JPH06297260A - 車両組立状態測定装置 - Google Patents

車両組立状態測定装置

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JPH06297260A
JPH06297260A JP10775993A JP10775993A JPH06297260A JP H06297260 A JPH06297260 A JP H06297260A JP 10775993 A JP10775993 A JP 10775993A JP 10775993 A JP10775993 A JP 10775993A JP H06297260 A JPH06297260 A JP H06297260A
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hole
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dimensional sensor
distance
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Naohide Kawaguchi
直秀 川口
Yasutoshi Kon
泰俊 近
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数が少なくてすみ、あらかじめティーチ
ングする箇所は孔Hの中心のみでたり、汎用性を有する
車両組立状態測定装置を提供する。 【構成】 貫通孔Hが設けられた被測定物Wに沿って設
置される第1軸と、第1軸に直交して設けられ第1軸上
を移動する第2軸13と、第2軸13に沿って移動可能
に第2軸13に取り付けられ被測定物Wまでの距離を測
定し測定した距離に関する情報を順次伝送する一次元セ
ンサ15とをそれぞれ有する直角座標ロボットを車両の
測定必要箇所に向けて設置し、各一次元センサ15から
伝送される距離情報を受領する演算手段21とからなる
車両組立状態測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、車両組立状態測定
装置に係る。更に詳細には、車両に複数穿設された孔位
置が所定位置にあるか否かを確認することで、車両の組
立状態の適否を測定する車両組立状態測定装置に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、車両の組立状態の適否を測定す
るため車両等に穿設された複数の孔位置の精度を測定す
るためには、ピンおよび接触式の変位センサを使用し、
計測孔に先端を嵌入させたピンの三次元変位を、ピンに
接触させた3個の変位センサ先端の変位量でそれぞれ求
めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、従来
の各孔の測定装置では、三次元を測定する3個の変位セ
ンサが必要となり、部品数が多くなるとともに、変位セ
ンサが多くなるためデータ収集時間がかかる課題を有す
る。
【0004】距離センサを使用して孔位置を測定する場
合でも、ティーチング位置が多くなると手間がかかり過
ぎ、しかも孔位置の変更があるとすべてのティーチング
位置がずれてしまう課題を有した。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この発明は、
【0006】貫通孔が設けられた被測定物に沿って設置
される第1軸と、第1軸に直交して被測定物に沿って設
けられ第1軸上を移動する第2軸と、第2軸に沿って移
動可能に第2軸に取り付けられ被測定物までの距離を測
定し測定した距離に関する情報を順次伝送する一次元セ
ンサとをそれぞれ有する直角座標ロボットを車両の測定
必要箇所に向けて設置し、各直角座標ロボットの第2軸
の駆動手段および一次元センサの駆動手段に接続される
とともにあらかじめティーチングされた被測定物に設け
られた孔の中心位置を記憶され、ティーチングされた孔
の中心位置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周
第1地点に一次元センサを移動させ外周第1地点の一次
元センサと被測定物との距離を記憶するとともに、一次
元センサを外周第1地点からティーチングされた孔の中
心位置に移動させ、一次元センサが伝送する距離に関す
る情報が急激に変化する位置を孔第1地点として記憶
し、次いで更にティーチングされた孔の中心の外周第1
地点の反対側延長方向にティーチングされた孔の中心位
置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周第2地点
に一次元センサを移動させ外周第2地点の一次元センサ
と被測定物との距離を記憶するとともに、一次元センサ
を外周第2地点からティーチングされた孔の中心位置に
移動させ、一次元センサが伝送する距離に関する情報が
急激に変化する位置を孔第2地点として記憶し、次いで
更に外周第1地点と外周第2地点とを結んだ線に対して
