JPH06303247A - 光通信システムの通信方法 - Google Patents
光通信システムの通信方法Info
- Publication number
- JPH06303247A JPH06303247A JP5087221A JP8722193A JPH06303247A JP H06303247 A JPH06303247 A JP H06303247A JP 5087221 A JP5087221 A JP 5087221A JP 8722193 A JP8722193 A JP 8722193A JP H06303247 A JPH06303247 A JP H06303247A
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- JP
- Japan
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- communication
- host
- control device
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ループ状の光ファイバ通信路により双方向通
信をするとともに、通信情報の送り方向を確実に制御す
る。 【構成】 ホスト1及び子器2−1〜2−998はルー
プ状の光ファイバ通信路3により連結されている。ホス
ト1には2つのアドレス番号#000及び#999を付
与し、子器2−1〜2−998にはアドレス番号#00
1〜#998を付与する。通信情報のヘッダには発信元
α,送信先β,中継部γを入れ、αからβに向け信号伝
送が行なわれる。ホスト1が発信元αとして#000を
選んで通信情報を出力すると、通信情報は正送方向に沿
い送られてアドレス番号がβの子器に向い、ホスト1が
発信元αとして#999を選んで通信情報を出力すると
通信情報は逆送方向に沿い送られてアドレス番号がβの
子器に向う。
信をするとともに、通信情報の送り方向を確実に制御す
る。 【構成】 ホスト1及び子器2−1〜2−998はルー
プ状の光ファイバ通信路3により連結されている。ホス
ト1には2つのアドレス番号#000及び#999を付
与し、子器2−1〜2−998にはアドレス番号#00
1〜#998を付与する。通信情報のヘッダには発信元
α,送信先β,中継部γを入れ、αからβに向け信号伝
送が行なわれる。ホスト1が発信元αとして#000を
選んで通信情報を出力すると、通信情報は正送方向に沿
い送られてアドレス番号がβの子器に向い、ホスト1が
発信元αとして#999を選んで通信情報を出力すると
通信情報は逆送方向に沿い送られてアドレス番号がβの
子器に向う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1本の光ファイバ通信
路でループ状通信路を形成して双方向通信をすることが
できるようにした光通信システムの通信方法に関するも
のである。
路でループ状通信路を形成して双方向通信をすることが
できるようにした光通信システムの通信方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、最近開発された、1本の光ファ
イバ通信路で双方向通信を実現する光通信システムを示
すブロック線図である。同図に示すように、この光通信
システムは、ホストとなる通信制御装置(以下単に「ホ
スト」と称す)1と、このホスト1の端末機器となる多
数の通信制御装置2−1,2−2,2−3,…,2−n
(以下単に「子器」と称す)とを有している。これらホ
スト1及び各子器2−1〜2−nを1本の光ファイバ通
信路3で縦続接続してある。このとき、光ファイバ通信
路3には光信号を分岐するカプラ4−0,4−1,4−
2,4−3,…,4−nがホスト1及び子器2−1〜2
−nに対応して配設してある。
イバ通信路で双方向通信を実現する光通信システムを示
すブロック線図である。同図に示すように、この光通信
システムは、ホストとなる通信制御装置(以下単に「ホ
スト」と称す)1と、このホスト1の端末機器となる多
数の通信制御装置2−1,2−2,2−3,…,2−n
(以下単に「子器」と称す)とを有している。これらホ
スト1及び各子器2−1〜2−nを1本の光ファイバ通
信路3で縦続接続してある。このとき、光ファイバ通信
路3には光信号を分岐するカプラ4−0,4−1,4−
2,4−3,…,4−nがホスト1及び子器2−1〜2
−nに対応して配設してある。
【0003】ホスト1及び子器2−1〜2−nは、それ
ぞれ光信号の送信部1a,2a−1,2a−2,2a−
3,…,2a−nと、受信部1b,2b−1,2b−
2,2b−3,…,2b−nと、信号処理部でありそれ
ぞれメモリを内蔵しているCPU1c,2c−1,2c
−2,2c−3,…,2c−nを有している。またホス
ト1から位置的に離れるにしたがって増大するアドレス
番号#0,#1,#2,#3,#4,…,#nが付与さ
れている。ホスト1のCPU1cのメモリは、全部のア
ドレス番号#0〜#nをリストとして記憶している。各
子器2−1〜2−nのCPU2c−1〜2c−nのメモ
リは、自己のアドレス番号#1〜#nをそれぞれ記憶し
ている。
ぞれ光信号の送信部1a,2a−1,2a−2,2a−
3,…,2a−nと、受信部1b,2b−1,2b−
2,2b−3,…,2b−nと、信号処理部でありそれ
ぞれメモリを内蔵しているCPU1c,2c−1,2c
−2,2c−3,…,2c−nを有している。またホス
ト1から位置的に離れるにしたがって増大するアドレス
番号#0,#1,#2,#3,#4,…,#nが付与さ
れている。ホスト1のCPU1cのメモリは、全部のア
ドレス番号#0〜#nをリストとして記憶している。各
子器2−1〜2−nのCPU2c−1〜2c−nのメモ
