JPH0629831B2 - タイヤ製造装置における検査装置 - Google Patents

タイヤ製造装置における検査装置

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JPH0629831B2
JPH0629831B2 JP2411673A JP41167390A JPH0629831B2 JP H0629831 B2 JPH0629831 B2 JP H0629831B2 JP 2411673 A JP2411673 A JP 2411673A JP 41167390 A JP41167390 A JP 41167390A JP H0629831 B2 JPH0629831 B2 JP H0629831B2
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tire
value
inspection
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sensor
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Goodyear Tire and Rubber Co
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/28Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring contours or curvatures

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Balance (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用タイヤの製造に関
し、特にタイヤ製造過程の複数の品質管理テスト部門
関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ産業は長い間、タイヤの品質を改
良する自動化方法を求めて来た。何年にもわたって、種
々のテストがタイヤの異なった部品ならびに異なった特
性を評価するために、工夫されて来た。典型的なテスト
では、追跡用のプローブが、回転するタイヤの指示され
た部分からデータをピックアップし、そして機械的ある
いは電気的な装置が、予め定められたテスト用のアルゴ
リズムにしたがってデータを分析する。追跡用のプロー
ブはタイヤの種々の異なる表面部分からデータを得る
うに装置されている。たとえば、米国特許第3,30
3,571号[ヴェールズ…1967年2月14日]
は、タイヤのサイドウォールならびにトレッドに沿う幾
つかの異なった部分を追跡するように設けられたプロー
ブについて記載している。多数の追跡用のプローブはさ
らに、米国特許第2,251,803号[プミル…19
41年8月5日]ならびに米国特許第3,895,51
8号[レブロンド…1975年7月22日]に示されて
いる。
【0003】近年、自動車製造者は、タイヤの寸法形状
ならびに性能特性にますます厳格な許容値を設定してい
る。すべての許容値に合致させるために、通常多数の追
跡用プローブならびに多数のテスト用アルゴリズムを必
要としている。通常の製造速度を維持するために、多数
の追跡用ならびにテスト用アルゴリズムが、できるだけ
迅速に終了されなければならず、通常、測定は単一の機
械でタイヤの1回転あるいは2回転以内で終了されなけ
ればならない。これらの条件が、既存の機械によって遂
行されるテストの数を制限する。一方、不幸にして、必
要とされるテストの数は劇的に増大し、そして異なるタ
イヤのユーザは概して、異なるテストを必要とする異な
る許容値あるいは性能を要求している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先行技術のテスト用機
械は、テストの必要性の増大に対することは不可能で
あった。こうしたテスト用の機械は、1つあるいは1つ
以上の追跡用プローブを有し、これらのデータは特定の
テスト用アルゴリズムでのみ処理される。追跡用プロー
ブを1つ以上のテスト用アルゴリズムに、あるいはその
逆に、混用して適用できる便利で信頼可能な方法は全く
なかった。その結果、先行技術のテスト用機械を、異な
るタイヤのユーザの要求する異なる許容値、あるいは性
能条件に適用するテストに容易に適合させ、あるいは変
更することは不可能ではないが困難である。迅速なテス
ト用機械の適合が製造ラインのテスト速度を維持するた
めに最も重要なことである。
【0005】したがって、本発明の主目的は、タイヤの
製造を改良することであり、予め定められたタイヤの追
跡用プローブと、予め定められたタイヤのテスト用アル
ゴリズムとを、自動的に正確かつ迅速にマッチングさせ
るためのディジタル技術を提供することにより、タイヤ
製造装置を改良することである。
【0006】もう1つの目的は、製造ラインの要員に使
用可能な前記新しいタイプの技術を提供することであ
る。
【0007】さらにもう1つの目的は、テスト用アルゴ
リズムあるいはテスト用プローブが、迅速にかつ正確に
変えられて、異なるタイヤの規格に適応され得る前記新
しいタイプの技術を提供することである。
【0008】もう1つの目的は、新しい追跡用プローブ
あるいはテスト用アルゴリズムが、既存の追跡用プロー
ブあるいはテスト用アルゴリズムを変えることなしに、
迅速に付け加え得る前記新しいタイプの技術を提供する
ことで、
