JPH06298862A - p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法 - Google Patents

p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法

Info

Publication number
JPH06298862A
JPH06298862A JP6000489A JP48994A JPH06298862A JP H06298862 A JPH06298862 A JP H06298862A JP 6000489 A JP6000489 A JP 6000489A JP 48994 A JP48994 A JP 48994A JP H06298862 A JPH06298862 A JP H06298862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
hydroxystyrene
polymer
protected
reducing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6000489A
Other languages
English (en)
Inventor
Reinhold Schwalm
ラインホルト、シュヴァルム
Dirk Funhoff
ディルク、フンホフ
Horst Binder
ホルスト、ビンダー
Hubert Dr Smuda
フーベルト、スムダ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH06298862A publication Critical patent/JPH06298862A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/04Reduction, e.g. hydrogenation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 240から260nmの波長帯域において低
吸収性を示すヒドロキシスチレン重合体を製造する方法
を提供すること。 【構成】 フェノール性ヒドロキシル基が酸分裂基によ
り保護されているp−ヒドロキシスチレンを、あるいは
このように保護されているp−ヒドロキシスチレンと他
の重合可能エチレン性不飽和有機化合物との混合物を、
フリーラジカル重合により95%以上重合転化し、次い
でこの重合体を酸で処理し、この酸処理の間もしくはそ
の後に、重合体を還元剤で処理することを特徴とする、
p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、フェノール性ヒドロキシル基が
酸触媒下に除去され得る基により保護されているp−ヒ
ドロキシスチレンを、あるいはこのように保護されてい
るp−ヒドロキシスチレンと他の重合可能エチレン性不
飽和有機化合物との混合物を、不活性有機溶媒および過
酸化物開始剤の存在下に、フリーラジカル重合により9
5%以上重合転化し、必要であればこの重合体溶液をア
ルコールで希釈し、次いで重合体を酸で処理し、特定の
後処理を行なうことによりp−ヒドロキシスチレン重合
体を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】単量体の4−ヒドロキシスチレンは、低
温で空気の不存在下にあってもわずかな時間のみ安定で
あるに過ぎず、またp−ヒドロキシスチレンのフリーラ
ジカル重合は、低分子量の4−ヒドロキシルスチレン重
合体をもたらすに止まる(J.Org.Chem.24
(1959)、1345におけるR.C.ソーヴィシュ
の論稿参照)。
【0003】従って高分子量のp−ヒドロキシスチレン
重合体は、4−アセトキシスチレン重合体を経て、これ
をアルカリないし酸の加水分解することにより製造する
のが好ましい(ラ、キミカ、エ、リンドウストリア47
巻、5号(1965)493−396頁におけるマッギ
オの論稿、米国特許2276138号、ヨーロッパ特許
252706号各明細書参照)。
【0004】p−ヒドロキシスチレン重合体は、短波長
紫外線(深紫外線)帯域のフォトレジストに使用される
ポリマー結合剤として、ことに適当である。このような
結合剤として特に必要な要件は、240から260nm
の波長帯域における高透明性ないし低吸収性である。極
めて高い透明性を達成するための多くの方法が各種文献
に記載されている。ことにヨーロッパ特許出願公開40
1499号公報は、水素添加ポリビニルフェノールを、
西独特許出願公告3519639号公報は、アミンの存
在下に重合体を熱処理する方法を、ヨーロッパ特許出願
公開466359号公報は、慣用のアルコール溶液重合
法、低吸収性開始剤の選択および酸触媒エステル交換法
を記載している。しかしながら、これらの方法はいずれ
も欠点を有する。例えば冒頭のヨーロッパ特許出願公開
401499号公報による重合体の透明性は充分である
が、そのアルカリ溶解性は著しく水素添加度に依存す
る。また上記西独公報3519639号の重合体は極め
て高い吸収性を示し、ヨーロッパ公報466359号の
方法は、溶液の酸素含有分に依存し、その酸化法が各種
各様の吸収性含有分をもたらすために実施に困難を伴
う。従って、240から260nmの紫外線低波長帯域
において低吸収性を有するp−ヒドロキシスチレンの必
要性は、現に依然として存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
とするところは、240から260nmの波長帯域にお
いて低吸収性を示すヒドロキシスチレン重合体を製造す
る方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の目的は、
