JPH062936U - 通信線収容フレキシブルトラフ装置及び通信線収容フレキシブルトラフ - Google Patents

通信線収容フレキシブルトラフ装置及び通信線収容フレキシブルトラフ

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JPH062936U
JPH062936U JP4641692U JP4641692U JPH062936U JP H062936 U JPH062936 U JP H062936U JP 4641692 U JP4641692 U JP 4641692U JP 4641692 U JP4641692 U JP 4641692U JP H062936 U JPH062936 U JP H062936U
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一孝 門脇
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勝 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凍上によってもモルタル剥離を生ぜず,フレ
キシブルな接続ができ,内部に水の溜まらないトラフを
得るにある。 【構成】 トラフ素体のU字形の端面部にU字形の目地
用ゴムパッキンを接着し,トラフ素体を目地用ゴムパッ
キンで接合し連結金具で連結すると共に内部にスペーサ
を装着し,スペーサ上にケーブルを挿入した有孔管を載
置し,端部のトラフ端部開口部には閉塞コンクリートで
ふたをし,下部より有孔管を導出し,端部トラフ素体の
前方部の土地には浸透砂利を埋設し,浸透砂利上に有孔
管の先端部を位置させて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は通信線を収容するケーブルフレキシブルトラフ装置と通信線収容フレ キシブルトラフに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,通信ケーブルは施工上の問題,条件,環境規制等により地下に埋設され ている場合がある。 従来ケーブルを埋設するには,先づ掘削し管路を埋戻したのちに,ケーブルを 布設する。 従来の埋設の設置手段を図13〜図15に基いて説明する。 図13はマンホールM間の管路20の横断面図,図14は管路20の構成過程 の斜視図,図15は管路の縦断面図,である。図において21は土留矢板,22 は腹起し,23は切ばり,24は収容管,25は予備管,Lは上幅,Kは下幅, Nは余掘りである。管路はくずれないよう土留矢板21,腹起し22および切ば り23で構築し,ケーブル収容管24と予備管25を管路20に配設した後,土 留矢板21,腹起し22および切ばり25を取り埋戻しをする。 また,北海道の従来のトラフ設置方法は,地表面が持ち上がる凍上が起きるた め,基礎コンクリートを打設し固定した後,トラフ相互をモルタル目地接続する 凍上対策を実施している。掘削量も基礎コンクリート分だけ多くなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の管路について解決すべき問題点は次の通りである。 1.管路は凍結の恐れがあるので,凍結深度(1m以上)の深さが必要である 。 2.管路内に水が入り凍結の恐れがあるため,管路はマンホール側に直線的に 片勾配とし途中に凹部のないように構成する必要がある。 3.掘削が深く土砂崩壊の危険があることから,土留めをし切り張りをして安 全を確保する事が義務づけられている。 4.埋設深度の浅いところには凍結防止PEパイプEケーブル新設時に同時敷 設しなければならない。 5.予備管を埋設しておかなければ,ケーブル引き替え及び増設ができない。 6.以上のことから,従来の設置手段は創設費が高くつく。 