JPH06292162A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH06292162A
JPH06292162A JP16154892A JP16154892A JPH06292162A JP H06292162 A JPH06292162 A JP H06292162A JP 16154892 A JP16154892 A JP 16154892A JP 16154892 A JP16154892 A JP 16154892A JP H06292162 A JPH06292162 A JP H06292162A
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JP
Japan
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coding
image
buffer memory
encoding
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP16154892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoriyasu Takeguchi
順康 竹口
Takatoshi Nishio
卓敏 西尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16154892A priority Critical patent/JPH06292162A/ja
Publication of JPH06292162A publication Critical patent/JPH06292162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像信号を効率良く伝送蓄積するための画像
符号化装置において、並列処理の画像符号化レート制御
手段を改善する装置を提供することを目的とする。 【構成】 分割画像信号に対応するN個の符号化手段12
〜15が発生するN個の情報量をバッファメモリ11の残量
とともにレート制御手段18で参照することによりN個の
符号化手段12〜15の量子化器に適切な量子化ステップ値
を指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号の蓄積、伝送に
鑑み、画像信号を効率良く符号化するための画像符号化
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像データは情報量が多く、データの蓄
積伝送においてコストアップ要因になるため、信号を高
能率に符号化し、低速で蓄積伝送するための画像符号化
装置の開発が進められている。
【0003】従来例として、動き補償フレーム間予測+
DCTによる符号化(ハイブリッド符号化)装置につい
て説明する。図3はハイブリッド符号化装置を示し、41
は比較器、42は減算器、43は変換器、44はしきい値比較
器、45は量子化器、46は逆量子化器、47は逆変換器、48
は加算器、49はフレームメモリ、50は動き検出器、51は
合成器、52はバッファメモリである。
【0004】入力画像信号406 は前フレームと現フレー
ムから減算器42で差分をとったフレーム間信号とフレー
ム内信号のエネルギーを比較器41で比較し、スイッチ53
で切り替えられる。選ばれたモードのブロック信号は変
換器43で変換され、量子化器45で量子化され符号化デー
タ404 を出力する。符号化データ404 は逆量子化器46,
逆変換器47により復号化され、フレーム間信号の場合は
加算器48で前フレームの信号と加算されてフレームメモ
リ49に書き込まれる。動き検出器50は前フレームと現フ
レームの間のブロック単位の動きベクトルを検出し、フ
レームメモリ49の読み出しを制御する。合成器51には主
信号の符号化データ404 以外に比較器41の出力の符号化
モード401 ,量子化しきい値402 ,量子化ステップ403
,動きベクトル405 などのサイド情報が入力されて所
定のフォーマットに合成される。合成器51の出力はバッ
ファメモリ52でバッファ制御された後に出力される(た
とえば、特開昭63−287186号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では高精細度テレビジョンのように高速の画像信号を扱
う場合、1系統の符号化器では装置を構成する素子の速
度不足のために処理ができなくなる。
【0006】本発明は符号化の並列処理を前提として多
重化信号のレート制御手段を含む画像符号化装置を提供
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化装置
は、入力画像信号を蓄積しN個の領域(Nは2以上の整
数)に分割する画像蓄積手段と、前記画像蓄積手段のN
個の出力をそれぞれ符号化するN個の符号化手段と、前
記符号化手段のN個の出力を多重化して符号化出力を得
ると同時にN個の各符号化手段の出力の情報発生量を出
力する多重化手段と、符号化出力の平滑化のためのバッ
ファメモリを有し、バッファメモリの残量を出力するデ
ータ蓄積手段と、前記N個の情報発生量と前記バッファ
メモリの残量を参照して前記符号化手段のそれぞれに対
して量子化ステップを指定するレート制御手段とを設
け、前記データ蓄積手段の出力から前記入力画像信号の
符号化出力を取り出すことを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、並列処理を行なっている符
号化手段の情報量を参照しながら各符号化手段のレート
制御を行なうために、画像の局所的性質に応じて情報量
の多い符号化ブロックに多くのデータを割り振るように
制御したり、逆に各符号化手段の情報量がひとしくなる
ように制御したりすることが、レート制御手段のアルゴ
リズムで自由に設定できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の画像符号化装置を一実施例に
基づいて説明する。図1は本発明の画像符号化装置を示
す。入力画像信号101 は画像蓄積手段11に1フィールド
分書き込まれる。画像蓄積手段11では蓄積した1フィー
ルド分の画像信号を、例えば図2に示すようにN=4に
領域A,B,C,Dに分割し、領域Aを分割画像信号10
2 に出力し、領域Bを分割画像信号103 に出力し、領域
Cを分割画像信号104 に出力し、領域Dを分割画像信号
105 に出力している。この分割画像信号102,103,104,10
5 は同時に読み出され、それぞれ第1の符号化手段12、
第2の符号化手段13、第3の符号化手段14、第4の符号
化手段15に入力される。第1〜第4の符号化手段12〜15
では、例えば、ハイブリッドDCTの符号化の後にDC
T係数が量子化され、さらに可変長符号化、ランレング
