JPH0629612Y2 - ダクト - Google Patents

ダクト

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JPH0629612Y2
JPH0629612Y2 JP1985164925U JP16492585U JPH0629612Y2 JP H0629612 Y2 JPH0629612 Y2 JP H0629612Y2 JP 1985164925 U JP1985164925 U JP 1985164925U JP 16492585 U JP16492585 U JP 16492585U JP H0629612 Y2 JPH0629612 Y2 JP H0629612Y2
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JP
Japan
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duct
duct piece
piece
sectional area
pieces
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JP1985164925U
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JPS6272540U (ja
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一 辻中
貞男 和田
良次 林
修史 杉浦
悠一郎 菱田
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Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Takenaka Corp
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Takenaka Corp
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調用や換気用の空気、あるいはその他の気
体を輸送するために用いるダクトに関する。詳述する
と、ダクトピースにそれよりも断面積が小さなダクトピ
ースを、前者ダクトピース内に収納された短縮位置と前
者ダクトピースよりも軸芯方向に突出して端部において
前者ダクトピースに接続する伸長位置とにスライド自在
に嵌合させて、ダクトピースのスライドにより伸縮する
ように構成してあるものに関する。
〔従来の技術〕
この種のダクトによるときは、短縮することにより嵩を
小さくできるから、現場への搬送や持ち運び等の取扱い
を容易に行なえる。しかも、それでいて、伸長すること
により、十分なダクト長さを得ることができるから、現
場での施工に際して、テープ等を用いたダクト同士の接
続部の数を少なくして施工性も同時に向上できる。
そのようなダクトとして従来では、実開昭52-69847号公
報においてみられるように、ダクトピースのうち、断面
積が小さなダクトピースを伸長位置にスライドさせて全
体を伸長させた状態において長手方向の一端に位置する
ダクトピースの断面積を最大に構成し、長手方向の他端
側に位置するものほど順に断面積が小さくなるように構
成し、伸長状態において端に位置するダクトピースの端
部のうち中間のダクトピースに接続しない自由端側の端
部を他のダクトなどの接続対象との接続部に構成したも
のが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来の技術によるときは、長手方向一端側
の接続部が断面積最大のダクトピースの端部から構成さ
れ、長手方向他端側の接続部が断面積最小のダクトピー
スの端部から構成されるから、接続部及び他のダクトな
どの接続対象にニップルを嵌め込み固定したり、テープ
を巻き付けたりするなどして接続部を接続対象に接続す
る接続作業のうち、長手方向他端側の接続部の接続作業
は、接続部が断面積小で取扱い易いことにより、行い易
いものの、長手方向一端側の接続部の接続作業は、接続
部が断面積最大で前記断面積小の接続部に比較して取り
扱いにくいことにより、行い難い。つまり、長手方向一
端側の接続部の接続対象への接続作業性が悪いという欠
点があった。
特に天井スラブ下に設置する場合には、次のような欠点
があった。
すなわち、天井スラブ下にダクトを設置する場合には、
天井スラブ下面とダクトとの間に、ダクトと接続対象と
へのテープの巻き付けなどの接続作業を行うことができ
る作業用の隙間を確保する必要がある。しかし、従来の
ダクトでは、断面積最大のダクトピースの端部から接続
部が形成されていたので、その断面積最大のダクトピー
スを、天井スラブ下面からの距離が前記作業用の隙間寸
法以上となるように設置する必要があり、その結果、ダ
クトの天井スラブ下面からの下方への突出量が大きくな
って、各種の用途に供されるダクトの下部空間を圧迫し
ていた。
本考案の目的は、接続作業性に優れ、特に天井スラブ下
に設置するものとして有用なダクトを提供する点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のダクトの特徴構成は、前記ダクトピースの3本
以上を一連に接続する状態に嵌合させ、それらダクトピ
ースのうち、断面積が小さなダクトピースを伸長位置に
スライドさせて全体を伸長させた状態において長手方向
