JPH06300198A - シリンダーキャビネットの構造 - Google Patents

シリンダーキャビネットの構造

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JPH06300198A
JPH06300198A JP8470593A JP8470593A JPH06300198A JP H06300198 A JPH06300198 A JP H06300198A JP 8470593 A JP8470593 A JP 8470593A JP 8470593 A JP8470593 A JP 8470593A JP H06300198 A JPH06300198 A JP H06300198A
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JP
Japan
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cylinder
cabinet
gas
cylinder cabinet
outside
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JP8470593A
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Kazuo Yokoki
和夫 横木
Hideki Kawamura
秀樹 河村
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Teisan KK
Original Assignee
Teisan KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 省スペース化や製造コストの削減等を図り
得、しかも、ダンパーのサイズ、ガス漏洩検知器の検知
能力、及び爆風口板の面積をそれぞれ縮小等することが
できるシリンダーキャビネットの構造を提供する。 【構成】 支持柱1の上部に、ガス供給ライン16で半
導体製造用の特殊材料ガスをシリンダー24から外部に
供給するシリンダーキャビネット4を小型に縮小して載
設する。そして、このシリンダーキャビネット4の内部
には、シリンダー24の危険性の高い上部のみを被包状
態で着脱自在に嵌入するとともに、シリンダー24の上
部以外の残部を外部に露出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体の製造に必要な
特殊材料ガスをシリンダーから外部に供給等するシリン
ダーキャビネットの構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダーキャビネット4は、図
8や図9に示す如く、薄い鉄板から正面が開口した縦長
の箱形に構成され、その内部上方にガス供給ライン1
6、ベントライン20及びパージガス供給ライン22が
配設されており、内蔵したシリンダー24から半導体製
造用の特殊材料ガスを外部の半導体製造装置に減圧して
供給等する機能を有している。
【0003】上記シリンダーキャビネット4の開口正面
には、図8に示す如く、扉4cが開閉可能に框着され、
この扉4cの上部には、図示しない作業者の内部観察や
シリンダー24の操作を許容する小窓9が開閉可能に框
着されるとともに、扉4cの下部には、矢印で示す空気
を流通させる給気用のレジスター6が取り付けられてい
る。
【0004】また、シリンダーキャビネット4の天井に
は、円形の排気孔が縦貫して穿設され、この排気孔に
は、高圧ガス取締法の規定に基づき円筒形を露呈した排
気用のダンパー12が立設されるとともに、内部の爆発
に伴う爆風を外部に逃がす平面矩形の爆風口板(リリー
フハッチ)10が開閉可能に框着され、且つ、ガス漏洩
検知器11が取り付けられている。
【0005】ダンパー12は、図9に示す如く、負圧監
視用の負圧監視用ゲージ13を備え、取付用のフランジ
14が上部周縁部に嵌着されており、その内部には、排
気ガスの流量を調整する円形の調整弁15が回動可能に
軸着されている。
【0006】また、ガス漏洩検知器11は、同図に示す
如く、ダンパー12と同様に高圧ガス取締法の規定遵守
の観点から取り付けられ、シリンダーキャビネット4の
内部におけるガス漏洩を検知する機能を有している。
【0007】一方、上記ガス供給ライン16は、図9に
示す如く、耐食性に優れたステンレス等から細管に構成
され、シリンダーキャビネット4の内部上方に配設され
ており、シリンダー接続用口金17、減圧弁18、及び
濾過用のフィルター19がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0008】シリンダー接続用口金17の下流に位置す
るガス供給ライン16は、その一部が上下方向に伸縮可
