JPH0630055A - データ符号化方法およびデータ伝達信号処理方法ならびにその装置 - Google Patents

データ符号化方法およびデータ伝達信号処理方法ならびにその装置

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JPH0630055A
JPH0630055A JP5112447A JP11244793A JPH0630055A JP H0630055 A JPH0630055 A JP H0630055A JP 5112447 A JP5112447 A JP 5112447A JP 11244793 A JP11244793 A JP 11244793A JP H0630055 A JPH0630055 A JP H0630055A
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    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/3405Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power
    • H04L27/3416Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes
    • H04L27/3427Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes in which the constellation is the n - fold Cartesian product of a single underlying two-dimensional constellation
    • H04L27/3433Modifications of the signal space to increase the efficiency of transmission, e.g. reduction of the bit error rate, bandwidth, or average power in which the information is carried by both the individual signal points and the subset to which the individual points belong, e.g. using coset coding, lattice coding, or related schemes in which the constellation is the n - fold Cartesian product of a single underlying two-dimensional constellation using an underlying square constellation

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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチレベル符号変調方式における柔軟性を
さらに増大させる。 【構成】 入力データの一部をトレリス符号化(111
2)し、その結果の符号化されたストリームが、所定の
信号コンステレーションの希望の所定数のサブセットの
うちの特定のサブセットを識別するために使用される。
残りの入力データは、リード・ソロモン符号を使用して
符号化され(1114)、その出力は、識別されたサブ
セットから特定の記号を伝送用に選択するために使用さ
れる。位相ヒットまたはその他のチャネル現象によって
受信信号点が送信された信号点の位相回転バージョンに
なってしまうようなアプリケーションでは、差分符号化
(1107)が全符号変調方式に含められる。別の実施
例では、差分符号化/復号およびRS符号化/復号が異
なる順序となる。このような実施例では、マルチレベル
符号化方法による利点を保つために重複マルチレベル符
号が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声帯域データ伝送
(例えば、モデム)アプリケーションに有用なマルチレ
ベル符号変調に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、「マルチレベル符号変調」とは、
入力データが複数のストリームに分割され、各ストリー
ムがそれぞれの冗長符号を使用して符号化される方式を
いう。続いて符号化出力は、通信チャネル(例えば音声
帯域電話チャネル)による伝送用に所定の信号配置から
チャネル記号を選択するために共同して使用される。マ
ルチレベル符号変調方式を採用する主な利点は、符号の
複雑さおよび復号遅延に対するさまざまな制約条件を満
たしながら、所望のレベルの誤り率性能(「符号化利
得」)を備えた符号化方式をシステム設計者が設計する
