JPH06293405A - 多階層立面ごばん升目パレット荷物の任意升目置換 移送密集集積装置並びに立体駐車場又は自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 自動倉庫、又は駐車場の床面面積効率、容積
効率を夫々規模に対し、最高極限値となし、しかも、夫
々荷物の所要搬出日時刻、又は緊急度に応じ搬出なし得
る集積方法。 【構成】 多階層立面ごばん目状立体升目フレーム１に
夫々パレット積載爪を積載支持姿勢、又はパレット荷物
退避姿勢の両者択一制御し得る揺動状として取り付け
し、一方前記爪相互間のパレット辺部の空辺部に対し積
載姿勢、又は退避姿勢の両者択一制御揺動状爪を付した
パレット荷物２昇降装置を、夫々立体升目集積パレット
荷物２相互間空隙をフレーム案内溝状に上下昇降構成と
し、順次立体升目の単位上下又は左右横方向置換をなし
得る所要搬出時刻に合わせ整理順番集積なす構成の自動
倉庫、又は駐車場。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、工業製品荷物、又は自
動車、小型船舶積載パレットを、立体的多重階層直列に
夫々階層を上下移送単位として、任意の上下階層に移送
及び積載、又は、夫々階層に於て隣接した床面上の積載
パレット相互水平移送による授受をなさしめる立体的集
積装置であり、立体駐車場、又は産業製品自動倉庫に利
用し、狭益スペース、細長スペース、エレベーター等専
用移送空間を排除し密集立体駐車を可能とし、しかも夫
々荷物、又は自動車の個々の所要搬出時刻、又は事前予
約に応じ、夫々即時搬出を可能とし、又は夫々パレット
荷物の種別毎ロット、搬入又は種別毎整理集積所要ロッ
ト搬出を随意とした。極限密集立体駐車場、又は、立体
自動倉庫である。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の立体駐車場又は自動倉庫
は、載荷パレットのエレベーター又はスタッカークレ
ン、又はそれらの水平自走式のものにより、その移送台
車、又はエレベーター両側積載棚に置換するものが一般
であり、階層が複数段の場合は、夫々パレット又はその
受台を巻き上げ装置と嵌脱、又は各階層パレット毎独立
の水平自走式巻き上げ装置となす等、パレットの上下移
送とその水平方向移送の相互干渉の解決に苦労の多いも
のであり、立面的夫々パレット荷物升目の夫々縦横単位
のジグザグ移送に難点があり、いわゆる数字合わせパズ
ル移送の完全駆使のものは存在しなかった。従って、空
間利用容積効率も低く、又所要搬出時間の短縮にも限度
があり、夫々の荷物固有の所要要求に応ずることができ
なかった。顧客の搬出要求に対しその待時間短縮のため
に荷物即ち自動車の移送連度を増加し、高速の夫々台車
速度、又はエレベーター速度とし、設備費及び動力費の
高いものになっていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】敷地形状に合わせ、特
に間口の最小な奥行き深い敷地を最大限に利用なし得る
構成とし、面積効率、容積効率を敷地形状の如何に関せ
ず、極限値まで高め得る構成となし、しかも、夫々パレ
ット荷物個々別の所要情報、例えば所要搬出日、時刻に
合わせ夫々搬出口升目から順番整理集積なし夫々順番即
時搬出出庫、又は工場製品を製品毎ロット集積ロット毎
出庫、又は庫内を予め予測による予定区画分けによる搬
入能率化した第一工程と、搬入、搬出移送時間帯の合間
を利用し、夫々パレット荷物情報の所要に合わせて、整
理搬出時刻順番再配列なす第二工程、又は搬出時刻到達
又は間近のパレット荷物を事前に発車バース、又は出庫
プラットホームに移送待機状となす、又は所要動力及び
設備費等、経済的なものとし、顧客の所要に合わせなし
得る諸構成とし、立面ごばん升目を単位として、上下、
又は左右、横縦方向移送をなし得る完全数字合わせパズ
ル置換立体駐車場、又は自動倉庫、又は海面上小型船舶
自動倉庫を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】発明の夫々構成につい
て、実施例説明図第１図参照説明する。多階層立面ごば
ん目状夫々立体升目１相当パレット荷物２を、夫々パレ
ット３の任意方向、対向２辺の両端４適宜幅部分を、該
パレット外方設置の装置フレーム５の夫々相当階層位置
に積載支持姿勢６とした夫々爪金”甲”７上に積載集積
し、夫々パレットの前記積載爪”甲”間のパレット２辺
の中央部分８外側の装置フレーム付設昇降案内レール、
又は溝９に従ってパレット２辺外側を移動発停自在とし
た対向した一対のパレット荷物昇降台車１０、又は両台
車を連結枠５４で連結構成したパレット積載部外枠台車
１０’に所要に応じ、パレット積載、又はパレット外方
退避姿勢１１の択一的とした爪”乙”１２を設備し、各
々爪”甲”７、又は”乙”１２を揺動構成とし、その夫
々支持軸１３をパレット外方の爪着力点より下方の装置
フレームに位置せしめ爪の揺動円弧の中央部を上死点と
し、それと爪支持軸を結んだ線の延長上に取り付けた引
っ張りばね１４によるトグル機構状とし、夫々爪着力点
と装置フレーム付ストッパー１５、又は昇降台車付スト
ッパー１６の両者位置択一的として、夫々パレットに対
して夫々爪８を支持姿勢６、又は退避姿勢１１となして
択一的とし、しかも荷重支持姿勢時を締り勝手として取
付し、又昇降台車又はフレームの夫々相当位置に取り付
けた僅小動力電磁ラム、又は電磁往復揺動フォークレバ
ー１７の所要制御により両者の夫々姿勢を所要保持構成
となし、例えば、３階層集積のパレット荷物２を４階層
の空き升目１８に置換する例において、昇降台車付設の
爪”乙”１２を積載支持姿勢６となして、３階層下方よ
り上昇せしめて、所要３階層パレット荷物２を支持積載
し、４階層装置爪”甲”７を退避姿勢１１となしてその
揺動円弧上まで上昇時４階層爪”甲”７を積載支持姿勢
６となし、昇降台車１０を若干下降せしめ、爪”乙”１
２より”甲”７にパレット荷物２を置換なす。又、爪”
乙”１２の積載部長手方向に移送コンベヤー１９を付
し、該辺と併行にパレット荷物を隣列した集積装置の
爪”丙”２０のコンベヤー、又は隣列した装置のコンベ
ヤー２１を横送りなす構成とすることも随意であり、コ
ンベヤー付爪”丙”２０連絡となす任意階層のパレット
荷物を、その下層の空き升目に下降置換する場合は、前
述上昇行程と逆に夫々操作なし置換なす。上記の如く夫
々所要に応じ装置の積載支持爪”甲”７、又は昇降台車
１０の爪”乙”１２、又は”丙”２０の夫々姿勢を随意
制御なし、夫々位置又は関係位置自動検知し、夫々所要
パレット荷物の所要升目移動置換自動制御構成とし、多
階層立面ごばん升目パレット荷物を、所要階層升目に任
意階層位置の空き升目を仲介として順次数字合わせパズ
ル升目置換をなし、各々単位階層移送又は横送り移送を
繰り返し、最終的に所要升目に置換なす、置換移送密集
集積装置である。

