JPH06293131A - アライメントマークの検出方法及び印刷装置 - Google Patents

アライメントマークの検出方法及び印刷装置

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JPH06293131A
JPH06293131A JP5083003A JP8300393A JPH06293131A JP H06293131 A JPH06293131 A JP H06293131A JP 5083003 A JP5083003 A JP 5083003A JP 8300393 A JP8300393 A JP 8300393A JP H06293131 A JPH06293131 A JP H06293131A
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JP
Japan
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alignment mark
printed
surface plate
plate
printing
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Pending
Application number
JP5083003A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Shinohara
茂之 篠原
Morikazu Hirota
守一 廣田
Yoshikazu Shimamura
吉和 島村
Shiro Nemoto
四郎 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP5083003A priority Critical patent/JPH06293131A/ja
Publication of JPH06293131A publication Critical patent/JPH06293131A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アライメントマークを有する板状体を移動可能
な定盤上に位置精度よく固定する為のアライメントマー
クの検出方法ならびに印刷装置を提供する。 【構成】移動可能な定盤の移動に拘らず該定盤に対する
相対的位置が固定されたアライメントマーク検出器によ
って該アライメントマークを検出する。 【効果】例えば被印刷体定盤が移動可能な構造の印刷機
において被印刷体定盤の原点復帰時の位置誤差に左右さ
れる事なく印刷位置精度の優れた印刷物を得る事が出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転方式ではない、
紙、ガラス、金属等で代表される板状物を一枚一枚別個
に印刷を行なう、いわゆる枚葉式の印刷工程等に於ける
アライメントマークの検出方法ならびに印刷装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、精密印刷の分野において、ガラス
や金属等の硬質板状被印刷体に±10μm以内等という
様な非常に高い位置精度で印刷する技術が求められてい
る。
【0003】かかる分野に適用する印刷方式としては平
台オフセット印刷法またはスクリーン印刷法が一般的で
あり、いずれも被印刷体である板状体を被印刷体定盤上
に真空吸着等の手段により固定した状態で印刷を行って
いる。
【0004】被印刷体定盤は印刷機の架台に対して固定
されている場合もあるが、特に高い精度が要求される用
途には印刷工程中に被印刷体定盤が移動する機構の印刷
機が使用される場合が多い。
【0005】その様な印刷機では被印刷体定盤を原点位
置に復帰させた状態で被印刷体の載置を行い、その際に
印刷機の架台に対して固定されたCCDカメラ等のアラ
イメントマーク検出器によって被印刷体上のアライメン
トマークを検出し、位置合わせを行っている。
【0006】アライメントマークは多色印刷において第
1色目の印刷時に同時に印刷して設ける場合もあれば、
印刷前に予め他の方法で設けておく場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】被印刷体定盤が移動す
る機構の印刷機における原点復帰精度は、印刷機の加工
精度の限界や、動作の平滑性の確保のためのアソビ等の
ため、±5〜10μm程度の誤差を有する場合が多い。
【0008】これに対し、被印刷体の位置合わせは、印
刷機の架台に対して固定されたアライメントマーク検出
器によって被印刷体上のアライメントマークを検出する
事によって行うので、印刷機の架台に対しては常に一定
の位置となるが、上記した様に印刷機の架台に対する被
印刷体定盤の位置には±5〜10程度の誤差があるた
め、結果的に被印刷体定盤に対する被印刷体の位置に±
5〜10μmの誤差を生じてしまう。印刷画像の位置誤
差にはこれにさらに、インキ転移時の定盤の位置誤差
や、ブランケットまたはスクリーン紗の変形の寄与等が
加わるので、結果として±10μm以内という印刷位置
精度の確保は極めて困難であるという問題点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した従来技
術の問題点を解決するためになされたものであって、印
刷機の架台に対してではなく被印刷体定盤に対して固定
されたアライメントマーク検出器によって被印刷体上の
アライメントマークを検出して位置合わせを行う方法な
らびに、その方法に用いる印刷装置にある。
【0010】
【作用】本発明のアライメントマークの検出方法によれ
ば、アライメントマーク検出器が被印刷体定盤に対して
固定されているので、被印刷体定盤が原点から外れた位
置にある時であっても被印刷体のアライメントマークの
被印刷体定盤に対する相対的位置を検出することができ
るので、その位置情報に基づいて位置合わせを行うこと
により、被印刷体定盤に対して常に一定の位置に被印刷
体を載置固定することができる。
【0011】
【実施例】本発明は、輪転方式等の連続処理方式ではな