際の柔軟性が大きいことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マルチレベル符号変調
方式における柔軟性をさらに増大させることが所望され
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、重複マ
ルチレベル符号という新しいクラスの符号が開示され
る。この符号は、符号化されるデータの一部がマルチレ
ベル構造の第1の冗長符号によって処理され、その出力
の少なくとも一部は、符号化されるデータの少なくとも
他の一部とともに、第2の冗長符号によって処理され
る。この方式の利点には、マルチレベル符号変調方式に
差分符号化を便利な方法で導入することができることが
ある。
【0005】
【実施例】図1で、データソース101(例えばパーソ
ナル・コンピュータ)からの2値データは、所定の2N
次元信号コンステレーションからとられた2N次元記号
によって表現され、この記号は、音声帯域電話チャネル
150によって伝送するための搬送波上に変調される。
【0006】少し図3を参照する。図3は、この技術分
野で従来使用されているいくつかの用語および概念を理
解するのに有用である。前記の記号はそれぞれN個の成
分2次元(2D)「信号点」N=1,2,3,...の
連結からなる。このような各信号点は、所定の2Dコン
ステレーション(例えば、図3に示すいわゆるQAMコ
ンステレーション)内の点である。(2Dコンステレー
ション内の信号点の数は、アプリケーションの要求に依
存する。)2N次元記号は、持続時間Tの「信号間隔」
N個の間に、各信号間隔ごとに1信号点ずつ、伝送チャ
ネルに送出される。特定の符号変調方式で使用されるす
べての異なる2N次元記号の総体は、「2N次元コンス
テレーション」と呼ばれる。
【0007】図1の実施例では、Nの値は2である。す
なわち、信号コンステレーションは、各4D記号間隔の
第1および第2信号間隔においてそれぞれ第1および第
2の2D信号コンステレーションからとられた記号から
なる4次元(4D)コンステレーションである。例え
ば、同一の2Dコンステレーションが両方の信号間隔に
対して使用される。特に、その2Dコンステレーション
は、例えば、図4の64信号点(64点)QAMコンス
テレーションである。さらに、2つの2D信号点のすべ
ての可能な組合せが本実施例では使用されるため、4D
コンステレーションは642=4096個の4D記号か
らなる。
【0008】図1に戻り、ソース101からのビットの
ストリームは、4D記号間隔あたり10.8875ビッ
トの平均速度でスクランブラ104に入力される。(こ
の速度の意味は後で明らかになる。)スクランブラ10
4は、そのデータを通常の方法でランダム化する。スク
ランブラ104の直列ビットストリーム出力は、直並列
(S/P)変換器105に送られる。
【0009】S/P変換器105は、各4D記号間隔に
対して、リード108/109上に11ビットの出力ワ
ードを送出する。(文脈から明らかなように、明細書お
よび図面中のさまざまなリード(例えばリード108ま
たはリード109)は、実際にはリードの束であり、そ
の束の各リードがそれぞれビットを運搬するものと解す
べきである。)特に、2ビットがリード108上に送出
され、他の9ビットがリード109上に送出される。S
/P変換器105は、リード109上にビットを送出せ
ずにリード108上にのみ2ビットを送出することもあ
る(詳細は後述)。
【0010】リード108/109上のビットは、4
D,64状態トレリス符号器112およびレート158
/160リード・ソロモン(RS)符号器114からな
る符号器11に送られる。特に、リード108上の連続
するビット対がトレリス符号器112に供給され、その
リード113上の出力は3ビットからなる。この3ビッ
トは、4Dコンステレーションの4096個の4D記号
のうち、8個の所定のサブセットのうちの1つを識別す
る。
【0011】記号は、次のような標準的な方法でサブセ
ットに割り当てられる。4Dコンステレーション全体の
2個の2D成分コンステレーション(図4)はそれぞれ
4個の2Dサブセットに分割される。それらをa、b、
c、およびdと表す。図3に、参照符号によって、これ
ら4個の2Dサブセットのうちのいずれが各2D点に割
り当てられるかを示す。こうして、4Dコンステレーシ
ョン全体の8個のサブセットは、図5のようになる。
【0012】特に、4DサブセットS0は、第1および
第2成分2D信号点がいずれも2Dサブセットaまたは
2Dサブセットbからとられた各4D記号からなる。図
5で、信号点のこれらの組合せを(a,a)および
(b,b)と表す。これらをそれぞれ「4D型」と呼
ぶ。他の4Dサブセットのそれぞれ(S1〜S7)もま
た、図示のように2Dサブセットを組み合わせることに
よって形成される。
【0013】例えば、4DサブセットS3は、第1およ
び第2成分2D信号点が、それぞれ、2Dサブセットa
およびdから((a,d)とラベルされた4D型)、ま
