JPH06295032A - ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤包装物 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤包装物

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JPH06295032A
JPH06295032A JP10627893A JP10627893A JPH06295032A JP H06295032 A JPH06295032 A JP H06295032A JP 10627893 A JP10627893 A JP 10627893A JP 10627893 A JP10627893 A JP 10627893A JP H06295032 A JPH06295032 A JP H06295032A
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processing agent
agent
solid processing
packaging
package
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JP10627893A
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Hiroshi Yoshimoto
博 吉本
Kenji Ishida
賢治 石田
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は写真用処理剤そのものの安定性が飛躍
的に向上し、溶解作業をなくし、しかもプラスチックボ
トルフリー化を可能にしたシステムに使用するための投
入精度の向上したハロゲン化銀写真感光材料用固体処理
剤包装物を提供する。 【構成】少なくともチオ硫酸塩及び有機酸の第2鉄塩を
含有するハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤包装物
であって、該固体処理剤の単位補充供給量当りの量が
0.5〜50gに秤量され、且つ該固体処理剤表面と包
装材料表面間の包装内摩擦係数1.5以下の包装材料で
外装されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料用処理剤に関し、更に詳しくは写真用処理剤そのもの
の安定性が飛躍的に向上し、溶解作業をなくし、しかも
プラスチックボトルフリー化を可能にしたシステムに使
用するための投入精度の向上したハロゲン化銀写真感光
材料用固体処理剤包装物に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光
材料ないし感材ともいう)は、露光後、現像、脱銀、洗
浄、安定化等の工程により処理される。処理は通常自動
現像機(以下、自現機ともいう)で行なわれ、その場合
は補充方式が一般に広く用いられ、処理槽内の処理液の
活性度を保つようにコントロールされている。補充方式
の場合、感材からの溶出物の希釈、熱発量の補正及び消
費成分の補充を目的としており、液体を供給する関係か
ら通常オーバーフロー液が多量に排出される。
【0003】一方、近年写真廃液の海洋投棄に関する規
制化の動きやプラスチック材料の廃棄に対する規制が世
界的に高まっており、写真廃液をゼロにし、しかもボト
ルを使用しない新しいシステムの開発が求められてい
る。又液体危険物の輸送に関する、安全性確保のために
包材に対する安全規制が強化され、コストの上昇を招い
ている。又最近激増しているミニラボ店においては、プ
リント露光制御技術の開発が進み、誰れでもプリントで
きるシステムが導入されたため、処理剤パート化が進ん
でいる。しかしながら補充液の溶解作業や処理液調整は
相変らず難しく、処理剤を間違えて溶解し補充してしま
うという極めて重大なミスが起こり易くなっており、こ
の誤溶解に起因する従来の補充システムに対する苦情が
多く出される様になってきた。従って当写真業界におい
ては写真廃液がほとんどなく、ボトルも使用せず、しか
も溶解作業が不要となる固体ケミカルの補充システムの
開発が急務である。
【0004】この要望に応える方法としてWO92/2
0013号公報には、ほとんど全ての処理剤成分を固体
処理剤化し、直接処理槽に投入する方法が開示されてい
る。しかしこの方法は直接処理槽に固体処理剤を投入す
る為に、固体処理剤の組成等によっては処理する感材に
処理剤が付着し事故を起こしたり、処理槽からの蒸発水
分や大気中の水分等を吸湿して固体処理剤同士が接着し
て確実に固体処理剤が処理槽に投入されなかったり、あ
るいは包材と接着し一部の処理剤成分が残留したりする
ので、固体処理剤の補充時に関する不正確な補充しかで
きないという問題が明らかとなった。特に有機酸の第2
鉄塩は吸湿すると膨張し崩壊し微粉末が経時で発生した
り、チオ硫酸は吸湿し易く、これらを含有する固体処理
剤においてはこの傾向が非常に強い事が判った。
【0005】又特開平4−237045号公報には、粉
状処理剤をパート別に自現機にセットし、その中から必
要量ずつ秤量しながら処理槽に投入する方法と、この粉
状ケミカルの自動現像機での防湿方法が開示されてい
る。粉状ケミカルが自動現像機のホッパーにセットされ
ているため、自重等により密度が変化し、各パートが予
め設計された量分取されなくなり、固体処理剤の補充量
が一定でなくなり、写真性能が変化してしまうことが判
った。又処理槽上部からの蒸発水分をある程度防止した
としても、投入口における固体処理剤の吸湿による固着
問題は避けられないばかりか、セットとされた粉状処理
剤は大気中に放置される為に粉状処理剤のブロッキング
や包材(ホッパー材質)との接着により、正確に秤量さ
れなくなることが判明した。この技術は、前述の如く時
間の経過と共に分取量が変るという点が最大の欠点とな
る。
【0006】又、WO91/07332号公報には、プ
レッシャー・スルー・パッケージ(PTP)包装材料に
粉、顆粒、あるいは液体処理剤を入れ、自動現像機に直
接投入する方法が開示されている。しかしながら、この
技術は単に高濃度低補充化を促進するために固体処理剤
及び固体化できない薬品は液体処理剤のままで処理槽に
直接投入する補充方法を開示したのみであり、本発明の
如く補充精度の安定化や包装された場合の経時による吸
湿により包装体内にケミカルが付着し残留する問題や包
装内のケミカルの最適量についての課題解決の示唆はな
い。
【0007】又PTPそのものは圧力で包装材料を開封
するため、粉が飛散しやすく、処理槽の壁等に付着しタ
ール等の発生の問題もあるばかりか、飛散した粉が他の
処理槽へ飛びコンタミネーション(コンタミ)の原因に
もなり、好ましくない方法である事も判った。さらに圧
力で開封した際、包材の切れ端が固体処理剤とともに投
