JPH06303388A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH06303388A JPH06303388A JP5088715A JP8871593A JPH06303388A JP H06303388 A JPH06303388 A JP H06303388A JP 5088715 A JP5088715 A JP 5088715A JP 8871593 A JP8871593 A JP 8871593A JP H06303388 A JPH06303388 A JP H06303388A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N1/00962—Input arrangements for operating instructions or parameters, e.g. updating internal software
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- H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
- H04N2201/04—Scanning arrangements
- H04N2201/0402—Arrangements not specific to a particular one of the scanning methods covered by groups H04N1/04 - H04N1/207
- H04N2201/0422—Media holders, covers, supports, backgrounds; Arrangements to facilitate placing of the medium
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像読取装置において、1つの原稿カセット
内に複数原稿が挿入された場合でも、原稿単位で各原稿
に適した画像読取処理を可能とする。 【構成】 画像読取装置は、複数原稿を保持し、カセッ
ト識別記号が付された原稿カセットと、原稿カセットを
画像読取部に自動給排する原稿自動給排装置1と、カセ
ット識別記号を検出するカセットコード識別部15と、
原稿識別記号とカセット識別記号と各原稿の画像処理条
件とを関連付けた原稿データを記憶する原稿データ記憶
部33と、カセット識別記号に基づいて原稿カセット内
の原稿の原稿データを検索して抽出する原稿コード識別
部31と、抽出された原稿データに従って原稿の画像読
取処理を行う画像読取処理部40とを備える。
内に複数原稿が挿入された場合でも、原稿単位で各原稿
に適した画像読取処理を可能とする。 【構成】 画像読取装置は、複数原稿を保持し、カセッ
ト識別記号が付された原稿カセットと、原稿カセットを
画像読取部に自動給排する原稿自動給排装置1と、カセ
ット識別記号を検出するカセットコード識別部15と、
原稿識別記号とカセット識別記号と各原稿の画像処理条
件とを関連付けた原稿データを記憶する原稿データ記憶
部33と、カセット識別記号に基づいて原稿カセット内
の原稿の原稿データを検索して抽出する原稿コード識別
部31と、抽出された原稿データに従って原稿の画像読
取処理を行う画像読取処理部40とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿毎に設定された画
像処理条件で原稿の画像読取処理を行うことが可能な画
像読取装置の構造に関するものである。
像処理条件で原稿の画像読取処理を行うことが可能な画
像読取装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製版印刷の分野においては、カラー原稿
等を光電素子で順次読み取り、読み取った画像信号に所
定の処理を施す画像読取装置が用いられている。この画
像読取装置の入力方式としては、ドラムに原稿を貼付け
て回転させながら原稿表面を走査して画像信号を得るド
ラム方式や、平面型のカセット内に原稿を挟み、このカ
セットとCCD等の撮像素子とを相対移動させて画像信
号を読み取る平面走査方式が知られている。
等を光電素子で順次読み取り、読み取った画像信号に所
定の処理を施す画像読取装置が用いられている。この画
像読取装置の入力方式としては、ドラムに原稿を貼付け
て回転させながら原稿表面を走査して画像信号を得るド
ラム方式や、平面型のカセット内に原稿を挟み、このカ
セットとCCD等の撮像素子とを相対移動させて画像信
号を読み取る平面走査方式が知られている。
【0003】近年、後者の平面走査型画像読取装置で
は、画像読取処理の効率的処理を行うために、スタッカ
内に複数の原稿カセットを格納し、画像読取装置に連続
的に原稿カセットを自動給排するためのカセット自動給
排装置が使用されている。そして、このカセット自動給
排装置を用いることにより所定の原稿カセットを画像読
取装置の画像読取部に供給し、設定された画像処理条件
に従って画像読取処理を連続的に行うことができる。
は、画像読取処理の効率的処理を行うために、スタッカ
内に複数の原稿カセットを格納し、画像読取装置に連続
的に原稿カセットを自動給排するためのカセット自動給
排装置が使用されている。そして、このカセット自動給
排装置を用いることにより所定の原稿カセットを画像読
取装置の画像読取部に供給し、設定された画像処理条件
に従って画像読取処理を連続的に行うことができる。
【0004】例えば、特開平2ー20170号公報に記
載された画像読取装置では、処理対象となる原稿毎の画
像処理条件を予め求めて装置内の記憶部に記憶してい
る。そして、原稿カセットが読取部に供給されると、そ
の原稿カセットに挿入された原稿をオペレータが識別
し、その原稿に対応する画像処理条件を既に記憶してい
るデータの中から選択して指定する。そして、指定した
画像処理条件に従って原稿カセット内の原稿の画像が読
み取られる。
載された画像読取装置では、処理対象となる原稿毎の画
像処理条件を予め求めて装置内の記憶部に記憶してい
る。そして、原稿カセットが読取部に供給されると、そ