たは、2Dサブセットbおよびcから((b,c)とラ
ベルされた4D型)とられた各4D記号からなる。全部
で4096個の4D記号があり、8個のサブセットがあ
るため、各4Dサブセットは512個の4D記号を含
む。
【0014】例えば本実施例で使用されるトレリス符号
を実現する回路を図7に示す。2Tとラベルされた各ボ
ックスは、2T秒間の遅延を与える遅延要素であり、各
「+」は排他的ORゲートを表す。
【0015】従来のトレリス符号変調(TCM)方式で
は、リード109に送出されるビットはいわゆる「非符
号化ビット」である。このビットは、リード113上の
ビットによって識別される4Dサブセットから特定の記
号を伝送用に選択するために使用される。従って、従来
のTCM方式では、リード109上の各9ビットワード
は、識別された4Dサブセットの29=512個の4D
記号のうちの1つを選択するために使用される。
【0016】しかし、リード109上のビットは、記号
を直接選択するために使用されない。むしろ、このビッ
トはまず第2符号器によって符号化され、識別されたサ
ブセットから特定記号を選択するために使用されるのは
この第2符号器の出力である。従って、全符号化方式
は、複数(この場合、2個)のレベルの入力ビットが符
号化されるという意味で「マルチレベル符号変調方式」
である。特に、いくつかのビットはトレリス符号化さ
れ、残り(いわゆる「非トレリス符号化」ビット)は、
本実施例では、RS符号器114によってリード・ソロ
モン(RS)符号化される。
【0017】RS符号器114は、周知の型のものであ
り、例えば、GF(29)でk=158の従来のレート
k/k+2組織符号器である。リード・ソロモン符号化
および復号は、例えば、マイケルソン他「ディジタル通
信のための誤り制御技術」第6章、ジョン・ワイリー・
アンド・サンズ(1985年)に記載されている。それ
に記載されるように、符号器114は、RSフレームで
その出力を送出する。
【0018】図6に示すように、各RSフレームは、リ
ード115上の160(すなわち、k+2)個の9ビッ
トRSワードからなる。RS符号はいわゆる組織符号で
あるため、フレームの最初のk=158ワードは単にリ
ード109からの158個の連続する入力ワードであ
る。これらを、「情報伝達ワード」と呼ぶ。160ワー
ドのフレームの最後の2ワードは、選択されたRS符号
に従って最初の158ワードの値に応じて生成されたい
わゆる「冗長ワード」である。
【0019】160ワードの全フレームがまず受信機で
回復され、2個の冗長ワードの存在によって、160ワ
ードのうち、誤って回復された1ワード、または、消去
された2ワードの識別および訂正が可能となる。従っ
て、この特定のRS符号を単一誤り訂正RS符号と呼
ぶ。RS符号器114の動作は、9ビットのワードが、
フレームを構成する最初の158個の連続する4D記号
間隔のそれぞれに対してリード109に送出され、残り
の2個の4D記号間隔ではビットが送出されないよう
に、S/P変換器105の動作と同期する。符号器11
4が前記の2個の冗長ワードを出力するのはこの2個の
間隔中である。
【0020】上記のように、160個の4D記号間隔の
それぞれに対して3ビットがリード113上に送られ
る。従って、各4D記号間隔に対して、リード113お
よび115上に12ビットが供給される。そのうち3ビ
ット(リード113)は4Dサブセットを識別し、残り
の9ビット(リード115)は、そのサブセットの特定
の記号を選択する。これらのビットは、4D,64−Q
AMコンステレーションマッパ120に送られる。4
D,64−QAMコンステレーションマッパ120は、
選択された4D記号の2つの成分2D信号点の表現(例
えばxおよびy座標)を出力する。これらの表現は、従
来型変調器141に送られる。従来型変調器141は、
チャネル150に、それらの2D信号点を表現するデー
タ伝達通過帯域信号を送る。
【0021】ここで、データソース101が、そのデー
タを上記のように4D記号間隔あたり10.8875ビ
ットの平均速度で供給するように刻時する理由が明らか
となる。コンステレーションの4096個の4D記号の
うちの特定の1つを選択するのに要する12ビットのう
ち、1個の冗長ビットがトレリス符号器によって導入さ
れ、平均0.1125(=9ビット×2/160)ビッ
ト(すなわち、2個の冗長ワードのビット)がRS符号
器によって導入される。その結果、ソース101のデー
タ速度は、4D記号間隔あたり(12−1−0.112
5)=10.8875ビットであることが必要となる。
【0022】次に、図2の受信機に移る。
【0023】受信機は、チャネル150から、図1の送
信機によって生成された通過帯域データ信号を受信す
る。信号はまず等化器/復調器回路210に送られる。
等化器/復調器回路210は、通常のように、信号点の
列を回復してリード211上で復号器22に送出し、特
に、その中の最尤復号器220に送出する。回路210
が完全に補償できない歪みおよび他のチャネルの以上の