入されフィルターの目詰りを誘発する事も判った。本発
明者等はこれらの問題点につき、防湿性を付与する補充
装置や包装材料につき検討を行ったが、真の解決策は見
い出せなかった。
【0008】しかるに鋭意検討の結果、一回の補充単位
の固体処理剤が0.5〜50gの範囲で一回の補充単位
に包装されているような形態で、しかもその包装が固体
処理剤表面と包装材料表面間の包装内摩擦係数が1.5
以下を維持する包装材料で包装されていれば、例え湿度
80%RH以上の状態に2年程度保存しても包材と固体
ケミカルが互いにブロッキングも起こさず、又開封し自
然落下による投入をしても必ず全て投入されて溶解し、
確実に補充されるため使用液の濃度変動が最小で安定し
た写真性能が得られることを見い出した。加えて溶解作
業フリー、自動現像機へのセットのし易さ及び誤溶解が
なくコンタミが防止され、補充に関する諸問題が全て解
決される事を見い出した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第1
に手作業による濃縮キットの水による混合や溶解作業を
なくし、高精度な補充が可能な固体処理剤の自動補充シ
ステムを可能にする感光材料用固体処理剤包装物を供給
することである。第2に、液体用ポリボトルの使用をな
くし、大巾にプラスチック包材の使用を低減し、環境に
やさしい低公害システムを可能にする感光材料用固体処
理剤包装物を供給することである。第3に、液体危険物
をなくし、物流に軽量で安全な感光材料用固体処理剤包
装物を供給することである。第4に、固体ケミカルで濃
厚な感光材料用固体処理剤包装物を供給することであ
る。第5に、感光材料用固体処理剤の保存安全性や補充
精度を著しく改良した感光材料用固体処理剤包装物を供
給することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る感光材料用固体処理剤包装物は、少なくともチ
オ硫酸塩及び有機酸の第2鉄塩を含有する感光材料用固
体処理剤包装物であって、該固体処理剤の単位補充供給
量当りの量が0.5〜50gに秤量され、且つ該固体処
理剤表面と包装材料表面間の包装内摩擦係数1.5以下
の包装材料で外装されていることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用】本発明者らは、タンクに直接固体処理剤
を投入する事に関し、各処理液についての写真性能を変
動させないために、一回に加える最適な固体処理剤補充
量を求めた。この最適補充量は、自動現像機の処理槽の
大きさ、即ち処理液の容量に依存するものと思われてい
たが、固体ケミカルの溶解し難い特性をうまく利用する
ことにより、一度に添加しても急激に濃度は上昇せず、
補充水を溶解に合わせて注入することができ、極めて安
定な写真性能を創出できる利点があることを発見した。
【0012】一回に投入される処理剤量は、少なくとも
チオ硫酸塩及び有機酸の第2鉄塩を含有する固体処理剤
の場合0.5g〜50g、好ましくは5g〜50gであ
る。この範囲の固体処理剤を、一回の補充単位毎に包装
内摩擦係数が1.5以下を維持する包装材料で包装する
ことで、一般的な小型現像機の処理槽の一部に直接投入
し、ゆっくり溶解させながら処理した場合でも写真状態
には悪影響を与えない。固体処理剤の経時保存ばかりか
処理槽上部からの蒸発水分には全く影響されずに、必ず
予め設計された量投入される事によることが判った。包
装材料は経時で温度、湿度の影響を受け、固体処理剤間
の包装内摩擦係数が変化するばかりか、包装材料にシワ
が発生し固体処理剤である粉剤、顆粒及び錠剤がひっか
かり処理槽に自然落下しにくくなるのである。
【0013】加えて有機酸の第2鉄を含有する固体処理
剤は、大気中の湿気を吸うと膨潤し崩壊し微粉末が発生
しやすく、この微粉末は包装材料に付着しやすい。その
ため投入精度が低下し、結果として写真性能の脱銀不良
の問題が発生した。ところが同一包装内にチオ硫酸塩を
含有する固体処理剤であると、チオ硫酸塩が有機酸の湿
気の吸湿を防止し、膨潤・崩壊による微粉末発生という
問題が全て解決する事が判った。
【0014】さらに、固体処理剤中の有機酸第2鉄塩の
重量%が10〜30重量%及びチオ硫酸塩が30〜50
重量%の場合、本発明の効果を良好に奏する。尚、各包
装を連続包装することで本発明の好ましい固体処理剤を
用いれば、一度セットするだけで自動的に固体補充剤が
精度良く補充され、廃包材も一箇所にまとめて収納する
事が可能となる。さらに単位供給量宛に包装してあるこ
とで輸送ないし運搬中に包装材料が破れても最小の被害
で済ませる事が可能である。以上の事実は本発明者等の
膨大な実験によってはじめて明らかにされたものであ
り、全く驚くべきことであった。
【0015】
【発明の構成】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明の固体処理剤は粉末処理剤、顆粒状処理剤及
び錠剤であり、好ましくは投入精度の点から顆粒状処理
剤及び錠剤であり、最も好ましくは錠剤である。粉末と
は微粒結晶の集合体のことを言い、顆粒とは粉末に造粒
工程を加えて粒径が50〜5000μm、好ましくは5
00〜1500μmの粒状物のことを言う。錠剤とは粉
末又は顆粒を一定の形状に圧縮形成したものを言う。写
真用処理剤を固体化する方法は特願平2−135887
号、同2−203165号、同2−203166号、同
2−203167号、同2−203168号、同2−3
00409号等に記載の方法を用いることができる。
【0016】錠剤形成のための造粒方法は、転動造粒、
押出造粒、圧縮造粒、流動層造粒等公知の方法を用いる
ことができ、得られた造粒物は造粒物粒子の60%以上
が±100〜150μmの偏差内に入ることが投入精度
の上からも好ましい。錠剤処理剤の製造方法は、特開昭
51−61837号、同54−155038号、同52
−88025号、英国特許1213808号等の明細書
や公知の方法により製造でき、顆粒処理剤は特開平2−
109042号、同2−109043号、同3−397
35号及び同3−39739号等の明細書に記載されお
り、更には粉末処理剤は特開昭54−13332号、英
国特許725892号、同729862号及びドイツ特
許3733861号等の明細書に記載されているような
公知の方法で製造できる。
【0017】本発明で用いるチオ硫酸塩の塩としてナト
リウム、カリウム、アンモニウム等の各塩を用いる事が
できる。迅速処理性の観点よりアンモニウム塩が好まし
い。本発明の漂白能を有する固体処理剤は、特願平4−
313784号記載の有機酸の第2鉄を含有することが
好ましい。本発明の1回投入量封入包装(分包)当りの
固体処理剤中、チオ硫酸塩は30〜50wt%、有機酸
の第2鉄塩は10〜30wt%及びハロゲン化剤は0〜
45wt%含有することが本発明の効果の点より望まし