の原稿カセットに挿入された原稿をオペレータが識別
し、その原稿に対応する画像処理条件を既に記憶してい
るデータの中から選択して指定する。そして、指定した
画像処理条件に従って原稿カセット内の原稿の画像が読
み取られる。
【0005】また、特開昭62ー243477号公報あ
るいは特開平3ー188446号公報に記載された画像
読取装置では、1つの原稿カセット中に1つの原稿が挿
入され、また原稿カセットの各々に識別コードが付され
ている。そして、画像読取処理前に、各原稿について予
備走査処理を行い、この処理によって求めた画像処理条
件が原稿番号(あるいはカセット識別コード)に対応付
けて格納されている。次に原稿の本走査の前にカセット
自動給排装置によって原稿カセットが画像読取装置の画
像読取部に供給されると、原稿識別コード読取部が原稿
カセットの識別コードを読み取る。そして、画像読取装
置は、識別コードに対応する原稿の画像処理条件を記憶
部から選び出し、その画像処理条件によって原稿の画像
読取動作を行う。
るいは特開平3ー188446号公報に記載された画像
読取装置では、1つの原稿カセット中に1つの原稿が挿
入され、また原稿カセットの各々に識別コードが付され
ている。そして、画像読取処理前に、各原稿について予
備走査処理を行い、この処理によって求めた画像処理条
件が原稿番号(あるいはカセット識別コード)に対応付
けて格納されている。次に原稿の本走査の前にカセット
自動給排装置によって原稿カセットが画像読取装置の画
像読取部に供給されると、原稿識別コード読取部が原稿
カセットの識別コードを読み取る。そして、画像読取装
置は、識別コードに対応する原稿の画像処理条件を記憶
部から選び出し、その画像処理条件によって原稿の画像
読取動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最近では、原稿カセッ
トの自動給排装置を用いた画像読取装置による画像読取
処理の効率化や自動化がさらに要求されるようになって
いる。特に、効率化あるいは経済性の面から、1つの原
稿カセット内に複数の原稿の挿入を可能とし、一つのス
トッカに格納可能な原稿枚数を増やし、ストッカの交換
作業を効率的に行うことが望まれる。
トの自動給排装置を用いた画像読取装置による画像読取
処理の効率化や自動化がさらに要求されるようになって
いる。特に、効率化あるいは経済性の面から、1つの原
稿カセット内に複数の原稿の挿入を可能とし、一つのス
トッカに格納可能な原稿枚数を増やし、ストッカの交換
作業を効率的に行うことが望まれる。
【0007】通常、製版処理工程においては、原稿カセ
ット単位ではなく、原稿単位で作業管理が行われる。ま
た、画像読取工程では、原稿毎に異なる画像処理条件が
与えられる。従って、1つの原稿カセット内に複数原稿
を挿入する場合には、1つの原稿カセット内に挿入され
た複数の原稿を個別に識別して画像処理条件を設定する
必要がある。
ット単位ではなく、原稿単位で作業管理が行われる。ま
た、画像読取工程では、原稿毎に異なる画像処理条件が
与えられる。従って、1つの原稿カセット内に複数原稿
を挿入する場合には、1つの原稿カセット内に挿入され
た複数の原稿を個別に識別して画像処理条件を設定する
必要がある。
【0008】しかしながら、上記の従来の画像読取装置
では、1つの原稿カセットに1つの原稿を挿入すること
を前提とし、原稿カセットの識別コードを認識すること
によって、その原稿カセットに挿入された原稿について
求められた画像処理条件を対応付けて処理している。こ
のため、このような装置において、1つの原稿カセット
内に複数の原稿を挿入した場合には、各原稿を個別に識
別することができず、各原稿毎に異なる画像処理条件を
設定することができない。
では、1つの原稿カセットに1つの原稿を挿入すること
を前提とし、原稿カセットの識別コードを認識すること
によって、その原稿カセットに挿入された原稿について
求められた画像処理条件を対応付けて処理している。こ
のため、このような装置において、1つの原稿カセット
内に複数の原稿を挿入した場合には、各原稿を個別に識
別することができず、各原稿毎に異なる画像処理条件を
設定することができない。
【0009】したがって、本発明は上記のような問題点
を解決するためになされたもので、1つの原稿カセット
内に複数原稿が挿入された場合でも、原稿単位で各原稿
に適した画像読取処理が可能な画像読取装置を提供する
ことを目的とする。
を解決するためになされたもので、1つの原稿カセット
内に複数原稿が挿入された場合でも、原稿単位で各原稿
に適した画像読取処理が可能な画像読取装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る画
像読取装置は、複数の原稿を保持するとともに、その一
部にカセット識別記号を有する原稿カセットと、原稿カ
セットに付されたカセット識別記号を検出して判別する
カセット識別記号判別手段と、各原稿毎に与えられた原
稿識別記号と、原稿が保持される原稿カセットのカセッ
ト識別記号と、各原稿の画像処理条件とを対応付けた原
稿データを記憶する原稿データ記憶手段と、カセット識
別記号判別手段によって判別されたカセット識別記号に
基づいて原稿カセットに含まれる原稿の原稿データを原
稿データ記憶手段から検索して抽出する原稿データ検索
手段と、原稿データ検索手段によって抽出された原稿デ
ータに対応する画像処理条件に基づいて原稿の画像読取
処理を行う画像読取手段とを備えている。
像読取装置は、複数の原稿を保持するとともに、その一
部にカセット識別記号を有する原稿カセットと、原稿カ
セットに付されたカセット識別記号を検出して判別する
カセット識別記号判別手段と、各原稿毎に与えられた原
稿識別記号と、原稿が保持される原稿カセットのカセッ
ト識別記号と、各原稿の画像処理条件とを対応付けた原
稿データを記憶する原稿データ記憶手段と、カセット識
別記号判別手段によって判別されたカセット識別記号に
基づいて原稿カセットに含まれる原稿の原稿データを原
稿データ記憶手段から検索して抽出する原稿データ検索
手段と、原稿データ検索手段によって抽出された原稿デ
ータに対応する画像処理条件に基づいて原稿の画像読取