ため、リード211上の信号点は、2D信号空間におい
て、送信された2D信号点からやや変位する。
【0024】名称から分かるように、最尤復号器220
の機能は、a)トレリス符号器112によって使用され
るトレリス符号の知識に基づいて、送信された4D記号
の列として最も可能性のあるものは実際にはいずれかを
決定すること、および、b)リード221および222
上に、それらの4D記号に対応する(すなわち、送信機
内のリード108および115上のビットにそれぞれ対
応する)11ビットを送出することである。
【0025】図2の受信機で実行される処理の残りは送
信機で実行される処理の逆である。すなわち、特に、復
号器22内のRS復号器230はリード222上の16
0個の9ビットワードの各受信フレームに作用して、そ
の中の158個の情報伝達9ビットワードを回復する。
特に、上記のように、復号器は、最尤復号器220によ
って与えられる、誤りによって破壊された単一の9ビッ
トワードまたは2個の消去されたワードを識別・訂正す
ることができる。158個の訂正された情報伝達ワード
のストリームは、RS復号器230によってリード23
2上に送られる。その後、リード221および232上
の11ビットが並直列変換器270によって直列形式に
変換され、デスクランブラ280によってデスクランブ
ルされ、データシンク290(例えばメインフレーム・
コンピュータ)に送られる。
【0026】ここまで、この伝送システム内では差分符
号化が実行されないことを仮定してきた。実際、このこ
とは、電話音声帯域データ伝送を含む多くのアプリケー
ションにとって非常に重要なことである。しかし、これ
から説明するように、マルチレベル符号変調方式に差分
符号化を含めることは、従来技術で分かっている直接的
な方法で必ず実行可能であるとは限らない。
【0027】まず、差分符号化は、いわゆる位相ヒット
またはその他のチャネル現象によって、受信信号点(等
化器/復調器210の出力に現れる)が、送信された信
号点の位相回転バージョンになることを補償するため
に、音声帯域データ伝送およびその他のシステムで必要
とされることを想起すべきである。実際に一般的に使用
されるコンステレーションは位相対称性を示すため、受
信機回路が、エラーが起きたことを示さずに、送信され
た信号点をコンステレーションの異なる信号点と誤る可
能性がある。
【0028】例えば、図4の2Dコンステレーションで
は、90度の倍数だけ回転された点は、(点の間の「空
間」に落ちるのではなく)コンステレーションの他の点
となる。すなわち、コンステレーションは90度位相対
称性を有する。同様に、180度回転の場合のみにこの
性質を示すコンステレーションは、180度位相対称性
を有するという。このような回転を補償するため、特定
の記号によってではなく、2つの連続する伝送される記
号間の位相差によって、伝送されるデータビットを表現
するためにいわゆる差分符号化を使用することは周知で
ある。
【0029】トレリス符号変調を使用するシステムで差
分符号化を実現するためには、特定の基準が満たされな
ければならない。その基準は、選択されるトレリス符号
が、サブセットの正当な列がコンステレーションの位相
対称性に対応する量(例えば90度)の回転後に他のサ
ブセットの正当な列になるような性質を示さなければな
らないことである。(上記のように、サブセットの「正
当な」列は、実際に生じるトレリス符号によって許容さ
れる列である。)さらに、差分符号器の設計において
は、サブセットの回転に対して異なる分割が及ぼす効果
について考慮しなければならない。実際、3つの可能な
場合がある。それらを「場合1」、「場合2」および
「場合3」と呼ぶ。
【0030】場合1では、コンステレーションのサブセ
ットの記号は、コンステレーションの任意の位相対称性
に対応する量の回転後、常に異なるサブセットの記号と
なる。
【0031】場合2では、コンステレーションのサブセ
ットの記号は、コンステレーションの任意の位相対称性
に対応する量の回転後、常に同一のサブセットの記号と
なる。
【0032】場合3は場合1および2の組合せである。
すなわち、コンステレーションのサブセットの記号は、
a)コンステレーションの少なくとも1つの位相対称性
に対応する量の回転後に異なるサブセットの記号とな
り、b)コンステレーションの少なくとも1つの他の位
相対称性に対応する量の回転後に同一のサブセットの記
号となる。すなわち、上記の4D符号では、サブセット
S0は、a)90度または270度回転に対してはサブ
セットS4となり、およびb)180度回転の場合はそ
のままとなる。
【0033】次に、これらの条件がマルチレベル符号の
実現にどのような影響を及ぼすか考える。
【0034】コンステレーションの対称性および分割が
場合1のようなものである場合、従来使用されているよ
うな差分符号化方式を採用するのが適当である。特に、
トレリス符号化ビットには差分符号化するものがある
が、非トレリス符号化ビットは差分符号化しない。図8
