JPH06297566A - 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム - Google Patents

2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム

Info

Publication number
JPH06297566A
JPH06297566A JP8490393A JP8490393A JPH06297566A JP H06297566 A JPH06297566 A JP H06297566A JP 8490393 A JP8490393 A JP 8490393A JP 8490393 A JP8490393 A JP 8490393A JP H06297566 A JPH06297566 A JP H06297566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
tubular film
gas
cooling
tubular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8490393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Abe
一雄 安倍
Koji Matsunaga
孝治 松永
Hiroshi Inoue
弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP8490393A priority Critical patent/JPH06297566A/ja
Publication of JPH06297566A publication Critical patent/JPH06297566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 省エネルギー、設備費低減、作業の容易化、
設計変更の容易化、工業的に同時に2軸延伸が可能な樹
脂の適用範囲の拡大等を実現すると共に、製造コストの
低減化を計った2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装
置、並びに延伸むらのないポリオレフィン系シュリンク
フィルムを提供する。 【構成】 押出機1からサーキュラダイ2を経て押し出
された溶融状態の筒状樹脂フィルム11を、外側から冷
却ガスで、内側から液冷マンドレル6で同時に冷却し、
ロール間に間隙を有する一対の張力制御ロール7に当接
して張力を制御しながら、筒状フィルム11を一定の送
り速度で加熱器8に送出し、ここで加熱してフィルムを
内部ガス圧により膨張させながら、高速の引き取りロー
ル10で延伸し、2軸延伸フィルム12を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性樹脂、特にポリ
オレフィン系樹脂からなる2軸延伸フィルムの製造方法
及び製造装置、並びに前記方法又は装置で得られ、収縮
包装材料として好適なポリオレフィン系シュリンクフィ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂のような熱可塑性
樹脂を用いて筒状フィルム方式(インフレーションフィ
ルム方式)で2軸延伸フィルムを製造する方法として
は、従来より図2に示すような方法が採られている。即
ち、熱可塑性樹脂を押出機1により混練・溶融し、この
溶融樹脂を、押出機の先端に設けたサーキュラダイ2の
押出口から筒状フィルム状に押し出す。この場合、初期
設定として、押し出された筒状フィルムを図2の各ロー
ル23、27、28に掛け渡しておき、予め筒状フィル
ム内部にフィルムの膨張・延伸工程でフィルムの膨張用
として必要な空気Aを導入しておく。この初期設定後の
連続生産においては、サーキュラーダイ2の押出口から
押し出された筒状フィルムについて直ちに樹脂が結晶化
するのを抑制するため、溶融状態の筒状フィルムを冷水
器21中に導入して急冷する。こうして得られた常温の
未膨張・未延伸筒状フィルム22を同時2軸延伸装置の
一対の低速ロール23と一対の高速ロール28間で挟持
しながら、予熱器24によりフィルムの配向が可能な膨
張・延伸開始温度まで再加熱(予熱)する。次に、筒状
フィルムを膨張・延伸部(図2の25〜27の間)に導
き、ここで加熱器25で加熱してフィルム26内の空気
圧により膨張させると共に冷却エアリング8で冷却しな
がら、高速ロール27により所定速度で引き取り・延伸
する。これは同時2軸延伸方式、いわゆるダブルバブル
方式といわれる。なお9はガイド板ロール群、28はア
ニールロールである。
【0003】このダブルバブル方式では製造設備面で比
較的複雑な急冷装置や再加熱装置を必要とするため、設