処理を行う画像読取手段とを備えている。
【0011】請求項2の発明に係る画像読取装置は、さ
らに、原稿データ検索手段によって検索された原稿デー
タに対応する原稿の処理順序を設定する原稿処理順序設
定手段を備えており、画像読取手段は、原稿処理順序設
定手段が設定した処理順序に従って原稿の画像読取処理
を行う。
らに、原稿データ検索手段によって検索された原稿デー
タに対応する原稿の処理順序を設定する原稿処理順序設
定手段を備えており、画像読取手段は、原稿処理順序設
定手段が設定した処理順序に従って原稿の画像読取処理
を行う。
【0012】
【作用】本発明の画像読取装置において、原稿データ記
憶手段は、原稿の識別記号と、その原稿が挿入される原
稿カセットの識別記号と、各原稿毎の画像処理条件が対
応付られた原稿データを記憶している。この原稿データ
は、オペレータの指示によって与えることが可能であ
り、あるいは、予め求めておいた原稿データを原稿デー
タ入力手段から入力して記憶させることも可能である。
憶手段は、原稿の識別記号と、その原稿が挿入される原
稿カセットの識別記号と、各原稿毎の画像処理条件が対
応付られた原稿データを記憶している。この原稿データ
は、オペレータの指示によって与えることが可能であ
り、あるいは、予め求めておいた原稿データを原稿デー
タ入力手段から入力して記憶させることも可能である。
【0013】原稿カセットには個々の原稿カセットを識
別するためのカセット識別記号が付されており、カセッ
ト識別記号判別手段によって検出される。原稿データ検
索手段は、カセット識別記号判別手段によって検出され
たカセット識別記号を用いて原稿データ記憶手段を検索
し、カセット識別記号に対応する原稿識別記号を検出し
て原稿データを抽出する。
別するためのカセット識別記号が付されており、カセッ
ト識別記号判別手段によって検出される。原稿データ検
索手段は、カセット識別記号判別手段によって検出され
たカセット識別記号を用いて原稿データ記憶手段を検索
し、カセット識別記号に対応する原稿識別記号を検出し
て原稿データを抽出する。
【0014】画像読取手段は、抽出された原稿データに
基づいて原稿の画像読取処理を行う。さらに、原稿処理
順序設定手段は、抽出した原稿データに対応する原稿の
処理順序を設定し、その設定順序で画像読取処理が行わ
れる。
基づいて原稿の画像読取処理を行う。さらに、原稿処理
順序設定手段は、抽出した原稿データに対応する原稿の
処理順序を設定し、その設定順序で画像読取処理が行わ
れる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて詳
細に説明する。図1ないし図3は、本発明の実施例によ
る原稿自動給排装置を備えた画像読取装置の概略構造を
示す構造図である。図1は、主に原稿自動給排装置の構
造を示し、図2は、画像読取装置本体の構造を示してい
る。そして、図3は、この画像読取装置の構成を示すブ
ロック図である。
細に説明する。図1ないし図3は、本発明の実施例によ
る原稿自動給排装置を備えた画像読取装置の概略構造を
示す構造図である。図1は、主に原稿自動給排装置の構
造を示し、図2は、画像読取装置本体の構造を示してい
る。そして、図3は、この画像読取装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0016】図1及び図3を参照して、原稿自動給排装
置1は、外板部2aと、本体部2bと、複数の原画カセ
ットを格納するストッカ10と、ストッカ10を原稿自
動給排装置1に着脱するためのストッカ着脱部12と、
ストッカ10を上下方向に昇降させるストッカ昇降部1
3と、原稿カセットを画像読取装置20に給排するため
のカセット搬送部14と、原稿カセットに付されたバー
コードで表示されたカセットコードを読み取るバーコー
ドリーダ(カセットコード識別部)16と、これらの各
部の動作を制御する原稿給排制御部11とから構成され
る。
置1は、外板部2aと、本体部2bと、複数の原画カセ
ットを格納するストッカ10と、ストッカ10を原稿自
動給排装置1に着脱するためのストッカ着脱部12と、
ストッカ10を上下方向に昇降させるストッカ昇降部1
3と、原稿カセットを画像読取装置20に給排するため
のカセット搬送部14と、原稿カセットに付されたバー
コードで表示されたカセットコードを読み取るバーコー
ドリーダ(カセットコード識別部)16と、これらの各
部の動作を制御する原稿給排制御部11とから構成され
る。
【0017】ストッカ昇降部13は、ストッカ10を載
置するストッカ載置台4と、このストッカ載置台4に係
合し、所定の方向に回転することによってストッカ載置
台4を上下方向に移動させるボールねじからなる送りね
じ5と、送りねじを所定の方向に回転させるための昇降
用パルスモータ6と、送りねじ5と昇降用パルスモータ
6とを連結するベルト7と、ストッカ載置台4の昇降移
動を滑らかに案内するためのリニアシャフト8とから構
成される。
置するストッカ載置台4と、このストッカ載置台4に係
合し、所定の方向に回転することによってストッカ載置
台4を上下方向に移動させるボールねじからなる送りね
じ5と、送りねじを所定の方向に回転させるための昇降
用パルスモータ6と、送りねじ5と昇降用パルスモータ
6とを連結するベルト7と、ストッカ載置台4の昇降移
動を滑らかに案内するためのリニアシャフト8とから構
成される。
【0018】カセット搬送部14は、複数のリンクがピ
ン結合されてパンタグラフ機構を構成したチェンジアー
ムを有しており、パルスモータの駆動により、ストッカ
内の原稿カセットに対して伸縮動作を行う。チェンジア
ームの先端には原稿カセットに係合する係合片が形成さ
れている。この係合片は、チェンジアームの伸長時に原
稿カセットを画像読取装置の画像読取部に搬出し、チェ
ンジアームの縮退時に画像読取部から原稿カセットを搬
出するように動作する。
ン結合されてパンタグラフ機構を構成したチェンジアー
ムを有しており、パルスモータの駆動により、ストッカ
内の原稿カセットに対して伸縮動作を行う。チェンジア
ームの先端には原稿カセットに係合する係合片が形成さ
れている。この係合片は、チェンジアームの伸長時に原
稿カセットを画像読取装置の画像読取部に搬出し、チェ