【0009】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ために、発明者は、追跡用プローブを特定されたテスト
用アルゴリズムに結合する先行技術の機械から、全面的
に離れることとした。また、メモリならびにプロセッサ
を利用した適切なディジタル技術を使用することによっ
て、追跡用プローブならびにテスト用アルゴリズムは、
異なる種類のタイヤを適切に評価するのに必要なテスト
基準に従がって、迅速かつ信頼性のある方法でミックス
されると共にマッチされ得ることがわかった。また、こ
れにより製造ラインのオペレータは、このために必要な
変更を製造ラインにおけるテストの速度を低下させるこ
となく容易に実施することができる。これらの技術によ
って、タイヤは、迅速にテストされ得ると共に、従来得
られなかった正確さと信頼性とを持ってテストされ得
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 図1はタイヤ製造のフローチャート、図2、図3はそれ
ぞれ本発明のタイヤ製造装置における検査装置の一実施
例を含むタイヤ製造装置のチャックが開いた状態と閉じ
た状態を示す要部の正面図、図4はチャックに搭載され
たタイヤの斜視図、図5はタイヤのサイドウォール上を
追跡するプローブの斜視図、図6は検査装置のブロック
図、図7、図8は検査装置のフローチャート、図9はP
EAK測定のフローチャート、図10はBLG測定のフ
ローチャート、図11は測定フローのタイミングダイヤ
グラムとVALUEの計算例を示す図、図12は検査結
果によるタイヤのマーキングとゲーティングの説明図、
である。
【0011】また、説明のために本例および本発明の目
的、利点、特徴が以下に続いて表わされる図面とともに
明らかにされるが、本発明はこれらに限定されるもので
ない。また、図面も同じ部品については図面に一貫して
同じ参照番号を付してある。
【0012】図1を参照すると、車両用タイヤを製造す
る8つの基本的なステップが、ブロックM1〜M8で示
されている。ステップM1で、ゴムの混合物が練られる
と共に、タイヤ用織物がゴムコンパウンドでコーティン
グされる。加えて、タイヤの種々の構成部品、たとえば
トレッドならびにベルトが製造されると共に、適切なサ
イズにカットされて準備される。ステップM2で、準備
された部品が、金型内に、組立てられる。ステップM3
で、タイヤの組立てられた各部品が加硫され、これによ
り構成部品は集合体に一体化される。ステップM4で、
加硫プロセス中にできる主部分の縁が、カットされる
か、あるいは削り取られ、そしてある場合、文字とか
のマークが、タイヤのサイドウォールに刻まれる。ステ
ップM5で、タイヤは欠かん発見のためにテストされ、
これは全製造工程の中の重要な部分である。ステップM
6で、欠かんをもつタイヤがあれば指摘される。指摘の
2つの方法は、(1)適切なしるしで欠かんタイヤをマ
ークするか、あるいは、(2)良好なタイヤから欠かん
タイヤを分離するかである。ステップM7で、タイヤ
は、顧客に出荷(ステップM8)するための準備にパッ
ケージされる。
【0013】図2ならびに図3を参照すると、テスト用
のステップM5の部分は、加硫されたタイヤの2つのサ
イドウォールのそれぞれの横ぶれを測定する追跡用のプ
ローブに適切に適合されるタイヤの力の変化の測定、兼
研削(grinding)機械によって遂行される。こ
のような機械は当分野で良く知られているので、詳細の
記載を省略する。1つのこうした機械は、米国出願番号
第188707号に示され、この名称は、「タイヤのダ
イナミック不均衡のスクリーニングシステム」と呼ば
れ、コウンケル等の名前で1980年9月19日に出願
され、本出願と同じ譲渡人に譲渡されている。その出願
に詳しく記載されているように、力変化の測定機110
は、上部のフレーム112に回転可能に配設された上方
のチャック111を有する。下部のフレーム113は、
垂直なスピンドル114を支持し、垂直なスピンドル1
14は、下部のフレーム113に取り付けられたスリー
ブ115内を回転ならびに上下動可能に支持されてい
。下方のチャック116は、スピンドル114に配設
されると共に、図2で示される「開」の位置すなわち、
チャック116が下降されタイヤ搭載のための空間があ
けられた位置から、図3で示される「閉」の位置すなわ
ちチャック116が上昇されてタイヤが搭載される位置
まで軸方向に移動が可能である。
【0014】追跡用プローブ118a、118bは、タ
イヤのサイドウォールの横ぶれに比例するアナログ信号
を発生することが可能で、チップ117a、117bを
含むのが望ましい。プローブは、図3に示されるよう
に、チャック111、116間にタイヤ119を搭載さ
せるための上方のフレーム112ならびに下方のフレー
ム113に配設されているリニアな変位変換器に接続さ
れている。プローブ118a、118bは、それぞれ測
定用メカニズムのサポート120a、120bによって
坦持され、上方のチャック111と下方のチャック11
6との間に挟まれたタイヤ119の動きとの間にクリア
ランスを与えるため上方のフレーム112ならびに下方
のフレーム113に対して垂直方向に移動調節が可能で
ある。垂直方向の移動調節は、フレーム112、113
に配設された空気で作動されるピストンならびにシリン
ダの装置によって行なわれ、これらは、測定用メカニズ
ムのサポート120a、120bを、図2で示される引
っ込められた位置から、図3に示される突出された位置
へ運び、チップ117a、117bがタイヤ119と接
触する。
【0015】タイヤの膨張用装置として、空気圧力源と
