JPH062925A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH062925A
JPH062925A JP4156727A JP15672792A JPH062925A JP H062925 A JPH062925 A JP H062925A JP 4156727 A JP4156727 A JP 4156727A JP 15672792 A JP15672792 A JP 15672792A JP H062925 A JPH062925 A JP H062925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
heating
blower
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4156727A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakada
博之 中田
Mitsuhiro Goto
光宏 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4156727A priority Critical patent/JPH062925A/ja
Publication of JPH062925A publication Critical patent/JPH062925A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転開始直後の不快な冷風吹出しや、風量不
足を解消し、運転開始から冷・暖房運転への快適な旅行
を目的とする。 【構成】 冷房時の送風装置と電動弁を制御するための
冷房運転制御手段と、暖房時のそれを制御するための暖
房運転制御手段に加え、運転開始直後の送風装置を制御
するための運転初期制御手段を設け、運転開始直後の室
内空気温度に従って送風装置の回転数を制御する構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は熱交換器内を通過する
熱媒体温度を検知し、冷房・暖房を自動で切替える制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の空気調和機の全体構成図で
ある。以下、図5について説明する。1は回転数を制御
できる駆動モータを有する送風装置、2は熱媒体と上記
送風装置1により供給される室内空気とを熱交換させる
熱交換器、3はこの熱交換器2への熱媒体供給量を制御
する電動弁、7は上記送風装置1、熱交換器2、電動弁
3などからなるファンコイルユニットである。また、1
0は配管温度検知器5により検出した温度値によって冷
暖房を切替えるための冷暖房判定手段、25a、25b
は運転開始から一定時間経過するまでの間、送風装置1
と電動弁3を制御するための初期暖房制御手段及び初期
冷房制御手段、また、11a、11bは運転開始から一
定時間経過後の送風装置1と電動弁3を制御するための
暖房運転手段及び冷房運転制御手段である。
【0003】次に従来装置の動作を図6、図7、図8に
つき説明する。運転開始直後、電動弁3を全開にし、熱
交換器2内に熱媒体を供給する。これと同時に配管温度
検知器5により、熱媒体温度を検知し、この温度が予め
決定された温度値(図6では30℃)以上の場合は、初
期暖房制御手段25aにより初期暖房制御を行う。室内
空気温度検知器4により検知した温度値から温度設定器
8により予め設定された温度値を差し引いた温度値(図
7ではTと表現)が、予め決定された温度値(図7では
−1.5℃)以下であれば、送風装置1を強回転させ電
動弁3を全開にする。また上記温度値Tが、予め決定さ
れた温度範囲内(図7では−1.5℃を越え、1.5℃
未満)の場合であれば、送風装置1を中回転させ電動弁
3を全開にする。上記温度値Tが前記の条件を満たさな
い場合は、送風装置1を弱回転させ、電動弁を全開にす
る。一方、運転開始直後、配管温度検知器5により検知
した温度値が予め決定された温度値(図6では30℃)
未満であれば、初期冷房手段25bにより初期冷房制御
を行う。初期冷房制御は図8に示す通りである。
【0004】次に、運転開始から一定時間経過すると
(図6では2分)、配管温度検知器5により検知した温
度値が、予め決定された温度値(図6では30℃)以上
の場合、暖房運転制御手段11aにより、送風装置1と
電動弁3を制御する。暖房運転制御手段11aによる制
御内容は図3に示す通りである。室内空気温度検知器4
により検出した温度値から温度設定器8により予め設定
された温度値を差し引いた温度値(図3ではTと表現)
が、予め決定された温度値(図3では−1.5℃)以下
であれば、送風装置1を強回転させ電動弁3を全開にす
る。また上記温度値Tが予め決定された温度範囲内(図
3では−1.5℃を越え、1.5℃未満)の場合であれ
ば、送風装置1を中回転させ電動弁3を中間開度にす
る。上記温度値Tが前記の条件を満たさない場合は、送
風装置1を弱回転させ、電動弁を全閉にする。一方、運
転開始から一定時間経過(図6では2分)した時点で配
管温度検知器5により、予め決定された温度値(図6で
は30℃)未満の値を検知した場合は、冷房運転手段1
1bにより冷房運転制御を行う。冷房運転制御の内容
は、図4に示す通りである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は以
上のように構成されているので、暖房負荷での運転開始
時、熱交換器に供給される熱媒体によって熱交換器が充
分温まらないうちに、初期冷房制御に入り、送風装置の
回転を開始し、冬場の冷風吹出しという問題点があっ
