JPH06297805A - 印字ヘッドギャップ調整機構 - Google Patents

印字ヘッドギャップ調整機構

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Publication number
JPH06297805A
JPH06297805A JP9034993A JP9034993A JPH06297805A JP H06297805 A JPH06297805 A JP H06297805A JP 9034993 A JP9034993 A JP 9034993A JP 9034993 A JP9034993 A JP 9034993A JP H06297805 A JPH06297805 A JP H06297805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
paper
print head
gap adjusting
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP9034993A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tejima
昌一 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH06297805A publication Critical patent/JPH06297805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安定したギャップ調整精度が可能となり、アー
ム加圧時の圧力による複写用紙の圧痕を最小にできる。 【構成】この印字ヘッドギャップ調整機構は、印字ヘッ
ド10近傍に配置され用紙11に対して印字ヘッド10
先端部よりわずかに接近した用紙加圧面を有するアーム
1を備える。また、このアーム1の変位またはこのアー
ム1に加わる圧力を検出する、発光素子2とこの発光素
子2の光をアーム1に結像するレンズ3とアーム1に結
像された像を所定位置に結像するレンズ4とこの所定位
置に配置された光位置検出素子5または光量検出素子と
を備えるセンサ21と、このセンサ21の検出値が基準
値に達した位置から用紙11に対して印字ヘッド10を
所定距離離すモータ9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字ヘッドギャップ調整
機構に関し、特にシリアルプリンタの印字ヘッドと用紙
とのギャップを調整する印字ヘッドギャップ調整機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の印字ヘッドギャップ調整機
構の一例を示す斜視図である。図6を参照すると、この
従来の印字ヘッドギャップ調整機構は、印字ヘッド10
近傍に配置され、用紙11に対して印字ヘッド10先端
部よりもわずかに接近した用紙加圧面を有するアーム1
が、ベルトスリップ力により一定に制御された力により
用紙11表面を加圧して、この位置を用紙表面位置と認
識した後、印字ヘッド10を規定量後退させるものであ
る。
【0003】アーム1は印字ヘッド10と共にキャリッ
ジ20に設置されていて、ガイドシャフト6の回転によ
りプラテン12に巻付けられた用紙11に対して前後動
する。ガイドシャフト6はその一端にプーリ13を有
し、モータ9の回転をプーリ14およびベルト15によ
り伝達されて回転する。プーリ13の回転中心はガイド
シャフト6に対して偏心しているので、モータ9の回転
方向によりキャリッジ20上の印字ヘッド10およびア
ーム1は用紙11に近づいたり離れたりする。アーム1
の加圧力はプーリ13,14およびベルト15の摩擦力
により定まる力で一定に規定される。また、この例のよ
うなベルトおよびプーリを使用する構成によらず、ギア
の噛合のみでモータ回転をガイドシャフト6に伝達する
方式は、モータのトルクを一定にするためにモータ特性
のばらつきを押えたり、駆動回路の電流を調整するなど
の対策が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の印字ヘッド
ギャップ調整機構は、用紙厚さが変ったり温湿度などの
環境条件が変ると、アーム1が用紙を加圧する際アーム
1およびプラテン12は弾性変形しその変形量はアーム
押付力にほぼ比例するがこの変形量の認識手段がないた
め、アーム押付力が変化する場合には用紙表面として認
識する位置がばらつくので、ギャップ調整値が一定しな
い。
【0005】さらに、この従来の印字ヘッドギャップ調
整機構は、アーム押付力は図6の場合ベルト15のスリ
ップ力に依存するのでベルトの劣化や汚れなどを考慮す
るとある程度以上に強くする必要があり、そのため複写
用紙を用いる場合に圧痕が生じ易い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の印字ヘッドギャ
ップ調整機構は、印字ヘッド近傍に配置され用紙に対し
て前記印字ヘッド先端部よりわずかに接近した用紙加圧
面を有する加圧手段と、この加圧手段の変位またはこの
加圧手段に加わる圧力を検出する検出手段と、この検出
手段の検出値が基準値に達した位置から前記用紙に対し
て前記印字ヘッドを所定距離離す移動手段とを備える。
【0007】また、本発明の印字ヘッドギャップ調整機
構は、前記検出手段が、発光素子と、この発光素子の光
を前記加圧手段に結像する光学系と、前記加圧手段に結
像された像を所定位置に結像する光学系と、前記所定位
置に配置された光位置検出素子または光量検出素子とを
備えることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の印字ヘッドギャップ調整
機構は、前記検出手段が歪ゲージからなることを特徴と
する。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図2はこの
実施例のアーム変位検出手段の詳細図、図3はこの実施
例の上面図、図4はこの実施例の側面図である。図1、
図2、図3および図4を参照すると、この実施例の印字
ヘッドギャップ調整機構において、アーム1は印字ヘッ
ド10と共にキャリッジ20に設置され、用紙11に対
して印字ヘッド10先端部よりわずかに接近した用紙加
圧面を有する。キャリッジ20はガイドシャフト6に左
右移動可能に取り付けられている。ガイドシャフト6の
一端にはギア7が取り付けられ、ギア8を有するモータ
9により回転する。ギア7の回転中心はガイドシャフト
6に対して偏心しているので、モータ9の回転方向によ
りキャリッジ20上の印字ヘッド10およびアーム1は
