JPH06296494A - インドロピロロカルバゾール誘導体の製造法 - Google Patents
インドロピロロカルバゾール誘導体の製造法Info
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- JPH06296494A JPH06296494A JP5339788A JP33978893A JPH06296494A JP H06296494 A JPH06296494 A JP H06296494A JP 5339788 A JP5339788 A JP 5339788A JP 33978893 A JP33978893 A JP 33978893A JP H06296494 A JPH06296494 A JP H06296494A
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Abstract
ン原子、ヒドロキシ基等を示し、Rは水素原子、アミノ
基、低級アルキル基等を示す]で表される化合物を製造
する方法。 【効果】 上記一般式[II]で表される化合物は、優
れた抗腫瘍効果を有することからその有効な製造法は医
薬品製造分野においての利用が期待される。
Description
り、さらに詳細にはインドロピロロカルバゾール系の抗
腫瘍性物質の製造に際し、グリコシル基の導入を円滑か
つ効率的に行う方法として有用である。
行って、微生物代謝産物中に新規な抗腫瘍性物質BE−
13793C(12,13−ジヒドロ−1,11−ジヒ
ドロキシ−5H−インドロ[2,3−a]ピロロ[3,
4−c]カルバゾール−5,7(6H)−ジオン)を見
出し、先の特許出願(特開平3−20277号)におい
て開示した「ザ・ジャーナル・オブ・アンチビオティク
ス(J.Antibiotics)第44巻、723〜
728頁(1991年)参照]。また、本発明者らは、
上記BE−13793Cの13位に単糖残基を導入する
ことにより、より優れた抗腫瘍活性を示す、一般式
低級アルキル基、低級アルキルカルボニルオキシ基及び
低級アルコキシ基よりなる群から選ばれる同一又は異な
る1〜3個の置換基で置換されていてもよい炭素数5〜
7個の単糖残基を示す]で表されるインドロピロロカル
バゾール誘導体を見出し、開示した(国際公開 WO9
1/18003)。そしてさらに研究を行った結果、該
インドロピロロカルバゾール誘導体の13位に単糖残基
を導入し、かつ、6位に種々の化学修飾を加え、一般式
ルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、アリ
ール基、アラルキル基又は複素環基(該低級アルキル
基、低級アルケニル基、低級アルキニル基、アリール
基、アラルキル基及び複素環基は、カルボキシル基、カ
ルバモイル基、スルホ基、アミノ基、シアノ基、モノ−
低級アルキルアミノ基、ジ−低級アルキルアミノ基、ヒ
ドロキシ基及びハロゲン原子よりなる群から選ばれる1
〜5個の置換基を有していても良い)或いは式:−Y−
R3の基を示し、ここで、Yはカルボニル基、チオカル
ボニル基又はスルホニル基を示し、R3は水素原子、低
級アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアル
キル基、アリール基、アラルキル基、低級アルコキシ
基、ヒドラジノ基、アミノ基、アリールアミノ基、カル
バモイル基又は複素環基(該低級アルキル基、シクロア
ルキル基、シクロアルキルアルキル基、アリール基、ア
ラルキル基及び複素環基はハロゲン原子、保護されてい
てもよいヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシル基、カ
ルバモイル基、シアノ基及び低級アルコキシカルボニル
基よりなる群から選ばれる1〜4個の置換基を有してい
ても良く、そして該アミノ基及びカルバモイル基はさら
にハロゲン原子、ヒドロキシ基、アミノ基、カルボキシ
ル基、カルバモイル基及び低級アルコキシカルボニル基
よりなる群から選ばれる置換基で置換されていても良い
低級アルキル基でモノ−又はジ−置換されていてもよ
い)を示すか、或いはR1とR2は一緒になって低級アル
キリデン基(該低級アルキリデン基はアミノ基、モノ−
低級アルキルアミノ基、ジ−低級アルキルアミノ基、ヒ
ドロキシ基、カルボキシル基及びスルホ基よりなる群か
ら選ばれる1〜4個の置換基を有していても良い)を示
すか、或いはR1とR2はそれらが結合している窒素原子
と一緒になって複素環基(該複素環基はアミノ基、ヒド
ロキシ基、カルボキシル基及びスルホ基よりなる群から
選ばれる基で置換されていても良い低級アルキル基をそ
の環上に有していても良い)を形成し、Gは五炭糖基又
は六炭糖基を示し、X1及びX2はそれぞれ独立に水素原
子、ハロゲン原子、アミノ基、モノ−低級アルキルアミ
ノ基、ジ−低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、低級
アルコキシ基、アラルコキシ基、カルボキシル基、低級