【０００５】夫々構成について、実施例説明図第２、
３、４図参照説明する。請求項１に記載の置換移送集積
装置を、その夫々パレット横移送コンベヤー１９付爪”
丙”２０のコンベヤー移送方向に相互隣接直列構成とす
るか、又はその夫々階層爪金”丙”２０のコンベヤーと
相互接続状としたパレット荷物の夫々多階層コンベヤー
付集積床５５、又は５５’を組合せなした夫々立体駐車
場、又は自動倉庫となし、夫々多階層と隣接相互間の縦
横ピッチ立面ごばん升目パレット荷物の２の夫々単位空
き升目１８を所要置換移送パレット２の移送方向に、順
次単位上下、又は左右横置換し、その空き升目１８に所
要パレット荷物２を置換移送し順次所要升目位置に向か
って同様置換立面、又は平面ごばん升目移送を繰り返し
数字合わせパズル置換移送類似集積自在構成とし、夫々
搬入パレット荷物の所要情報、即ちその夫々荷物番号、
パレット番号、所要搬出時刻、搬入時刻、又はその他緊
急度等記録、遠隔表示、又はコンピューター記録制御構
成し、例えば駐車場、又は自動倉庫内升目を予め搬出最
寄り升目２２から搬入升目２３の間を適宜升目数毎に適
宜数区画し予定区画２９となし、例えば所要搬出時刻に
応じ、その現在時刻〜２時間のパレット荷物を搬出口最
寄り区画とし、それに続いて、２時間〜４時間の夫々積
載予定升目とし、順次４〜６時間、６〜８時間、又は８
時間以降のものを搬入口近寄区画とし、夫々搬入パレッ
ト荷物２を各々相当予定時間範囲区画２９内升目内にラ
ンダムに搬入し、即ち上記を搬入第一工程とし、その予
定区画数２９、又は予定区画毎升目数は夫々時点の顧客
需要予想に従って適宜とするものとし、夫々予定区画２
９のうち空き升目が半数以下となった時点以降第２工程
として、その予定区画２９内既積載パレット荷物の搬出
所要時刻順応順次、その区画の搬出最寄り側に順番に置
換変えをなし、以降のその区画相当新搬入荷物も含め、
最終的に夫々パレット荷物は各々その所要搬出時刻順
番、その搬出升目近寄夫々連続順列集積なす構成とす。
又上記の如く、夫々集積途中、又は順番集積済装置にお
いて搬出時刻事前の顧客による所要搬出時刻の変更予
告、又は緊急時対応順番変更、又は第一次優先順番の他
第二次順番等所要に応じ整理方法を適宜選定なす事も随
意である。又、搬出予定時刻に到達、又は搬出時刻近寄
の適宜数パレット荷物を、事前に装置搬出升目から順次
集積装置外の適宜発車バース２４に連絡コンベヤー経由
移送なし、その即時発車と共に装置内空き升目としての
集積効率化に便するものとし、又発車バースの他搬入升
目と連絡コンベヤー２５、連通停車バース２４’を設備
し、夫々発車バース２４と連絡コンベヤー２６を設備
し、その連絡コンベヤーの適宜位置に空きパレットの蓄
積装置２７を設備し空きパレットの循環連通、又はその
過不足に備える構成、又は夫々階層連通床面のコンベヤ
ー２５積載長を適宜とし、適宜ロット製品毎の整理集積
搬入搬出構成とした夫々組合せ密集集積駐車場、又は自
動倉庫。例えば図２ａ図の如く、装置全升目の１００％
以上の集積を可能とすることができる。