い。
【0018】本発明には特願平4−2108号の段落番
号[0134]〜[0141]に記載の重亜硫酸付加物
を用いることができる。それらのうち本発明の効果の点
よりB−22グルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウ
ムが好ましい。本発明には特願平4−283032号の
段落番号[0049]〜[0062]に記載のスルフィ
ン酸を用いることができる。それらのうち本発明の効果
の点よりS−2パラトルエンスルフィン酸ナトリウムが
好ましい。これらの保恒剤は併用して用いても良く単独
で用いても良い。本発明の効果の点より前記B−22グ
ルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウムと前記S−2
パラトルエンスルフィン酸ナトリウムが好ましい。これ
らの保恒剤は固体処理剤中1重量%以上15重量%以下
が本発明の効果より好ましい。
【0019】チオ硫酸塩及び有機酸第2鉄塩以外に公知
の写真有効成分、例えばカラー写真用成分としては上記
以外のパラフェニレンジアミン系発色現像主薬、亜硫酸
塩等の還元剤、蛍光増白剤、キレート剤、界面活性剤、
ヒドロキシアミン塩、炭酸塩、ハロゲン、バッファー
剤、防バイ剤、定着成分等と組合せて用いることがで
き、白黒現像剤としてはハイドロキノン及びその誘導体
や、メトール、フェニトン及びその誘導体が挙げられる
が、好ましくは発色現像剤成分と組合せて用いる場合に
本発明の効果が顕著となる。
【0020】本発明において、固体処理剤は単位補充供
給量当り0.5〜50gに秤量されている。単位補充供
給量当りと言うのは、ある一定の感光材料が処理された
場合、1回に投入される固体処理剤の1回投入当りの補
充総重量のことを言い、固体処理剤の単位補充供給量が
多過ぎると固体処理剤の溶解不良が生じやすくなり、単
位補充供給量が少ないと、ある一定量の固体処理剤を供
給するための投入回数が増え、投入精度や供給手段の耐
久性が問題となる。
【0021】本発明の包材は本発明の固体処理剤表面と
の摩擦係数が1.5以下であり、好ましくは1.0以下
である。ここで摩擦係数と言うのは下記の方法により求
めた値である。固体処理剤を包材に入れシール密封す
る。温度25℃、相対湿度40%で包材の両端を切裁
し、HEIDON社製、「Static Fricti
on Tester HEIDON−10」を用い、包
材を固定し、固体処理剤の80%以上が包材から滑り落
ちる角度tanθを測定する。このtanθを固体処理
剤と包材の摩擦係数とする。この摩擦係数は固体処理剤
の表面性、成分、大きさ、形や包材の材質、表面粗さ、
更には保存状態により摩擦係数は変動するが、要は固体
処理剤と包材の表面との摩擦係数が使用時に1.5以下
をクリアーしていれば本発明の目的を達成することがで
きる。
【0022】従って、固体処理剤と包材の摩擦係数が
1.5以下をクリアーする組み合わせであればどの様な
包材を用いても良いが本発明の実施態様としては合成樹
脂の素材が好ましく用いられ、具体的にはポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ナイロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポ
リカーボネート、ビニロン、エバール、ポリエチレンテ
レフタレート等が挙げられ、単層あるいは2種以上のフ
ィルムで又はアルミ箔等と積層しても良いし、フィルム
間にアルミ箔等を用いても良いし、更に紙やその他の素
材上に、上記合成樹脂をコーティングしたものでもよ
い。
【0023】本発明の包装材料は固体処理剤表面との包
装内摩擦係数が1.5以下であり、更に透湿度が50g
/m ・24hr(40℃90%RH)以下である場
合に、本発明の効果がより顕著となる。すなわち、透湿
性が高い場合に包装材料を通過する水分量が多くなる為
に有機酸の第2鉄の膨潤、崩壊及び包装内摩擦数にも影
響を与える為である。好ましくは20g/m ・24
hr(40℃90%RH)以下の透湿度を持つ包装材料
が本発明の実施態様に好ましく用いられる。包材の膜厚
としては使い勝手や包材の廃棄性、摩擦性、防湿効果の
点から1〜500μm、より好ましくは10〜150μ
mであることが好ましい。
【0024】固体処理剤を包装する方法としては4方シ
ール、3方シール、スティック(ピロー包装、ガゼット
包装)、PTP(プリスター包装)、カートリッジ等が
あるが、本発明の効果を顕著に奏するのは4方シール、
3方シール、スティック包装であり、4方シール、3方
シール、スティック包装は形態の違いである。ただしピ
ールオープン方式を使用する場合はシーラント剤をラミ
ネートしピールオープン適性をもたせることができる。
固体処理剤を処理槽に供給する方法としては予め一定量
に秤量包装された固体処理剤を感光材料の処理量に応じ
て包装体を開封、取り出す方式であるが、開封に際し、
接着面を分離する方法、シール包装の一部に切り込みを
入れ、引っ張ることにより開封する方法、カッター等外
力により切断する方法、強制的に固体処理剤を押し出す
方法等が好ましく用いられる。
【0025】次に本発明の実施態様として好ましい投入
装置の具体例について説明する。図1において処理槽1
は感光材料を処理する処理槽であり、該処理槽1を形成
する仕切壁の外側に一体的に設けた固体処理剤(錠剤)
を供給する固体処理剤投入部4及び恒温槽2を有する。
これら処理槽1と恒温槽2は連通窓が形成された仕切壁
21により仕切られており、処理液は流通できるように
なっている。そして恒温槽2の上方に設けた投入部4に
は固体処理剤を受容する囲い5を設けたので、固体処理
剤は固体のまま処理槽1に移動することがない。なお、
囲い5は処理液の通過は可能であるが、固体の処理剤は
溶け終るまで通過できない網状またはフィルター状とし
てある。
【0026】筒状のフィルター22は、恒温槽2の下方
に交換可能に設けられ、処理液中の不溶物、例えば紙く
ず等を除去する機能を果たす。このフィルター22の中
は、恒温槽2の下方壁を貫通して設けられた循環パイプ
23を介して循環ポンプ24(循環手段)の吸引側に連
通している。循環系は、液の循環通路を形成する循環パ
イプ23、循環ポンプ24、及び処理槽1等で構成され
ている。前記循環ポンプ24の吐出側に連通した循環パ
イプ23の他端は処理槽1の下方壁を貫通し、該処理槽
1に連通している。このような構成により、循環ポンプ
24が作動すると処理液は恒温槽2から吸い込まれ、処
理槽1に吐出されて、処理液は処理槽1内の処理液と混
じり合い、再び恒温槽2へと入る循環を繰り返すことに
なる。この循環流の流量は、1分間当りタンク容量に対
して0.1(回転=循環量/タンク容量)以上の流量で
あることが好ましく、より好ましくは0.5〜2.0回
転である。また、処理液の循環方向は、図5に示した方