アルコシカルボニル基又は低級アルキル基を示す]で表
される化合物又はその製薬学的に許容しうる塩がさらに
一層強い抗腫瘍活性を示すことを見出し、欧州特許公開
公報 EP−A−545195において開示した。
開 WO91/18003及び欧州特許公開公報054
5195 A1)において開示したインドロピロロカル
バゾール系の抗腫瘍性物質の製造において、グリコシル
基を導入するに際し、より円滑に且つ効率よく導入を行
う方法を見出すことが本発明が解決しようとする課題で
ある。
を解決すべく、種々の方法を考案した結果、微生物を用
いてグリコシル基を導入する方法が著しく効率的である
ことを見出して本発明を完成した。
ン原子、アミノ基、モノ−低級アルキルアミノ基、ジ−
低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ
基、アラルコキシ基、カルボキシル基、低級アルコキシ
カルボニル基、低級アルカノイルオキシ基又は低級アル
キル基を示し、Rは水素原子、アミノ基、ホルミルアミ
ノ基、低級アルカノイルアミノ基、モノ低級アルキルア
ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、低級
アルコキシ基、アラルコキシ基、アラルキル基又は低級
アルキル基を示す]で表される化合物を微生物の培養液
中に懸濁若しくは溶解し、微生物変換によって、一般式
[II]
れる化合物に変換する製法である。
味を説明する。
は化合物の炭素数が6個以下であることを意味する。従
って、低級アルキル基とは、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチ
ル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘキシル基等の炭
素数1〜6個のアルキル基を意味する。
セチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、イソプロピオ
ニルオキシ基、ブタノイルオキシ基、イソブタノイルオ
キシ基、ペンタノイルオキシ基、イソペンタノイルオキ
シ基、ヘキサノイルオキシ基等の炭素数2〜6個のアル
カノイルオキシ基を意味する。
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブ
トキシ基、イソブトキシ基、ペンチルオキシ基、イソペ
ンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基等の炭素数1〜6個
のアルコキシ基を意味する。
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基、ペントキシカルボニル基等の炭素数
2〜6個のアルコキシカルボニル基を意味する。
ル基、フェニルプロピル基、α−ナフチルメチル基、β
−ナフチルメチル基、ナフチルエチル基、テトラヒドロ
ナフチルメチル基等の炭素数7〜12個のアラルキル基
を意味する。
シ基、フェネチルオキシ基、フェニルプロポキシ基、α
−ナフチルメトキシ基、β−ナフチルメトキシ基、ナフ
チルエトキシ基、テトラヒドロナフチルメトキシ基等の
炭素数7〜12個のアラルコキシ基を意味する。
チルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イ
ソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミ
ノ基、ペンチルアミノ基、イソペンチルアミノ基、ヘキ
シルアミノ基等の炭素数1〜6個のモノアルキルアミノ
基を意味する。
チルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチルプロピルアミ
ノ基、メチルプロピルアミノ基、ブチルエチルアミノ
基、メチルペンチルアミノ基、エチルヘキシルアミノ基
等の炭素数1〜6個のアルキル基を窒素原子上に2個有
するジアルキルアミノ基を意味する。
セチルアミノ基、プロピオニルアミノ基、イソプロピオ
ニルアミノ基、ブタノイルアミノ基、イソブタノイルア
ミノ基、ペンタノイルアミノ基、イソペンタノイルアミ
ノ基、ヘキサノイルアミノ基等の炭素数2〜6個のアル
カノイルアミノ基を意味する。
臭素原子及びヨウ素原子を意味する。
ルトロース、グルコース、マンノース、グロース、イド
ース、ガラクトース、タロース残基を例示することがで
き、グルコース残基が特に好ましい。
る。
リコシレーションし、化合物[II]を製造する方法で
ある。従って本発明に使用する微生物は化合物[I]を
グリコシレーションすることのできる微生物であればい
ずれでも良いが、例えば千葉県市原市養老渓谷の土壌よ
り分離された放線菌の一種、ミクロテトラスポラ・エス
ピー(Microtetraspora sp.)A3
4549株又はサッカロスリクス・エヤロコロニジェネ
ス(Saccharothrix aerocolon
igenes)ATCC39243等が使用できる。
す。 1.形態 A34549株は、真性の気菌糸を着生せず、基生菌糸