【０００６】夫々構成について、実施例説明図第１、又
は５図参照説明する。請求項１記載の密集集積自動倉
庫、又はパレットにおいて、夫々パレット荷物２の立面
ごばん升目密集集積部を、海面３５、又は水面上昇降集
積構成となし、そのパレット３６を所要小型船舶３７の
平面外廊以上四角立方体の一部二重密封空き室３８付と
し、該空き室３８の空気と水の容積を 管接手、又は弁
３９を通し調整し、パレット３６表面を海水面２５と並
行に昇降構成となし、その表面中心線先端部に突出し付
設した先導ロープ付かんぬき孔付支柱４０に対し、海面
上の集積所要小型船舶３７よりの浮き子付先導ロープ４
１巻き込みにより、該船舶をマスト船外機操舵を取り外
し収納したものとし、パレット表面中心線に合わせ相乗
し、船首付近に付したかんぬき孔部４２と嵌合心棒４３
差込みパレット中心線振り分け適宜付設の船底両側支持
のゴム等弾性等板付支持機４ との三部分支持として、
船上のポンプ又はファン操作によりパレットを浮上せし
め、パレットと船を一体化する構成とし、又パレット上
の小型船舶のマスト又は船外機舵等は、事前取り外した
ものとする。前記パレット荷物をその船の自力曳航又は
フロート付先導ロープ４５等により装置搬入升目所定位
置に合致せしめ、適宜隣接併列装置への横送り、又は夫
々パズル移送操作による升目置換移送その他に関して
は、請求項２記載と同趣向とした各々構成よりなる小型
船舶の密集集積自動倉庫。