連通されたポートが(不図示)チャック111か116
の何れか一方に設けられている。搭載用のローラ123
は、タイヤのトレッドとかみ合って、タイヤ119の半
径方向への動きが可能であると共に、上方のチャック1
11ならびに下方のチャック116のビードシートにタ
イヤを着座させるために使用される。
【0016】チップ117a、117bの代りに、近接
センサ124a、124bが、タイヤから離間された位
置に、垂直方向に位置調節されて、測定メカニズムのサ
ポート120a、120bに坦持される。センサ124
a、124bは、タイヤ119がチャック111、11
6で回転されると、横ぶれを示す信号を出力する。
【0017】図5を参照すると、プローブ118bがさ
らに詳しく示される。プローブ118bがプローブ11
8aに等しく、このことは図5を参照することによって
理解されよう。プローブ118aは、炭化物のチップ1
17aを支えるアルミニウムのアーム126を有する。
アームは軸、すなわちピン128を回転し、スプリング
(図示省略)によってバイアスされ、これが、アームを
タイヤのサイドウォールの方へ付勢する。アームはでき
るだけ軽く作られると共に、スプリング力はチップをタ
イヤのサイドウォールのうねりに追従させるための必要
最小限である。タイヤ119との接触によって引き起さ
れるアーム126の回転がピン128をリゾルバ130
の内部で回転するようにする。リゾルバは変換器として
作用し、これは、回転するタイヤのサイドウォールのレ
ベルに対応するプローブの運動を、出力の導体134
(図6)上に送出されるアナログ信号に変換する。該信
号は、タイヤのサイドウォールの横ぶれに比例する値を
有する。相対するサイドウォールに対し同様な信号が、
プローブ118b(図6)と関連する変換器に接続され
る導体136に送出される。リゾルバ130の付加的な
詳細が、米国出願番号第270087号に記載され、そ
の名称は、「タイヤのサイドウォールの突部ならびに谷
部検出のための方法ならびに装置」といい、ジーンエン
ゲルの名前で1981年6月3日に出願され、本出願と
同じ譲渡人に譲渡されている。
【0018】タイヤ119は、普通、自動コンベアによ
って機械110に運ばれると共に、下方のチャック11
6に自動的に搭載され、膨張されると共に、回転用のロ
ーラ123と接触することによって回転させられる。ス
ピンドル114に取り付けられたパルス発生器125
(図6)は、タイヤが円弧の1度回転するたびごとに、
電気パルス(回転あたり360パルス)を発生すると共
に、導体127にパルスを送出する。プローブ118
a、118bはそれによって、タイヤの相対するサイド
ウォールW1、W2と接触するようにされる。図5に示
されるように、プローブはサイドウォールの比較的に薄
円周近くの部分を追跡するので、文字づけあるいは他
のモールドされた窪みあるいは突出によってさまたげら
れず、プローブの動きが、サイドウォールのたわみの特
徴を示す。タイヤ119が回転させられると、プローブ
118a、118bはタイヤのサイドウォールに乗り、
そしてプローブに接続されている変換器は、サイドウォ
ールの横ぶれに比例する値をもつアナログ信号をつくり
出す。かくしてプローブは、突出部Bあるいは谷部V
(図4)を検出することができる。
【0019】サイドウォールW1に望ましくない変形が
ある場合、平面Pからサイドウォールの外側に伸びる寸
法LR1が、変動する(図3)。同様にもし、サイドウ
ォールW2に望ましくない変形があると、平面Pとサイ
ドウォールW2の外側との間の横ぶれの寸法LR2が、
変動する。図3に示すように、平面Pは、タイヤの回転
軸線に直角であると共に、タイヤの中心を通り抜け、こ
れによってタイヤを、両側の対照的な2つの等しい部分
に分割する。
【0020】図6を参照すると、追跡用のプローブ11
8a、118bは、コンピュータすなわち処理装置14
0に接続される。望ましくは、コンピュータは、ランダ
ムアクセスメモり142を有し、そしてアナログからデ
ィジタルへの変換器を含むアナログの入力カード144
を有し、さらに図12に示されるゲート用ならびにマー
ク用の装置に信号を与えるディジタルの出力カード14
5を有するものがよい。図6に示されるように、追跡用
プローブは、導体134、136を介して、コンピュー
タのアナログ入力のカードに接続される。コンピュータ
はさらにターミナル150を含み、ターミナルは、CR
Tのディスプレイ152ならびにキーボード154を含
み、ターミナルはコンピュータ140に、通常のバス1
56を介して接続されている。
【0021】図12を参照すると、タイヤ119は通常
のコンベア160によって、テスト用の機械110に運
ばれる。もしタイヤに欠かんがあると、これはコンベア
162に運ばれもしタイヤが合格品であると、コンベ
ア164に運ばれる。タイヤの区分搬送は、ゲー機構
166を介して行なわれる。すなわち、コンベア168
が軸170のまわりに、エアコントローラ172によっ
て回動されることによって区分が行なわれる。コントロ
ーラ172は、接続用のロッド178を上昇あるいは下
降させるピストン176が嵌合されるシリンダ174を
有しており、圧縮された空気が、ピストンの上方あるい
は下方のサイドに、導体182に伝達されるゲート用の
論理信号により制御されるバルブ180を介して圧入さ
れる。
【0022】タイヤは、8つのスタンプ用のプレート1
86を備え、インク供給188によってインク付けされ
るマーク用の機構184により、インクでマークされ
。8つのソレノイド190[各プレート当り1つ]
は、個々のプレートをタイヤに接触するように押圧する
