JPH0629347U - 充電用電源回路 - Google Patents

充電用電源回路

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JPH0629347U
JPH0629347U JP6116192U JP6116192U JPH0629347U JP H0629347 U JPH0629347 U JP H0629347U JP 6116192 U JP6116192 U JP 6116192U JP 6116192 U JP6116192 U JP 6116192U JP H0629347 U JPH0629347 U JP H0629347U
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JP
Japan
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circuit
power supply
voltage
transformer
pulse
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JP6116192U
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Inventor
勲 大西
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FDK Twicell Co Ltd
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Toshiba Battery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パルス幅変調制御回路が1つのみの簡単な回
路構成で、混変調の問題もない充電用電源回路を提供す
る。 【構成】 トランス4と、オン期間にトランス4の一次
側コイル5に直流電流を供給するためのスイッチ素子6
と、トランス4の第1の二次側コイル7に接続された整
流平滑回路10と、整流平滑回路10から二次電池13
に供給される負荷電流を検出する電流検出回路16と、
電流検出回路16の出力と基準値とを比較しその誤差を
増幅する誤差増幅器17と、誤差増幅器17の出力に基
づいてパルス幅変調制御される制御パルスを発生し、ス
イッチ素子6のオン時間の幅を制御するPWM制御回路
19と、トランス4の第2の二次側コイル8に接続さ
れ、電流検出回路16およびPWM制御回路19に電源
電圧を供給するフォワード方式コンデンサインプット型
補助電源20とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二次電池の充電用電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
二次電池を充電するための充電用電源回路として、図2に示す回路が知られて いる。
【0003】 図2において、商用交流電源(例えばAC100V)1にはフィルタ2を介し て一次側整流平滑回路3の入力端が接続されている。この一次側整流平滑回路3 の出力端は、トランス4の一次側コイル5にMOSトランジスタ6を介して接続 されている。トランス4は二つの二次側コイル7,9を有し、一方の二次側コイ ル7には二次側整流平滑回路10の入力端が接続されている。
【0004】 二次側整流平滑回路10の出力端は、電圧検出抵抗31に接続されると共に、 バイポーラトランジスタ32、フライホイールダイオード33、インダクタ34 及びコンデンサ35からなるスイッチング回路の入力端に接続されている。この スイッチング回路の出力端は、逆流防止ダイオード11および電流検出抵抗14 を介して出力端子12a,12bに接続されている。出力端子12a,12bの 間には、負荷である二次電池13が接続される。
【0005】 電圧検出抵抗31で検出された電圧は誤差増幅器37において基準電圧と比較 され、その差である誤差が増幅される。誤差増幅器37から出力される誤差電圧 は、絶縁用であるフォトカップラ38を介してPWM(パルス幅変調)制御回路 39に供給される。PWM制御回路39は、トランジスタ6のゲートに制御パル スを供給する。これにより、二次側整流平滑回路10の出力電圧が一定となるよ うにトランジスタ6のオン時間が制御される。
【0006】 一方、電流検出抵抗14では二次電池13に供給される負荷電流が電圧降下と して検出される。この電流検出抵抗14の端子電圧は誤差増幅器40において基 準電圧と比較され、その差である誤差が増幅される。誤差増幅器40から出力さ れる誤差電圧は、PWM制御回路41に供給される。PWM制御回路41は、ト ランジスタ32のベースに制御パルスを供給する。これにより、負荷電流が一定 となるようにトランジスタ32のオン時間が制御される。
【0007】 なお、トランス4の他方の二次側コイル9には整流平滑回路36が接続されて いる。この整流平滑回路36は、誤差増幅器37,40を動作させるための補助 電源として用いられる。
【0008】 上述した充電用電源回路では、定電圧化のためにPWM制御回路39、定電流 化のためにPWM制御回路41と、二つのPWM制御回路を必要とする。このた め全体の回路構成が複雑化し、高価となる。 また、二つのPWM制御回路39,41の発振周波数によっては混変調(ビー ト)が発生することがあり、負荷電流が変動する要因ともなる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、従来の充電用電源回路では定電圧化と定電流化のために二つ のPWM制御回路を用いるため、回路が複雑化して高価となるばかりでなく、混 変調により負荷電流が変動するおそれがあるという問題があった。 本考案は、このような従来技術の問題点を解決し、回路構成が簡単で、また混 変調の問題もない充電用電源回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は一つのパルス幅変調制御回路を含むフラ イバック方式コンバータを用いて負荷電流の定電流化のみを行うと共に、フォワ ード方式コンデンサインプット型補助電源を設け、この補助電源により電流検出 回路およびパルス幅変調制御回路への電源電圧を供給する構成とするようにした ものである。