た。一方、冷房負荷時での運転開始直後は、配管温度検
知器5によって検知された配管温度が一定値(図6では
30℃)より高いため、初期暖房制御により送風装置が
制御され、送風装置は弱回転を開始する。この結果、夏
場の運転開始直後、風量不足という問題点があった。
【0006】この発明は前記のような問題点を解消する
ためになされたもので、暖房負荷時の運転開始直後の冷
風吹出し並びに冷房負荷時の風量不足を解消して運転開
始直後における快適な空気調和への移行を目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は運転開始直後、室内空気温度検知器によって検知し
た室内空気温度値に基づき運転初期制御手段が送風装置
を停止、または強回転に制御する。そして運転開始から
一定時間経過後、配管温度検知器によって検知した温度
値によって冷・暖房判定手段が冷房運転制御か、或いは
暖房運転制御かを判定し、この判定結果に基づき冷暖房
運転制御手段が冷・暖房運転を行なう。
【0008】
【作用】この発明における空気調和機は、運転初期制御
手段を設け、運転開始直後の室内空気温度により、送風
装置を停止、または強回転に制御するので、運転開始直
後、熱交換器温度が安定していない時点における暖房負
荷時の冷風吹出し、或は冷房負荷時の風量不足を解消
し、冷・暖房運転への移行が快適となる。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本発明による空気調和機の全体構成図であ
る。本図において6は、運転開始直後の送風装置1を制
御する運転初期制御手段9と、配管温度検知器5により
検知された温度値に従って、冷房、暖房を判定する冷暖
房判定手段10、暖房時の、送風装置1と電動弁3を制
御するための暖房運転制御手段11a、冷房時の送風装
置1と電動弁3を制御するための冷房運転制御手段11
bなどからなる制御装置である。
【0010】次に本制御装置の作用を図2について説明
する。運転開始直後、ステップ12により、電動弁3を
開き、熱交換器2に熱媒体を供給し始める。このとき、
吸込空気温度検知器4により検知した温度がある一定温
度(23℃)未満であればステップ14aにより、送風
装置を停止し、冷風の吹出しを防止する。
【0011】次に、一定時間経過後(10分)、配管検
知器5により配管温度を検知し、その温度値が一定温度
(30℃)以上であればステップ18aの暖房運転制御
に入り、送風装置1と電動弁3を制御する。以上が暖房
運転動作である。なおステップ18aにおける制御内容
については、図3に示す通りである。
【0012】一方、冷房運転動作は、運転開始直後、ス
テップ12により、電動弁3を開き、熱交換器2に熱媒
体を供給する。このとき、室内空気温度検知器4により
検知した温度がある一定温度(23℃)以上であればス
テップ14bにより送風装置1を強回転させ、運転開始
時の風量不足を防止している。
【0013】次に、一定時間経過後(10分)、配管温
度検知器5により配管温度を検知し、その温度値が一定
温度(30℃)未満であればステップ18bの冷房運転
制御に入り、送風装置1と電動弁3を制御する。
【0014】ここで暖房運転制御と、冷房運転制御につ
いて、それぞれ図3、図4を用いて説明する。図3は、
暖房運転制御手段11aによる送風装置1と電動弁3の
制御内容である。暖房運転制御手段11aに入ると、室
内空気温度検知器4により検知した温度値から予め温度
設定器8により設定された温度値を差し引く。ステップ
19において、例えばこの差し引いた値Tが有る基準値
(−1.5℃)以下であれば、ステップ21の送風装置
強回転、電動弁全開の制御になる。以上の制御により、
暖房負荷の大小に応じて送風装置と電動弁の状態を決定
する。(詳細は、従来の技術と同一)
【0015】一方、冷房運転制御手段11bによる送風
装置1と電動弁3の制御は、図4に示した通りである。
【0016】実施例2.なお、実施例1では暖房運転制
御、冷房運転制御の判定に、運転開始から10分経過時
の配管温度値を使用したが、10分経過時の配管温度値
のかわりに、ある一定時間内に、配管温度値が、上昇傾
向にあるのか下降傾向にあるのかで判定してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば運転初
期制御手段が運転開始直後の送風装置の回転数を室内空
気温度値により決定し、運転開始から一定時間経過後、
配管温度検知器の検出温度値により冷暖房運転制御を判
定し、この判定結果に基づいて、冷暖房運転制御手段
が、冷房運転或は暖房運転を行なうように構成したの
で、暖房負荷時(冬場)の冷風吹出しや、冷房負荷時
(夏場)の風量不足を解消でき、冷・暖房運転への移行
が快適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による空気調和機の全体構
成図である。
【図2】この発明の空気調和機の動作フローチャートで
ある。
【図3】暖房運転制御手段の動作フローチャートであ
る。
【図4】冷房運転制御手段の動作フローチャートであ
る。
【図5】従来の空気調和機の全体構成図である。
【図6】従来の空気調和機の動作フローチャートであ
る。
【図7】従来の空気調和機における初期暖房制御手段の
動作フローチャートである。
【図8】従来の空気調和機における初期冷房制御手段の
動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 送風装置 2 熱交換器 3 電動弁 4 室内空気温度検知器 5 配管温度検知器 6 制御装置 9 運転初期制御手段 10 冷暖房判定手段 11a、11b 冷暖房運転制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転数を制御できる駆動モータを有する
