JPH0630038A - ネットワーク通信システム - Google Patents

ネットワーク通信システム

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JPH0630038A
JPH0630038A JP6004092A JP6004092A JPH0630038A JP H0630038 A JPH0630038 A JP H0630038A JP 6004092 A JP6004092 A JP 6004092A JP 6004092 A JP6004092 A JP 6004092A JP H0630038 A JPH0630038 A JP H0630038A
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正俊 小澤
Hideyuki Fukaya
秀之 深谷
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正和 今西
Yosuke Kanamori
洋介 金森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 MCP1内の画情報の期限管理を行うととも
に、利用者に前記画情報の登録日時及び蓄積期限を簡単
に知らせることができる。 【構成】 FAX7からの画像情報の登録終了時に登録
した画像情報の蓄積期限を定めた時間情報とその登録日
時をMCP1に記憶し、これらの情報をPB電話9の問
い合わせにより音声に編集して送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ端末を電
話網で接続したファクシミリ通信システムに係わり、特
に、中央に画像蓄積装置を備えて各ファクシミリ端末か
らの画像の蓄積、読み出しを行なうネットワーク通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ファクシミリの利用が急速に増加し
ており、大きなファクシミリネットワークも構成されて
いる。このようなネットワークはファクシミリ端末を電
話網に接続しファクシミリ蓄積変換装置を設け1つのフ
ァクシミリ端末から多数のファクシミリ端末へ同一の電
文を指定時間に電話する一斉同時通信とか、1つのファ
クシミリ端末が所定のID番号で電文を蓄積変換装置に
登録しておき、他のファクシミリ端末より同じID番号
を使用して登録した電文を取り出すメールボーックス通
信など多くの利用法が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の通信システムでは、効率良く通信を行なうため
の様々な機能を有していなかった。特に、メールボック
ス内の情報の期限管理については何ら為されておらず、
情報を取り出す利用者も上記期限等について知ることが
できなかった。
【0004】本発明は上記従来の目的を達成するため
に、為されたものであり、メールボックス内の情報の期
限管理を行なうとともに、メールボックス利用者が上記
画情報の登録日時及び蓄積期限を簡単に知ることのでき
るネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、複数のネットワーク内端末と、この端末か
らの要求により取出可能な状態で画像情報を蓄積するネ
ットワーク内センターの第一データベースと登録管理番
号と前記ネットワーク内端末からの画像情報の登録終了
時に登録した画像情報の蓄積期限を定めた時間情報とそ
の登録日時を含む第二データベースとを具備するネット
ワーク内センターとを有するものである。
【0006】また、本発明は上記使用者に知らせるため
に、複数のネットワーク内端末と、この端末からの要求
により取出可能な状態で画像情報を蓄積する第一データ
ベースと登録管理番号と画像情報の蓄積期限を定めた時
間情報とその登録日時とを含む第二データベースとを有
するネットワーク内センターと、電話器のPB信号によ
る問合せに対して前記第二データベースから少なくとも
前記時間情報を読み出して音声ガイダンスを編集し前記
電話器に送出する制御手段とを有するものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成により、メールボックス内の
画情報の期限管理を簡単に行なうことができる。また、
利用者はPB電話で簡単にメールボックス内の画情報の
登録日時及び蓄積期限を知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は本発明の実施例の構成を示す図であ
る。図1において、1はシステム全体の制御及び画像蓄
積、課金算出、課金集計、統計集計を行うメインコント
ロールブロセッサ(以下MCPと称す)である。2はF
AX端末及びMCPIからの電文を格納し、PBトーン
(プッシュボタン式電話器のトーン)の電話機能を有
し、MCPIの指示によりFAX端末より送信された電
文の格納及び要求してきたFAX端末への格納した電文
の伝送を行うFAXサーバとして機能する蓄積装置、3
はFAX端末からMCPIへの各種指示情報をPBトー
ンにより認識し、MCPIに通知し、MCPIからの指
示をPBトーンに変換してFAX端末に送出すると共に
FAX操作者への指示を音声で行い蓄積装置2とFAX
端末との接続の切断を制御する音声応答装置(以下VR
Uと称す)、4はインテリジェントモデムであり以降は
ITDM(Intelligence Time Division Multiplexer)
と称する。5は公衆電話網、6は後続するファクシミリ
(以下FAXと称す)7が電話網5と音声応答装置(V
RU)3ヘアクセスするためのダイヤル機能とFAX7
の通信に対する課金をMCP1より通知を受け、この課
金をプリントアウトする端末アダプタ(以下ADPと称
す)である。8はFAX7と異なり、ADP6を介さず
直接電話網5を通じてVRU3と接続して交信する一般
FAX、9は電話網5を介してVRUと交信するプッシ
ュボタン式電話器(以下PB電話と称する)である。な
お、上述のFAX端末とはADP6と、FAX7、一般