備費がかなり高くなるという欠点も有している。このた
め製造コストの上昇も無視できない。
【0004】またこのダブルバブル方式では低速及び高
速の各一対のロール23,28間の筒状フィルム27の
中に予め内封されている空気の圧力によって膨張・延伸
がなされ、運転中に空気の量や圧力をコントロールでき
ない。しかも、この内封空気圧は、通常のインフレーシ
ョンフィルム(無延伸)の場合の内封空気圧である約1
0mm水柱に比べ著しく高く、通常50〜500mm水柱に
も達する。このため、前記各一対のロール23,28の
各々のロールから内封空気が常に少量ずつ漏洩し、この
ため延伸バブル(2軸延伸フィルム)の直径、ひいては
製品フィルムの巾が時間の経過とともに小さくなり、一
定時間毎に製造を中断して空気を再封入し、運転を再ス
タートしなければならないという欠点も有している。
【0005】更にこの方式では運転中に空気の量や圧力
をコントロールできないため、延伸倍率、フィルム巾等
の設計変更は運転中に行うことは不可能であり、一旦運
転を停止して封入空気量を変更し再スタートする必要が
ある。
【0006】一方、従来のポリエチレン系シュリンクフ
ィルムは高圧法低密度ポリエチレン(HPLDPE)か
らなるものが主である。これはHPLDPEは通常のイ
ンフレーションフィルム成形機により高い膨張比でフィ
ルム成形することにより比較的容易に得ることができる
からである。
【0007】これに対し線状低密度ポリエチレン(LL
DPE)は上記成形方法ではシュリンクフィルムに必要
な分子配向が得られず、一旦筒状フィルムに成形後、再
加熱し、次いで延伸処理を行なう必要があるが、ポリエ
チレンの後延伸性はポリプロピレンに比べて悪く、延伸
が困難であるか、或は延伸されたとしても延伸むらの大
きなフィルムしか得られなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたもので、その目的は従来のダブルバブル方式
に対してシングルバブル方式と言える方式によって省エ
ネルギー、設備費低減、作業の容易化、設計変更の容易
化、工業的に同時2軸延伸が可能な樹脂の適用範囲の拡
大等を実現すると共に、製造コストの低減化を計った2
軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにポリエ
チレン系シュリンクフィルムを提供することである。ま
た本発明の目的は延伸むらが少なく、透明性及び光沢も
優れた高品質のポリエチレン系シュリンクフィルムを提
供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため以下のような構成とした。即ち、本発明の2軸
延伸フィルムの製造方法は以下の工程を含む。
【0010】(A)熱可塑性樹脂を押出機で混練・溶融
し、この溶融樹脂を、押出機の先端に取り付けられ、円
形状の押出口を有するサーキュラダイの押出口から、連
続した筒状フィルム状に押し出す工程、(B)押し出さ
れた筒状フィルムの外周に冷却ガスを吹き付けて筒状フ
ィルムを外側から冷却すると共に、前記押出口上に筒状
フィルムの内部に入るように設けられた液冷マンドレル
により筒状フィルムを内側から同時に冷却する工程、
(C)冷却された筒状フィルムの両側に一対の張力制御
ロールを、前記フィルム内に送入されたガスが当接フィ
ルム内に流通可能な状態で当接してフィルムの張力を制
御しながら、筒状フィルムを、一定の速度で送出する工
程、及び(D)送出された筒状フィルムを加熱・軟化さ
せて、前記フィルム内に送入されたガスと連通するガス
圧により筒状フィルムを膨張させて周方向に延伸すると
共に、前記張力制御ロールの送出速度よりも高速の一対
の引き取りロールで引き取り長さ方向に延伸する工程。
【0011】本発明の2軸延伸フィルムの製造装置は、
上記方法を実施するもので、以下の構成を備える。熱可
塑性樹脂を溶融・混練する押出機と、この押出機の先端
に取り付けられ、円形状の押出口を有し、この円形状押
出口から溶融樹脂を押し出して連続した筒状フィルムを
押出・成形するサーキュラダイと、押し出された筒状フ
ィルムの外周に冷却ガスを吹き付けて筒状フィルムを外
側から冷却する冷却手段と、前記押出口上に、押し出さ
れた筒状フィルムの内部に入るように設けられ、筒状フ
ィルムを内側から冷却する液冷マンドレルと、冷却され
た筒状フィルムの両側に配置され、筒状フィルム内のガ
スが当接フィルム内に流通可能な状態で筒状フィルムの
両側に当接し、フィルムの張力を制御しながら筒状フィ
ルムを一定の送り速度で送出する一対の張力制御ロール
と、一対の張力制御ロールから送出された筒状フィルム
を加熱・軟化させて前記フィルム内に送入されたガス圧
によりフィルムを膨張させて周方向に延伸する加熱装置
と、膨張した筒状フィルムを前記張力制御ロールよりも