上に胞子は見られない。また、菌糸の分断も認められ
ず、胞子のう及び菌核等の特殊な器官も観察されない。 2.各種寒天平板培地における培養性状 各種寒天平板培地において28℃、14日間培養した結
果を第1表に示す。
養) 18℃〜43℃で生育し、最適生育温度は30℃前後と
思われる。 4.生理学的諸性質 (1)ゼラチンの液化 陽性
(弱い) (グルコース・ペプトン・ゼラチン培地) (2)スターチの加水分解 陰性 (スターチ・無機塩寒天培地) (3)脱脂粉乳の凝固 陰性 (スキムミルク培地) (4)脱脂粉乳のペプトン化 陽性
(弱い) (スキムミルク培地) (5)メラニン様色素の生成 陰性 (6)食塩耐性 食塩含
有量2%以下で生育 (イースト・麦芽寒天培地) 5.炭素源の利用能 プリドハム・ゴドリーブ寒天を基礎培地とし、下記各種
糖を添加して28℃、14日間培養したが生育は見られ
ず、判定することが出来なかった。
ラビノース、L−ラムノース、D−フルクトース、D−
ガラクトース、ラフィノース、D−マンニトール、イノ
シトール、サリシン、シュクロース 6.菌体成分 細胞壁からはmeso−ジアミノピメリン酸が検出され
たがグリシン、アラビノース及びガラクトースは検出さ
れず、細胞壁タイプはIII型であることが示唆され
た。全菌体主要糖成分はマデュロース(アラビノース、
ガラクトース及びキシロースを含まない)が検出され、
糖パターンはB型、またリン脂質タイプはPIVであ
り、、メナキノンの主成分はMK−9(H4)であっ
た。
放線菌ミクロテトラスポーラ属に属すると考えられ、A
34549株をミクロテトラスポーラ エスピー A3
4549(Microtetraspora sp.A
34549)と称することとした。
工業技術院微生物工業技術研究所に寄託された[微工研
菌寄第13292号(FERM P−13292)]
が、1993年2月25日に国際寄託に移管された(F
ERM BP−4206)。
する微生物の変異株は、例えばX線若しくは紫外線等の
照射処理、例えばナイトロジェン・マスタード、アザセ
リン、亜硝酸、2−アミノプリン若しくはN−メチル−
N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(NTG)等の
変異誘起剤による処理、ファージ接触、形質転換、形質
導入又は接合等の通常用いられる菌種変換処理方法によ
り一般式[I]で表される化合物をグリコシレーション
し、一般式[II]で表される化合物に変換する能力を
有する微生物を変異させた微生物である。
に際して用いる微生物株は、栄養源含有培地に接種して
好気的に発育させる。栄養源としては、微生物の栄養源
として公知のものが使用できる。例えば、炭素源として
は、市販されているグルコース、アロース、アルトロー
ス、マンノース、グロース、イドース、ガラクトース、
タロース、グリセリン、麦芽糖、デンプン、庶糖、糖蜜
又はデキストリンなどが単独又は混合物として用いられ
る。窒素源としては、市販されている大豆粉、コーング
ルテンミール、コーンスティープリカー、肉エキス、酵
母エキス、綿実粉、ペプトン、小麦胚芽、魚粉、無機ア
ンモニウム塩又は硝酸ナトリウムなどが単独又は混合物
として用いられる。無機塩としては、市販されている炭
酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸マ
グネシウム又は各種リン酸塩などを使用することができ
る。その他必要に応じて、鉄、マンガン、モリブデン、
銅又は亜鉛などの重金属塩を微量添加してもよい。ま
た、発泡の著しい時には、消泡剤として、例えば大豆油
又は亜麻仁油等の植物油、オクタデカノール等の高級ア
ルコール類、各種シリコン化合物等を適宜添加しても良
い。これらのもの以外でも、該微生物が利用し、生育に
役立つもの例えば3−(N−モルホリノ)プロパンスル
ホン酸又はホウ酸ナトリウムなどであれば、いずれも使
用することができる。
る他は一般の微生物代謝産物の生産方法と同様に行えば
よく、固体培養でも液体培養でもよい。液体培養の場合
は、静置培養、撹拌培養、振盪培養又は通気培養などの
いずれを実施してもよいが、特に振盪培養又は深部通気
撹拌培養が好ましい。培養温度は20℃〜37℃が適当
であるが、好ましくは25℃〜30℃である。好ましい
培地のpHは4〜8の範囲で、培養期間は2日間〜20
日間、好ましくは7日間〜15日間である。
取するには、微生物の生産する代謝物の培養物から採取
するのに通常使用される分離手段が適宜利用される。化
合物[II]は培養濾液中及び菌体中に存在するので、
培養濾液又は菌体より通常の分離手段、例えば溶媒抽出
法、イオン交換樹脂法又は吸着若しくは分配クロマトグ
ラフィー法及びゲル濾過法等を単独又は組合せて行うこ
とにより精製できる。また高速液体クロマトグラフィー
や薄層クロマトグラフィーなども抽出精製に利用可能で
ある。
原料化合物は、一般式[III]
前記の意味を有する]で表される化合物又は存在する官
能基が保護されたその誘導体に一般式
