JPH06303636A - Y/c分離回路 - Google Patents

Y/c分離回路

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JPH06303636A
JPH06303636A JP8318893A JP8318893A JPH06303636A JP H06303636 A JPH06303636 A JP H06303636A JP 8318893 A JP8318893 A JP 8318893A JP 8318893 A JP8318893 A JP 8318893A JP H06303636 A JPH06303636 A JP H06303636A
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output
color
circuit
signal
edge detector
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JP8318893A
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Isao Otsuka
伊佐男 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】TVやVTRにおけるY/C分離回路の構成を
小さくするとともに、色相の変化している部分も検出し
てドット妨害を少なくすることにある。 【構成】ディジタル映像信号を入力し垂直相関を利用し
て色信号を分離する垂直相関色分離部1と、この垂直相
関色分離部1の出力を入力する色エッジ検出器11,帯
域通過フィルタ12およびディレイ13と、帯域通過フ
ィルタ12およびディレイ13の出力を色エッジ検出器
11の出力により切替えて色信号(C)を出力するスイ
ッチ14と、ディジタル映像信号を遅延させた信号から
色信号(C)を減算して輝度信号(Y)を分離する減算
器16とを有する。この色エッジ検出器11は輝度信号
に対してではなく、色信号に対してエッジ検出を行なう
ので、色相の変化にも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーTVあるいはカラ
ーVTR等における映像信号処理回路に関し、特にディ
ジタル映像信号から輝度信号(Y)および色信号(C)
を分離するY/C分離回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号処理回路におけるY/C
分離回路は、例えば特開平3−187697号公報に記
載されているように、1ラインの半導体メモリ,バンド
パスフィルタ(BPF)や3ラインの相関検出器および
輝度エッジ検出器,クシ形フィルタ等を用いて、映像検
波された複合ディジタル映像信号からY信号およびC信
号を抜き出すY/C分離を行なっている。
【0003】図5はかかる従来の一例を示すY/C分離
回路図である。図5に示すように、従来のY/C分離回
路は、色信号の垂直相関を利用してディジタル映像信号
から色信号を分離するための垂直相関色分離部1を有す
る。この垂直相関色分離部1は、入力端子INからのデ
ィジタル映像信号を比較的広い帯域で帯域通過させるB
PF2と、1Hメモリ3,4と、垂直方向の色の相関を
検出する相関検出器5と、減算器6,7と、係数器8,
9と、相関検出器5の出力に基づき現ラインか前後ライ
ンかの出力を選択する選択回路10とを備えている。こ
の垂直相関色分離部1の出力は、比較的狭い帯域で帯域
通過させるBPF12と、このBPF12の遅延量と同
一の遅延量を生じさせるディレイ13と、これらBPF
12およびディレイ13の出力を切り換えるスイッチ1
4とにより、出力端子OUT1にC信号として出力され
る。また、このY/C分離回路は、垂直相関色分離部1
の他に、入力端子INからのディジタル映像信号を遅延
させる1Hメモリ15と、この1Hメモリ15の出力よ
り輝度エッジを検出する輝度エッジ検出器27と、この
輝度エッジ検出器27の出力および前述した相関検出器
5の出力の論理積をとり且つその出力により前述したス
イッチ14を制御するAND回路28と、1Hメモリ1
5の出力からスイッチ14の出力(C信号)を減算し出
力端子OUT2にY信号として出力する減算器16とを
有する。
【0004】次に、かかるY/C分離回路の動作につい
て説明する。まず、垂直相関色分離部1において、入力
端子INからのディジタル映像信号は、BPF2(通過