【0011】 すなわち、本考案に係る充電用電源回路は、一次側コイルと第1および第2の 二次側コイルを有するトランスと、前記一次側コイルに直列に接続され、オン期 間に該一次側コイルに直流電流を供給するためのスイッチ素子と、前記第1の二 次側コイルに接続された整流平滑回路と、この整流平滑回路から前記二次電池に 供給される電流を検出する電流検出回路と、この電流検出回路の出力と基準値と を比較しその誤差電圧を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力に基づい てパルス幅変調制御される制御パルスを発生し、該制御パルスにより前記スイッ チ素子のオン時間の幅を制御するパルス幅変調制御回路と、前記第2の二次側コ イルに接続され、前記電流検出回路およびパルス幅変調制御回路に電源電圧を供 給するフォワード方式コンデンサインプット型補助電源とを備えたことを特徴と する。
【0012】
【作用】
このように本考案では、パルス幅変調制御回路は定電流化のためのみの1つで よいため、全体の回路構成が簡単化され、また二つのパルス幅変調制御回路を設 けることによる混変調の問題も生じない。
【0013】 さらに、フォワード方式コンデンサインプット型補助電源を設けたことによっ て、フライバック方式コンバータで定電流化のみを行ったにもかかわらず、負荷 電圧である二次電池の電圧変動の影響を受けにくい安定化された電源電圧を電流 検出回路やパルス幅変調制御回路に供給することができ、これらの回路の安定し た動作が得られる。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は、本考案に係る充 電用電源回路の回路図である。
【0015】 図1において、商用交流電源(例えばAC100V)1には、外部からの雑音 混入や外部からの雑音混入を防止するためのフィルタ2を介して一次側整流平滑 回路3の入力端が接続されいる。この一次側整流平滑回路3の出力端は、トラン ス4の一次側コイル5にスイッチ素子としてのMOSトランジスタ6を介して接 続されている。
【0016】 トランス4は、第1および第2の二次側コイル7,8を有し、第1の二次側コ イル7には二次側整流平滑回路10の入力端が接続されている。二次側整流平滑 回路10の出力端は、逆流防止ダイオード11および電流検出抵抗14を介して 出力端子12a,12bに接続されている。出力端子12a,12bの間には、 負荷である二次電池13が接続される。
【0017】 電流検出抵抗14は増幅器15と共に電流検出回路16を構成している。すな わち、電流検出抵抗14で二次電池13に供給される負荷電流が電圧降下として 検出され、さらに増幅器15で増幅される。
【0018】 電流検出回路16の出力つまり増幅器15の出力電圧は、誤差増幅器17にお いて基準電圧と比較され、その差である誤差が増幅される。誤差増幅器17から 出力される誤差電圧は、絶縁用であるフォトカップラ18を介してPWM(パル ス幅変調)制御回路19に供給される。PWM制御回路19は、トランジスタ6 のゲートに制御パルスを供給する。 以上のような構成により、二次電池13に供給される負荷電流が一定となるよ うに、トランジスタ6のオン時間が制御される。
【0019】 一方、トランス4の第2の二次側コイル8には、フォワード方式コンデンサイ ンプット型補助電源20が接続されている。この補助電源20は、二次側コイル 8に並列に接続されたコンデンサ21と、該コンデンサ21に並列に入力端が接 続された定電圧回路22および該定電圧回路22の出力端に並列に接続されたコ ンデンサ23からなり、定電圧化された直流電圧を出力する。この補助電源20 から出力される直流電圧は、電流検出回路16における増幅器15と、誤差増幅 器17に電源電圧として供給される。
【0020】 次に、この実施例の充電用電源回路の動作を説明する。 商用交流電源1の出力はフィルタ2を介して一次側整流平滑回路3で直流化さ れ、トランジスタ6を介してトランス4の一次側コイル5に印加される。これに より一次側コイル5には、トランジスタ6のオン期間中に電流が流れ、エネルギ が蓄えられる。
【0021】 トランス4の第1の二次側コイル7に接続された二次側整流平滑回路10は、 トランジスタ6のオフ期間に導通する向きに接続された図示しない整流用ダイオ ードと平滑用コンデンサからなる。すなわち、トランジスタ6のオン期間にトラ ンス4の一次側コイル5に蓄えられたエネルギは、トランジスタ6のオフ期間に 二次側コイル7に逆起電力として生じ、二次側整流平滑回路10によって直流化 される。この二次側整流平滑回路10の出力は、逆流防止ダイオード11を介し て二次電池13に供給される。
【0022】 このとき二次電池13に流れる負荷電流は、電流検出抵抗14で検出され、増 幅器15を介して誤差増幅器17に供給される。誤差増幅器17は負荷電流に応 じた増幅器15の出力電圧と基準電圧とを比較して、その誤差を増幅する。この 誤差増幅器17から出力される誤差電圧は、フォトカップラ18を介してPWM 制御回路19に供給され、PWM制御回路19から誤差電圧に応じて増減する制 御パルスがトランジスタ6のゲートに供給される。 以上のようなフライバック方式コンバータの動作により、二次電池13に供給 される負荷電流が一定となるようにトランジスタ6のオン時間が制御される。
