JPH06294090A - 乾燥シリンダからリボンを受取る装置 - Google Patents
乾燥シリンダからリボンを受取る装置Info
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- JPH06294090A JPH06294090A JP4353340A JP35334092A JPH06294090A JP H06294090 A JPH06294090 A JP H06294090A JP 4353340 A JP4353340 A JP 4353340A JP 35334092 A JP35334092 A JP 35334092A JP H06294090 A JPH06294090 A JP H06294090A
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- bar
- sealing
- drying cylinder
- sealing bar
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F5/00—Dryer section of machines for making continuous webs of paper
- D21F5/02—Drying on cylinders
- D21F5/04—Drying on cylinders on two or more drying cylinders
- D21F5/042—Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B13/00—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
- F26B13/06—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement with movement in a sinuous or zig-zag path
- F26B13/08—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement with movement in a sinuous or zig-zag path using rollers
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ペ−パリボンまたは類似のリボンを製造・処理
する装置の乾燥部で、ペ−パリボンが乾燥シリンダから
離れる個所において、ペ−パ−リボンの縦方向伸びが避
けられるより、直ちに、支持ベルトとともに完全に乾燥
シリンダから引離すこと。 【構成】多孔質支持ベルト8は、リボン9とともに乾燥
シリンダを介して走行し、引離個所Aにおいて乾燥シリ
ンダから離れる。引離個所Aの範囲には、吸引ボックス
20が設けてある。ボックス20の吸引ゾ−ン19は、
リボン走行方向に対して直角に延び、各密封バ−ホルダ
21,23に支持された2つの可撓性密封バ−30,3
1によって限定される。各密封バ−ホルダ21,23と
乾燥シリンダ10の周面10′との間の間隔が少くとも
30mmであり、可撓性の各密封バ−30,31が、正
常運転状態では、密封バ−が−吸引ゾ−ン19と外気と
の間の圧力が0.01〜0.1barである場合に、本
質的に変形せずに保持されるような固有剛性を有する。
する装置の乾燥部で、ペ−パリボンが乾燥シリンダから
離れる個所において、ペ−パ−リボンの縦方向伸びが避
けられるより、直ちに、支持ベルトとともに完全に乾燥
シリンダから引離すこと。 【構成】多孔質支持ベルト8は、リボン9とともに乾燥
シリンダを介して走行し、引離個所Aにおいて乾燥シリ
ンダから離れる。引離個所Aの範囲には、吸引ボックス
20が設けてある。ボックス20の吸引ゾ−ン19は、
リボン走行方向に対して直角に延び、各密封バ−ホルダ
21,23に支持された2つの可撓性密封バ−30,3
1によって限定される。各密封バ−ホルダ21,23と
乾燥シリンダ10の周面10′との間の間隔が少くとも
30mmであり、可撓性の各密封バ−30,31が、正
常運転状態では、密封バ−が−吸引ゾ−ン19と外気と
の間の圧力が0.01〜0.1barである場合に、本
質的に変形せずに保持されるような固有剛性を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1のプレアンブ
ルに開示の特徴を有し、好ましくは、ペ−パ−リボン、
カ−トンリボンまたは類似のリボンを製造または処理す
る装置の乾燥部で、乾燥シリンダからリボンを受取る装
置に関する。
ルに開示の特徴を有し、好ましくは、ペ−パ−リボン、
カ−トンリボンまたは類似のリボンを製造または処理す
る装置の乾燥部で、乾燥シリンダからリボンを受取る装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の出発点は、独公開391060