に、このような装置を実現する符号器11の実施例を示
す。非トレリス符号化ビットはRS符号器814のみに
よって符号化されるが、トレリス符号化ビットは、トレ
リス符号器812によってトレリス符号化する前に差分
符号器807によって差分符号化される。当業者に周知
のように、差分符号器は一般的に、それに並列に送られ
たビットのサブセット(典型的には1または2個)に作
用し、他のビットは差分符号器を変化せずに単に通過す
る。
【0035】相補的な復号構造(図示せず)が、受信機
内の復号器22を実現するために使用される。
【0036】コンステレーションの対称性および分割が
場合2のようなものである場合にも、従来使用されてい
るような差分符号化方式を採用するのが適当である。こ
の場合、非トレリス符号化ビットには差分符号化するも
のがあるが、トレリス符号化ビットは差分符号化しな
い。図9に、このような装置を実現する符号器11の実
施例を示す。トレリス符号化ビットはトレリス符号器9
12のみによって符号化されるが、非トレリス符号化ビ
ットは、RS符号器914によってトレリス符号化した
後に差分符号器907によって差分符号化される。(こ
の場合も、相補的な復号構造(図示せず)が、受信機内
の復号器22を実現するために使用される。)ちなみ
に、差分復号器が作動する方法によれば、位相回転の問
題および差分復号器が存在しない場合に達成されるのと
同一の性能を達成するためには、この場合にはRS符号
の誤り訂正能力が増加されなければならない。
【0037】場合3は、トレリス符号化および非トレリ
ス符号化ビットの両方が差分符号化されることを要求す
る。このことは重大な問題点を提示するが、その問題点
は本発明の特徴によって解決される。その問題点は以下
のように理解される。
【0038】図9に例示するように、一般に、RS符号
化ビットが差分符号化される場合、その符号化は送信機
におけるRS符号化後に実行されることが望ましい。相
補的に、差分復号は、受信機でRS復号前に実行される
べきである。この理由は、従来のRS復号器は一般に、
非トレリス符号化ビットが位相回転の結果として変化し
た場合に正確にその機能を実行することができないため
である。受信機においてRS復号前に差分復号を実行す
ることによって、RS復号器入力ビット中に位相回転の
効果がないことが補償される(トレリス符号器の適切な
選択を仮定する)。
【0039】この方法は、実際、非トレリス符号化ビッ
トのみが差分符号化される場合(場合2(図9)に対応
する場合)には有効であるが、差分符号化されるビット
が非トレリス符号化ビットのみならずトレリス符号化ビ
ットをも含む場合(すなわち、場合3)には、微妙で非
常に重大な問題点がある。その理由は、これらのビット
は、差分符号器および差分復号器の両方において相互依
存して処理されなければならないからである。
【0040】この場合に使用することが考えられる符号
器11の構造を図10に示す。RS符号器1014によ
って生成されたRS符号化ビットは、差分符号器100
7によってトレリス符号化ビットと相互依存して差分符
号化される。その結果、差分符号化されたトレリス符号
化ビットはトレリス符号器1012に送られる。復号器
22に対して使用される相補的構造を図12に示す。こ
れは、最尤復号器1220、差分復号器1207および
RS復号器1230からなる。
【0041】図10および12の符号器/復号器の組合
せは、実際、位相回転の補償に関しては有効である。し
かし、この相互依存処理では、RS復号器によって処理
される前に非トレリス符号化ビット中に最尤復号器によ
って形成された誤りは、差分復号器の出力におけるトレ
リス符号化ビット中の誤りを引き起こす。従って、最尤
復号器1220のリード1222上の(すなわち、RS
復号器1230によってRS復号される前の点におけ
る)非トレリス符号化ビット出力の誤り率性能が、トレ
リス符号化ビットの誤り率性能を決定し、全誤り率性能
(符号化利得)を決定することになる。
【0042】RS符号化が全体の符号化方式に含まれた
理由は、トレリス符号化ビットの誤り率が全誤り率性能
を支配することができるように、非トレリス符号化ビッ
トの誤り率性能をトレリス符号化ビットの誤り率性能よ
り高いレベルにまで引き上げるためであった。しかし、
今の場合、トレリス符号化ビットの誤り率性能は、最初
に(すなわち、RS符号を使用せずに)得られた非トレ
リス符号化ビットに対する性能のレベルに引き下げられ
てしまう。その後で非トレリス符号化ビットの誤り率性
能がRS復号器1230によって処理されるために改善
されることが無益になる。従って、全誤り率性能の改善
が実現されない。
【0043】本発明によれば、この問題点は、トレリス
符号化すべき差分符号化したビットがRS符号器の出力
から導出されるようにビットを処理することによって克
服される。この意味で、RSおよびトレリス符号は「重
複」するため、「重複マルチレベル符号」という。その
結果、実験的なテストによれば、重複マルチレベル符号