直角にティーチングされた孔の中心位置から一定距離外
側の孔非形成箇所である外周第3地点に一次元センサを
移動させ外周第3地点の一次元センサと被測定物との距
離を記憶するとともに、一次元センサを外周第3地点か
らティーチングされた孔の中心位置に移動させ、一次元
センサが伝送する距離に関する情報が急激に変化する位
置を孔第3地点として記憶し、次いで更にティーチング
された孔の中心の外周第3地点の反対側延長方向にティ
ーチングされた孔の中心位置から一定距離外側の孔非形
成箇所である外周第4地点に一次元センサを移動させ外
周第4地点の一次元センサと被測定物との距離を記憶す
るとともに、一次元センサを外周第4地点からティーチ
ングされた孔の中心位置に移動させ、一次元センサが伝
送する距離に関する情報が急激に変化する位置を孔第4
地点として記憶し、外周第1地点と外周第2地点、ある
いは外周第3地点と外周第4地点、あるいは外周第1地
点と外周第2地点と外周第3地点と外周第4地点の平均
値から各直角座標ロボットにおける一次元センサと被測
定物との距離を求め、孔第1地点と孔第2地点の中間か
つ孔第3地点と孔第地点との中間を各直角座標ロボット
における被測定物に設けられた各孔の中心として求め、
あらかじめティーチングされた各孔の中心との位置との
距離を求めることで、あらかじめティーチングされた車
両の組立状態と測定された車両の組立を比較する演算手
段とからなることを特徴とする車両組立状態測定装置、
【0007】を提供する。
【0008】
【作用】 演算手段は、各直角座標ロボットの第2軸の
駆動手段および一次元センサの駆動手段を駆動させ一次
元センサを移動し、ティーチングされた孔の中心位置か
ら一定距離外側の孔非形成箇所である外周第1地点に移
動させ外周第1地点の一次元センサと被測定物との距離
を記憶する。
【0009】ついで、演算手段は、各直角座標ロボット
の一次元センサを外周第1地点からティーチングされた
孔の中心位置に移動させ、一次元センサが伝送する距離
に関する情報が急激に変化する位置を孔第1地点として
記憶する。
【0010】次いで更に、演算手段は各直角座標ロボッ
トの一次元センサを、ティーチングされた孔の中心と外
周第1地点の反対側延長方向にティーチングされた孔の
中心位置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周第
2地点に移動させ外周第2地点の一次元センサと被測定
物との距離を記憶する。
【0011】ついで、演算手段は、各直角座標ロボット
の一次元センサを外周第2地点からティーチングされた
孔の中心位置に移動させる。
【0012】演算手段は、各直角座標ロボットの一次元
センサが伝送する距離に関する情報が急激に変化する位
置を孔第2地点として記憶する。
【0013】次いで更に、演算手段は各直角座標ロボッ
トの一次元センサを、外周第1地点と外周第2地点とを
結んだ線に対して直角にティーチングされた孔の中心位
置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周第3地点
に移動させ外周第3地点の一次元センサと被測定物との
距離を記憶する。
【0014】ついで、各直角座標ロボットの一次元セン
サを外周第3地点からティーチングされた孔の中心位置
に移動させる。
【0015】演算手段は、各直角座標ロボットの一次元
センサが伝送する距離に関する情報が急激に変化する位
置を孔第3地点として記憶する。
【0016】次いで更に、演算手段は各直角座標ロボッ
トの一次元センサを、ティーチングされた孔の中心と外
周第3地点の反対側延長方向にティーチングされた孔の
中心位置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周第
4地点に移動させ外周第4地点の一次元センサと被測定
物との距離を記憶する。
【0017】ついで、演算手段は各直角座標ロボットの
一次元センサを外周第4地点からティーチングされた孔
の中心位置に移動させる。
【0018】演算手段は、各直角座標ロボットの一次元
センサが伝送する距離に関する情報が急激に変化する位
置を孔第4地点として記憶する。
【0019】演算手段は、各測定点における外周第1地
点と外周第2地点、あるいは外周第3地点と外周第4地
点、外周第1地点と外周第2地点と外周第3地点と外周
第4地点の平均値から一次元センサと被測定物との距離
を求め、各測定点における孔第1地点と孔第2地点の中
間かつ孔第3地点と孔第4地点との中間を被測定物に設
けられた孔の中心として求め、あらかじめティーチング
された孔の中心位置との距離を求める。
【0020】各直角座標ロボットにおける測定と、あら
かじめティーチングされた各測定値とを対比し、あらか
じめティーチングされた車両の組立状態と、測定された
車両の組立状態を対比する。
【0021】
【実施例】 この考案の実施例の一部拡大斜視図をあら
わす図1、図2、演算方法の概略をあらわす図3、使用
状態の斜視図をあらわす図4にしたがって説明する。