の中間に位置するダクトピースの断面積を最大に構成
し、伸長状態において長手方向の端に位置するダクトピ
ースの端部のうち、中間のダクトピースに接続しない自
由端側の端部を接続対象との接続部に構成してある点に
ある。
〔作用〕
伸縮自在としながらも、ダクトピースのうち長手方向の
中間に位置するダクトピースを断面積最大のものにし、
伸長状態において長手方向の端に位置するとともに、断
面積最大のダクトピースよりも断面積が小さいダクトピ
ースの端部から他のダクトなどの接続対象に対する接続
部を構成してあるから、接続部の断面積を小さなものに
できる。その結果、断面積最大のダクトピースの端部か
ら接続部を構成してある従来に比較して、断面積最大の
ダクトピースの断面積を同じとしながらも、接続部の接
続対象への接続作業を行い易い。
特に天井スラブ下に設置する場合には、長手方向の端に
位置する断面積小のダクトピースと天井スラブ下面との
間に作業用の隙間を形成すれば良いから、断面積最大の
ダクトピースを、天井スラブ下面との距離が前記作業用
の隙間寸法以下となるように天井スラブ下面に近づけて
設置することができ、ダクトの下方への突出量を少なく
することができる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、搬送などの取扱いを容易簡便
に行うことができ、かつ、現場での他のダクト等との接
続工数を少なくできる伸縮自在なものでありながらも、
他のダクトなどの接続対象との接続を作業性良く行え、
特に天井スラブ下に設置するダクトとして、ダクトの下
部空間を圧迫することが少なくて有用なダクトを提供で
きるようになった。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
ダクト(D)は、第1図、第2図に示すように、中央のダ
クトピース(1)と両側の2つのダクトピース(2a)とから
成る。
中央のダクトピース(1)は、断面円形のテーパ状のもの
で、その長さ方向の中央あたりが最も径が大きく、1/10
00程度のテーパで両端側ほど小径になるように構成され
ている。
前記両側のダクトピース(2a)は、中央のダクトピース
(1)よりも若干小径、つまり、断面積が小さなもので、
同じく1/1000程度のテーパで一端側ほど小径になるよう
に構成され、かつ、前記ダクトピース(1)のほぼ1/2程度
の長さに構成されている。そして、これら2本のうち一
方のダクトピース(2a)は、前記中央のダクトピース(1)
の軸芯方向の一端側半部分に、その一端側半部分内に収
納された短縮位置と中央のダクトピース(1)よりも軸芯
方向に突出して端部において中央のダクトピース(1)に
接続する伸長位置とにスライド自在に嵌合しており、他
方のダクトピース(2a)も同様に前記中央のダクトピース
(1)の軸芯方向の他端側半分に嵌合している。
つまり、ダクト(D)は、中央のダクトピース(1)に対する
両側のダクトピース(2a)のスライドより、伸縮自在なも
のである。
そして、第1図に詳しく示すように、両側のダクトピー
ス(2a)を伸長位置にスライドさせて全体を伸長させ状態
において、中央のダクトピース(1)と両側のダクトピー
ス(2a)との端部が密着して嵌合し、両者間をシールする
ように構成されている。換言すると、テーパ状に構成さ
れた各ダクトピース(1),(2a)の端部が、直接シール手段
(3)として作用し、両者間を確実にシールするのであ
る。
かつ、第3図にも示すように、両側のダクトピース(2a)
の端部のうち伸長状態において中央のダクトピース(1)
に接続しない自由端側の端部が他のダクト(D)との接続
部(C)に構成されている。
したがって、搬送時などにおいては、両側のダクトピー
ス(2a)を中央のダクトピース(1)内に収納することによ
り、嵩を小さくして容易に取扱うことができる。そし
て、施工の際には、第2図に示すように、まず中央のダ
クトピース(1)をそれぞれ梁材(4)などで貫通させて固定
し、両側のダクトピース(2a),(2a)をスライドさせて全
体を伸長させるのである。その後、隣合うダクト(D)の
接続部(C)同士を接続する。
前記隣合うダクト(D)同士の接続手段、つまり、隣合う
ダクト(D)の両側のダクトピース(2a)の接続手段は、第
3図に示すように、ニップル(5)の両端に接着剤(12)に
塗布してダクトピース(2a)夫々を外嵌し、両者を鉄板ビ
ス(6)などで連結するとともに、その上からさらにテー
プ(7)などを巻き付けて両ダクトピース(2a)を接続する
手段である。
上記の構成によれば、少なくとも、中央のダクトピース
(1)と両側のダクトピース(2a)間については、何ら接続
作業を要せずにシールすることができるので、接続作業
を大幅に削減することができる。この場合、各梁材(4)
間の距離やダクトの全長を考慮して、各ダクトピース
(1),(2a)の長さを予め設定しておくことにより、両側の
ダクトピース(2a)を伸長させたとき、その端部を中央の
ダクトピース(1)の端部に確実に密着させて嵌合させる
ことができ、多少の誤差についてはニップル(5)への重
ね代で吸収することができる。
第4図および第5図は別の実施例を示し、今まで述べた
実施例のものと異なる点は、中央の大径のダクトピース
(1)も両側の小径のダクトピース(2a)もテーパ状に構成
されておらず、ともに直管状に構成されている点にあ
り、それに伴って、シール手段(3)も相違している。つ