ンジアームの縮退時に画像読取部から原稿カセットを搬
出するように動作する。
【0019】図4を参照して、ストッカ10は、前面と
後面が開放された中空箱型の枠体17と、その内部に形
成された複数のカセット収納棚19とから構成されてい
る。このカセット収納棚19上には原稿カセット50が
収納される。原稿カセット50の後端は、ストッカ10
の枠体17の後面に形成されたカセット当接部18に当
接し、後面側への移動が阻止されている。なお、図示の
例では、このスタッカ10には10段のカセット収納棚
19が形成されており、10個の原稿カセットを収納す
ることができる。
後面が開放された中空箱型の枠体17と、その内部に形
成された複数のカセット収納棚19とから構成されてい
る。このカセット収納棚19上には原稿カセット50が
収納される。原稿カセット50の後端は、ストッカ10
の枠体17の後面に形成されたカセット当接部18に当
接し、後面側への移動が阻止されている。なお、図示の
例では、このスタッカ10には10段のカセット収納棚
19が形成されており、10個の原稿カセットを収納す
ることができる。
【0020】原稿カセット50は、原稿を上下方向から
挟み込む2枚の透明ガラス板51と、その周囲を取り囲
む樹脂などからなるフレーム52から構成される。原稿
カセット50の後端側の側面には、原稿カセットのカセ
ットコードを示したバーコード53が貼り付けられてい
る。このバーコード53の位置は、原稿自動給排装置1
に設けられたバーコードリーダ16の位置に対応してい
る。この位置は、ストッカ10の昇降時に原稿カセット
のバーコード53を読み取るのに都合がよい。なお、バ
ーコードリーダ16は、原稿自動給排装置側の他の場
所、あるいは画像読取装置側に設けられてもよい。そし
て、バーコード53は、そのバーコードリーダ16の位
置に対応する原稿カセット上の位置に取り付けられれば
よい。 図2及び図3を参照して、画像読取装置20
は、種々の指示やデータを入力する指示入力装置21
と、処理状態や結果を表示するモニター22と、原稿の
画像処理条件を設定する画像条件設定部30と、原稿の
画像読取処理を行う画像読取処理部40と、画像読取処
理部40によって作成された画像データを記憶する画像
処理データ記憶部35と、各処理部の動作を制御する主
制御部25とから構成される。
挟み込む2枚の透明ガラス板51と、その周囲を取り囲
む樹脂などからなるフレーム52から構成される。原稿
カセット50の後端側の側面には、原稿カセットのカセ
ットコードを示したバーコード53が貼り付けられてい
る。このバーコード53の位置は、原稿自動給排装置1
に設けられたバーコードリーダ16の位置に対応してい
る。この位置は、ストッカ10の昇降時に原稿カセット
のバーコード53を読み取るのに都合がよい。なお、バ
ーコードリーダ16は、原稿自動給排装置側の他の場
所、あるいは画像読取装置側に設けられてもよい。そし
て、バーコード53は、そのバーコードリーダ16の位
置に対応する原稿カセット上の位置に取り付けられれば
よい。 図2及び図3を参照して、画像読取装置20
は、種々の指示やデータを入力する指示入力装置21
と、処理状態や結果を表示するモニター22と、原稿の
画像処理条件を設定する画像条件設定部30と、原稿の
画像読取処理を行う画像読取処理部40と、画像読取処
理部40によって作成された画像データを記憶する画像
処理データ記憶部35と、各処理部の動作を制御する主
制御部25とから構成される。
【0021】画像読取処理部40は、原稿カセットを載
置し、所定の位置に設定する原稿テーブル47と原稿の
画像を光学的に読み取る光学系49とからなる画像読取
部46と、原稿カセット内の原稿の配置に応じて原稿テ
ーブル47の回転位置を制御する回転制御部42と、主
走査方向の画像範囲から有効範囲の画像信号を得るよう
に制御する主走査制御部43と、原稿テーブル47の副
走査方向の位置を制御する副走査制御部44と、画像読
取部46で得られた画像データに対して画像処理条件に
基づいて画像処理を行う画像処理部45と、各部の動作
を制御する画像読取制御部41とから構成される。
置し、所定の位置に設定する原稿テーブル47と原稿の
画像を光学的に読み取る光学系49とからなる画像読取
部46と、原稿カセット内の原稿の配置に応じて原稿テ
ーブル47の回転位置を制御する回転制御部42と、主
走査方向の画像範囲から有効範囲の画像信号を得るよう
に制御する主走査制御部43と、原稿テーブル47の副
走査方向の位置を制御する副走査制御部44と、画像読
取部46で得られた画像データに対して画像処理条件に
基づいて画像処理を行う画像処理部45と、各部の動作
を制御する画像読取制御部41とから構成される。
【0022】さらに、原稿テーブル47は、原稿カセッ
トを載置し、各原稿について与えられる回転角度データ
に応じて原稿カセットを回転させるための回転テーブル
とその駆動系を有しており、さらにこの原稿テーブル4
7は副走査方向に移動可能に構成されている。回転テー
ブルの中央には、光源から照射される光線の透光部48
が形成されている。光学系49は、原稿に光を照射する
ための光源と、原稿を透過した光を集束させてCCD
(電荷結合素子)に導くミラーやレンズと、透過光を受
けて電気信号に変換するCCD等から構成される。
トを載置し、各原稿について与えられる回転角度データ
に応じて原稿カセットを回転させるための回転テーブル
とその駆動系を有しており、さらにこの原稿テーブル4
7は副走査方向に移動可能に構成されている。回転テー
ブルの中央には、光源から照射される光線の透光部48
が形成されている。光学系49は、原稿に光を照射する
ための光源と、原稿を透過した光を集束させてCCD
(電荷結合素子)に導くミラーやレンズと、透過光を受
けて電気信号に変換するCCD等から構成される。
【0023】画像条件設定部30は、複数の原稿の各々
に対して事前に予備走査処理によって求められた画像処
理条件を記憶した原稿データ記憶部33と、原稿カセッ
ト50に付されたカセットコードからその原稿カセット
50に挿入された原稿の原稿コードを識別する原稿コー
ド識別部31と、複数の原稿の処理順序を設定する原稿
