JPH06299222A - 摺動閉鎖装置 - Google Patents

摺動閉鎖装置

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JPH06299222A
JPH06299222A JP5306969A JP30696993A JPH06299222A JP H06299222 A JPH06299222 A JP H06299222A JP 5306969 A JP5306969 A JP 5306969A JP 30696993 A JP30696993 A JP 30696993A JP H06299222 A JPH06299222 A JP H06299222A
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JP
Japan
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sliding
plate
closure
closing
closure device
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JP5306969A
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English (en)
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Anton Pfyl
アントーン・プフイル
Werner Keller
ヴエルネル・ケレル
Walter Toaldo
ヴアルテル・トアルド
Werner Plattner
ヴエルネル・プラツトネル
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Stopinc AG
Original Assignee
Stopinc AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/24Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings characterised by a rectilinearly movable plate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/28Manufacture of steel in the converter
    • C21C5/42Constructional features of converters
    • C21C5/46Details or accessories
    • C21C5/4653Tapholes; Opening or plugging thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に金属溶湯を含む転炉容器用の摺動閉鎖装
置を改良して,転炉の一層簡単な操作及び転炉の運転に
はるかに良好に適合された条件が得られるようにする. 【構成】 特に金属溶湯を含む転炉容器用の摺動閉鎖装
置において,耐火底板と,転炉容器の流出口を開閉する
ための耐火摺動板とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,耐火底板と,この底板
に沿つて密封するように摺動する,転炉容器の流出口を
開閉するための耐火摺動板とを持つ,特に金属溶湯を含
む転炉容器用の,摺動閉鎖装置に関する.
【0002】
【従来の技術】スイス国特許第647702号明細書に
よる,冒頭に述べた種類の公知の摺動閉鎖装置には,耐
火底板及びこの底板と共同作用する耐火摺動板が設けら
れている。底板は転炉の流出口にモルタルで固定された
通路れんがに直接接続しており,他方,底板に沿つて摺
動する摺動板は続いて耐火流出口スリーブを持つてい
る。その他の点では,この摺動閉鎖装置は構造に関し
て,周知の2板摺動閉鎖装置にほぼ一致しており,従つ
て詳細には立ち入らない。転炉の運転の際に,この公知
の摺動閉鎖装置に関して次のような問題が生ずる。転炉
の出湯口の直径は通常100ないし200mmであり,
即ち摺動閉鎖装置の使用の際に摺動閉鎖装置及びこの摺
動閉鎖装置にはめ込まれる閉鎖板は相応に大きく寸法設
定されなければならない。例えば摩耗した板の交換のよ
うな,摺動閉鎖装置の取扱いは,中実の構造様式のため
非常に骨が折れ,大抵クレーンの力を借りてしか行えな
い。通常複数の耐火スリーブ,いわゆる出湯口れんがか
ら構成される出湯口通路に対して,今日の技術水準では
平均して70ないし130回の出湯の耐久性が得られ,
この場合,1日当たり35回まで出湯される。従つて転
炉は出湯口れんがの交換まで実際上間断なく使用されて