本考案は基礎コンクリートを打設せず地表面が持ち上がる凍上が起るところで もトラフの接続部分が剥離したりしない構成を得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は従来のU字形のトラフ素体の端面部にU字形の目地用ゴムパッキング を接着し,トラフ素体を目地用パッキングにおいて接合し,接合部を連結金具で 連結し,トラフ素体毎にスペーサを設けスペーサ上に有孔管を載置し,端部のト ラフ素体に閉塞コンクリートを設け,前方の地中に浸透砂利を埋設し,浸透砂利 上に閉塞コンクリートより突出する有孔管を位置させるフレキシブルトラフ装置 としたり,従来のトラフ素体を反転して反転トラフ素体とし,反転トラフ素体を 複数個直列に配設し,適当箇所にトラフ素体を挿入し,反転トラフ素体間,反転 トラフとトラフ素体間を連結金具で連結し,反転トラフ素体の下部両端部にトラ フ蓋を敷板として配設し,トラフ蓋を点検部としたフレキシブルトラフに構成し たものである。
【0005】
【実施例】
図1は本考案のケーブルフレキシブルトラフ装置(以下トラフ装置という。) の斜視図,図2は図3のX−Y線の断面図,図3は第1トラフ素体上のトラフ蓋 を除去した平面図,図4は側面図,図5は車道に沿って本考案のトラフ装置を敷 設した斜視図である。 図において,1はトラフ素体,2はトラフ蓋,3は連結金具,4は目地用ゴム パッキン,5はスペーサ,6は有孔管,7は浸透砂利,8はフリック直し砂,9 は閉塞コンクリートである。
【0006】 本考案のトラフ装置の構成を説明する。 本考案のトラフ装置においては,従来のU型のトラフ素体1をU字型の端面部 にその中央線に沿ってU字形に両面に接着剤を付着した目地用ゴムパッキン4を 接着し,トラフ素体1を相互に端面部において目地用ゴムパッキン4を介して接 合し,側面部に連結金具3で連結する。トラフ素体1には1個づつのスペーサ5 を配設し,スペーサ5上に鼠害防止策とトラフ内の水抜きを兼ねる有孔管6を配 設し,トラフ素体1より有孔管が外部に出るトラフ素体1の端面部内にはトラフ 素体端の土砂崩壊を防止する下部に有孔管6を通す孔を設けた閉塞コンクリート 9を装着し,有孔管6を外部に出す。トラフ素体1の有孔管6の下部とトラフ素 体1の前方に浸透砂利7を所定長さ,幅,深さに埋設する。トラフ素体1はJI S規格製品を使用する。トラフ蓋はトラフ素体の1/2とし中央で連結する。
【0007】 本考案のトラフ装置はトラフ素体1相互を目地用ゴムパッキン4を設けて結合 したので全体が目次部分をモルタルにより接続したものに比しフレキシブルであ り,北海道のように凍上によっても,接続面がモルタルのように剥離することな く,接続面にゴムパッキンを入れ連結金具で締付けるので作業も簡単である。
【0008】 従来は雨水がトラフと管路に浸水し凍結故障を起す恐れがあることから本考案 のトラフ装置においては雨水は有孔管を通り水抜き浸透砂利部分に自然排水する ことができる。本考案のトラフ装置の敷設は通常行われている従来の地下埋設路 と比較して,工期,物品,施工面でも優れており従来手段に比べ本考案のトラフ 装置は,経済性,保守性,安全性に優れている。
【0009】 本考案の第2の実施例を図6,図7,図8,図9,図10に示す。図6は第2 実施例のフレキシブルトラフの斜視図,図7は1部トラフ蓋を除去,1部トラフ 蓋を破断する平面図,図8は図7のa−a′線の断面図,図9は図7のb−b′ 線の断面図,図10は1部側面を破断する側面図である。図において,図1〜図 4と同一符号は同一部品を示す。T1は図1〜図4のトラフ素体1を反転し底部 を上部としたトラフ素体1を伏せた型の反転トラフ素体,T2は下部に配設した トラフ蓋2で敷板である。
【0010】 第2の実施例のフレキシブルトラフは反転トラフ素体T1を所定個直列にして 組体とし,複数組体を直列に配設し,組体の間にはトラフ素体1を配設し,全体 を連結金具3で相互に連結する。その際反転トラフ素体T1間およびトラフ素体 1間は端面部には目地用ゴムパッキン4を接着して連結する。トラフ素体1の上 部にはトラフ蓋2を設けられるので点検部とすることができる。反転トラフ素体 T1の両端部の下部には敷板T2を配設する。フレキシブルトラフ内には有孔管 6を配設する。 本考案の第2の実施例においては,反転トラフ素体T1は下方に開放している ので,内部内には溜水は無く,凍結の心配は無い。トラフ蓋2が少くなるので第 3者への危険も少くなる。 第2の実施例の使い方は第1の実施例と同様である。トラフ蓋1は敷板として 沈下防止に使用する。 図11は本考案の第2の実施例のフレキシブルトラフを通信線に収容して車道 に沿って敷設した斜視図である。図12は本考案の第2の実施例のフレキシブル トラフを舗装止線用を兼ねて敷設した斜視図である。