まり、第4図に示すように、中央のダクトピース(1)の
両端内側にゴムや石綿などからなるシール部材(8)が固
着されていて、両側のダクトピース(2a)を伸長位置にス
ライドさせて全体を伸長させたとき、両側のダクトピー
ス(2a)端部の折曲部(9)が、それぞれシール部材(8)に当
接して、これら両ダクトピース(1),(2a)間をシールする
べく、前記シール部材(8)や折曲部(9)によってシール手
段(3)が形成されているのである。ただし、施工法につ
いては、先の実施例のものと全く同じである。
なお、これら両実施例においては、大径のダクトピース
(1)の両端部にそれぞれ小径のダクトピース(2a)を1本
づつスライド自在に取付けたもの示したが、小径のダク
トピース(2a)内にさらに小径のダクトピースをスライド
自在に取付け、大径のダクトピース(1)の両側方に小径
のダクトピースを複数段に伸長させるように構成して実
施することもできる。
また、今まで述べた実施例では、各ダクトピース(1),(2
a)の断面形状が全て円形であったが、角形にして実施す
ることもできる。要するに、各ダクトピース(1),(2a)の
断面積を異ならせて、断面積の大きなダクトピース(1)
内に小さなダクトピース(2a)を収納可能に構成しさえす
ればよい。さらに、各ダクトピース(1),(2a)の材質につ
いても特に限定はなく、普通の鉄板、亜鉛鍍鉄伴、ある
いは合成樹脂など、種々の材料で形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るダクトの実施例を示し、第1図、第
3図は要部の縦断側面図、第2図は施工状態を示す側面
図、第4図は別の実施例を示す要部の縦断側面図、第5
図はその施工状態を示す側面図である。 (1)……断面積の大きなダクトピース、 (2a)……断面積の小さなダクトピース、 (C)……接続部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 和田 貞男 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 林 良次 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 杉浦 修史 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 菱田 悠一郎 大阪府大阪市北区芝田1丁目4番8号 高 砂熱学工業株式会社大阪支店内 (56)参考文献 実開 昭52−69847(JP,U) 実開 昭52−7005(JP,U) 実開 昭60−4839(JP,U) 実公 昭54−45475(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクトピースにそれよりも断面積が小さな
    ダクトピースを、前者ダクトピース内に収納された短縮
    位置と前者ダクトピースよりも軸芯方向に突出して端部
    において前者ダクトピースに接続する伸長位置とにスラ
    イド自在に嵌合させてあるダクトであって、前記ダクト
    ピースの3本以上を一連に接続する状態に嵌合させ、そ
    れらダクトピースのうち、断面積が小さなダクトピース
    を伸長位置にスライドさせて全体を伸長させた状態にお
    いて長手方向の中間に位置するダクトピースの断面積を
    最大に構成し、伸長状態において長手方向の端に位置す
    るダクトピースの端部のうち、中間のダクトピースに接
    続しない自由端側の端部を接続対象との接続部に構成し
    てあるダクト。
JP1985164925U 1985-10-26 1985-10-26 ダクト Expired - Lifetime JPH0629612Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164925U JPH0629612Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26 ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985164925U JPH0629612Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26 ダクト

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Publication Number Publication Date
JPS6272540U JPS6272540U (ja) 1987-05-09
JPH0629612Y2 true JPH0629612Y2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=31094489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985164925U Expired - Lifetime JPH0629612Y2 (ja) 1985-10-26 1985-10-26 ダクト

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JPS6272540U (ja) 1987-05-09

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