【０００７】夫々構成について、実施例説明図第６図参
照説明する。請求項２又は３記載の夫々多階層複数並列
した横列又は縦列密集集積駐車場又は自動倉庫におい
て、夫々上下多階層パレット荷物の対向した、一対の昇
降台車１０を独立単位として、対向位置のワイヤーロー
プ、又は鎖連動巻き上げ昇降源動装置駆動構成となし、
夫々単数又は複数組合せなし、コンピューター制御とな
すか、又は同一立面に横列、又は縦列した夫々多数の単
位昇降台車１０、１０’を夫々その半数を二等数分別、
又は適宜２群分別し、その一群を上昇方向側又は、下降
方向側となした時、他方群を逆に下降方向側、又は上昇
方向側となして、夫々電磁ブレーキ付電磁クラッチ嵌脱
装置５１を介した同一共通源同昇降装置５２による、平
衡駆動コンピューター制御となし、夫々最大不平衡昇降
パレット荷物数を、例えば、２個数に制限すると共に、
平衡昇降パレット荷物個数を各々２個ずつ、計４個数に
なし同時昇降なし得る２個数相当の能力を有する源動力
昇降装置５２によって、パレット荷物の所要移送に応じ
その単数から６個数までの昇降自在の４個分相当に充分
な安全強度構成のコンピューター制御構成とした、密集
集積駐車場、又は自動倉庫。

【０００８】

【作用】請求項１、又は２、４記載事項に関し、夫々階
層直列パレット荷物の前後左右に夫々併列した立体ごば
ん升目構成のフレームに取り付けた夫々爪”甲”を積載
姿勢となして夫々所要階層升目位置に支持し、夫々パレ
ット荷物積載立体升目相互間の積載爪”甲”間の合間の
隙間をパレット荷物を退避姿勢として、フレームの垂直
案内レール、又は溝に沿って上下する昇降台車に取り付
けた爪”乙”を直列階層中の任意位置の空き升目に隣接
したパレット荷物をその空き升目に上昇、又は下降置換
なすために、昇降台車付け爪”乙”、又は”丙”を所要
に応じ積載姿勢となし、その空き升目のフレーム積載
爪”甲”を積載支持姿勢となして所要パレット荷物を空
き升目に置換し、所要に応じ、爪”丙”の横移送コンベ
ヤーにより、そのパレット荷物を隣接の空き升目の爪”
丙”又は、隣接階層床コンベヤーに横移送なし、順次夫
々隣接した空立体升目に各々パレット荷物を置換し、置
換して生じた空き升目に順次パレット荷物を置換移送
し、夫々単位毎立体升目の置換移動を繰り返し、所要パ
レット荷物の所要升目への移送をなす作用のものとし
た。両台車１０を連結構成外枠台車１０’とし、その爪
積載荷重の水平分力を左右平衡せしめ台車の走行レール
荷重を僅少化する作用のものとした、この数字合わせパ
ズル状升目置換移送は、夫々搬入したパレット荷物の搬
入時からその所要搬出時までの間、長時間の間に他のパ
レット荷物の搬入搬出移送操作の合間を利用するか、又
は適宜組合せ夫々昇降台車、又は横送りコンベヤーによ
って作用なさしめるので、夫々パレット荷物の所要搬出
時刻、順番整理集積をなし得る。

【０００９】請求項４記載事項に関し、夫々個別のパレ
ット荷物昇降台車の集積置換操作を複数同時になし得る
能率的で経済的、即ちパレット荷物の昇降夫々エネルギ
ーを相殺した省エネルギーで源動力装置数の縮減を達成
する作用のものとし、即ち夫々単位毎多数の単位昇降台
車の約半数毎、夫々電磁ブレーキ付電磁クラッチ嵌脱装
置を介して夫々の立面配列毎共通の源動力昇降装置と嵌
脱駆動となし、夫々複数の所要升目置換操作によるコン
ピューター制御により、その上昇側と下降側のもののパ
レット荷物数を平衡状、又は部分平衡状とし、例えば夫
々６個ずつ、又は６個対４個とし、いわゆる、つるべ状
昇降作用のものとした。最大不平衡巻き上げ荷重の上限
を制限し、例えば２個数分とし、源動力昇降装置の常用
最大能力とし、又夫々の耐荷重強度をパレット荷物、６
個数等相当なし、夫々制限値インターロック等安全充分
のものとした。