FAX8を総称した名称を表す。
【0010】図2は音声応答装置の構成を示すブロック
図である。VRU3は通信管理系と音声応答系より構成
され、通信管理系は交換制御CPU31により制御され、
電話網5と接続する局線回路32と、蓄積装置2と接続す
る内線回路33と、局線回路32と内線回路33とを接続また
は接続する通話回路スイッチ34及びMCP1と接続する
RS−232Cインタフェース35とからなる。
【0011】音声応答系は音声制御CPU36により制御
され、RS−232Cインタフェース35より入力するMC
P1からの指示により音声応答ROM37に格納された音
声を局線回路32と電話網5を介してFAX7、一般FA
X8、またはPB電話9に送信する。音声処理PBトー
ン処理部38は、FAX7との通信をPBトーン(0〜9
の数字、#、*、A〜Dの英文字よりなる信号)で行
い、MCP1との通信はアスキーコードで行うのでPB
トーンとアスキーコードとの変換が必要となるため、こ
の変換処理を行う。なお、局線回路32、内線回路33、通
話路スイッチ34及び音声処理PBトーン処理部38は4回
線設けられている。
【0012】VRU3は、MCP1とともに次のような
動作も行う。音声ガイダンス送出後、FAX7側から送
出されるPBトーンの1音毎の間隔を一定のタイマー値
で監視し、このタイマー値内に次のPBトーンが検出さ
れない場合、MCP1にエラー通知をし、その指示に従
う。このタイマー値は所定の値に設定可能であるが、送
出されるPBトーンがADP6で生成されたものである
か、FAX7、すなわち、操作者によって生成されたも
のであるかにより、タイマー値を異ならせるようにする
のが望ましい。具体的には、ADP6で生成されたPB
トーンはT1、FAX7で生成されたPBトーンはT2
とすると、T1<T2とする。これは、ADP6からの
応答はFAX7(操作者)からの応答より迅速に実行さ
れるため、T1を短くして効率良く通信を行うためであ
る。
【0013】以下、このPBトーンの検出におけるVR
U3及びMCP1の動作を図3を用いて説明する。図3
はVRU3及びMCP1のPBトーン検出時における動
作を示すフロー図であるが、まず、VRU3はADP6
あるいはFAX7から送出されたPBトーンを受信する
と(ST1)、これをMCP1側に直ちに知らせる(S
T2)。
【0014】一方、MCP1はVRU3からPBトーン
を受信したことを知らせる信号を受信すると(ST
3)、このPBトーンがADP6から送信されたもので
あるか、FAX7から送信されたものであるかを判別し
(ST4)、ADP6からの場合はタイマー値T1を、
FAX7からの場合はタイマー値T2をそれぞれセット
する(ST5)。ADP6からのPBトーンの場合に
は、VRU3にPB検出指示とタイマー値T1のセット
を指示する旨の信号を送出するとともにMCP1での検
出用タイマー値をセットする(ST6)。また、FAX
7からのPBトーンの場合にも同様にMCP1での検出
用タイマー値をセットする(ST7)が、この動作につ
いては後述する。
【0015】なお、このMCP1での検出用タイマー値
はFAX7あるいはADP6から送出される全てのPB
トーンが検出されるまでの監視時間であり、上記のケタ
間タイマー(T1あるいはT2)と上記PBトーンのケ
タ数との乗算した値に略一致する。
【0016】ST4でPBトーンがADP6から送信さ
れたものであると判別した場合、VRU3はMCP1か
らのPB検出指示信号を受信すると(ST8)、上記タ
イマー値T1をセットし(ST9)、ADP6からその
後に送出されるPBトーン(このPBトーンは登録ある
いは取り出し、依頼元の端末番号等を示すものであり、
ADP6で生成される)を受信状態で待機する。そし
て、ADP6からのその後のPBトーン(その後に続く
1音)を受信したか否かを判別し(ST10)、PBトー
ンが受信されたことを判別した場合、このPBトーンが
終了符号を示すものであるか否かを判別する。終了符号
でない場合は、再びST10の上流に戻り、上述の動作と
同様にその後にADP6から送出されるPBトーンを受
信状態で待機し、終了符号である場合は、直ちにPBト
ーンの受信を終了したことをMCP1に知らせる(ST
11)。
【0017】また、ST10でその後のPBトーンが受信
されない場合には受信の休止時間が上記タイマー値T1
に達したか否かを判別し(ST12)、T1に達していな
い場合には依然受信状態で待機状態とするが、達してい
る場合(タイムアウト)にはMCP1にタイムアウト通
知を行う(ST13)。
【0018】一方、MCP1ではST11により全てのP
Bトーンが正常に受信されたことを知らせる信号を受信
状態で待機しており(ST14)、この信号がST6でセ
ットされたタイマー値を越えても依然受信されない場合
には(ST15)、エラー処理を実行する(ST16)。
【0019】また、ST1で受信されたPBトーンがF
AX7からのPBトーンの場合、MCP1は上述したよ
うにST5でタイマー値T2をセットし、上述したAD
P6からのPBトーンの検出の動作と同様にVRU3に
PB検出指示とタイマー値T2のセットを指示する旨の
信号を送出する。その後、MCP1での検出用タイマー
値をセットし、VRU3から送出される全てのPBトー
ンが正常に受信された事を通知する信号を受信状態で待
機する(ST14)。
【0020】なお、T2セット指示信号を受信してから
全てのPBトーンが正常に受信された事を通知する信号
を送出するまでのVRU3の動作は上述したADP6か
らのPBトーン検出時における動作と同様である。
【0021】このように、PBトーンの1音毎の間隔を
監視するタイマー値をADP6からのPBトーンの場合
とFAX7からのPBトーンの場合とで異ならせれば、
ADP6から送出されるPBトーンがFAX7から送出
されるPBトーンよりもその応答が速いため、効率よい
PBトーンの監視を実行することができる。
【0022】また、VRU3はVRU3とMCP1間の
回線切断等によりMCP1との通信が切断されたり、M
CP1からの指示により通常処理可能状態となっていな
