JPH06303331A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH06303331A
JPH06303331A JP8332993A JP8332993A JPH06303331A JP H06303331 A JPH06303331 A JP H06303331A JP 8332993 A JP8332993 A JP 8332993A JP 8332993 A JP8332993 A JP 8332993A JP H06303331 A JPH06303331 A JP H06303331A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
telephone
hook
data
network control
Prior art date
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Pending
Application number
JP8332993A
Other languages
English (en)
Inventor
達夫 ▲吉▼川
Tatsuo Yoshikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH06303331A publication Critical patent/JPH06303331A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機がオフフックであってもデータ通信を
行う。 【構成】 端末網制御装置6からセンター網制御装置2
へ発呼してデータ通信を行う場合、電話機7が使用状態
であるか否かを監視する。電話機7がオフフックのとき
データ通信を中断する。通信中断回数をカウントして、
そのカウント数と所定回数とを比較する。カウント数が
所定回数以上のときデータ通信を続行し、電話機7の監
視を中止する。電話機7の故障等によるオフフックを検
知しても確実にデータ通信が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般電話回線を介して
メータ、センサ等の端末機器のデータの伝送を行うテレ
メータシステムに利用される端末網制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテレメータシステムは、端末網制
御装置(T−NCU)がセンター側網制御装置へ発呼し
てデータ通信を行う場合、電話機の使用状態を監視し
て、電話機がオフフックのときには通信を中断し、オン
フックのときにはセンター側装置との間でデータ通信を
行う。
【0003】そして、端末網制御装置のオフフックの検
知方法は、端末発呼動作が開始されると、電話機を接続
切換リレーによって電話回線から切り離す。その後、T
−NCU内の電源から電流(低電圧)を電話機に印加す
る。
【0004】このときの電圧レベルの変化を測定して、
電話機の受話器がオフフックであるか否かを検知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
電子技術の発展によって、電話機のリンガー検出部等の
一次側検知回路がLSI化されており、電話機の回線端
子に通常の回線電圧が印加されていなければ、正しく動
作しないものが多くなってきた。
【0006】このような電話機をT−NCUに接続する
と、端末発呼通信の場合、T−NCUは電話機を回線か
ら切り離して、低電圧で電話機を監視するため、電話機
のインピーダンスが低下し、電話機が正しく動作しない
ためオフフックと判断して、発呼を中断してしまう。さ
らに、リトライで再発呼を試みるが、同様の現象が繰り
返されるのみで、一向に通信が完了せず、発呼を放棄し
てしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記に鑑み、端末発呼時に電話
機のオフフックを監視して、電話機が故障等によりオフ
フックであったときにデータ通信を続行させる端末網制
御装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、図2,3の如く、電話機7の使用状態を
監視して、該電話機7がオフフックのときにデータ通信
を中断し、また該電話機7がオンフックのときにセンタ
ー側装置Aとの間でデータ通信を行う端末網制御装置に
おいて、前記センター側装置Aへの発呼時に前記電話機
7のオフフックによりデータ通信が中断された回数をカ
ウントするカウント手段28と、該カウント手段28に
よるカウント数を設定された所定回数と比較してデータ
通信を続行させるか否かを判断する通信選択手段29
と、カウント数が所定回数以上になったとき通信を続行
させて前記電話機7の使用状態の監視を中止させる通信
実行手段30とを備えたものである。
【0009】請求項2による課題解決手段は、前記通信
選択手段29における所定回数の設定および変更を外部
からの命令により行うデータ設定手段31が設けられた
ものである。
【0010】請求項3による課題解決手段は、前記通信
実行手段30によって前記電話機7の使用状態の監視を
中止したことを前記センター側装置Aへ通信するよう構
成されたものである。
【0011】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、端
末網制御装置6からセンター側装置Aへ発呼してデータ
通信を行う場合に、電話機7のオフフックによる通信中
断回数をカウント手段28にてカウントし、そのカウン
ト数と所定回数とを比較する。カウント数が所定回数未
満のときは、再発呼を行う。カウント数が所定回数以上
のときは、通信実行手段30にて通信が続行される。そ