処理スケジュール設定部32とから構成される。
に対して事前に予備走査処理によって求められた画像処
理条件を記憶した原稿データ記憶部33と、原稿カセッ
ト50に付されたカセットコードからその原稿カセット
50に挿入された原稿の原稿コードを識別する原稿コー
ド識別部31と、複数の原稿の処理順序を設定する原稿
処理スケジュール設定部32とから構成される。
【0024】原稿データ記憶部33に記憶される原稿デ
ータの例が図6及び図7に示されている。図6に示す原
稿データは、各原稿に付与された原稿コード毎に記憶さ
れており、原稿コードデータD1と、これに対応するカ
セットコードデータD2及び画像処理条件データD3と
がひとまとまりのデータとして記憶されている。図中、
処理条件コード(アドレス9)として与えらえた数字
「3」は、ハイライト濃度、シャドウ濃度、シャープネ
スの度合等の条件を別途記憶した記憶領域のアドレスを
示したものである。また、図7は、この処理条件コード
の代わりに、直接処理条件データを記憶した例を示した
ものである。
ータの例が図6及び図7に示されている。図6に示す原
稿データは、各原稿に付与された原稿コード毎に記憶さ
れており、原稿コードデータD1と、これに対応するカ
セットコードデータD2及び画像処理条件データD3と
がひとまとまりのデータとして記憶されている。図中、
処理条件コード(アドレス9)として与えらえた数字
「3」は、ハイライト濃度、シャドウ濃度、シャープネ
スの度合等の条件を別途記憶した記憶領域のアドレスを
示したものである。また、図7は、この処理条件コード
の代わりに、直接処理条件データを記憶した例を示した
ものである。
【0025】主制御部25は、各処理部の動作の制御や
演算処理を行うCPU26と制御I/F27とから構成
される。次に、上記実施例による画像読取装置の動作に
ついて説明する。先ず、本画像読取装置による画像読取
処理に先立って、全ての原稿に対して事前に予備走査処
理が行われる。この予備走査処理では、画像処理条件設
定装置(以下、設定装置という)を用いて全ての原稿を
予備走査して原稿毎の画像処理条件が設定される。その
後、予備走査処理で求めた画像処理条件に基づいて、本
画像読取装置により連続的に画像読取処理が行われる。
従って、まず予備走査処理について図8に示すフローチ
ャートに従って説明する。なお、以下の説明では、図5
に示すように、1つの原稿カセット50(カセットコー
ド#5)に3つの原稿(原稿コードAー1、Aー2、A
ー3)55a〜55cが挿入された場合を例に用いる。 (予備走査処理)ステップS100において、オペレー
タは原稿カセットに所定の原稿、例えば原稿Aー1〜A
ー3を装着する。
演算処理を行うCPU26と制御I/F27とから構成
される。次に、上記実施例による画像読取装置の動作に
ついて説明する。先ず、本画像読取装置による画像読取
処理に先立って、全ての原稿に対して事前に予備走査処
理が行われる。この予備走査処理では、画像処理条件設
定装置(以下、設定装置という)を用いて全ての原稿を
予備走査して原稿毎の画像処理条件が設定される。その
後、予備走査処理で求めた画像処理条件に基づいて、本
画像読取装置により連続的に画像読取処理が行われる。
従って、まず予備走査処理について図8に示すフローチ
ャートに従って説明する。なお、以下の説明では、図5
に示すように、1つの原稿カセット50(カセットコー
ド#5)に3つの原稿(原稿コードAー1、Aー2、A
ー3)55a〜55cが挿入された場合を例に用いる。 (予備走査処理)ステップS100において、オペレー
タは原稿カセットに所定の原稿、例えば原稿Aー1〜A
ー3を装着する。
【0026】ステップS102において、オペレータは
予備走査を行う原稿カセットを設定装置に設定し、この
設定装置に対して原稿カセットのカセットコード(#
5)を入力する。ステップS104において、先ず原稿
カセット全体について全ての原稿の画像を読み取り、モ
ニタに表示する。その後、オペレータは以下のようにし
て個々の原稿毎に原稿コード及び画像処理条件を設定す
る。
予備走査を行う原稿カセットを設定装置に設定し、この
設定装置に対して原稿カセットのカセットコード(#
5)を入力する。ステップS104において、先ず原稿
カセット全体について全ての原稿の画像を読み取り、モ
ニタに表示する。その後、オペレータは以下のようにし
て個々の原稿毎に原稿コード及び画像処理条件を設定す
る。
【0027】まず、ステップS106において、条件を
設定すべき最初の原稿の原稿コード(Aー1)を入力す
る。ステップS108において、原稿Aー1のトリミン
グ領域((X1=20、Y1=20)ー(X2=70、
Y2=70))を設定する。ステップS110におい
て、原稿の回転角度θ(20°)を設定する。
設定すべき最初の原稿の原稿コード(Aー1)を入力す
る。ステップS108において、原稿Aー1のトリミン
グ領域((X1=20、Y1=20)ー(X2=70、
Y2=70))を設定する。ステップS110におい
て、原稿の回転角度θ(20°)を設定する。
【0028】ステップS112において、その他の画像
処理条件(倍率(100%)、ハイライト濃度、シャド
ウ濃度・・)を設定する。ステップS114において、
上記ステップで設定された条件を磁気ディスクに格納す
る。ステップS116において、全ての原稿について条
件設定が終了したか否かを判定する。未終了の場合、ス
テップS106に戻り、ステップS116までの処理を
繰り返し行う。図5に示す例の場合、原稿Aー1、Aー
2、Aー3について処理が繰り返される。
処理条件(倍率(100%)、ハイライト濃度、シャド
ウ濃度・・)を設定する。ステップS114において、
上記ステップで設定された条件を磁気ディスクに格納す
る。ステップS116において、全ての原稿について条
件設定が終了したか否かを判定する。未終了の場合、ス
テップS106に戻り、ステップS116までの処理を
繰り返し行う。図5に示す例の場合、原稿Aー1、Aー
2、Aー3について処理が繰り返される。
【0029】以上の予備走査処理によって、図6あるい
は図7に示す原稿データが磁気ディスクに格納される。 (連続画像読取処理)次に、画像読取処理について図9