いときは、本通信システムが現在利用できない旨のメッ
セージを出力する。
【0023】さらに、FAX端末より登録された電文の
読みだし要求があり、この電文の送出準備をしていると
きなど音楽をFAX端末に送出する。この音楽応答はM
CP1よりVRU3が次のコマンドを受けた時自動的に
ストップするが、以下この動作について図4の動作フロ
ー図によりさらに詳しく説明する。
【0024】図4において、VRU3がFAX7から画
像を出力する旨を指示する信号を受信すると、これを直
ちにMCP1に送出する(ST1)。MCP1ではこの
信号を受信すると(ST2)、音楽を再生する旨を指示
する信号をVRU3に送出し(ST3)、指定された画
像の検索を行う(ST4)。そして、検索された画像を
蓄積装置に転送し(ST5)、この転送が終了したとき
に(ST6)VRU3にFAX7に送信する旨を指示す
る(ST7)。
【0025】一方、VRU3ではST3の音楽再生指示
信号を受信すると(ST8)、音楽の再生を行い、FA
X7に音楽を送出する(ST9)。そして、ST7によ
りMCP1から送出されるFAX送信指示信号を受信す
ると(ST10)、再生した音楽をストップさせ(ST1
1)、指定された画像を送出するための蓄積装置2とF
AX7との回線を接続する(ST13)。また、FAX送
信指示信号が受信されない場合には他コマンド受信があ
るか否かを判断し(ST12)、ない場合にはさらに音楽
の再生を実行する。
【0026】以上のように、MCP1で指定された画像
情報を検索し、これを蓄積装置に転送されている間、V
RU3は音楽を再生し、これをFAX7に送出するた
め、操作者は上記検索、転送されている時間不快に感じ
ることなく、待機することができる。なお、この検索、
転送される時間は全体の通信時間のなかでも多大な時間
を要し、上記効果は顕著なものとなる。
【0027】図5はアダプタ(ADP)6の構成を示す
ブロック図であり、図6は図5の詳細説明図である。図
5において通信部62はFAX7及び電話網5を介してV
RU3との通信を行う。通信部62は図6に示すようにダ
イヤル編集機能と着信時処理機能を有し、ダイヤル編集
機能はFAX7から送出されるダイヤルの内容に従い、
次のダイヤル操作を行う。
【0028】 1 蓄積装置2への電文の登録又は蓄積装置2からの電
文の読み出し 2 ダイヤル発信規制 3 FAX7のID(識別信号)送出 4 FAX7が他のFAX7又は一般FAX8と直接交
信するダイレクト通信 なお、ADP6本体にはFAX使用開始ボタンがあり、
このボタンを押すことによりFAX7とADP6間の回
線を接続する。
【0029】着信時処理機能は、電話網5からの着信に
対してADP6はスルーとなり何の処理もしない。ただ
しADP6使用中及び電源断時には着信を無視する。
【0030】料金管理部63は図6に示すように利用料金
算出をMCP1へ依頼しその結果を受信する機能とダイ
レクト通信料金算出機能と利用料金累計機能とを有す
る。FAX7が蓄積装置2に電文の登録又は登録された
電文の電文の読み出しを行った後、VRU3を介してM
CP1に利用料金の算出を依頼し、MCP1より利用料
金と利用時間を受信し利用料金をLCD(Llquid Cryst
al Display)66に表示し、利用料金及び利用時間の清算
書を記録部65よりプリントアウトする。また、FAX7
が他のFAX7または一般FAX8とダイレクト通信し
た場合はダイレクト通信コマンド受付後、通信時間を監
視し、料金を計算して上記と同じLCD66による表示及
びプリントアウトをする。このプリントアウトは次の利
用料金データの着信まで、図示しないメモリに保持され
ており、保持されている間、いつでも利用者の操作によ
り再プリント可能である。また、所定時間つまり何時か
ら何時まで、または1日間、1ケ月間等の利用料金の集
計機能を有し、記録部65よりプリントアウトするととも
に所定の期間(例えば1ケ月間)集計データをMCP1
に送信する。利用料金のプリントアウトに当たっては料
金を数字で示すのみならずバーコード表示を行う。
【0031】バーコードには、FAX7が設置されてい
る場所を示す事項、FAX通信であることを示す事項、
通信料金を示す事項などが含まれている。これにより、
FAX7をスーパーストアなどに設置した場合、この利
用料金を購入した商品の精算と一緒にバーコード読み取
り機によって処理することができる。
【0032】上述した利用料金算出依頼・受信機能及び
ダイレクト通信料金算出について以下その動作フロー図
を用いて、さらに、詳しく説明する。
【0033】図7は利用料金算出依頼・受信機能を実行
するADP6の動作フロー図である。図7において、ま
ず、ADP6はFAX7からのOff Hookを示す信号を受
信し(ST1)、次に、FAX7からのコマンドを受信
する(ST2)。このコマンドは蓄積された画像の登
録、あるいは取り出しを指示するコマンドである。この
コマンドを受信するとADP6は端末IDを含むセンタ
ー(MCP1)アクセス用のコマンドを生成し、蓄積す
るとともに(ST3)電話網を介してMCP1にFAX
7からの登録あるいは取り出し要求があった旨を知らせ
るベく発呼を行う(ST4)。その後、MCP1から一
定時間以内に着信許可を示す信号を受信すると(ST
5)、FAX7との回線をいったん切断する(ST
6)。これは、ADP6がその後に行う蓄積編集した端
末ID等を送出する際において発生するPBトーンの音
を利用者に知られないようにするために、FAX7との
回線を切断するものである。また、一定時間内にMCP
1から着信許可信号を受信しない場合にはエラーレポー
トを編集して(ST7)、このレポートを出力する(S
T8)。FAX7との回線切断処理終了後、MCP1に
センターアクセスコマンドを示すPBトーンを送出し
(ST9)、その後、MCP1との回線が接続された旨
を示す信号を受信すると(ST10)、ST6で切断して
いたFAX7との回線を再び接続する(ST11)。そし
て、FAX7から指定したBOX番号へ画像情報の登録
あるいは指定したBOX番号から画像情報の取り出し処