リは、自己のアドレス番号#1〜#nをそれぞれ記憶し
ている。
【0004】図5は前記通信システムにおいて使用する
通信情報のフォーマットを概念的に示す説明図である。
同図に示すように、このフォーマットには、そのヘッダ
中に発信元α、送信先β及び中継部γを設けてあり、ヘ
ッダに続くエリアに通信文δを記録するようになってい
る。
通信情報のフォーマットを概念的に示す説明図である。
同図に示すように、このフォーマットには、そのヘッダ
中に発信元α、送信先β及び中継部γを設けてあり、ヘ
ッダに続くエリアに通信文δを記録するようになってい
る。
【0005】前記通信システムにおいては、通信制御装
置は通信情報を受信した場合、この通信情報のヘッダの
情報に基づき次の通りの処理を行なう。
置は通信情報を受信した場合、この通信情報のヘッダの
情報に基づき次の通りの処理を行なう。
【0006】 α≦γ<自分のアドレス番号<β、ま
たはα≧γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した
通信情報の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番
号に書き替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信
路3に出力して隣接する通信制御装置に送信する。 β=自分のアドレス番号のとき、通信文δを取り込
んで処理する。 ,以外のとき、何もしない。
たはα≧γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した
通信情報の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番
号に書き替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信
路3に出力して隣接する通信制御装置に送信する。 β=自分のアドレス番号のとき、通信文δを取り込
んで処理する。 ,以外のとき、何もしない。
【0007】したがって、例えば子器2−2が、α=#
0,β=#n,γ=#1の通信情報を子器2−1から受
信した場合には、通信情報をγ=#2と書き替え、光フ
ァイバ通信路3に出力して子器2−1,2−3に送信す
る。その結果、子器2−1では、前記の条件であると
判断し、それ以上の送信は行なわない。一方、子器2−
3では前記の条件であると判断し、前述の如き所定の
処理を行い、通信情報を子器2−2(ここではの条件
となる)及び子器2−4(ここではの条件となる)に
送る。このようにして通信情報がバケツリレー式に順次
送信される。そして子器2−nでは前記の条件が成立
して通信文を取り込んで処理する。
0,β=#n,γ=#1の通信情報を子器2−1から受
信した場合には、通信情報をγ=#2と書き替え、光フ
ァイバ通信路3に出力して子器2−1,2−3に送信す
る。その結果、子器2−1では、前記の条件であると
判断し、それ以上の送信は行なわない。一方、子器2−
3では前記の条件であると判断し、前述の如き所定の
処理を行い、通信情報を子器2−2(ここではの条件
となる)及び子器2−4(ここではの条件となる)に
送る。このようにして通信情報がバケツリレー式に順次
送信される。そして子器2−nでは前記の条件が成立
して通信文を取り込んで処理する。
【0008】上述した例はアドレス番号の小さい方から
大きい方に(昇順に)通信情報が送られる場合である
が、通信情報が逆方向に(降順に)も送られる。つま
り、例えば子器2−2がα=#n,β=#0,γ=#3
の通信情報を子器2−3から受信した場合には、通信情
報をγ=#2と書き替えて、光ファイバ通信路3に出力
して子器2−1,2−3に送信する。その結果、子器2
−3では、前記の条件であると判断し、それ以上の送
信は行なわない。一方、子器2−1では前記の条件で
あると判断し、前述の如き所定の処理を行い、通信情報
を子器2−2(ここではの条件となる)及びホスト1
に送る。このようにして通信情報がバケツリレー式に順
次送信される。そしてホスト1では前記の条件が成立
して通信文を取り込んで処理する。
大きい方に(昇順に)通信情報が送られる場合である
が、通信情報が逆方向に(降順に)も送られる。つま
り、例えば子器2−2がα=#n,β=#0,γ=#3
の通信情報を子器2−3から受信した場合には、通信情
報をγ=#2と書き替えて、光ファイバ通信路3に出力
して子器2−1,2−3に送信する。その結果、子器2
−3では、前記の条件であると判断し、それ以上の送
信は行なわない。一方、子器2−1では前記の条件で
あると判断し、前述の如き所定の処理を行い、通信情報
を子器2−2(ここではの条件となる)及びホスト1
に送る。このようにして通信情報がバケツリレー式に順
次送信される。そしてホスト1では前記の条件が成立
して通信文を取り込んで処理する。
【0009】図6(a)はこの光通信システムの概略図
であり、図6(b)は昇順で通信情報がバケツリレー式
に送信される状態を模式的に示し、図6(c)は降順で
通信情報がバケツリレー式に送信される状態を模式的に
示している。図6(b)(c)において矢印は通信情報
が送られている状態を示すが、点線の矢印は、受信した
通信制御装置で前記の条件が成立してそれ以上の送信
が行なわれないことを示している。
であり、図6(b)は昇順で通信情報がバケツリレー式
に送信される状態を模式的に示し、図6(c)は降順で
通信情報がバケツリレー式に送信される状態を模式的に
示している。図6(b)(c)において矢印は通信情報
が送られている状態を示すが、点線の矢印は、受信した
通信制御装置で前記の条件が成立してそれ以上の送信
が行なわれないことを示している。
【0010】かくして、隣接するホスト1及び子器2−