ことができる。ソレノイドの組み合わせを起動すること
によって、マークの 8 =256の異なったパターンを
タイヤに配することができる。ソレノイドは、コンピュ
ータ140に接続される8ビットのバス192によって
制御される(図6)。
【0023】図6を参照すると、オペレータはコンピュ
ータ140にデータを、キーボードのユーティリティ
(Utility)ルーチンを介して入力し、該ユーテ
ィリティルーチンは、CRTディスプレイ152に情報
の表示を要求すると共に、キーボード154を介して情
の入力を可能にする。キーボードのユーティリティ
(KBU)の処理機能は、キーボード154のスペース
バーを押圧した後コード「RU.KBU(RETUR
N).」を打ち込むことによって起動される。次のテー
ブル1に示される最初の表が、それによってディスプレ
イ152に表示される。
【0024】
【表1】 テーブル1 KBUディスプレイ KBU: FUNCTION VALUE 0 EXIT KBU 1 Bulge Window 31 2 Measure Specs 3 Limit Tables KBU:ENTER FUNCTION KBUのディスプレイのKBU番号1は、図10に示さ
れるアルゴリズムに使用されるパラメータの1つのサイ
ズを定める。このパラメータについては図10と関連し
て後で説明する。KBU番号2は、オペレータが、測定
されるべき測定明細のタイプを決定することを可能に
し、KBU番号3は、オペレータが、これらの測定許容
限度値を入力することを可能にする。また、最後のKB
U ENTER FUNCTIONにゼロ(0)が入力
されると、装置の他の動作を入力することができる。
【0025】オペレータが、測定明細を定めようとする
ときは、キーボードの2を入力する。装置はそれによ
り、テーブル2に示すような測定明細を選択するための
指令を自動的にディスプレイする。
【0026】
【表2】 テーブル2 測定明細(MESPEC)のディスプレイ Line Label Type Sensor 1 PTP1 1 1 2 PTP2 1 2 3 BLG1 2 1 ENTER LINE NUMBER ENTER 4 CHAR.LABEL PTP1 ENTER MEASUREMENT TYPE ENTER SENSOR NUMBER(S) テーブル2の許容可能なラインの最大数を示す変数MA
Xは、プログラマによって入力される。MAXの値は、
プログラムによってアクセスされる共通のデータ記憶テ
ーブルに記憶される。テーブル2にディスプレイされる
タイプの数は、プログラムによって遂行される分析のタ
イプと等しい。望ましい実施例において、プログラム
は、ピークからピークへの分析(PTP)か、あるい
は、いわゆる突部分析(BLG)かのいずれかを遂行で
きる。プログラムは、ピークからピークの分析に対し
てタイプ(Type)番号1を、そして突部分析に対し
タイプ番号2を割り当てた。
【0027】テーブル2に表示されたセンサ(Sens
or)番号は、図3に示されるセンサと等しい。センサ
番号は、追跡用のプローブが接続されるアナログ入力
144のチャネルを決定することによって割り当てられ
る。望ましい実施例では、センサの番号はプローブ11
8aに番号1が割り当てられ、プローブ118bに番号
2が割り当てられている。
【0028】テーブル2に示されるように、オペレータ
は、なんら再プログラミングなしに、装置の測定機構を
定め得る。テーブル2は異なるセンサと、テストのアル
ゴリズムのタイプ、あるいはデータ分析とをミックスな
らびにマッチすることができる。たとえば、オペレータ
は、センサとしてのプローブ118aあるいはプローブ
118bから得られるデータに関連して、ピークからピ
ークの分析(PTP)を選択できる。同様に、オペレー
タは、プローブ118aあるいは118bから突部分析
(BLG)を選択できる。分析ならびにセンサの各組み
合わせの場合、オペレータはテーブル2の表示の下方で
求しているデータを入れる。たとえば、オペレータが
プローブ118aからピークからピークの分析を望むと
仮定すると、彼はライン番号1を入れ、そして任意の4
の文字ラベル(たとえば、PTP1)をタイプする。彼
はそれから、ピークからピークの分析のためのタイプコ
ード(すなわち、1)、ならびに所望されるセンサ番号
(すなわち、プローブ118aの場合、1)を入力す
る。オペレータはそれから、任意の特定のタイヤに関す
、所望の分析タイプならびにセンサの他のすべての組
み合わせについて、同様な情報を入力する。このとき、
分析の新しいタイプは、他のライン番号を必要とする。
【0029】オペレータが、プローブ118aについて
ライン番号1に示す、ピークからピークの分析を選択し
たと仮定すると、テーブル2のアンダーラインされた値
が、表示される。もしオペレータがそれから、プロー
ブ118bのためにもう1つのピークからピークの分析
を要求し、さらにプローブ118aのために突部分析を
要求すると、ディスプレイ152は、同様な方法でこれ
らの要求のために値を表示する。
【0030】オペレータによって入力された情報は、デ
ィスプレイ152に表示するのみならず、測定テーブル
MESPCのメモり142に記憶される。
【0031】オペレータが、適切な測定明細を入力した
ことを確認した後、彼は、KBUのディスプレイに戻る
と共に、それからKBU番号3をキーボードから入力す
ることによって、許容限度テーブルの入力へと進む。そ
こでディスプレイ152は、アンダーラインされた値が
書かれていないテーブル3に示される制限テーブルを
する。