【0022】11は、直角座標ロボットである。直角座
標ロボット11は、第1軸12と第2軸13とからな
る。第2軸13は、端部で第1軸12に直交して取り付
けられ、取り付け端部には駆動手段であるサーボモータ
によりボールネジが回転させられ第1軸上に沿ってベア
リング・ブロック14が移動可能である。第1軸12、
第2軸13は被測定物Wに沿って設置される。
【0023】すなわち、直角座標ロボット11は、被測
定物Wである組立状態の車両この実施例では組立状態の
乗用自動車ボデーの前後左右6点を、一台で2点づつ測
定するため、各直角座標ロボット11の第1軸12で測
定点を2点づつ結ぶように設置する。
【0024】15は、一次元センサである。一次元セン
サ15は、この実施例ではレーザ投射し被測定物からの
反射光を受領することで一次元センサ15と被測定物W
との間の距離を測定するレーザ測距式センサからなる
が、センサと被測定物との間の距離を測定できる手段で
あれば手段は問わない。一次元センサは、駆動手段であ
るリニヤモーション・ガイドのベアリング・ブロック1
4を介して第2軸に取り付けられる。そのため、一次元
センサ15は、第2軸に沿って移動可能に第2軸に取り
付けられ被測定物までの距離を測定する。一次元センサ
15は、測定した被測定物Wまでの距離に関する情報を
順次伝送する。
【0025】21は、コンピュータ等からなる演算手段
である。演算手段21は、センサコントローラ22を介
して一次元センサ15に、ロボットコントローラ23を
介して直角座標ロボット11に接続される。24はディ
スプレイ、25はアラームでありそれぞれ演算手段21
に接続する。
【0026】演算手段21は、第2軸13の駆動手段で
あるリニヤモータ14および一次元センサ15の駆動手
段14に接続されるとともにあらかじめティーチングさ
れた被測定物Wに設けられた孔Hの中心P0位置を記憶
され、ティーチングされた孔Hの中心P0位置から一定
距離外側の孔H非形成箇所である外周第1地点P1に一
次元センサ15を移動させ外周第1地点P1の一次元セ
ンサ15と被測定物Wとの距離を記憶するとともに、一
次元センサ15を外周第1地点P1からティーチングさ
れた孔Hの中心P0位置に移動させ、一次元センサ15
が伝送する距離に関する情報が急激に変化する位置この
実施例では受光が0となる位置で一次元センサ15停止
させ同位置を孔第1地点Q1として記憶する。
【0027】演算手段21は、次いで更にティーチング
された孔Hの中心P0と外周第1地点P1の反対側延長
方向にティーチングされた孔Hの中心P0位置から一定
距離外側の孔H非形成箇所である外周第2地点P2に一
次元センサ15を移動させ外周第2地点P2の一次元セ
ンサ15と被測定物Wとの距離を記憶するとともに、一
次元センサ15を外周第2地点P2からティーチングさ
れた孔Hの中心P0位置に移動させ、一次元センサ15
が伝送する距離に関する情報が急激に変化する位置この
実施例では受光が0となる位置で一次元センサ15を停
止させ同位置を孔第2地点Q2として記憶する。
【0028】演算手段21は、次いで更に外周第1地点
P1と外周第2地点P2とを結んだ線に対して直角にテ
ィーチングされた孔Hの中心P0位置から一定距離外側
の孔H非形成箇所である外周第3地点P3に一次元セン
サ15を移動させ外周第3地点P3の一次元センサ15
と被測定物Wとの距離を記憶するとともに、一次元セン
サ15を外周第3地点P3からティーチングされた孔H
の中心P0位置に移動させ、一次元センサ15が伝送す
る距離に関する情報が急激に変化する位置この実施例で
は受光が0となる位置で一次元センサ15を停止させ同
位置を孔第3地点Q3として記憶する。
【0029】演算手段21は、次いで更にティーチング
された孔Hの中心P0と外周第3地点P3の反対側延長
方向にティーチングされた孔Hの中心P0位置から一定
距離外側の孔H非形成箇所である外周第4地点P4に一
次元センサ15を移動させ外周第4地点P4の一次元セ
ンサ15と被測定物Wとの距離を記憶するとともに、一
次元センサ15を外周第4地点P4からティーチングさ
れた孔Hの中心P0位置に移動させ、一次元センサ15
が伝送する距離に関する情報が急激に変化する位置この
実施例では受光が0となる位置で一次元センサ15を停
止させ同位置を孔第4地点Q4として記憶する。
【0030】演算手段21は、外周第1地点P1と外周
第2地点P2、あるいは外周第3地点P3と外周第4地
点P4、あるいは外周第1地点P1と外周第2地点P2
と外周第3地点P3と外周第4地点の平均値から一次元
センサ15と被測定物Wとの距離を求め、孔第1地点Q
1と孔第2地点Q2の中間かつ孔第3地点Q3と孔第4
地点Q4との中間を被測定物Wに設けられた孔Hの中心
Q0として求め、あらかじめティーチングされた孔Hの
中心P0との位置との距離を求める。直角座標ロボット
11を、被測定物WWに傾きがないように設置すれば、
外周第1地点P1と外周第2地点P2のみの平均値を求
めれば被測定物Wと一次元センサ15との距離が求めら
れる。