いる。摺動閉鎖装置の底板及び摺動板は最高30回の出
湯の耐久性を達成するから,これらの板は130回まで
の転炉動期中に何度も交換されなければならない。この
ことは必然的に転炉の使用の際の遅延に至らせ,その
上,これらの作業のために摺動閉鎖装置の操作要員を用
意しなければならない。実際上,公知の種類の摺動閉鎖
装置を転炉に使用することは非常にコスト集約的であ
り,その上更に運転経過に非常に障害となることが分か
つた。従つて転炉容器用のこのような摺動閉鎖装置は今
日まで価値を認められていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の欠
点に対し,本発明の基礎になつている課題は,上位概念
による摺動閉鎖装置を改良して,転炉の一層簡単な操作
及び転炉の運転にはるかに良好に適合された条件が得ら
れるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば,底板と摺動板の間に少なくとも1つの付加的耐火閉
鎖板が密封するように設けられており,この閉鎖板が底
板に対して固定的に取付けられているか,さもなければ
摺動板と一緒に移動可能であることによつて解決され
る。
【0005】更に本発明において重要なことは,出湯口
用に使用される耐火スリーブの板耐久性に一致する,全
体としての板耐久性が得られるほどに多い閉鎖板が摺動
板と底板の間に設けられていることである。それによつ
て,本発明では公知の摺動閉鎖装置の使用に比べて転炉
の操作及び運転の点で著しい利点が得られる。
【0006】本発明による摺動閉鎖装置の運転の際は先
ず摺動板だけが移動せしめられ,他方,閉鎖板はすべて
一緒に流通口を底板の流通口に対して同心的に移動不可
能に保持されるのが好ましい。摺動板がたび重なる開閉
により摩耗したらすぐ,摺動板の上に設けられた閉鎖板
が一緒に移動せしめられる。それにより摺動板は,開閉
負担を引受ける開鎖板により保護されている.この閉鎖
板の摩耗後に,次に上部の閉鎖板が一緒に移動せしめら
れ,そして上述の手順はすべての閉鎖板が摩耗するまで
繰り返される。その後はじめて摺動開鎖装置が開放され
かつ新しい板がはめ込まれなけれはならない。それによ
つてこの摺動閉鎖装置を公知の摺動閉鎖装置の場合より
はるかに長い期間にわたつて保守なしに転炉にとどめて
おくことができる.周知の転炉運転に対応し得るように
するために,なるべく3つの付加的閉鎖板を設けること
が好ましく,これらの閉鎖板によりほば100回の出湯
の耐久性を得ることができる。
【0007】これらの閉鎖板は摺動板又は底板と結合さ
れなければならない。この目的のために少なくとも1つ
の結合機構が設けられている。このような結合機構の具
体的構成が以下に実施例で詳細に説明されている。
【0008】
【実施例】本発明の実施例及び別の利点を図面により以
下に詳細に説明する。
【0009】図1は転炉装置の根本的な構造及び配置を
示しており,この転炉装置では,揺動可能な転炉容器1
0及び台12が設けられている。転炉容器10は上部に
大きい開口11を持つておりかつ側方に,出湯口として
形成された流出口15を持つており,この流出口を通つ
て,1点鎖線で示した位置10′への転炉容器10の揺
動後に溶鋼が取鍋14の中へ出湯される。本発明は純粋
な転炉容器に限られずに,同じような溶湯容器にも全く
同様に適用され得ることはもちろんである。この流出口
15にある摺動閉鎖装置20は上述の位置10′におい
て開放され,その際,溶鋼は取鍋14へ流入する。通
常,流出口15にモルタルで固定された出湯口れんが1
6にスラグ早期検出器が組込まれており,この検出器に
よつて,電子評価装置を介して出湯の終わりにスラグの
流出が検知され,次いで摺動閉鎖装置は,スラグが取鍋
14へ入らないように,できるだけ短い時間(約1秒)
で閉鎖される。このスラグは転炉容器10の開口11を
通つてあけられる。これに関して再度述べなければなら
ないことは,転炉容器がほぼ例外なく約3日間連続して
用いられており,そしてこの期間がほぼ出湯口れんが1
6の耐久性に依存するということである。従つてこの3
日の間耐火閉鎖板の交換のような,摺動閉鎖装置におけ
る維持作業が行われなければならない場合は,実施を可
能にしないか又は少なくとも非常に妨げる。本発明はこ
の事情を完全に考慮に入れており,それに応じて摺動閉
鎖装置20は次のように構成されている。
【0010】図2によれば,転炉容器10の流出口15
として形成された出湯口に摺動閉鎖装置20が取外し可
能に取付けられている。この出湯口はそれ自体公知の,
実証された耐火スリーブ,いわゆる出湯口れんが16,
から形成されており,これらのスリーブは,鋼外筒19
により包囲された転炉容器の耐火内張り17にモルタル
で固定されている。摺動閉鎖装置20はハウジング粋2