ス符号化が併用されて最終的な符号化データ106,107,10
8,109 が出力される。これらの符号化データは多重化手
段16に入力される。多重化手段16では、符号化データ10
6 〜109が所定のフォーマットにしたがって合成され、
多重符号化データ110 として出力されるとともに、同時
に符号化データ106 に対応する情報量112 ,符号化デー
タ107 に対応する情報量113 ,符号化データ108 に対応
する情報量114 ,符号化データ109 に対応する情報量11
5 が出力される。
【0010】多重符号化データ110 はデータ蓄積手段17
のバッファメモリに書き込まれる。データ蓄積手段17は
可変長符号化されたために単位画像当たりの情報量が一
定になっていないデータを平滑化して一定のビットレー
トて出力するための手段であり、バッファメモリの残量
116 を出力し、さらに最終的なビットストリーム111を
出力する。
【0011】レート制御手段18は4つの符号化手段の符
号化データ情報量112 〜115 とバッファメモリの残量11
6 の値から、第1〜第4の符号化手段12,13,14,15の
各量子化ステップ117,118,119,120 を計算して、それぞ
れの第1〜第4の符号化手段12,13,14,15に量子化ス
テップを指定する。具体的には、バッファメモリの残量
116 が少なくなったときは、量子化ステップ値を大きく
して符号化情報量を減少させて、オーバーフローが発生
しないように、また逆にバッファメモリの残量116 が多
くなったときは、量子化ステップ値を小さくして符号化
情報量を増加させてアンダーフローが発生しないように
制御する。本発明ではバッファメモリ残量116 以外に各
符号化手段の情報量112 〜115 を参照することにより各
符号化手段の量子化器に対して異なる量子化ステップ値
を設定できるために、画像の局所的な性質に応じたきめ
細かな制御が可能になる。
【0012】なお、本実施例では画像分割数をN=4と
したが、これに限るものではなく、2以上の任意の整数
値をとりうる。また図2に示した分割方法は一例であっ
てこれのみに限定されるものではなく、領域のオーバー
ラップも許すものとする。さらに本実施例では符号化方
式としてハイブリッド符号化+可変長符号を挙げたが、
これに限るものではなく、任意の符号化方式が含まれ
る。
【0013】上記の実施例では、画像蓄積手段11は画像
信号の1フィールド分のデータを蓄積分割するものとし
て説明したが、これは画像信号の1フレーム分のデータ
を蓄積分割するものであっても同様である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、レート制
御手段の入力として、バッファメモリの残量以外に各画
像分割ブロックの符号化手段の情報発生量を使うため
に、画像の局所的性質に応じた符号化が可能になり、復
号画像の主観評価を良くすることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像符号化装置の一実施例のブロック
図である。
【図2】同実施例の画像蓄積手段の画像の分割状態の一
例を示す模式図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
11 画像蓄積手段 12〜15 第1〜第4の符号化手段 16 多重化手段 17 データ蓄積手段 18 レート制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号を複数領域に時分割して分割後
    の各領域に対して並列に符号化処理を行う画像符号化装
    置であって、入力画像信号を蓄積しN個の領域(Nは2
    以上の整数)に分割する画像蓄積手段と、前記画像蓄積
    手段のN個の出力をそれぞれ符号化するN個の符号化手
    段と、前記符号化手段のN個の出力を多重化して符号化
    出力を得ると同時にN個の各符号化手段の出力の情報発
    生量を出力する多重化手段と、符号化出力の平滑化のた
    めのバッファメモリを有し、バッファメモリの残量を出
    力するデータ蓄積手段と、前記N個の情報発生量と前記
    バッファメモリの残量を参照して前記符号化手段のそれ
    ぞれに対して量子化ステップを指定するレート制御手段
    とを設け、前記データ蓄積手段の出力から前記入力画像
    信号の符号化出力を取り出す画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 画像蓄積手段は、画像信号の1フィール
    ドまたは1フレーム分のデータを蓄積分割するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
JP16154892A 1992-06-22 1992-06-22 画像符号化装置 Pending JPH06292162A (ja)

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JP16154892A JPH06292162A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 画像符号化装置

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JP16154892A JPH06292162A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 画像符号化装置

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ID=15737205

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JP16154892A Pending JPH06292162A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 画像符号化装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62176374A (ja) * 1986-01-30 1987-08-03 Canon Inc 画像データ処理装置
JPS6462782A (en) * 1987-09-02 1989-03-09 Fujitsu Ltd Data compression and expansion control system
JPH0316491A (ja) * 1989-06-14 1991-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動画像符号化装置

Patent Citations (3)

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