高速で引き取り、長さ方向に延伸する一対の引き取りロ
ール。
【0012】また本発明の製造装置を用いて製造された
シュリンクフィルムは、190℃でのメルトフローレー
トMFRが0.1〜5.0g/10分、密度=0.88
〜0.940g/cm3の線状低密度ポリエチレン系フ
ィルムからなり、延伸倍率が縦2倍以上、横2倍以上で
あり、厚さ8〜80μmのヘイズ値(厚さ15μm)が
1〜3%であり、且つ90℃での収縮率が縦14〜30
%、横18〜35%のものである。
【0013】本発明のシングルバブル方式が従来のダブ
ルバブル方式と異なる点は、第一に、従来のダブルバブ
ル方式ではサーキュラダイから押し出された溶融状態の
筒状フィルムを、冷水で常温まで急冷していたのに対
し、本発明のシングルバブル方式では、押し出された筒
状フィルムをサーキュラダイの押出口上で外側から冷却
ガスにより、また内側から液冷マンドレルにより同時に
冷却することである。
【0014】第二に従来のダブルバブル方式では、低速
・高速の各一対のロール間のフィルムに予め内封された
ガス(空気)だけでフィルムの膨張を行なっていたのに
対し、本発明のシングルバブル方式では、低速・高速の
各一対のロール間のフィルム内のガスが流通又は連通す
るように、張力を制御する方の低速ロールを、フィルム
内に送入されたガスが当接フィルム内に流通可能な状態
で筒状フィルムに当接して膨張を行うことである。
【0015】これにより、本発明方式では従来方式の欠
点、即ち運転中にフィルム内のガスの量や圧力をコント
ロールできず、またガス漏れのため、一定時間毎に製造
を中断してガスを再封入し、運転を再スタートする必要
があるという欠点がなくなり、運転中もガス量等のコン
トロールができるので、延伸倍率、フィルム巾等の設計
変更が容易にできる上、ガス漏れに関係がないため、ガ
スの再封入による製造の中断等の弊害がなくなるという
利点が生じる。
【0016】以下に本発明方法を図1の本発明の一例の
装置及びシュリンクフィルムと共に詳細に説明する。 <押出工程>本発明方法においては、まず押出機1によ
り原料樹脂を混練・溶融し、この溶融樹脂を押出機1の
先端に取り付けたサーキュラダイ2の円形状押出口から
溶融状態の筒状フィルム11状に押し出す。この時の混
練・溶融・押し出しの条件は、従来のダブルバブル方式
と同様でよい。
【0017】原料樹脂としては、低密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂
等の熱可塑性樹脂、好ましくはポリオレフィン系樹脂、
それらのブレンド、及びこれらの樹脂又はブレンドに可
塑剤、防曇剤、帯電防止剤、滑剤、アンチブロッキング
剤等の通常の添加物を添加した組成物が使用できる。
【0018】<冷却工程>次に押し出された溶融状態の
筒状フィルム11を、例えば前記サーキュラダイ2の押
出口に接して設けられた冷却室5に送入・収容して冷却
(急冷)を行う。冷却室5内では、サーキュラダイ2側
から筒状フィルム11の外周に、冷却エアリングのよう
な冷却手段から冷却ガス4aを吹き込んで、フィルム1
1を外側から冷却する。この場合、筒状フィルム11の
外周に吹き込む冷却ガスの圧力は、サーキュラダイ2か
ら押し出された溶融状態の筒状フィルム11を、フィル
ム内に送入された内部ガス圧により膨張させない程度の
圧力に保持する。
【0019】一方、前記サーキュラダイ2の押出口上に
は筒状フィルム11の内部に入るように液冷(通常、水
冷式)マンドレル6が、例えばフィルムの内側に接触す
るように配置されていて、フィルム11を同時に内側か
らも冷却する。
【0020】この液冷マンドレル6の表面は、溶融した
樹脂が滑り易いように、表面を梨地模様とし、更に表面
に摩擦係数の小さい樹脂又は金属をコーティング又はメ
ッキする等の表面処理をしておくとよい。なお、外部
(外周部)用の冷却ガス4aはサーキュラダイ2側に設
けた外部用ガス管4から供給され、同時に膨張・延伸用
の内部ガス3aはサーキュラーダイ2の押出口内部及び
液冷マンドレル6内部を貫通して設けたガス管3のガス
供給口3bから供給される。
【0021】筒状フィルムを外側から冷却する外部用冷
却ガス又は筒状フィルム内に送入される内部用ガスとし
ては、空気がコスト的に最も有利であるが、窒素ガス、
アルゴンガス、炭酸ガス等の他の不活性ガスも使用でき
る。
【0022】前記内部用ガスは、後述するように筒状フ
ィルムの膨張、即ち周方向への延伸にも使用されるの
で、その圧力は、筒状フィルムの膨張に必要な圧力(通
常、水柱圧で約50〜500mm)に相当する。このよ
うに、筒状フィルム内のガス圧は、通常のインフレーシ
ョン製膜時の約10mm水柱に比べ、通常50〜500
mm水柱と極めて高いため、このままでは膨張・延伸工