に示すフローチャートに従って説明する。ステップS2
00において、予備走査処理によって求められた原稿デ
ータを格納した磁気ディスクを画像読取装置20に挿入
し、原稿データ記憶部33に格納する。
は図7に示す原稿データが磁気ディスクに格納される。 (連続画像読取処理)次に、画像読取処理について図9
に示すフローチャートに従って説明する。ステップS2
00において、予備走査処理によって求められた原稿デ
ータを格納した磁気ディスクを画像読取装置20に挿入
し、原稿データ記憶部33に格納する。
【0030】ステップS202において、オペレータ
は、予備走査処理工程において画像処理条件を設定した
原稿カセットを格納したストッカ10を原稿自動給排装
置にセットする。ステップS204において、ストッカ
10に格納された原稿カセット50の処理順序を設定
し、その処理順序を原稿処理スケジュール設定部32に
記憶しておく。処理順序の設定方法としては、オペレー
タが指示入力装置21から原稿コードまたはカセットコ
ードで処理順序を与えてもよく、あるいはストッカ10
の最上段または最下段から順に処理するように設定して
もよい。
は、予備走査処理工程において画像処理条件を設定した
原稿カセットを格納したストッカ10を原稿自動給排装
置にセットする。ステップS204において、ストッカ
10に格納された原稿カセット50の処理順序を設定
し、その処理順序を原稿処理スケジュール設定部32に
記憶しておく。処理順序の設定方法としては、オペレー
タが指示入力装置21から原稿コードまたはカセットコ
ードで処理順序を与えてもよく、あるいはストッカ10
の最上段または最下段から順に処理するように設定して
もよい。
【0031】ステップS206において、原稿カセット
の処理順序に従ってストッカ10を昇降し、所定の原稿
カセットを原稿自動給排装置の送り出し位置にセットす
る。ステップS208において、バーコードリーダ16
を用いて原稿カセット50の後端部に貼付されたバーコ
ード53を読み取り、原稿のカセットコードを識別す
る。
の処理順序に従ってストッカ10を昇降し、所定の原稿
カセットを原稿自動給排装置の送り出し位置にセットす
る。ステップS208において、バーコードリーダ16
を用いて原稿カセット50の後端部に貼付されたバーコ
ード53を読み取り、原稿のカセットコードを識別す
る。
【0032】ステップS210において、カセット搬送
部14を駆動させ、所定の原稿カセットを画像読取装置
20の原稿テーブル47上に装着する。ステップS21
2において、原稿コード識別部31は、バーコードリー
ダ16で識別されたカセットコードを用いて原稿データ
記憶部33に記憶された原稿データを検索する。例え
ば、図6に示すような原稿データの中からカセットコー
ドデータD2が記憶されたアドレスのデータを順次検索
し、識別されたカセットコードに一致するカセットコー
ドを検索する。そして、一致するカセットコードを検出
すると、その原稿データの原稿コードデータD1とその
画像処理条件データD3とを抽出する。一つの原稿カセ
ット内に複数の原稿が挿入されている場合には、原稿の
数に対応した数の原稿データが抽出される。
部14を駆動させ、所定の原稿カセットを画像読取装置
20の原稿テーブル47上に装着する。ステップS21
2において、原稿コード識別部31は、バーコードリー
ダ16で識別されたカセットコードを用いて原稿データ
記憶部33に記憶された原稿データを検索する。例え
ば、図6に示すような原稿データの中からカセットコー
ドデータD2が記憶されたアドレスのデータを順次検索
し、識別されたカセットコードに一致するカセットコー
ドを検索する。そして、一致するカセットコードを検出
すると、その原稿データの原稿コードデータD1とその
画像処理条件データD3とを抽出する。一つの原稿カセ
ット内に複数の原稿が挿入されている場合には、原稿の
数に対応した数の原稿データが抽出される。
【0033】ステップS214において、原稿処理スケ
ジュール設定部32は、抽出した原稿コードに対応する
原稿の処理順序(原稿処理スケジュール)を設定する。
この原稿処理順序は、予め設定しておいてもよく、ま
た、この処理段階でオペレータが指示入力で与えてもよ
い。ステップS216において、設定された原稿処理ス
ケジュールの先頭の原稿データが画像処理部45に与え
られる。
ジュール設定部32は、抽出した原稿コードに対応する
原稿の処理順序(原稿処理スケジュール)を設定する。
この原稿処理順序は、予め設定しておいてもよく、ま
た、この処理段階でオペレータが指示入力で与えてもよ
い。ステップS216において、設定された原稿処理ス
ケジュールの先頭の原稿データが画像処理部45に与え
られる。
【0034】ステップS218において、最初の原稿に
ついて画像読取処理が行われる。この画像読取処理の詳
細が図10に示される。図10のステップS300にお
いて、原稿データ記憶部33から原稿コード(Aー1)
に対応する画像処理条件中の回転角度データを読み出
し、回転制御部42に与える。ステップS302におい
て、回転角度データに基づいて原稿テーブル47を所定
の回転位置に設定する。
ついて画像読取処理が行われる。この画像読取処理の詳
細が図10に示される。図10のステップS300にお
いて、原稿データ記憶部33から原稿コード(Aー1)
に対応する画像処理条件中の回転角度データを読み出
し、回転制御部42に与える。ステップS302におい
て、回転角度データに基づいて原稿テーブル47を所定
の回転位置に設定する。
【0035】ステップS304において、読み出した画
像処理条件中のトリミング範囲データに基づいてトリミ
ング範囲を設定する。ステップS306において、原稿
を走査し、設定されたトリミング範囲の画像データを画
像処理条件に従って処理し、原稿(Aー1)に対する画
像処理データを作成する。その後、図9に示すステップ
S220の処理に復帰する。
像処理条件中のトリミング範囲データに基づいてトリミ
ング範囲を設定する。ステップS306において、原稿
を走査し、設定されたトリミング範囲の画像データを画
像処理条件に従って処理し、原稿(Aー1)に対する画
像処理データを作成する。その後、図9に示すステップ
S220の処理に復帰する。