向に限られる必要はなく、逆方向であっても良い。
【0027】排液管31は、処理槽1内の処理液をオー
バーフローさせるためのものであり、液面レベルを一定
に保つと共に、他の処理槽から感光材料に付着して持ち
込まれる成分や、感光材料から浸み出す成分が貯留し、
増加することを防ぐのに役立つ。棒状のヒータ25は、
恒温槽2の上方壁を貫通して恒温槽2内の処理液中に浸
漬するよう配設されている。このヒータ25は、恒温槽
2及び処理槽1内の処理液を加温するものであり、換言
すると処理槽1内の処理液を処理に適した温度範囲(例
えば20〜25℃)に保持する温度調整手段である。
【0028】処理量情報検出手段32は、自現機の入口
に設けられ、処理される感光材料の処理量を検出する。
この処理量情報検出手段32は、左右方向に複数の検出
部材を配してなり、感光材料の幅を検出するとともに、
検出されている時間をカウントするための要素として機
能する。感光材料の搬送速度は機械的に予め設定されて
いるので、幅情報と時間情報とから感光材料の処理面積
が算出できる。なお、この処理量情報検出手段32は、
赤外線センサー、マイクロスイッチ、超音波センサー等
の感光材料の幅及び搬送時間を検出できるものであれば
よい。また、間接的に感光材料の処理面積が検出できる
もの、例えばプリンタープロセッサーの場合、焼付を行
った感光材料の量、あるいは、予め決まっている面積を
有する感光材料の処理数を検出するものでもよい。さら
に、検出するタイミングは、本例では処理される前であ
るが、処理した後、あるいは処理液中に浸漬されている
間でもよい(このような場合は、処理量情報検出手段3
2を設ける位置を処理後に検出できる位置や処理中に検
出できる位置に適宜変更する)。さらに、検出される情
報として、上述の説明では、処理された、あるいは処理
中の感光材料の処理量に比例した値であればよく、処理
槽に収容された処理液の濃度あるいは濃度変化等であっ
てもよい。
【0029】図1において、6は固体処理剤包装物を収
容する収容容器、9は該包装物を搬送する第2の搬送手
段、16は前記処理量情報検出手段32による信号を受
けて処理剤の処理量供給を制御する制御手段である。
【0030】図2は補充装置3の具体的構造を詳しく説
明する斜視図である。図2で収容容器6は、処理剤包装
物Hを、帯部を蛇行させた状態で収納していて、処理剤
包装物Hの先端は、ローラ8aと、ローラ8bと駆動手
段とよりなる第1の搬送手段8により送り出し、または
蓋7を開けて案内し、ローラ9aと、ローラ9bと駆動
手段とよりなる第2の搬送手段9にかけ渡し、蓋7を閉
じることにより、第1の搬送手段8と第2の搬送手段9
に係合する。なお第2の搬送手段9に係合させる前に切
断手段(カッター)10により、上下両側のシール部を
切り離し矢印A方向へ案内し排除する。
【0031】この実施例では切断手段(カッター)10
は円板状のロータリカッターを適用したが、これに限定
されるものではない。なおカッター刃は、安全のためカ
ッターチップ11としてセットで交換する構成とするこ
とが好ましい。図2に示す如く、ローラ8b、ローラ9
bは、それぞれの円筒の一部を欠除させ、切欠きローラ
としてあり、それぞれのローラ対の軸間距離を固定にし
たから、ローラ対の回転により該欠除部がローラ8aま
たはローラ9aに対向したときには、両ローラ間の挟持
力はなくなり、又ニップ圧が減少するから、挟持されて
いた帯状の処理剤包装物Hは自由にその面方向に移動可
能となり、例えば蛇行しはじめていたときに中央に戻る
ことが出来る。
【0032】次に図3に示す如く、上下両側のシール部
を切り離されて、上下が開口となった分包部H−bは、
第1の搬送手段8と第2の搬送手段9の相互関係を制御
されて、残る桁状のシール部が互いに近寄せられるか
ら、図示の如く分包部H−bはふくらみが強調されて、
固体処理剤Tの挟持は解除されるので、処理剤Tは落下
する。図2においてガイド12には、帯状の処理剤包装
体Hの進行を案内すると共に、前記ふくらみにより処理
剤落下の位置を規制するものであり、これによって投入
口13は巨大でなくてよい。
【0033】図3における検出手段14は処理剤包装体
Hの側端部に記録された各分包毎の被検出部15を検出
し、処理量供給制御手段16に信号を送り、モータを制
御して第1の搬送手段8と第2の搬送手段9を駆動す
る。そして残量表示にも使用することを示している。
【0034】次に図4によって第1搬送手段8より第2
搬送手段9の送り速度が小さく、その送り速度の差で帯
状の処理剤包装体にふくらみを与える状況を説明する。
図2、図4で第1の搬送手段8と第2の搬送手段9とは
同じギヤかそれぞれのローラ軸に固定され、共通のギヤ
18で同時に駆動されるため、軸の回転数は同じである
が、第2の搬送手段のローラ9−a、9−bは、第1の
搬送手段8のローラより直径が小さいから周速が小さく
なり、送り速度も遅い。タイミングチャートでは、第1
と第2の搬送手段が同時に駆動されていることを示す。
【0035】次に図5で第2の搬送手段9が、なお第1
の搬送手段8と同時に駆動されたのち一時的に逆転され
る実施例を示す。この実施例では、第1の搬送手段8と
第2の搬送手段9の送り速度は同じであるが、停止後逆
転する第2の搬送手段9の回転により、帯状の処理剤包
装体Hが戻されてたるみ、処理剤Tを挟持していた部分
がふくらみ、処理剤Tが解放される。
【0036】次に図6で、第1の搬送手段8と、第2の
搬送手段9の作用の位相を違える実施例を示す。移動可
能の駆動源19により第1の搬送手段8がまず駆動され
てのち、第2の搬送手段9が駆動されるから、第1の搬
送手段によって両側のシール部を切り離された帯状の処
理剤包装体Hの分包部の先行する桁状のシール部が、第
2の搬送手段9に到達するが、未だ第2の搬送手段9は
駆動されていないから止められ、処理剤包装体Hにたる
みが生じ、分包部をふくらませて処理剤Tを解放する。
【0037】図7では固体処理剤の投下に関する供給動
作の制御フローチャートを示す。即ち処理情報信号によ
り処理剤残量をチェックし、無ければ残量なし信号を出
す。残量が有れば、供給動作に入りモータ駆動する。そ
して1回分供給動作完了をチェックして、完了すれば供
給動作停止するが、完了していなければ再度モータMを
駆動して、供給動作を繰返す。
【0038】次に本発明に用いられる包装形態について
説明する。図8及び図9(A)、(B)、(C)は四方
シールの例を示す平面図である。図9(D)は三方シー
ルの例を示す。図10はスティック包装の具体例を示
す、ただしこれらに限定されない。図10は、これらの
固体処理剤の入った連続包装体を収納しておくカートン
の一例である。本発明の好ましい固体処理剤の形態は図
11に示されている。
【0039】(A)は、錠剤固体処理剤で溶解性をコン
トロールするため同一組成錠剤の最大径が異なる形態を