程の前の冷却工程で溶融状態の筒状フィルムが膨張して
しまう。従って、筒状フィルム11の外周に吹き込つけ
る冷却ガスの圧力も、前述のように溶融状態の筒状フィ
ルムが内部ガス圧により膨張させない程度の圧力に保持
する。これにより冷却工程中、筒状フィルムの膨張は勿
論、変形や収縮も起こることはない。
【0023】前記外部用冷却ガスの温度及び内部用ガス
の温度は通常、室温程度でよいが、外部用冷却ガスの場
合は20℃程度まで冷却したガスでもよいし、さらに1
0℃程度まで冷却したガスでもよい。また液冷マンドレ
ルで使用される冷却媒体の温度は、通常20℃程度まで
冷却した水でよいが、更に10℃まで冷却した水でもよ
い。
【0024】冷却室5は、筒状フィルム11の外周を囲
むような形状(例えば筒状)及び大きさを有するもので
あればよいが、この形状、大きさは溶融状態の筒状フィ
ルムの冷却の初期温度や終点温度等によって種々変化し
得る。
【0025】以上の例ではサーキュラダイ2の押出口上
に設けられた冷却室5内で冷却を行ったが、本発明では
特別に冷却室を設けて冷却を行う必要はない。しかし、
冷却室を設けると、外部用冷却ガスを室内に滞留させる
ことができるので、特に、筒状フィルムの外側からの圧
力によりフィルムの温度が上がりすぎた時やフィルムの
肉厚や直径が大きくて冷却し難い時に、冷却効果を発揮
することができる。 <張力制御・送出工程>次に、こうして所定温度まで冷
却された筒状フィルム11の両側に一対の張力制御ロー
ル7を当接してフィルムの張力を制御(カット)しなが
ら、筒状フィルム11を一定の速度で送出する。張力制
御ロール7を用いる理由は次の通りである。
【0026】冷却工程では筒状フィルム11の内圧によ
る膨張に対する抑制の必要がある他に、延伸工程での筒
状フィルムの長さ方向への伸張による影響を抑制する必
要がある。膨張に対しては内圧と外圧とをバランスさせ
ることにより抑制できるが、過剰伸張に対しては冷却初
期では溶融状態のフィルムに適用するため、抑制できな
い。
【0027】この抑制手段として本発明では一対の張力
制御ロール7が用いられる。この張力制御ロールは図1
の装置の場合、通常、冷却室5の後(冷却室5と、サー
キュラダイ2とは反対側にある膨張・延伸部(図1の8
〜10の間)との間)に、冷却工程で同時に送入された
筒状フィルム11内のガスが当接フィルム内に流通可能
な状態でフィルムの両側に当接して設けられる。
【0028】張力制御ロール7の長さ及び直径は、筒状
フィルム11の膨張・延伸の程度に応じて種々変化で
き、長さは筒状フィルム11の折径(折った時のフィル
ム幅)より短くても、長くても或は同じであってもよ
く、また直径も特に制限はない。
【0029】例えば長さが筒状フィルム11の折径より
短かく、且つ直径が小さい張力制御ロールでは、筒状フ
ィルム11の両側を軽く当接・挟持するだけで筒状フィ
ルム11の外周面とロール7の外周面との接触摩擦抵抗
によって張力制御が可能である。この場合、勿論、筒状
フィルム11の内部には、冷却工程においてロール7で
挟まれていないフィルムの内部間隙を通して膨張用とし
てのガス(加圧ガス)の導入又は補充が可能である。
【0030】また長さが筒状フィルム11の折径より長
く、且つ直径が大きい張力制御ロール7では、筒状フィ
ルム11の両側内面が互いに接触する直前まで当接する
ことにより、同様に筒状フィルム11外周面とロール7
の外周面との接触摩擦抵抗によって張力を制御すること
が可能である。
【0031】この他にロール6表面に多数の吸引用微細
孔を設けて減圧吸引可能な張力制御ロールとし、このロ
ールの外周面に筒状フィルムの外周面を接触させると同
時に減圧吸引することによって張力制御することも可能
である。
【0032】このように通常手段によって冷却後の筒状
フィルム11を張力制御することが可能であるが、樹脂
の種類によって程度は異なるものの粘着性を有している
ので、筒状フィルム11の内部表面及び外周部表面の粘
着性の程度に応じた長さ、直径等を有する張力制御ロー
ルを適宜選択する。
【0033】張力制御ロール7は、図1の例では前述の
ように、冷却室5の後側(サーキュラダイ2とは反対
側)に近接して設置したが、冷却室の前記後側の内部に
設けてもよい。 <膨張・延伸工程>次にこうして張力制御ロール7によ
り送出された筒状フィルム11は、加熱器7で加熱・軟
化させてフィルムの内圧により膨張させる。これにより
周方向(横方向)の延伸がなされる。同時に、前記張力
制御ロール7の送出速度よりも高速の一対の引き取りロ
ール10で引き取ることで、長さ方向(縦方向)に筒状
フィルムを延伸する。勿論、この工程での筒状フィルム
内のガス(及びガスの圧力)は、前の工程でフィルム内
のガスが流通可能の状態で当接されたまま、この工程に
送出されるので、既に送入された内部ガス(及びガスの