のとき、電話機7の使用状態の監視を中止させて、オフ
フックの監視を行わないようにする。
【0012】したがって、電話機7の故障等が発生し
て、電話機7がオフフック状態であっても、確実にデー
タ通信を行える。
【0013】請求項2によると、通信選択手段29にお
けるデータ通信を続行させるか否かの判断基準である所
定回数の設定や変更等、あるいはカウント手段28のカ
ウントのリセット等は、端末網制御装置6の外部から行
える。
【0014】また、請求項3によると、通信実行手段3
0にてデータ通信が行われるとき、電話機7の使用状態
の監視を中止したことをデータと共にセンター側装置A
へ通信される。したがって、電話機7が故障等によるオ
フフック状態であるにも拘わらず通信されたことがセン
ター側装置Aで確認できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。図1は本発明の端末網制御装置のデ
ータ通信のフローチャート、図2は本発明の端末網制御
装置を備えたテレメータシステムの構成図、図3は端末
網制御装置の構成図である。
【0016】図2,3において、1はホストコンピュー
タ、2はセンター網制御装置(C−NCU)、3はセン
ター側に接続される交換局(LS)、4は端末側に接続
される交換局(LS)、5はノーリンギングシステムで
使用されるノーリンギングトランク、6は端末網制御装
置(T−NCU)、7は電話機、8、9はメータ、セン
サ等の端末機器、10はT−NCU6のデータの設定を
行うデータ設定器、11,15,16,17,18は接
続線、12,13は電話回線、14は局間中継線、1
9,20は端末用交換局とノーリンギングトランク5と
のインターフェイス線である。
【0017】前記T−NCU6は、マイクロコンピュー
タからなる主制御部21と、通信データを送受信するモ
デム22と、電話機7の使用状態を監視するオフフック
監視部23と、電話機7の通話とオフフック監視部23
とを切り換える切換手段24とを備えている。モデム2
2は電話回線13に接続され、切換手段24はオフフッ
ク監視部23と電話機7との間に介装されている。この
切換手段24はリレーからなり、a1,a2接点により
電話回線13と接続線18とを接続した通話位置と、b
1,b2接点により接続線18とオフフック監視用回路
25とを接続した監視位置との間を切換自在とされてい
る。また、電源26は、内蔵する電池によってこのT−
NCU6に電源を供給する。
【0018】前記TーNCU6では、電話機7の使用状
態を監視して、電話機7がオフフックのときにデータ通
信を中断し、また電話機7がオンフックのときにセンタ
ー側装置Aとの間でデータ通信を行う。
【0019】そして、T−NCU6がセンター網制御装
置2へ発呼するときは、主制御部21からの命令でモデ
ム22によって、一般公衆回線へ通信データを送信す
る。このとき電話機7の使用状態の監視は、図3の如
く、リレー24をa1,a2の通話位置からb1,b2
の監視位置へ切り換え、電話機7に電流制限抵抗R1を
介して電源26からの電流(低電圧)が印加される。そ
して、オフフック監視部23がX点の電圧を測定して、
電圧の変化によって電話機7が使用状態であるか否かを
検知する。この検知結果に基づいて主制御部21では、
データ通信の中断あるいは続行のどちらかを選択するた
めの判断を行う。
【0020】前記主制御部21では、上記判断を行うた
めに図3の如く、センター側装置Aへの発呼時に電話機
7の使用状態の監視を行うか否かを確認する監視確認手
段27と、電話機7のオフフックによりデータ通信が中
断された回数をカウントするカウント手段28と、カウ
ント手段28によるカウント数を設定された所定回数と
比較してデータ通信を続行させるか否かを判断する通信
選択手段29と、カウント数が所定回数以上になったと
き通信を続行させて電話機7の使用状態の監視を中止さ
せる通信実行手段30と、通信選択手段29における所
定回数の設定および変更等を外部からの命令により行う
データ設定手段31とが具備されている。
【0021】前記データ設定器10は、主制御部21に
接続され、データ設定手段31による通信選択手段29
における所定回数の設定や変更等、あるいはカウント手
段28のカウントのリセット等をT−NCU6の外部か
ら命令するものである。また、設定や変更等は、センタ
ー網制御装置2からのコマンドによっても行える。
【0022】次に本発明のデータ通信を行うときの動作
を図1に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0023】まず、T−NCU6は、電力を消耗しない
ようにスタンバイ状態(ST1)にある。メータ,セン
サ8,9等の端末機器から発呼要求があって、T−NC
U6がセンター網制御装置2に発呼するとき、主制御部
21からの命令でモデム22によって、端末発呼動作
(ST2)が開始される。
【0024】ST3では、電話機7の使用状態の監視の
必要性を確認するため、主制御部21内に備えられてい
る監視確認手段27をチェックする。監視確認手段27
が“オフフックの監視を行わない”(NO)であれば監
視を行わないでデータ通信が続行され、通信完了(ST
5)となる。また、監視確認手段27が“オフフックの
監視を行う”(YES)であれば電話機7の使用状態の
監視(ST4)を行う。ただし、端末発呼動作開始時の
監視確認手段27は、常に“オフフックの監視を行う”
(YES)の状態とされる。
【0025】そして、ST4では、電話機7が使用状態
であるか否かをオフフック監視部23で検知し、検知結
果が“オンフック”(NO)であれば通信が続行され、
通信完了(ST5)となり、検知結果が“オフフック”
(YES)であれば次のST6の動作に移る。
【0026】ST6では、カウント手段28により1カ