理を実行する。この処理の実行後、ADP6はFAX7
からのOn Hookを示す信号を受信し(ST12)、MCP
1に料金通知を依頼する旨の信号を送出する(ST1
3)。そして、MCP1から返送されるこの通信にかか
った料金を通知する旨の信号を受信すると(ST14)、
この通知データをチェックし(ST15)、正しければこ
れをバーコードに編集する(ST16)。編集したものを
料金精算書としてバーコード出力を行い(ST17)、こ
れを、さらに、集計データに加算する(ST18)。この
集計データは前述した所定時間つまり何時から何時ま
で、または1日間、1ケ月間等の利用料金の集計を行う
際に利用されるものである。なお、ST17で出力される
料金精算書はADP6内の図示しないメモリに次の通信
による料金精算データの着信まで保持されており、保持
されている間は利用者の操作によりいつでも出力可能で
ある。
【0034】図8に、上記動作によって算出されたバー
コードによる料金精算書の出力例を示す。バーコードで
出力することにより、通信にかかった料金を購入した商
品の精算と一緒にバーコード読み取り機によって処理す
ることができ、通信料金のみを個別に精算する必要がな
く、使用者にとってはいたって便利なものとなる。
【0035】具体的に説明する。8図(a)は、センタ
ーに情報を登録した場合の出力例であり、1枚50円の
文字表示とそれに対応するバーコードとが印字されてい
る。これにより、利用者は精算書として端末提供者は金
額入力用としてこの出力用紙を利用できる。更に、その
下部には端末ID番号が印字されている。これにより、
端末提供者は事後的にこの出力用紙をセンターとの料金
確認等に利用できる。8図(b)は、ダイレクト通信時
に時間課金を行った場合の出力例であり、通信時間が表
示されているため、次回以降の利用の目安となる。8図
(c)は、利用料金が0円であった場合の出力例である
が、バーコードの内容が0円を表す一方、文字表示を0
円とせずにこれを編集して「無料」と表示することで視
認性が向上することとなる。8図(d)は、エラーレポ
ートの出力例であり、ID番号表示により出力用紙をセ
ンターとの料金確認等に利用できることとなる。
【0036】また、8図(e)は、バーコードの配列規
則である。端末提供者等を示すインストアコード、端末
利用サービスであること等を示す商品アイテムコード、
サービス料金を示す価格コード、金額等のチェックのた
めのプライスチェックコード及びチェックディジットか
ら構成されている。特に、商品アイテムコードは端末利
用サービスであることを示し価格コードはその利用料金
を示すものであるが、この金額は同一の端末利用サービ
スでありながらも、通信の度毎に金額が異なる点に特徴
がある。つまり、一般的にはバーコードは商品種別に対
応して金額が固定であり、しかも、その金額は通常レジ
スター側のメモリに記憶されておりバーコードは直接金
額を表すものではない。つまり、バーコード中に商品ア
イテムコードとその利用料金を直接表示する価格コード
とを含めることにより小売店での商品購入と全く同様に
バーコードにより料金の精算をすることができることと
なる。
【0037】次に、ダイレクト通信料金算出におけるA
DP6の動作について説明する。ここで、ダイレクト通
信においては使用者の間違い電話等の間違った操作に対
応すべく、以下のような課金処理を行っているので、A
DP6の動作の説明の前にその課金処理について説明す
る。この課金処理は以下に示すようにケース1からケー
ス6の場合についてそれぞれ対応している。
【0038】1 ケース1 (FAX7のOff Hookの後
に極性反転1、その後60秒以内に2100Hzを検知、さら
に、その後10秒を越えてOn Hookまたは極性反転2を検
知) この場合、通常のダイレクト通信が行われたものとして
通信時間、通信距離に基づいて課金を行う。
【0039】2 ケース2 (FAX7のOn Hookの後
に極性反転1、その後60秒以内に2100Hzを検知、さら
に、その後10秒以内にOn Hookまたは極性反転2を検
知) この場合、送信開始直後に使用者がダイヤルあるいは原
稿等の誤りに気づいて送信を中止したものとして、課金
を行わない。
【0040】3 ケース3 (FAX7のOff Hookの後
に極性反転1、その後60秒以内にOnHook又は極性反転2
を検知) この場合、使用者が電話に誤ってかけたことに気づいて
送信を中止したものとして、課金を行わない。
【0041】4 ケース4 (FAX7のOff Hookの後
に極性反転1、その後60秒を越えても2100Hzを検知しな
い) この場合、何等かの障害が発生したものとして課金を行
わずにエラーレポートを出力する。
【0042】5 ケース5 (FAX7のOff Hookの後
に極性反転を検出せずに2100Hzを検知、その後10秒を越
えてOn Hookを検知) この場合、2100Hz検知からOn Hookまでを「フリーダイ
ヤル通信」として情報提供者側に課金処理を行う。
【0043】6 ケース6 (FAX7のOff Hookの後
に極性反転を検出せずに2100Hzを検知、その後10秒以内
にOn Hookを検知) この場合、「フリーダイヤル通信」において送信開始直
後に使用者がダイヤル操作等の誤りに気づいて送信を中
止したものとして、課金を行わない。
【0044】このように、各状況に対応した課金処理を
行うことによって、使用者に不当な料金を請求すること
のない優れた通信システムを実現することができる。
【0045】以下にダイレクト通信料金算出時における
ADP6の動作を図9を用いて説明する。
【0046】図9において、まず、ADP6はFAX7
からのOff Hookを示す信号を受信し(ST1)、次に、
FAX7からのダイヤル番号を示すPBトーンを受信す
る(ST2)。このPBトーンによる番号を精査して
(ST3)、NGならばFAX7へアラーム音を送出し
(ST4)、課金処理を行わない。番号精査の結果、N
Gがないと判別された場合に入力されたダイヤル番号に
発呼を行い(ST5)、その後に受信側からの着信を示
す極性反転の有無を検出する(ST6)。極性反転を検