1〜2−nに通信情報をバケツリレー式に順次送信する
ことにより、ホスト1及び子器2−1〜2−n間の双方
向通信が1本の光ファイバ通信路3で実現される。
1〜2−nに通信情報をバケツリレー式に順次送信する
ことにより、ホスト1及び子器2−1〜2−n間の双方
向通信が1本の光ファイバ通信路3で実現される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した光通信システ
ムの研究・開発を進める中で、本願発明者は、各通信制
御装置の構成及び伝送アルゴリズム(前述したの
機能)をそのまま用いてループ状の光通信システムを構
築することを発案するに至った。しかし図4に示すシス
テムにおいて、光ファイバ通信路3を単にループ状に形
成しただけでは、通信情報の伝送方向を正確に制御する
ことができない。つまりアドレス番号が大きくなる方向
に伝送する場合(これを「正送」と称する)と、アドレ
ス番号が小さくなる方向に伝送する場合(これを「逆
送」と称する)を、明確に区別して選択することができ
なかった。
ムの研究・開発を進める中で、本願発明者は、各通信制
御装置の構成及び伝送アルゴリズム(前述したの
機能)をそのまま用いてループ状の光通信システムを構
築することを発案するに至った。しかし図4に示すシス
テムにおいて、光ファイバ通信路3を単にループ状に形
成しただけでは、通信情報の伝送方向を正確に制御する
ことができない。つまりアドレス番号が大きくなる方向
に伝送する場合(これを「正送」と称する)と、アドレ
ス番号が小さくなる方向に伝送する場合(これを「逆
送」と称する)を、明確に区別して選択することができ
なかった。
【0012】本発明は、上記従来技術に鑑み、伝送方向
を明確に区別して通信情報を伝送することのできる光通
信方法を提供することを目的とする。
を明確に区別して通信情報を伝送することのできる光通
信方法を提供することを目的とする。
【0013】またループ状通信路を形成し、ホストに隣
接する子器に通信情報を送る場合、ホストから目的とす
る隣接子器に直接的に情報伝送するのではなく、反対側
の隣接子器を通しループを迂回してきてから目的とする
隣接子器に情報伝送をすることのできる光通信方法を提
供することを目的とする。
接する子器に通信情報を送る場合、ホストから目的とす
る隣接子器に直接的に情報伝送するのではなく、反対側
の隣接子器を通しループを迂回してきてから目的とする
隣接子器に情報伝送をすることのできる光通信方法を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、光信号の送信部及び受信部と、信号処理部である
CPUとを有するホストとなる通信制御装置と、光信号
の送信部及び受信部と、信号処理部であるCPUとを有
し、ホストの通信制御装置の端末機器となる多数の通信
制御装置とを、光信号を分岐するカプラが各通信制御装
置に対応して配設された1本の光ファイバ通信路でリン
グ状に接続し、ホストとなる通信制御装置に隣接する一
方の端末機器となる通信制御装置から他方の端末機器と
なる通信制御装置に向うにしたがって増大するアドレス
番号を付与すると共に、光信号として送られる通信情報
のヘッダ中に発信元α,送信先β及び中継部γのアドレ
ス番号を付与し、各通信制御装置は通信情報を受信した
場合、α≦γ<自分のアドレス番号<β、またはα≧
γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した通信情報
の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番号に書き
替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信路に出力
して隣接する通信制御装置に送信し、β=自分のアド
レス番号のとき、通信情報中の通信文を取り込んで処理
し、更に光信号を光ファイバ通信路に出力し、上記
以外のとき、何もしない、という機能を有する光通信
システムであって、ホストとなる通信制御装置には、シ
ステム中のアドレス番号のうち最大値のアドレス番号と
最小値のアドレス番号を付与し、ホストとなる通信制御
装置は、アドレス番号が増加していく方向に通信情報を
伝送しよとするときには発信元αとして最小値のアドレ
ス番号を用い、アドレス番号が減少していく方向に通信
情報を伝送しようとするときには発信元αとして最大値
のアドレス番号を用い、ホストとなる通信制御装置に隣
接する一方の端末機器となる通信制御装置は、ホストと
なる通信制御装置から送られてきた通信情報の発信元α
と中継部γが最大値のアドレス番号であるときには、そ
の通信情報を無視する機能を有し、ホストとなる通信制
御装置に隣接する他方の端末機器となる通信制御装置
は、ホストとなる通信制御装置から送られてきた通信情
報の発信元αと中継部γが最小値のアドレス番号である
ときには、その通信情報を無視する機能を有することを
特徴とする。
明は、光信号の送信部及び受信部と、信号処理部である
CPUとを有するホストとなる通信制御装置と、光信号
の送信部及び受信部と、信号処理部であるCPUとを有
し、ホストの通信制御装置の端末機器となる多数の通信
制御装置とを、光信号を分岐するカプラが各通信制御装
置に対応して配設された1本の光ファイバ通信路でリン
グ状に接続し、ホストとなる通信制御装置に隣接する一
方の端末機器となる通信制御装置から他方の端末機器と
なる通信制御装置に向うにしたがって増大するアドレス
番号を付与すると共に、光信号として送られる通信情報
のヘッダ中に発信元α,送信先β及び中継部γのアドレ
ス番号を付与し、各通信制御装置は通信情報を受信した
場合、α≦γ<自分のアドレス番号<β、またはα≧
γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した通信情報
の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番号に書き
替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信路に出力
して隣接する通信制御装置に送信し、β=自分のアド
レス番号のとき、通信情報中の通信文を取り込んで処理
し、更に光信号を光ファイバ通信路に出力し、上記
以外のとき、何もしない、という機能を有する光通信
システムであって、ホストとなる通信制御装置には、シ
ステム中のアドレス番号のうち最大値のアドレス番号と
最小値のアドレス番号を付与し、ホストとなる通信制御
装置は、アドレス番号が増加していく方向に通信情報を
伝送しよとするときには発信元αとして最小値のアドレ
ス番号を用い、アドレス番号が減少していく方向に通信
情報を伝送しようとするときには発信元αとして最大値
のアドレス番号を用い、ホストとなる通信制御装置に隣
接する一方の端末機器となる通信制御装置は、ホストと
なる通信制御装置から送られてきた通信情報の発信元α
と中継部γが最大値のアドレス番号であるときには、そ
の通信情報を無視する機能を有し、ホストとなる通信制
御装置に隣接する他方の端末機器となる通信制御装置
は、ホストとなる通信制御装置から送られてきた通信情
報の発信元αと中継部γが最小値のアドレス番号である
ときには、その通信情報を無視する機能を有することを
特徴とする。
【0015】
【作用】ホストの通信制御装置にはシステム中で最大と
最小のアドレス番号が与えられており、発信元αとして
最小のアドレス番号を選んで通信情報をホストから出力
すると、アドレス番号が増大する方向に沿い信号伝達が
行われ、発信元αとして最大のアドレス番号を選んで通
信情報をホストから出力すると、アドレス番号が減少す
る方向に沿い信号伝達が行われる。
最小のアドレス番号が与えられており、発信元αとして
最小のアドレス番号を選んで通信情報をホストから出力
すると、アドレス番号が増大する方向に沿い信号伝達が
行われ、発信元αとして最大のアドレス番号を選んで通
信情報をホストから出力すると、アドレス番号が減少す
る方向に沿い信号伝達が行われる。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお、従来技術と同様な機能をはたす部分に
は同一符号を付して説明する。
説明する。なお、従来技術と同様な機能をはたす部分に
は同一符号を付して説明する。
【0017】図1は本発明を適用した第1実施例に係る
光通信システムを示す。この光通信システムでは、ホス
ト1及び子器2−1,2−2,2−3,…2−996,
2−997,2−998を1本の光ファイバ通信路3に
よりループ状に接続しており、ホスト1及び子器2(2
−1〜2−998を代表して符号2で表す)と光ファイ
バ通信路3とは、光信号を分岐するカプラ4−0,4−
1,…4−998により連結されている。ホスト1及び
各子器2は、図4に示す従来技術と同様に、光信号の送
信部と、受信部と、信号処理部でありそれぞれメモリを
有しているCPUを有している。
光通信システムを示す。この光通信システムでは、ホス
ト1及び子器2−1,2−2,2−3,…2−996,
2−997,2−998を1本の光ファイバ通信路3に
よりループ状に接続しており、ホスト1及び子器2(2
−1〜2−998を代表して符号2で表す)と光ファイ
バ通信路3とは、光信号を分岐するカプラ4−0,4−
1,…4−998により連結されている。ホスト1及び
各子器2は、図4に示す従来技術と同様に、光信号の送
信部と、受信部と、信号処理部でありそれぞれメモリを
有しているCPUを有している。
【0018】各子器2−1,2−2、2−3…2−99
6,2−997,2−998には、図1中左回り方向
(正送方向)に沿い進むに従い増大するアドレス番号#
001,#002,#003…#996,#997,#
998が付与されている。アドレス番号は正送方向に沿
い進むに従い増大しているが、システム構築後において
も子器を追加することができるように、隣接する数値を
大きく変化しているところ、例えば#003→#005
→#010のようにしているところがある。またホスト
1には、システム中のアドレス番号の最小値#000と
システム中のアドレス番号の最大値#999を割り当て
ている。更に、ホスト1に隣接する子器2−1,2−9
98には、最小値#000に自然数1を加えた#001
(子器2−1について)と、最大値#999から自然数
1を減じた#998(子器2−998について)を割り
当てている。
6,2−997,2−998には、図1中左回り方向
(正送方向)に沿い進むに従い増大するアドレス番号#
001,#002,#003…#996,#997,#
998が付与されている。アドレス番号は正送方向に沿
い進むに従い増大しているが、システム構築後において
も子器を追加することができるように、隣接する数値を
大きく変化しているところ、例えば#003→#005
→#010のようにしているところがある。またホスト
1には、システム中のアドレス番号の最小値#000と
システム中のアドレス番号の最大値#999を割り当て
ている。更に、ホスト1に隣接する子器2−1,2−9
98には、最小値#000に自然数1を加えた#001
(子器2−1について)と、最大値#999から自然数
1を減じた#998(子器2−998について)を割り
当てている。
【0019】このシステムでは図5に示すフォーマット
の通信情報が伝送される。ホスト1及び子器2−1,2
−2,…2−998は、通信情報を受信した場合、この
通信情報のヘッダの情報に基づき次の通りの処理を行
う。