い、紙、ガラス等の板状物を一枚一枚別個に印刷を行な
う枚葉式の印刷工程の他、板状の被加工物を被印刷体定
盤に対し常に一定の位置に載置固定して加工を行なう必
要のある各種加工方法に於けるアライメントマークの検
出方法ならびに、とくにその方法が印刷装置である場合
の印刷装置に関する。
【0012】板状の被印刷体の上面、すなわち被印刷体
定盤に接しない面は、ブランケットやスクリーン紗等が
接触して印刷を行う面であるから、被印刷体の上面の上
方にアライメントマーク検出器を固定して設置すること
は事実上不可能である。従ってアライメントマーク検出
器の設置位置は図3の様に被印刷体の側方または図2の
様に下方に限定される。
【0013】このアライメントマーク検出器は、被印刷
体上に設けられたアライメントマークの位置を検出する
ことのできる装置であればどのようなものでも良く、作
業者が目視確認する為の顕微鏡等の光学機器、CCDカ
メラの他に通常の撮像管やMOS等の固体撮像素子等も
用いることができる。また、アライメントマーク検出器
の個数と設置場所は問わないが、精度向上のためには複
数のアライメントマーク検出器を用いる方が良く、特
に、アライメントマーク検出器を側方に設ける場合は異
なる側面に対してアライメントマーク検出器を設けるの
が好ましい。
【0014】このうちアライメントマーク検出器を側方
に設ける方法は、被印刷体定盤には何等の制約もないの
で従来機への追加設置には有利であるが、被印刷体が非
常に薄い場合や、多色印刷の第1色目の印刷時に同時に
アライメントマークを印刷して設ける場合には適用でき
ない。
【0015】これに対し、アライメントマーク検出器を
被印刷体の下方に設ける方法は、被印刷体定盤に特殊な
工夫が必要となるが、被印刷体が非常に薄い場合や、印
刷機の構造上被印刷体定盤の側方にアライメントマーク
検出器を設置するだけの物理的余裕がない場合にも適用
可能である。
【0016】特にアライメントマーク検出器が光学セン
サーであり、被印刷体がガラス等の透明体である場合に
は、多色印刷の第1色目の印刷時に同時にアライメント
マークを印刷して設ける場合にも適用できるほか、2色
目以降の見当ずれの検出にも利用できる等、有利な点が
多い。
【0017】以下、後者の一実施例につき図面を参照し
つつ詳細に説明する。印刷機1は平台オフセット印刷機
で、架台2に台車3が水平方向に移動可能に支持される
とともに、前記架台2にブランケット胴4が垂直方向に
移動可能に支持されている。またこの印刷機1は、台車
3の移動によって印刷版9へのインキ供給が行われるよ
うに設けられていて、インキング装置5が架台2に上下
移動可能に取付けられている。前記台車3上には被印刷
体定盤6が固設されてその上に被印刷体8が印刷サイク
ル毎に載置されるとともに、台車3上に版定盤7が固設
されてその上に印刷版9が載置されている。
【0018】上記印刷機1は次の通り動作して印刷を行
う。まず台車3が原点位置(図示した位置)にある状態
で被転写体定盤6上に被印刷体8が載置されると、台車
3は印刷版9がインキング装置5の下部に来る様に図の
左方へ移動し、ここでインキング装置5を印刷版9に当
接する様に降下させた状態で台車3を水平移動させてイ
ンキング動作を行う。
【0019】インキングが終了したらインキング装置5
を上昇させ、印刷版9がブランケット胴4の下部に来る
様に台3車が図の右方へ移動し、ここでブランケット胴
4に巻かれたブランケット10の表面が印刷版9に当接
する様にブランケット胴4を降下させ、台車3を水平移
動するとともにブランケット胴4をこれと同期して回転
させて印刷版9上のインキをブランケット10表面に移
動させる。
【0020】転移が終了したらブランケット胴4を上昇
させ、被印刷体8がブランケット胴4の下部に来るよう
に台車3を移動し、ここでブランケット10の表面が被
印刷体8の表面に当接する様にブランケット胴4を降下
させ、台車3を水平移動するとともにブランケット胴4
をこれと同期して回転させてブランケット10上にイン
キを被印刷体8の表面に転移させる。これが終了したら
ブランケット胴4を上昇させ、台車3を原点位置に移動
して全行程を終了する。
【0021】全行程の最初に被印刷体定盤6上に被印刷
体8を載置する際の位置合わせは次の要領で行なう。被
印刷体8は透明なガラス製であってその表面にはアライ
メントマーク11が予め設けられている。このアライメ
ントマーク11を被印刷体定盤6に設けられた窓12を
透してアライメントマーク検出器である台車3の内部に
固設されたCCDカメラ13で撮影し、モニタ(図示せ
ず)で観察しながらアライメントマーク11が所定の位
置に来る様に被印刷体8を被印刷体定盤6上で移動す
る。
【0022】この操作は作業者が手作業で行なっても良
いし、CCDカメラ13で撮影した画像を電算処理して
位置ずれの距離を算出し、被印刷体定盤6に付設した被
印刷体駆動手段(図示せず)で自動的に位置補正を施す
機構としても良い。位置合わせが終了したら真空吸着に
より、被印刷体8を被印刷体定盤6上に固着させ、以後
の行程のため台車3は移動を開始する。
【0023】被印刷体定盤6に設けられたアライメント
マーク観察のための窓12は、被印刷体8が十分な強度
と剛性を有する場合には単なる空孔であっても良いが、
そうでない場合には被印刷体定盤6の当該部分のみがガ
ラス等の透明体から形成されていても良い。また被印刷
体定盤6自体がガラス等の透明体製である場合には特に
設ける必要はない。
【0024】
【発明の効果】本発明のアライメントマークの検出方法
によれば、印刷機の原点復帰精度の影響を受ける事なく
被印刷体のアライメントマークの被印刷体定盤に対する
相対的位置を正確に検出することができ、被印刷体定盤
に対して常に一定の位置に被印刷体を載置固定すること
ができるので、被印刷体定盤上での被印刷体の位置ずれ
に起因する印刷画像の位置ずれを防止する事ができ、位
置精度の優れた印刷物を製造することができ、またその
方法を実現する手段を提供することができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアライメントマークの検出方法を適用