【0011】
【考案の効果】
本考案のフレキシブルトラフは目地用ゴムパッキンを接着して接続し連結金具 で固定するので,トラフ同志はフレキシブルとなり,凍上が生じてもトラフ素体 の接続部の目地用パッキングがモルタル目地のよう剥離することはなく,第1の 実施例においてはフレキシブルトラフ装置内を水が流れ,流れ出た水は出口に浸 透砂利を設けたので水が浸透し地盤崩壊を防ぐ,第2の実施例においては水も溜 まらず凍結の心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のトラフ装置の斜視図である。
【図2】図3のX−Y線の断面図である。
【図3】トラフ装置の第1トラフ素体上のトラフ蓋を除
去した平面図である。
【図4】本考案のトラフ装置の側面図である。
【図5】本考案のトラフ装置を車道に沿って敷設した斜
視図である。
【図6】本考案の第2の実施例のフレキシブルトラフの
斜視図である。
【図7】図6のフレキシブルトラフの1部トラフ蓋を除
去,1部トラフ蓋を破断する平面図である。
【図8】図7のa−a′線の断面図である。
【図9】図7のb−b′線の断面図である。
【図10】本考案の第2の実施例のフレキシブルトラフ
の1部破断して示す側面図である。
【図11】本考案の第2の実施例のフレキシブルトラフ
に通信線を収容して車道に沿って敷設した斜視図であ
る。
【図12】本考案の第2の実施例のフレキシブルトラフ
を舗装止縁用を兼ねて敷設した斜視図である。
【図13】従来のマンホールM間の管路の横断面図であ
る。
【図14】従来の管路の構成過程の斜視図である。
【図15】従来の管路の縦断面である。
【符号の説明】
1 トラフ素体 2 トラフ素体のトラフ蓋 3 連結金具 4 目地用ゴムパッキング 5 スペーサ 6 有孔管 7 浸透砂利 8 フリック直し砂 9 閉塞コンクリート 10 ケーブル T1 反転トラフ素体 T2 敷板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 勝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 安達 直樹 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字形のトラフ素体の端面部にU字形の
    目地用ゴムパッキンを接着し,前記トラフ素体を相互に
    目地用ゴムパッキンにおいて接続し,接続箇所において
    相互にトラフ素体を連結金具で連結し,前記トラフ素体
    のそれぞれに内部にスペーサを配設し,前記スペーサ上
    に有孔管を載置し,前記有孔管にケーブルを挿通し,ト
    ラフ素体の一端に閉塞コンクリートを設け,前記閉塞コ
    ンクリート前方の地中に浸透砂利を埋設し,前記閉塞コ
    ンクリートを突出する有孔管を前記浸透砂利上に有孔管
    を位置させた通信線収容フレキシブルトラフ装置。
  2. 【請求項2】 U字形の端面部にU字形の目地用ゴムパ
    ッキンを接着したトラフ素体を返転し,反転トラフ素体
    とし,複数の反転トラフ素体を直列に接合して組体と
    し,複数組体を直列に配設し,各組体間にトラフ素体を
    配設し各トラフ素体を連結金具で連結し,反転トラフ素
    体の両端部下部にトラフ蓋の敷板を配設し,トラフ素体
    のトラフ蓋を点検部とした通信線収容フレキシブルトラ
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021114842A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 トヨタ自動車株式会社 歩車道境界ブロック
JP2021114843A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 トヨタ自動車株式会社 歩車道境界ブロック

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