の通信情報が伝送される。ホスト1及び子器2−1,2
−2,…2−998は、通信情報を受信した場合、この
通信情報のヘッダの情報に基づき次の通りの処理を行
う。
【0020】 α≦γ<自分のアドレス番号<β、ま
たはα≧γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した
通信情報の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番
号に書き替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信
路3に出力して隣接する通信制御装置に送信する。 β=自分のアドレス番号のとき、通信文δを取り込
んで処理する。 ,以外のとき、何もしない、
たはα≧γ>自分のアドレス番号>βのとき、受信した
通信情報の中継部γのアドレス番号を自分のアドレス番
号に書き替え、通信情報を光信号として光ファイバ通信
路3に出力して隣接する通信制御装置に送信する。 β=自分のアドレス番号のとき、通信文δを取り込
んで処理する。 ,以外のとき、何もしない、
【0021】ホスト1は、ホスト自身から通信情報を出
力するときにおいて、情報を正送方向に沿い送る場合に
は発信元αとして#000を採用し、情報を逆送方向に
沿い送る場合には発信元αとして#999を採用する。
力するときにおいて、情報を正送方向に沿い送る場合に
は発信元αとして#000を採用し、情報を逆送方向に
沿い送る場合には発信元αとして#999を採用する。
【0022】更にホスト1に隣接する子器2−1,2−
998には次のような機能条件が付与されている。 子器2−1は、ホスト1から送られてきた通信情報
の発信元αと中継部γが#999のときには、その通信
情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。 子器2−998は、ホスト1から送られてきた通信
情報の発信元αと中継部γが#000のときには、その
通信情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。
998には次のような機能条件が付与されている。 子器2−1は、ホスト1から送られてきた通信情報
の発信元αと中継部γが#999のときには、その通信
情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。 子器2−998は、ホスト1から送られてきた通信
情報の発信元αと中継部γが#000のときには、その
通信情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。
【0023】本実施例において、例えば、発信元αとし
て#000を採用し、送信先βを#010としてホスト
1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信号と
して子器2−998と子器2−1に送られる。ところが
子器2−998では上記条件が成立してそれ以上の伝
送は行なわれない。一方、子器2−1では上記の条件
が成立し、通信情報が更に子器2−1から子器2−2に
送られ、同様にして通信情報が子器2−2→子器2−3
→子器2−4→子器2−5に送られて、子器2−5に達
する。結局発信元αとして#000を採用した場合、ホ
スト1から出力された通信情報は、正送方向に沿い伝送
されることとなる。
て#000を採用し、送信先βを#010としてホスト
1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信号と
して子器2−998と子器2−1に送られる。ところが
子器2−998では上記条件が成立してそれ以上の伝
送は行なわれない。一方、子器2−1では上記の条件
が成立し、通信情報が更に子器2−1から子器2−2に
送られ、同様にして通信情報が子器2−2→子器2−3
→子器2−4→子器2−5に送られて、子器2−5に達
する。結局発信元αとして#000を採用した場合、ホ
スト1から出力された通信情報は、正送方向に沿い伝送
されることとなる。
【0024】また本実施例において、例えば、発信元α
として#999を採用し、送信先βを#010としてホ
スト1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信
号として子器2−998と子器2−1に送られる。とこ
ろが子器2−001では上記条件が成立してそれ以上
の伝送は行なわれない。一方、子器2−998では上記
の条件が成立し、通信情報が更に子器2−998から
子器2−997に送られ、同様にして通信情報が子器2
−997→子器2−996→子器2−995…→子器2
−5に送られて、子器2−5に達する。結局発信元αと
して#999を採用した場合、ホスト1から出力された
通信情報は、逆送方向に沿い伝送されることとなる。
として#999を採用し、送信先βを#010としてホ
スト1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信
号として子器2−998と子器2−1に送られる。とこ
ろが子器2−001では上記条件が成立してそれ以上
の伝送は行なわれない。一方、子器2−998では上記
の条件が成立し、通信情報が更に子器2−998から
子器2−997に送られ、同様にして通信情報が子器2
−997→子器2−996→子器2−995…→子器2
−5に送られて、子器2−5に達する。結局発信元αと
して#999を採用した場合、ホスト1から出力された
通信情報は、逆送方向に沿い伝送されることとなる。
【0025】上述したように本実施例では、ホスト1か
ら通信情報を出力するとき、発信元αとして#000を
採用すると正送方向に信号伝送が行われ、発信元αとし