反応させ、必要に応じて保護基を除去することにより製
造するか、或は化合物[III]又はその官能基保護誘
導体にヒドラジンを反応させ、請求項1記載の一般式
[I]で表される化合物のうち、Rがアミノ基である化
合物を製造し、次いで、この化合物の構造式中、式
ラルキル化、アルキル化するか、或は化合物[III]
又はその官能基保護誘導体にヒドロキシルアミンを反応
させ、請求項1記載の一般式[I]で表される化合物の
うち、Rがヒドロキシ基である化合物を製造し、次いで
この化合物の構造式中、式
更に必要に応じて保護基の除去を行うことにより製造す
ることができる。
I]のうちAが−NH−である化合物は、公知の方法、
例えばダブル・フィッシャー・インドリゼーション法
[ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー
(J.Org.Chem.)第54巻、824〜828
頁(1989年)参照]により製造することができる。
また、別の方法としては、ジャーナル・オブ・ザ・ケミ
カル・ソサイエティ・パーキン・トランスアクションズ
I(J.Chem..Soc.Perkin Tra
nsactions I)2475〜2480頁(19
90年)に記載のインドロカルバゾールの合成法も挙げ
ることができる。また更に、テトラヘドロン(Tetr
ahedron)第44巻、2887〜2892頁(1
988年)に記載の合成法を利用することもできる。ま
た、出発原料化合物[III]のうち、Aが酸素原子で
ある化合物は、参考例3に示す方法によって製造するこ
とができる。
でき、また公知の方法で製造することもできる。
の官能基保護誘導体と一般式[IV]で表される化合物
との反応は化学の分野で広く知られたイミド又は酸無水
物とヒドラジン、ヒドラジン誘導体、ヒドロキシアミ
ン、アルコキシアミン又は低級アルキルアミンとの反応
である。この反応は、化合物[III]に化合物[I
V]を無溶媒で直接反応させて良いが、反応に悪影響を
及ぼさない溶媒、例えばテトラヒドロフラン等を反応溶
媒として使用してもよい。反応に用いる化合物[IV]
の量は化合物[III]又はその官能基保護誘導体に対
して通常少過剰から大過剰用いて行うことができるが、
無溶媒の場合には10〜40モルの過剰量を用いること
が好ましい。
であり、必要に応じてこれ以上又はこれ以下の温度を選
択することもできる。反応時間は通常約30分〜約2日
間の範囲内であるが必要に応じてこれ以上又はこれ以下
の時間で行うこともできる。
される化合物のうちRがアミノ基である化合物中の、式
いられる方法で行うことができ、例えばギ酸、ホルムア
ミド、ジメチルホルムアミド等と加熱するか、又は、反
応に悪影響を及ぼさない溶媒中若しくは無溶媒でギ酸と
酸無水物との混合物を反応させる方法等により行うこと
ができる。
ムアミド等との反応は、約30℃〜溶媒の沸点の範囲内
で行われるが、必要に応じて、これ以上又はこれ以下の
温度で行うこともでき、反応時間は、通常約30分〜約
2日間の範囲内である。この際、塩酸、硫酸等の酸触媒
の存在下に行うことが好ましい。
場合は、通常約−5℃〜室温の範囲内で行われるが、必
要に応じてこれ以上又はこれ以下の範囲で行うこともで
き、また、反応時間は通常約10分間〜約5時間である
が、必要に応じて、これより長く又は短くすることもで
きる。
適当な溶媒中、対応する低級アルカン酸ハロゲン化物又
は酸無水物を反応させる方法等により行うことができ
る。
の範囲内で行われるが、必要に応じて、これ以下の温度
で行うこともできる。
がアミノ基である一般式[I]の化合物に対して、少過
剰量使用されるが、必要に応じて、これ以下又はこれ以
上を用いることもでき、反応時間は、通常、約30分か
ら約2日間である。
のアルキル化反応は、公知の方法、例えばアルキルハラ
イド、アルキルメシレート又はアルキルトシレート等と
の反応、又はアルデヒド化合物若しくはケトン化合物と
縮合、還元反応等により行うことができる。
化合物のアラルキル化反応は、アルキル化反応と同様の
方法により行うことができる。
表される化合物のうちAが−NH−である化合物のAを
アラルキル化又はアルキル化することができ、請求項1
記載の一般式[I]で表される化合物のうちRがアラル
キル基又は低級アルキル基である化合物を製造すること
ができる。
化学分野で広く知られた方法で行うことができる。
分野における公知の方法、例えば沈澱法、溶媒抽出法、
再結晶、クロマトグラフィー法等により精製することが
できる。
り具体的に説明するが、本発明はこれら実施例のみに限
定されるものではない。 参考例1式
光純薬)3mlに溶解し、室温に1時間撹拌した。濃塩
酸を溶液が酸性になるまで加え、生じた沈殿を濾取し、
精製水で洗浄後、減圧下に乾燥することにより、表題の
式[V]で表される化合物0.53gを得た(収率98
%)。
ゲル60F254,展開溶媒:クロロホルム−メタノール
−テトラヒドロフラン=3:1:1) HPLC;19.1分(カラム:クロマトレックスOD
S,内径4.6mm,長さ250mm,検出:UV30