示す。(B)は、薬品の種類毎に包装材料を区切り、一
回の投入時にして(A)(B)(C)が一度に入る様に
包装した形態である。(C)は、一回に投入される粉又
は顆粒、粉と顆粒の混合の固体処理剤が包装されている
形態を示す。(D)は、一回に投入される錠剤処理剤が
一錠である形態を示す。(E)は、一回に投入される錠
剤処理剤が三錠である形態を示す。(F)は、一回に投
入される粉又は顆粒、粉と顆粒の混合体の固体処理剤が
薬品毎に分包され、さらにA剤が多いため2分割されて
いる。(G)は、一回に投入される粉又は顆粒、粉と顆
粒の混合体の固体処理剤が4つの薬品毎に分包されてい
る形態を示す。(H)は、一回に投入される粉又は顆
粒、粉と顆粒の混合体の固体処理剤が2つにパーツ化さ
れ、各々2分包ずつ入っている形態を示す。(I)は、
一回に投入される錠剤が3つの場合の形態を示す。
(J)は、一回に投入される錠剤が4つの場合の形態を
示す。(K)は、一回に投入される錠剤が4つで2パー
トの場合の形態を示す。(L)は、一回に投入される錠
剤が4つで1パートの場合の形態を示す。(M)は、一
回に投入される錠剤が1つで1パートの場合の形態を示
す。(N)は、一回に投入される錠剤が2つで1パート
の場合の形態を示す。(O)は、一回に投入される錠剤
が3つで1パートの場合の形態を示す。
【0040】(A)〜(O)は連続包装体で、図2、図
3に示す自動投入装置を使用する時好ましい。(P)〜
(U)は、連続包装でない例を示す。なお、本発明はこ
れらの具体例に限定されるものではないが、三方シール
ないしは四方シールの方が処理槽に直接投入する方式と
して好ましく、又連包性にも良いことから好ましく用い
られる。
【0041】次に本発明を実施する上での具体的な包装
形態についてシール包装を例にとり更に説明すると、図
11の(A)は1つの包装単位に数種の錠剤、例えば発
色現像補充用錠剤であればアルカリパート、主薬パー
ト、保恒剤パート毎に1つの供給単位として1包装に入
っている。図11(B)は種類、サイズの異なる錠剤が
個装されているが、この場合、A、B又はCの分包中に
チオ硫酸塩と有機酸第2鉄塩が共存している。図11
(C)は顆粒又は粉末を包装したものであり、この場
合、1包装が1つの供給単位となる。図11(D)は同
一の錠剤が包装されている例であるが1包装内にチオ硫
酸塩と有機酸第2鉄塩が共存していれば良く、3包装で
1供給単位であっても1包装で1供給単位であっても良
い。図11(E)は同じ大きさのケミカルが数個包装さ
れており、この場合も図11(D)と同様、チオ硫酸塩
と有機酸第2鉄塩が同一包装内に入っていることが必要
である。図11(F)〜(H)は顆粒剤がパート毎に包
装された例であり、図11(B)と同じ構成である。図
11(P)は包装毎に分離されている例である。図11
(I)〜(O)及び(Q)〜(X)は錠剤の他の包装例
を示したものであるが、要は有機酸第2鉄塩とチオ硫酸
塩が同一包装内に存在していることが重要であり、それ
を満足する構成であればいかなる構成でも良い。
【0042】図12はPTP包装の具体例を示す。ただ
しこれらに限定されるものではない。図12(A)は丸
薬状の固体処理剤をPTP包装したものであり、図12
(B)は処理剤の顕粒が入って包装されている状態を示
す。
【0043】図13はPTP包装された固体処理剤の投
入装置に関し、図13(A)はPTP包装された固体処
理剤(1パート化された処理剤)の連続包装体を示す。
そして図13(B)はPTP包装された固体処理剤(パ
ート別化された処理剤)の連続包装体を示す。図13
(C)〜(F)は、固体処理剤供給装置の断面図を示
す。PTP包装された固体処理剤13は収納容器から供
給され、感光材料が一定量処理されると処理量検出手段
の情報が処理剤供給制御手段に送られ、ソレノイドモー
ターに接続された回転盤130によりPTP包装された
固体処理剤13を押し出し装置134がPTP包装の下
部を破ることによって固体処理剤13が処理槽に投入さ
れる。そして包材120の搬送は回転盤130に具備さ
れた搬送用ノッチ128によって行われる。
【0044】
【実施例】以下に本発明実施例を示すが、本発明はこれ
らの実施態様に限定されるものではない。 実施例1 以下に示す様にカラーペーパー用固体処理剤を作成し、
表1〜表3に示す包装材料で四方シール[図11(A)
又は(C)]し、包装した。 (1)カラーペーパー用漂白定着補充用粉剤 ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄アンモニウム11
5.2g、ジエチレントリアミン五酢酸14gとパイン
フロー(商品名、松谷化学社製)16gをそれぞれ市販
のバンダムミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕す
る。これらの素材を40%RH以下に調湿された部屋で
混合機を用いて10分毎均一に混合し、これを55等分
して、55個のカラーペーパー用漂白定着補充用粉剤A
剤を作成した。チオ硫酸アンモニウム160g、亜硫酸
ナトリウム40gをそれぞれ市販のバンダムミル中で平
均粒径10μmになるまで粉砕し、これらの素材を40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分毎
均一に混合し、これらを55等分して、55個のカラー
ペーパー用漂白定着補充用粉剤B剤を作成した。上記A
剤、B剤を1個ずつを同一の包装内に包装し、1回宛投
入用のカラーペーパー用漂白定着補充用粉剤(1)を作
成した。
【0045】(2)カラーペーパー用漂白定着用顆粒剤 ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄アンモニウム11
5.2g、ジエチレントリアミン五酢酸14gと前記パ
インフロー16gをそれぞれ市販のバンダムミル中で平
均粒径10μmになるまで粉砕する。これらの素材を4
0%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分
毎均一に混合する。この粉末を市販の攪拌造粒機中で室
温にて約7分間、80mlの水を添加することにより造
粒した後、造粒物を流動層乾燥機で60℃にて2時間乾
燥して、造粒物の水分をほぼ完全に除去する。これを5
5等分して55個のカラーペーパー用漂白定着補充用顆
粒A剤を作成した。
【0046】チオ硫酸アンモニウム160g、亜硫酸ナ
トリウム40g及び前記パインフロー10gをそれぞれ
市販のバンダムミル中で平均粒径10μmになるまで粉
砕し、これらの素材を40%RH以下に調湿された部屋
で混合機を用いて10分毎均一に混合する。この粉末を
市販の攪拌造粒機で室温にて、約7分間100mlの水
を添加することにより造粒した後、造粒物を流動層乾燥
機で60℃にて、2時間乾燥して、造粒物の水分をほぼ
完全に除去する。これを55等分して、55個のカラー