0(包帯記号:P4618)である。この公報には、特
に、ペ−パ−リボンが、乾燥シリンダから離れる個所に
おいて、まず、若干の距離をシリンダ周面とともに走行
し、次いで始めて、再び支持ベルトに当接する傾向を示
すと云う問題が取上げられている。リボンのこの種の走
行は望ましくない。何故ならば、リボンが不安定な挙動
を示し、およびまたは、リボンが乾燥シリンダから離れ
る個所において縦方向へ延伸され、従って、横方向へ収
縮されるからである。上記欠点を避けるため、上記独公
開の対象の場合、支持ベルトがシリンダから離れる個所
において、支持ベルトの内面に負圧を形成する(吸引口
26,26′を有する吸引ボックス20)。更に、引離
個所の直前でスクリ−ンベルトの内面上方に横方向へ延
びる密封バ−が設けてある。このバ−は、支持ベルトと
ともに送られる空気境界層を方向変更する。何故なら
ば、さもないと、上記負圧が生じないからである。
0(包帯記号:P4618)である。この公報には、特
に、ペ−パ−リボンが、乾燥シリンダから離れる個所に
おいて、まず、若干の距離をシリンダ周面とともに走行
し、次いで始めて、再び支持ベルトに当接する傾向を示
すと云う問題が取上げられている。リボンのこの種の走
行は望ましくない。何故ならば、リボンが不安定な挙動
を示し、およびまたは、リボンが乾燥シリンダから離れ
る個所において縦方向へ延伸され、従って、横方向へ収
縮されるからである。上記欠点を避けるため、上記独公
開の対象の場合、支持ベルトがシリンダから離れる個所
において、支持ベルトの内面に負圧を形成する(吸引口
26,26′を有する吸引ボックス20)。更に、引離
個所の直前でスクリ−ンベルトの内面上方に横方向へ延
びる密封バ−が設けてある。このバ−は、支持ベルトと
ともに送られる空気境界層を方向変更する。何故なら
ば、さもないと、上記負圧が生じないからである。
【0003】できる限り、支持ベルトが乾燥シリンダか
ら離れる個所においてすでにペ−パ−リボンを支持ベル
トに吸引する別の公知の装置は、いわゆる、リボンスタ
ビライザである。独特許3706542(包帯:P43
65)。
ら離れる個所においてすでにペ−パ−リボンを支持ベル
トに吸引する別の公知の装置は、いわゆる、リボンスタ
ビライザである。独特許3706542(包帯:P43
65)。
【0004】双方の公知の装置の場合、いずれも、乾燥
シリンダから支持ベルトが離れる個所に形成される負圧
は、すべての場合に、ペ−パ−リボンの確実な案内を保
証するのに十分ではない。更に、異物(例えば、固形物
の塊)が、ペ−パ−リボンとともに、乾燥シリンダと支
持ベルトとの間を通過してバ−に堆積することがないと
は云えない。この場合、支持ベルトが破損される恐れが
ある。リボン断裂時に乾燥シリンダが“包み込まれた”
場合、即ち、リボンが不測に乾燥シリンダに巻付いた場
合も、同様のトラブルが現れる。
シリンダから支持ベルトが離れる個所に形成される負圧
は、すべての場合に、ペ−パ−リボンの確実な案内を保
証するのに十分ではない。更に、異物(例えば、固形物
の塊)が、ペ−パ−リボンとともに、乾燥シリンダと支
持ベルトとの間を通過してバ−に堆積することがないと
は云えない。この場合、支持ベルトが破損される恐れが
ある。リボン断裂時に乾燥シリンダが“包み込まれた”
場合、即ち、リボンが不測に乾燥シリンダに巻付いた場
合も、同様のトラブルが現れる。
【0005】上記トラブルから派生する上記の危険性を
防止するため、米特許4,359,828(第4〜図
6)にもとづき、密封バ−がリボンとともに送られて来
る塊を避け得るよう、密封バ−を可撓性に構成する。更
に、吸引ボックスの端壁の部分を可動に軸支し、バネの
力で支持ベルトに押圧させる。かくして、上記壁部分も
異物を逃すことができる。米特許4,359,828の
図3から明らかな如く、シリンダから支持ベルトが離れ
る個所の近傍において、(比較的大きい負圧のための)
吸引ゾ−ンは、リボン走行方向に対して直角に延び密封
バ−ホルダに支持された2つの可撓性密封バ−によって
限定される。
防止するため、米特許4,359,828(第4〜図
6)にもとづき、密封バ−がリボンとともに送られて来
る塊を避け得るよう、密封バ−を可撓性に構成する。更
に、吸引ボックスの端壁の部分を可動に軸支し、バネの
力で支持ベルトに押圧させる。かくして、上記壁部分も
異物を逃すことができる。米特許4,359,828の
図3から明らかな如く、シリンダから支持ベルトが離れ
る個所の近傍において、(比較的大きい負圧のための)
吸引ゾ−ンは、リボン走行方向に対して直角に延び密封
バ−ホルダに支持された2つの可撓性密封バ−によって
限定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、密封
バ−ホルダとシリンダ周面との間の間隔を拡大でき、吸
引ゾ−ンの負圧を増大できるよう、装置を改善すること
にある。
バ−ホルダとシリンダ周面との間の間隔を拡大でき、吸
引ゾ−ンの負圧を増大できるよう、装置を改善すること
にある。
【0007】よく知られているように、最新の製紙機
は、ますます高速で作動する。従って、事故時に、支持
ベルトまたは装置部分の破損の危険性を従来よりも十分
に減少するため、シリンダ周面を介して走行する支持ベ
ルトと吸引ボックスの非可撓性部分(即ち、特に、密封
バ−ホルダ)との間の間隔をできる限り拡大する必要が
ある。しかしながら、この必要性は、吸引ゾーンの負圧
を可成り増大すべきであると云う要求に背反する。かく
して、ペ−パ−リボンは、−最大の作業速度においても
−多孔質支持ベルトよりも僅かに遅く乾燥シリンダから
離さなければならない。最大の目的として、引離個所に
おけるペ−パ−リボンの縦方向伸びが避けられるより、
ペ−パ−リボンを、直ちに、即ち、支持ベルトとともに
完全に乾燥シリンダから引離すことを指向する。
は、ますます高速で作動する。従って、事故時に、支持
ベルトまたは装置部分の破損の危険性を従来よりも十分
に減少するため、シリンダ周面を介して走行する支持ベ
ルトと吸引ボックスの非可撓性部分(即ち、特に、密封
バ−ホルダ)との間の間隔をできる限り拡大する必要が
ある。しかしながら、この必要性は、吸引ゾーンの負圧
を可成り増大すべきであると云う要求に背反する。かく
して、ペ−パ−リボンは、−最大の作業速度においても
−多孔質支持ベルトよりも僅かに遅く乾燥シリンダから
離さなければならない。最大の目的として、引離個所に
おけるペ−パ−リボンの縦方向伸びが避けられるより、
ペ−パ−リボンを、直ちに、即ち、支持ベルトとともに
完全に乾燥シリンダから引離すことを指向する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1の
特徴記載部分に開示の方策によって解決される。この方
策にもとづき、乾燥シリンダの回転周面と位置不変の吸
引ボックスの最も近い部分(いわゆる、密封バ−ホル
ダ)との間の最小間隔は30mm(好ましくは、約50
mm)に保持する。しかしながら、従来の可撓性密封バ
−は、このように拡大された間隔を被うことができな
い。何故ならば、上記密封バ−が、(吸引ゾ−ンと外気
との間に存在する)圧力差にもとづき、内方へそれるの
で、漏れ空気が許容できない程度に吸引ボックスに流入
するからである。即ち、吸引ゾ−ン内に所要の負圧を維
持できない。従って、本発明の重要な考え方にもとづ
き、吸引ゾ−ンと外気との間の所望の圧力差(一般に、
0.01〜0.1bar)において密封バ−を本質的に
変形しないよう保持する固有剛性を可撓性密封バ−に与
える。シリンダ周面と密封バ−ホルダとの間の比較的大
きい間隔にもとづき、横ロッドによって新しい支持ベル
トを引入れることができる。しかも、このため、吸引ボ
ックス全体を一時的にシリンダから幾分離すことができ
る。
特徴記載部分に開示の方策によって解決される。この方
策にもとづき、乾燥シリンダの回転周面と位置不変の吸
引ボックスの最も近い部分(いわゆる、密封バ−ホル
ダ)との間の最小間隔は30mm(好ましくは、約50
mm)に保持する。しかしながら、従来の可撓性密封バ
−は、このように拡大された間隔を被うことができな
い。何故ならば、上記密封バ−が、(吸引ゾ−ンと外気
との間に存在する)圧力差にもとづき、内方へそれるの
で、漏れ空気が許容できない程度に吸引ボックスに流入
するからである。即ち、吸引ゾ−ン内に所要の負圧を維
持できない。従って、本発明の重要な考え方にもとづ
き、吸引ゾ−ンと外気との間の所望の圧力差(一般に、
0.01〜0.1bar)において密封バ−を本質的に
変形しないよう保持する固有剛性を可撓性密封バ−に与
える。シリンダ周面と密封バ−ホルダとの間の比較的大
きい間隔にもとづき、横ロッドによって新しい支持ベル
トを引入れることができる。しかも、このため、吸引ボ
ックス全体を一時的にシリンダから幾分離すことができ
る。
【0009】本発明の別の考え方にもとづき、上述の解
決法を実現する多くの可能性がある。即ち、実施例の第
1グル−プの場合、密封バ−は、恒久的に、比較的大き
い固有剛性を有する。しかも、送られて来る異物を逃が
し得るよう、密封バ−を吸引ボックスに旋回自在に軸支
する。本発明の実施例の第2グル−プの場合、密封バ−
を全長にわたって複数のバ−セクションに分割し、各バ
−セクションを単独で可撓性であるよう構成する。この
考え方は、弾性変形自在の従来の密封バ−においても、
旋回自在に軸支した上述の密封バ−においても実現でき
る。本発明の実施例の第3のグループの場合、双方の密
封バ−の少くとも1つは中空スペ−スを有する。即ち、
正常な運転状態の間のみ、即ち、中空スペ−スに圧力が
保持されている場合に限り、密封バ−は、吸引ゾ−ンと
外気との間の圧力差に変形せずに耐えるのに必要な固有
剛性を有する。
決法を実現する多くの可能性がある。即ち、実施例の第
1グル−プの場合、密封バ−は、恒久的に、比較的大き
い固有剛性を有する。しかも、送られて来る異物を逃が
し得るよう、密封バ−を吸引ボックスに旋回自在に軸支
する。本発明の実施例の第2グル−プの場合、密封バ−
を全長にわたって複数のバ−セクションに分割し、各バ
−セクションを単独で可撓性であるよう構成する。この
考え方は、弾性変形自在の従来の密封バ−においても、
旋回自在に軸支した上述の密封バ−においても実現でき
る。本発明の実施例の第3のグループの場合、双方の密
封バ−の少くとも1つは中空スペ−スを有する。即ち、
正常な運転状態の間のみ、即ち、中空スペ−スに圧力が
保持されている場合に限り、密封バ−は、吸引ゾ−ンと
外気との間の圧力差に変形せずに耐えるのに必要な固有
剛性を有する。
【0010】本発明の別の実施例は、従属請求項の対象
である。図面を参照して以下に本発明の上記実施例を説
明する。
である。図面を参照して以下に本発明の上記実施例を説
明する。
【0011】
【実施例】図1に、単一スクリ−ン形乾燥部の2つの乾
燥シリンダ10,11およびこれらシリンダの間に設け
た方向変更ロ−ル12を示した。被乾燥リボン9は、多
孔質支持ベルト8とともに、第1乾燥シリンダ10から
方向変更ロ−ル12を介して第2乾燥シリンダ11まで
走行する。方向変更ロ−ルは、方向変更ロ−ル12のま
わりの走行時にペ−パ−リボン9を支持ベルト8に固定
するため、吸引ロ−ルとして構成されている。ロ−ル周
面13は、穴14を備えている。方向変更ロ−ル12の
内部には、位置不変の部材は組込まれていない。吸引
は、中空の支持頸軸12aを介して行われる。
燥シリンダ10,11およびこれらシリンダの間に設け
た方向変更ロ−ル12を示した。被乾燥リボン9は、多
孔質支持ベルト8とともに、第1乾燥シリンダ10から
方向変更ロ−ル12を介して第2乾燥シリンダ11まで
走行する。方向変更ロ−ルは、方向変更ロ−ル12のま
わりの走行時にペ−パ−リボン9を支持ベルト8に固定
するため、吸引ロ−ルとして構成されている。ロ−ル周
面13は、穴14を備えている。方向変更ロ−ル12の
内部には、位置不変の部材は組込まれていない。吸引
は、中空の支持頸軸12aを介して行われる。
【0012】第1乾燥シリンダ10から支持ベルト8が
離れる個所Aの範囲には、支持ベルトへ向って開放した
吸引ボックス20が設けてある。この吸引ボックスは、
乾燥シリンダ10,11と支持ベルト8と方向変更ロ−
ル12とによって限定される“ポケット”を介して横方
向へ延びる横梁29に固定されている。横梁29は、製
紙機の両側において縦梁(図示してない)に固定されて
いる。吸引ボックス20は、横梁29に剛に固定された
2つ縦壁21および端壁22によって形成される。縦壁
21は、(本質的に乾燥シリンダ10の全長にわたっ
て)リボン走行方向に対して直角に延び、密封バ−ホル
ダ21として構成されている。即ち、上記縦壁は、全長
にわたって、それぞれ、可撓性密封バ−30,31を支
持する。密封バ−30,31の可撓性は、図1に示した
如く、密封バ−を密封バ−ホルダ21に旋回自在に軸支
することによって、概ね保証される。このため、各密封
バ−には、各縦壁21と縦方向へ分布させて設けた複数
の支持ブロック23との間に設けた丸い凹みにはめ込ま
れる丸棒が形成されている。密封バ−30,31によっ
て形成された吸引ゾ−ン19は、(リボン走行方向に関
して)部分的に引離点Aの前後にある。吸引ゾ−ン19
の両端は、それぞれ、旋回自在の端壁24によって形成
される。上記端壁は、支持ブロック25に支持され、圧
縮バネ26(または図示してない空気圧複動シリンダ)
によってストッパ18に押圧される(図3参照)。図示
の実施例とは異なり、可撓性端壁24と支持ベルト8と
の間に小さい間隔を任意に調節できるよう、ストッパ1
8を可動に構成することもできる。図4から明らかな如
く、可撓性端壁24は、可撓性密封バ−30,31の端
部および剛な端壁22の外面とともに密封間隙を形成す
る。
離れる個所Aの範囲には、支持ベルトへ向って開放した
吸引ボックス20が設けてある。この吸引ボックスは、
乾燥シリンダ10,11と支持ベルト8と方向変更ロ−
ル12とによって限定される“ポケット”を介して横方
向へ延びる横梁29に固定されている。横梁29は、製
紙機の両側において縦梁(図示してない)に固定されて
いる。吸引ボックス20は、横梁29に剛に固定された
2つ縦壁21および端壁22によって形成される。縦壁
21は、(本質的に乾燥シリンダ10の全長にわたっ
て)リボン走行方向に対して直角に延び、密封バ−ホル
ダ21として構成されている。即ち、上記縦壁は、全長
にわたって、それぞれ、可撓性密封バ−30,31を支
持する。密封バ−30,31の可撓性は、図1に示した
如く、密封バ−を密封バ−ホルダ21に旋回自在に軸支
することによって、概ね保証される。このため、各密封
バ−には、各縦壁21と縦方向へ分布させて設けた複数
の支持ブロック23との間に設けた丸い凹みにはめ込ま
れる丸棒が形成されている。密封バ−30,31によっ
て形成された吸引ゾ−ン19は、(リボン走行方向に関
して)部分的に引離点Aの前後にある。吸引ゾ−ン19
の両端は、それぞれ、旋回自在の端壁24によって形成
される。上記端壁は、支持ブロック25に支持され、圧
縮バネ26(または図示してない空気圧複動シリンダ)
によってストッパ18に押圧される(図3参照)。図示
の実施例とは異なり、可撓性端壁24と支持ベルト8と
の間に小さい間隔を任意に調節できるよう、ストッパ1
8を可動に構成することもできる。図4から明らかな如
く、可撓性端壁24は、可撓性密封バ−30,31の端
部および剛な端壁22の外面とともに密封間隙を形成す
る。
【0013】図1において、旋回自在の密封バ−30,
31は、全体として、良いすべり性を有する合成樹脂か
ら構成され、従って、支持ベルト8(好ましくは、いわ
ゆる、乾燥スクリ−ン)は、密封バ−上を危険なく摺動
でき、接触は例外的に起きるにすぎない。丸棒を形成す
る代わりに、密封バ−を固定する縦スリットを備えた金
属シャフトを設けることもできる。
31は、全体として、良いすべり性を有する合成樹脂か
ら構成され、従って、支持ベルト8(好ましくは、いわ
ゆる、乾燥スクリ−ン)は、密封バ−上を危険なく摺動
でき、接触は例外的に起きるにすぎない。丸棒を形成す
る代わりに、密封バ−を固定する縦スリットを備えた金
属シャフトを設けることもできる。
【0014】ロッド15によって上部密封バ−30に結
合された下部密封バ−31にレバ−16を介して作用す
る空気圧シリンダ7を模式的に示した。かくして、トラ
ブル時、双方の密封バ−30,31は、図示の正常位置
からリボン走行方向へ(即ち、図1の実施例の場合に下
方へ)旋回される。
合された下部密封バ−31にレバ−16を介して作用す
る空気圧シリンダ7を模式的に示した。かくして、トラ
ブル時、双方の密封バ−30,31は、図示の正常位置
からリボン走行方向へ(即ち、図1の実施例の場合に下
方へ)旋回される。
【0015】支持ベルト8が空気境界層を移送すること
を矢印28で模式的に示した。上記空気境界層は、上部
密封バ−30の凹んだ外面によって上方へ方向変更でき
る。真空ポンプ32は、吸引管路33を介して横梁29
の内部スペ−スに接続され、次いで、開口34を介して
吸引ボックス20の内部スペ−スに接続される。横梁2
9には、支持ベルト8と接触しない方向変更ロ−ル12
の周面部分のまわりに僅かな間隔を置いて延びるカバ−
プレ−ト27が固定されている。
を矢印28で模式的に示した。上記空気境界層は、上部
密封バ−30の凹んだ外面によって上方へ方向変更でき
る。真空ポンプ32は、吸引管路33を介して横梁29
の内部スペ−スに接続され、次いで、開口34を介して
吸引ボックス20の内部スペ−スに接続される。横梁2
9には、支持ベルト8と接触しない方向変更ロ−ル12
の周面部分のまわりに僅かな間隔を置いて延びるカバ−
プレ−ト27が固定されている。
【0016】図2の実施例の場合、唯1つの乾燥シリン
ダ10が、例えば、単一スクリ−ン形乾燥グル−プの端
部に設けてある。引離個所Aには、同じく、吸引ボック
ス20Aが設けてある。この吸引ボックスは、下記の点
で図1の吸引ボックス20とは異なる。即ち、同じく旋
回自在の密封バ−30,31は、それぞれ、おもり3
5,36を備えている。上部密封バ−30のおもり35
は、上部密封バ−が、−吸引ボックス20Aと外気との
間に圧力差があっても−正常位置に保持されるよう、設
計されている。下部密封バ−31には、より小さいおも
りを設ければよい。何故ならば、上記圧力差が、密封バ
−を正常位置に保持するのに寄与するからである。事故
時に支持ベルト8が密封バ−30Aおよび31Aに接触
した場合、支持ベルト8が再び正常な走行路を取るま
で、上記密封バ−は下方へそれる。図3の実施例の場
合、上部密封バ−30Aは、全長にわたって複数のバ−
セクション30a,30b,30cに分割されている。
各バ−セクションは、個々に旋回自在であり、即ち、別
のバ−セクションとは関係なく、送られて来る異物を逃
がすことができる。
ダ10が、例えば、単一スクリ−ン形乾燥グル−プの端
部に設けてある。引離個所Aには、同じく、吸引ボック
ス20Aが設けてある。この吸引ボックスは、下記の点
で図1の吸引ボックス20とは異なる。即ち、同じく旋
回自在の密封バ−30,31は、それぞれ、おもり3
5,36を備えている。上部密封バ−30のおもり35
は、上部密封バ−が、−吸引ボックス20Aと外気との
間に圧力差があっても−正常位置に保持されるよう、設
計されている。下部密封バ−31には、より小さいおも
りを設ければよい。何故ならば、上記圧力差が、密封バ
−を正常位置に保持するのに寄与するからである。事故
時に支持ベルト8が密封バ−30Aおよび31Aに接触
した場合、支持ベルト8が再び正常な走行路を取るま
で、上記密封バ−は下方へそれる。図3の実施例の場
合、上部密封バ−30Aは、全長にわたって複数のバ−
セクション30a,30b,30cに分割されている。
各バ−セクションは、個々に旋回自在であり、即ち、別
のバ−セクションとは関係なく、送られて来る異物を逃
がすことができる。
【0017】図5,6の実施例の場合、各密封バ−30
B,30C,31B,31Cは、密封バ−の固有剛性を
増大するために圧力媒体を充填できる中空スペ−スを有
する。図5,6の場合、可動の端壁(図1の24)は設
けてない。
B,30C,31B,31Cは、密封バ−の固有剛性を
増大するために圧力媒体を充填できる中空スペ−スを有
する。図5,6の場合、可動の端壁(図1の24)は設
けてない。
【0018】図5に示した如く、密封バ−30B,31
Bは、C字状横断面を有し、バ−脚は、吸引ボックス2
0Bに固定されている。即ち、各密封バ−は、中空スペ
−スを有する。(管路42を介して)上記中空スペ−ス
に圧力媒体を送れば(図6参照)、当該の密封バ−は、
(支持ベルト8から僅かに離れた)正常位置(図5に点
線で示した)を取る。トラブル時、中空スペ−スの圧力
が低下されるか、中空スペ−スが空になり(図6参
照)、従って、密封バ−は、例えば、30Bについて破
線で示した如く、偏平な形状を取る。図1とは異なり、
横梁29は、方向変更吸引ロ−ル12のカバ−27′と
ともに、開口37を介して横梁29の内部スペ−スに接
続され且つ管路33を介して真空ポンプ32に接続され
た外部吸引ボックスを形成する。(方向変更吸引ロ−ル
12および吸引ボックス20Bに共通の真空ポンプ3
2)。開口37,34の寸法およびまたは数を選択する
ことによって、吸引ボックス20Bに、方向変更吸引ロ
−ル12よりも本質的に高い負圧を調節できる。
Bは、C字状横断面を有し、バ−脚は、吸引ボックス2
0Bに固定されている。即ち、各密封バ−は、中空スペ
−スを有する。(管路42を介して)上記中空スペ−ス
に圧力媒体を送れば(図6参照)、当該の密封バ−は、
(支持ベルト8から僅かに離れた)正常位置(図5に点
線で示した)を取る。トラブル時、中空スペ−スの圧力
が低下されるか、中空スペ−スが空になり(図6参
照)、従って、密封バ−は、例えば、30Bについて破
線で示した如く、偏平な形状を取る。図1とは異なり、
横梁29は、方向変更吸引ロ−ル12のカバ−27′と
ともに、開口37を介して横梁29の内部スペ−スに接
続され且つ管路33を介して真空ポンプ32に接続され
た外部吸引ボックスを形成する。(方向変更吸引ロ−ル
12および吸引ボックス20Bに共通の真空ポンプ3
2)。開口37,34の寸法およびまたは数を選択する
ことによって、吸引ボックス20Bに、方向変更吸引ロ
−ル12よりも本質的に高い負圧を調節できる。
【0019】図6に示した如く、各密封バ−30C,3
1Cはチュ−ブとして構成されている。圧力媒体源40
から、制御弁43を有する管路41,42を介して、チ
ュ−ブの中空スペ−スに圧力媒体を充填できる。制御装
置44は、トラブル時、トラブル検知器45から線路4
6を介して信号を形成し、上記信号から、制御弁43を
切換え、かくして、チュ−ブ状密封バ−30C,31C
の中空スペ−スの圧力を低下する制御信号を形成する。
かくして、上記密封バ−は、(公知の態様で)破線で示
した引もどし位置を取る。圧力低下は、(制御弁43を
使用して)中空スペ−スを外気と接続することによっ
て、あるいは、(図示の如く)中空スペ−スを管路33
を介して真空ポンプまたは別の負圧源に接続することに
よって実施できる。
1Cはチュ−ブとして構成されている。圧力媒体源40
から、制御弁43を有する管路41,42を介して、チ
ュ−ブの中空スペ−スに圧力媒体を充填できる。制御装
置44は、トラブル時、トラブル検知器45から線路4
6を介して信号を形成し、上記信号から、制御弁43を
切換え、かくして、チュ−ブ状密封バ−30C,31C
の中空スペ−スの圧力を低下する制御信号を形成する。
かくして、上記密封バ−は、(公知の態様で)破線で示
した引もどし位置を取る。圧力低下は、(制御弁43を
使用して)中空スペ−スを外気と接続することによっ
て、あるいは、(図示の如く)中空スペ−スを管路33
を介して真空ポンプまたは別の負圧源に接続することに
よって実施できる。
【0020】
【図1】単一スクリ−ン形乾燥グル−プに設けたリボン
受取装置の横断面図である。
受取装置の横断面図である。
【図2】各乾燥シリンダに設けた、図1とは異なるリボ
ン受取装置の断面図である。
ン受取装置の断面図である。
【図3】図2の矢印III の方向から見た図面である。
【図4】図2の線IVに沿う部分断面図である。
【図5,6】図1〜4とは異なる2つの実施例の図面で
ある。
ある。
8 支持ベルト 9 被乾燥リボン 10 乾燥シリンダ 10′ 10の周面 19 吸引ゾ−ン 20 吸引ボックス 21;23 密封バ−ホルダ 30;31 密封バ− A 引離個所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト コティチュケ ドイツ国 ダヴリュ−7924 シュタインハ イムミテルライン 37 (72)発明者 カルル グレナ− ドイツ国 ダヴリュ−7920 ハイデンハイ ムヘルマンシュトラ−セ.19
Claims (17)
- 【請求項1】 好ましくは、ペ−パ−リボン、カ−トン
リボンまたは類似のリボンを製造または処理する装置の
乾燥部で、乾燥シリンダからリボンを受取る装置であっ
て、 a)多孔質支持ベルト(8)が、被乾燥リボン(9)と
ともに乾燥シリンダ(10)を介して走行し、かくし
て、リボン(9)が乾燥シリンダ(10)と接触し、
b)支持ベルト(8)が乾燥シリンダ(10)から離れ
る個所(A)の範囲に吸引ゾ−ンを設けた位置不変の吸
引ボックス(20)が、支持ベルト(8)の巾にわたっ
て横方向へ延び、 c)吸引ボックス(20)の吸引ゾ−ン(19)が、リ
ボン走行方向に対して直角に−相互に間隔を置いて−延
び、それぞれ密封バ−ホルダ(21,23)に支持され
た2つの可撓性密封バ−(30,31)によって限定さ
れる形式のものにおいて; d)各密封バ−ホルダ(21,23)と乾燥シリンダ
(10)の周面(10′)との間の間隔が、少くとも3
0mmであり、各可撓性密封バ−(30,31)が、正
常運転状態では、密封バ−が吸引ゾ−ン(19)と外気
との間の圧力差が0.01〜0.1バ−ルである場合、
本質的に未変形であるような固有剛性を有することを特
徴とする、上記の装置。 - 【請求項2】 双方の密封バ−(30,31)の少くと
も1つが、吸引ボックス(20)に旋回自在に軸支され
ていることを特徴とする、請求項1の装置。 - 【請求項3】 密封バ−(30およびまたは31)が、
正常位置からリボン走行方向へ旋回自在であることを特
徴とする、請求項2の装置。 - 【請求項4】 密封バ−(30Aおよびまたは31A)
が、正常位置において、戻し力(バネ力または重力、例
えば、おもり35,36)を受けてストッパ(23)に
当接することを特徴とする、請求項2または3の装置。 - 【請求項5】 旋回自在の密封バ−(30,31)が、
操作装置(例えば、空気圧シリンダ17)に結合されて
いることを特徴とする、請求項2または3の装置。 - 【請求項6】 密封バ−(30,31)の少くとも1つ
が、密封バ−ホルダ(21,23)に回転自在に軸支さ
れバ−全長にわたって延びるシャフトを有することを特
徴とする、請求項2〜5の1項に記載の装置。 - 【請求項7】 少くとも1つの密封バ−(30A)が、
バ−長さにわたって(即ち、リボン走行方向に対して直
角に)複数のバ−セクション(30a,30b,30
c)に分割され、各バ−セクションが単独で可撓性(例
えば、旋回自在)であることを特徴とする、請求項1〜
6の1項に記載の装置。 - 【請求項8】 双方の密封バ−(30B,31B;30
C,31C)の少くとも1つが、密封バ−の固有剛性の
増大のために圧力媒体を充填できる中空スペ−スを有す
ることを特徴とする、請求項1の装置。 - 【請求項9】 密封バ−(30C,31C)が、それ自
体は公知の態様で、チュ−ブとして構成されていること
を特徴とする、請求項8の装置。 - 【請求項10】 密封バ−(30B,31B)が、C字
状横断面を有し、バ−脚が吸引ボックス(20B)に固
定されていることを特徴とする、請求項8の装置。 - 【請求項11】 制御装置(44)がトラブル発生時に
上記操作装置(17)を賦活するかあるいは例えば、中
空スペ−スを負圧源(32)に接続することによって、
密封バ−(30C,31C)の中空スペ−スの圧力を低
下する制御信号を形成することを特徴とする、請求項5
〜10の1項に記載の装置。 - 【請求項12】 少くとも1つの密封バ−が、リボン走
行方向に対して直角に延びるガイドに設置され、ガイド
内を縦方向へ摺動させることによって交換できることを
特徴とする、請求項1〜12の1項に記載の装置。 - 【請求項13】 吸引ボックスが、それ自体は公知の態
様で、各端部に、吸引ゾ−ンの限定のために、正常な運
転状態では支持ベルト(8)とともに密封間隙を形成す
る可撓性(または旋回自在)の端壁を有することを特徴
とする、請求項1〜12の1項に記載の装置。 - 【請求項14】 操作装置(例えば、空気圧シリンダ)
によって支持ベルト(8)から端壁を引離し得ることを
特徴とする、請求項13の装置。 - 【請求項15】 それ自体は公知の態様で、 a)支持ベルト(8)が、被乾燥リボン(9)とともに
乾燥シリンダ(10)から方向変更ロ−ル(12)まで
走行しそして上記ロ−ルの周面の一部に巻掛けられ、 b)方向変更ロ−ル(12)が、開口(14)(例え
ば、穴およびまたは周面ミゾ)を備えた周面(13)を
有し、 c)位置不変の吸引ボックス(20)または上記ボック
スを支持する支持部材(29)には、方向変更ロ−ル
(12)の周面のうち支持ベルト(8)と接触してない
部分を覆う壁(27;27′)が形成されていること、
を特徴とする請求項1〜14の1項に記載の装置。 - 【請求項16】 上記壁(27′)が、公知の如く、方
向変更ロ−ル(12)のために外部の吸引ボックスを形
成し、方向変更ロ−ル(12)が、吸引接続を備えてい
ないことを特徴とする、請求項15の装置。 - 【請求項17】 方向変更ロ−ル(12)が、ロ−ルの
内部スペースを負圧源に接続できる少くとも1つの中空
頸軸(12a)を有し、上記壁(27)が、支持ベルト
(8)と接触してないロ−ル周面(13)の部分におい