出した場合には、極性反転検出後、60秒以内に2100Hzの
信号を検出したか否かを検知する(ST7)。2100Hzの
信号を検出したと判別された場合にはFAX7との回線
を接続し(ST8)、課金処理を開始する(ST9)。
その後、FAX7のOn Hookを検出するまで時間課金を
実行し(ST10)、検出された場合、課金処理を終了さ
せる(ST11)。そして、ST7で2100Hzの信号を検出
してからST10のOn Hookを検出するまでの時間がT3
(10秒)を越えるものか否かを判別する(ST12)。こ
こで、越えているものと判別された場合には上述のケー
ス1に相当し、通信時間に基づいて料金の計算を行い
(ST13)、計算結果に従って図7で説明したようなバ
ーコード編集、バーコードによる精算書出力を行う。
【0047】また、2100Hzの信号の検出(ST7)から
On Hookの検出(ST10)までの時間T3が10秒以内と
判別された場合には(ST12)、上述ケース2に相当す
るものとして課金処理をキャンセルする(ST14)。
【0048】また、ST7で2100Hzの信号が検出されな
い場合、検出されない期間が極性反転を検出してから一
定時間T4(60秒)を超過するものか否かを判別する
(ST15)。この判別した結果、T4(60秒)を超過せ
ずに、かつOn Hookを検出した場合には(ST16)、上
述ケース3に相当し、課金処理は行わない。60秒を超過
しても依然2100Hzの信号が検出されない場合には、ケー
ス4に相当するものとして図7で説明したようなエラー
レポート編集、エラーレポート出力処理を行う。
【0049】また、ST6で極性反転の検出が行われず
に2100Hzの信号を検出した場合には(ST17)、フリー
ダイヤル通信として処理するが、FAX7との回線接続
処理(ST8)等、その後に続く課金処理のST12まで
のステップは上述ケース1と同様である。そして、この
場合にはST12でケース1と同様、2100Hzの信号検出か
らOn Hook検出までの時間が10秒を超過するものか否か
を判別し、10秒を越えるものと判別された場合には上述
ケース5、すなわち「フリーダイヤル通信」が行われた
ものとして情報提供者側に課金処理を実行するととも
に、利用者に低額の端末使用料金を課金して(ST1
8)、バーコード出力する。
【0050】また、ケース5と同様にST6で極性反転
の検出が行われずにST17で2100Hzの信号が検出され
て、かつST12で10秒以内にOn Hookを検出した場合に
は上述のケース6に相当するものとして課金処理をキャ
ンセルする(ST14)。
【0051】また、一定時間以内に極性反転もなく、か
つ2100Hzの信号も検出されない場合には、上述したよう
にエラー処理を行う。
【0052】このように、ダイレクト通信料金算出時に
おいては、いろいろな状況に応じて課金処理を実行する
か否かを定めているため、使用者に不当な課金処理、例
えば、使用者が誤った原稿を送信しようとして、送信直
後に気づいて送信を中止させた場合等の課金を防止する
ことができる。
【0053】以上が料金管理部63の主な機能である。次
に、エラー管理部64は図6に示すように電源喪失、記録
紙ぎれ処理機能、通信エラー時料金処理機能及びエラー
集計機能を有する。停電やコンセントが外れたなどのた
め、電源が断となったときはFAX7と電話網5との間
を切断状態とする。また、記録部65の記録紙がない場合
も紙切れを検知の上、切断状態を保持する。また、VR
U3よりPBトーンにて通知されるエセーコマンドを認
識し、エラーレポートの出力を行う。エラーコマンドを
受信せずに以上終了した場合や、手順途中でFAX7側
が受話器をおいてしまった場合もエラーレポートを出力
する。また、ダイレクト通信時に通信エラーが発生した
場合もエラーレポートを出力し無料精算を行う。これら
エラーレポートは所定期間で集計され、記録部65よりプ
リントアウトされる。
【0054】キーボード67からは所定期間の料金のプリ
ントアウトなどの指示を入力する。また制御部61は上記
各装置を制御する。
【0055】以上がADP6の各部分の構成及び動作の
説明であるが、ここで、上記の利用料金算出について一
層詳しく説明するために画像情報の登録及び取り出しを
正常時、異常時に分けてADP6、VRU3、MCP1
の各動作をそれぞれ説明する。
【0056】図10は画像情報の登録及び取り出しが正常
に行われた場合のこれらの各装置の課金処理の動作を示
す動作フロー図である。図10において、ADP6はFA
X7のOn Hookを検出すると(ST1)、VRU3に料
金通知を依頼する信号を送出する(ST2)。
【0057】一方、VRU3はFAX7との接続中は常
にMCP1に接続状態信号を送出しており(ST3)、
蓄積装置2からのOn-Hookを示す信号からFAX
通信終了を検知し(ST4)、FAX終了通知をMCP
1に送出する(ST5)。その後、上記ADP6からの
料金通知を依頼する旨の信号を受信状態で待機し、この
信号を受信したと検知したときには(ST6)、直ちに
MCP1に料金依頼通知がされたことを知らせるPB通
知を送出する(ST7)。
【0058】また、MCP1では通信状況すなわち画像
情報の登録もしくは取り出し動作の監視(ST8)をS
T3の信号受信により行う。VRU3からのFAX終了
通知信号を検出(ST9)すると、通信枚数をカウント
し(ST10)、通信枚数に従って料金計算(ST11)を
行う。そして、この動作終了後、前記VRU3からのP
B通知(ST7により送出された信号)を受信状態で待
機し、この信号を検出したときには(ST12)、ST11
で算出された通信料金データをVRU3に送出する(S
T13)。
【0059】VRU3はこの通信料金データを受信する
と(ST14)、さらに、これをADP6へ送出する(S
T15)。ADP6ではこのMCP1、VRU3からの通
信料金データを受信すると(ST16)、図7と同様にこ
の通信料金データをチェックし(ST17)、バーコード
データとして編集し(ST18)、バーコードによる料金
精算書を出力する(ST19)。