6を持つており,このハウジング枠に,出湯口れんが1
6に密接する耐火底板22が挿入及び固定されている。
更に,この摺動閉鎖装置は,ハウジング枠26を下部に
対して閉鎖する蓋28と,この蓋の中で,図示してない
駆動装置の駆動棒18によつて縦移動可能な摺動体枠2
1とを持つており,この摺動体枠に摺動体29とこの摺
動体に挿入された耐火摺動板24が保持されている。底
板22と摺動板24の間に,本発明によれば,3つの付
加的閉鎖板23が互いに上下に重なり合つており,これ
らの閉鎖板は開口23′を持つており,それぞれ金属包
帯で包囲されておりかつ枠31に流出口15の方向に浮
遊するように又は固定的に保持されている。摺動閉鎖装
置20の図示した開放位置において,出湯口れんが16
と,摺動体29に取外し可能に取付けられている,後続
の交換可能な耐火スリーブ27に対する板22,23及
び24の開口は一直線をなして配置されている。更に,
摺動閉鎖装置20は流出口15に対して対称的な4つの
ばね素子32を持つており,これらのばね素子は蓋28
に支持されておりかつ所定の押圧力をもつて摺動体29
を押しつけ,それによつて板22,23,24を互いに
締めつけるので,溶鋼が流出することが防止される。
【0011】摺動体枠21と摺動体29の間には駆動側
に結合機構30が設けられており,この結合機構によつ
て閉鎖板23は摺動体枠21と,従つて又駆動棒18と
結合され又はハウジング枠26の中に固定的に保持され
る。この目的のために結合機構30は,摺動体枠21内
で垂直移動可能な滑り片33と,この滑り片の上にあつ
て高さ調節可能な拘束素子34とを持つており,この拘
束素子は側方において,ハウジング枠26の中に設けら
れた摺動レール35で案内されている.これらの摺動レ
ールは,ハウジング枠26の側方に設けられた調節装置
36,37によつて一緒に4つの位置38に調節可能に
保持されている。この調節装置は,ハウジング枠26の
側方にそれぞれ軸線37′を中心に揺動可能な切換えレ
バー37と付属の位置決め板36とから成る。最初の運
転位置に一致する,この位置決め板の最下位置におい
て,滑り片33は摺動板24だけを摺動体粋21と結合
し,他方,拘束素子34は摺動板24のすぐ上にある閉
鎖板23を保持する。示した図において,この拘束素子
34は閉鎖板23だけにわたつて延びている。この閉鎖
板の上に設けられた両閉鎖板23は露出している。これ
らの両閉鎖板は移動しないということを前提とする。拘
束素子34は図示した位置において3つの蓋すべてにわ
たつて延びることができ,この拘束素子は上方へ他の位
置への調節のために十分な自由空間を持つていさえすれ
ばよい。
【0012】図3及び図4にこの結合機構30が詳細に
示されている。既に上述したように,調節装置はハウジ
ング枠26の両側にそれぞれ揺動可能な切換えレバー3
7を持つており,これらの切換えレバーは拘束素子34
と結合されており,この拘束素子はレバー41を介して
滑り片33を保持している。切換えレバー37が上方へ
移動せしめられると,拘束素子34及び滑り片33は例
えば閉鎖板の厚さの高さだけ移動する。それによつて,
拘束素子34により捕捉された閉鎖板23は更に底板2
2に対して固定的に保持され,他方,滑り片33と結合
されている閉鎖板は摺動板24と共に移動せしめられ
る。拘束素子34又は滑り片33との閉鎖板23の枠3
1の結合は,その中に形成された溝41又は溝付きれん
が42を介して行われる。このことは,摺動体枠21と
の滑り片33の結合についても適用される。
【0013】図5に,本発明による摺動閉鎖装置20の
別の実施例,即ち2つの結合機構50及び60を持つ摺
動閉鎖装置の実施例が示されている。図2による摺動閉
鎖装置の構成要素に一致する,摺動閉鎖装置20の構成
要素は,同じ符号を付けられており,以下に説明されな
い。一方の結合機構50は摺動体粋21を摺動板24と
結合するために,そして必要に応じて1つ又は複数の閉
鎖板23と結合するために使われ,他方の結合機構60
により1つ又は複数の閉鎖板23はハウジング枠26に
固定的に,従つて底板22に重なるように保持される。
図示した構成において,一方の閉鎖板23は固定されて
おり,2つの下側閉鎖板は摺動板24と結合されてい
る。
【0014】図6及び図7に,閉鎖板23の枠31が同
じような結合機構50,60によりどのように結合又は
結合解除されているかが示されている。結合機構50
は,互いに平行に設けられかつ摺動体枠21に回転可能
に支持された2つの制御ピン52,54を持つており,
これらの制御ピンの間にそれぞれの枠31が保持又は釈
放されている。この目的のためにこれらの枠31はそれ
ぞれ両側を凹状に形成された突出部31′を持つてお
り,他方,制御ピン52,54は周囲において,結合可