【0032】
【表3】 テーブル3 制限テーブルのディスプレイ Line Measurement Limit 1 PTP1 35 2 PTP2 35 3 BLG1 20 Marking Bits 4 0000 0000 Enter Line Number Enter Value 35 テーブル3に示されたディスプレイに応答して、オペレ
ータは、選択された分析の種別別にこれを越えると、タ
イヤは欠かんと判断される限度値(Limit)を入
れ、また、ライン番号4には8ビットのマーク用コード
の値を入れることができる。
【0033】オペレータが、ライン1のピークからピー
クの分析(すなわち、PTP1)のために限度値35を
入れると仮定すると、ディスプレイ152は、テーブル
3のアンダラインされた部分で示されるように、この限
度値を表示する。第2〜4行目の値についても同様に表
示する。
【0034】テーブル3に入力される値は、表示される
のみならず、図9ならびに図10に示される分析処理に
より使用するためにメモリ142に記憶される。
【0035】限度値が入力された後、オペレータがテー
ブル1に「0」を入力することによってKBU機能を終
了(exit)にすると、装置はタイヤ119を分析す
ることが可能になる。
【0036】図7を参照すると、プログラムが、搭載さ
れたタイヤを待機するステップS20に入る。図12に
示されるように、タイヤ119は、コンベア160に沿
って装置に運ばれる。図2ならびに図3に示されるよ
うに、タイヤはチャック111、116に自動的に嵌合
される。それからチャックは図3に示される閉じられた
位置に駆動される。その後、搭載用ローラ123は回転
されると共に、移動してタイヤ119のとレッドと接触
し、この結果、タイヤはチャックに適切に装着され、そ
して膨張される。タイヤ119がチャックで回転を始
めるや否や、パルスが、パルスの発生器125(図6)
からコンピュータ140に送られる。パルスが送られる
と、プログラムはステップS21(図7)に入り、そし
て、予め定められた時間が過ぎるまで待機して、その
後、プログラムはタイヤが所定のスピードで回転してい
ると見做す。
【0037】ステップS22で、コンピュータはサンプ
リングすると共に、サイドウォールW1からの360個
の値、ならびにサイドウォールW2(図3)からの36
0個の値をディジタルの形で記憶する。サイドウォール
W1、W2のそれぞれ1つの値が、タイヤ119の回転
の各角度毎に記憶される。かくして、360個の値は、
サイドウォールW1の全360度の円弧に対応し、そし
て同様な数の値は、サイドウォールW2の全360度の
円弧に対応する。タイヤの回転の各角度の値は、テーブ
ル4に示される形でメモリアレイのIVALに記憶され
る。
【0038】
【表4】 テーブル4 記憶されたタイヤのデータ(DBUF) SAMPEL SENSOR IVAL 1 1 0 2 1 0 3 1 0 4 1 0 5 1 0 6 1 0 7 1 0 8 1 0 9 1 0 10 1 0 12 1 0 13 1 0 14 1 0 15 1 0 16 1 +8 17 1 +12 18 1 +16 19 1 +20 20 1 +20 21 1 +20 22 1 +16 23 1 +12 24 1 +8 25 1 +4 26 1 +4 27 1 0 28 1 0 29 1 0 30 1 0 31 1 0 32 1 0 33 1 0 34 1 0 35 1 0 36 1 0 37 1 −4 38 1 −8 39 1 −4 40 1 0 41 1 0 ↓ ↓ ↓ 306 1 0実例として、 プローブ118aの最初の41のサンプル
から得られるサンプルデータがテーブル4に示されてい
る。同様なデータが、センサのプローブ118bの場合
に得られると共に、記憶されるが、しかしここには示さ
れていない。
【0039】図7を再び参照すると、プローブ118
a、118bの読み出しが、メモリのテーブル4のデー
タ(DBUF)に入力されたあと、プログラムはステッ
プS23に入り、記憶された測定テーブル2の(MES
PC)についてライン番号「1」をセットする。このこ
とは、プログラムが、ステップS24によって示される
ように、テーブルのライン番号1に示されるデータを
アクセスするのを可能にする。プログラムはステップS
26に進み、ここで変数のSENSORが、テーブル2
のライン番号1で指摘されたセンサに等しくセットされ
る。(すなわち、センサ1はプローブ118aに対応す
る。)テーブル2のライン番号1の分析タイプが、タイ
プ1に等しいので、プログラムは分析ルーチンPEAK
を呼び出し、ピークからピークの分析を遂行する(ステ
ップS27、S28)。
【0040】図9を参照すると、ピークからピークの分
析アルゴリズム(PEAK)が、ステップS38から始
まる。ステップS39で、変数SAMPLEが、「1」
にセットされる。ステップS40で変数LOWPKは、
例えばテーブル4に示すサンプル(角度)1ならびにセ
ンサ1(1、SENSOR)の入力データの値、即ち
VALに等しいすなわち、ここでは「0」がセットされ
る。ステップS41で、他の変数HIGHPKが、同じ
値に等しくセットされる。ステップS42で、SAMP
LEが「2」にセットされる。
【0041】ステップS43で、SAMPLE2のセン
サ1におけるIVALの値が、HIGHPKの値と比較
される。もしIVALの値が、HIGHPKより大であ
れば、HIGHPKの値はステップS44で、SAMP
LE2のセンサ1におけるIVALの値にセットされ
る。
【0042】ステップS45で、サンプル毎のIVAL