用紙11に近づいたり離れたりする。モータ9は一般的
にはステッピングモータを使用する。アーム1の手前
(用紙11と反対側)にはアーム1の加圧動作による変
位を検出するセンサ21が配置されている。このセンサ
21はLED(Light Emitting Diode)などの発光素子2
と、この発光素子2の光をアーム1に結像するレンズ3
と、アーム1に結像された像を所定位置に結像するレン
ズ4と、この所定位置に配置された光位置検出素子5と
から構成される。レンズ3およびレンズ4はピンホール
またはスリットでもよい。これらの要素から成るセンサ
21は図示省略の保持機構でキャリッジ20に固定され
ている。
【0010】次に、この実施例の動作について説明す
る。モータ9の回転によりガイドシャフト6を介してキ
ャリッジ20が用紙11方向に移動すると、アーム1が
用紙11に接触する。さらにモータ9が回転すると、ア
ーム1は用紙11およびプラテン12から反力を受け
る。アーム1に適当な弾性定数を与えることにより、反
力が数百グラムのときアーム1に数十μmの変形を生じ
させることができる。
【0011】図5はアーム1の変位をセンサ21で検出
するときの説明図である。図5を参照すると、発光素子
2から発した光は変形前のアーム1に像を結び、さらに
光位置検出素子5上の位置16に結像する。次にアーム
1が変形して19の位置にくると、光位置検出素子5上
の光像は位置17に移動する。光位置検出素子5は結像
位置の微妙な変化を素子両端の電位差として出力するの
で、電位差検出回路18は精度よく結像位置の変化を測
定することができる。
【0012】アーム1の弾性定数として10kg/mm
を与えることは実用上容易である。このとき、アーム1
への圧力が500gならばその変位量は50μmであ
り、この変位検出は上述のセンサ21にとっては容易で
ある。また、アーム1の圧力が500gの場合、複写用
紙への圧痕は目視困難なほど軽微である。したがって、
アーム1の用紙加圧動作は低圧力で高精度で実現でき、
用紙面位置検出のばらつきも小さい。
【0013】アーム1の加圧により用紙面位置が基準位
置に達するとモータ9は回転を停止し、その後規定量逆
回転し、アーム1および印字ヘッド10は所定の用紙間
ギャップに設定される。
【0014】なお、アーム1の変位もしくは圧力の検出
手段はこの実施例に示したものにとどまらず、光位置検
出素子の代りに光量検出素子を用いてアーム1の変位を
受光量の変化として検出する方法、あるいはアーム1に
歪ゲージを取り付ける方法などがある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字ヘッド近傍に配置され用紙に対して印字ヘッド先端
部よりわずかに接近した用紙加圧面を有する加圧手段
と、この加圧手段の変位またはこの加圧手段に加わる圧
力を検出する検出手段と、この検出手段の検出値が基準
値に達した位置から用紙に対して印字ヘッドを所定距離
離す移動手段とを備えることにより、安定したギャップ
調整精度が可能となり、アーム加圧時の圧力による複写
用紙の圧痕を最小にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この実施例のアーム変位検出手段の詳細図であ
る。
【図3】この実施例の上面図である。
【図4】この実施例の側面図である。
【図5】アームの変位をセンサで検出するときの説明図
である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 発光素子 3,4 レンズ 5 光位置検出素子 6 ガイドシャフト 7,8 ギア 9 モータ 10 印字ヘッド 11 用紙 12 プラテン 13,14 プーリ 15 ベルト 16,17 光像位置 18 電位差検出回路 19 アーム変位位置 20 キャリッジ 21 センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド近傍に配置され用紙に対して
    前記印字ヘッド先端部よりわずかに接近した用紙加圧面
    を有する加圧手段と、この加圧手段の変位またはこの加
    圧手段に加わる圧力を検出する検出手段と、この検出手
    段の検出値が基準値に達した位置から前記用紙に対して
    前記印字ヘッドを所定距離離す移動手段とを備えること
    を特徴とする印字ヘッドギャップ調整機構。
  2. 【請求項2】 前記検出手段が、発光素子と、この発光
    素子の光を前記加圧手段に結像する光学系と、前記加圧
    手段に結像された像を所定位置に結像する光学系と、前
    記所定位置に配置された光位置検出素子または光量検出
    素子とを備えることを特徴とする請求項1記載の印字ヘ
    ッドギャップ調整機構。
  3. 【請求項3】 前記検出手段が歪ゲージからなることを
    特徴とする請求項1記載の印字ヘッドギャップ調整機
    構。
JP9034993A 1993-04-19 1993-04-19 印字ヘッドギャップ調整機構 Pending JPH06297805A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9034993A JPH06297805A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 印字ヘッドギャップ調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9034993A JPH06297805A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 印字ヘッドギャップ調整機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297805A true JPH06297805A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13996060

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9034993A Pending JPH06297805A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 印字ヘッドギャップ調整機構

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JP (1) JPH06297805A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991124