全体に対する誤り率性能(符号化利得)は、トレリス符
号によって得られるもとのレベルに回復することが確認
された。
【0044】すなわち、特に図11を参照すれば、通
常、トレリス符号器1112に送られる前に差分符号器
1107に送られるリード108上のビットのうちの1
つが、その代わりに、リード109上の非トレリス符号
化ビットとともに(リード1121上で)RS符号器1
114に送られる。これは、上記の場合3であって、差
分符号化されるビットがトレリスおよび非トレリスの両
方の符号化をされるビットである。すなわち、リード1
121上のビットは、符号器1114によってRS符号
化された後、他のRS符号器出力ビットとともに差分符
号器1107に送られる。その後、差分符号化されたト
レリス符号化ビットは、リード1110上で、リード1
111上の他のトレリス符号化ビットとともにトレリス
符号器1112に送られる。
【0045】図11の構造の実現の際、さまざまな特性
および動作パラメータが上で仮定したものとは異なる。
例えば、各RSワード内のビット数は今の場合9ではな
く10である。さらに、差分復号器出力は、それに送ら
れる10ビットワードの連続する対間の「差」を発見す
ることによって形成されるため、単一誤り訂正RS符号
ではなく二重誤り訂正RS符号が必要となる。
【0046】従って、差分復号器の入力における1個の
誤りワードは、その出力で2個の誤りワードを生じる。
すなわち、上記に照らして、RS符号器1114で使用
する符号は、例えば、k=156でのGF(210)上の
レートk/k+4組織符号である。さらに、RS符号器
1114の動作は、フレームからなる最初の156個の
連続する4D記号間隔のそれぞれに対してリード109
上に9ビット(2ビット)ワードが送られ、残りの4個
の4D記号間隔には0ビット(1ビット)が送られるよ
うに、S/P変換器105の動作と同期する。
【0047】符号器114が前記の4個の冗長ワードを
出力するのはこの4個の間隔中である。さらに、今度は
フレームごとに2個ではなく4個の冗長ワードがあり、
RSワードごとに9ビットではなく10ビットがあるた
め、簡単な計算によって、ソース101からのビットの
ストリームは、4D記号間隔あたり10.75ビットの
平均速度でスクランブラ104に入力されなければなら
ない。
【0048】さらに一般的にいえば、重複マルチレベル
符号は、符号化されるデータの一部がマルチレベル構造
の第1の冗長符号によって処理されるような符号であ
る。その後、この第1符号器の出力の一部は、符号化さ
れるデータの他の部分とともに、第2の冗長符号によっ
て処理される。
【0049】図11の構造およびそれによって実行され
る処理は、次の観察によって説明することも可能であ
る。すなわち、入力データの第1部分(リード109お
よび1121上)が、少なくとも第1の冗長符号(RS
符号器1114によって実現される)を使用して符号化
され、本実施例では、差分符号化(差分符号器1107
によって実現される)も使用される。こうして差分符号
器出力(リード1110および115上)からなる第1
の符号化信号が生成される。同時に、入力データの第2
部分(リード1111上)が、第2の冗長符号(トレリ
ス符号器1112によって実現される)を使用して第1
符号化信号の第1部分(リード1110)とともに符号
化され、第2の符号化信号(リード113上)が生成さ
れる。
【0050】受信機では相補的な処理が実行される。す
なわち、図13に示すように、最尤復号器1320によ
ってリード1321上に出力された非トレリス符号化ビ
ットが、差分復号器1307に送られる。最尤復号器1
320によってリード1322上に送出された2個のト
レリス符号化ビットのうち、一方は差分復号器1307
に送られ、他方はリード221に直接送られる。差分復
号器1307のリード1308上の出力ビットは、RS
復号器1330によってRS復号される。このRS復号
器1330の1個の出力ビットは、リード1121上の
ビットに対応し、リード221に送られる。残りはリー
ド232に送られる。
【0051】上記は、単に本発明の原理を例示したもの
である。例として、本発明は、特に2レベルの符号化か
らなる特定のマルチレベル符号変調方式に関して説明し
た。しかし、本発明は、3レベル以上の符号化がある方
式でも使用可能であり、その場合、本発明による重複は
2レベルのみに制限されることも、3レベル以上にわた
ることも可能である。さらに、本発明は、特定の種類の
冗長符号(例えば実施例のトレリスまたはRS符号)
や、特定のコンステレーションとともに使用することに
制限されるものではない。
【0052】さらに、この説明では、本発明による重複
マルチレベル符号化は、差分符号化/復号を含むことが
好ましいマルチレベル符号変調環境に特に有利に使用さ
れる方法を示したが、当業者であれば、差分符号化/復
号を必要としない環境で重複マルチレベル符号を使用す
る理由も明らかである。