の現在値が、LOWPKの値と比較される。もしそのI
VALの値がLOWPKより小さい場合は、そのサンプ
ルのIVALの値が、ステップS46でLOWPKの値
わる。
【0043】図9の最初のフローではSAMPLEの番
号が2なので、SAMPLEはステップS47、S48
で1が加算され、そしてルーチンがステップS43に戻
る。ステップS43〜S47は、360までのSAMP
LEの各値で繰り返される。丁度、このステップでHI
GHPKが、サンプル中の最大の正の値に等しく(すな
わち、このサンプルでは+20になる)、そしてLOW
PKはサンプル中のもっとも小さい値に等しい(すなわ
ち、この場合、−8になる)。ステップS49で、変数
VALUEは、HIGHPKとLOWPKとの間の絶対
的な差に等しくセットされる。結果として、VALUE
が、センサ1からのデータのピークからピークの値に等
しい。図11に示される実例では、この差が28である
(すなわち+20−(−8))。
【0044】ステップS50は、ステップS72にプロ
グラムを戻し(図8)、この場合、現在の指数のVAL
UEは、テーブル5に示される方法で、メモリのテーブ
ル(MBUF)に記憶される。
【0045】
【表5】 テーブル5 記憶される値(MBUF) Line Value 1 28 2 28 3 7.48 図8を再び参照すると、ステップS73で、もし指数
が、共通のデータ記憶のテーブルに記憶されたMAXの
値よりも小さいと、可変のライン番号の値が、ステップ
S74で1加算されると共に、プログラムがステップS
24にもどる[図7]。それから、テーブル2のライン
番号2の情報がステップS24、S25でアクセスさ
れ、そしてセンサの数値が、ステップS26で2に変え
られる。テーブル2のライン番号は、タイプ1の測定
アルゴリズムを指定するので、PEAKのルーチンが再
びステップS28で呼び出される。図9に示されるPE
AKのルーチンがそれから、センサ2の値で繰り返され
(図示省略)、これらが、メモリのテーブル4と同様の
方法で記憶される。PEAKのルーチンの終わりで、ラ
イン番号2の値が、テーブル5で示されるMBUFのテ
ーブルに記憶される。センサ2からのデータが、センサ
1のためのデータと同じであると仮定すると、テーブル
5に記憶される値が再び28になろう。しかしながら一
般に、センサ2の値は、センサ1の値と異なると期待さ
れ得る。
【0046】ステップS73、S74では(図8)、ラ
イン番号の値が再び1が加算されて値3まで増加され
る。そこで、プログラムは、テーブル2のライン番号3
からの情報がアクセスされるステップS24、S25に
戻りループする。ステップ26で、センサの値は、テー
ブル2のライン番号3にしたがって1に変えられる。ス
テップS27、S70、S71では、タイプ2の分析
が、テーブル2のライン番号3で指摘されているので
LGのアルゴリズムが呼び出される。
【0047】図10を参照すると、BLGのルーチン
は、ステップS120から始まる。
【0048】ステップS121ではサイドウォールW1
のために、メモリに記憶された1から変数IWIDEの
値までのIVALの値を総計することによってプログラ
ムが初期の参照値ベースを確立する。IWIDEの値は
31に等しいことが望ましく、そしてこれが、テーブル
1のKBU番号1に入れられた値である。IWIDEが
31に等しいと仮定すると、テーブル4に記憶される最
初の31の横ぶれのサンプル値が、コンピュータによっ
て総計されると共に、変数IWSUMとして記憶され
る。図11に示されるように、回転の最初の31°の角
度の間のテーブル4に例示のIVAL値の合計値IWS
UM 1 は、140に等しい。
【0049】ステップS122では、横ぶれの値の第1
のグループと関連して使用される他の初期の数値が、す
なわち、コンピュータの変数ISTRT、ICENTR
ならびにIFINIが設定される。図11に示されるよ
うに、31の横ぶれの値の第1のグループのためのこれ
らの数値は、SAMPLEの番号値1、16ならびに3
1にそれぞれ等しい。
【0050】ステップS123では、初期のサイドウォ
ールの突部変形に対応するプログラム変数VALUE
、0にセットし、そしてSAMPLEは再び1にセッ
トする。横ぶれの値の360の異なったグループの参照
値が、最終的に計算され、そしてSAMPLEの番号値
はソフトウェアのカウンタとして設定されて、どれ位の
グループが計算されたかについての追跡が行なわれる。
カウンタは初めに1にセットされる。
【0051】ステップS124で、IWSUMの参照値
は、IWIDE値と角度16(すなわち、中央点の値I
CNR)の横ぶれの値との乗算値と比較される。この
結果が、回転の最初の31の角度によって表わされる横
ぶれの値に対応する変形の度合いを示すグループの変形
値(NEWVAL)である。図11で示す例では、最初
のNEWVAL値(NEWVAL1 )が、8×31−1
40=108である。
【0052】その後、NEWVALは、新しい突部の値
が記憶されるかどうかを決定するためステップ123の
初めの変形値(VALUE)0と比較される。ステップ
S125にしたがって、新しい突部の値は、もしNEW
VALの現在値がVALUEの現在値を越えると、指示
される。もしそうならば、新しい値が、ステップS12
6の新しいVALUEとして記憶される。
【0053】108(NEWVAL1 )が0(VALU
E)よりも大きいので、図11のVALUEの値は10
8に変えられる。
【0054】ステップS127では、プログラムは変数
SAMPLEが、360に等しいかどうかを判定す