能なコイル部16aに巻回形成され、このコイル部16
aがシリンダー24の高さに拘らず、シリンダー24の
上部にシリンダー接続用口金17を円滑に接続させる作
用を営む。
【0009】然して、ガス供給ライン16は、毒性・可
燃性・腐食性・窒息性等を有する危険な特殊材料ガス
(例えば、シランガスやホスフィンガス等)をシリンダ
ー24から外部の半導体製造装置(図示せず)に減圧し
て供給する機能を有している。
【0010】尚、ボンベであるシリンダー24は、図9
に示す如く、基本的には円柱形に構成され、その上部に
は元弁等が設けられており、シリンダーキャビネット4
の内部に収納されるとともに、倒れないようバンド3で
固定される。
【0011】他方、上記ベントライン20は、同図に示
す如く、耐食性に優れたステンレス等から細管に構成さ
れ、ガス供給ライン16に接続された状態でシリンダー
キャビネット4の内部上方に配設されており、弁21が
取り付けられている。
【0012】さらに、上記パージガス供給ライン22
は、同図に示す如く、耐食性に優れたステンレス等から
細管に構成され、ガス供給ライン16に接続された状態
でシリンダーキャビネット4の内部上方に配設されてお
り、弁21Aと逆止弁23とがそれぞれ取り付けられて
いる。然して、パージガス供給ライン22は、窒素ガス
等のパージガスを外部からガス供給ライン16に導いて
パージする機能を有している。
【0013】尚、この種の先行技術文献として特開平4
ー34300号公報等がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のシリンダーキャ
ビネット4は以上のように構成され、シリンダー24を
内部に収納していたが、内部下方に余分で大きなスペー
スが否応なく発生するので、省スペース化や製造コスト
の削減等を図ることができなかった。
【0015】さらに、余分で大きなスペースが発生する
関係上、排気用のダンパー12のサイズ、ガス漏洩検知
器11の検知能力、及び爆風口板10の面積をそれぞれ
増大・向上させざるを得なかった。そして、この増大・
向上させざるを得ないという問題点により、半導体製造
工場におけるランニングコストの大部分を占める空調費
用の低減が図れなかった。
【0016】一方、ガスの漏洩や発火の危険性は、元弁
等を備えたシリンダー24の上部やガス供給ライン1
6、ベントライン20及びパージガス供給ライン22付
近からしか生じないことは構造的・経験則的にも明白で
ある。さらに、クリーンルームに設置する場合を除き、
シリンダー24の危険性のない下部等を外部に露出させ
ても何等問題は生じないものである。
【0017】本発明は上記に鑑みなされたもので、省ス
ペース化や製造コストの削減等を図ることができ、しか
も、ダンパーのサイズ、ガス漏洩検知器の検知能力、及
び爆風口板の面積をそれぞれ縮小等することができるシ
リンダーキャビネットの構造を提供することを目的とし
ている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を達成するため、半導体製造用の特殊材料ガスを貯
えたシリンダーと、このシリンダーの危険性の高い部分
に被包状態で取り付けられるシリンダーキャビネット
と、このシリンダーキャビネットの内部に配設され該特
殊材料ガスをシリンダーから外部に供給する供給手段と
を備え、しかも、該シリンダーの危険性の低い部分を外
部に露出させるようにしている。
【0019】また、本発明においては上述の目的を達成
するため、清潔性が要求される場所に設置され半導体製
造用の特殊材料ガスを貯えたシリンダーと、このシリン
ダーの危険性の高い部分のみに被包状態で取り付けられ
るシリンダーキャビネットと、このシリンダーキャビネ
ットの内部に配設され該特殊材料ガスをシリンダーから
外部に供給する供給手段とを備え、しかも、該シリンダ
ーの危険性の低い部分をボックス内に収納するようにし
ている。
【0020】さらに、本発明においては上述の目的を達
成するため、半導体製造用の特殊材料ガスを貯えたシリ
ンダーと、このシリンダーの危険性の高い部分に被包状
態で取り付けられるシリンダーキャビネットと、このシ
リンダーキャビネットの内部に配設され該特殊材料ガス
をシリンダーから外部に供給する供給手段と、該シリン
ダーの外部に露出した危険性の低い部分を囲む周壁と、
この周壁に内蔵され該シリンダーを冷却する冷却媒体を
流通させる冷却配管とを備えるようにしている。
【0021】
【作用】上記構成を有する本発明によれば、シリンダー
のガスの漏洩や発火の危険性がある危険部分のみに、シ
リンダーキャビネットが被包状態で取り付けられるとと
もに、このシリンダーキャビネットの内部に危険性の高
い供給手段が内蔵され、シリンダーの危険性の低い残部
が外部に露出する。従って、シリンダーキャビネットの
縮小を通じて、余分で大きなスペースが発生するのを防
止できる。