酸触媒下に除去可能の基で保護されているヒドロキシス
チレンを過酸化物開始剤の存在下、溶媒中において重合
させて、95%以上転化させ、必要に応じて重合体溶液
をアルコールにより希釈し、還元剤の存在下に、触媒的
量の酸で処理することによりヒドロキシスチレン重合体
を得る方法により達成されることが本発明者らにより見
出された。
【0007】すなわち、本発明の対象は、フェノール性
ヒドロキシル基が酸分裂基により保護されているp−ヒ
ドロキシスチレンを、あるいはこのように保護されてい
るp−ヒドロキシスチレンと他の重合可能エチレン性不
飽和有機化合物との混合物を、フリーラジカル重合によ
り95%以上重合転化し、次いでこの重合体を酸で処理
し、この酸処理の間もしくはその後に、重合体を還元剤
で処理することを特徴とする、p−ヒドロキシスチレン
重合体の製造方法である。
【0008】この本発明方法により得られるp−ヒドロ
キシスチレン重合体は、深紫外線リトグラフィーにおい
てことに適当である。
【0009】還元剤としては、燐を含有するもの、好ま
しくは次亜燐酸もしくはその誘導体、ことにエステルを
使用するのが有利である。
【0010】p−ヒドロキシスチレン共重合体の新規製
造方法には、240から280nmの波長帯域におい
て、ほとんどもしくは全く吸収性を示さないコモノマー
が、保護されているp−ヒドロキシスチレンと混合され
るべき、他の重合可能エチレン性不飽和有機化合物とし
て使用される。
【0011】
【発明の構成】本発明による新規方法を以下においてさ
らに具体的に説明する。
【0012】酸分解基で保護されているフェノール性ヒ
ドロキシル基を有するp−ヒドロキシスチレン、すなわ
ち酸触媒下に除去され得る基を有する保護されているヒ
ドロキシスチレン単量体としては、例えばトリメチルシ
リルオキシスチレン、トリエチルシリルオキシエチレ
ン、t−ブチルジメチルシリルオキシスチレン、t−ブ
トキシスチレン、アセトオキシスチレン、テトラヒドロ
ピラニルオキシスチレン、テトラヒドロフラニルオキシ
スチレン、トリチルオキシスチレン、t−ブトキシカル
ボニルオキシスチレンのようなトリアルキルシリルオキ
シスチレンおよび1991年、ニューヨークのジョン、
ウィリー、アンド、サンズ社刊、T.W.グリーンおよ
びP.G.M.ウーツの「オーガニック、スィンセシ
ス」第2版、第2章「プロテクション、フォア、ザ、ヒ
ドロキシル、グループ」に記載されているような基であ
って、酸触媒下に除去され得る保護基を有するその他の
ヒドロキシスチレン単量体が適当である。
【0013】240から280nmの波長帯域でほとん
どもしくは全く吸収性を示さないp−ヒドロキシスチレ
ン共重合体を製造するための本発明新規方法においてコ
モノマーとして使用され得る、重合可能エチレン性不飽
和有機化合物としては、例えば3−もしくは5−アルキ
ル−4−ヒドロキシスチレン、3,5−ジアルキル−4
−ヒドロキシスチレン、(メタ)アクリル酸、アルキル
(メタ)アクリレート、アクリロニトリル、アルキルビ
ニルエーテル、その他のビニル単量体が使用される。
【0014】重合は不活性有機溶媒中において行なうの
が有利である。
【0015】保護されたヒドロキシスチレン重合用に適
当な溶媒としては、上記単量体および形成される重合体
を室温で溶解するすべての溶媒が使用され得るが、60
°から120℃の特定の重合温度において、比較的大き
い凝集体を形成せずに重合体を溶解しあるいは部分的に
澎潤させるに止まる溶媒も使用され得る。これら溶媒は
単独でも、他の溶媒、例えばベンゼン、クロロホルムの
ような非極性溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサンの
ような緩極性溶媒、メチルエチルケトン、アセトンのよ
うなケトン類、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ールのようなアルコールとの混合溶媒としても使用可能
である。
【0016】本発明におけるフリーラジカル重合用触媒
としてことに適当であるのは、ことに過酸化物開始剤で
あって、好ましくは脂肪族過酸化物、例えば過酸化デカ
ノイル、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエ
ート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、ジ
−(2−エチルヘキシル)−パーオキシジカーボネー
ト、t−アミルパーオキシジカーボネート、ジ−(2−
エチルヘキシル)−パーオキシジカーボネート、t−ア
ミルパーオキシピバレート、t−ブチルパーオキシピバ
レート、t−ブチルパーオキシイソブチレートなどであ
る。
【0017】p−ヒドロキシスチレン共重合体のOH基
の保護基を除去するためのことに適当な酸としては、硫
酸、安息香酸、燐酸のような無機酸、メタンスルホン
酸、トリフルオロメタンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸のような有機酸が挙げられる。還元剤として作用
する亜燐酸、次亜燐酸は不適当である。これら単独では
好ましい範囲まで保護基を除去し得ないからである。
【0018】本発明方法に使用されるべき適当な還元剤
としては、公知慣用の還元剤、ことに標準水素電極に対
して0.3Vより小さい還元電位を有する還元剤、例え
ばアルカリ金属の亜硫酸塩、亜燐酸塩、チオ硫酸塩、硫
化物、Zn/HCl、LiAlH4 が挙げられるが、こ
とに燐酸化合物、例えばトリアルキル、トリアリール、
ジアルキル、ジアリールの亜燐酸塩ならびに亜燐酸、次
亜燐酸である。亜燐酸塩の適当なアルキル基は1から8