【0036】ステップS220において、原稿処理スケ
ジュール設定部32は、処理済み原稿の原稿コードを原
稿処理スケジュールから削除する。これにより、次の処
理順位にあった原稿の原稿コードが先頭に繰上がる。ス
テップS222において、原稿処理スケジュールを検査
し、未処理の原稿の有無を判定する。未処理原稿が存在
すれば、ステップS216に戻り、次の原稿コードに対
応する原稿について、ステップS218、S220の処
理を行なう。全ての原稿の処理が終了すれば、ステップ
S224に移行する。
ジュール設定部32は、処理済み原稿の原稿コードを原
稿処理スケジュールから削除する。これにより、次の処
理順位にあった原稿の原稿コードが先頭に繰上がる。ス
テップS222において、原稿処理スケジュールを検査
し、未処理の原稿の有無を判定する。未処理原稿が存在
すれば、ステップS216に戻り、次の原稿コードに対
応する原稿について、ステップS218、S220の処
理を行なう。全ての原稿の処理が終了すれば、ステップ
S224に移行する。
【0037】ステップS224において、カセット搬送
部14が駆動し、処理済みの原稿カセット50を画像読
取装置の画像読取部46からストッカ10の元の収納棚
に収納する。以上の処理によって、1つの原稿カセット
の処理が終了する。ステップS226において、全ての
原稿カセットについて処理が終了したか否かを判定す
る。未処理の原稿カセットがあればステップS206に
戻り、次の原稿カセットについて、上記と同様の処理を
行う。全ての原稿カセットの処理が終了すれば、処理を
終了する。
部14が駆動し、処理済みの原稿カセット50を画像読
取装置の画像読取部46からストッカ10の元の収納棚
に収納する。以上の処理によって、1つの原稿カセット
の処理が終了する。ステップS226において、全ての
原稿カセットについて処理が終了したか否かを判定す
る。未処理の原稿カセットがあればステップS206に
戻り、次の原稿カセットについて、上記と同様の処理を
行う。全ての原稿カセットの処理が終了すれば、処理を
終了する。
【0038】尚、上記実施例では、設定装置から画像読
取装置に画像処理条件を伝達するために磁気ディスクを
用いたが、設定装置と画像読取装置とをオンラインで接
続して画像処理条件を伝達してもよい。また、予備走査
処理時における画像処理条件の設定を設定装置で行った
が、この処理を連続画像読み取り処理を行う画像読取装
置で行ってもよい。
取装置に画像処理条件を伝達するために磁気ディスクを
用いたが、設定装置と画像読取装置とをオンラインで接
続して画像処理条件を伝達してもよい。また、予備走査
処理時における画像処理条件の設定を設定装置で行った
が、この処理を連続画像読み取り処理を行う画像読取装
置で行ってもよい。
【0039】
【発明の効果】このように、本発明の画像読取装置は、
原稿カセットと、その中に挿入される原稿と、原稿毎に
対応した画像処理条件のデータとを対応付けて記憶する
原稿データ記憶手段を設け、処理対象となる原稿カセッ
ト内に複数の原稿が挿入された場合でも、その原稿カセ
ットに付された識別記号を検出することによって原稿デ
ータ記憶手段に記憶されたデータからその原稿カセット
内に挿入された原稿の画像処理条件を抽出し、その画像
処理条件に基づいて画像読取処理を行うように構成され
ているので、一つの原稿カセットで複数原稿を各々に適
した処理条件で処理することが可能となり、画像読取処
理の効率化を図ることができる。
原稿カセットと、その中に挿入される原稿と、原稿毎に
対応した画像処理条件のデータとを対応付けて記憶する
原稿データ記憶手段を設け、処理対象となる原稿カセッ
ト内に複数の原稿が挿入された場合でも、その原稿カセ
ットに付された識別記号を検出することによって原稿デ
ータ記憶手段に記憶されたデータからその原稿カセット
内に挿入された原稿の画像処理条件を抽出し、その画像
処理条件に基づいて画像読取処理を行うように構成され
ているので、一つの原稿カセットで複数原稿を各々に適
した処理条件で処理することが可能となり、画像読取処
理の効率化を図ることができる。
【図1】本発明の実施例による画像読取装置における原
稿自動給排装置の概略構造を示す構造斜視図である。
稿自動給排装置の概略構造を示す構造斜視図である。
【図2】本発明の実施例による画像読取装置における画
像読取装置本体の概略構造を示す構造斜視図である。
像読取装置本体の概略構造を示す構造斜視図である。
【図3】本発明の実施例による原稿自動給排装置を備え
た画像読取装置の構成を示すブロック図である。
た画像読取装置の構成を示すブロック図である。
【図4】ストッカ及び原稿カセットの構造を示す斜視図
である。
である。
【図5】複数原稿が挿入された原稿カセットの平面状態
を模式的に示す原稿カセット平面図である。
を模式的に示す原稿カセット平面図である。
【図6】本発明の画像読取装置の原稿データ記憶部に記
憶された原稿データの一例を示すデータ図である。
憶された原稿データの一例を示すデータ図である。
【図7】図6の原稿データの変形例を示すデータ図であ
る。
る。
【図8】原稿の画像処理条件を求めるための原稿予備走
査処理の動作を示すフローチャートである。
査処理の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の画像読取装置の画像読取動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】図9のフローチャートにおける原稿のスキャ
ン動作を示すフローチャートである。
ン動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 原稿自動給排装置 10 ストッカ 16 バーコードリーダ 20 画像読取装置 21 指示入力装置 30 画像条件設定部 31 原稿コード識別部 32 原稿処理スケジュール設定部 33 原稿データ記憶部 40 画像読取処理部 46 画像読取部 50 原稿カセット 53 バーコード 55a、55b、55c 原稿
Claims (2)
- 【請求項1】 原稿カセットに装着された原稿を光学的
に読み取り、画像信号に変換する画像読取装置であっ
