JPH0629606B2 - 航空機貨物用フック - Google Patents

航空機貨物用フック

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JPH0629606B2
JPH0629606B2 JP62118072A JP11807287A JPH0629606B2 JP H0629606 B2 JPH0629606 B2 JP H0629606B2 JP 62118072 A JP62118072 A JP 62118072A JP 11807287 A JP11807287 A JP 11807287A JP H0629606 B2 JPH0629606 B2 JP H0629606B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D1/00Dropping, ejecting, releasing, or receiving articles, liquids, or the like, in flight
    • B64D1/22Taking-up articles from earth's surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
    • B66C1/22Rigid members, e.g. L-shaped members, with parts engaging the under surface of the loads; Crane hooks
    • B66C1/34Crane hooks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 例えばヘリコプタのような航空機の貨物用フックは、4
540kg(10,000ポンド)を超える貨物を支持している
ときでさえも比較的小さな力で解除操作できるように比
較的小型且つ軽量で操作信頼性のあるものでなければな
らない。そして、載荷される摩耗面と接触面との係合を
利用しているが、貨物を解除する際上記摩耗面にかかる
単位面積当りの圧力がたとえ高くても摩耗面が過度にす
りきれたりゆがんだりしてはいけない。
上記要件及び操作特性を充足するセルフリセット型の航
空機貨物用フックは、本譲受人の米国特許第3,926,467
号に開示されている。上記航空機貨物用フックは、回動
自在に装着された複数のレバと貨物支持アームの位置を
制御する複数のラッチとを利用しており、カムスロット
の近傍に配置された枢着ラッチとカムフォロア装置を使
用しラッチアームに係合するためのローラを利用して、
貨物を解除するのに必要な力を最小限にし、しかも簡潔
な形体で信頼性のある操作を実現している。
しかしながら、米国特許第3,926,467号に開示された本
譲受人の航空機貨物用フック構造では、相互に関係した
様々な部品が係合して衝撃力が上記部品間を伝わり、貨
物用フック構造に加わった外部からの衝撃力に応じて様
々な部品の位置が不意に変化して、極端な場合には吊り
下げられた貨物が突然はずれたりする。
本発明の目的は、重い吊り下げ貨物を支持することがで
き、貨物支持状態では互いに係合する部品間で衝撃力の
伝達に耐えるように積荷部品が配設されているようなセ
ルフリセット型の航空機貨物用フックを提供することで
ある。
本発明のもう1つの目的は、貨物をはずすのに必要な力
が小さくて、しかも上記貨物解除力が小さいわりには貨
物用フック構造にかかる衝撃力によって荷重支持アーム
のロック機構が不意に作動することなく、重要なラッチ
部品の間を衝撃力が伝わらないような、解除自在なセル
フリセット型の航空機貨物用フックを提供することであ
る。
さらに本発明のもう1つの目的は、低解除力操作特性を
有する回転式ラッチと、ロックアームレバに装着された
カムフォロアを受け入れるカムスロットとを利用し、上
記フォロアとカムスロットとの関係は、ラッチに加わる
衝撃力がカムフォロアにかからないようになされている
ような、セルフリセット型の航空機貨物用フックを提供
することである。
本発明の実施では、航空機貨物用フックの基本的な部品
は互いに間隔をへだてて一対のプレートの間に配設さ
れ、そのプレートは適当な構造によって航空機の下面か
ら吊り下げられている。間隔をへだててプレートの間に
ロードアームが回転自在に装着されており、ロードアー
ムは回転式ラッチアーム上に構成さた接触面と選択的に