個、ことに1から4個の炭素原子を有するアルキル、適
当なアリール基は非置換もしくはハロゲン置換、例えば
塩素置換アリール、例えばフェニルもしくはハロゲン置
換フェニルである。
【0019】本発明新規方法において、酸触媒下に除去
され得る基で保護されるp−ヒドロキシスチレンは、必
要に応じて他の単量体との混合物として、まず溶媒の存
在下、好ましくは脂肪族過酸化物開始剤の存在下にまず
重合せしめられ、次いで酸不安定保護基が触媒的量の酸
および還元剤、必要に応じアルコールの存在下に除去さ
れる。
【0020】本発明方法の好ましい実施態様において、
単量体および溶媒、ことにアルコールは混合され、還流
温度まで加熱される。次いで対応する溶媒中の開始剤溶
液を添加して重合を継続し、必要であればさらに開始剤
溶液を、溶液中の残留単量体分が5%未満となるまで計
量添加する。開始剤使用量は、所望の目的重合体分子量
に応じて、使用単量体に対し、0.5から8モル%であ
る。このようにして、5000から50000の分子量
Mwを有する重合体が得られる。
【0021】重合後、溶液に対して1から50%の酸、
ことに塩酸、1から50%の還元剤、ことに亜燐酸、次
亜燐酸もしくはジフェニル亜燐酸塩を添加し、酸不安定
保護基が実質的に完全に除去されるまで、反応を加熱下
に継続させる。充分なアルカリ溶解性をもたらすため、
80%より多くの保護基の除去が望ましい。
【0022】次に得られたp−ヒドロキシスチレン重合
体を水中に沈殿させ、減圧下、35℃以下の温度で乾燥
させる。この新規重合体は、240から280nmの波
長帯域において、低い光学的密度を示す。この波長帯域
のための、ことに深紫外線リトグラフィー用の測定値と
して248nmのレーザ波長が問題となる。
【0023】そこで本発明方法により得られる重合体
は、深紫外線リトグラフィー用の結合剤として適当であ
り、これは必要に応じて酸不安定基による部分的活性で
変性され得る。
【0024】吸収性(光学密度)を決定するための紫外
線スペクトル測定は、一般的に慣用の態様で行なわれ
る。すなわち紫外線吸収スペクトルは、光路長1cmの
セルを使用し、1リットルのメタノール中0.1gの重
合体を含有する濃度で測定した。
【0025】以下の実施例で使用される部およびパーセ
ントは、特に明示のない限り重量に関するものである。
【0026】
【実施例】実施例1 85部のp−t−ブトキシスチレンを80部のイソプロ
パノールに溶解し、この溶液を加熱還流に附し、10部
のイソプロパノール中に5部のt−ブチルパーピヴァレ
ートを含有する溶液を、1時間にわたり滴加添加し、重
合をさらに7時間継続した。次いで1部のイソプロパノ
ール中に1部のt−ブチルパーピヴァレートを含有する
溶液を添加し、この混合物をさらに8時間還流加熱下に
反応させた。この場合の残留単量体分は5%未満であ
り、この重合体溶液をメタノールで希釈し、約50%濃
度の溶液とした。
【0027】(a)37%濃度の塩酸1部と、(b)3
7%濃度の塩酸1部および次亜燐酸1部とを、それぞれ
上記重合体溶液20部に添加した。これら両溶液を4時
間還流させ、次いで水中に沈殿させ、乾燥させた。この
IRスペクトルは、t−ブトキシ保護基の完全な除去を
示した。また248nmにおける光学的密度(吸収性)
は、上記(a)法により得られた重合体の場合、0.2
8を、(b)法の場合は0.16を示した。
【0028】実施例2 1200部のp−t−ブトキシスチレンを1625部の
イソプロパノールに溶解させ、この溶液を還流させ、1
20部のイソプロパノール中75部のt−ブチルパーピ
ヴァレートの溶液を1時間にわたり滴下添加し、さらに
7時間にわたり重合を継続した。次いで(a)37%濃
度の塩酸10部と、(b)37%濃度の塩酸10部およ
び亜燐酸ジフェニル5部と、(c)37%濃度塩酸10
部および亜燐酸ジフェニル10部とを、それぞれこの重
合体溶液100部に添加し、混合物を75℃で14時間
反応させた。次いでこれら重合体溶液から重合体を水中
に沈殿させ、乾燥した。このIRスペクトルはt−ブト
キシ保護基の完全な除去を示した。248nmにおける
各重合体の吸収は、(a)の場合0.27、(b)の場
合0.22、(c)の場合0.19であった。
【0029】実施例3 162部のp−アセトオキシスチレンを180部のイソ
プロパノールに溶解させ、この溶液を還流に附し、40
部のイソプロパノール中11.6部のt−ブチルパーピ
ヴァレート溶液を15分間にわたり注下し、さらに7時
間還流下に重合を継続し、さらに10部のイソプロパノ
ール中2.5部のt−ブチルパーピヴァレート溶液を添
加し、さらに還流を4時間継続する。
【0030】この混合物に100部のメタノール、10
部の37%濃度塩酸および0.63部の亜燐酸を添加
し、2時間還流を継続した。これのIRスペクトルに
は、アセトキシ保護基の除去を示し、その光学的密度
は、248nmにおいて0.15であった。しかるに、
亜燐酸を添加しない対比実験重合体の光学的密度は0.
17であった。
【0031】実施例4 実施例3と同様にして、ただし亜燐酸0.63部の亜燐
酸の代りに0.08部の次亜燐酸を添加して同様に処理
した。この場合の光学的密度は0.16であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト、ビンダー ドイツ連邦共和国、68623、ラムペルトハ イム、シュヴィムバートシュトラーセ、24 (72)発明者 フーベルト、スムダ ドイツ連邦共和国、69126、ハイデルベル ク、ビールヘルダーヴェーク、7

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノール性ヒドロキシル基が酸分裂基
    により保護されているp−ヒドロキシスチレンを、ある