て、 複数の原稿を保持するとともに、その一部にカセット識
別記号を有する原稿カセットと、 前記原稿カセットに付された前記カセット識別記号を検
出して判別するカセット識別記号判別手段と、 各原稿毎に与えられた原稿識別記号と、原稿が保持され
る原稿カセットのカセット識別記号と、各原稿の画像処
理条件とを対応付けた原稿データを記憶する原稿データ
記憶手段と、 前記カセット識別記号判別手段によって判別された前記
カセット識別記号に基づいて前記原稿カセットに含まれ
る原稿の原稿データを前記原稿データ記憶手段から検索
して抽出する原稿データ検索手段と、 前記原稿データ検索手段によって抽出された前記原稿デ
ータに対応する画像処理条件に基づいて前記原稿の画像
読取処理を行う画像読取手段とを備えた、画像読取装
置。 - 【請求項2】 該画像読取装置は、さらに、 前記原稿データ検索手段によって検索された前記原稿デ
ータに対応する原稿の処理順序を設定する原稿処理順序
設定手段を備え、 前記画像読取手段は、前記原稿処理順序設定手段が設定
した処理順序に従って前記原稿の画像読取処理を行う、
請求項1記載の画像読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088715A JPH06303388A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 画像読取装置 |
US08/226,652 US5414532A (en) | 1993-04-15 | 1994-04-12 | Method of prescribing processing conditions for cassette stored images and apparatus for reading images processed according to those conditions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5088715A JPH06303388A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303388A true JPH06303388A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13950605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5088715A Pending JPH06303388A (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | 画像読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5414532A (ja) |
JP (1) | JPH06303388A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5673125A (en) * | 1995-08-03 | 1997-09-30 | Agfa Division, Bayer Corporation | Scanning system for scanning transmissive and reflective originals |
KR100477688B1 (ko) * | 2002-12-10 | 2005-03-21 | 삼성전자주식회사 | 용지 카세트 식별장치 및 방법 |
CN104871658B (zh) * | 2012-12-12 | 2018-04-24 | 富士机械制造株式会社 | 裸片供给装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454763A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像読取装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62243477A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-23 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像走査読取記録装置 |
JP2859617B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1999-02-17 | コニカ株式会社 | 画像入力方法 |
JPH03188446A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-08-16 | Konica Corp | カセット供給装置 |
JPH03166130A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-18 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
JPH04213734A (ja) * | 1990-12-12 | 1992-08-04 | Nec Ic Microcomput Syst Ltd | 半導体集積回路 |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP5088715A patent/JPH06303388A/ja active Pending
-
1994
- 1994-04-12 US US08/226,652 patent/US5414532A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0454763A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像読取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5414532A (en) | 1995-05-09 |
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