帯域幅M)により通過帯域が色副搬送周波数(3.58
MHz)を中心とした帯域Mに制限される。このBPF
2の出力は1Hメモリ3により1ライン時間だけ遅延さ
れる。同様に、1Hメモリ3の出力は1Hメモリ4によ
りさらに1ライン時間遅延される。これら1Hメモリ3
の出力(現ライン)と1Hメモリ4の出力(前ライン)
は減算器7で減算され、その減算結果は係数器8で1/
2倍される。この1/2倍された信号は、第一の色信号
として選択回路10に入力される。また、この1Hメモ
リ3の出力は直接第二の色信号として選択回路10に入
力される。更に、BPF2の出力(後ライン)と1Hメ
モリ3の出力は減算器6で減算され、その減算結果は係
数器9で1/2倍される。この1/2倍された信号は、
第三の色信号として選択回路10に入力される。一方、
BPF2の出力と1Hメモリ3,1Hメモリ4の出力は
相関検出器5に入力され、現ラインと前後ラインとにお
ける垂直方向の色の相関の有無が検出される。この相関
検出器5で生成された選択信号は選択回路10における
選択出力を制御する。すなわち、選択回路10は相関検
出器5の出力に応じ、相関が強い場合には第一あるいは
第三の色信号のうち相関の強い方を選択し、相関が弱い
場合には第二の色信号を選択して出力する。
【0005】さらに、上述した垂直相関色分離部1にお
ける選択回路10の出力はBPF12とディレイ13と
に供給されるが、BPF12(通過帯域幅N:ここでM
>N)は前述したBPF2よりも狭い帯域であるので、
より帯域制限された第四の色信号をスイッチ(SW)1
4に出力する。また、ディレイ13はBPF2で帯域幅
Mに制限されたままの第五の色信号をスイッチ14に出
力する。
【0006】一方、入力端子INからのディジタル映像
信号は、1Hメモリ15に入力されて1ライン時間遅延
される。この1ライン時間だけ遅延された映像信号を入
力する輝度エッジ検出器27は、輝度信号(Y)の水平
方向のエッジを検出する。従って、AND回路28は輝
度エッジ検出器27と相関検出器5の各出力を入力する
ことにより、Y信号の水平方向のエッジ部分であり且つ
垂直方向に色信号の相関のある場合に「1」を出力し、
それ以外の場合に「0」を出力する。かかるAND回路
28の出力が「1」のとき、スイッチ14はディレイ1
3の出力を選択し、「0」のとき、BPF12の出力を
選択する。このスイッチ14の出力は出力端子OUT1
より、ディジタル映像信号から分離された色信号として
出力される。
【0007】また、1Hメモリ15の出力は遅延映像信
号であり、減算器16の被減算入力に供給される。しか
も、スイッチ14の出力(C出力)が減算器16の減算
入力に供給されるので、この減算器16はY信号を抽出
し出力端子OUT2から出力する。
【0008】以上のようにして、輝度信号の水平方向の
エッジ部分で色信号の帯域を広くすることでドット妨害
を少なくし、一方それ以外の部分で色信号の帯域を狭く
することで輝度信号の水平解像度が落ちることのない画
質の良好なY/C分離回路を実現している。
【0009】図6は図5に示す輝度エッジ検出器の構成
図である。図6に示すように、輝度エッジ検出器27は
入力端子29より1Hメモリ15(図5参照)の出力を
入力し色信号を減衰させる3.58トラップ回路30
と、トラップ出力である輝度信号を微分する微分回路3
1と、微分出力の絶対値をとる絶対値回路21と、この
絶対値を判定しその結果を輝度エッジとして出力端子3
2に出力する判定回路22とを有する。
【0010】かかる輝度エッジ検出器27において、入
力端子29より1ライン時間遅延されたディジタル映像
信号が入力されると、3.58トラップ回路30で色信
号を減衰させ輝度信号を抽出する。その後、抽出した輝
度信号を微分回路31に入力しエッジ部分を検出する。
更に、この微分回路31におけるエッジ部分を絶対値回
路21で符号を揃えた後、判定回路22に出力する。こ
の判定回路22では、絶対値出力が一定値以上の場合に
エッジ部分と判定して出力端子32から「1」を出力
し、それ以外では「0」を出力する。
【0011】次に、上述したY/C分離回路の動作を波
形図等を用いて説明する。図7は一般的なカラーTV画
面の模式図である。図7に示すように、カラーTV画面
33の絵柄は輝度斜め(Y斜め)線34と、着色部35
とを表わし、3ラインの走査線(a)〜(c)で走査す
るものとする。以下には、これらY斜め線34と着色部
35とを走査した各部の波形を対応して示す。
【0012】図8は図5に示す垂直相関色分離部の各部