    いはこのように保護されているp−ヒドロキシスチレン
    と他の重合可能エチレン性不飽和有機化合物との混合物
    を、フリーラジカル重合により95%以上重合転化し、
    次いでこの重合体を酸で処理し、この酸処理の間もしく
    はその後に、重合体を還元剤で処理することを特徴とす
    る、p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 還元剤が標準水素電極に対して0.3V
    より小さい還元電位を有することを特徴とする、請求項
    (1)による方法。
  3. 【請求項3】 還元剤が燐酸を含有することを特徴とす
    る、請求項(1)あるいは(2)による方法。
  4. 【請求項4】 (a)酸触媒下に除去され得る基で保護
    されたヒドロキシスチレンあるいは必要に応じて他の単
    量体との混合物を溶媒および脂肪族過酸化物開始剤の存
    在下に重合させ、 (b)酸不安定保護基を、触媒的量の酸および還元剤、
    必要に応じてさらにアルコールの存在下に除去すること
    を特徴とする、先行請求項のいずれかによる方法。
  5. 【請求項5】 保護されているヒドロキシスチレンとし
    てトリメチルシリルオキシスチレン、p−アセトキシス
    チレン、t−ブトキシスチレンあるいはテトラヒドロピ
    ラニルオキシスチレンを使用することを特徴とする、先
    行請求項のいずれかによる方法。
  6. 【請求項6】 溶媒としてメタノール、エタノール、プ
    ロパノールあるいはイソプロパノールのようなアルコー
    ルを、脂肪族過酸化物開始剤として過ピパリン酸t−ブ
    チルを使用することを特徴とする、請求項(4)による
    方法。
JP6000489A 1993-01-07 1994-01-07 p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法 Withdrawn JPH06298862A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4300209.9 1993-01-07
DE4300209A DE4300209A1 (de) 1993-01-07 1993-01-07 Verfahren zur Herstellung von p-Hydroxystyrolpolymerisaten und deren Verwendung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298862A true JPH06298862A (ja) 1994-10-25

Family

ID=6477813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6000489A Withdrawn JPH06298862A (ja) 1993-01-07 1994-01-07 p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0605856B1 (ja)
JP (1) JPH06298862A (ja)
DE (2) DE4300209A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001294619A (ja) * 2000-02-10 2001-10-23 Natl Inst Of Advanced Industrial Science & Technology Meti スチレン系重合体及びその製造方法
US7026406B1 (en) 2000-02-10 2006-04-11 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Syndiotactic styrene polymers and process for the production thereof
WO2011021392A1 (ja) * 2009-08-21 2011-02-24 日本曹達株式会社 変性ポリシロキサン化合物の製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463141A (en) * 1994-12-19 1995-10-31 Hoechst Clanese Corporation Process for preparing poly(4-hydroxystyrene)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1509354A (en) * 1976-04-24 1978-05-04 Maruzen Oil Co Ltd Process for purifying halogenated alkenyl-phenol polymers
JPS60258206A (ja) * 1984-06-01 1985-12-20 Cosmo Co Ltd p−ビニルフエノ−ル重合体の低着色改質体の製造方法
JPH01103604A (ja) * 1987-07-17 1989-04-20 Maruzen Petrochem Co Ltd p−ビニルフェノール系重合体の特性を改善する方法
HUT64986A (en) * 1990-06-29 1994-03-28 Hoechst Celanese Corp Process for the production of polymers and copolymers with low optical density for use as photoresisting material