能な閉鎖板23のそれぞれの高さの所で完全に円筒状で
あるか又は各制御ピンに1つ,2つ又は3つの,90゜
ずらされた切欠き55が付属している。それによつて,
互いに回転可能に結合された制御ピン52,54の,突
出部31′への回転位置に応じてこの突出部の捕捉が行
われ又はそれぞれの切欠き55が内側へ向けられている
場合に,突出部31′,従つて又閉鎖板23は露出して
いるが,しかし反対側の結合機構60により捕捉され,
この結合機構は,既に詳述した結合機構に一致してお
り,従つて再度詳述されない。この結合機構の制御ピン
はハウジング枠26の中に回転可能に支持されている。
これら4つの制御ピンは,概略的に示した調節機構59
を介して互いに回転可能に結合されているので,既に詳
述した結合又は結合解除が必然的に行われ,それに応じ
て互いに合わされている.1つの結合機構には原則的に
1つの制御ピンで十分であるが,しかしそれによつて片
側だけの力がそれぞれの枠に生ぜしめられる。2つの結
合機構を使用する場合,これらの力は相殺され,その
上,この突出部31′に大体において締付け作用が得ら
れる。
【0015】図7には制御ピン52,54がそれぞれの
閉鎖板面の高さの所に3つの横断面を示されており,こ
れらの制御ピンはこの位置において3つの閉鎖板23す
べてと結合されており,即ちこれらの閉鎖板は摺動板2
4と共に移動する。ピン52が時計方向に90゜回転せ
しめられかつピン54が反対方向に回転せしめられる
と,これらの閉鎖板23はすべて一緒に結合解除され
る.更に90゜回転せしめられると,一番下の閉鎖板2
3だけが,そして第4の回転位置においてこの閉鎖板及
びその上に設けられた閉鎖板が摺動板24と結合され
る。係合の順序は切欠き55の相互配置の変化により決
定され得る。
【0016】図8による摺動閉鎖装置20は,図5によ
る摺動閉鎖装置と異なり,それ自体としては同じ結合機
構50,60を持つているが,しかしこれらの結合機構
は両方共駆動側に設けられている.このことには,互い
に回転可能に結合された4つの制御ピン52,54,6
2,64が場所的に互いにあまり離れていないという利
点がある.従つてこれらの制御ピンは,これらの制御ピ
ンに同心的に取付けられた歯車52′,54′,6
2′,64′と,歯車62′,64′を駆動するピニオ
ン65とを介して制御される.その他の点では,これら
の制御ピン52,54,62,64は図7による制御ピ
ンのように作用する.
【0017】原則的には上述の閉鎖装置と違つたふうに
は見えない,図9及び図10による摺動閉鎖装置20に
対して,本発明による別の結合機構70,80が設けら
れている。これらの結合機構は,互いに平行に設けられ
かつ互いに回転可能に結合された制御ピン72,74又
は82,84とこれらの制御ピンにより制御される結合
レバー75,76又は85,86とから成り,これらの
結合レバーのうち2つが各閉鎖板23に対して軸線7
1,81を中心に揺動可能に設けられている。制御ピン
72,74又は82,84は,これらの制御ピンの間に
延びる結合レバー75,76又は85,86が他端でそ
れぞれの枠31の切欠き77にはまるか又ははまらない
ようにする.図示した位置において,ハウジング枠26
の中に設けられた結合レバー85,86はこれらの切欠
き77にはまり,それによつて閉鎖板23を保持し,他
方,摺動体枠21内の結合レバーは中心へ揺動せしめら
れており,それによつて枠31は釈放されている.この
目的のために制御ピン72,74,82,84は各結合
レバー75,76,85,86に対して,同じ面におい
て端面が接触しているカム72′,74′,82′,8
4′をそれぞれ持つており,それによつて制御される結
合レバー75,76,85,86は,内側又は外側への
制御ピン72,74,82,84の回転位置に応じてそ
れぞれの切欠き77の中へ揺動せしめられている。結合
レバー72,74が内側位置へ制御されている場合は,
これらの結合レバーが閉鎖装置の開放位置において枠3
1の溝の中へ突き出るが,しかしこの枠に係合しないと
いうことを意味している。
【0018】図11及び図12に摺動閉鎖装置90が示
されており,この摺動閉鎖装置は構造の点で上述の摺動
閉鎖装置に対して一方では別の結合機構91,92を持
つており,他方ではばね素子93が設けられており,こ
れらのばね素子は摺動体95の側方に設けられている。
このことは,ばね素子93のこの側方配置により摺動閉
鎖装置の高さが全体として非常に小さく抑えられ得ると
いう利点をもたらす.これらのばね素子93はハウジン
グ粋96内にではなく,摺動体枠94内に支持されてい
る.その他の点では,この摺動閉鎖装置には固定底板2
2,移動可能な又は固定した3つの閉鎖板23,摺動体
95に設けられた摺動板24及びこの摺動板に接続する
流出口スリーブ27が付属している.
