JPH06295499A - 磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式 - Google Patents

磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式

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JPH06295499A
JPH06295499A JP5107295A JP10729593A JPH06295499A JP H06295499 A JPH06295499 A JP H06295499A JP 5107295 A JP5107295 A JP 5107295A JP 10729593 A JP10729593 A JP 10729593A JP H06295499 A JPH06295499 A JP H06295499A
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JP
Japan
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recording
speed
continuous shooting
state
consecutive
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Application number
JP5107295A
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Mamoru Ito
守 伊東
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録装置で継ぎ撮りをする際、記録待機
時に記録速度の変更があっても記録したい情報の無記録
期間を短縮できる継ぎ撮り制御方式を提供する。 【構成】 記録速度の選定可能な磁気記録装置の継ぎ撮
り制御方式において、記録終了後、標準速度でテープを
巻き戻して記録待機する。記録待機中に標準速SPから
1/3倍速EPに速度モードが変更されたの場合、記
録待機中にこの速度モードの変更を判別する。記録を再
開する場合は、まず、標準速SPで助走を開始してキャ
プスタンサーボロックに必要な走行距離まで助走した
ら、速度を途中でEPに切り換えて記録開始点bまで助
走し、記録を開始する。これによって、斜線で示す無記
録状態を少なくし、助走時間を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる映像信号源を一
本の磁気テープに、連続して記録する際に有用な磁気記
録装置における継ぎ撮り制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラを使用してニュース等を取
材する場合等、異なる映像場面を一本の磁気テープに連
続して記録することになるが、このような継ぎ撮り操作
では古い記録トラックと新しい記録トラックが磁気テー
プ上に連続することが要請される。
【0003】図5にはヘリカルスキャン方式の磁気記録
装置において、磁気テープ1上における継ぎ撮りパター
ンを示している。映像信号は磁気テープ1の斜め方向に
形成されるトラック1A、1B、2A、2B・・に記録
され、磁気テープ1の長さ方向には前記記録トラック1
A、1B、2A、2B・・と同期したコントロール信号
(CTL信号)が記録される。そして、このCTL信号
を検出し、ドラムモータのサーボ制御及びキャプスタン
モータのサーボ制御を行うようにしている。
【0004】そこで、磁気テープ1のRe点で最初の映
像信号aの記録を終了し、次に連続して新しい映像信号
bを記録しようとする際は、点線で示すようにRe点か
ら数トラック分磁気テープを巻き戻してRs点で待機
し、次の映像信号bを記録する際は、この映像信号bの
同期信号(VD)と磁気テープのCTL信号を比較して
テープを助走させて、同期状態が確立したRe点から新
しい映像信号bを回転ヘッドに供給すれば、古い映像信
号aと新しい映像信号bが連続して記録され、継ぎ部分
で画像が乱れることがなくなる。
【0005】すなわち、前記継ぎ撮り方式は、前に記録
した映像信号に対し、サーボによる位相及び速度制御を
行った後、記録を開始するものである。このように継ぎ
撮り動作は記録情報に対しサーボ制御を行う動作の助走
期間と助走期間を持たせるため、テープを巻き戻す動作
の巻き戻し期間との2つの期間に分けられる。このよう