【0023】 ここで、負荷である二次電池13は放電された後には電圧が低下しており、ま た充電完了後には電圧が回復するというように大きく変動する。すなわち、フラ イバック方式コンバータの負荷が二次電池13である場合、負荷電圧が大きく変 化するため、それに伴いPWM制御回路19からトランジスタ6のゲートに供給 される制御パルスのパルス幅、つまりトランジスタ6のオン時間は大幅に変化す ることになる。
【0024】 従って、仮にトランス4の二次側電圧をフライバック方式で整流・平滑して、 増幅器15や誤差増幅器17を動作させるための補助電源電圧として用いたとす ると、トランジスタ6のオン時間の変動がそのまま補助電源電圧の変動となって 現れる。また、トランス4の二次側電圧を単にフォワード方式で整流・平滑して 補助電源電圧を得るようにしても同様に変動が大きい。
【0025】 そこで、本考案ではフォワード方式コンデンサインプット型補助電源20を用 いて、電圧変動のない補助電源電圧を得ている。すなわち、このフォワード方式 コンデンサインプット型補助電源20では、トランジスタ6のオン期間・オフ期 間の両期間でトランス4からエネルギが取り出され、しかも入力側に比較的大容 量のコンデンサ22を有するため、トランジスタ6のオン時間にはあまり影響さ れず、オン時の尖頭値電圧によってほぼ決定された安定な補助電源電圧を得るこ とができる。
【0026】 このようにフライバック方式コンバータにより負荷電流の定電流化のみ行い、 負荷電圧の定電圧化を行わない構成でありながら、フォワード方式コンデンサイ ンプット型補助電源20によって安定化された補助電源電圧を得ることができ、 この補助電源電圧により電流検出回路16や誤差増幅器17を安定に動作させる ことが可能となる。
【0027】 従って、PWM制御回路としては定電流化のためのPWM制御回路19のみで よく、全体の回路構成が簡単となる。また、PWM制御回路が一つであるため原 理的に混変調の問題がなく、負荷電流が変動するおそれはない。
【0028】 なお、図1では充電用電源回路の出力端子12a,12bに二次電池13を直 接接続しているが、出力端子12a,12bと二次電池13との間に充電制御回 路を付加し、例えば充電中の電池電圧を検出して電圧制御、電池温度を検出して 温度制御、充電時間を検出して時間制御などを行ってもよい。 その他、本考案はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可 能である。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によればフライバック方式コンバータを用いて負 荷電流の定電流化のみを行うと共に、フォワード方式コンデンサインプット型補 助電源を設け、この補助電源により電流検出回路およびパルス幅変調制御回路へ の電源電圧を供給する構成としたことにより、パルス幅変調制御回路は定電流化 のためのみの1つでよいため、全体の回路構成が簡単化され、混変調の問題も生 じないという利点がある。
【0030】 また、フォワード方式コンデンサインプット型補助電源を設けたことにり、フ ライバック方式コンバータが定電流化のみを行っているにもかかわらず、二次電 池の電圧変動の影響を受けない安定な補助電源電圧が得られるので、電流検出回 路や誤差増幅器などを安定に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る充電用電源回路の回路
【図2】従来の充電用電源回路の回路図
【符号の説明】
1…商用交流電源 3…一次側整流
平滑回路 4…トランス 5…一次側コイ
ル 6…トランジスタ 7…第1の二次
側コイル 8…第2の二次側コイル 10…二次側整流
平滑回路 11…逆流防止ダイオード 12a,12…
出力端子 13…二次電池 14…電流検出
抵抗 15…増幅器 16…電流検出
回路 17…誤差増幅器 18…フォトカ
ップラ 19…PWM制御回路 20…フォワー
ド方式コンデンサイン プット型補助電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一次側コイルと第1および第2の二次側コ
    イルを有するトランスと、 前記一次側コイルに直列に接続され、オン期間に該一次
    側コイルに直流電流を供給するためのスイッチ素子と、 前記第1の二次側コイルに接続された整流平滑回路と、 この整流平滑回路から前記二次電池に供給される電流を
    検出する電流検出回路と、 この電流検出回路の出力と基準値とを比較しその誤差電
    圧を増幅する誤差増幅器と、 この誤差増幅器の出力に基づいてパルス幅変調される制
    御パルスを発生し、該制御パルスにより前記スイッチ素
    子のオン時間の幅を制御するパルス幅変調制御回路と、 前記第2の二次側コイルに接続され、前記電流検出回路
    およびパルス幅制御回路に電源電圧を供給するフォワー
    ド方式コンデンサインプット型補助電源とを備えたこと
    を特徴とする充電用電源回路。
JP6116192U 1992-08-31 1992-08-31 充電用電源回路 Pending JPH0629347U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100905835B1 (ko) * 2007-04-11 2009-07-02 삼성전기주식회사 Pdp 전원장치
JP2015503890A (ja) * 2011-12-22 2015-02-02 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 誘導性結合充電器

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