【0019】摺動体枠94に付属する結合機構91は,
摺動体枠94内に取付けられた支持ブシユ104と,こ
の支持ブシユの中で高さ調節可能に案内される係合ピン
98と,この係合ピンに取付けられた横操作レバー99
とから成る.係合ピン98は4つの異なる位置104′
に止められ得るので,摺動体枠94の結合は,図示した
ように,摺動板24とだけで行われ又はこの摺動板は1
つ,2つ又は3つの閉鎖板23すべてと一緒に行える.
この場合,係合ピン98はそれぞれの摺動板粋31の孔
131へ押し込まれる.反対側の結合機構92は同じよ
うに,ハウジング枠96内に取付けられた支持ブシユ1
05と,この支持ブシユの中で高さ調節可能に案内され
る係合ピン106と,この係合ピンに取付けられた横操
作レバー107とから構成されている。この係合ピン1
06において異なるのは唯1つ,この係合ピンが図示し
た結合位置において3つの枠31すべてを通つて延びか
つこれらの枠31の下に,両側に設けられた切欠き10
6′を持つていることであり,これらの切欠きは少なく
ともこれら3つの枠の厚さの長さを持つている。係合ピ
ン106が図示した位置から例えば1つの位置だけ上方
へ移動せしめられると,切欠き106′は一番下の閉鎖
板枠31の開口108へ入り,そしてこの枠が係合ピン
106によりもはや保持されないようにする。両方の係
合ピン98及び106は,所望の同時結合又は結合解除
が行われ得るようにするために,それぞれ同じ位置に止
められなければならない。
【0020】図13に閉鎖板23が,この閉鎖板を包囲
する枠31と一緒に示されている。この図から開口10
8及び孔131が分かる.開口108に関して言えは,
孔に通じる溝は,切欠き106′により形成された,係
合ピン106の厚さより僅かに大きい幅を持つている。
それによつてこの係合ピン106は,図11に示した位
置に応じて全直径が開口108へ入る場合に,それぞれ
の枠31を固く保持し,他方,この係合ピンは,切欠き
106′が開口108の中にある場合に,釈放される。
【0021】互いに上下に設けられた閉鎖板の代わり
に,図14に示した摺動閉鎖装置100によれば原則的
に,底板101の下に密封するように移動可能な摺動板
102の側方に配置された閉鎖板103及び摺動板10
2も設けることができ,これらの板は摩耗の際に,例え
ばカセツトを介して再移動せしめられる。この場合,同
様に再び複数の板を互いに上下に重ねて再移動させるこ
とができる。本発明の目的はこうしても達成される。
【0022】原則的に,複数の板を持つ回転摺動閉鎖装
置も本発明により使用され得る。
【0023】公知の転炉では,流出口に出湯口れんがが
好結果をもつて使用され,これらの出湯口れんがは転炉
の外部の方へ小さくなる開口を備えている・本発明にお
いて,このことは,出湯口れんがのあとに続く耐火板の
開口が一層小さい直径を持つので,有益である.
【0024】上述した変形例において,結合機構は,先
ず摺動板24だけが,次いで閉鎖板23が次々とこの摺
動板と係合されるように構成されている。原則的には,
逆に先ずすべての閉鎖板が摺動板と共に移動せしめら
れ,次いで閉鎖板が次々と底板22により引きとめられ
得る。更に,これらの閉鎖板23を個々に順次に移動さ
せることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】流出口に本発明による摺動閉鎖装置が設けられ
ている転炉容器を持つ転炉装置の側面図である.
【図2】本発明による摺動閉鎖装置の縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う摺動閉鎖装置の
断面図である。
【図4】開放された,図2による摺動閉鎖装置の部分平
面図である.