5nm,流速:1ml/分,移動相:50%から100
%メタノールまで,30分間のリニアグラジエント) FAB−MS(m/z):373[M+H]+ 1 H−NMR(400MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):11.6(2H,s),10.2(2H,
s),8.44(2H,d,J=7.8Hz),7.1
4(2H,t,J=7.8Hz),6.98(2H,
d,J=7.8Hz),4.90(2H,s) 参考例2式
テトラヒドロフラン溶液(0.93モル,6.9ml)
を45℃に加温し、これに6−メトキシインドール(9
49mg)のトルエン溶液(7.8ml)を添加した。
40分後に2,3−ジブロモ−N−メチルマレイミド
(388mg)のトルエン溶液(7.8ml)を40分
間を要して滴下により添加し、次いで2時間還流した。
反応液を氷冷し、20%クエン酸水溶液を添加後、酢酸
エチルで抽出し、有機溶媒層を減圧下に濃縮し、残留物
をセファデックスLH−20のカラムクロマトグラフィ
ーを行って、メタノールで展開することにより、2,3
−ビス−(6−メトキシ−1H−インドール−3−イ
ル)−N−メチルマレイミド415mgを得た(収率7
2%)。
3−ビス−(6−メトキシ−1H−インドール−3−イ
ル)−N−メチルマレイミド410mgと、2,3−ジ
クロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン(D
DQ)255mgと、触媒量のp−トルエンスルホン酸
を乾燥ベンゼン150mlに添加し、45分間アルゴン
気流下で還流した。反応液を冷却後、飽和チオ硫酸ナト
リウム水溶液を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、次いで飽和
食塩水で洗浄した後、減圧下に濃縮した。得られた残留
物をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム−メ
タノール−テトラヒドロフラン=30:1:1)に付
し、次いでクロロホルム−メタノール(10:1)で展
開することにより、トリメチルアルチリアフラビンC
250mgを得た(収率62%)。
メチルアルチリアフラビンC 250mgと、ピリジン
塩酸塩2.2gとの混合物を封管中180℃で90分間
加熱した。反応物を冷却し、N,N−ジメチルホルムア
ミドと1N塩酸とで希釈後、酢酸エチルで抽出した。有
機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄後、減圧下に濃縮乾
固し、残留物をセファデックスLH−20のクロマトグ
ラフィー用カラムにかけ、メタノールで展開することに
より、表題の式[VI]で表される化合物(6−メチル
アルチリアフラビンC)131mgを得た(収率56
%)。
H]+ 1 H−NMR(300MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):11.35(2H,s),9.73(2H,
s),8.70(2H,d,J=8.6Hz),7.0
4(2H,d,J=2.0Hz),6.78(2H,d
d,J=8.6,2.0Hz),3.14(3H,s) 参考例3式
1.2gを添加し、室温で5時間撹拌した。反応液のp
Hを濃塩酸を用いて1.0に調整することにより生じた
沈殿を濾取し、水30mlで洗浄後、減圧下に乾燥し、
表題の式[VII]で表される化合物965mgを得た
(収率80%)。
H]+ 1 H−NMR(500MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):11.9(2H,brs),10.4(2H,
brs),8.24(2H,d,J=7.8Hz),
7.18(2H,t,J=7.8Hz),7.01(2
H,d,J=7.8Hz) 実施例112,13−ジヒドロ−1,11−ジヒドロキシ−13
−(β−D−グルコピラノシル)−5H−インドロ
[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾール−
5,7(6H)−ジオンの製造法 斜面寒天培地に培養したミクロテトラスポラ・エスピー
(Microtetraspora sp.) A34
549株をグルコース0.2%、デキストリン2.0
%、オートミ−ル0.5%、脱脂米ヌカ0.5%、脱脂
肉骨粉0.2%、乾燥酵母0.1%、硫酸マグネシウム
・7水和物0.05%、臭化ナトリウム0.05%、塩
化ナトリウム0.5%、リン酸水素二カリウム0.1%
からなる培地(滅菌前pH7.2)110mlを含む5
00ml容の培養用三角フラスコ1本に接種し、28℃
で8日間、回転振盪機(毎分180回転)上で培養し
た。この培養液2mlを上記組成の培地110mlを含
む500ml容の培養用三角フラスコ20本に接種し、
28℃で回転振盪機(毎分180回転)上で培養した。
9日間培養した時点で、1フラスコあたりBE−137
93Cの20mg/mlジメチルスルホキシド溶液0.