ウントとし、このカウント数と通信選択手段29に設定
された所定回数とを比較する。カウント数が所定回数未
満であればST9にてカウント数が記憶され、スタンバ
イ(ST1)へ戻る。
【0027】この動作を繰り返して行い、カウント数が
所定回数以上になれば、電話機7の故障あるいは使用状
態の検知不能と判断して、通信実行手段30にて、所定
回数以上の通信中断が検知されたことを通信データに追
加して通信が続行され、通信完了(ST5)となる。ま
た、同時に通信実行手段30により電話機7の使用状態
の監視を行わないように、監視確認手段27を“オフフ
ックの監視を行わない”(NO)に切り換える。
【0028】このように、T−NCU6からセンター網
制御装置2へ発呼してデータ通信を行う場合、オフフッ
ク監視部23が電話機7のオフフックを検知して、デー
タ通信を中断したとき、その中断した回数と所定回数と
を比較して、その回数が所定回数以上であると判断した
ときには、電話機7の使用状態に関係なくデータ通信を
行う。そして、同時に電話機7の使用状態の監視を行わ
ないように制御するので、電話機7の故障、あるいは使
用者が不正に受話器をはずしたままにしておいても、発
呼が放棄されることなく、センター網制御装置2へのデ
ータ通信が確実に行える。
【0029】また、データ設定器10がT−NCU6に
接続されているので、通信選択手段29における所定回
数の設定や変更、あるいはカウント手段28のカウント
のリセット等がT−NCU6の外部から容易に行うこと
ができる。
【0030】また、通信実行手段30によって電話機7
の使用状態の監視を中止したことを、通信データに追加
してセンター網制御装置2へデータ通信するので、セン
ター側でTーNCU6の電話機7の故障等によりデータ
通信されたことが確認できる。
【0031】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0032】例えば、上記実施例では、端末発呼時に電
話機7のオフフックによる通信中断回数をカウントし、
そのカウント数と所定回数とを比較して、データ通信を
続行するか中断するかを判断していたが、図4のよう
に、タイマーを用いて、最初の通信中断時にタイマーを
スタートさせ、通信中断するたびにタイマーの経過時間
と所定時間とを比較し、所定時間を超えたときに続行す
るように構成しても良い。また、通信の中断回数と時間
の両方を検知しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、端末網制御装置からセンター側装置へ
発呼してデータ通信を行う場合、電話機のオフフックに
よるデータ通信の中断回数をカウントし、そのカウント
数が所定回数以上であると判断したときには、電話機が
オフフックであってもデータ通信を行うことができる。
そして、同時に電話機の使用状態の監視を中止するよう
制御するので、電話機の故障、あるいは使用者が不正に
受話器を外したままにしておいても、発呼が放棄される
ことがない。したがって、センター側装置へのデータ通
信が確実に行える。
【0034】請求項2によると、データ設定手段が設け
られているので、データ通信を続行させるか否かの判断
基準である所定回数の設定や変更、あるいはカウント手
段のカウントのリセット等が、外部からの命令で容易に
行うことができる。
【0035】請求項3によると、通信実行手段によって
電話機の監視を中止したことを、通信データに追加して
センター側装置へ通信するので、センター側で端末の電
話機の故障等が確認できるといった優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末網制御装置のデータ通信のフロー
チャート
【図2】本発明の端末網制御装置を備えたテレメータシ
ステムの構成図
【図3】本実施例の端末網制御装置の構成図
【図4】他の実施例を示す端末網制御装置のデータ通信
のフローチャート
【符号の説明】
2 センター網制御装置 6 端末網制御装置 7 電話機 8,9 メータ,センサ 10 データ設定器 21 主制御部 22 モデム 23 オフフック監視部 24 切換手段 25 オフフック監視用回路 28 カウント手段 29 通信選択手段 30 通信実行手段 31 データ設定手段 A センター側装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の使用状態を監視して、該電話機
    がオフフックのときにデータ通信を中断し、また該電話
    機がオンフックのときにセンター側装置との間でデータ
    通信を行う端末網制御装置において、前記センター側装
    置への発呼時に前記電話機のオフフックによりデータ通
    信が中断された回数をカウントするカウント手段と、該
    カウント手段によるカウント数を設定された所定回数と
    比較してデータ通信を続行させるか否かを判断する通信
    選択手段と、カウント数が所定回数以上になったとき通
    信を続行させて前記電話機の使用状態の監視を中止させ
    る通信実行手段とを備えたことを特徴とする端末網制御
    装置。
  2. 【請求項2】 通信選択手段における所定回数の設定お
    よび変更を外部からの命令により行うデータ設定手段が
    設けられたことを特徴とする請求項1記載の端末網制御
    装置。
  3. 【請求項3】 通信実行手段によって前記電話機の使用
    状態の監視を中止したことを前記センター側装置へ通信
    するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載の端
    末網制御装置。
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