て#999を採用すると逆送方向に信号伝送が行われ
る。
ら通信情報を出力するとき、発信元αとして#000を
採用すると正送方向に信号伝送が行われ、発信元αとし
て#999を採用すると逆送方向に信号伝送が行われ
る。
【0026】ホスト1は、送信先βの値を基に、正送方
向に伝送した方が近いか、逆送方向に伝送した方が近い
かを判定し、近い方を選んで信号出力できるように発信
元αとして#000と#999の一方を選ぶ。かくて時
間効率良く信号伝送ができる。また正送方向と逆送方向
の一方のモードで伝送したが断線等の故障により伝送で
きないときには、他方のモードを選んで伝送することに
より、目的とした子器に信号を伝送することができる。
向に伝送した方が近いか、逆送方向に伝送した方が近い
かを判定し、近い方を選んで信号出力できるように発信
元αとして#000と#999の一方を選ぶ。かくて時
間効率良く信号伝送ができる。また正送方向と逆送方向
の一方のモードで伝送したが断線等の故障により伝送で
きないときには、他方のモードを選んで伝送することに
より、目的とした子器に信号を伝送することができる。
【0027】更に本実施例において、発信元αとして#
000を採用し、送信先βを#998としてホスト1か
ら通信情報を出力すると、この通信情報は光信号として
子器2−998と子器2−1に送られる。ところが子器
2−998では上記条件が成立し、通信情報は受けと
るが情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。一
方、子器2−1では上記の条件が成立し、通信情報が
更に子器2−1から子器2−2に送られ、同様にして通
信情報が子器2−2→子器2−3…子器2−997→子
器2−998に送られて、子器2−998に達する。結
局、発信元αを#000とし送信先βを#998とした
場合、ホスト1から出力された通信情報は、子器2−1
を通り正送方向に沿いループを迂回して伝送され子器2
−998に達してデータ解読されることとなる。
000を採用し、送信先βを#998としてホスト1か
ら通信情報を出力すると、この通信情報は光信号として
子器2−998と子器2−1に送られる。ところが子器
2−998では上記条件が成立し、通信情報は受けと
るが情報を無視し通信文δのデータ解読はしない。一
方、子器2−1では上記の条件が成立し、通信情報が
更に子器2−1から子器2−2に送られ、同様にして通
信情報が子器2−2→子器2−3…子器2−997→子
器2−998に送られて、子器2−998に達する。結
局、発信元αを#000とし送信先βを#998とした
場合、ホスト1から出力された通信情報は、子器2−1
を通り正送方向に沿いループを迂回して伝送され子器2
−998に達してデータ解読されることとなる。
【0028】また本実施例において、例えば、発信元α
として#999を採用し、送信先βを#001としてホ
スト1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信
号として子器2−998と子器2−1に送られる。とこ
ろが子器2−001では上記条件が成立し、通信情報
は受けとるが情報を無視し通信文δのデータ解読はしな
い。一方、子器2−998では上記の条件が成立し、
通信情報が更に子器2−998から子器2−997に送
られ、同様にして通信情報が2−997→子器2−99
6→子器2−995…→子器2−1に送られて、子器2
−1に達する。結局、発信元αを#999とし送信先β
を#001とした場合、ホスト1から出力された通信情
報は、子器2−998を通り逆送方向に沿いループを迂
回して伝送され子器2−1に達してデータ解読されるこ
ととなる。
として#999を採用し、送信先βを#001としてホ
スト1から通信情報を出力すると、この通信情報は光信
号として子器2−998と子器2−1に送られる。とこ
ろが子器2−001では上記条件が成立し、通信情報
は受けとるが情報を無視し通信文δのデータ解読はしな
い。一方、子器2−998では上記の条件が成立し、
通信情報が更に子器2−998から子器2−997に送
られ、同様にして通信情報が2−997→子器2−99
6→子器2−995…→子器2−1に送られて、子器2
−1に達する。結局、発信元αを#999とし送信先β
を#001とした場合、ホスト1から出力された通信情
報は、子器2−998を通り逆送方向に沿いループを迂
回して伝送され子器2−1に達してデータ解読されるこ
ととなる。
【0029】図2は本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例では、ループ状の光ファイバ通信路3から、直
線状の支線となる光ファイバ通信路13が分岐してい
る。この分岐支線となる光ファイバ通信路13にはカプ
ラ4−2.1,4−2.2,4−2.3,4−2.4を
介して子器2−2.1,2−2.2,2−2.3,2−
2.4が接続されており、これら子器2−2.1,2−
2.2,2−2.3,2−2.4にはアドレス番号#0
02.1,#002.2,#002.3,#002.4
を付与している。なお他の部分の構成は図1に示す第1
実施例と同様である。
2実施例では、ループ状の光ファイバ通信路3から、直
線状の支線となる光ファイバ通信路13が分岐してい
る。この分岐支線となる光ファイバ通信路13にはカプ
ラ4−2.1,4−2.2,4−2.3,4−2.4を
介して子器2−2.1,2−2.2,2−2.3,2−
2.4が接続されており、これら子器2−2.1,2−
2.2,2−2.3,2−2.4にはアドレス番号#0
02.1,#002.2,#002.3,#002.4
を付与している。なお他の部分の構成は図1に示す第1
実施例と同様である。
【0030】第2実施例では子器2−2.1〜2−2.