な継ぎ撮りにおいて重ね書きによる記録情報の欠落や継
ぎ目に無記録部分の発生が起きないような動作を考慮し
た方法では、LP(1/2倍速)やEP(1/3倍速)
等の速度選定時の継ぎ撮りの助走期間はSP(標準速)
での助走期間より長くかかってしまい、その間は信号が
記録されないので記録しようとする情報を逃してしまう
という問題がある。
【0006】以下前記問題点を図2に基づいて説明す
る。図2の(A)は、巻き戻し基準を各記録速度におけ
る時間で表したもので、縦軸はテープ継ぎ目を’0’と
してテープポジション(POS)を表している。サーボ
制御はCTL信号を基準としている。サーボロック時間
は記録速度にはあまり影響されないので、助走時間(記
録待機から記録開始までの間)は一定とした時、記録待
機時に記録速度の選定に変更のない(SP→SP)及
び(EP→EP)は問題はないが、(SP→EP)
ではSPで記録した部分をEPで新たに重ね書きしてし
まう。また(EP→SP)ではEP記録後、無記録部
分を作った後SP記録となり、継ぎ目にノイズが発生す
る。無記録部分を作らないように早めに記録を開始する
とサーボロックがなされないまま記録されるので、これ
もノイズの発生要因となる。
【0007】前記問題点を改善した方式として、図2の
(B)に示すように、巻き戻し基準をテープ距離(PO
S)で表したもので、助走期間は距離が一定となる。こ
こでは記録速度がSPに選定された及びと、記録速
度がEPに選定された及びの記録開始点を分けるこ
とにより前記無記録部分の発生や重ね書きを防止できる
が、及びの場合、EPの助走時間が長すぎるため、
その間の情報は記録されず使い勝手を悪くしている。さ
らに、サーボロック後に助走期間をとると、前の記録部
分に重ね書きしてしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記図2の
(B)に示す前記改善された方式において記録速度がE
Pに選定されても無記録期間を短くして、記録したい情
報の欠落を防止し、使い勝手を改善した継撮り方式を提
案する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録速度の選
定可能な磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式におい
て、標準速度で巻き戻して記録待機し、記録待機中に1
/2又は1/3倍速に速度モードの変更があったとき
は、記録待機中に速度モードの変更を判別する。記録を
再開する際は、まず、標準速度で助走を開始し、その後
前記変更された速度で助走を継続して記録開始点に達す
ると記録を開始することを特徴とする。
【0010】
【実施例】本発明継ぎ撮り方式を図1で説明する。SP
からSP又はEPからSPへの記録速度の選定の場合
は、前記図2の(B)に示す及びの例と変わるとこ
ろはないが、EPからEP又はSPからEPへの記録速
度の選定及びの場合には、助走開始はSPで行う。
EPのサーボロックに必要な走行距離まで助走したら速
度を途中でEPに切り換えて記録開始点まで助走し、記
録を開始する。
【0011】本発明方式を詳述すると、例えば、継ぎ撮
りの助走距離をSPでXmm(ミリメートル)とする
と、EPではX/3mm必要となる。SPの速度をYと
すると、EPの速度はY/3となるので、前記助走距離
Xの管理は時間Tで行える。またキャプスタンモータか
ら出力されるキャプスタンFG信号(以下、CFGとい
う)は、前記SPの助走距離Xに比例して増減するモー
タ回転数基準パルスと考えて良いから前記時間Tの代わ
りにCFGを基準信号として使用しても良い。つまり、
Xmm走行するとCFGはZ発のパルスを発生するとす
るとEPの助走距離X/3の場合は、Z/3発のパルス
を発生することになる。
【0012】時間Tを基準としたときは、図1において
目盛り3つをTとすると、SPの速度Y速でT秒巻き戻
す→記録待機→ユーザーがテープ速度を設定→Y速で助
走開始→2T/3秒助走した所でテープ速度設定を判別
→設定したテープスピードがSPなら、残りt/3秒助
走し、記録開始aの時点で記録を開始し、EPならY/
3速に切り換えてt秒助走して記録開始bの時点で記録
を開始する。
【0013】CFGを基準としたとき、この場合はテー
プ位置をパルス数Zと考えて良いから、パルスZ発分巻
き戻す→記録待機→テープスピードを設定→SP速で助
走開始→2Z/3発分助走した所でテープスピード設定
を判別→設定したテープスピードがSPなら、残りZ/
3発分をSP速で助走、EPなら、残りZ/3発分をE