【0060】また、図11は画像情報の登録時に異常があ
った場合の上記各装置の課金処理の動作を示す動作フロ
ー図である。この場合には、後述するように全ての画像
が登録されない限り課金を行っていない。
【0061】すなわち、ADP6は図10と同様にVRU
3へ料金通知依頼を指示する信号を送出すると、VRU
3ではこれを受けて(ST6)、直ちにMCP1に料金
依頼通知がされたことを知らせるPB通知を送出する
(ST7)(この動作も図10で説明した動作と同様であ
る。)。
【0062】一方、MCP1は画像情報の登録動作の監
視(ST8)の際に異常と判別した時には、その後のV
RU3からのFAX終了通知信号の検出後(ST9)、
エラー内容のチェックを行う(ST10)。このエラー内
容のチェックは、特に、複数ページを登録する場合にお
いて、途中ページで通信エラーとなった場合には正常受
信したページを破棄し、課金処理は行わずにエラー内容
を解析する。そして、VRU3から料金通知依頼を示す
信号を受信した場合には登録処理がエラーであった旨を
VRU3に送出する(ST11)。
【0063】VRU3はこのエラー通知を受信すると
(ST12)、これをさらにADP6に送出する(ST1
3)。
【0064】そして、ADP6はこれを受信し(ST1
4)、通知データをチェックし、エラーレポート出力を
行う。
【0065】このように、登録処理時に異常が生じた際
には画像を破棄して料金は無料としている。
【0066】次に、取り出し処理時に異常が生じた場合
の課金処理を図12に示す。図12において、VRU3はA
DP6からの料金通知を依頼する旨の信号を受信すると
(ST6)、これを直ちにMCP1へ送出する(ST
7)。
【0067】一方、MCP1では画像情報の取り出し動
作の監視(ST8)の際に異常と判別したときには、そ
の後のVRU3からのFAX終了通知信号の検出後(S
T9)、正常に送信した画像の枚数をカウントする(S
T10)(この動作は図11の登録異常時の動作と異な
る)。このカウントの動作は、例えば複数ページを取り
出す際に、途中ページで通信エラーとなった場合に正常
に取り出されたページまでは課金処理を行うためにカウ
ントするものであり、当然のことながら1ページも取り
出せなかった場合にはカウントしない。
【0068】その後、このカウント値に基づいて通信料
金を算出し(ST11)、上述したVRU3からの料金依
頼を指示する信号を受信状態で待機する。その後、ST
7で送出される信号を受信すると(ST12)、ST11で
算出した通信料金データをVRU3へ送出する(ST1
3)。その後の動作は図10の動作と同様にVRU3を介
して(ST14、ST15)ADP6はこの通信料金データ
を受信し(ST16)、バーコード編集(ST18)、精算
書出力(ST19)を行う。
【0069】つまり、取り出し異常時においては登録異
常時の場合と異なり、正常に取り出しが行われた枚数の
課金を行う。
【0070】図13は、本実施例の利用形態の1つである
FAX伝言板を説明する図である。利用者AとBは予め
伝言板NOを知っており、どちらか一方が伝言板に伝言
を登録しておく。すると他方がこの伝言NOに基づき登
録された電文を読み出す。この際他方はPB電話9によ
り伝言板NOの電文が登録されているか確認した上で電
文の読み出しを行うとよい。尚、上述したように登録
者、取り出し者とも課金される。また電文がMCP1に
登録されている期間は予め定められており、その期間が
経過すると登録された電文は消去される。それゆえ、P
B電話9で問い合わせの際は登録日時、取り出し期限を
確認できるようにしている。
【0071】以下この問い合わせの動作について図14を
用いて説明する。図14において、まず利用者はPB電話
9でセンター(MCP1)に問い合わせを依頼する信号
(ST1)及び問い合わせを行うBOX番号を指示する
信号(ST2)を送出する。
【0072】一方、センターでは電文の登録処理を終了
した(ST3)直後に、BOX管理データベースへこの
電文の登録日時、取り出し期限の書き込み(ST4)を
終了している。そして、ST1及びST2で送出された
信号を受信すると(ST5、ST6)、指定されたBO
X番号に関する情報を上記BOX管理データベースから
読み出す処理を行う(ST7)。そして、読み出された
データより指定されたBOX番号の登録日時、取り出し
期限をチェックし(ST8)、これを音声ガイダンスと
して編集する(ST9)。この編集された音声ガイダン
スを利用者(PB電話9)へ送出し(ST10)、PB電
話9との回線を切断する(ST11)。
【0073】利用者はこの送出された音声ガイダンスを
聞くことにより(ST12)、簡単に登録日時、取り出し
期限を確認することができる。
【0074】このPB電話による問い合わせ処理につい
て、さらに、詳しく説明するために図15にその手順を表
すシーケンス図を示す。図15において、(a)でPB電話
9の受話器を上げ、テンキーを押下すると(b)、RBT
信号が電話網5より送られ(c)、次に(d)で公衆電話網か
らのこのサービスには料金がかかる旨のガイダンスが送
られてくる。次いで、(e)で電話網5よりVRU3へ16Hz
の信号が出され、VRU3は着信通知としてMCP1に
知らせる。MCP1より(f)で受信許可があると、VRU
3はメールBOX番号送信要領を音声で案内する。(g)
で、PB電話9はメールBOX番号をVRU3を介して
MCP1に通知すると、MCP1はこれをチェックして
OKであれば、(h)でそのメールBOX番号の電文が登
録されており、その登録日時、取り出し期限はいつまで
との案内を音声で行う。そして、(i)で通信を終了す
る。次に、本実施例の一般的動作(電文の登録、取り出
し処理)についてその通信手順を用いて説明する。図16
はFAX7より電文を登録する場合の通信シーケンスを
示す。図16において(a)でFAX7に原稿をセットし受
話器を上げる。するとFAX7とADP6とが接続され、
(b)で電話網5より「ブーン」という400HzのDT(ダイ
ヤルトーン)が返ってくる。次に、(c)でFAX7側よ