【0031】次に実施例の作用について説明する。
【0032】演算手段21は、各直角座標ロボット11
の第2軸13の駆動手段14を駆動させ一次元センサ1
5を移動し、ティーチングされた孔Hの中心P0位置か
ら一定距離外側の孔H非形成箇所である外周第1地点P
1に移動させ外周第1地点P1の一次元センサ15と被
測定物Wとの距離を記憶する。
【0033】ついで、演算手段21は、各直角座標ロボ
ット11の一次元センサ15を外周第1地点P1からテ
ィーチングされた孔Hの中心P0位置に移動させ、一次
元センサ15が伝送する距離に関する情報が急激に変化
する位置この実施例では受光が0となる位置を孔第1地
点Q1として記憶する。
【0034】次いで更に、演算手段21は各直角座標ロ
ボット11の一次元センサ15を、ティーチングされた
孔Hの中心P0と外周第1地点P1の反対側延長方向に
ティーチングされた孔Hの中心P0位置から一定距離外
側の孔H非形成箇所である外周第2地点P2に移動させ
外周第2地点P2の一次元センサ15と被測定物Wとの
距離を記憶する。
【0035】ついで、演算手段21は、各直角座標ロボ
ット11の一次元センサ15を外周第2地点P2からテ
ィーチングされた孔Hの中心P0位置に移動させる。
【0036】演算手段21は、各直角座標ロボット11
の一次元センサ15が伝送する距離に関する情報が急激
に変化する位置この実施例では受光が0となる位置を孔
第2地点Q2として記憶する。
【0037】次いで更に、演算手段21は各直角座標ロ
ボット11の一次元センサ15の駆動手段14を駆動さ
せ一次元センサ15を、外周第1地点P1と外周第2地
点P2とを結んだ線に対して直角にティーチングされた
孔Hの中心P0位置から一定距離外側の孔H非形成箇所
である外周第3地点P3に移動させ外周第3地点P3の
一次元センサ15と被測定物Wとの距離を記憶する。
【0038】ついで、各直角座標ロボット11の一次元
センサ15を外周第3地点P3からティーチングされた
孔Hの中心P0位置に移動させる。
【0039】演算手段21は、各直角座標ロボット11
の一次元センサ15が伝送する距離に関する情報が急激
に変化する位置この実施例では受光が0となる位置を孔
第3地点Q3として記憶する。
【0040】次いで更に、演算手段21は各直角座標ロ
ボット11の一次元センサ15を、ティーチングされた
孔Hの中心P0と外周第3地点P3の反対側延長方向に
ティーチングされた孔Hの中心P0位置から一定距離外
側の孔H非形成箇所である外周第4地点P4に移動させ
外周第4地点P4の一次元センサ15と被測定物Wとの
距離を記憶する。
【0041】ついで、演算手段21は各直角座標ロボッ
ト11の一次元センサ15を外周第4地点P4からティ
ーチングされた孔Hの中心P0位置に移動させる。
【0042】演算手段21は、各直角座標ロボット11
の一次元センサ15が伝送する距離に関する情報が急激
に変化する位置この実施例では受光が0となる位置を孔
第4地点Q4として記憶する。
【0043】演算手段21は、各測定点における外周第
1地点P1と外周第2地点P2、あるいは外周第3地点
P3と外周第4地点P4、外周第1地点P1と外周第2
地点P2と外周第3地点P3と外周第4地点の平均値か
ら一次元センサ15と被測定物Wとの距離を求め、各測
定点における孔第1地点Q1と孔第2地点Q2の中間か
つ孔第3地点Q3と孔第4地点Q4との中間を被測定物
Wに設けられた孔Hの中心Q0として求め、あらかじめ
ティーチングされた孔Hの中心P0との位置との距離を
求める。
【0044】各直角座標ロボット11における測定と、
あらかじめティーチングされた各測定値とを対比し、あ
らかじめティーチングされた車両の組立状態と、測定さ
れた車両Wの組立状態を対比する。
【0045】孔第1地点Q1と孔第2地点Q2との間
等、測定地点の間の距離が極端に短くなると計算の誤差
が大きくなる。また、孔Hの径の大小が極端に大きくな
ると、孔H以外の部分を測定している可能性がある。こ
れらの場合は、演算をキャンセルし、アラーム25を出
す。
【0046】測定結果は、ディスプレイ24に表示す
る。
【0047】
【発明の効果】 部品数が少なくてすみ、あらかじめテ
ィーチングする箇所は孔Hの中心のみでたる。更に、テ
ィーチングの変更により他の部位の測定が可能となり、
汎用性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の実施例の一部拡大斜視図
【図2】 この考案の実施例の一部拡大斜視図
【図3】 この考案の実施例の演算方法の説明図
【図4】 この考案の実施例の使用状態の斜視図
【符号の説明】
11 直角座標ロボット 12 第1軸 13 第2軸 14 駆動手段 15 一次元センサ 21 演算手段 H 孔 W 被測定物 P0 あらかじめティーチングされた孔中心位置 P1 外周第1地点 P2 外周第2地点 P3 外周第3地点 P4 外周第4地点 Q0 孔中心位置 Q1 孔第1地点 Q2 孔第2地点 Q3 孔第3地点 Q4 孔第4地点