5mlを添加し、同上条件下で更に15日間培養した。
K)3Lで抽出した。MEK抽出液を減圧下で濃縮し
た。得られた濃縮液を酢酸エチルを用いて抽出した。酢
酸エチル抽出液(850ml)を無水硫酸ナトリウムで
脱水後、濃縮乾固した。これをシリカゲルのカラムクロ
マトグラフィー(内径2cm,長さ30cm,BW−3
50シリカゲル,富士デヴィソン化学社製)に付し、ク
ロロホルム−メタノール−テトラヒドロフラン−28%
アンモニア水(2:1:3:0.2)で洗浄後、クロロ
ホルム−メタノール−テトラヒドロフラン(3:1:
1)で溶出した。目的物を含む分画を濃縮乾固した後、
少量のテトラヒドロフラン−エタノール(1:3)に溶
解し、セファデックスLH−20のカラムクロマトグラ
フィー(内径1.5cm,長さ87cm)に付し、エタ
ノールで溶出し、目的物を含む分画を濃縮乾固すること
により表題化合物、12,13−ジヒドロ−1,11−
ジヒドロキシ−13−(β−D−グルコピラノシル)−
5H−インドロ[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カ
ルバゾール−5,7(6H)−ジオン53.9mgを得
た。
ゲル60F254,展開溶媒;クロロホルム−メタノール
−テトラヒドロフラン−酢酸=3:1:1:0.1) HPLC;Rt 8.7分(カラム:クロマトレックス
ODS,内径4.6mm,長さ250mm,検出:UV
305nm,流速:1ml/分,移動相:メタノー
ル:水=6:4) HR FAB−MS(m/z):519.13131 H−NMR(400MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):11.0(1H,s),10.9(1H,
s),10.3(1H,brs),9.93(1H,b
rs),8.69(1H,d,J=7.8Hz),8.
51(1H,d,J=7.8Hz),7.17(2H,
t,J=7.8Hz),7.05(1H,d,J=9.
3Hz),7.01(1H,d,J=7.8Hz),
6.99(1H,d,J=7.8Hz),5.41(1
H,d,J=5.9Hz),5.34(1H,br
s),5.20(1H,d,J=5.4Hz),4.8
9(1H,brs),4.02(2H,m),3.74
(1H,m),3.63(2H,m),3.41(1
H,m) 実施例212,13−ジヒドロ−1,11−ジヒドロキシ−13
−(β−D−グルコピラノシル)−5H−インドロ
[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾール−
5,7(6H)−ジオンの製造法 斜面寒天培地に培養したサッカロスリクス エヤロコロ
ニジェネス(Saccharothrix aeroc
olonigenes)ATCC 39243株をグル
コース3.0%、ソーヤフラワー1.0%、綿実粕1.
0%及び炭酸カルシウム0.3%からなる培地(滅菌前
pH7.2)110mlを含む500ml容の培地用三
角フラスコ7本に接種し、28℃で48時間、回転振盪
機(毎分180回転)上で培養した。この培養液4ml
ずつをグルコース1.0%、デキストリン6.0%、亜
麻仁粕1.5%、粉末酵母0.5%、硫酸第一鉄7水和
物0.1%、リン酸二水素アンモニウム0.1%、硫酸
アンモニウム0.1%及び炭酸カルシウム1.0%から
なる培地(滅菌前pH7.2)110mlを含む500
ml容の培地用三角フラスコ150本に接種し、28℃
で回転振盪機(毎分180回転)上で培養した。120
時間培養した時点で、1フラスコあたりBE−1379
3Cの22mg/ml ジメチルスルホキシド(DMS
O)溶液0.5mlを添加し、同上条件下で更に120
時間培養した。
ノールで2回(5.1L,5.6L)、テトラヒドロフ
ランで2回(2.2L,2.3L)抽出した。メタノー
ル及びテトラヒドロフラン抽出液を合わせて約1600
mlまで濃縮した。濃縮して得られた水溶液をヘキサン
(780ml)で抽出して不純物を除去し、この水層を
酢酸エチル3.3Lを用いて抽出した。酢酸エチル抽出
液を濃縮乾固し、得られた残渣を酢酸エチル約90ml