圧力)と連通している。
【0034】この膨張・延伸工程では、筒状フィルム1
1を加熱器により加熱、昇温させて、膨張させ、必要あ
れば、更に冷却エアリング9等の冷却ガスで冷却しなが
ら、引き取りロール10により所望の延伸倍率に応じた
速度で延伸する。
【0035】この工程での加熱手段7としては、公知の
方法でよく、例えば熱風方式、赤外線加熱方式のいずれ
の方式も採用できる。いずれにしても冷却後の筒状フィ
ルム11においては、膨張・延伸部に好適な温度範囲内
に維持する必要があることは言うまでもない。
【0036】膨張・延伸終了後、得られた2軸延伸フィ
ルム12は、冷却エアリング9のような冷却手段により
自然対流冷却叉は強制冷却され、引き取りロール10と
兼用する折り畳みロールで折り畳まれると共に引き取ら
れ、更に巻取機により巻取られる。
【0037】本発明では、引き取りロール10と巻取機
間に適当な熱固定装置を設けて熱固定してから巻取って
もよく、原料樹脂の種類や製品フィルムの用途に応じて
熱固定の有無や熱固定の程度を決定して実施することが
望ましい。
【0038】以上のような本発明方法及び装置で例えば
190℃でのメルトフローレートMFRが0.1〜5.
0g/10分(好ましくは0.3〜3.0g/10
分)、密度0.880〜0.940g/cm3(好まし
くは0.88〜0.930g/cm3)、炭素数4以上
のα−オレフィン、例えばブテン−1、ペンテン−1、
ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、ヘプテン−
1、オクテン−1、デセン−1等を0.5〜3.0モル
%含有する線状低密度ポリエチレン(A)からなる筒状
フィルムを、内部空気圧:50〜500mm水柱下に延
伸倍率:縦2倍以上、横2倍以上で、且つ15μm厚で
のヘイズ値が3%以下となるように膨張・延伸すると、
90℃の時の収縮率が縦14〜30%、横18〜35%
で延伸むらの少ないシュリンクフィルムが得られる。
【0039】この場合、線状低密度ポリエチレン(A)
としては、特開昭60−88016号に記載される製造
方法により得られるものが好ましく、更にMFR190
℃=0.1〜1.0g/10分、Mw/Mn=5〜20
の線状低密度ポリエチレン(B)を、MFR(A)>M
FR(B)、Mw/Mn(A)<Mw/Mn(B)とな
るように選定された線状低密度ポリエチレン(A)に5
〜30重量%ブレンドすると、更に延伸性が向上し、延
伸むらがいっそう少なくなる。
【0040】線状低密度ポリエチレン(B)は2段重
合、即ち低分子量成分と高分子量成分とをそれぞれ別々
に製造した後、両成分を混合する重合法により得られ
る。更にこれらの樹脂に通常使用される防曇剤、帯電防
止剤、滑剤、アンチブロッキング剤等を添加してもよ
い。
【0041】
【作用】本発明の方法及び装置によって延伸むらがな
く、しかも透明性や光沢も優れた高品質の2軸配向フィ
ルムが得られる。また、同装置の押出機を複数台設置
し、サーキュラーダイを多層台とすることにより少なく
とも前記フィルムを1層に含む多層フィルムとすること
も可能である。
【0042】本発明方法及び装置によれば、サーキュラ
ダイの押出口から冷却室、張力制御ロール、加熱装置、
引き取りロールに至る間の筒状フィルムの内封ガスは連
通状態にあり、膨張・延伸開始時の加圧ガスの導入や引
き取りロールから漏洩する内部ガスの補充は、押出口の
内部、例えば押出口中央部及び液冷マンドレルを経由し
てフィルム内に加圧ガスを導入することにより、操業を
止めることなく容易に行なうことができる。
【0043】
【実施例】以下に本発明を実施例によって説明する。
【0044】
【実施例1】融点117℃、MFR190℃=1.2g
/10分、 密度0.915g/cm3 の線状低密度
ポリエチレンを図1に示す製造装置のサーキュラダイ2
付き押出機1において190℃で溶融・混練し、前記温
度に保ったサーキュラダイ2の押出部(直径80mm、
幅1mmの筒状ギャップを有する)から上向きに押し出
した。
【0045】次に押し出された筒状フィルム11を前記
サーキュラダイ2の押出部に接した冷却室5に導き、こ
こで筒状フィルム11の内側からは水温15℃の冷却水
を流した液冷マンドレル6により、また筒状フィルムの
外側からは冷却エアリングより吹き出された冷却空気4
(常温)により30℃まで冷却し、直径64mm、厚さ
202μmの筒状フィルムを得た。
【0046】次に冷却後の筒状フィルム12を、このフ
ィルム内のガスが当接フィルム内に流通可能な状態で張
力制御ロール7に当接してフィルムの張力を制御すると
共に、膨張を制御しながら加熱器7に送った。この加熱
器は、6本のリング状赤外線ヒーターを6区分してそれ
ぞれ電圧・電流を調整できるようにしたもので、筒状フ
ィルム12を加熱器8内に通し、引き取りロール10で
