JPH0629871U - 電算機・ｏａ器機用版下用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】本考案は、印刷物作成における版下用紙
（現在普通紙の白）をロストン紙にトンボ（当り線）を
つけ印刷前の諸作業（台紙蹠り、ページアップ等）を簡
易にする。又、普通紙より印字のにじみが少ないので製
品がきれいで厚みがあるので、版下をコピーした製品等
とはっきり区別（オリジナル製品）できる。又、版下と
して丈夫である。 【構 成】電算機・ＯＡ器機で作成する版下用紙であ
る。用紙は、薄ロストン紙・厚ロストン紙を使用、Ａ
３、Ｂ４、Ａ４、Ｂ５の規格サイズで、薄青色のトンボ
を用紙に印刷する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、印刷用又はコピーの版下に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

現在、電算機・その他ＯＡ器機での版下用紙は、機種別の各メーカー指定の用 紙が使用されているが、普通紙（各規格サイズ）である。又トンボをとる際には Ｂ４の用紙でＡ４の製品、Ａ４の用紙でＢ５の製品を作成する他にトンボはとれ ない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

版下としての用紙が普通紙である為、印字仕上りが多少にじむ。又、版下とし ての丈夫さにかける。Ｂ４等で仕上た製品を中央でカットしてＢ５に使用する等 の場合（Ｂ５用紙をＢ６に、Ａ４をＡ５にも同じ）目印がないので、非常に困難 である。又版下を印刷する前の段階で刷下台紙に貼り込む作業等は極めて不便で ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はロストン紙を使用する為、印字がよりシャープできれいである。版下 として印刷する前段階の作業が普通紙より厚いので丈夫である。又、ロストン紙 にトンボを印刷（（薄青色で用紙中央に縦・横の線を入れる（印刷・コピーした 際にトンボは印字されない為））してある為に操作手順の関係上Ａ４で仕上げた 製品を用紙中央をカットしてＡ５頁にする場合（Ｂ４をＢ５に又Ｂ５をＢ６に等 ）縦置き用紙、横置き用紙いずれも中央トンボがある為作業はスピーディで簡単 である。台紙に貼り込む際の曲り等の問題点も解決される。校正時にコピーした ものと版下の区別がつきにくく不便であるが解消される。

【０００５】

【作 用】 電算機・各種ＯＡ機の印刷用紙入れに操着して使用。（各機種メーカの用紙サ イズ規格は同一である為用紙入れも同一）一部ハソコン等の出力機には厚紙ロス トンでも可。

【０００６】

【実施 例】

以下、添付図面を説明する。１はＡ４規格サイズの横置きである。Ａ５頁を作 成する場合にはＡ４頁に操作上・経済上２頁作成するのが普通で、縦・横中央の トンボがあるので、縦のトンボ線に沿って用紙を裁断すれば縦置きＡ５の製品が ２枚になる。栽断がスムースで印刷業者が刷版の割付をする際、曲り等の問題も なく大変便利ある。（印刷物のとじ方により割付台紙の順序が変化する為にＢ４ ・Ａ４をそのまま栽断なく使用の場合もトンボがあると非常に便利）又、Ｂ４か らＢ５、Ｂ５からＢ６の製品についても同じである。

【０００７】 本考案の実施例はロストン紙であるが（図示せず）このロストン紙へのトンボ （当り線）は薄青色で印刷する。

【考案の効果】

上述の様に、本考案は印刷業界における版下用紙として、印刷以前の作業に大 いに役立つと共に版下作成の際、用紙のロスが省かれるので経済的である。又、 業界のみならず一般会社全般におけるコピーの版下（オリジナルの保護）として 利用価値は大きい。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の電算機・ＯＡ器機用版下用紙実施
例を示す正面図である。 Ａ４規格サイズ用紙横置き

【図２】 Ａ４規格サイズ用紙縦置き

【符号の説明】

１ Ａ４規格サイズ横置き用紙 ２ 用紙縦中央トンボ ３ 用紙横中央トンボ・Ａ６縦置き横中央トンボ ４ ２の縦中央トンボ線を栽断した場合はＡ６縦置き ５ Ａ６縦置き縦中央トンボ ６ Ａ４規格サイズ縦置き用紙 ７ 用紙縦中央トンボ・Ａ６横置き縦中央トンボ ８ 用紙横中央トンボ ９ ８の横中央トンボを栽断した場合はＡ６横置き １０ Ａ６横置き中央トンボ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（１） ロストン紙の薄口・厚口に薄青色
   のトンボを印刷します。用紙はＡ３・Ｂ４・Ａ４・Ｂ５
   で余白を取らず、それぞれ規格寸法通りにします。Ｂ６
   ・Ａ６についてはＢ５・Ａ４の用紙に縦中央線横中央線
   のトンボがありますので縦・横自在の寸法がとれます。 （２） 電算機その他各種ＯＡ器機で使用する版下用
   紙。