JPH062972Y2 - ベルトコンベヤの粉落し装置 - Google Patents

ベルトコンベヤの粉落し装置

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JPH062972Y2
JPH062972Y2 JP1985091253U JP9125385U JPH062972Y2 JP H062972 Y2 JPH062972 Y2 JP H062972Y2 JP 1985091253 U JP1985091253 U JP 1985091253U JP 9125385 U JP9125385 U JP 9125385U JP H062972 Y2 JPH062972 Y2 JP H062972Y2
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JP
Japan
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belt
resonance
roller
inclined portion
guide plate
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JP1985091253U
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定次 伊藤
稔 斉藤
則明 高井
定吉 永島
一郎 石井
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川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベルトコンベヤの乗り継ぎシュート内に付着
して堆積する搬送物を自動的に落下せしめるベルトコン
ベヤの粉落し装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ベルトコンベヤの乗り継ぎ部にはシュートが設
けられていて、上段のベルトコンベヤで送られた搬送物
は、この乗り継ぎシュートを介して下段のベルトコンベ
ヤへ転送されるようになっている。このような従来のベ
ルトコンベヤとしては、例えば第3図に示すようなもの
がある。
1はベルトコンベヤのベルトで、2はこのベルト1と転
接するキャリアローラである。3はベルト1を駆動する
駆動プリーである。4は乗り継ぎシュートであって、傾
斜部5が設けられており、上段のベルト1から落下する
搬送物を傾斜部5で案内して下段のベルト6へ転送する
ようになっている。7はベルトクリーナであって、ベル
ト1に付着した粉体等の搬送物を、ベルト走行時に自動
的に掻落すために設けられたものである。
しかしながら、このような従来のベルトコンベヤにあっ
ては、ベルトクリーナ7で掻き落とされた搬送物である
粉体の一部が、乗り継ぎシュート4の傾斜部5に付着し
て堆積し易く、また、この堆積が次第に大きくなると、
ついにはベルト1と接触するようになり、ベルト1は走
行するに従って堆積粉によってそ表面を摩耗されるとと
もに、この堆積粉を傾斜部5上端から乗り継ぎシュート
4外へ持ち出して落下させ、環境を汚すという問題が生
じる。そして、このような問題を防止するため、常に傾
斜部5に付着した堆積物を入手によって掻き落すための
大きな工数が必要であった。
そこで、この種の堆積を防止する従来例として、例え
ば、実開昭55−54232号公報,実開昭54−14
6573号公報に記載されたものが存在する。
このうち、実開昭55−54232号公報では、二組の
スクリューフィーダの投入口が屋根状になっていて、こ
の部分の振り分け斜面の上方にレバーを配置し、ストラ
イカによりレバーを二組の投入口上を往復させて、粉
体,ごみ等が振り分け斜面上に大きく堆積するのを防止
することが開示されている。
また、上記実開昭54−146573号公報では、コン
ベヤベルトを駆動源とし、傾斜部5の壁面上を掻板を備
えた回転チェンを回転駆動させ、この掻板を傾斜部に沿
って下方に移動させることにより、粉体の堆積を防止す
ることが開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記実開昭55−54232号公報の従
来例では、レバーを止めているピンの部分に粉体が入
り、作動不良を起こす問題がある。また、レバーを駆動
する駆動機構全体がシュート内にあるため、シュート外
側から作動不良を検知することが困難である。
また、上記実開昭54−146573号公報の従来例で
は、駆動源そのものはコンベヤベルトであるがチェンの
駆動機構はシュート内にあるため、上記実開昭55−5
4232号公報の従来例と同様に作動不良及びこの作動
不良の検知困難の問題が存在する。
そこで、この出願に係わる考案は、このような従来の課
題を解決するために、作動不良が生じるおそれがなく、
かつたとえ作動不良が発生したとしてもこの検知が容易
なベルトコンベヤ粉落とし装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この考案は、上記目的を達成するために、ベル
トコンベヤの搬送物を傾斜部で案内して次段の搬送機構
まで乗り継ぎさせる乗り継ぎシュート外で、コンベヤベ
ルトの下面と転がり接触をして振動を生じる起振ローラ
と、この起振ローラを回転自在に支持するとともに起振
ローラによる振動を受ける共振フレームと、この共振フ
レームに連結されて前記乗り継ぎシュート内傾斜部直近
上に設けられ、該傾斜部垂直方向〜上下方向に振動する
ガイドプレートとより成り、前記共振フレームの途中に
は該共振フレームを回転自在に軸支する支点軸があり、
前記共振ローラの振動を当該支点軸を介して前記ガイド
プレートに伝達することにより、前記コンベヤベルトか
ら供給された粉体を前記次段の搬送機構に案内すること
を特徴とするベルトコンベヤの粉落し装置である。
〔作用〕
スプリングの弾力によって適当な力でベルトに圧接して
いる起振ローラは、ベルトの走行につれてベルトと転が
り接触をするが、起振ローラの複数の突起とスプリング
の協働によって、回転につれて上下振動をする。そし
て、この上下動は起振ローラを軸支する共振フレームに
伝えられるとともに、この共振フレームの端部に取付け
られたガイドプレートをも振動させる。また、このガイ
ドプレートは乗り継ぎシュートの傾斜部直近上に設けら
れているので、ベルト表面から掻落された粉体はガイド
プレートへ落下するが、ガイドプレートは傾斜部垂直方
向〜上下方向に振動しているためにガイドプレートに堆
積することなく、下段搬送機構へ振り落される。