協働する接触面を有する。ラッチアームの位置は、これ
に選択的に係合してロードアームを貨物支持状態に維持
する態勢にラッチアームを保持するためのローラを有す
る枢着ラッチによって調節される。ラッチの位置は、プ
レート間に回転自在に嵌着されたロックアームレバによ
って制御される。ロックアームレバはラッチ内に構成さ
れたカムスロットの内部に受け入れられるカムフォロア
を備えており、ロックアームレバの回転によりラッチア
ームに対してラッチを位置決める。
ロードアームは荷無し状態において回転して貨物支持態
勢を採ろうとするようにすなわちセルフリセットするよ
うに重量配分されている。したがって、貨物がはずされ
た後ロードアームは弾性バンパからはね戻し回転して貨
物支持態勢を採る。こうして自動的にラッチアームを再
配置してラッチをラッチアーム拘束状態に戻し、貨物用
フックをリセットして次の使用サイクルに備える。
ラッチに構成されたカムスロットの形状は、該スロット
がロックアームレバフォロアとの連係により、ロックア
ームレバがその作動装置によって回転させられたときフ
ォロアがラッチを回転させる。ロードアームが貨物支持
状態にあるとき、フォロアはピポット点とラッチの力点
とがほぼ一致する位置にラッチを維持する。その結果、
積載時にラッチにかかる力に対して容易に耐え、ラッチ
は回転しない。しかしながら、ロックアームレバが回転
してラッチがはずれると、ラッチアームによってラッチ
にかかる力によりラッチの解除方向への移動が助長さ
れ、ロックアームレバ及びラッチアームは貨物をはずす
際ラッチを非操作状態に保持する。
ピン形状の固定接触部が貨物用フックのプレートに装着
され、ロックアームレバに係合してロックアームレバを
その正常すなわち貨物支持状態に正確に位置決める。ロ
ックアームレバが正常状態をとることにより、カムフォ
ロアはラッチカムスロットの内部で該スロットの両端か
ら間隔をおいて位置付けられる。これによりラッチにか
かる衝撃力がカムフォロアに伝わらなくなり、ロックア
ームレバが貨物解除方向へ不意にしかも不要に回転しな
くなる。したがって、本発明の貨物用フックでは、該フ
ック構造に加わる衝撃力に起因する貨物の脱落が不意に
起こることはない。
本発明の上記目的及び特徴は、以下の記載及び添付図面
によりさらに明らかとなるであろう。
本発明は、本譲受人の米国特許第3,926,467号に開示さ
れた航空機の貨物用フックについての改良に係るもので
あり、その従来技術による装置を第1図に示しその基本
的動作を以下に記載する。従来技術による貨物用フック
の動作については、上記出願を考察してより詳細に理解
することができるであろう。
フック構造は、端壁を有する互いに平行に間隔をへだて
て一対の側板12(一方の側板のみが図示されている)
から基本的になるハウジング10を備えている。スペー
サボルト14がハウジングプレート12の間を延びてお
り、このスベーサボルトによって合成エラストマ製バン
パ16及び18が所定の位置に保持されている。フック
のハウジング10は、航空機に装着されたアダプタ(図
示せず)の内部に受け入れられた円筒形の延長部20に
よって支持されており、手動解除ロッド22が上記延長
部の内部で軸方向に滑動できるようになっている。
ピボットピン26に回動自在に装着されたロードアーム
24によって貨物は支持される。ロードアーム24は支
持部28を備え、その上に点線で示したロードリング3
0が受け入れられるのがよい。ロードアーム24はま
た、正常状態において該ロードアームを反時計廻りに回
動させる釣合錘り部32を備えている。ロードアーム2
4には、ラッチアーム38に形成されたノッチ36の表
面に係合するための接触面を形成する延長部34が設け
られている。
ラッチアーム38はハウジングプレートの間でポボット
ピン40に回転自在に支持されており、ピボットピン4
8を中心に回動する枢着ラッチ46に回転自在に装着さ
れたローラ44に選択的に係合できる自由端42を有す
る。ラッチ46は下端52で終る下方部分をもつカムス
ロット50を有している。カムスロット50は、シャフ
ト58に回動自在に支持され且つねじりばね60によっ
て反時計廻りに付勢されたロックアームレバ56に配設
されたフォロア54を受け入れている。ロックアームレ
バ56は、解除ロッド22に装着された押板62に係合
して時計廻りに回転することができる。
従来技術による貨物用フックが上記部品を備えて第1図