【0053】さらに、本発明は、離散的な機能構成ブロ
ック(例えば、符号器、マッパなど)で実現されるよう
に説明したが、それらの構成ブロックの機能は、適切に
プログラムされたプロセッサ、ディジタル信号処理(D
SP)チップなどを使用して実行可能である。すなわ
ち、特許請求の範囲に記載のさまざまな「手段」はそれ
ぞれ、何らかの実施例で、その手段の機能を実行するよ
うに特別に設計された特定回路に対応することが可能で
あるが、このような「手段」は、他の実施例では、回路
にその機能を実行させる格納プログラム命令を有するプ
ロセッサベースの回路の組合せに対応することも可能で
ある。
【0054】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、マ
ルチレベル符号変調方式における柔軟性がさらに増大す
る。本発明の方式では、マルチレベル符号変調方式に差
分符号化を便利な方法で導入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチレベル符号変調方式を利用した電話音声
帯域モデムの送信部分のブロック図である。
【図2】図1の送信機によって生成されたデータ信号を
受信し処理することが可能な電話音声帯域モデムの受信
部分のブロック図である。
【図3】いくつかの従来の用語および概念を理解する際
に有用な図である。
【図4】図1の送信機において、それ自体で、または、
より高い次元(例えば4次元コンステレーション)の成
分として使用される2次元コンステレーションの図であ
る。
【図5】実施例で使用される4次元コンステレーション
が8個のサブセットに分割される方法を示す図である。
【図6】図1の送信機のリード・ソロモン符号器のため
に使用されるフレーム編成の図である。
【図7】図1の送信機のトレリス符号器によって使用さ
れる特定のトレリス符号を実現する回路の図である。
【図8】従来の差分符号化方式を実現する図1の符号器
の可能な実施例の図である。
【図9】従来の差分符号化方式を実現する図1の符号器
の可能な実施例の図である。
【図10】従来の差分符号化方式を実現する図1の符号
器の可能な実施例の図である。
【図11】本発明の原理を実現する図1の符号器の実施
例の図である。
【図12】図10の従来型符号器とともに使用される図
2の受信機において使用される復号器の実施例の図であ
る。
【図13】本発明の原理を実現する図2の復号器の実施
例の図である。
【符号の説明】
101 データソース 104 スクランブラ 105 S/P変換器 11 符号器 112 4D,64状態トレリス符号器 114 レート158/160リード・ソロモン符号
器 120 4D,64−QAMコンステレーションマッ
パ 141 従来型変調器 150 音声帯域電話チャネル 210 等化器/復調器回路 22 復号器 220 最尤復号器 230 RS復号器 270 並直列変換器 280 デスクランブラ 290 データシンク 807 差分符号器 812 トレリス符号器 814 RS符号器 907 差分符号器 912 トレリス符号器 914 RS符号器 1012 トレリス符号器 1014 RS符号器 1007 差分符号器 1107 差分符号器 1112 トレリス符号器 1114 RS符号器 1207 差分復号器 1220 最尤復号器 1230 RS復号器 1307 差分復号器 1320 最尤復号器 1330 RS復号器

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の部分(1110上)を
    有する第1符号化信号(115、1110上)を生成す
    るために第1冗長符号(1114内)を少なくとも使用
    して入力データの第1部分(109、1121上)を符
    号化するステップ(1114、1107内)と、 第2符号化信号(113上)を生成するために、第2冗
    長符号(1112内)を使用して、第1符号化信号の第
    1部分とともに前記入力データの第2部分(1111
    上)を符号化するステップとからなることを特徴とする
    入力データ(108、109上)を符号化する方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも第2符号化信号を表現する信
    号を発生するステップ(120内)と、 その信号を通信チャネル(150)に送出するステップ
    (141内)とをさらに有することを特徴とする請求項
    1の方法。
  3. 【請求項3】 前記発生ステップが、 所定の信号コンステレーション(図4)から選択される
    チャネル記号の列(120内)を発生するステップから
    なることを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】 通信チャネルから受信されるデータ伝達
    信号を処理する方法において、このデータ伝達信号が、 少なくとも第1の部分(1110上)を有する第1符号