上記本考案において、ガイドプレートを振動する構成と
しているため、このガイドプレートの駆動機構である共
振ローラを乗り継ぎシュート外に設けることができるた
め、乗り継ぎシュート内に駆動機構がある場合と比較し
て、粉体の詰まり等による作動不良の発生比率が小さ
く、また、たとえ作動不良が生じたとしても駆動源は乗
り継ぎシュート外にあるため目視等によりその検知が容
易であり、作動不良に対して迅速に対処することができ
る。
また、上記本考案では、共振フレームの途中には該共振
フレームを回転自在に軸支する支点軸があり、前記共振
ローラの振動を当該支点軸を介して共振フレームに伝達
しているため、支点軸の共振フレームに対する軸支位置
を変えることができる結果、ガイドプレートの振動幅の
大きさを適当に設定することができる。従って、例え
ば、傾斜部の傾斜角が小さい場合等では、ガイドプレー
トの転動幅を大きくしなければ粉体を十分落とすことが
できないが、上記のような構成とすることにより係る場
合にガイドプレートの振動幅を大きくすることが可能と
なって、粉体を完全に落とすことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1,2図はこの考案の一実施例を示した構成図である。
なお、従来例と同一部分については同一符号を付し、重
複する説明を省く。
11は起振ローラであって、複数の突起11aが設けて
ある。12は共振フレームであって、その一端に起振ロ
ーラ11を回転自在に軸支するとともに他端は乗り継ぎ
シュート4内にまで延設され、この他端には乗り継ぎシ
ュート内の傾斜部5に沿った直近上に位置するガイドプ
レート13が取付けられている。また、ガイドプレート
13は乗り継ぎシュート4の傾斜部5の直前において傾
斜部5に代って掻落された粉体を受ける位置に設けられ
ている。
尚、前記共振ローラ11は乗り継ぎシュート外に設けら
れている。
14は支点軸であって、共振フレーム12を回動自在に
軸支するとともに、ブラケット15を介して保持フレー
ム17に取付けられている。16はスプリングであっ
て、共振フレーム12を常に上方に付勢することにより
起振ローラ11をベルト1に圧接するごとく、共振フレ
ーム12と保持フレーム17との間に屈伸可能に介装さ
れている。保持フレーム17は、前記11乃至13の諸
部品によって構成された粉落し装置20及びこれに付設
した地の部分を保持するとともに、コンベヤフレーム8
に固定されている。
次に作用を説明する。
スプリング16によって共振フレーム12を介してベル
ト1に圧接している起振ローラ11は、ベルト1の走行
につれて回転するが、複数の突起11aがベルト1に当
接する度にスプリング16の協働によって上下動を繰返
す。この繰返し上下動は共振フレーム12の一端を上下
振動させるとともに、支点軸14を介して他端をも振動
させ、従ってこの他端に取付けられたガイドプレート1
3に垂直方向〜上下方向の振動を与えることになる。ガ
イドプレート13は乗り継ぎシュート4の傾斜部5の直
近上に設けられているので、ベルト1表面からベルトク
リーナ7によって掻落された粉体は、振動しているガイ
ドプレート13へ落下するためにガイドプレート13に
付着堆積できずに、下段ベルト6上へ振り落とされる。
なお、ガイドプレート13の振動の振幅の大きさは、支
点軸14の共振フレーム12に対する軸支位置によって
適当に設定することができる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この出願に係わる考案によれ
ばガイドプレートの振動の駆動機構である共振ローラを
乗り継ぎシュート外に設けているために、粉体の混入等
による共振ローラの作動不良が生じるおそれが少なく、
かつ、たとえこの作動不良が生じた場合でも目視等によ
りその検知が容易となる。
また、共振フレームの支点軸の軸支位置を変更すること
により、ガイドプレートの振動幅を適当に設定すること
ができるため、例えば、乗り継ぎシュート内の傾斜部の
傾斜角が小さい場合でも、ガイドプレートの振動幅を大
きくすることにより、粉体の落としを完全にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる第1実施例の側面図、第2図は
第1図における粉落し装置の斜視図、第3図は従来例の
側面である。 1……コンベヤベルト(上段)、4……乗り継ぎシュー
ト、11……起振ローラ、12,22……共振フレー
ム、13……ガイドプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 永島 定吉 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (72)考案者 石井 一郎 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製鉄所内 (56)参考文献 実開 昭55−54232(JP,U) 実開 昭54−146573(JP,U) 実開 昭53−145676(JP,U) 実開 昭58−64606(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルトコンベヤの搬送物を傾斜部で案内し
    て次段の搬送機構まで乗り継ぎさせる乗り継ぎシュート
    外で、コンベヤベルトの下面と転がり接触をして振動を
    生じる起振ローラと、この起振ローラを回転自在に支持
    するとともに起振ローラによる振動を受ける共振フレー
    ムと、この共振フレームに連結されて前記乗り継ぎシュ
    ート内傾斜部直近上に設けられ、該傾斜部垂直方向〜上
    下方向に振動するガイドプレートとより成り、 前記共振フレームの途中には該共振フレームを回転自在
    に軸支する支点軸があり、前記共振ローラの振動を当該
    支点軸を介して前記ガイドプレートに伝達することによ
    り、前記コンベヤベルトから供給された粉体を前記次段
    の搬送機構に案内するることを特徴とするベルトコンベ
    ヤの粉落し装置。
JP1985091253U 1985-06-17 1985-06-17 ベルトコンベヤの粉落し装置 Expired - Lifetime JPH062972Y2 (ja)

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JPS6263220U JPS6263220U (ja) 1987-04-20
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