張力制御ロール7よりも4倍の高速度で引き取りながら
100℃に加熱し、引続き冷却エアリング9から冷却空
気(常温)を吹き付けてフィルムを冷却することにより
膨張・延伸処理を行った。なおこのときの筒状フィルム
内の圧力は水柱圧で100mmであった。
【0047】こうして延伸倍率:縦4.0倍、横3.7
倍で直径234mm、厚さ13.8μmの2軸延伸フィ
ルム12を得た。このフィルムは、ガイド板ロール群1
3を経て折り畳んだ後、巻取機で巻き取った。このフィ
ルムは前記厚さでのヘイズ値が2.0%、90℃の熱収
縮率は縦15.6%、横20.9%であった。
【0048】
【実施例2】融点106℃、MFR190℃=2.2g
/10分、密度0.905g/cm3 の線状低密度ポ
リエチレンを実施例1と同じサーキュラダイ2付き押出
機1において180℃で溶融・混練し、前記温度に保っ
たサーキュラダイ2から上向きに押し出した。
【0049】次に押し出された筒状フィルム11を、冷
却室5中で、冷却終点温度を87℃とした他は実施例1
と同じ冷却方法で冷却し、直径64mm、厚さ13.9
μmの筒状フィルムを得た。
【0050】引続き、冷却後の筒状フィルムの加熱温度
を91℃、内圧を90mm水柱とした他は実施例1と同
じ方法で筒状フィルムを膨張・延伸処理し、延伸倍率:
縦3.0倍、横3.5倍で直径224mm、厚さ13.
9μmの2軸延伸フィルム12を得た。このフィルム
は、折り畳んだ後に巻取機で巻き取った。このフィルム
は前記厚さでのヘイズ値が1.8%、90℃の熱収縮率
は縦25.7%、横33.2%であった。
【0051】
【比較例1】樹脂として実施例1と同じ線状低密度ポリ
エチレンを用いて図2に示すようなダブルバブル方式の
2軸延伸フィルム製造装置を用い2軸延伸フィルムを次
のようにして製造した。まず樹脂を、端部に実施例1と
同じサークキュラダイ2を備えた押出機1において21
0℃で混練・溶融し、サーキュラダイ2から筒状に押し
出した後、冷水器21に通して常温まで冷却して直径6
4mm、厚さ282μmの筒状フィルム22を得た。な
お押し出し中の筒状フィルム内には水柱圧で100mm
の加圧空気を送入した。
【0052】この筒状フィルム22を一対の低速ロール
23で挟持しながら、予熱器24に送出した。次いでこ
のフィルムを高速ロール27で低速ロール23よりも4
倍の速度で引き取りながら、予熱器24で95℃に再加
熱後、加熱器25で100℃に加熱し、冷却エアリング
8で冷却することにより、膨張・延伸処理し、延伸倍
率:縦4.0倍、横4.1倍で、直径262mm、厚さ
17μmの2軸延伸フィルム26を得た。このフィルム
はガイド板ロール9及び50℃のアニールロール28を
経て折り畳んだ後、巻取機で巻き取った。
【0053】このフィルムは厚さ17μmでのヘイズ値
が1.5%、90℃の熱収縮率は縦17.8%、横2
3.2%であった。この比較例の方法では、本発明の方
法に比べて延伸バブル(2軸延伸フィルム)の揺動が大
きく、またフィルムの厚さむらも大きかった。
【0054】
【比較例2】樹脂として実施例2と同じ線状低密度ポリ
エチレンを用い、比較例1と同様にして直径64mm、
厚さ278μの未延伸筒状フィルムの膨張・延伸を試み
たが、延伸バブルが揺動して安定した延伸を得ることが
できなかった。
【0055】以上の結果を、使用樹脂の性状、膨張・延
伸前の筒状フィルムの大きさ、延伸条件等と共に表1に
示す。
【表1】 表中、厚さむらは下記式で表される。
【0056】厚さむら=[(最大厚さ−最小厚さ)/
(平均厚さ)]×1/2×100 また○はバブルの揺れが全くない、△は同じく殆どな
い、×は同じく大きくて連続成形不能を表す。
【0057】
【発明の効果】本発明の方法及び装置によれば、省エネ
ルギー、設備費低減等による製造コストの低減;膨張・
延伸開始時の内部用加圧ガスの導入や連続操業時の漏洩
内封空気の補充等の作業の容易化;操業を維持したまま
での延伸倍率やフィルム巾の変更の容易化;未延伸筒状
フィルムの内部構造形成の抑制による工業的同時2軸延
伸可能な樹脂の範囲の拡大等が達成される。また本発明
の方法及び装置により得られるフィルムは、延伸むらが
少なく、透明性及び光沢も優れ、シュリンクフィルム
(ストレッチシュリンクフィルムを含む)としては勿
論、その他通常の用途に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造装置の一例の概略図である。
【図2】従来のダブルバブル方式の製造装置の概略図で
ある。
【符号の説明】
1………押出機 2………サーキュラダイ 3………内部用ガス 3a……内部用ガス管 3b……ガス供給口 4………外部用冷却ガス 4a……外部用冷却ガス管 5………冷却室 6………液冷マンドレル 7………張力制御ロール 8………加熱器 9………冷却エアリング 10………引き取りロール 11………筒状フィルム 12………2軸延伸フィルム 13………ガイド板ロール群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)熱可塑性樹脂を押出機で混練・溶
    融し、この溶融樹脂を、押出機の先端に取り付けられ、
    円形状の押出口を有するサーキュラダイの押出口から、
    連続した筒状フィルム状に押し出す工程、 (B)押し出された筒状フィルムの外周に冷却ガスを吹
    き付け筒状フィルムを外側から冷却すると共に、前記押
    出口上に筒状フィルムの内部に入るように設けられた液
    冷マンドレルにより筒状フィルムを内側から同時に冷却
    する工程、 (C)冷却された筒状フィルムの両側に一対の張力制御
    ロールを、前記フィルム内に送入されたガスが当接フィ
    ルム内に流通可能な状態で当接してフィルムの張力を制
    御しながら、筒状フィルムを、一定の速度で送出する工
    程、及び (D)送出された筒状フィルムを加熱・軟化させて、前
    記フィルム内に送入されたガスと連通するガス圧により
    筒状フィルムを膨張させて周方向に延伸すると共に、前
    記張力制御ロールの送出速度よりも高速の一対の引き取
    りロールで引き取り長さ方向に延伸する工程、を含む2
    軸延伸フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記筒状フィルムの内部に送入されるガ
    ス量を調整することにより、筒状フィルムの周方向の延
    伸倍率を調整する工程を含むことを特徴とする請求項1
    記載の2軸延伸フィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 熱可塑性樹脂を溶融・混練する押出機
    と、 この押出機の先端に取り付けられ、円形状の押出口を有
    し、この円形状押出口から溶融樹脂を押し出して連続し
    た筒状フィルム状に押出・成形するサーキュラダイと、 押し出された筒状フィルムの外周に冷却ガスを吹き付け
    て筒状フィルムを外側から冷却する冷却手段と、 前記押出口上に、押し出された筒状フィルムの内部に入
    るように設けられ、筒状フィルムを内側から冷却する液
    冷マンドレルと、 冷却された筒状フィルムの両側に配置され、筒状フィル
    ム内のガスが当接フィルム内に流通可能な状態で筒状フ
    ィルムの両側に当接し、フィルムの張力を制御しながら
    筒状フィルムを一定の送り速度で送出する一対の張力制
    御ロールと、 一対の張力制御ロールから送出された筒状フィルムを加
    熱・軟化させて、前記フィルム内に送入されたガスと連
    通するガス圧によりフィルムを膨張させて周方向に延伸
    する加熱装置と、 膨張した筒状フィルムを前記張力制御ロールよりも高速
    で引き取り、長さ方向に延伸する一対の引き取りロール
    とを備えた2軸延伸フィルムの製造装置。
  4. 【請求項4】 更に前記筒状フィルムの内部に送入され
    るガス量を調整するガス量調節装置を備えたことを特徴
    とする請求項3記載の2軸延伸フィルムの製造装置。
  5. 【請求項5】190℃でのメルトフローレートMFRが
    0.1〜5.0g/10分、密度=0.88〜0.94
    0g/cm3の線状低密度ポリエチレン系フィルムから
    なり、延伸倍率が縦2倍以上、横2倍以上であり、厚さ
    8〜80μmのヘイズ値(厚さ15μm)が1〜3%で
    あり、且つ90℃での収縮率が縦14〜30%、横18
    〜35%であるシュリンクフィルム。
JP8490393A 1993-04-12 1993-04-12 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム Pending JPH06297566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8490393A JPH06297566A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8490393A JPH06297566A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297566A true JPH06297566A (ja) 1994-10-25

Family

ID=13843702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8490393A Pending JPH06297566A (ja) 1993-04-12 1993-04-12 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06297566A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100923A (ja) * 1993-10-07 1995-04-18 Shin Etsu Polymer Co Ltd シュリンクフィルムの製造方法
CN107972284A (zh) * 2017-12-22 2018-05-01 上海长园电子材料有限公司 一种热缩管的轴向拉伸度的控制系统及方法
KR102225829B1 (ko) * 2020-07-27 2021-03-10 임천순 비닐 제조 방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07100923A (ja) * 1993-10-07 1995-04-18 Shin Etsu Polymer Co Ltd シュリンクフィルムの製造方法
CN107972284A (zh) * 2017-12-22 2018-05-01 上海长园电子材料有限公司 一种热缩管的轴向拉伸度的控制系统及方法
CN107972284B (zh) * 2017-12-22 2023-10-24 上海长园电子材料有限公司 一种热缩管的轴向拉伸度的控制系统及方法
KR102225829B1 (ko) * 2020-07-27 2021-03-10 임천순 비닐 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4585604A (en) Process for preparing an air-permeable film
US5429785A (en) Method of making biaxially oriented thermoplastic films
US4698195A (en) Process for preparing biaxially drawn polyamide films
US3551540A (en) Process for the continuous production of uniaxially and biaxially oriented films
JPS61121925A (ja) 通気性フイルムの製造方法
KR100686406B1 (ko) 발포된 배향가능한 열가소성 폴리머로 되는 2축 배향성 필름 및 그 제조방법
US5076977A (en) Process for controlling curl in polyester film
US5082616A (en) Film blowing process
US4443399A (en) Method of producing biaxially oriented sheet or film and apparatus therefor
US4690792A (en) Biaxially drawn laminated films prepared by sequential stretching
JP2000502298A (ja) 配向ポリエステル
JPH06297566A (ja) 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム
US4683094A (en) Process for producing oriented polyolefin films with enhanced physical properties
JPH0664039A (ja) 2軸延伸フィルムの製造方法及び製造装置、並びにシュリンクフィルム
JPH08260232A (ja) 超高分子量ポリオレフィンフィルムより高強度ヤーンの製法
US5126096A (en) Method and apparatus for producing polymeric films
JP2535061B2 (ja) フィルムの製造方法
JPS606439A (ja) 通気性フイルムの製造方法
JP3152956B2 (ja) 超高分子量ポリエチレンフィルムの製造方法および製造装置
JPS5852822B2 (ja) 二軸延伸ポリビニルアルコ−ルフイルムの製造法
JPH0651348B2 (ja) チユ−ブ状二軸延伸フイルムの製造方法
JPH0456736B2 (ja)
JP3070823B2 (ja) 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法
JPS598218B2 (ja) 高延伸フイルムの製造方法及びその装置
JPH0453728A (ja) 液晶性ポリマーフィルムの製造装置とそれを用いた液晶性ポリマーフィルムの製造方法