ペーパー用漂白定着補充用顆粒B剤を作成した。上記、
A剤、B剤を1個ずつを同一の包装内に包装し、1回宛
投入用のカラーペーパー用漂白定着補充用顆粒剤(2)
を作成した。
【0047】(3)カラーペーパー用漂白定着用錠剤 ジエチレントリアミン五酢酸第2鉄アンモニウム11
5.2g、ジエチレントリアミン五酢酸14gと前記パ
インフロー16gをそれぞれ市販のバンダミル中で平均
粒径10μmになるまで粉砕する。これらの素材を40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分毎
均一に混合する。この粉末を市販の攪拌造粒機中で室温
にて約7分間、80mlの水を添加することにより造粒
した後、造粒物を流動層乾燥機で60℃にて2時間乾燥
して、造粒物の水分をほぼ完全に除去する。造粒物にN
−ラウロイルサルコシンナトリウム1.4gを添加し、
25℃40%RH以下に調湿された部屋で混合機を用い
て3分間混合する。次に得られた混合物を菊水製作所
(株)製タフプレストコレクト1527HUを改造した
打錠機により1錠当たりの充填量を1.4gにして圧縮
打錠を行い、110個のカラーペーパー用漂白定着用補
充用錠剤A剤を作成した。
【0048】チオ硫酸アンモニウム160g、亜硫酸ナ
トリウム40g及び前記パインフロー10gをそれぞれ
市販のバンダミル中で平均粒径10μmになるまで粉砕
し、これらの素材を40%RH以下に調湿された部屋で
混合機を用いて10分毎均一に混合する。この粉末を市
販の攪拌造粒機で、室温にて約7分間100mlの水を
添加することにより造粒した後、造粒物を流動層乾燥機
で60℃にて、2時間乾燥して、造粒物の水分をほぼ完
全に除去する。造粒物にN−ラウロイルサルコシンナト
リウム1.0gを添加し、25℃40%RH以下に調湿
された部屋で混合機を用いて3分間混合する。次に得ら
れた混合物を菊水製作所(株)製タフプレストコレクト
1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの充填
量を1.92gにして圧縮打錠を行い、110個のカラ
ーペーパー用漂白定着用補充用錠剤B剤を作成した。上
記、A剤、B剤2個ずつを同一の包装内に包装し、1回
宛投入用のカラーペーパー用漂白定着用錠剤(3)を作
成した。
【0049】上記で作成した固体処理剤を、表1〜表3
記載の包装材料で包装した後、温度40℃湿度60%R
H(条件1)温度5℃湿度20%RH(条件2)を6時
間毎に交互に繰り返し、10日間保存した。明細書中記
載の方法で、包装内摩擦係数を測定した。結果をまとめ
て以下の表に示す。更にシール包材開封投入装置図2を
用いて投入し、包材内に付着して残存している固体処理
剤の、秤量した固体処理剤に対する重量(%)を求め
た。
【0050】
【数1】
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】表より明らかなように、包装内摩擦係数が
1.50以下の場合、包装内の固体処理剤の残存率が小
さくなることが判る。更に1.00以下、特に0.50
以下のときより好ましいことが判る。また、錠剤、顆
粒、粉剤の順で投入精度が良いことが判る。四方シール
方式図9(B)に変えても、固体処理剤残存率は同等の
結果であった。ただし、このシール包材開封装置におい
ては開封搬送性より、四方シール方式図9(A)、
(B)、(C)が好ましく、包材コストの観点より図9
(A)が好ましい。更に、特願平4−301432号の
段落[0084]〜[0090]記載のシール方法を実
施しても良い。なお上記願番の特許願に示す、図8はこ
れらの固体処理剤の入った連続包装体を収納しておくカ
ートンの例でもある。
【0055】上記包装材料は本発明のほんの一例であり
特願平4−301432号の段落[0074]〜[00
84]記載の包装材料のうち、包装内摩擦係数が1.5
以下の材料はすべて本発明の包装材料として使用でき
る。なお、上記表中、測定不能とは包装内摩擦係数が
1.5を超える場合をいう。
【0056】更に錠剤や顆粒をシールする方法として
は、 4方シール 3方シール スティックシール(ピロー包装、ガゼット包装) PTP カートリッジ がある。4方シール、3方シール、スティック(ピロ
ー、ガゼット)包装は形態の違いであり前記材料が用い
られる。ただしピールオープン方式に利用する時はシー
ラント剤をラミネートしピールオープン適性を持たせ
る。このピールオープンの方式には、通常、凝集破壊方
式、界面剥離方式、層間剥離方式がある。凝集破壊方式
はホットメルトといわれる接着剤で、ヒートシールラッ
カーでシール剤として用いる方式であり、開封時にシー
ラント層の内部凝集破壊により剥離するものである。
【0057】界面剥離方式はフィルム間の界面で剥離す
る方式であり、シール用フィルム(シーラント)と被着
体が完全に融着しておらず適度の強度で剥がせるもので
ある。シーラントとしては粘着性の樹脂を混合したフィ
ルムであり、被着体の材質によりポリエチレン、ポリプ
ロピレン又はその共重合体、ポリエステル系等を選択す
ることができる。さらにシーラントをラミネートフィル
ムのような多層共押出しフィルムを使い、ラミネートフ
ィルムの層間で剥離するのが層間剥離方式である。本発
明のフィルムを用いたピールオープン方式では層間剥離
方式又は界面剥離方式が好ましい。
【0058】実施例2 実施例1で作成した固体処理剤(2)を用い、実験N
o.1−32の包装材料(延伸ポリプロピレン/無延伸
ポリプロピレン/低密度ポリエチレン)を用い、表4の
ように漂白補充剤の一分包当たりの充填量を変化し、図
1の自動現像機と図2のシール包材開封投入装置を用い
ランニングテストを実施した。テストはコニカQAペー
パータイプA5[コニカ(株)製]を処理しながら補水
量が漂白定着タンク液の2倍となるまで実施した。ただ
し、補充タンク内の補充水は脱イオン処理したものを用
いた。
【0059】 処理工程 処理時間 処理温度 タンク容量(リットル) 発色現像 22秒 38.0℃ 12 漂白定着 22秒 37.5℃ 12 安定−1 22秒 35.0℃ 12 安定−2 22秒 35.0℃ 12 安定−3 22秒 35.0℃ 12 乾 燥 50秒 55.0℃
【0060】安定は3から1への向流方式であり、安定
−1のオーバーフロー液は全量漂白安定槽に流入させ
た。又感光材料1m2 当りの感光材料のキャリーオーバ
ーは発色現像槽から漂白定着槽へは45ml、漂白定着
槽から安定へは50ml、安定−1→2、安定2→3及
び安定3→乾燥へは40mlであった。スタート時のタ
ンク液は、コニカカラーQAペーパー発色現像スタート
剤82P−1B、コニカ(株)社製コニカカラーQAペ
ーパー漂白定着スタート剤82P−2B(同上)、コニ
カカラーQAペーパー安定スタート剤82P−3B(同
上)を用いて作成した。補充水量及び固体処理剤補充量