【図5】別様の結合機構を持つ,本発明による摺動閉鎖
装置の縦断面図である.
【図6】開放された,図5による摺動閉鎖装置の部分平
面図である。
【図7】図5による摺動閉鎖装置の結合機構の3つの面
における横断面図である.
【図8】図5による結合機構と同じような結合機構を持
つ,開放された摺動閉鎖装置の部分平面図である。
【図9】別の変形例の結合機構を持つ,本発明による摺
動閉鎖装置の縦断面図である。
【図10】開放された,図9による摺動閉鎖装置の平面
図である。
【図11】摺動閉鎖装置の別の変形例の縦断面図であ
る。
【図12】図11による摺動閉鎖装置の部分横断面図で
ある。
【図13】図11による摺動閉鎖装置用の枠付き聞鎖板
の平面図である。
【図14】別様の摺動閉鎖装置の耐火板配置の原理図で
ある。
【符号の説明】
22 底板 23 閉鎖阪 24 摺動板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴアルテル・トアルド スイス国ツーク・エゲリシユトラーセ41 (72)発明者 ヴエルネル・プラツトネル スイス国ヒユーネンベルク・ブルクシユト ラーセ4

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐火底板と,転炉容器の流出口を開開す
    るための耐火摺動板とを持つ,摺動閉鎖装置において,
    底板(22)と摺動板(24)の間に少なくとも1つの
    付加的耐火閉鎖板(23)が密封するように設けられて
    おり,この閉鎖板が底板(22)に対して固定的に取付
    けられているか,さもなけれは摺動板(24)と一緒に
    移動可能であることを特徴とする,摺動閉鎖装置。
  2. 【請求項2】 底板(22)と摺動板(24)の間に,
    これらの板によりかつ特に耐火板により全体として,出
    湯口のために使用される耐火スリーブ(16)の耐久性
    にほぼ一致する耐久性が得られるように多くの閉鎖板
    (23)が設けられていることを特徴とする,請求項1
    に記載の摺動閉鎖装置。
  3. 【請求項3】 摺動閉鎖装置の運転の際に先ず摺動板
    (24)だけが移動せしめられ,他方,閉鎖板(23)
    が流通口を底板(22)の流通口に対して同心的に移動
    不可能に保持されており,摺動板(24)の摩耗後にこ
    の摺動板を次に上部の閉鎖板(23)と共に摺動体(2
    0)の開閉のために移動せしめられ,この閉鎖板の摩耗
    後に次の閉鎖板(23)が,摺動板(24)及び閉鎖板
    (23)がすべて摩耗するまで,一緒に移動せしめられ
    ることを特徴とする,請求項1又は2に記載の摺動閉鎖
    装置.
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの結合機構(30)が設
    けられており,この結合機構によつて閉鎖板(23)が
    摺動板(24)又は底板(22)と結合可能であること
    を特徴とする,請求項1ないし3のうち1つに記載の摺
    動閉鎖装置。
  5. 【請求項5】 結合機構(30)が,摺動体枠(21)
    に垂直移動可能な滑り片(33)と,ハウジング枠(2
    6)の中にこの滑り片の上に調節可能に設けられた拘束
    素子(34)と,ハウジング枠(26)の側方に設けら
    れた調節装置(36,37)とから成り,この調節装置
    により滑り片(33)及び拘束素子(34)が一緒に複
    数の位置に調節可能であり,それによつて,閉鎖板(2
    3)を保持する枠(31)が滑り片(33)又はこの滑
    り片の上に設けられた拘束素子(34)により強制的に
    係合されることを特徴とする,請求項4に記載の摺動閉
    鎖装置。
  6. 【請求項6】 2つの別体の結合機構(50,60,7
    0,80,91,92)が設けられており,これらの結
    合機構において,一方の結合機構が閉鎖板(23)と摺
    動板(24)との結合及び結合解除のために使われ,他
    方の結合機構が閉鎖板(23)と底板(22)との結合
    と結合解除のために使われることを特徴とする,請求項
    4に記載の摺動閉鎖装置。
  7. 【請求項7】 それぞれの結合機構(50,60,7
    0,80,91,92)が,互いに平行に設けられ,摺
    動体枠(21)又はハウジング枠(26)に回転可能に
    支持されかつ互いに回転可能に結合された2つの制御ピ
    ン(52,54,62,64)を持つており,これらの
    制御ピンがそれぞれ,なるべく90゜ずらされた位置へ