り電文登録ボタン(ダイヤル1)を押下するとADP6
ではこの命令より端末ID番号を含む登録要求コマンド
を蓄積編集して電話網5を介してVRU3と交信し、V
RU3よりMCP1に着信通知を送出する。(d)でMC
P1は着信許可するとVRU3を介してADP6に着信
許可が伝えられる。するとADP6が(e)で上述の蓄積
編集した発信FAX7の識別(ID)を含むコマンド
(ダイヤル2)をVRU3を介してMCP1に送ると、
MCP1はこのIDをチェックし、(f)で通信可をVR
U3を介してADP6に通知する。この通信可が出ると
VRU3は(g)で音声1によりサービス種別の入力を要
求する。これを受けてFAX7は(h)でサービス種別を
テンキーにより入力する。さらに、VRU3はこのサー
ビス種別を示すPBトーンを受信すると、これをMCP
1に送出し、MCP1ではこれを精査しその結果OKで
ある旨の信号をVRU3に返送する。VRU3ではこれ
を受けて(i)で再びFAX7に音声2によりBOX番号
の入力を要求する。FAX7側が(j)でテンキーにより
メールBOX番号を入力するとVRU3はこれを受けて
MCP1に伝送する。(k)でMCP1はこのメールBO
X番号をチェックし、正しい値であればVRU3にチェ
ックOKとの指示を出し、VRU3はこの指示に基づき
BOX番号の確認をFAX7側に音声3により要求す
る。正しいBOX番号である場合にはFAX7は(i)で
正しい番号であるとの回答をテンキーにより入力する。
VRU3はこれをMCP1に通知し、MCP1が(m)で
登録OKをVRU3に送信するとVRU3は(n)で蓄積
装置2に連絡し、蓄積装置2はMCP1に動作準備がO
Kである旨連絡する。MCP1はこの連絡を受けて(o)
でFAX7と蓄積装置2との通信を許可し、蓄積装置2
はVRU3と接続を確立する。するとVRU3はFAX
7側へ登録開始の案内を音声4により行う。VRU3は
(p)でMCP1に蓄積装置2とFAX7側とで接続がで
きた旨連絡する。(q)でMCP1が画像受信許可(MI
D)を蓄積装置2に与えると蓄積装置2はFAX7に被
呼端末識別信号(CED)を出力する。これによりFA
X7は(r)で蓄積装置2に電文(原稿)を送信すると蓄
積装置2はMCP1にページ信号(PED)を送出しM
CP1は受信を確認する。原稿の送信が送ると(s)手順
終了信号(EOP)がFAX7より蓄積装置2を介しM
CP1に送られる。次に(t)で蓄積装置2よりメッセー
ジ確認信号(MOF)がFAX7へ送られ、FAX7よ
り(U)で切断命令信号(DON)が蓄積装置2に送ら
れ、(v)でFAX7はADP6との接続を切り、MCP
1は蓄積装置2に送信終了の確認信号(MCF)を送
り、蓄積装置2はVRU3との接続を切断する。(w)で
VRU3は蓄積装置2との接続が切断されたことをMC
P1に通知する。次いで(x)でADP6はVRU3を介
してMCP1に通信料金を問い合わせると、MCP1は
(y)で料金を計算してVRU3を介してADP6に料金
を通知する。次に(z)、(A)で手順終了通知とその確認を
行い(B)でADP6とVRU3は電話網5との接続を切
り、ADP6は料金の精算書をプリントアウトする。次
に蓄積装置2に格納された画像は(c)でMCP1に伝送
され格納し管理される。
【0075】参考までに上述の音声によるガイダンスの
一例を以下に記す。 音声応答1……こちらはFAXセンターです。登録です
ね。原稿のセットをお確かめ下さい。「ピッ」という音
のあとに伝言板は1と#、私書箱は2と#、掲示板は3
と#、マークシート私書箱は4と#を押して下さい。
「ピッ」 音声応答2……「ピッ」という音のあとに、間違いの時
は、*と#を押して下さい。正しい時は1〜12ケタのB
OX Noを入れて#を押して下さい。「ピッ」 音声応答3……BOX Noは××××××ですね。原稿
は一度にn枚登録できます。正しい時は#、間違いの時
は*と#を押して下さい。「ピッ」 音声応答4……原稿の登録を始めます。「ピィー」とい
う音のあとにスタートボタンを押して受話器を元に戻し
て下さい。「ピィー」(CED信号) 次に、登録された電文の取り出し処理について説明す
る。図17はFAX7より電文を取り出す場合の通信シー
ケンスを示す。図17において(a)でFAX7に原稿の取
り出しを要求するため受話器を上げる。するとFAX7
とADP6とが接続され、(b)で電話網5より「ブー
ン」という400HzのDT(ダイヤルトーン)が返ってく
る。次に、(c)でFAX7側より電文取り出しボタン
(ダイヤル1)を押下するとADP6ではこの命令より
端末ID番号を含む取り出し要求コマンド蓄積編集して
電話網5を介してVRU3と交信し、VRU3よりMC
P1に着信通知をする。(d)でMCP1は着信許可する
とVRU3を介してADP6に着信許可が伝えられる。
するとADP6が(e)で上述の蓄積編集した発信FAX
7の識別(ID)を含むコマンド(ダイヤル2)をVR
U3を介してMCP1に送ると、MCP1はこのIDを
チェックし、(f)で通信可をVRU3を介してADP6
に通知する。この通信可が出るとVRU3は(g)で音声
1によりBOX番号の入力を要求する。FAX7側が
(h)でテンキーによりメールBOX番号を入力するとV
RU3はこれを受けてMCP1に伝送する。(i)でMC
P1はこのメールBOX番号をチェックし、正しい値で
あればVRU3にチェックOKとの指示を送出し、VR
U3はこの指示に基づきBOX番号の確認をFAX7側
に音声2により要求する。正しいBOX番号である場合
にはFAX7は(j)で正しい番号であるとの回答をテン
キーにより入力する。VRU3はこれをMCP1に通知
し、これを受けてMCP1が(k)で音楽再生指示をVR
U3に送信するとVRU3は音声3により指定されたB
OX番号を検索中である旨を通知するとともにFAX7
へ音楽を送出する。ここから、MCP1は指定されたB
OX番号を検索し、この検索終了後、(l)で登録原稿取
り出しOKの信号をVRU3へ送出する。VRU3では
これをうけて取り出す原稿の枚数等を音声4によりFA
X7に知らせる。
【0076】一方、MCP1が原稿取り出しの準備を終