は下記の通り実施した。
【0061】以下の操作(A〜G)に従ってカラーペー
パー用処理錠剤を作成した。 1)カラーペーパー用発色現像補充用錠剤 操作(A) 現像主薬のCD−3[4−アミノ−3−メチル−N−エ
チル−N−〔β−(メタンスルホンアミド)エチル〕ア
ニリン硫酸塩]1200gを市販のバンダムミル中で平
均粒径10μmになるまで粉砕する。この微粉末を市販
の攪拌造粒機中で室温にて約7分間、50mlの水を添
加することにより造粒した後、造粒物を流動層乾燥機で
40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除
去する。このようにして、調製した造粒物にポリエチレ
ングリコール6000を150gだけ25℃、40%R
H以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一
に混合する。次にN−ラウロイルアラニンナトリウム4
gを添加し、3分間混合した後、得られた混合物を菊水
製作所(株)製タフプレストコレクト1527HUを改
造した打錠機により1錠当たりの充填量を3.2gにし
て圧縮打錠を行い、400個のカラーペーパー用発色現
像補充用錠剤A剤を作成した。
【0062】操作(B) ジスルホエチルヒドロキシルアミン2ナトリウム塩12
0gを操作(A)と同様、粉砕、造粒する。水の添加量
は6.0mlとし、造粒後、50℃で30分間乾燥して
造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このようにして、
調製した造粒物にN−ラウロイルアラニンナトリウム4
gを添加し、25℃、40%RH以下に調湿された部屋
で混合機を用いて3分間混合する。次に得られた混合物
を菊水製作所(株)製タフプレストコレクト1527H
Uを改造した打錠機により1錠当たりの充填量を1.0
gにして圧縮打錠を行い、100個のカラーペーパー用
発色現像補充用錠剤B剤を作成した。
【0063】操作(C) チノパールSFP(チバガイギー社製)30.0g、亜
硫酸ナトリウム3.7g、臭化カリウム0.3g、ジエ
チレントリアミン5酢酸25g、p−トルエンスルホン
酸ナトリウム280g、マンニトール10.6gを
(A)と同様粉砕した後、市販の混合機で均一に混合す
る。次に操作(A)と同様にして、水の添加量を20m
lにして造粒を行う。造粒後、造粒物を60℃で30分
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。このよ
うにして、調製した造粒物にN−ラウロイルアラニンナ
トリウム4gを添加し、25℃、40%RH以下に調湿
された部屋で混合機を用いて3分間混合する。次に得ら
れた混合物を菊水製作所(株)製タフプレストコレクト
1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの充填
量を1.0gにして圧縮打錠を行い、100個のカラー
ペーパー用発色現像補充用錠剤C剤を作成した。
【0064】操作(D) 炭酸カリウム350gを操作(A)と同様、粉砕、造粒
する。水の添加量は20mlとし、造粒後、700℃で
30分間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。
このようにして、調製した造粒物にポリエチレングリコ
ール6000を15gを25℃、40%RH以下に調湿
された部屋で混合機を用いて10分間均一に混合する。
次に調製した造粒物にN−ラウロイルアラニンナトリウ
ム4gを添加し、3分間混合した後、得られた混合物を
菊水製作所(株)製タフプレストコレクト1527HU
を改造した打錠機により1錠当たりの充填量を3.0g
にして圧縮打錠を行い、110個のカラーペーパー用発
色現像補充用錠剤D剤を作成した。A、B、C、D錠を
実施例1の如く密封包装した処理剤を作成した。尚、カ
ラーペーパー用漂白定着補充用錠剤は実施例1で作成し
た(2)を用いた。
【0065】3)カラーペーパー用安定補充用錠剤 操作(G) 炭酸ナトリウム・1水塩10g、1−ヒドロキシエタン
−1,1−ジホスホン酸ジナトリウム200g、チノパ
ールSFP150g、亜硫酸ナトリウム300g、硫酸
亜鉛7水塩20g、エチレンジアミン4酢酸2ナトリウ
ム150g、硫酸アンモニウム300g、o−フェニル
フェノール10g、パインフロー25gを操作(C)と
同様、粉砕、混合し造粒する。水の添加量は60mlと
し、造粒後、70℃で60分間乾燥して造粒物の水分を
ほぼ完全に除去する。このようにして、調製した造粒物
にN−ラウロイルサルコシンナトリウム10gを添加
し、25℃、40%RH以下に調湿された部屋で混合機
を用いて3分間混合する。次に得られた混合物を菊水製
作所(株)製タフプレストコレクト1527HUを改造
した打錠機により1錠当たりの充填量を3.1gにして
圧縮打錠を行い、360個のカラーペーパー用安定補充
用錠剤を作成した。1個が1回宛投入用である。
【0066】
【表4】
【0067】溶解性評価基準 (2R終了時状況) ◎・・・全く不溶化物なく良好。 ○・・・微量固体処理剤があったが循環しているうちに
消滅した。 △・・・固体処理剤があったが循環しているうちに消滅
した。 ×・・・固体処理剤あり。循環していても消滅せず、す
なわち不溶化している。
【0068】固体処理剤(2)の単位供給量が0.5g
〜50gが溶解性及び脱銀性に優れ、特に10.3g3
0gが好ましいことが判る。また、この場合、包装材料
中の固体処理剤残存性がなく大変良好であった。尚、他
の固体処理剤(1)、(3)も同様であった。固体処理
剤の単位供給量が多過ぎると完全に溶解しないうちに次
の処理剤が投入され、その上に更に投入という様にこれ
らが繰り返されると、通常実施されている循環程度では
溶解せず、要するに不溶化してしまう。逆に固体処理剤
の単位供給量が少なすぎると、包装材料に付着する固体
処理剤の占める割合が多くなり、投入量が低下し、結果
的に写真性能の変動の要因となる。又包装材料のコスト
も高くつく。
【0069】実施例3 実施例1の漂白定着補充用顆粒(2)の漂白剤ジエチレ
ントリアミン五酢酸第2鉄アンモニウムを下記化合物の
第2鉄アンモニウム塩に等モル置き変え、その他は実験
No.1−32と同様に行った。
【0070】
【化1】
【0071】
【化2】
【0072】
【化3】
【0073】
【化4】
【0074】
【化5】
【0075】tanθ=0.49であった。これらの化
合物はほぼジエチレントリアミン五酢酸第2鉄アンモニ
ウムと同様な結果であることが判った。
【0076】実施例4 実施例1で作成した固体処理剤(2)の亜硫酸ナトリウ
ムを同モル数のグルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリ
ウム及びパラトルエンスルフィン酸に変え、実験No.