で洗浄した後の残渣をメタノール約90mlで抽出し
た。メタノール抽出液を濃縮乾固して、694mgの黄
橙色固体を得た。これをメタノール40mlに溶解し、
メタノールを溶出液としたセファデックスLH−20
(3.0×53cm,ファルマシア社製)のカラムクロ
マトに付し、目的の化合物を含む分画を集めて濃縮乾固
した。これをシリカゲルのカラムクロマトグラフィー
(1.5×46cm,キーゼルゲル60,メルク社)に
付し、クロロホルム、次いでクロロホルム:メタノール
(10:1)で洗浄後、酢酸エチル:メタノール(1
0:1)で溶出した。溶出液を濃縮乾固して目的の表題
化合物、12,13−ジヒドロ−1,11−ジヒドロキ
シ−13−(−D−グルコピラノシル)−5H−インド
ロ[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾール−
5,7(6H)−ジオン(169mg)を得た。
は、実施例1で得られた化合物の物性データと同一であ
る。 実施例36−アミノ−12,13−ジヒドロ−1,11−ジヒド
ロキシ−13−(β−D−グルコピラノシル)−5H−
インドロ[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾ
ール−5,7(6H)−ジオンの製造法 斜面寒天培地に培養したサッカロスリクス エヤロコロ
ニジェネス(Saccharothrix aeroc
olonigenes)ATCC 39243株をグル
コース3.0%、ソーヤフラワー1.0%、綿実粕1.
0%及び炭酸カルシウム0.3%からなる培地(滅菌前
pH7.2)(培地A)110mlを含む500ml容
の培地用三角フラスコ1本に接種し、28℃で72時
間、回転振盪機(毎分180回転)上で培養した。この
培養液2mlずつをグルコース1.0%、デキストリン
6.0%、亜麻仁粕1.5%、粉末酵母0.5%、硫酸
第一鉄7水和物0.1%、リン酸二水素アンモニウム
0.1%、硫酸アンモニウム0.1%及び炭酸カルシウ
ム1.0%からなる培地(滅菌前pH7.2)(培地
B)110mlを含む500ml容の培地用三角フラス
コ8本に接種し、28℃で回転振盪機(毎分180回
転)上で培養した。120時間培養した時点で、1フラ
スコあたり6−アミノ−12,13−ジヒドロ−1,1
1−ジヒドロキシ−5H−インドロ[2,3−a]ピロ
ロ[3,4−c]カルバゾール−5,7(6H)−ジオ
ンの50mgを含むテトラヒドロフラン−メタノール
(3:7)溶液1mlを添加し、同上条件下で更に96
時間培養した。
ラヒドロフラン800mlで抽出した。得られた抽出液
750mlを減圧乾固した後、水500mlより、酢酸
エチル−n−ブタノール(10:1)溶液で2回抽出し
た。酢酸エチル、ブタノール層を減圧濃縮後、シリカゲ
ルクロマトグラフィー(2.5×45cm,キーゼルゲ
ル60,メルク社)に付し、クロロホルム−メタノール
−テトラヒドロフラン−25%アンモニア水(2:1:
3:0.2)、次いでメタノール−テトラヒドロフラン
−25%アンモニア水(1:3:0.2)で溶出した。
目的の溶出液を減圧乾固後、残渣を少量のテトラヒドロ
フランを含むエタノールに溶解し、濃縮することによ
り、沈殿として表題化合物143mgを得た。
ゲル60F254,展開溶媒:クロロホルム−メタノール
−テトラヒドロフラン=3:1:1) HPLC;Rt 17.5分(カラム:クロマトレック
スODS,内径4.6mm,長さ250mm,検出:U
V 305nm,流速:1ml/分,移動相:50%か
ら100%メタノールまで,30分間のリニアグラジエ
ント) FAB−MS(m/z):535[M+H]+ 1 H−NMR(400MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):10.9(1H,s),10.4(1H,
s),10.0(1H,s),8.73(1H,d,J
=7.8Hz),8.55(1H,d,J=7.8H
z),7.19(2H,t,J=7.8Hz),7.0
5(1H,d,J=9.3Hz),7.02(1H,
d,J=7.8Hz),6.90(1H,d,J=7.