了すると(m)でVRU3にその旨を通知し、VRU3は
FAX7へスタートボタンを押し受話器をおくよう音声
5で伝える。そして、(n)で蓄積装置より原稿がFAX
7に送信され、最後に(o)でMCP1より蓄積装置2に
対し伝送した画像の消去が出される。
【0077】参考までに上述の音声によるガイダンスの
一例を以下に示す。 音声応答1……こちらは伝言FAXセンターです。取出
しですね。「ピッ」という音のあとに1〜12ケタのBO
X Noを入れて#を押して下さい。「ピッ」 音声応答2……BOX NOは×××××ですね。間違い
の時は*と#を押して下さい。正しい時は#を押して下
さい。「ピッ」 音声応答3……ただいまお調べしております。 音声応答4……原稿は全部で△通×枚あります。その
内、ID付原稿は〇通□枚あります。全て取出すときは
#、ID指定をして取出す時はIDNoと#を押して下さ
い。「ピッ」 音声応答5……原稿が取り出せます。取り出し料金は*
*円です。「ピィー」という音のあとにスタートボタン
を押して受話器を元に戻して下さい。「ピィー」 図18A、図18Bは一般FAX8から蓄積装置2への電文
登録の通信手順を記す。一般FAX8の場合ADP6が
ないので一般FAX8と電話網5、VRU3との通信が
行われる。この点以外は図5A、図5Bに示す手順とほ
ぼ同様な手順となっている。図8A中RBTはリングバ
ックトーンで相手呼び出し信号であり、電話をかけた時
に聞こえる「トゥルル…」という400Hzの信号である。
【0078】次に本実施例の他の利用形態について図1
9、図20を用いて説明する。図19は私書箱として利用す
る場合を示す。私書箱所有者になるには、所定期間有効
の私書箱番号を登録し、パスワードの付与を受ける。私
書箱への登録は、この私書箱番号をキーとして原稿の登
録を行う。図19におけるA,B,Cがこの登録者を表
す。原稿取り出し者Dは私書箱番号とパスワードにより
原稿を取り出す。この場合登録者、取り出し者共課金さ
れる。
【0079】図20は掲示板として利用する場合を示す。
掲示板に登録するには、掲示板番号を登録しパスワード
の付与を受け、登録者はこの掲示板番号とパスワードを
キーとして原稿の登録を行い、取り出し者は掲示板番号
により原稿の取り出しを行う。図20においてAが登録
者、B,C,Dが取り出し者である。なお登録者、取り
出し者とも課金される。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、登録した画情報の蓄積期限を定めた時間情報
とその登録日時を含む第二データペースを備えたことに
より、メールボックス内の画情報の期限管理を簡単に行
なうことができる。
【0081】また、上記第2データベースから時間情報
を読み出して音声ガイダンスを編集して電話器に送出す
ることにより、簡単にメールボックス利用者はメールボ
ックス内の画情報の登録日時及び蓄積期限を知ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すネットワークシス
テムの概略構成図
【図2】本発明に使用される音声応答装置の構成を示す
ブロック図
【図3】PBトーンの検出時におけるVRU及びMCP
の動作を示すフロー図
【図4】FAXへ音楽を送出するためのVRU及びMC
Pの動作を示すフロー図
【図5】本発明に使用されるアダプタの構成を示すブロ
ック図
【図6】図5の各構成の機能を示す図
【図7】利用料金算出依頼・受信機能を実行するADP
の動作フロー図
【図8】バーコードによる料金積算書の出力を示す図
【図9】ダイレクト通信料金算出時におけるADPの動
作フロー図
【図10】画像情報の登録及び取り出しが正常に行われた
場合のネットワークシステム全体の動作を示すフロー図
【図11】画像情報の登録時に異常があった場合のネット
ワークシステム全体の動作を示すフロー図
【図12】画像情報の取り出し時に異常があった場合のネ
ットワークシステム全体の動作を示すフロー図
【図13】本発明の利用形態を説明するための概略構成図
【図14】登録された画情報の登録日時、取り出し期限を
PB電話で確認するための動作フロー図
【図15】PB電話による問い合わせの手順を示す通信シ
ーケンス図
【図16】電文を登録する場合の通信シーケンス図
【図17】電文を取り出す場合の通信シーケンス図
【図18】一般FAXから蓄積装置へ電文を登録する場合
の通信シーケンス図
【図19】本発明を私書箱として利用する場合を示す概略
構成図
【図20】本発明を掲示板として利用する場合を示す概略
構成図
【符号の説明】
1 MCP 2 蓄積装置 3 VRU 4 ITDM 5 電話網 6 ADP 7 FAX 8 一般FAX 9 PB電話
フロントページの続き (72)発明者 金森 洋介 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワーク内端末と、この端末
    からの要求により取出可能な状態で画像情報を蓄積する
    ネットワーク内センターの第一データベースと登録管理
    番号と前記ネットワーク内端末からの画像情報の登録終
    了時に登録した画像情報の蓄積期限を定めた時間情報と
    その登録日時を含む第二データベースとを具備するネッ
    トワーク内センターとを有して成るネットワーク通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 複数のネットワーク内端末と、この端末
    からの要求により取出可能な状態で画像情報を蓄積する
    第一データベースと登録管理番号と画像情報の蓄積期限
    を定めた時間情報とその登録日時とを含む第二データベ
    ースとを有するネットワーク内センターと、電話器のP
    B信号による問合せに対して前記第二データベースから
    少なくとも前記時間情報を読み出して音声ガイダンスを
    編集し前記電話器に送出する制御手段とを有して成るネ
    ットワーク通信システム。
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