1−10と同様に実験した。
【0077】
【表5】 表より、グルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム及
びパラトルエンスルフィン酸が本発明の効果を良好に奏
することが判る。
【0078】実施例5 図12(A)のPTP包装材料に、固体処理剤(2)を
入れ実施例1と同様に保存した。包装内摩擦係数は0.
52であった。図2の投入装置を用い、投入し固形処理
剤残存率(重量%)を求めたところ0.5であった。図
12(B)のPTP包装材料23の上部包装材料と下部
包装材料の接点の箇所に顆粒処理剤が残存しやすいこと
が判った。前記実施例1の実験No.1−23との残存
率の差は、この点にあり四方シールの方が好ましい。
又、プレッシャーで開封するため、投入固体処理剤が
粉、顆粒の場合は、飛散しやすく四方シールの方が好ま
しい。
【0079】アルミ箔をプルランに交換し同様の実験を
したところ、包装内摩擦係数は測定不可能であり又、固
形処理剤残存率(重量%)は26.7であった。以上よ
り、PTP包装の場合でも包装内摩擦係数が重要な意味
を持つことが判る。又実施例2と同様に一回の単位供給
量の量変化を行なった。残存率は一律四方シールよりや
や悪いが量に対する傾向は同様であった。すなわち、P
TP包装にも本発明が適用可能なことが判る。
【0080】実施例6 WO92/20013号公報記載の図14のダルマ落し
投入装置で、固体処理剤13を用いランニングを実施し
た。固形処理剤13の投入精度に大きな問題があった原
因は下記の2点であった。すなわち、図14(A)及び
図14(B)において、 (イ)投入される錠剤がカートリッジ中に詰り、スタン
バイ状態になかった。そのため、実際は錠剤が投入され
ず、そのため投入精度が悪かった。 (ロ)錠剤13A及び13Bが接着しており、押し爪1
8が錠剤13Aを押しても錠剤13Aは投入されにくか
った。何回かの投入動作の後、投入された錠剤13Aの
一部が錠剤13Bに付着し、結局投入された量が少な
く、そのため、投入精度が悪かった。
【0081】しかし、錠剤とカートリッジの包装内摩擦
係数が本発明の範囲にある場合、上記問題は99%解決
できた。ダルマ落し方式でも本発明の効果があることが
判る。しかし、個包装されている場合の方が投入精度と
いう効果の点で優れていることも判った。
【0082】実施例7 WO92/20013号公報記載の図15のスクリュー
フィダー方式投入装置で、固体処理剤(2)を用いラン
ニングテストを実施した。固体処理剤(2)の投入精度
に大きな問題があり、原因は下記の2点であった。図1
5(A)及び図15(B)において (イ)ホッパー中で、固体処理剤(2)の接着性のため
34の部分に空間ができ、スクリューが、回転しても正
しい量を移動できなかった。そのため投入精度が悪かっ
た。 (ロ)スクリューの先端33の部分に固体処理剤(2)
が接着し、本来は落ちるはずが落ちず、そのため投入精
度が悪かった。特開平4−237045号記載の図16
のテーブル式フィダー投入装置も全く同様の問題を持ち
投入精度に大きな問題があった。尚、図16において6
3は固体処理剤収納部(ホッパー)、65は除湿装置、
67は回転体、68は排出部を示す。
【0083】
【発明の効果】本発明による感光材料用固体処理剤は、
補充の精度に優れ、輸送上、取り扱上の危険がなく、完
全自動化補充システムを完成し、又多くの内蔵補充タン
クをなくしコンパクト化された自動現像機の使用が可能
である。
【0084】また、液体補充液の貯蔵の必要性を一切な
くし、処理安定性に優れ、ケミカル廃液量を低減するこ
とが出来、液体用ポリボトルの使用をなくし、プラステ
ィックの包装材料を低減した低公害システムを達成する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動現像機の処理剤投入部と処理剤投入装置と
の断面図である。
【図2】シール包材開封投入装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図3】シール包材開封投入装置を別の角度から見た斜
視図である。
【図4】送り速度を相違させる実施例の説明図である。
【図5】逆転を入れた実施例の説明図である。
【図6】位相を変えた実施例の説明図である。
【図7】制御のフローチャート図断面図である。
【図8】シール包装及びスティック包装の一例を示す図
である。
【図9】シール包装の具体例を示す平面図である。
【図10】シール包装した固体処理剤を容器内に収容し
た一例を示す断面図である。
【図11】連続シール包装の具体例を示す平面図であ
る。
【図12】PTP包装の具体例を示す断面図である。
【図13】 PTP包装処理剤供給装置の断面図及び斜
視図である。
【図14】ダルマ落し投入装置の投入部の一例を示す断
面図である。
【図15】スクリューフィーダー方式投入装置の一例を
示す断面図である。
【図16】パート別粉状処理剤供給装置の一例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 恒温槽 3 補充装置 4 投入部 5 囲い 6 収容容器 7 蓋 8 第1の搬送手段 9 第2の搬送手段 10 カッター 11 カッターチップ 12 ガイド 13 投入口 14 検出手段 15 被検出部 16 処理量供給制御手段 18 ギヤ 19 駆動源 20 処理剤包装体 T 固体処理剤 13’錠剤(固形処理剤) 17’処理剤供給手段 18’押し爪 21’錠剤押しばね 21 PET 22 アルミ箔 23 残存顆粒 31 錠剤(固形処理剤) 32 錠剤(固形処理剤) 33 スクリューの先端 34 空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくともチオ硫酸塩及び有機酸の第2鉄
    塩を含有するハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤包
    装物であって、該固体処理剤の単位補充供給量当りの量
    が0.5〜50gに秤量され、且つ該固体処理剤表面と
    包装材料表面間の包装内摩擦係数1.5以下の包装材料
    で外装されていることを特徴とするハロゲン化銀写真感
    光材料用固体処理剤包装物。
JP10627893A 1993-04-08 1993-04-08 ハロゲン化銀写真感光材料用固体処理剤包装物 Pending JPH06295032A (ja)

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