【0022】また、上記構成を有する本発明によれば、
清潔性が要求される場所に設置されるシリンダーの危険
性の低い部分をボックス内に収納するので、シリンダー
に付着した塵埃が清潔度を低下させるのを防止すること
ができる。
【0023】さらに、上記構成を有する本発明によれ
ば、冷却配管に冷却媒体を流通させてシリンダーを冷却
するので、シリンダーの温度よりも供給ラインの周囲温
度を高くしたい場合に有意義である。
【0024】
【実施例】以下、図1乃至図4に示す一実施例に基づい
て本発明を詳説する。
【0025】本発明に係るシリンダーキャビネットの構
造は、図1に示す如く、支持柱1の上部に、縮小された
小型のシリンダーキャビネット4を載設し、このシリン
ダーキャビネット4の内部には、シリンダー24の危険
な上部のみを被包状態で着脱自在に嵌入するようにして
いる。
【0026】上記支持柱1は、図1に示す如く、平面矩
形の敷き板2上に垂直状態で立設され、シリンダー24
を固定する複数のバンド3が所定の間隔で取り付けられ
ている。
【0027】また、上記シリンダーキャビネット4は、
同図に示す如く、一対の箱4a・4bを備え、この一対
の箱4a・4bの内部には、ガス供給ライン16、ベン
トライン20及びパージガス供給ライン22が配設され
ており、シリンダー24から半導体製造用の特殊材料ガ
スを外部の半導体製造装置(図示せず)に減圧して供給
等する機能を有している。
【0028】一対の箱4a・4bは、薄い鉄板から従来
のシリンダーキャビネット4の約1/2の内容積となる
ようほぼ直方体形に構成され、支持柱1の上部に載設さ
れており、相互に対向する対向面がそれぞれ開口形成さ
れるとともに、複数の蝶番5を介して相互に框着されて
いる。
【0029】また、一対の箱4a・4bの下面四隅部に
は、矢印で示す空気を流通させる給気用のレジスター6
がそれぞれ取り付けられるとともに、一対の箱4a・4
bの下面中心部には、シリンダー24の外周面に沿うよ
う半円形の切り欠き7がそれぞれ切り欠かれ、この一対
の切り欠き7には、密封作用を営む半円弧状のゴムパッ
キン8がそれぞれ取着されている。
【0030】正面側に位置する箱4aは、その正面に図
示しない作業者の内部観察やシリンダー24の操作を許
容する小窓9が開閉可能に框着されている。また、正面
側に位置する箱4aの天井には、内部の爆発に伴う爆風
を外部に逃がす平面矩形の爆風口板(リリーフハッチ)
10が開閉可能に框着され、且つ、ガス漏洩検知器11
が取り付けられている。
【0031】このガス漏洩検知器11は、図3に示す如
く、高圧ガス取締法の規定遵守の観点から取り付けら
れ、シリンダーキャビネット4の内部におけるガス漏洩
を検知する機能を有している。
【0032】また、背面側に位置する箱4bの天井に
は、円形の排気孔が縦貫して穿設され、この排気孔に
は、高圧ガス取締法の規定に基づき円筒形を露呈した排
気用のダンパー12が立設されており、このダンパー1
2には、図3に示す如く、負圧監視用の負圧監視用ゲー
ジ13が取り付けられている。
【0033】そして、ダンパー12は、図4に示す如
く、取付用のフランジ14が上部周縁部に嵌着されてお
り、その内部には、排気ガスの流量を調整する円形の調
整弁15が回動可能に軸着されている。
【0034】一方、上記ガス供給(プロセス)ライン
(供給手段)16は、図3に示す如く、耐食性等に優れ
たステンレス等から細管に構成され、シリンダーキャビ
ネット4の内部に配設されており、シリンダー接続用口
金17、減圧弁18、及び濾過用のフィルター19がそ
れぞれ取り付けられている。
【0035】シリンダー接続用口金17の下流に位置す
るガス供給ライン16は、その一部が上下方向に伸縮可
能なコイル部16aに巻回形成され、このコイル部16
aがシリンダー24の高さに拘らず、シリンダー24の
上部にシリンダー接続用口金17を円滑に接続させる作
用を営む。
【0036】然して、ガス供給ライン16は、毒性・可
燃性・腐食性・窒息性等を有する危険な特殊材料ガス
(例えば、シランガスやホスフィンガス等)をシリンダ
ー24から外部の半導体製造装置に減圧して供給する機
能を有している。
【0037】他方、上記ベントライン20は、同図に示
す如く、耐食性等に優れたステンレス等から細管に構成
され、ガス供給ライン16に接続された状態でシリンダ
ーキャビネット4の内部に配設されており、弁21が取
り付けられている。
【0038】さらに、上記パージガス供給ライン22
は、同図に示す如く、耐食性等に優れたステンレス等か
ら細管に構成され、ガス供給ライン16に接続された状
態でシリンダーキャビネット4の内部に配設されてお
り、弁21Aと逆止弁23とがそれぞれ取り付けられて
いる。然して、このパージガス供給ライン22は、窒素
ガス等のパージガスを外部からガス供給ライン16に導
いてパージする機能を有している。