    化信号(115、1110上)を生成するために第1冗
    長符号(1114内)を少なくとも使用して入力データ
    の第1部分(109、1121上)を符号化するステッ
    プ(1114、1107内)と、 第2符号化信号(113上)を生成するために、第2冗
    長符号(1112内)を使用して、第1符号化信号の第
    1部分とともに前記入力データの第2部分(1111
    上)を符号化するステップと、 少なくとも第2符号化信号に応答して前記データ伝達信
    号を発生するステップ(120、141内)とによって
    発生される種類のものであり、前記処理方法が、 前記入力データの第2部分および第1符号化信号を表現
    する信号を回復するために第2冗長符号に従って前記受
    信信号を復号する第1復号ステップ(1320内)と、 前記入力データの第1部分を回復するために、第1冗長
    符号に従って、回復された第1符号化信号を復号する第
    2復号ステップ(1330内)とからなることを特徴と
    するデータ伝達信号処理方法。
  5. 【請求項5】 第2冗長符号がトレリス符号であり、第
    1復号ステップが最尤復号からなることを特徴とする請
    求項4の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも第1および第2の部分を有す
    る第1符号化信号を生成するために第1冗長符号を少な
    くとも使用して入力データの第1部分を符号化する第1
    符号化手段(1114、1107)と、 第2符号化信号を生成するために、第2冗長符号を使用
    して、第1符号化信号の第1の第2でない部分とともに
    前記入力データの第2部分を符号化する第2符号化手段
    (1112)とからなることを特徴とする入力データ符
    号化装置。
  7. 【請求項7】 第2符号化信号、および、第1符号化信
    号の第2部分を表現する信号を発生する手段(120)
    と、 その信号を通信チャネルに送出する手段(141)とを
    さらに有することを特徴とする請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 前記発生手段が、所定の信号コンステレ
    ーションからチャネル記号の列を選択する手段(12
    0)からなることを特徴とする請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 第1符号化手段が、 第1冗長符号を使用して前記入力データの第1部分を符
    号化する手段(1114)と、 その結果のデータを差分符号化する手段(1107)と
    からなり、 差分符号化されたデータの第1および第2部分は、第1
    符号化信号の第1および第2部分にそれぞれ含まれるこ
    とを特徴とする請求項6の装置。
  10. 【請求項10】 第2冗長符号がトレリス符号であるこ
    とを特徴とする請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 通信チャネルから受信されるデータ伝
    達信号を処理する装置において、このデータ伝達信号
    が、 第1符号化信号(1114の出力)を生成するために第
    1冗長符号(1114内)を使用して入力データの第1
    部分(109、1121上)を符号化するステップ(1
    114内)と、 第1および第2の部分(115、1110上)を有する
    差分符号化信号を生成するために第1符号化信号を差分
    符号化するステップ(1107内)と、 第2符号化信号を生成するために、第2冗長符号を使用
    して、前記差分符号化信号の第1部分とともに前記入力
    データの第2部分を符号化するステップ(1112内)
    と、 前記差分符号化信号の第2部分および第2符号化信号に
    応答して前記データ伝達信号を発生するステップ(12
    0、141内)とによって発生される種類のものであ
    り、前記処理装置が、 前記入力データの第2部分および前記差分符号化信号を
    回復するために第2冗長符号に従って前記受信信号を復
    号する第1復号手段(1320)と、 第1符号化信号を回復するために、回復された差分符号
    化信号を差分復号する手段(1307)と、 前記入力データの第1部分を回復するために、第1冗長
    符号に従って、回復された第1符号化信号を復号する第
    2復号手段(1330)とからなることを特徴とするデ
    ータ伝達信号処理装置。
  12. 【請求項12】 第2冗長符号がトレリス符号であり、
    第1復号手段が最尤復号器であることを特徴とする請求
    項11の装置。
  13. 【請求項13】 第1冗長符号がリード・ソロモン符号
    であることを特徴とする請求項12の装置。
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