て、漏れ空気の侵入を防止するため穴(14)を覆うこ
とを特徴とする、請求項15の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4141296A DE4141296A1 (de) | 1991-12-14 | 1991-12-14 | Vorrichtung zur abnahme einer bahn von einem trockenzylinder |
994141296.6 | 1991-12-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06294090A true JPH06294090A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=6447076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4353340A Pending JPH06294090A (ja) | 1991-12-14 | 1992-12-11 | 乾燥シリンダからリボンを受取る装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5341579A (ja) |
JP (1) | JPH06294090A (ja) |
CA (1) | CA2085164A1 (ja) |
DE (1) | DE4141296A1 (ja) |
FI (1) | FI925656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6952888B2 (en) | 2002-05-30 | 2005-10-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Dryer vacuum box |
Families Citing this family (26)
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DE29601543U1 (de) * | 1996-01-30 | 1996-03-28 | Voith Sulzer Papiermaschinen GmbH, 89522 Heidenheim | Vorrichtung zum Führen einer Faserstoffbahn in einer einreihigen Trockenpartie |
DE19634914A1 (de) * | 1996-08-29 | 1998-03-05 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Maschine zur Herstellung einer Materialbahn |
DE19714758A1 (de) * | 1997-04-10 | 1998-10-15 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Vorrichtung zum Führen einer Materialbahn |
US6192597B1 (en) | 1997-04-17 | 2001-02-27 | Voith Sulzer Papiermaschinen Gmbh | Device for treating a fibrous pulp web as well as a sealing device for a device of this kind |
DE19716131A1 (de) * | 1997-04-17 | 1998-10-22 | Voith Sulzer Papiermasch Gmbh | Vorrichtung zur Behandlung einer Faserstoffbahn |
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-
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-
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- 1992-12-11 JP JP4353340A patent/JPH06294090A/ja active Pending
- 1992-12-11 US US07/989,207 patent/US5341579A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-12-11 CA CA002085164A patent/CA2085164A1/en not_active Abandoned
- 1992-12-11 FI FI925656A patent/FI925656A/fi unknown
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