る。結果横ぶれの値まで1つのグループのみなので、答
は「否」となり、プログラムはステップS128へ移動
する。
【0055】サイドウォールの回転の角度2〜32が示
す横ぶれの値に対応する新しいグループの変形値の計算
ステップS128〜S132が使用される。言い換え
ると、最初のグループが回転の角度1〜31に対応し、
思考中の新しいグループは角度2〜32に対応する。プ
ログラムのこの部分は、この区間を介して示す横ぶれの
値を分析するためタイヤに配された31の角度の広さの
窓に対比される。この窓はそれから1角度、回転され
て、前者の値のひとつがカバーされると共に、新しい値
が露呈される。カバーされた値を差し引くと共に、新し
く露呈された値を加えることによって、新しいグループ
のための値の総計が、ステップS121で要求される
数の総計を行なうことなしに、直ちに決定され得る。こ
のアプローチによると、ステップS128で、前の参照
グループの最初の点(即ち、回転に対応するサンプル1
のIVAL)は、これがグループの合計値から後で差し
引くことができるように記憶される。
【0056】ステップS131では、ステップS122
で計算された同じ値のための指数(Pointer)
は、係数演算子(modulus operator)
MODの手段により、1を付加した指数とされる。これ
は、可変値が360を越えて指数化する前に、360を
差し引く標準のフォートラン機能である。これが必要と
されるのは、適切な値で計算するためで、窓がタイヤの
全周囲まわりを回り終って、角度1〜31に対応するグ
ループの開始時の初期値が使用される時である。
【0057】ステップS132では、新しい参照値が、
古い「カバーされた」値(IOVAL)を差し引
の値に「新しく露呈された」値(すなわち、角度32の
IVAL)を加え、その結果得られた値を変数IWSU
Mとして記憶することによって算される。図11に示
すように、第2のグループ(角度2〜32)のためのI
WSUM2 はなおも140である。横ぶれの値の新しい
グループのための新しい参照値が、ステップS132で
計算されたあと、プログラムはステップS133で変数
SAMPLEに指数加算をする。プログラムはそれか
ら、第2のグループのために新しいグループの値(NE
WVAL)を計算するためにステップ124に戻る。
2のグループのためのNEWVAL(NEWVAL2
は計算されて232になる(図11参照)。NEWVA
2 がVALUEの前の値(すなわち、108)よりも
大きいので、232はステップS126のVALUEの
ための新しい値として記憶される。その後、プログラム
は前述のステップS127〜S133に従って進めら
れ、以後、S124〜S133が繰り返される。
【0058】360のグループの値が考慮された後、
SAMPLEは360に等しくなるので、プログラム
はステップS129に分岐する。ステップS129で、
テーブル3で設定された突部限度値と比較するための値
を準備するため、VALUEは、31(IWIDEの
値)で除算してカウントされる。ステップS129の始
めのVALUEが232であると仮定すると、ステップ
S130のVALUEは232/31すなわち7.48
である。ステップS130で、プログラムはステップS
72に戻る(図8)。
【0059】ステップS72では、算出されたVALU
Eの値を、ある限度値と後で比較するため、テーブル5
のライン番号3に記憶させる。
【0060】このときのライン番号ならびにMAXの両
方が3なので、ステップS73で、プログラムはステッ
プS150に進められる(図8)。図8に示すように、
プログラムは、前にテーブル5に記憶された値と、テー
ブル3に記憶された限度値とを比較する。ステップS1
50で、ライン番号は、1にセットされ、そしてステッ
プS151で、テーブル3のライン番号1に記憶された
限度値(すなわち、35)が得られる。限度値35がテ
ーブル5のライン1に記憶された値(すなわち、28)
よりも大きいので、SAMPLE番号の値はステップS
153、S154で1加算され、そしてプログラムはS
151に戻りループする。プログラムはそれから、テー
ブル5のライン番号2に記憶された値がテーブル3のラ
イン番号2で記憶された制限よりも大きいかどうかを判
定する。これがそうでないと、ライン番号は再び、ステ
ップS153、S154で1加算され、そしてテーブル
3、5のライン番号3に記憶された値ならびに限度値
と、比較される。ライン番号3が比較されると、IND
EXはMAXに等しくなり、そしてプログラムはステッ
プS155において出力のフラッグを発生する。ルーチ
ンが完成されたことを示すためである。プログラムはそ
れから、ステップS20に戻り(図7)、そしてテスト
される他のタイヤを待機する。
【0061】テーブル5に記憶された値が、テーブル3
に記憶された制限を越えた場合に、出力拒絶のフラッグ
が、ステップS156でセットされる(図8)。ステッ
プS156の拒絶のフラッグのセットに応答して、図1
2に示されるマーク用の装置は不合格の突部あるいはピ
ークからピークの値の存在を示す印でタイヤをマークす
るためにバス192を介して初期化される。同様に、1
つの論理信号が、導体182に伝達され、合格したタイ
ヤから、不合格のタイヤを分離するため、コンベアのゲ
ート168を、コンベア164の位置に上昇させる。
【0062】本発明の最良のモードが、ここに記載され
たが、この技術分野に習熟する人は、次のことを認識で
きる。すなわち、最良のモードが、特許請求の範囲に定
められるような、本発明の真の精神ならびに展望から離