の波形図である。この垂直相関色分離部1は入力端子I
Nに前述した図7の絵柄の信号が入力されるが、図8に
示すように、ここでは走査線(a)の信号が入力されて
いるとすると、BPF2からは色信号の他にY斜め信号
の一部が減衰しきれずに出力される。その際、1Hメモ
リ3,4からは走査線(b),(c)に対応する信号が
出力される。しかるに、走査線(b),(c)の着色部
分の相関はないため、相関検出器5は期間T1で1Hメ
モリ3の出力を選択するように選択回路10を制御し、
期間T2では係数器9の出力を選択するように選択回路
10を制御する。これらな期間T1,T2では選択回路
10の出力は1Hメモリ3の出力とほぼ同じになる。
【0013】図9は図5に示すY/C分離回路の各部の
波形図である。図9に示すように、1Hメモリ15は走
査線(b)に対応した信号を出力するので、輝度エッジ
検出部27はこの信号のエッジ部分を検出し、パルス状
の波形を出力する。このとき、AND回路28はこの輝
度エッジ検出部27の出力と図8で説明した相関検出器
5の出力とのAND論理をとる。
【0014】一方、BPF12の出力は図示した波形と
なる。これは一般にBPFの帯域を狭くした場合Y斜め
信号は減衰するが、エッジ部分のリンギングが多くなる
ためである。また、ディレイ13は選択回路10の出力
と同じ信号を出力する。尚、実際にはBPF12とディ
レイ13は同等の遅延を生ずるが、説明を簡略化するた
め、ここでは省略する。
【0015】しかるに、スイッチ14はAND回路28
により制御されるので、そのスイッチ14の出力、すな
わち出力端子OUT1からのC出力はY斜め信号部分に
クロスカラー36を生じ、しかも着色部に対応した波形
のエッジ部分でリンギングが多くなる。一般に、ライン
間処理のY/C分離においては、クロスカラーをすべて
取り除くことは困難であり、止むを得ない。また、減算
器16の出力、すなわち出力端子OUT2からのY出力
は解像度理想レベル37に対して不揃いが生じ、解像度
の劣化となる。更に、前述した図7のような垂直相関の
ない絵柄では、スイッチ14でBPF12の出力を選択
するため、出力端子OUT2からのY出力にドット妨害
38を生ずる。
【0016】図10は図9の出力端子OUT2における
別のY出力波形図である。図10に示すように、出力波
形OUT2AはAND回路28の出力を「0」に固定し
たときのY出力波形を示している。このとき、スイッチ
14はBPF12の出力を選択するので、減算器16は
〔1Hメモリ15出力〕−〔BPF12出力〕を演算す
る。従って、出力OUT2Aでは解像度の劣化は少ない
が、ドット妨害の発生したY信号出力が得られる。一
方、出力波形OUT2BはAND回路28の出力を
「1」に固定したときのY出力波形を示している。この
とき、スイッチ14はディレイ13の出力を選択するの
で、減算器16は〔1Hメモリ15出力〕−〔ディレイ
13出力〕を演算する。従って、出力OUT2Bではド
ット妨害は少ないが、解像度の劣化の多いY信号出力が
得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のY/C
分離回路は、輝度エッジ検出器の出力と相関検出器の出
力の論理積をとるためのAND回路が必要になるので、
回路規模が大きくなるという欠点がある。また、従来の
Y/C分離回路は、輝度エッジ検出器で輝度信号のエッ
ジを検出するため、色相の変化を検出することができな
いので、ドット妨害が発生するという欠点がある。更
に、従来のドット妨害を抑える代替手法は、解像度が劣
化するという欠点がある。
【0018】本発明の目的は、かかる回路規模を小さく
し、解像度の劣化を抑えるとともにドット妨害の発生を
防止するY/C分離回路を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のY/C分離回路
は、入力端子よりディジタル映像信号を入力し垂直相関
を利用して色信号を分離する垂直相関色分離部と、前記
垂直相関色分離部の出力を入力する色エッジ検出器,帯
域通過フィルタおよびディレイと、前記帯域通過フィル
タおよび前記ディレイの出力を前記色エッジ検出器の出
力により切替えて色信号出力するスイッチと、前記ディ
ジタル映像信号に対して前記色信号を減算して輝度信号
を出力する減算器とを有して構成される。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示すY/C分離