    回転可能でありかつ回転位置に応じて1つ又は複数の閉
    鎖板(23)に係合することを特徴とする,請求項6に
    記載の摺動閉鎖装置。
  8. 【請求項8】 2つの制御ピン(52,54,62,6
    4)の間へ,閉鎖板(23)の各枠(31)に設けら
    れ,両側を凹状に形成された突出部(31′)がはま
    り,この突出部の高さの所で各制御ピン(52,54,
    62,64)が完全に円筒状であるか,さもなけれはこ
    の制御ピンに,1つ,2つ又は3つの,90゜ずらされ
    た切欠き(55)が付属しており,これらの制御ピン
    (52,54,62,64)が,1つの制御ピン(5
    2,54,62,64)の完全に円筒状の部分がこの突
    出部へ向けられている場合に,それぞれの突出部(3
    1′)の方への回転位置に応じてこの突出部に係合し又
    は切欠き(55)が両側において突出部(31′)へ向
    けられている場合にこの突出部を釈放することを特徴と
    する,請求項7に記載の摺動閉鎖装置。
  9. 【請求項9】 閉鎖板(23)の各枠(31)のための
    2つの制御ピン(72,74,82,84)の間に少な
    くとも1つの,摺動体枠(21)及びハウジング枠(2
    6)の中に揺動可能に支持された結合レバー(75,7
    6,85,86)が延びており,この結合レバーの高さ
    の所に各制御ピン(72,74,82,84)がカム
    (72′,74′,82′,84′)を持つており,こ
    れらのカムが制御ピン(52,54,62,64)の回
    転位置に応じて,他端が枠(31)の切欠き(77)へ
    入る結合レバー(75,76,85,86)がこの切欠
    きへはまり又ははまらず,それに応じて閉鎖板(23)
    の結合又は結合解除が行われるようにすることを特徴と
    する,請求項6又は7に記載の摺動閉鎖装置。
  10. 【請求項10】 閉鎖板(23)の両側にそれぞれ結合
    機構(91,92)が設けられており,これらの結合機
    構が,摺動体粋(94)又はハウジング枠(96)に固
    定された支持ブシユ(104,105)と,この支持ブ
    シユの中で高さ調節可能に案内される係合ピン(98,
    106)とを持つており,これらの係合ピンが結合のた
    めに枠(31)の孔(131)又は開口(108)へ挿
    入可能であり,これらの開口(108)と係合ピン(1
    06)が互いに,閉鎖板(23)の結合解除のために係
    合ピン(106)の切欠き(106′)が,側方に溝を
    備えた開口(108)の中へ突き出て,それによつて枠
    (31)が結合解除され,そして摺動体粋(94)と結
    合されるように形成されていることを特徴とする,請求
    項6に記載の摺動閉鎖装置。
  11. 【請求項11】 両方の結合機構(50,60)が,摺
    動板(24)の駆動棒(18)側に設けられていること
    を特徴とする,請求項6ないし10のうち1つに記載の
    摺動閉鎖装置。
  12. 【請求項12】 板(22,23,24)及び出湯口の
    スリーブ(16)の耐久性が,転炉容器(10)をほぼ
    100回出湯させ又は空けることができるように設計さ
    れていることを特徴とする,請求項1ないし11のうち
    1つに記載の摺動閉鎖装置。
  13. 【請求項13】 付加的に間にある閉鎖板の代わりに,
    転炉容器用の複数の開口を持つ,相並んでいる摺動板
    (102,103)又は少なくとも1つの摺動板が設け
    られていることを特徴とする,請求項1又は2に記載の
    摺動閉鎖装置。
  14. 【請求項14】 底板(22)と,摺動板(24)と,
    その間にある1つ又は複数の閉鎖板(23)とから構成
    されていることを特徴とする,請求項1ないし13のう
    ち1つに記載の,転炉容器にある摺動閉鎖装置用の耐火
    閉鎖板装置。
  15. 【請求項15】 なるべく3つの付加的閉鎖板(23)
    が設けられていることを特徴とする,請求項8に記載の
    耐火閉鎖板装置。
JP5306969A 1992-11-25 1993-11-02 摺動閉鎖装置 Pending JPH06299222A (ja)

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CH03611/92-0 1992-11-25

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