の状態にある場合、ロードアーム延長部34とラッチアー
ム38のノッチ36との係合ないしロードリング30に
よってロードアーム24に加えられた時計廻りの力に抵
抗する。ロードアームとラッチアームとのこの係合によ
りラッチアームを反時計廻りに回転させようとするが、
ラッチローラ44とラッチアームの自由端42との係合
がこの回転に抵抗し、貨物を所望の如く輸送することが
できる。
貨物を解除するには、解除ロッド22を右へ移動させて
ロックアームレバ56を時計廻りに回転させ、カムスロ
ット50の中のカムフォロア54を上昇させてスロット
50の傾斜部分にフォロア54を係合させラッチ46を
反時計廻りに回転させる。ラッチ46のこの回転により
ローラ44がラッチアーム38の自由端から離脱してラ
ッチアームを反時計廻りに回転させてバンパ16と係合
させ、ロードアーム延長部34をラッチアームのノッチ
36から解除してロードアームを時計廻りに回転させロ
ードリング30を解除させる。
ロードアーム24をバンパ18との係合から元へ戻すこ
とによってロードアームをリセットすることができる。
ロードアームの釣合錘り部32の存在と、ロードアーム
の反時計廻りの回転により、延長部34とラッチアーム
ノッチ36とを係合させてラッチアーム38を時計廻り
に回転させ、ラッチ46が時計廻りに回転してローラ4
4がラッチアームの自由端の上に位置するようにし、次
の荷運びサイクルに備えて部品を所定位置に位置決めす
る。
この従来技術の貨物用フックでは、ねじりばね60の作
用によるロックアームレバ56の反時計廻りの回転はフ
ォロア54とラッチカムスロット50の下端52との係
合によって止まる。このようにカムフォロアがカムスロ
ットの下端に直接係合することにより、ラッチに加わる
衝撃力をカムフォロア及びロックアームレバに直接伝え
る。もし上記衝撃力が十分に大きければ衝撃力がばね6
0の付勢力に打ち勝ってカムフォロア54をカムスロッ
ト50の中で上昇させ、ラッチを反時計廻りに回転させ
てロードアームを解除させてしまう。不用意によってロ
ードアームが解除されることがないように、上記衝撃力
を大きなものにし且つ所定の方向に向けられるようにし
たとしても思いがけずロードアームが解除される可能性
は残るが、本発明の貨物用フックの構成によれば、上記
可能性を排除することができる。
第2図乃至第5図に、本発明による航空機のセルフリセ
ット型貨物用フックが示されている。本発明の貨物用フ
ックでは従来技術による装置の全体に亘つて様々な改良
が施されている。多くの部品は機能的には上述の従来フ
ックの部品と同様であるが、上記部品の形態は異なり本
発明のフックは従来のフックと比較してより簡潔でより
容易に組み立てられている。
フックハウジング64は、一方だけが図示されている互
いに平行で間隔をへだてて一対の側板66によって構成
されており、側板66は端壁68を有する。側板は、合
成エラストマ製の上バンパ72及び同じく合成エラスト
マ製の下バンパ74を貫通して延びるスペーサボルト7
0によって、間隔をへだてた平行関係に維持されてい
る。フックハウジング64は、第2図に示した一対のボ
ルト76によってハンガー構造(図示せず)から支持さ
れており、ハンガー構造は航空機(図示せず)に固定さ
れている。
ロードアーム78は、支持プレート66の間に置かれた
ピボットピン80に回動自在に装着されており、ロード
アームの部分82は第2図及び第2図に点線で示した貨
物用ロードリング84を受け入れるように形成されてい
る。ロードアーム78は、接触面90及び92が構成さ
れている延長部88を有する釣合錘り部86を備えてい
る。延長部88はまたウエブ94を備えており、ウエブ
94の軸98にローラ96が回転自在に装着されてい
る。ロードアーム78は正常な荷なし状態において反時
計廻りに回転しようとするように重量配分されている。
ラッチアーム100はピボットピン102に回動自在に
装着されており、ウエブ106と外縁部108とで構成
された自由端104を有する。ウエブ106と外縁部1
08は、後述するようにラッチローラを受け入れるため
のほぼ平らな上側面を形成している。ラッチアーム10
0の下側にはアーチ状の凹面110が形成されており、
ラッチノッチ112には接触面114及び116が形成
されている、ノッチは、ロードアームの延長部88を容
易に受け入れることができるように形成されている。