回路図である。図1に示すように、本実施例のY/C分
離回路は、従来の輝度エッジの検出を色エッジの検出に
変更したことにあり、垂直相関により色信号を分離する
垂直相関色分離部1の出力をそのまま利用するものであ
る。その垂直相関色分離部1は、前述した従来例と同
様、入力端子INからのディジタル映像信号を帯域制限
するBPF2と、その出力を順次1ライン時間ずつ遅延
させる1Hメモリ3,4と、相関検出器5と、減算器
6,7と、係数器8,9と、選択回路10とを備えてい
る。また、この垂直相関色分離部1の周辺回路としての
BPF12,ディレイ13,スイッチ(SW)14,1
Hメモリ15および減算器16も従来例と同様である。
【0021】本実施例が従来例と比較して異なるのは、
垂直相関色分離部1における選択回路10の出力より色
エッジを検出する色エッジ検出器11を設けたこと、お
よびこの色エッジ検出器11の出力によりスイッチ14
を制御することにある。すなわち、この色エッジ検出器
11は色信号の水平方向のエッジを検出し(色相の変化
を検出する)、色エッジ部分では「1」を出力し、それ
以外では「0」を出力する。これにより、スイッチ14
の出力は、色エッジ検出器11の出力が「1」のときデ
ィレイ13の出力となり、「0」のときBPF12の出
力となる。
【0022】更に、スイッチ14の出力は、従来例と同
様、出力端子OUT1からC信号として出力されるとと
もに、減算器16に減算入力として供給される。。一
方、入力端子INから入力されたディジタル映像信号は
1Hメモリ15で1ライン時間遅延され、減算器16に
供給される。従って、減算器16の出力は出力端子OU
T2よりY信号として出力される。
【0023】このように、本実施例では色エッジ検出器
11により色相の変化を検出することができるので、ド
ット妨害を防止することができるとともに、従来例のよ
うなAND回路を不要にしている。しかも、輝度信号
(Y)の検出については、従来例と同様に解像度の劣化
を抑えることができる。
【0024】図2は図1における色エッジ検出器の構成
図である。図2に示すように、色エッジ検出器11は入
力端子17から入力された選択回路10の出力を微分す
るためのディレイ19,減算器20を備えた微分回路1
8と、この微分出力の絶対値をとる絶対値回路21と、
この絶対値出力を判定する判定回路22とから構成され
る。特に、微分回路18の入力端子17には、選択回路
10の出力、すなわち垂直相関色分離部1の色信号出力
が供給され、ディレイ19で一周期分の遅延(約279
nS)遅延させられる。さらに、減算器20では〔入力
端子INの入力〕−〔ディレイ19の出力(一周期前の
入力)〕の演算を行なう。要するに、色信号は約3.5
8MHzの搬送周波数で変調されており、ディレイ19
でその一周期分の遅延を行なうので、入力端子INの入
力とディレイ19の出力とは同位相となるため、色復調
を行なわなくても、ディレイ19と減算器20とは、微
分回路として機能する。
【0025】しかる後、微分回路18の出力は絶対値回
路21で符号を揃えられ、判定回路22でエッジ部分を
判定される。
【0026】かかる色エッジ検出器11を用いれば、
3.58トラップ回路が不要になり、エッジ検出器とし
ての回路規模も小さくすることができる。
【0027】図3は図1におけるY/C分離回路の各部
の波形図である。尚、絵柄は前述した図7と同じであ
り、垂直相関色分離部1の内部の波形は前述した図8と
同一であるため、説明を省略する。また、図3に示すよ
うに、1Hメモリ15,BPF12およびディレイ13
の各出力波形も前述した図9のそれぞれと同一である。
この場合も、選択回路10から図8に示すような色信号
が出力されると、色エッジ検出器11はこの信号のエッ
ジ部分を検出する。これにより、スイッチ14の出力、
すなわち出力端子OUT1はY斜め線部分にクロスカラ
ーを生ずるものの、着色部分のエッジ部分にリンギング
のないC出力が得られる。しかるに、減算器16の出
力、すなわち出力端子OUT2に得られるY出力は、1
Hメモリ15の出力からこのC出力を減算することによ
り得られる。従って、Y出力は解像度の劣化を抑えられ
るとともに、ドット妨害の発生を確実に防止される。
【0028】次に、図4は本発明の他の実施例を示すY
/C分離回路図である。図4に示すように、本実施例の
Y/C分離回路は、前述した一実施例の回路を経済化す
るものである。かかるY/C分離回路は垂直相関色分離
部1の内部にBPF24〜BPF26を設け、1Hメモ
リ3を兼用することにより、図1の1Hメモリ15を省
略することができる。
【0029】次に、回路動作について説明する。まず、
入力端子INからのディジタル映像信号を1Hメモリ
3,4で順次1ライン時間ずつ遅延させ、これらディジ
タル映像信号入力と1Hメモリ3,4の出力とをそれぞ
れBPF24〜26に入力する。これにより、BPF2
4〜26の出力は、図1におけるBPF2と1Hメモリ
3,4の出力と等価になる。以下、相関器5と減算器
6,7と係数器8,9と選択回路10との動作は図1と
同様であるため、説明を省略する。
【0030】また、垂直相関色分離部1の周辺回路、す
なわち色エッジ検出器11,BPF12,ディレイ13
およびスイッチ(SW)14も図1と同様の動作を行な
い、スイッチ14の出力を出力端子OUT1からC信号
として出力する。
【0031】一方、減算器16は垂直相関色分離部1の
1Hメモリ3の出力からスイッチ14の出力を減算する
ことにより、出力端子OUT2からY信号を出力する。
【0032】本実施例によれば、前述した一実施例より
もBPFを2個多く必要とするが、1Hメモリを1個経
済化できる。すなわち、全体回路を1つのICで製造し
た場合、所要面積を小さくすることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のY/C分
離回路は、ディジタル映像信号を入力し垂直相関を利用
して色信号を分離する垂直相関色分離部と、前記垂直相
関色分離部の出力を入力する色エッジ検出器,帯域通過
フィルタおよびディレイと、前記帯域通過フィルタおよ
び前記ディレイの出力を前記色エッジ検出器の出力によ
り切替えて色信号出力するスイッチと、前記ディジタル
映像信号に対して前記色信号を減算して輝度信号を出力
する減算器とを設けることにより、エッジ検出器の出力
と相関検出器の出力の論理積をとるAND回路やエッジ
検出器内のトラップ回路を不要にしているで、回路規模
を小さくできるという効果がある。
【0034】また、本発明は前記色エッジ検出器によ
り、色信号の水平方向のエッジ部分を検出するため、色
相が変化している部分もエッジとして検出することがで
きるので、ドット妨害を少なくできるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すY/C分離回路図であ
る。
【図2】図1における色エッジ検出器の構成図である。
【図3】図1におけるY/C分離回路の各部の波形図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例を示すY/C分離回路図で
ある。
【図5】従来の一例を示すY/C分離回路図である。
【図6】図5に示す輝度エッジ検出器の構成図である。
【図7】一般的なカラーTV画面の模式図である。
【図8】図5に示す垂直相関色分離部の各部の波形図で
ある。
【図9】図5に示すY/C分離回路の各部の波形図であ
る。
【図10】図9の出力端子OUT2における別のY出力
波形図である。
【符号の説明】
1 垂直相関色分離部 2,12,24〜26 BPF 3,4,15 1Hメモリ 5 相関検出器 6,7,16,20 減算器 8,9 係数器 10 選択回路 11 色エッジ検出器 13,19 ディレイ 14 スイッチ(SW) 18 微分回路 21 絶対値回路 22 判定回路 IN 入力端子 OUT1 出力端子(色出力) OUT2 出力端子(輝度出力)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子よりディジタル映像信号を入力
    し垂直相関を利用して色信号を分離する垂直相関色分離
    部と、前記垂直相関色分離部の出力を入力する色エッジ
    検出器,帯域通過フィルタおよびディレイと、前記帯域
    通過フィルタおよび前記ディレイの出力を前記色エッジ
    検出器の出力により切替えて色信号出力するスイッチ
    と、前記ディジタル映像信号に対して前記色信号を減算
    して輝度信号を出力する減算器とを有することを特徴と
    するY/C分離回路。
  2. 【請求項2】 前記色エッジ検出器は、前記垂直相関色
    分離部の出力を微分するためのディレイおよび減算器か
    らなる微分回路と、前記微分回路の出力の符号を揃える
    絶対値回路と、前記絶対値回路の出力を判定する判定回
    路とで構成した請求項1記載のY/C分離回路。
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