4に通信情報を送ろうとした場合には、送信先βを#0
02.1,#002.2,#002.3,#002.4
にすればよい。例えばホスト1から子器2−2.2に通
信情報を送るには、発信元αを#000、送信先βを#
002.2として信号出力する。そうすると通信情報は
ホスト1→子器2−1→子器2−2→子器2−2.1→
子器2−2.2という経路に沿い送られて子器2−2.
2に達するのである。このとき子器2−2から子器2−
2.1に信号伝送するときや、子器2−2.1から子器
2−2.2に信号伝送するときに、前述したの条件が
成立してバケツリレー式に通信情報が送られる。
4に通信情報を送ろうとした場合には、送信先βを#0
02.1,#002.2,#002.3,#002.4
にすればよい。例えばホスト1から子器2−2.2に通
信情報を送るには、発信元αを#000、送信先βを#
002.2として信号出力する。そうすると通信情報は
ホスト1→子器2−1→子器2−2→子器2−2.1→
子器2−2.2という経路に沿い送られて子器2−2.
2に達するのである。このとき子器2−2から子器2−
2.1に信号伝送するときや、子器2−2.1から子器
2−2.2に信号伝送するときに、前述したの条件が
成立してバケツリレー式に通信情報が送られる。
【0031】このように本実施例では光ファイバ通信路
13が、アドレス番号#002,#003を付した子器
2−2,2−3の間から分岐していることを考慮して、
分岐支線である光ファイバ通信路13に属する子器のア
ドレス番号を、#002より大きく#003より小さ
い、#002.1,#002.2,#002.3,#0
02.4としている。このため、前述したの規則
を利用して子器2−2.1〜2−2.4に対しても通信
情報を伝送することができ、逆に子器2−2.1〜2−
2.4からホスト1や子器2−1〜2−998に対し通
信情報を伝送することができる。
13が、アドレス番号#002,#003を付した子器
2−2,2−3の間から分岐していることを考慮して、
分岐支線である光ファイバ通信路13に属する子器のア
ドレス番号を、#002より大きく#003より小さ
い、#002.1,#002.2,#002.3,#0
02.4としている。このため、前述したの規則
を利用して子器2−2.1〜2−2.4に対しても通信
情報を伝送することができ、逆に子器2−2.1〜2−
2.4からホスト1や子器2−1〜2−998に対し通
信情報を伝送することができる。
【0032】図3は本発明の第3実施例を示す。この第
3実施例では、子器2には、図2と同じアドレス番号の
他に、図中カッコを付して示したように、補数となるア
ドレス番号も付与されている。なお、子器2−2.1〜
2−2.4については小数点以下は補数はとっていな
い。またホスト1は、アドレス番号#000のみを有す
ると共に、信号出力するときに正送方向に送るか、逆送
方向に送るかを示す送り方向信号も通信情報に付して出
力する。各子器2は、送り方向信号が正送方向のときに
はカッコを付していない方のアドレス番号を自分のアド
レス番号として認識し、送り方向信号が逆送方向のとき
にはカッコを付している方のアドレス番号を自分のアド
レス番号として認識する。
3実施例では、子器2には、図2と同じアドレス番号の
他に、図中カッコを付して示したように、補数となるア
ドレス番号も付与されている。なお、子器2−2.1〜
2−2.4については小数点以下は補数はとっていな
い。またホスト1は、アドレス番号#000のみを有す
ると共に、信号出力するときに正送方向に送るか、逆送
方向に送るかを示す送り方向信号も通信情報に付して出
力する。各子器2は、送り方向信号が正送方向のときに
はカッコを付していない方のアドレス番号を自分のアド
レス番号として認識し、送り方向信号が逆送方向のとき
にはカッコを付している方のアドレス番号を自分のアド
レス番号として認識する。
【0033】第3実施例では、ホスト1から正送方向に
信号伝送するときに、カッコを付していないアドレス番
号が用いられるので、アドレス番号が小から大の装置に
向い信号伝送され、ホスト1から逆送方向に信号伝送す
るときに、カッコを付したアドレス番号が用いられるの
で、アドレス番号が小から大の装置に向い信号伝送が行
なわれる。
信号伝送するときに、カッコを付していないアドレス番
号が用いられるので、アドレス番号が小から大の装置に
向い信号伝送され、ホスト1から逆送方向に信号伝送す
るときに、カッコを付したアドレス番号が用いられるの
で、アドレス番号が小から大の装置に向い信号伝送が行
なわれる。
【0034】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、光ファイバ通信路をループ状に形成
して、信号の送り方向を確実に決めて通信情報の伝送で
きる光通信システムを構築することができる。かくて、
通信時間の短縮ができると共に、一方向からの信号伝送
が異常によりできないときには他方向からの信号伝送が
行え信頼性が向上する。
に本発明によれば、光ファイバ通信路をループ状に形成
して、信号の送り方向を確実に決めて通信情報の伝送で
きる光通信システムを構築することができる。かくて、
通信時間の短縮ができると共に、一方向からの信号伝送
が異常によりできないときには他方向からの信号伝送が
行え信頼性が向上する。
【0035】また本発明では、ホストから出力した通信
情報を、ホストに隣接する子器に直接的に送るのではな
く、ループに沿い迂回させてから、ホストに隣接する子
器に送ることもできる。
情報を、ホストに隣接する子器に直接的に送るのではな
く、ループに沿い迂回させてから、ホストに隣接する子
器に送ることもできる。
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す構成図。
【図3】本発明の第3実施例を示す構成図。
【図4】従来技術を示す構成図。
【図5】通信情報のフォーマットを示す説明図。
【図6】通信情報の伝送状態を示す説明図。
1 通信制御装置(ホスト) 2−1〜2−998、2−2.1〜2−2.4 通信制
御装置(子器) 3,13 光ファイバ通信路 4−0〜4−998、4−2.1〜4−2.4 カプラ