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001294619A (ja) * 2000-02-10 2001-10-23 Natl Inst Of Advanced Industrial Science & Technology Meti スチレン系重合体及びその製造方法
US7026406B1 (en) 2000-02-10 2006-04-11 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Syndiotactic styrene polymers and process for the production thereof
WO2011021392A1 (ja) * 2009-08-21 2011-02-24 日本曹達株式会社 変性ポリシロキサン化合物の製造方法
US8420744B2 (en) 2009-08-21 2013-04-16 Nippon Soda Co., Ltd. Process for the production of modified polysiloxanes
JP5503654B2 (ja) * 2009-08-21 2014-05-28 日本曹達株式会社 変性ポリシロキサン化合物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0605856B1 (de) 1996-08-28
DE59303577D1 (de) 1996-10-02
EP0605856A2 (de) 1994-07-13
DE4300209A1 (de) 1994-07-14
EP0605856A3 (de) 1994-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1340528C (en) Process for the suspension polymerization of 4-acetoxystyrene and hydroylsis to 4-hydrozystyrene polymers
Kanagasabapathy et al. Reversible Addition‐Fragmentation Chain‐Transfer Polymerization for the Synthesis of Poly (4‐acetoxystyrene) and Poly (4‐acetoxystyrene)‐block‐polystyrene by Bulk, Solution and Emulsion Techniques
CN1446231A (zh) 三氧杂环庚烷在制备高固体分丙烯酸类、苯乙烯类和ldpe类树脂的方法中的用途
FI971636A (fi) Alentuneen geelipitoisuuden omaavien hydroksyloitujen additiopolymeerien jatkuva valmistus
AU5881501A (en) Process for producing vinylpyrrolidone polymer
US5625007A (en) Process for making low optical polymers and copolymers for photoresists and optical applications
EP1613672B1 (en) Dosing of peroxide to a suspension process wherein styrene is polymerized
JPH06298862A (ja) p−ヒドロキシスチレン重合体の製造方法
Bertrand et al. Synthesis of diblock copolymers bearing p-methoxyphenacyl side groups
Yamada et al. General chemistry of radical polymerization
JP4422154B2 (ja) ポリマーの精製
JPH0339528B2 (ja)
JP3022932B2 (ja) フォトレジスト用低光学密度ポリマー及びコポリマーの製造方法
US5663038A (en) Process for the preparation of partially protected phenolic resins
CA1211598A (en) Process for polymerization of vinyl monomers with improved kinetic rate profile
JP4129177B2 (ja) 精製手段
JPH06287205A (ja) p−t−ブトキシスチレン系重合体の製造方法
CA2023163A1 (en) Polymerization process using tertiary-amylperoxy pivalate as the free radical initiator
JPS60110708A (ja) 水酸基含有ジエン系重合体の製造方法
US5194528A (en) Dimer reduction
JPS61275308A (ja) アクリル酸系ポリマ−の製造法
CA2143958A1 (en) Process for (co)polymerizing vinyl monomers
JP3776462B2 (ja) 共重合体の製造方法
RU2360929C2 (ru) Дозирование пероксида в суспензионном способе, по которому полимеризуют стирол
JPH04146908A (ja) スチレン―アクリロニトリル共重合体の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010403