【００１０】

【発明の効果】請求項１又は２、３記載事項に関し、前
述した夫々構成により従来の同種装置より格段高い面積
効率、又は容積効率、即ち従来の一般的な６０％台、又
は最大とした特殊のものでも７０％弱に対し、この発明
によれば、積載爪の退避姿勢を適宜となし、前記効率の
８０％以上達成も容易である。土地高騰、用地難の現時
に於て、甚大な効果となる。又用地形状にし即し、例え
ば狭細長地形に適したものとなすことも容易であり、
又、夫々荷物の所要搬出時刻に応じ、順次即時搬出をな
し得る特徴を持つものである。台車１０を連結した外枠
台車１０’構成となし、積載荷重の水平分力が平衡し、
走行台車１０”荷重を僅少とし、装置小型化を実現する
ことができた。１００Ｖ電源少動設備となし、小型汎用
的のものとする事もできる。

【００１１】請求項４記載事項に関し、この発明効果
は、つるべ状平衡昇降による巻き上げ装置の省エネルギ
ー効果又は夫々昇降源動昇降装置数を縮減した経済効果
がある。又、夫々複数の升目置換移送の同時操作をな
し、能率的パズル置換移送の装置となした。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の多階層立面ごばん目状立体升目パレ
ット荷物集積装置の側面要部、説明図である。

【図２】パレット積載部の要部、平面説明図である。

【図３】積載爪の側面要部、説明図である。

【図４】ａ図、又はｂ図は、各々駐車場の異なる配置例
の説明図であり、ａ図はごばん升目立面配置図であり、
ｂ図はごばん升目平面配置説明図である。ｃ図はロット
製品自動倉庫例の平面配置説明図である。

【図５】請求項４記載の小型船舶積載パレット、及びそ
の搬入升目部分説明図である。

【図６】共通源動力昇降装置図と、夫々単位昇降台車昇
降接続関係説明図である。

【符号の説明】

１． 立体ごばん升目 ２． パレット荷物 ３． 夫々パレット ５． 装置フレーム ６． 爪の支持姿勢 ７． 爪”甲” ９． 装置フレームの案内溝 １０． 夫々昇降台車 １０’． 外枠台車 １０”． 台車車輪 １１． 爪の退避姿勢 １２． 爪”乙” １３． 爪の支持軸 １４． 引っ張りばね １５． フレーム ストッパー １６． 昇降装置 ストッパー １７． 電磁ラム，又は電磁往復揺動フォークレバー １８． 空き升目 １９． 爪付コンベヤー ２０． 爪”丙” ２２． 搬出最寄り升目 ２３． 搬入最寄り升目 ２４． 発車バース ２９． 予定区間 ３５． 海面 ３６． 小型船舶用パレット ３７． 小型船舶 ４０． かんぬき孔付支柱 ４１． 浮き子付先導ロープ ４４． 船底側支持桟 ５１． 電磁ブレーキ付電磁クラッチ嵌脱装置 ５２． 共通源動力昇降装置 ５３． 対向位置の夫々巻き上げワイヤーロープ，又は
鎖 ５４． 台車連結枠

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【手続補正書】

【提出日】平成６年１月１１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図６】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 多階層立面ごばん目状夫々立体升
   目相当パレット荷物を夫々パレットの任意方向、対向２
   辺の両端適宜幅部分を該パレット外方設置の装置フレー
   ムの夫々相当階層位置に積載支持姿勢とした夫々爪金”
   甲”上に積載集積し、夫々パレットの前記積載爪”甲”
   間のパレット２辺の中央部分外側の、装置フレーム付設
   昇降案内レール、又は溝に従ってパレット２辺外側を移
   動発停自在とした対向した一対のパレット荷物昇降台
   車、又は両台車を連結枠で連結構成したパレット積載部
   外枠台車に、所要に応じパレット積載、又はパレット外
   方退避姿勢の択一的とした爪”乙”を設備し、夫々爪”
   甲”又は”乙”を揺動構成とし、その夫々支持軸をパレ
   ット外方の爪着力点より下方の装置フレームに位置せし
   め、爪の揺動円弧の中央部を上死点とし、それと爪支持
   軸を結んだ線の延長上に取り付けた引っ張りばねによる
   トグル機構状とし、夫々爪着力点と装置フレーム付スト
   ッパー、又は昇降台車付ストッパーの両者位置択一的と
   して夫々パレットに対して夫々爪を支持姿勢又は、退避
   姿勢となして択一的とし、しかも荷重支持姿勢時を締り
   勝手として取付し、又昇降台車又はフレームの夫々相当
   位置に取り付けた僅小動力電磁ラム、又は電磁往復揺動
   フォークレバーの所要制御により両者の夫々姿勢を所要
   保持構成となし、例えば、３階層集積のパレット荷物を
   ４階層の空き升目に置換する例において、昇降台車付設
   の爪”乙”を積載支持姿勢となして３階層下方より上昇
   せしめて所要３階層パレット荷物を支持積載し、４階層
   装置爪”甲”を退避姿勢となしてその揺動円弧上まで上
   昇時４階層爪”甲”を積載支持姿勢となし、昇降台車を
   若干下降せしめ、爪”乙”より”甲”にパレット荷物を
   置換なす。又、爪”乙”の積載部長手方向に移送コンベ
   ヤーを付し、該辺と併行にパレット荷物を隣列した集積
   装置の爪”丙”のコンベヤー、又は隣列した装置のコン
   ベヤーに横送りなす構成とすることも随意であり、コン
   ベヤー付爪”丙”と連絡なす任意階層のパレット荷物
   を、その下層の空き升目に下降置換する場合は前述上昇
   工程と逆に各々操作なし置換なす。上記の如く夫々所要
   に応じ装置の積載支持爪”甲”又は昇降台車の爪”乙”
   又は”丙”の夫々姿勢を、随意制御なし夫々位置、又は
   関係位置自動検知し夫々所要パレット荷物の所要升目移
   動置換自動制御構成とし、多階層立面ごばん升目パレッ
   ト荷物を所要階層升目に任意階層位置の空き升目を仲介
   として順次数字合わせパズル升目置換をなし、夫々単位
   階層移送又は横移送を繰り返し、最終的に所要升目に置
   換なす置換移送密集集積装置である。
2. 【請求項２】 請求項１．記載の置換移送集積装
   置をその夫々パレット横移送コンベヤー付爪”丙”のコ
   ンベヤー移送方向に相互隣接直列構成とするか、又はそ
   の夫々階層爪金”丙”のコンベヤーと相互接続状とした
   パレット荷物の夫々多階層コンベヤー付集積床を組合せ
   なした夫々立体駐車場又は自動倉庫となし、夫々多階層
   と隣接相互間の縦横ピッチ立面ごばん升目パレット荷物
   の、夫々単位空き升目を所要置換移送パレットの移送方
   向に順次単位上下又、は左右横置換し、その空き升目に
   所要パレット荷物を置換移送し、順次所要升目位置に向
   かって、同様置換立面、又は平面ごばん升目移送を繰り
   返し、数字合わせパズル置換移送類似集積自在構成と
   し、各々搬入パレット荷物の所要情報即ちその夫々荷物
   番号、パレット番号、所要搬出時刻、搬入時刻又は、そ
   の他緊急度等記録、遠隔表示又はコンピューター記録制
   御構成し、例えば駐車場又は自動倉庫内升目を予め搬出
   最寄り升目から搬入升目の間を適宜升目数毎に適宜数区
   画し予定区画となし、例えば所要搬出時刻に応じその現
   在時刻〜２時間のパレット荷物を搬出口最寄り区画と
   し、それに続いて２時間〜４時間の夫々積載予定升目区
   画とし、順次４〜６時間、６〜８時間又は８時間以降の
   ものを搬入口近寄区画とし、夫々搬入パレット荷物を夫
   々相当予定時間範囲区画升目の升目内にランダムに搬入
   し、即ち上記を搬入第一工程とし、その予定区画数又は
   予定区画毎升目数は夫々時点の顧客需要予想に従って適
   宜とするものとし、夫々予定区画のうち空き升目が、半
   数以下となった時点以降第２工程として、その予定区画
   内既積載パレット荷物の搬出所要時刻順応順次その区画
   の搬出最寄り側に順番に置換変えをなし、以降のその区
   画相当新搬入荷物も含め最終的に夫々パレット荷物は、
   夫々その所要搬出時刻順番、その搬出升目近寄夫々連続
   順列集積なす構成とす。又、上記のごとく夫々集積途
   中、又は順番集積済み装置において搬出時刻事前の顧客
   による所要搬出時刻の変更予告、又は緊急時対応順番変
   更、又は第一次優先順番の他、第二次順番等所要に応じ
   整理方法を適宜選定なすことも随意である。又、搬出予
   定時刻に到達又は搬出時刻近寄の適宜数パレット荷物
   を、事前に装置搬出升目から順次集積装置外の適宜発車
   バースに連絡コンベヤー経由移送なし、その即時発車と
   共に装置内空き升目としての集積効率化に便するものと
   し、又、発車バースの他搬入升目と連絡コンベヤー連通
   停車バースを設備し、夫々発車バースと連絡コンベヤー
   を設備し、その連絡コンベヤーの適宜位置に空きパレッ
   トの蓄積装置を設備し空きパレットの循環連通、又はそ
   の過不足に備える構成又は、夫々階層連通床面のコンベ
   ヤー積載長を適宜とし、適宜ロット製品毎の整理集積搬
   入搬出構成とした夫々組合せ密集集積駐車場、又は自動
   倉庫。例えば図２ａ図の如く、装置全升目の１００％以
   上の集積も可能をすることができる。
3. 【請求項３】 請求項１．記載の密集集積自動倉
   庫、又はパレットにおいて、夫々パレット荷物の立面ご
   ばん升目密集集積部を海面、又は水面上昇降集積構成と
   なし、そのパレットを所要小型船舶の平面外廊以上四角
   立方体の一部二重壁密封空き室付とし、該空き室の空気
   と水の容積を盲管接手、又は弁を通し調整しパレット表
   面を海水面と並行に昇降構成となし、その表面中心線先
   端部に突出し付設した先導ロープ付かんぬき孔付支柱に
   対し、海面上の集積所要小型船舶よりの浮き子付先導ロ
   ープ巻き込みにより該船舶をマスト船外桟操舵を取り外
   し収納したものとしパレット表面中心線に合わせ相乗
   し、船首付近に付したかんぬき孔部と嵌合心棒差込みパ
   レット中心線振り分け適宜付設の船底両側支持のゴム等
   弾性板付支持桟との三部分支持として船上のポンプ又は
   ファン操作によりパレットを浮上せしめパレットと船を
   一体化する構成とし、又パレット上の小型船舶のマス
   ト、又は船外桟操舵等は、事前取り外したものとする。
   前記パレット荷物をその船の自力曳航又はフロート付先
   導ロープ等により装置搬入升目所定位置に合致せしめ適
   宜隣接併列装置への横送り又は夫々パズル移送操作によ
   る升目置換移送その他に関しては請求項２記載と同趣旨
   とした夫々構成よりなる小型船舶密集集積自動倉庫。
4. 【請求項４】 請求項２、又は３記載の夫々多階
   層複数併列した横列、又は縦列密集集積駐車場、又は自
   動倉庫において夫々上下多階層パレット荷物の対向した
   一対の昇降台車を独立単位として電動力、又は発電力容
   量夫々低逆転発停自在のマグネットブレーキ付昇降動力
   装置構成なし、対向位置のワイヤーロープ、又は鎖連動
   巻き上げ昇降源動装置駆動構成となし、夫々単数又は複
   数組合せをなし、コンピューター制御となすか、又は同
   一立面に横列又は縦列した夫々多数の単位昇降台車を夫
   々その半数を二等数分別、又は適宜２群分別し、その一
   群を上昇方向側又は、下降方向側となした時、他方群を
   逆に下降方向側、又は上昇方向側となして、各々電磁ブ
   レーキ付電磁クラッチ嵌脱装置を介した同一共通源動力
   昇降装置による平衡駆動コンピューター制御となし、夫
   々最大不平衡昇降パレット荷物数を適宜数Ａ、例えば２
   個数に制限すると共に、平衡昇降パレット荷物個数を適
   宜数Ｂ、例えば夫々２個ずつ計４個数になし、同時昇降
   なし得るＡ、例えば２個数相当の能力を有する源動力昇
   降装置によって、パレット荷物の所要移送に応じ、その
   単数からＡ＋２Ｂ、例えば６個数までの昇降自在のＡ＋
   Ｂ、例えば４個分相当に充分な安全強度構成のコンピュ
   ーター制御構成とした、密集集積駐車場、又は自動倉
   庫。