御装置(子器) 3,13 光ファイバ通信路 4−0〜4−998、4−2.1〜4−2.4 カプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 雑喉 利明 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 山下 克也 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大槻 文男 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 光信号の送信部及び受信部と、信号処理
部であるCPUとを有するホストとなる通信制御装置
と、 光信号の送信部及び受信部と、信号処理部であるCPU
とを有し、ホストの通信制御装置の端末機器となる多数
の通信制御装置とを、 光信号を分岐するカプラが各通信制御装置に対応して配
設された1本の光ファイバ通信路でリング状に接続し、 ホストとなる通信制御装置に隣接する一方の端末機器と
なる通信制御装置から他方の端末機器となる通信制御装
置に向うにしたがって増大するアドレス番号を付与する
と共に、光信号として送られる通信情報のヘッダ中に発
信元α,送信先β及び中継部γのアドレス番号を付与
し、 各通信制御装置は通信情報を受信した場合、 α≦γ<自分のアドレス番号<β、またはα≧γ>自
分のアドレス番号>βのとき、受信した通信情報の中継
部γのアドレス番号を自分のアドレス番号に書き替え、
通信情報を光信号として光ファイバ通信路に出力して隣
接する通信制御装置に送信し、 β=自分のアドレス番号のとき、通信情報中の通信文
を取り込んで処理し、更に光信号を光ファイバ通信路に
出力し、 上記以外のとき、何もしない、 という機能を有する光通信システムであって、 ホストとなる通信制御装置には、システム中のアドレス
番号のうち最大値のアドレス番号と最小値のアドレス番
号を付与し、ホストとなる通信制御装置は、アドレス番
号が増加していく方向に通信情報を伝送しよとするとき
には発信元αとして最小値のアドレス番号を用い、アド
レス番号が減少していく方向に通信情報を伝送しようと
するときには発信元αとして最大値のアドレス番号を用
い、 ホストとなる通信制御装置に隣接する一方の端末機器と
なる通信制御装置は、ホストとなる通信制御装置から送
られてきた通信情報の発信元αと中継部γが最大値のア
ドレス番号であるときには、その通信情報を無視する機
能を有し、 ホストとなる通信制御装置に隣接する他方の端末機器と
なる通信制御装置は、ホストとなる通信制御装置から送
られてきた通信情報の発信元αと中継部γが最小値のア
ドレス番号であるときには、その通信情報を無視する機
能を有することを特徴とする光通信システムの通信方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087221A JPH06303247A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 光通信システムの通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5087221A JPH06303247A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 光通信システムの通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06303247A true JPH06303247A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13908849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5087221A Withdrawn JPH06303247A (ja) | 1993-04-14 | 1993-04-14 | 光通信システムの通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06303247A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226268B1 (en) | 1995-05-12 | 2001-05-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Communication system |
JP2007535237A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-29 | サイバートロン カンパニー リミテッド | 波長分割多重化方式の受動光ネットワークシステム |
CN111787128A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-16 | 郑州宇通集团有限公司 | 一种自动编址方法、系统及其主控模块 |
-
1993
- 1993-04-14 JP JP5087221A patent/JPH06303247A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6226268B1 (en) | 1995-05-12 | 2001-05-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Communication system |
JP2007535237A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-29 | サイバートロン カンパニー リミテッド | 波長分割多重化方式の受動光ネットワークシステム |
CN111787128A (zh) * | 2019-04-03 | 2020-10-16 | 郑州宇通集团有限公司 | 一种自动编址方法、系统及其主控模块 |
CN111787128B (zh) * | 2019-04-03 | 2023-03-17 | 郑州宇通集团有限公司 | 一种自动编址方法、系统及其主控模块 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |