JPH0629752Y2 - 計数回路 - Google Patents

計数回路

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JPH0629752Y2
JPH0629752Y2 JP4620788U JP4620788U JPH0629752Y2 JP H0629752 Y2 JPH0629752 Y2 JP H0629752Y2 JP 4620788 U JP4620788 U JP 4620788U JP 4620788 U JP4620788 U JP 4620788U JP H0629752 Y2 JPH0629752 Y2 JP H0629752Y2
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JP
Japan
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signal
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counter
output
distance measurement
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JP4620788U
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博美 古賀
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電波を使用した測距方式のうち、復調した測距
信号(レンジトーン)から数値化した距離情報へ変換す
る信号処理回路を実現するための計数回路に関するもの
である。
〔従来の技術〕
距離計測は搬送波をレンジトーンで変調させ送出し、受
信し復調したレンジトーンと基準レンジトーンとの位相
差を検出することにより求められる。この位相差検出の
一方法として、できるだけきざみの小さいスケールを当
てる。そして、その小さいスケールを使つてレンジトー
ンの位相差を毎周期ごとにカウントする。このカウント
した数値は距離情報として表示したり,各種演算のため
の基礎データとして使用している。
従来の測距のための計数回路の一例を第3図に示し説明
する。
図において、1はクロツク発生回路、2は基準レンジト
ーン101とレンジトーン102を入力とする位相差検出回
路、3はこの位相差検出回路2の出力であるゲート信号
103とクロツク発生回路1からのクロツクを入力とする
アンド/ゲート回路、4はクロツク発生回路1の出力で
あるクロツクと位相差検出回路2の出力であるゲート信
号103を入力とするリセツト回路、5はアンド/ゲート
回路3からのパルス信号104とリセツト回路4よりのリ
セツト信号105を入力とするカウンタ/ラツチ回路であ
る。
つぎに動作について説明する。
まず、位相差検出回路2は基準レンジトーン101と距離
情報を含む復調後のレンジトーン102とから距離に比例
したパルス幅をもつゲート信号103を生成する。そし
て、このゲート信号103とクロツク発生回路1からのク
ロツクとからアンド/ゲート回路3は距離に比例した数
をもつパルス信号104へ変換する。
つぎに、カウンタ/ラツチ回路5はアンド/ゲート回路
3からのパルス信号104を入力し、パルス数をバイナリ
カウンタで計数し、バイナリー信号へ変換する。そし
て、この数値化した信号はリセツト回路4において生成
したリセツト信号105によつて、レンジトーンの周期ご
とにラツチし、測距計数信号106として出力する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の計数回路は、受信状況の悪化や外来電波
などの妨害により復調したレンジトーンの位相変動がス
トレートに測距計数信号の変動として表われる。このた
め、測距システムでは計数回路に続く信号処理の負荷が
大きくなるという課題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の計数回路は、周期的に出力される基準測距信号
と,この基準測距信号に同期し搬送波を変調して測距対
象に送出し反射した信号を受信し復調した測距信号とか
ら距離に比例したパルス幅をもつゲート信号を生成する
位相差検出回路と、この位相差検出回路からのゲート信
号とクロツク発生回路からのクロツクとから距離に比例
した数をもつパルス信号へ変換するアンド/ゲート回路
を有し、このアンド/ゲート回路からパルス信号を入力
しパルス数を計数しバイナリー信号へ変換しこの数値化
した信号をリセツト信号によつて前記測距信号の周期ご
とにラツチし測距計数信号として出力する計数回路にお
いて、第1および第2のリセツト回路と,この第1のリ
セット回路の出力と前記アンド/ゲート回路の出力を入
力とする第1のカウンタ/ラツチ回路と,この第1のカ
ウンタ/ラツチ回路のカウンタ出力と上記第2のリセツ
ト回路の出力を入力とする第2のカウンタ/ラツチ回路
からなり上記第1のカウンタ/ラッチ回路から得られた
測距計数信号を平均化する平均化回路と、上記第1およ
び第2のカウンタ/ラツチ回路から出力する信号を切替
えるための切替器とを備え、上記第1のカウンタ/ラツ
チ回路から測距計数信号を出力させ上記第2のカウンタ
/ラツチ回路から平均測距計数信号を出力させ、上記切
替器でその測距計数信号と平均測距計数信号を切替えて
出力し得るようにしたものである。
〔作用〕
本考案においては、測距計数信号および平均測距計数信
号を任意に選択して出力する。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案による計数回路の一実施例を示すブロツ
ク図である。
この第1図において第3図と同一符号のものは相当部分
を示し、4−1および4−2はそれぞれクロツク発生回
路1からのクロツクと位相差検出回路2よりのゲート信
号103を入力とするリセツト回路、5−1はアンド/ゲ
ート回路3からのパルス信号104とリセツト回路4−1
よりのリセツト信号105を入力とするカウンタ/ラツチ
回路、5−2はこのカウンタ/ラツチ回路5−1のカウ
ンタ出力とリセツト回路4−2からのリセツト信号107
を入力とするカウンタ/ラツチ回路で、これらは第1の
カウンタ/ラッチ回路5−1から得られた測距計数信号
を平均化する平均化回路を構成している。6はカウンタ
/ラツチ回路5−1およびカウンタ/ラツチ回路5−2
から出力する信号を切替えるための切替器である。
そして、カウンタ/ラツチ回路5−1から測距計数信号
106を出力させカウンタ/ラツチ回路5−2から平均測
距計数信号108を出力させ、必要に応じて切替器6でそ
の測距計数信号106と平均測距計数信号108を切替えて出
力するように構成されている。
第2図は第1図の動作説明に供する各部の信号波形図
で、(a)は基準レンジトーン信号101を示したものであ
り、(b)はレンジトーン102、(c)はゲート信号103、(d)
はパルス信号104、(e)はリセツト信号105、(f)は測距計
数信号106、(g)はリセツト信号107、(h)は平均測距計数
信号(平均値信号)108を示したものである。
つぎに第1図に示す実施例の動作を第2図を参照して説
明する。
まず、位相差検出器2は基準レンジトーン101(第2図
(a)参照)と距離情報を含む復調後のレンジトーン102
(第2図(b)参照)とから距離に比例したパルス幅をも
つゲート信号103(第2図(c)参照)を生成する。そし
て、このゲート信号103とクロツク発生回路1からのク
ロツクとからアンド/ゲート回路3は距離に比例した数
をもつパルス信号104(第2図(d)参照)へ変換する。
つぎに、このパルス信号104をカウンタ/ラツチ回路5
−1およびカウンタ/ラツチ回路5−2とで構成した回
路でカウントする。そして、カウンタ/ラツチ回路5−
1はパルス信号104を入力し、パルス数をバイナリカウ
ンタで計数しバイナリー信号へ変換する。この数値化し
た信号はリセツト回路4−1において生成したリセツト
信号105(第2図(e)参照)によつて、レンジトーンの周
期ごとにラツチし、測距計数信号106(第2図(f)参照)
として出力する。
カウンタ/ラツチ回路5−2の出力は、リセツト回路4
−2において生成したリセツト信号107(第2図(g)参
照)によつて、レンジトーンの16周期分をカウントし
た測距計数信号を出力する。この測距計数信号のうち、
カウンタ回路の下から4ビツト目以上のカウンタ出力を
取り出すことによつて、16で除した平均測距計数信号
108(第2図(h)参照)を出力する。
そして、このカウンタ/ラツチ回路5−1からの測距計
数信号106とカウンタ/ラツチ回路5−2からの平均測
距計数信号108は切替器6へ入力し、切替信号109により
選択された測距計数信号106または平均測距計数信号108
が計数回路信号110として出力する。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、従来の計数回路による測
距計数信号だけでなく、平均測距計数信号(平均値信
号)を任意に選択して出力することを可能とした。した
がつて、受信状態の悪化などが生じた場合、平均値信号
に切替えて出力することにより、後に続く信号処理に負
荷をかけることなく、安定に機能する測距システムを構
成することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による計数回路の一実施例を示すブロツ
ク図、第2図は第1図の動作説明に供する各部の信号波
形図、第3図は従来の計数回路の一例を示すブロツク図
である。 1……クロツク発生回路、2……位相差検出回路、3…
…アンド/ゲート回路、4−1,4−2……リセツト回
路、5−1,5−2……カウンタ/ラツチ回路、6……
切替器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周期的に出力される基準測距信号と,この
    基準測距信号に同期し搬送波を変調して測距対象に送出
    し反射した信号を受信し復調した測距信号とを入力し,
    測定する距離に比例したパルス幅をもつゲート信号を生
    成する位相差検出回路と、この位相差検出回路からのゲ
    ート信号とクロック発生回路からのクロックとから距離
    に比例した数をもつパルス信号へ変換するアンド/ゲー
    ト回路を有し、このアンド/ゲート回路からパルス信号
    を入力しパルス数を計数してバイナリー信号へ変換しこ
    の数値化した信号をリセット信号によって前記測距信号
    の周期毎にラッチし測距計数信号として出力する計数回
    路において、 第1および第2のリセット回路と、 この第1のリセット回路の出力と前記アンド/ゲート回
    路の出力を入力とする第1のカウンタ/ラッチ回路と,
    この第1のカウンタ/ラッチ回路のカウンタ出力と前記
    第2のリセット回路の出力を入力とする第2のカウンタ
    /ラッチ回路からなり前記第1のカウンタ/ラッチ回路
    から得られた測距計数信号を平均化する平均化回路と、 前記第1および第2のカウンタ/ラッチ回路から出力す
    る信号を切替えるための切替器とを備え、 前記第1のカウンタ/ラッチ回路から測距計数信号を出
    力させ前記第2のカウンタ/ラッチ回路から平均測距計
    数信号を出力させ、前記切替器で該測距計数信号と平均
    測距計数信号を切替えて出力し得るようにしたことを特
    徴とする計数回路。
JP4620788U 1988-04-07 1988-04-07 計数回路 Expired - Lifetime JPH0629752Y2 (ja)

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JPH01151277U JPH01151277U (ja) 1989-10-19
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