれ待受状
態となる（ステップ４０３，３０８）。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、増設無線
基地局の動作試験をする場合、増設無線基地局から放送
する無線制御チャネルのシステム情報の中に試験放送コ
ードを付加して放送し、移動局はこの試験放送コードを
放送している無線基地局へはアクセスできず、無線チャ
ネル試験装置のみが試験放送コードを放送している無線
基地局へアクセスできる事により、増設無線基地局の機
能試験が運用中のシステムに影響を及ぼす事なくできる
ため、試験を実行する時間帯に制約がなく又、移動局へ
の影響もなくなる効果がある。また、試験をする保守者
にとっては、試験をしている無線基地局へアクセスでき
るのは試験呼以外は存在しないので問題の切り分けが容
易にできる効果がある。
基地局の動作試験をする場合、増設無線基地局から放送
する無線制御チャネルのシステム情報の中に試験放送コ
ードを付加して放送し、移動局はこの試験放送コードを
放送している無線基地局へはアクセスできず、無線チャ
ネル試験装置のみが試験放送コードを放送している無線
基地局へアクセスできる事により、増設無線基地局の機
能試験が運用中のシステムに影響を及ぼす事なくできる
ため、試験を実行する時間帯に制約がなく又、移動局へ
の影響もなくなる効果がある。また、試験をする保守者
にとっては、試験をしている無線基地局へアクセスでき
るのは試験呼以外は存在しないので問題の切り分けが容
易にできる効果がある。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例を示すシステム構成
図である。（ｂ）は本発明の一実施例のシステム情報の
中の試験放送コードの構成を示す図である。
図である。（ｂ）は本発明の一実施例のシステム情報の
中の試験放送コードの構成を示す図である。
【図２】本発明の無線基地局試験方式の試験手順の一例
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
【図３】本発明の無線基地局試験方式の試験手順の一例
を示す流れ図である。
を示す流れ図である。
１，２ 無線基地局 ３ 移動局 ４ 無線チャネル試験装置 ５ 交換局
Claims (1)
- 【請求項１】 移動局と、この移動局と無線制御チャネ
ルおよび無線通話チャネルの電波の送受信を行う無線基
地局と、無線チャネルの試験を行う無線チャネル試験装
置と、前記移動局および前記無線チャネル試験装置への
発着呼の制御を行う交換局とで構成される移動体通信シ
ステムにおいて、前記無線基地局は、この無線基地局か
ら放送する無線制御チャネルのシステム情報の中に試験
放送であることを表わす試験放送コードを付加する手段
を有し、前記移動局は、受信したシステム情報の中に前
記試験放送コードを検出した場合、受信したシステム情
報を無視し他の無線基地局から放送されている無線制御
チャネルを再走査する手段を有し、前記無線チャネル試
験装置は、受信したシステム情報の中の前記試験放送コ
ードを検出した場合、この試験放送コードを送出してい
る無線基地局へアクセスできる手段を有することを特徴
とする無線基地局試験方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184871A JP2793438B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 無線基地局試験方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184871A JP2793438B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 無線基地局試験方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630463A true JPH0630463A (ja) | 1994-02-04 |
| JP2793438B2 JP2793438B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=16160775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184871A Expired - Fee Related JP2793438B2 (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 無線基地局試験方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793438B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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