第2図から明らかなように、ラッチアームの自由端10
4には直線状の底面118が設けられており、この底面
がバンパ74の隣接形状に整合している。
ラッチ120は、上述した従来の貨物用フックのラッチ
の構成と同様な態様で一対のスペーサプレート122か
らなっており、ピボットピン124によってハウジング
64に回動自在に装着されている。ラッチ120は、ラ
ッチプレート122の間で車軸128に回動自在に装着
されたローラ126をその下端に備えており、第3図及
び第4図に示すように解除サイクルの間バンパ72に係
合するようになった延長部130をその上端に備えてい
る。
ラッチ120は部分134、中間部分136及び上部分
138からなるカムスロット132を備えており、カム
スロットのこれら3つの部分は図より明らかなようにそ
れぞれ一定の角度をなしている。部分134の下端は、
比較的方形の端部140によって構成されている。
ラッチ120は、シャフト144を中心に回動できるよ
うにプレート66の間のフックハウジングに装着された
ロックアームレバ142によって位置決めされている。
ハウジングプレートの外側に配置された図示されていな
い対称ノブによって手動直接操作でピボットシャフト1
44を回転させることができる。また、全体を参照番号
146で示したケーブルシステムによって、ロックアー
ムレバ142を時計廻りに遠隔操作で回転させることが
できる。さらに、その他周知の作動装置を使用してロッ
クアームレバを一定方向に回転させて貨物を解除するこ
とができる。
ロックアームレバ142はねじりばね148によって反
時計廻りに付勢されており、ね148はリセット時に遠
隔解除ケーブルシステム146もしくはこれに付属する
解除装置の摩擦抵抗に打ち勝つ程の強度をもっている。
ロックアームレバ142はラッチ120のプレートの間
に受け入れられた延長部150を備えており、その延長
部に装着された円筒形カムフォロア152はラッチカム
スロット132の内部に設けられている。さらに、ロッ
クアームレバ142は、第2図のピボットシャフト11
4の右側に配置されてハウジングプレート66の間を延
びる固定ストップピン156に係合する接触面154を
備えている。
第2図に示すように正常状態において、ロックアームレ
バ142はねじりばね148によって反時計廻りに最大
限回転され、接触面154がストップピン156に係合
したところでロックアームレバの回転運動は停止する。
ストップピンによってロックアームレバが上記位置を採
ることにより、カムフォロア152がカムスロットの下
端140から離れてスロットの部分134の内部に配置
される。カムスロットの部分134はほぼ垂直に配置さ
れているので、フォロア152をその部分134の内部
に受け入れることにより、ラッチ120をラッチアーム
100に対して正確に位置決めすることができ、そのピ
ボットピン124を中心にいずれの方向にもラッチが回
転しないようにする。カムフォロア152及びカムスロ
ットの部分134は、フックが貨物を支持している際ロ
ーラ車軸128の中心が第2図のラッチピボットピン1
24のわずかに右側に位置するのが好ましい。かくし
て、貨物を解除する際ラッチ120を反時計廻りに回転
させるのに必要な力を最小にすることができるが、ロー
ラ126とラッチアーム100との係合点、ローラ車軸
128及びピボットピン124の中心上からの偏差はわ
ずかであり、貨物を支持している際にラッチを反時計廻
りに回転させようとする過剰な力がラッチに加えられる
ことはない。
ロックアームレバ142が時計廻りに回転すると、カム
フォロア152がカムスロットの部分136に係合して
ラッチ120を時計廻りに回転させ、第3図及び第4図
に示すように完全に貨物を解除しているときカムフォロ
ア152はカムスロットの部分138に入る。
ロードリング84は、ピン160に回動自在に装着さ
れ、ねじりばね162によって反時計廻りに付勢された
リテーナ158によってロードアーム78ののど部の内
部に保持される。このようにして、ロードリング84を
ロードアームにかけるときにはリテーナ158をじゃま
にならないように上方へ回動させることができ、又リテ
ーナ158は下方に閉じてロードアームがその開放位置
に回動するまでロードリングがロードアームから滑り落
ちないようにする。
部品が第2図に示す関係にあるとき、リテーナ158を
上方へ押すことによってロードリング84をロードアー