れることなしに、変化されると共に変形できることであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な車両用タイヤ製造のフローチャートで
ある。
【図2】本発明のタイヤ製造装置における検査装置の一
実施例を含むタイヤ製造装置の要部のそれぞれチャック
が開いた状態と閉じた状態を示す正面図である。
【図3】本発明のタイヤ製造装置における検査装置の一
実施例を含むタイヤ製造装置の要部のそれぞれチャック
が開いた状態と閉じた状態を示す正面図である。
【図4】チャックに搭載されたタイヤの斜視図である。
【図5】タイヤのサイドウォール上を追跡するプロープ
の斜視図である。
【図6】検査装置のブロック図である。
【図7】検査装置のフローチャートである。
【図8】検査装置のフローチャートである。
【図9】PEAK測定のフォローチャートである。
【図10】BLGで測定のフローチャートである。
【図11】測定フローのタイミングダイヤグラムとVA
LUEの計算例を示す図である。
【図12】検査結果によるタイヤのマーキングとゲーテ
ィングの説明図である。
【符号の説明】
110 測定機 111 チャック 112 フレーム 113 フレーム 114 スピンドル 115 スリーブ 116 チャック 117a、117b チップ 118a、118b プローブ 119 タイヤ 120a、120b サポート 123 搭載用ローラ 124a、124b 近接センサ 125 パルス発生器 126 アーム 127 導体 128 ピン 130 リゾルバ 134、136、182 導体 140 コンピュータ 142 メモリ 144 アナログ入力カード 145 ディジタル出力カード 146 サイドウォール 150 ターミナル 152 ディスプレイ 154 キーボード 156 バス 160、162、164、168 コンベア 166 ゲート用機構 170 コンベア軸 172 コントローラ 174 シリンダ 176 ピストン 178 ロッド 180 バルブ 182 導体 184 マーカ 186 マーカ用プレート 188 インク供給 190 ソレノイド 192 バス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤの部品の組立手段と、加硫手段
    と、加硫されたタイヤを少なくとも第1のセンサ装置と
    第2のセンサ装置で測定し、その測定データを少なくと
    も第1のテストアルゴリズムと第2のテストアルゴリズ
    ムによって分析する検査装置を含み、オペレータが検査
    のための前記センサ装置とテストアルゴリズムの組合せ
    を指定し、該組合せによりタイヤを分析するタイヤ製造
    装置における検査装置であって、 少なくとも第1と第2のセンサ装置のうちの一つと、少
    なくとも第1と第2のテストアルゴリズムのうちの一つ
    とからなる、少なくとも一つのセンサ装置とテストアル
    ゴリズムの組合せを指定する手段と、 指定されたセンサ装置とテストアルゴリズムの組合せを
    設定する手段と、 記憶手段と、 設定されたセンサ手段により測定されたデータを前記記
    憶装置に登録する手段と、 前記記憶手段に登録されたデータを前記テストアルゴリ
    ズムによって分析する分析処理手段と、 前記データの分析処理手段の処理によるタイヤの検査結
    果を表示する手段を有するタイヤ製造装置における検査
    装置。
  2. 【請求項2】 タイヤの測定データをアナログ信号の発
    生によって検出し、該タイヤの測定値を示すアナログ
    をディジタル信号に変換する手段を有する請求項1に
    記載のタイヤ製造装置における検査装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段がディジタルメモリである
    請求項2に記載のタイヤ製造装置における検査装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段がキーボードおよびディス
    プレイ用スクリーンを含む請求項1に記載のタイヤ製造
    装置における検査装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、タイヤの任意の特性の
    少なくとも1つの許容限度値の入力が可能であり、入力
    された許容限度値を前記記憶装置に登録する手段を含む
    請求項1記載のタイヤ製造装置における検査装置。
  6. 【請求項6】 前記分析処理手段が、オペレータによっ
    て指定された組合せを設定する手段と、 タイヤの状態の表示可能な検査結果を得るために、指定
    されたセンサ装置によって測定されたタイヤのデータに
    対して指定されたテストアルゴリズムに従って処理する
    手段と、 当該タイヤが合格かどうかを決定するために、検査結果
    を前記許容限度値と比較する手段を含み、 さらに、表示手段が、検査結果と前記許容限度値との比
    較に基いてタイヤの状態を表示する手段を有する請求項
    1記載のタイヤ製造装置における検査装置。
  7. 【請求項7】 表示手段がタイヤにマークを付す手段を
    有する請求項1乃至6に記載のタイヤ製造装置における
    検査装置。
  8. 【請求項8】 表示手段がタイヤの搬送の区分けを行な
    う手段を含む請求項1乃至7に記載のタイヤ製造装置に
    おける検査装置。
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