【0039】さらにまた、ガスボンベである上記シリン
ダー24は、図1や図2に示す如く、基本的には円柱形
に構成され、敷き板2上に設置されるとともに、倒れな
いよう支持柱1に重合してバンド3で固定される。そし
て、元弁等を備えた上部が一対の箱4a・4bの内部に
被包状態で着脱自在に嵌入されるとともに、上部以外の
残部が外部に露出するようになっている。
【0040】従って、シリンダーキャビネット4にシリ
ンダー24をセットするには、先ず、敷き板2上にシリ
ンダー24を設置して倒れないよう支持柱1に重合し、
支持柱1にシリンダー24をバンド3で固定し、背面側
の箱4bの切り欠きにシリンダー24の上部外周面を嵌
合する。
【0041】そして、背面側の箱4bに正面側の箱4a
を重合してシリンダー24の上部を挟み込み、その後、
小窓9を開放してシリンダー24の上部にシリンダー接
続用口金17を接続すれば、シリンダーキャビネット4
にシリンダー24を容易にセットすることができる。
【0042】上記構成によれば、ガスの漏洩や発火の危
険性がある元弁等を備えたシリンダー24の上部やガス
供給ライン16、ベントライン20及びパージガス供給
ライン22付近のみが小型のシリンダーキャビネット4
に集約して被包されるとともに、シリンダー24の危険
性のない上部以外の残部が外部に露出することとなる。
【0043】従って、シリンダーキャビネット4の縮小
を通じて図4に斜線で示す余分で大きなスペースの発生
を防止でき、省スペース化や製造コストの削減等を図る
ことができる。
【0044】そして、この省スペース化や製造コストの
削減を通じて、排気用のダンパー12のサイズ、ガス漏
洩検知器11の検知能力、及び爆風口板10の面積をそ
れぞれ縮小・低下させることが可能となる。さらに、こ
の縮小・低下が可能になることにより、半導体製造工場
におけるランニングコストの大部分を占める空調費用の
低減が期待できる。
【0045】次に、図5は本発明の第2の実施例を示す
もので、この場合には、シリンダー24の危険性のない
上部以外の残部を外部に露出させるのではなく、シリン
ダー24の下部等をボックス25の内部に収納して、シ
リンダー24の表面に付着した塵埃がクリーンルームを
汚染するのを防止するようにしている。その他の部分に
ついては上記実施例と同様である。
【0046】本実施例においても上記実施例と同様の作
用効果が期待し得られ、しかも、シリンダー24をクリ
ーンルーム内に設置する場合には、シリンダー24の表
面に付着した塵埃がクリーンルームの内部に侵入するの
を防止できるので、クリーン度を維持・向上させること
ができるのは明白である。
【0047】次に、図6は本発明の第3の実施例を示す
もので、この場合には、シリンダー24の残部を外部に
露出させるのではなく、シリンダー24に、シリンダー
24の下部等を囲繞する円筒形のジャケット(周壁)2
6を嵌合配置し、このジャケット26の内部には、冷却
配管27を螺旋状に内蔵しており、この冷却配管27の
下部から上部に冷却液や冷却空気(冷却媒体)を流通さ
せてシリンダー24を冷却するようにしている。その他
の部分については上記実施例と同様である。
【0048】本実施例においても上記実施例と同様の作
用効果が期待し得られ、しかも、冷却配管27に冷却液
等を流通させてシリンダー24を冷却するので、シリン
ダー24の温度よりも供給ラインの周囲温度を高くした
い場合に特に有意義である。
【0049】尚、本実施例ではシリンダー24の全外周
面を囲繞するジャケット26の内部に、冷却配管27を
螺旋状に内蔵するものを示したが、ジャケット26にシ
リンダー24の外周面の一部を囲繞させたり、冷却配管
27を螺旋状以外の形状にしても良いのは言うまでもな
い。
【0050】また、上記諸実施例では直方体形で小型の
シリンダーキャビネット4を使用するものを示したが、
これに限定されるものではなく、図7に示すようにシリ
ンダーキャビネット4の下面を傾斜させてシリンダー2
4の危険部分以外の部分をも被包したり、シリンダーキ
ャビネット4を円柱形等に構成しても良い。
【0051】また、上記諸実施例ではシリンダーキャビ
ネット4の下面にレジスター(吸気孔、又は、吸気口)
6を取り付けたものを示したが、シリンダーキャビネッ
ト4の側面等にレジスター6を取り付けても良いのは言
うまでもない。
【0052】そして、上記諸実施例では爆風口板10を
備えたシリンダーキャビネット4に単一のシリンダー2
4の上部を嵌入したものを示したが、爆風口板10を省
略しても良く、又、複数のシリンダー24の上部を嵌入
するようにしても良い。
【0053】さらに、上記諸実施例では支持柱1にシリ
ンダーキャビネット4を支持させたものを示したが、こ
れに限定されるものではなく、シリンダーキャビネット
4を壁に取り付けたり、天井からチェーンでシリンダー
キャビネット4を吊持等するようにしても、上記実施例