ムの部分82にかけることができる。荷重はロードアー
ム78に加わるので、これがロードアームを時計廻りに
回転させようとして面90と114が係合する。このた
め、ラッチアーム100は反時計廻りに回転しようとす
るが、この動きはラッチローラ126がラッチアームの
自由端104に係合することによって妨げられ、ロード
リングから吊り下げられた貨物を所望の如く輸送するこ
とができる。
ロードリング84をロードアーム78からはずすには、
上述のように例えば解除ケーブルシステム146によっ
てロックアームレバ142を時計廻りに回転させ、この
アームレバの動きによりカムフォロア152とカムスロ
ット132の相互関係によってラッチ120を反時計廻
りに回転させ、ラッチローラ126を移動させてラッチ
アーム100の自由端104からはずす。
ラッチローラ126がラッチアームウエブ106の端ま
で転がると、ラッチアーム100は反時計廻りに極めて
迅速に回転して面90と114との係合を解除し、第3
図に示すようにラッチアームをバンパ72に係合させ
る。この接触面90と114とのはずれによりロードア
ーム78は第4図に示しが全開位置まで時計廻りに回転
して、ロードリング84を解放する。
ロードアームが第3図の位置から第4図の位置へ回転す
ると、ラッチアーム100はバンパ72から戻るが、ロ
ードアームローラ96とラッチアームの下面110との
係合によりラッチアームを第4図の高位置に保持する。
同時に、ラッチアームウエブ106がラッチ120のプ
レート122の間に入っているので、ラッチアームの部
分108によってラッチは反時計廻りの回転姿勢を維持
する。ロードアーム78が完全に開かれると、釣合錘り
部86の補足面が第4図に示すようにバンパ74に係合
して、ロードアームを元の位置に戻そうとする。
貨物がはずれてロードアームが元の位置へ戻る際、ロー
ドアーム78は反時計廻りに回転して接触面92をラッ
チアームの接触面116に係合させ、第5図に示すよう
にラッチアームの接触面118がバンパの面164に係
合するまでラッチアーム100を時計廻りに回転させ
る。かくして、ばね148の作用によりラッチ120を
時計廻りにラッチアームの自由端まで回転させロックア
ームレバ142を反時計廻りに回転させてラッチローラ
126を自由端104の上に位置決める。
ロードアーム78にロードリングが再びかかってロード
アームを時計廻りにわずかに回転させようとすると、接
触面90と114が係合するようにラッチアーム100
がもち上げられてその自由端が第2図に示すようにラッ
チローラに係合し、上述の如くサイクルが繰り返され
る。
ストップピン156によりカムフォロア152がカムス
ロット132の下端140に係合できないので、貨物用
フックハウジングもしくは貨物用フック自体にかかる衝
撃力はラッチからカムフォロアへ伝わることはなく、と
もすれば時計廻りに回転しようとするロックアームレバ
142によりラッチ120が移動して貨物がはずれる。
かくして、衝撃力が外部から貨物用フックハウジングに
加わってもロードリングによってロードアームに加わっ
ても、ストップピン156の使用によりカムフォロアが
カムスロットの端部から隔離され上記衝撃力が伝わらな
くなる。
当業者であれば、本発明の要旨及び範囲を逸脱すること
なく、様々な修正を加えてこれを実施することができる
ことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術のすなわち米国特許第3,926,467号
に開示のセルフリセット型貨物用フックの断面立面図で
あって、貨物支持姿勢にあるロードアームを説明する図
であり、 第2図は、本発明の貨物用フックの断面立面図であっ
て、貨物支持姿勢にあるロードアームを説明する図であ
り、 第3図は、本発明の貨物用フックの断面立面図であっ
て、ロードアームがラッチアームの接触面からはずれて
開いているときの装置部品を説明する図であり、 第4図は、本発明の貨物用フックの断面立面図であっ
て、ロードアームが完全に開いているときの装置部品を
説明する図であり、 第5図は、本発明の貨物用フックの断面立面図であっ
て、ラッチアームがバンパに係合してロードアームのリ
セットが終了し、ラッチアームがラッチローラに係合す