した印刷機の一実施例を模式的に示す側面図である。
【図2】本発明のアライメントマークの検出方法を適用
した印刷機の被印刷体定盤付近を示す部分拡大斜視図で
ある。
【図3】図2とは別な例による本発明のアライメントマ
ークの検出方法を適用した印刷機の被印刷体定盤付近を
示す部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1…印刷機、2…架台、3…台車、4…ブランケット
胴、5…インキング装置、6…被印刷体定盤、7…版定
盤、8…被印刷体、9…印刷版、10…ブランケット、
11…アライメントマーク、12…窓、13…CCDカ
メラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 四郎 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アライメントマークを有する板状体を移動
    可能な定盤上に固定する際の位置合わせの為のアライメ
    ントマークの検出方法であって、該定盤の移動に拘らず
    該定盤に対する相対的位置が固定されたアライメントマ
    ーク検出器によって、該アライメントマークを検出する
    ことを特徴とするアライメントマークの検出方法。
  2. 【請求項2】前記アライメントマーク検出器が前記定盤
    の下方に設置されていることを特徴とする、請求項1に
    記載のアライメントマークの検出方法。
  3. 【請求項3】アライメントマーク検出器が光学センサー
    であり、かつ前記定盤が透明体からなることを特徴とす
    る、請求項2に記載のアライメントマークの検出方法。
  4. 【請求項4】アライメントマーク検出器が光学センサー
    であり、かつ前記定盤の前記アライメントマーク当接部
    に、アライメントマーク検出用窓が設けられていること
    を特徴とする、請求項2に記載のアライメントマークの
    検出方法。
  5. 【請求項5】アライメントマーク検出器が光学センサー
    であり、かつ前記アライメントマークが前記板状体の前
    記定盤面に接する側の面に設けられていることを特徴と
    する、請求項2〜4のいずれかに記載のアライメントマ
    ークの検出方法。
  6. 【請求項6】アライメントマーク検出器が光学センサー
    であり、前記板状体が透明体であり、前記アライメント
    マークが該板状体の前記定盤面に接しない側の面に設け
    られていて、該板状体を透して該アライメントマークを
    検出することを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに
    記載のアライメントマークの検出方法。
  7. 【請求項7】前記アライメントマークが前記板状体の側
    面に設けられており、前記アライメントマーク検出器が
    前記定盤の側方に設けられていることを特徴とする、請
    求項1に記載のアライメントマークの検出方法。
  8. 【請求項8】台車上に被印刷体定盤が設けられている枚
    葉印刷装置において、台車上のアライメントマークの下
    方に対応する位置にアライメントマークに向けた光学セ
    ンサーが設けられ、かつ、被印刷体定盤の少なくともア
    ライメントマークに対応する位置が透明であることを特
    徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】台車上に被印刷体定盤が設けられている枚
    葉印刷装置において、被印刷体載置部の側方に対応する
    位置に被印刷体のアライメントマークに向けた光学セン
    サーが設けられていることを特徴とする印刷装置。
JP5083003A 1993-04-09 1993-04-09 アライメントマークの検出方法及び印刷装置 Pending JPH06293131A (ja)

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JP5083003A JPH06293131A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 アライメントマークの検出方法及び印刷装置

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JP5083003A JPH06293131A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 アライメントマークの検出方法及び印刷装置

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JPH06293131A true JPH06293131A (ja) 1994-10-21

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ID=13790088

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JP5083003A Pending JPH06293131A (ja) 1993-04-09 1993-04-09 アライメントマークの検出方法及び印刷装置

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JP (1) JPH06293131A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260323A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Udaka Tekkosho:Kk 凸版印刷機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260323A (ja) * 2000-03-14 2001-09-25 Udaka Tekkosho:Kk 凸版印刷機

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