と同様の作用効果を奏する。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、余分で大
きなスペースの発生を防止でき、省スペース化や製造コ
ストの削減等を図ることができるという顕著な効果があ
る。そして、この省スペース化や製造コストの削減を通
じて排気用のダンパーのサイズ、ガス漏洩検知器の検知
能力、及び爆風口板の面積をそれぞれ確実に縮小・低下
させることが可能になるという格別の効果がある。
【0055】また、本発明によれば、清潔性が要求され
る場所に設置されるシリンダーの危険性の低い部分をボ
ックス内に収納するので、シリンダーに付着した塵埃が
清潔度を低下させるのを確実に防止することができると
いう優れた効果がある。
【0056】さらに、本発明によれば、冷却配管に冷却
媒体を流通させてシリンダーを冷却するので、シリンダ
ーの温度よりも供給ライン等の周囲温度を高くすること
ができるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
一実施例を示す要部斜視図である。
【図3】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
一実施例を示す説明図である。
【図4】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
一実施例を示す説明図である。
【図5】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
第2の実施例を示す説明図である。
【図6】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
第3の実施例を示す説明図である。
【図7】本発明に係るシリンダーキャビネットの構造の
他の実施例を示す説明図である。
【図8】従来のシリンダーキャビネットを示す斜視図で
ある。
【図9】従来のシリンダーキャビネットを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…支持柱、4…シリンダーキャビネット、4a・4b
…一対の箱、6…レジスター、9…小窓、10…爆風口
板、21…ガス漏洩検知器、12…ダンパー、16…ガ
ス供給ライン、18…減圧弁、24…シリンダー、25
…ボックス、26…ジャケット、27…冷却配管。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造用の特殊材料ガスを貯えたシ
    リンダーと、このシリンダーの危険性の高い部分に被包
    状態で取り付けられるシリンダーキャビネットと、この
    シリンダーキャビネットの内部に配設され該特殊材料ガ
    スをシリンダーから外部に供給する供給手段とを備え、
    該シリンダーの危険性の低い部分を外部に露出させるこ
    とを特徴とするシリンダーキャビネットの構造。
  2. 【請求項2】 清潔性が要求される場所に設置され半導
    体製造用の特殊材料ガスを貯えたシリンダーと、このシ
    リンダーの危険性の高い部分のみに被包状態で取り付け
    られるシリンダーキャビネットと、このシリンダーキャ
    ビネットの内部に配設され該特殊材料ガスをシリンダー
    から外部に供給する供給手段とを備え、該シリンダーの
    危険性の低い部分をボックス内に収納することを特徴と
    するシリンダーキャビネットの構造。
  3. 【請求項3】 半導体製造用の特殊材料ガスを貯えたシ
    リンダーと、このシリンダーの危険性の高い部分に被包
    状態で取り付けられるシリンダーキャビネットと、この
    シリンダーキャビネットの内部に配設され該特殊材料ガ
    スをシリンダーから外部に供給する供給手段と、該シリ
    ンダーの外部に露出した危険性の低い部分を囲む周壁
    と、この周壁に内蔵され該シリンダーを冷却する冷却媒
    体を流通させる冷却配管とを備えたことを特徴とするシ
    リンダーキャビネットの構造。
JP8470593A 1993-04-12 1993-04-12 シリンダーキャビネットの構造 Pending JPH06300198A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101887327B1 (ko) * 2018-01-24 2018-08-09 이형섭 반도체 제조설비용 가스 공급 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101887327B1 (ko) * 2018-01-24 2018-08-09 이형섭 반도체 제조설비용 가스 공급 장치

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