    送風装置と、熱媒体と上記送風装置により供給される室
    内空気とを熱交換させる熱交換器と、この熱交換器への
    熱媒体供給量を制御する電動弁と、上記室内空気温度を
    検出する室内空気温度検知器と、上記熱媒体温度を検出
    する配管温度検知器と、上記室内空気温度検知器により
    検知した温度値が予め決定された基準温度値よりも高い
    か低いかにより、送風装置を強回転させるか停止させる
    かを判断する運転初期制御手段と、運転開始から一定時
    間経過後、上記配管温度検知器により検出した温度値に
    よって暖房運転制御或は冷房運転制御を判定する冷暖房
    判定手段、及びこの冷暖房判定手段によって判定された
    結果に基づき冷房運転、或は暖房運転を行なう冷・暖房
    運転制御手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
JP4156727A 1992-06-16 1992-06-16 空気調和機 Pending JPH062925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4156727A JPH062925A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4156727A JPH062925A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH062925A true JPH062925A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15634014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4156727A Pending JPH062925A (ja) 1992-06-16 1992-06-16 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062925A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132632A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調装置の運転方法
JP2008151437A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Yamatake Corp 空調設備運転制御装置および方法
KR100897612B1 (ko) * 2002-07-03 2009-05-14 엘지전자 주식회사 에어컨의 초기 냉방운전 제어방법
JP2012011927A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 車両用液体循環システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897612B1 (ko) * 2002-07-03 2009-05-14 엘지전자 주식회사 에어컨의 초기 냉방운전 제어방법
JP2007132632A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Takasago Thermal Eng Co Ltd 空調装置の運転方法
JP2008151437A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Yamatake Corp 空調設備運転制御装置および方法
JP2012011927A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Panasonic Corp 車両用液体循環システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001304645A (ja) 空気調和装置
JPS60188743A (ja) ヒートポンプ式空気調和機の運転制御方法およびヒートポンプ式空気調和機
JPH11287502A (ja) 空気調和機
JP3282719B2 (ja) 空気調和機の室内送風制御装置
JP3438280B2 (ja) 空調換気装置
JP2668637B2 (ja) 遊技場における空気調和機の省エネルギー制御方法
JPH10197028A (ja) 空気調和機
JP3760753B2 (ja) 熱交換換気装置
JPH062925A (ja) 空気調和機
JP4391125B2 (ja) 熱交換換気装置
JP3143195B2 (ja) 空気調和装置
CN218068681U (zh) 基于全热交换器的新型温湿度控制系统
JPH0136016B2 (ja)
JP4479111B2 (ja) 空気調和機、及び空気調和機の制御方法
JPS5932731A (ja) ウインド形空気調和機
JPH08128707A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH01225864A (ja) 空気調和機の電動膨張弁制御装置
CN116697539A (zh) 一种空调器的控制方法、装置、空调器和存储介质
JPH0518586A (ja) 空気調和機
JPS6131844A (ja) Vav空調装置の制御方式
JPH0585155A (ja) 車両用空調制御装置
JPS6226691Y2 (ja)
JPH0126488Y2 (ja)
JPH06123518A (ja) 空調給湯装置
KR960005775B1 (ko) 온수식 난방장치