8Hz),5.42(1H,d,J=5.9Hz),
5.34(1H,brs),5.22(1H,br
s),4.96(2H,brs),4.91(1H,
d,J=4.9Hz),4.01(2H,m),3.7
4(1H,m),3.63(2H,m),3.39(1
H,m) 実施例46−メチル−12,13−ジヒドロ−2,10−ジヒド
ロキシ−13−(β−D−グルコピラノシル)−5H−
インドロ[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カルバゾ
ール−5,7(6H)−ジオンの製造法 斜面寒天培地に培養したサッカロスリクス・エヤロコロ
ニジェネス(Saccharothrix aeroc
olonigenes)ATCC39243株を実施例
3に記載されている培地A 110mlを含む500m
l容の培地用三角フラスコ1本に接種後、実施例3記載
の培養条件を用いて72時間培養した後、この培養液2
mlずつを実施例3記載の培地Bを含む500ml容の
三角フラスコ2本に接種し、同様の培養条件を用いて1
20時間培養した時点で、1フラスコあたり、6−メチ
ル−12,13−ジヒドロ−2,10−ジヒドロキシ−
5H−インドロ[2,3−a]ピロロ[3,4−c]カ
ルバゾール−5,7(6H)−ジオンの10mgを含む
メタノール1mlを添加し、更に120時間培養した。
ラヒドロフラン100mlで2回抽出した。得られた抽
出液を減圧乾固後、水50mlより酢酸エチル50ml
で4回抽出した。酢酸エチル層を減圧下で濃縮乾固しエ
タノールに溶解し、セファデックスLH−20(1.5
×90cm,ファルマシア社製)のカラムクロマトグラ
フィーに付し、エタノールで溶出した。目的の化合物を
含むフラクションを減圧濃縮乾固して、表題化合物1
1.1mgを得た。
ゲル60F254,展開溶媒:クロロホルム−メタノール
−テトラヒドロフラン=3:1:1) HPLC;Rt 20.0分(カラム:クロマトレック
スODS,内径4.6mm,長さ250mm,検出:U
V 305nm,流速:1ml/分,移動相:50%か
ら100%メタノールまで,30分間のリニアグラジエ
ント) FAB−MS(m/z):534[M+H]+ 1 H−NMR(400MHz,DMSO−d6),δ(p
pm):11.2(1H,s),9.76(2H,br
s),8.88(1H,d,J=8.3Hz),8.8
0(1H,d,J=8.8Hz),7.18(1H,
d,J=2.0Hz),6.98(1H,d,J=2.
0Hz),6.83(1H,dd,J=8.3,2.0
Hz),6.80(1H,dd,J=8.8,2.0H
z),5.98(1H,d,J=8.8Hz),5.8
7(1H,t,J=3.4Hz),5.35(1H,
d,J=4.9Hz),5.13(1H,d,J=3.
9Hz),4.95(1H,d,J=4.4Hz),
4.01(1H,dd,J=10.7,3.4Hz),
3.91(2H,m),3.77(1H,m),3.5
1(2H,m),3.15(3H,s)
インドロピロロカルバゾール誘導体の製造に極めて効率
的なことから医薬品製造の分野において有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、X1及びX2はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、アミノ基、モノ−低級アルキルアミノ基、ジ−
低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ
基、アラルコキシ基、カルボキシル基、低級アルコキシ
カルボニル基、低級アルカノイルオキシ基又は低級アル
キル基を示し、Rは水素原子、アミノ基、ホルミルアミ
ノ基、低級アルカノイルアミノ基、モノ低級アルキルア
ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、ヒドロキシ基、低級
アルコキシ基、アラルコキシ基、アラルキル基又は低級
アルキル基を示す]で表される化合物をグリコシレーシ
ョンする能力を有する微生物と培養し、その培養液から
一般式[II] 【化2】 [式中、X1、X2及びRは前記と同じ意味を有する]で
表される化合物を採取することを特徴とする一般式[I
I]で表される化合物の製造法。 - 【請求項2】グリコシレーションする能力を有する微生
物がミクロテトラスポラ(Microtetraspo
ra)属又はサッカロスリクス(Saccharoth
rix)属に属する微生物或はその変異株であることを
特徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】グリコシレーションする能力を有する微生
物がミクロテトラスポラ・エスピー(Microtet
raspora sp.)A34549株又はサッカロ
スリクス・エヤロコロニジェネス(Saccharot
hrix aerocolonigenes)ATCC
39243株或はその突然変異株であることを特徴とす
る請求項1記載の製造法。 - 【請求項4】X1及びX2がヒドロキシ基であり、Rが水
素原子、アミノ基又は低級アルキル基であり、式 【化3】 で表される基がグルコース残基であることを特徴とする
請求項1記載の製造法。 - 【請求項5】請求項1記載の化合物[I]を化合物[I
I]に変換する能力を有するミクロテトラスポラ(Mi
crotetraspora)属に属する微生物又はそ
の変異株。 - 【請求項6】ミクロテトラスポラ・エスピー(Micr
otetraspora sp.)A34549株又は
その変異株であることを特徴とする請求項5記載の微生
物。
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