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔が設けられた被測定物に沿って設
    置される第1軸と、第1軸に直交して被測定物に沿って
    設けられ第1軸上を移動する第2軸と、第2軸に沿って
    移動可能に第2軸に取り付けられ被測定物までの距離を
    測定し測定した距離に関する情報を順次伝送する一次元
    センサとをそれぞれ有する直角座標ロボットを車両の測
    定必要箇所に向けて設置し、各直角座標ロボットの第2
    軸の駆動手段および一次元センサの駆動手段に接続され
    るとともにあらかじめティーチングされた被測定物に設
    けられた孔の中心位置を記憶され、ティーチングされた
    孔の中心位置から一定距離外側の孔非形成箇所である外
    周第1地点に一次元センサを移動させ外周第1地点の一
    次元センサと被測定物との距離を記憶するとともに、一
    次元センサを外周第1地点からティーチングされた孔の
    中心位置に移動させ、一次元センサが伝送する距離に関
    する情報が急激に変化する位置を孔第1地点として記憶
    し、次いで更にティーチングされた孔の中心の外周第1
    地点の反対側延長方向にティーチングされた孔の中心位
    置から一定距離外側の孔非形成箇所である外周第2地点
    に一次元センサを移動させ外周第2地点の一次元センサ
    と被測定物との距離を記憶するとともに、一次元センサ
    を外周第2地点からティーチングされた孔の中心位置に
    移動させ、一次元センサが伝送する距離に関する情報が
    急激に変化する位置を孔第2地点として記憶し、次いで
    更に外周第1地点と外周第2地点とを結んだ線に対して
    直角にティーチングされた孔の中心位置から一定距離外
    側の孔非形成箇所である外周第3地点に一次元センサを
    移動させ外周第3地点の一次元センサと被測定物との距
    離を記憶するとともに、一次元センサを外周第3地点か
    らティーチングされた孔の中心位置に移動させ、一次元
    センサが伝送する距離に関する情報が急激に変化する位
    置を孔第3地点として記憶し、次いで更にティーチング
    された孔の中心の外周第3地点の反対側延長方向にティ
    ーチングされた孔の中心位置から一定距離外側の孔非形
    成箇所である外周第4地点に一次元センサを移動させ外
    周第4地点の一次元センサと被測定物との距離を記憶す
    るとともに、一次元センサを外周第4地点からティーチ
    ングされた孔の中心位置に移動させ、一次元センサが伝
    送する距離に関する情報が急激に変化する位置を孔第4
    地点として記憶し、外周第1地点と外周第2地点、ある
    いは外周第3地点と外周第4地点、あるいは外周第1地
    点と外周第2地点と外周第3地点と外周第4地点の平均
    値から各直角座標ロボットにおける一次元センサと被測
    定物との距離を求め、孔第1地点と孔第2地点の中間か
    つ孔第3地点と孔第4地点との中間を各直角座標ロボッ
    トにおける被測定物に設けられた各孔の中心として求
    め、あらかじめティーチングされた各孔の中心との位置
    との距離を求めることで、あらかじめティーチングされ
    た車両の組立状態と測定された車両の組立を比較する演
    算手段とからなることを特徴とする車両組立状態測定装
    置。
JP10775993A 1993-04-09 1993-04-09 車両組立状態測定装置 Expired - Lifetime JPH07100266B2 (ja)

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JP10775993A JPH07100266B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 車両組立状態測定装置

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JP10775993A JPH07100266B2 (ja) 1993-04-09 1993-04-09 車両組立状態測定装置

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JPH06297260A true JPH06297260A (ja) 1994-10-25
JPH07100266B2 JPH07100266B2 (ja) 1995-11-01

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ID=14467273

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008119786A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Nissan Diesel Motor Co Ltd ワーク識別装置及び識別方法
CN116878404A (zh) * 2023-07-27 2023-10-13 北京博科测试系统股份有限公司 一种汽车总装生产线上轮眉高度测量装置及测量方法

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