Pで助走する。以上いずれを基準にとっても無記録期間
を少なくすることができる。
【0014】ここで前記CFGを基準としたときの継ぎ
撮り動作について図3のブロック図及び図4のフローチ
ャートを参照しながら本発明方式をさらに説明する。図
3のブロック図において、3は回転ドラム、キャプスタ
ンモータ4、巻き取りリール等が搭載されるメカデッキ
である。一方5は磁気記録装置の操作モードに応じてコ
ントロールする制御部(CPU)で、該制御部5は、メ
モリ6を備えている。7はキャプスタンモータサーボ信
号であるPWM信号を整形するローパスフィルタ、8は
モータ駆動回路である。
【0015】以下、図4のフローチャートに基づいてそ
の動作を詳述する。まず、継ぎ撮り動作が開始するに当
たり、REC、STILL等からREC PAUSEへ
移行する際、前記制御部5のメモリ6をクリアする。こ
のような状態において、
【0016】〈ステップ1〉CFGZパルス分巻き戻
す。ZはSP(標準速)の継ぎ撮り助走に必要な助走距
離で、記録速度にかかわらず一定量巻き戻す。
【0017】〈ステップ2〉REC待機状態で制御部5
は待機状態までのCFGカウント値をメモリ6に記憶し
ておく。この記憶が必要なのは、ブレーキ制動などでZ
値よりずれるためである。
【0018】〈ステップ3〉記録待機が解除されるとサ
ーボモードはSPで助走を開始し、そのためのサーボ信
号PWMがキャプスタンモータ4へ制御部5から送られ
る。制御部5では助走開始以降カウントするCFGをメ
モリ値から減算する。
【0019】〈ステップ4〉メモリー値はZ−Z/3
か。この場合のZ/3はEPの継ぎ撮り助走に必要な助
走距離である。LPの場合はZ/2となる。
【0020】〈ステップ5〉記録速度はEPか。 〈ステップ6〉記録速度がEPモードに変更している場
合は、サーボモードを制御部5においてEPモードに切
り換え、EPモード用サーボPWM信号をキャプスタン
モータに送りEPモードで助走を継続する。SPモード
のときはそのまま助走する。
【0021】〈ステップ7〉制御部のメモリー値は’
0’か、継ぎ撮り開始位置まで戻って来たか。 〈ステップ8〉メモリー値が’0’だと記録を開始す
る。 〈ステップ9〉継ぎ撮り動作終了。継ぎ撮り動作が終了
すると制御部5のメモリ6はクリアされる。
【0022】
【発明の効果】このように、本発明継ぎ撮り方式を採用
すると、記録速度の選定が可能な磁気記録装置におい
て、継ぎ撮り助走速度と助走距離を制御することによ
り、助走時間の短縮、重ね書きによる記録情報の欠落防
止、継ぎ目の無記録部分の発生防止及び継ぎ目のサーボ
外れ防止を可能にした磁気記録装置を実現することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明継ぎ撮り制御方式の動作説明図である。
【図2】従来の継ぎ撮り制御方式の動作説明図である。
【図3】本発明継ぎ撮り制御方式のブロック説明図であ
る。
【図4】本発明継ぎ撮り制御方式のフローチャートであ
る。
【図5】磁気テープ上における継ぎ撮りパターンの説明
図である。
【符号の説明】
3 メカデッキ 4 キャプスタンモータ 5 制御部 6 CFGカウンタ値メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録速度の選定可能な磁気記録装置にお
    ける継ぎ撮り制御方式において、第1の速度で巻き戻し
    て記録待機し、記録待機中における速度モードの変更を
    判別して、速度モードに変更があったときは、前記第1
    の速度で助走を開始し、その後前記変更された第2の速
    度で助走を継続して記録を開始することを特徴とする磁
    気記録装置における継ぎ撮り制御方式。
  2. 【請求項2】 前記第1の速度は、標準速度であり、前
    記第2の速度は、低速度であることを特徴とする請求項
    1記載の磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式。
  3. 【請求項3】 前記第2の速度は、1/2倍速または1
    /3倍速であることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式。
JP5107295A 1993-04-09 1993-04-09 磁気記録装置における継ぎ撮り制御方式 Pending JPH06295499A (ja)

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