る直前の状態にある装置部品を説明する図である。 24、78……ロードアーム、 38、100……ラッチアーム、 50、132……カムスロット 54、152……フォロア、 56、142……ロックアームレバ、 120……ラッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上記支持部材に回動自在に装置されて、貨
    物支持状態と荷無し状態の間に軸線を中心に施回するロ
    ードアームと、 上記ロードアームのピボット軸線から半径方向に間隔を
    へだててロードアームに構成された第1の接触面と、 上記ロードアームの軸線に平行な軸線を中心に回転でき
    るように上記支持部材に装着された自由端を有するラッ
    チアームと、 上記ラッチアームの回動自在に装着された端部の近傍に
    構成された第2の接触面と、 上記ロードアームの軸線にぼぼ平行な軸線を中心に回転
    できるように上記支持部材に装着され、第1のラッチ位
    置では上記ラッチアームの自由端に係合可能で該ラッチ
    アームをその第1の位置に保持し、第2のラッチ位置で
    はラッチアームをはずし上記ラッチアームを移動させて
    その第2の位置を採らせるラッチと、 上記ラッチ内に構成され端部を有するカムスロットと、 上記ラッチのピボット軸線とほぼ平行な軸線を中心に回
    転できるように上記支持部材に装着されたロックアーム
    レバと、 上記ラッチカムスロットの内部に受け入れられた上記ロ
    ックアームレバに装着されたカムスロットフォロアと、 上記ロックアームレバに連結され、上記カムフォロアを
    上記カムスロットの内部に移動させて上記ラッチをその
    第1の位置と第2の位置の間で回転させるために上記ロ
    ックアームレバをそのピボット軸線を中心に回動させる
    ための操作手段とを備え、 上記ラッチと上記ロードアームの作動面が一致してお
    り、 上記ラッチアームは、上記第1の接触面が上記第2の接
    触面に係合して上記ロードアームが上記貨物支持状態か
    ら上記荷無し状態へ回転しないようにする第1の位置
    と、上記第1の接触面と上記第2の接触面が離脱して上
    記ロードアームを回転させて荷無し状態にする第2の位
    置との間で回動され、 上記ロックアームレバの第1の方向への施回移動により
    上記ラッチをその第1の位置へ回転させ、上記ロックア
    ームレバの第2の方向への施回移動により上記ラッチを
    その第2の位置へ回転させる、貨物用フックにおいて、 上記支持部材に装着され、上記ロックアームレバがその
    第1の方向に回転したときは該ロックアームレバに係合
    して上記ラッチがその第1の位置にあるときは上記カム
    フォロアを上記カムスロット端部から間隔をへだてて位
    置決めするための停止手段を備えることを特徴とする貨
    物用フック。
  2. 【請求項2】上記停止手段は、上記支持部部材に構成さ
    れ、上記ロックアームレバが最大限回転してその第1の
    位置をとるとき、該レバのピボット軸線から半径方向に
    間隔をへだてて位置する上記ロックアームレバに係合可
    能な接触部を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項に記載の貨物用フック。
  3. 【請求項3】上記停止手段の接触部は、上記支持部材に
    装着されて上記ロックアームレバの移動面の中へ延びて
    いるピンを備えることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項に記載の貨物用フック。
  4. 【請求項4】上記ロードアームに向けて上記ラッチアー
    ムに構成されたアーチ状の凹曲面と、 上記ロードアームが貨物支持状態と荷無し状態との間で
    回転して第2の位置にある上記ラッチアームを支持する
    間、上記ラッチアームのアーチ状凹曲面に係合するよう
    に上記ロードアームに回転自在に装着されたローラとを
    備えることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載
    の貨物用フック。
JP62118072A 1986-05-14 1987-05-14 航空機貨物用フック Expired - Lifetime JPH0629606B2 (ja)

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